総力かけてすべての幸せを叶える不動産サービス|株式会社リロパートナーズ

 2024年7月22日

企業の福利厚生と住まいをサポートする東証プライム上場「リログループ」。

その中で「リロの不動産」として、国内で総合不動産サービスを提供している株式会社リロパートナーズさんに今回インタビューを行いました。

「全国的な知名度はまだまだですが」採用ご担当の木寺様が前置きをする中で、名だたる不動産会社と肩を並べる全国第6位の実績と評価があること、全国展開をする中でも徹底した地域密着型経営にこだわっていることを教えていただきました。

住む人の幸せ・働く人の幸せにも真摯に向き合うアットホームさが魅力の不動産会社。

どのような事業を行い、どんな人が働いているのでしょうか?
それでは、見ていきましょう。

株式会社リロパートナーズの事業内容

Q:事業内容について学生にもわかりやすいように、概要を教えてください

私たちは、総合不動産会社として不動産業のあらゆることをやっています。主力事業は、賃貸仲介業と管理業になり、新卒採用においては、これらの領域への配属が主流になっています。

また、リロパートナーズでは全国各地に多数の事業会社を擁しており、エリアごとに仲介事業と管理事業どちらも提供できる体制を布いています。

賃貸管理業の主なお客様は物件を所有するオーナー様です。物件の管理やトラブル対応、家賃回収、退去後のリフォーム手続きなど、さまざまな煩雑な業務を代行します、というのが私たちの役割です。
特に高齢のオーナー様はPC操作も難しい方々も多いので、そのオーナー様に代わって月々手数料をいただいて管理業務を行っています。物件の入居者様のトラブル対応など、入居者様に対するサービスもあります。

賃貸管理業の営業職のお仕事・売上の上げ方の説明をすると、物件の外壁工事だったりとか、退去後のリフォーム工事などで必要になってくる業者を代理で選定して受注し、その手数料によって営業担当の売上が決まります。
例えば、20棟のマンションを全室リフォームするとなると、1受注で400〜500万円が自身の成績になってきます。賃貸仲介業より、営業力や提案力が求められるように感じています。

Q:同業他社とは違うリロパートナーズの魅力を教えてください。

〈リロパートナーズの3つの魅力〉

  1. 全国転勤がない働き方が叶える「本当の地域密着サービス」
  2. 「住んだ後の幸せ」も提供する入居者サービス
  3. グループ内でリスクを補い合えるビジネスモデル

1.全国転勤がない働き方が叶える「本当の地域密着サービス」

私たちは全国第6位の賃貸仲介会社でありながら、トップ10に入る大手の企業には珍しい「全国転勤がない」という点が大きな特徴の1つになるかと思います。

運営上はやっぱり全国転勤ありの採用にした方が、大きな会社としてはやりやすいというのが本音ですが、それ以上に私たちは「お客様に地域に根ざした情報提供ができること」を大切にしています。

具体的に言うと、「この物件の近くにスーパーがありますよ」以上に「このスーパーは夜12時まで開いてるんですよ」と伝えられるようになってほしい。この違いが私たちは何よりも大事だと思っていて、そこまで情報を伝えられるまでには、ある程度の時間が必要だよねと思っています。

だから異動の頻度を最小限に抑えることは、本質的な「地域密着サービス」を体現するために、地域の情報が出やすい環境を会社としてこだわりを持って整えているっていうようなところですね。

2.「住んだ後の幸せ」も提供する入居者サービス

私たちにしかできないことで言うと、グループ事業の1つである福利厚生サービス「リロクラブ」が付帯した物件・入居者サービスを提供していることですかね。

私たちの管理物件に入居していただいた方には、有名ホテルステイやリゾート施設の割引だったり、スーツが半額で購入できたり、総計12万コンテンツを利用できる福利厚生サービスが、入居者特典として使えるんです。

グループ内で提供しているサービスコンテンツを、リロパートナーズでも活かしつつ、お客様へも単なる物件紹介で終わらせず、「住んだ後の幸せ」にも繋げていくことができる。

まさにこの「リロクラブ」の提供こそ、私たちにしかできない付加価値サービスだと思っています。

3.グループ内でリスクを補い合えるビジネスモデル

また「リロクラブ」についてですが、このサービスは本来、法人向けの従業員福利厚生サービスであり、何百万人ものクライアントから毎月約1000円ずつ支払っていただいているサブスクリプションビジネスです。

コロナ禍では、グループ内のホテル再生事業を手掛ける会社が大きくマイナス影響を受けたものの、一方で、リロクラブのようなストック性の高いビジネスがグループを支えてくれていたり、同時期ではリロパートナーズの業績は好調でもありました。

1つのビジネスで成り立っている他の会社よりも、リスク分散ができて、会社全体で好・不況の波を超えられる体力があることは、従業員にとって安心して働き続けられる要素の一つにはなっているかなと思います。

株式会社リロパートナーズの働き方

Q:新卒社員の1日のスケジュールを教えてください

関西エリアの事業所で仲介営業経験がある
入社3年目の荒川さん(人事)からお話を伺いました。

新卒で配属された店舗での1日(一例)

9:00 | メールチェック
9:15 | 朝礼、スケジュール確認
9:30 | 新着物件確認・反響対応
10:00 | 事前予約のお客様応対、物件の写真撮影等
13:00 | 昼食休憩
14:00 | 事前予約のお客様応対、物件の写真撮影等
17:00 | SUUMO掲載作業、事務処理等
18:00 | 退社(時刻は日によって異なる)

Q:お客様対応で意識していたことはありますか?

荒川さん)
私が2年間勤務していた店舗では、お客様応対は店舗全体で応対しよう、ということを大切にしていました。

知識量はエリアに精通している10年目の店長と、私や新卒の子ではもちろん大きく異なります。
一方で、20代で独り暮らしを検討される女性のお客様は、30代の男性店長よりも私の方が同じ目線で会話ができたりします。

一人の担当に任せず、お客様にとってベストで居心地のいい提案を、店舗で叶えることは全員で意識していましたね。

株式会社リロパートナーズの社風や制度

Q:会社は、どのような雰囲気ですか?

不動産業界といえば、ガツガツ売るぞ!というイメージが強いかもしれません。
一方で、私たちはグループで支え合う安定したビジネスモデルがあるので、実際のところガツガツ売らなくても生き残っていけます。
その点で、目標数字に対するプレッシャーが小さいことは、他社の不動産営業とは大きく異なる点かなとおもっています。

なので、不動産業界に興味はあるけれど、体育会系のガツガツした感じが苦手な人にもハマりそうな社風かな、とも思っています。

ノルマや数字だけを重視するのではなく、お客様にしっかり寄り添うことがどこよりもできそうだな、それが望ましいな、と感じて入社してくれています。
先輩たちもそのような価値観を持つ人が多いからこそ、他社に比べて、アットホームな雰囲気だと感じてもらえるのではないでしょうか。

また、弊社の離職率が低いことも魅力なのですが、その理由の一つにも、お互いに似通った価値観を持った、年齢の近い社員と一緒に働ける環境があることが挙げられるかなと思っています。
ガツガツ体育会系ではなく、お客様に寄り添う姿勢を大切にしている人が多いため、一体感のある雰囲気になるのでしょうね。

あとは、休日が固定の水曜日ともう1日の不定休ではあるので、自然と同僚の人と仲良くなるようですね。同期同士で旅行したよ、とかも結構聞きますね。

Q:キャリア制度や福利厚生には、どのようなものがありますか?

〈キャリア制度〉

リログループでは、社員一人ひとりが主人公として働くことが1番会社にとって利益になるよね、という「全社員経営参加」という考えのもと、複数のキャリア支援制度を設けています。

その1つが、「グループ内公募制度」です。
これは、リロパートナーズだけでなくリログループ全体で適用されるもので、2年以上勤務すれば他グループ企業への異動希望の申告が可能です。大体9割の希望者が異動できる制度のため、社内のFA(フリーエージェント)制度のようなものと捉えていただければ良いと思います。

他には、「未来創造ファンド」という制度もあります。これは、社員が自ら新規事業を提案し、プレゼンテーションをしてOKがでると、4〜5000千万円の立ち上げ資金を会社から渡されます。
近年、会社としてもこの制度を強く推奨しており、新たな事業の柱になりうる社員のアイデアを積極的に応援していこうとしているようです。

つまり、社員のやりたいことを応援することがグループの発展になるよね、という考え方が根付いているので、このようなキャリア支援制度や仕組みが多くあるのも特徴です。

〈グループ福利厚生サービス「リロクラブ」について〉

木寺さん)
私は「リロクラブ」の提供コンテンツの中でも、ホテルなどが割引特典をよく活用しています。例えば、ディズニーランドの近くにあるリゾートホテルが、週末なのに1泊3000円で泊まれてしまいます。

昔付き合っていた彼女の分も併せて2泊3日で予約したことがあるのですが、1泊1名分の価格のような安さに不信に思ってしまったほどで、予約の確認のために電話したほどです。(笑)

また、友人と一緒に映画のチケットを割引価格で購入したり、大阪の空庭温泉で岩盤浴をリーズナブルに楽しんだ経験もあります。

荒川さん)
私は、通常大人1800円〜2000円する映画の鑑賞チケットが、「リロクラブ」の特典で1300円になったので、友人の分も購入したことがあります。

あとは、大阪の岩盤浴付きのスパ施設の1日利用券を、ほぼ半額の価格で同期と楽しんだことがあります。

株式会社リロパートナーズの求める人物像

Q:求める人物像を教えてください

これはもう1つだけです、「3年続けられる人財かどうか」。

業績に直結するほどの活躍ができる人財でなくても問題ありません。
3年間勤務すればみんなが幸せになれると思っているからです。

せっかく入社したのに早期離職を選ぶことになるっていうのが、誰も幸せにならないというか、本人もそうですし、会社もそうですし、私も寂しいですし。

本人にとっても、例えば、後に転職を考えた場合、「不動産業を3年間経験しているんですね」と大きな業績がなくてもその経験が転職活動に有利になると思います。
3年間勤務すれば、会社にとって採用や教育への投資が回収できると思いますし、全ての人が幸せになれるボーダーが「3年間仕事を続けること」にあると思っています。

もちろん会社としても、バリバリ成長したその先を考えてくれることにも大きく期待していますが、お金のために働くことだったり、その人の仕事の目的を否定することは誰もできないと思っています。

ですから、どんな条件でもいいので「3年間続けてくれること」だけですね、求めていきたいです。

Q:採用の際に重視しているポイントを教えてください

学生がやりたいことが「リロパートナーズでやる理由があるかどうか」を基本的に見ています。

例えば「接客業をやりたい」という人はそれでも良いですが、それだけではNGです。
確かにリロパートナーズは接客業ではあるんですが、会社や仕事にはやはり大変なこと、きついこと、辛いこともあります。
その時に「接客業をやりたい」という理由だけだと、例えば大変なことがあった時に「ここじゃなくても良かったし、保険でもブライダルでも良かったしな」と思ってしまうと、離職が簡単になってしまうんです。

そうではなく、大変なことが起こる前提のもと、「それでもリロパートナーズで働きたい」と思える人が重要です。
具体的には、「他にはないリロパートナーズのここが魅力だ」「リログループはこうだから」という明確な理由を持っている人が、自分で自分を励ませる言葉を持っているかどうかが大切です。
これが、その人が3年続くかどうかの一つのボーダーラインになります。

だからこそ、その点を重視してジャッジしています。
優秀でもその理由がない人は不合格になることもあります。

うちは筆記試験をやらず、年間60名の新卒採用を行うプライム上場企業でありながら、グループワークも行いません。
その代わりに、私は説明会の後、一次選考では単独で年間600人ぐらい面接するんですね。

学力よりも「思い」であったりとか、大事なものがあると考えているので、それを判断するにはやっぱり一人一人と話をすることしかないよね、と。

言うのは簡単ですが、やるのは大変です(笑)
しかし、それが入社後のミスマッチを起こりづらくしている理由にはなるかもしれないです。
1対1の面接を600人も年間で行う採用担当は、日本でもないのではと密かに思っています。(笑)

学生の皆さんへ

Q:最後に学生に一言お願いします。

一言で言うなら、「わがままに就活してほしい」と思っています。

学生にとって就職活動を難しいものにしているのは、合格をもらえることが自分にとっての正解かどうかが分からないところなのかな、と思っています。

例えば、いいなと思った会社に入社しても、実際は違うなと感じて早期離職してしまうことがあります。その場合、その合格は本当に必要だったのかと。

不合格になった方がその人にとって幸せだったかもしれないっていうことが、就活の中には往々にしてあると思っています。

ですので、新卒の就活においては、私は100%新卒が選ぶ側で、企業は選ばれる側だと私は思っています。

会社に合わせて合格を取りに行くのではなく、3年後、5年後に自分が幸せでいられるかどうかを考えたときに、今導き出せた言葉を面接官に伝える。

それで合わなかったら「この会社は自分にはいらないぜ」みたいな感じで(笑)

不合格になることはむしろ良いことだと、早期離職の可能性を逆に早く教えてくれてるんだと思うぐらいに。

会社を上から目線で選んでやるぐらいの、入ってあげようかなくらいの気持ちで、わがままに就活をしていくことをおすすめしたいです。

木寺 諒磨さん

大学卒業後2007年4月に大手飲食店に入社。入社後1年目(23歳)で店長に昇格。
その後、同社で2012年4月から人事(新卒採用担当)となる。
2015年に大手ブライダル会社に転職。1人で50名の新卒採用を行う。
2018年にリログループ入社。現在に至る。人事としては3つの会社で12年になる。
趣味は社会人になってから始めたテニス。2019年に茅ヶ崎市民大会(初中級の部)優勝。
現在は2人の子供の子育てに奮闘中。

    株式会社リロパートナーズ

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