プロフェッショナル人材であらゆる産業にイノベーションを | アウトソーシングテクノロジー

 2024年9月9日

技術系アウトソーシング業界の働き方や仕事について詳しく知っていますか?

今回は、高い技術力を持つエンジニアの育成から技術系アウトソーシング事業を行っている株式会社アウトソーシングテクノロジーにインタビューしました。

人材不足が加速している昨今、同社では、エンジニア(技術者)派遣・請負による技術支援を通して、あらゆる業界や会社にイノベーションを起こしています。

「この世界にある、あらゆる“はたらく”を革新する企業に。」をミッションとし、はたらく人の幸福と、あらゆる産業のイノベーションにつながる世界を実現しようとしています。

それでは、同社の事業、企業文化、働き方などについて詳しく見ていきましょう。

アウトソーシングテクノロジーの事業内容

Q:アウトソーシングテクノロジーの事業内容について教えてください。

アウトソーシングテクノロジーは、高い技術力を持つプロフェッショナルを派遣する「技術系アウトソーシング」を行っています。

まず、「派遣」という言葉がよく使われますが、事務作業や工場作業などのスポット派遣ではありません。

契約上、派遣という言葉が出ますが、当社が行っている事業は正社員として雇用される業態になります。

当社の社員として、各メーカーやサプライヤーの設計や開発、テストや評価をする現場で働いています。

よくイメージされる派遣は、ものづくり業界での製造工程、例えば加工や組み立てなどのライン作業を指すことが多いです。

しかし、当社に関しては、設計・開発の部分から、そのものが実際に動くかどうかを評価するプロセスまでを担当する技術者として、常駐先や取引先で一緒にものづくりに携わることが基本です。

このようなビジネスを通して、お客様先で高い技術力を持ち続ける環境を提供しています。

Q:アウトソーシングテクノロジーの特徴を教えてください。

〈アウトソーシングテクノロジーの3つの魅力〉

  1. SI(システムインテグレーション)機能を持っていること
  2. 様々なキャリアを築ける多種多様なプロジェクト・サポート体制があること
  3. エンジニアのスキル向上を支援する研修や資格取得支援制度が充実していること

1.SI(システムインテグレーション)機能を持っていること

アウトソーシングテクノロジーの大きな強みの一つは、SI(システムインテグレーション)機能を持っていることです。
当社では、「機電系」と呼ばれるハード系領域のエンジニアが多数在籍しており、機械系、電気電子系、半導体、ケミカルなど、幅広い分野でエンジニアリングサービスを提供しています。

現在、機電系の部門には約10,000人、ITセグメントの派遣部門には約6,600人、SI(システムインテグレーション)部門には約1,100人のエンジニアが在籍しており、総勢で約17,700人が働いています。

2.様々なキャリアを築ける多種多様なプロジェクト・サポート体制があること

特に際立っているのは、多種多様なプロジェクトとサポート体制の存在です。

例えば、エンジニアが機械設計だけでなく、組み込み系の電子エンジニアやプログラマー、システム開発者としてのキャリアを築くことができる環境が整っています。

エンジニア自身が自らのキャリアを設計し、さまざまな分野で活躍することもできる柔軟性が当社の強みでもあります。

3.エンジニアのスキル向上を支援する研修や資格取得支援制度が充実していること

当社には、グループの教育機関「KENスクール」や「SI領域の事業部」があり、エンジニアのスキル向上を支援しています。

KENスクールは、ITスクールとしての長い歴史を持ち、機械系、電気電子系、半導体、CADなど多岐にわたる教育プログラムを提供しています。また、当社においても技術管理チームが定期的に研修を行い、エンジニアが常に最新の技術を学べる環境を整えています。

アウトソーシングテクノロジーの社風や制度

Q:会社の雰囲気を教えてください

当社では、エンジニア自身が主体的に取り組む文化が根付いています。

例えば、当社ではエンジニアからの発信で新しい取り組みが生まれることが多く、研修プログラムや社内イベントもその一例です。特に、当社は企業として「鳥人間コンテスト」に参加しており、これはエンジニアの自主的な発案によるものです。

「鳥人間コンテスト」は非常に競争率の高い大会で、参加するには厳しい審査を通過しなければなりません。
昨年、当社は5回目の出場を果たし、今年も参加資格を得ています。

このような取り組みは、エンジニアの自主性と創造性を重視する当社の文化を象徴しています。

当社の事業部門では、エンジニアが提案したアイデアを社内でしっかりと審議し、承認されたものについては必要な予算を確保するなど、エンジニアのアイデアを実現するためのサポートを惜しみません。
エンジニアが主体的にプロジェクトを推進し、会社全体がそれを応援する風土が根付いています。

Q:社員の特徴や共通している点はありますか?

社員には、自分のキャリアを自分で決めることができる主体性があります。
採用時から、このキャリア観を共有できる人材が集まっており、入社後もその考え方が根付いています。

例えば、エンジニアとして特定の技術を極めるだけでなく、様々なキャリアの選択肢を見据えながら自己成長を続けたいという志向を持つ社員が多く在籍しています。

研修制度の充実も当社の特徴の一つです。
当社では、「KENスクール」をはじめとするグループの教育機関を活用し、エンジニアが常に最新の技術を学び続けられる環境を提供しています。
また、技術管理チームによる定期的な研修も行われ、セクションリーダーやチームリーダーを対象とした研修プログラムも充実しています。

加えて、エンジニアの多くは人に教えることも積極的に行っています。特に経験を重ねたエンジニアは、自分の知識や技術を後輩へ伝えることに喜びを感じ、技術の伝承を大切にしています。

会社が直接関与しなくても、エリアや拠点ごとにエンジニア同士が自主的に集まり、研修や勉強会を開催しています。学びの機会が自然発生的に広がっています。

アウトソーシングテクノロジーの働き方

Q:新卒入社1年目はどのような働き方になるのでしょうか?

エンジニアと聞くと、一人で黙々と作業を進めるイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、実際には打ち合わせや会議の時間も多く存在します。

以下は新卒エンジニアの1日の業務の例です。

9:00 出社またはテレワーク開始

9:30 メール等のチェック

10:00 進捗報告会

10:30 帳票作成、打ち合わせ等

18:00 退勤またはテレワーク終了

新卒入社1年目のエンジニアは、打ち合わせや会議を通じてチームと密に連携しながら業務を進めます。

Q:エンジニア職のやりがいを感じる部分について教えてください

エンジニアとしてのやりがいは、人それぞれの価値観によって異なります。

ただ一般的にエンジニアは、物を作り上げて完成したときに大きな喜びや達成感を感じていることが多いと思います。
完成形をイメージし、そのプロセスを経て達成する過程そのものが魅力的です。
数学の問題を解くときのように、設計や開発の過程で熱中できる時間がやりがいに直結することも多いです。

そして、当社は、メーカーのように特定のブランドを持たないため、様々なプロジェクトに携わることができます。

例えば、走っている車や最新の家電製品などの設計に関わった場合、「あの話題の車のボディは自分が設計した」と内心誇らしく感じるでしょう。

このように目に見える形の実績には、エンジニアとして大きなやりがいを感じると思います。

また、プロジェクトが終了すると新たなプロジェクトに移ることが一般的であり、その都度、新しいチームや環境での挑戦が待っています。

プロジェクト先の関係者から「本当に移らないでほしい」と言われたり、送別会を開いてもらったりすることもあります。

こうした経験は、一般的な職場では得られない特別な喜びとなります。一緒に働いた人たちから認められ、感謝されることが、エンジニアとしての大きなやりがいの一つです。

アウトソーシングテクノロジーの求める人物像

Q:求める人物像を教えてください

まず、限られたレールや固定された働き方にとらわれず、自分自身の考えや価値観を持ち、主体的に行動できる人を求めています。

自分のキャリアを自分でしっかりと考え、設計できる人が当社に向いていると考えています。働く動機が「自分のため」であっても「人のため」であっても、その点は重要ではありません。

大切なのは、自分自身の未来を見据え、少しでも具体的にイメージし、それに向かって努力できるかどうかです。

現代において、10年後や20年後の自分を具体的にイメージすることは難しいかもしれません。しかし、3年後や5年後の目標を描き、その達成に向けて取り組む姿勢を持つことが重要です。

当社の環境や働き方が、そのような目標に対してマッチしているかどうかを自分自身で見極める力を持った人を歓迎します。

さらに、チャレンジ精神を持ち、新しいことに取り組む意欲がある人、様々な経験を積みたいと考える人は、当社に非常に適していると言えます。

当社では多様なプロジェクトや業務を経験する中で、自分自身の成長を実感できる環境を提供しています。

Q:活躍している人材の特徴はありますか?

自らのキャリアを主体的に設計し、多様な経験を積むことを厭わない姿勢です。
当社のリーダーを務めるエンジニアたちは皆、このような特性を持っています。

逆に、決められたレールに沿って一つのことだけをやり続けたいという方には、当社の環境は合わないかもしれません。

様々なプロジェクトや業務を経験し、自らの成長を追求する意欲がないと、当社の柔軟で多様な仕事のスタイルに適応するのは難しいでしょう。

当社では、固定された働き方に固執せず、多様なキャリアパスを探求し続ける人材が求められます。

多岐にわたる業務経験やプロジェクトを通じて、自分自身のスキルや知識を広げ、深めていくことに喜びを感じられる人が活躍しています。

固定観念にとらわれず、自らの成長を追い求め続ける姿勢を持つ人材こそが、当社で活躍していると思います。

学生の皆さんへ

Q:最後に学生に一言

就職活動は多くの時間と労力を費やし、時には非常に煩雑に感じることもあるでしょう。

私たちもその大変さをよく理解しています。もちろん、10年後・20年後を見据えることは重要ですが、現実的には多くの人にとってそれを具体的に想像するのは難しいことです。

むしろ、1年後・3年後・5年後の自分の姿を少しでもイメージし、その方向性に納得できる就職活動をして欲しいと考えています。

就職活動の最終的な決断は、自分自身で行うべきです。
他人に決めてもらうと、後に何か問題が生じたときにその責任を他人に押し付けてしまいがちです。

自分の将来を自分で決断し、納得のいく形でキャリアをスタートさせることが重要です。

当社の選考プロセスは、形式にとらわれることなく、学生一人ひとりの自己分析や価値観の探求を重視しています。

もし少しでも当社に興味を持っていただけたなら、ぜひ選考に参加してみてください。皆さんのキャリアについて共に考え、支援させていただけることを楽しみにしています。

佐藤 康平さん

大学卒業後、2012年4月に不動産営業会社に入社。主に法人企業に対してオフィス仲介営業としてオフィスの出店や移転支援を行う。 2015年10月にアウトソーシングテクノロジーに入社。入社当初は東日本エリアの新卒採用業務を中心に行い、関連グループ会社の有料人材紹介事業の立ち上げ、ITエンジニア中途採用の責任者を経て2023年に雇用戦略本部本部長に着任。

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