体育会学生は就活に強い?有利と言われる6つの理由を紹介

 2023年3月9日

体育会系の経験は、就活で有利になると知っていましたか?

キャリアプランナー 岡田

就活生 Aさん

えっ。実際僕は体育会系なので、就活でアピールしていきたいです、どうアピールすればいいですか?

体育会系は部活動で培ってきた体力や精神力を評価してもらえるため、部活動で頑張ってきた点をアピールできると高評価につながりますよ。

キャリアプランナー 岡田

就活生 Aさん

頑張ってきた点ですね!できれば、体育会系が就活の面接でアピールするときのポイントを具体的に教えてほしいです。

もちろん。それでは「体育会系の学生が就活に強い理由」と「就活をするうえでのポイント」を紹介していきます。面接対策の参考にしてください。

キャリアプランナー 岡田

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体育会学生は就活に強いって本当?

体育会学生は就活に強いって本当?

体育会学生の就活は、一般的な就活生に比べて採用率が高いとされています。 体育会学生は理系学生や高学歴学生といったブランドイメージがあり、体育会学生が頑張ってきた事績や、部活や大会で培ってきた精神などを評価する企業が多いと言われています。 どの職種も仕事をする際には相当な体力が必要になるため、あらかじめ体力がある体育会学生は企業側も安心して採用できると思っています。 しかし、ただ体育会学生だからと言って全員が就活に有利になるわけではありません。 体育会学生自身が自己アピールをきちんと行い、社会人になるにあたってのマナーをしっかり身につけていなければ「体育会学生」というブランドイメージを活かすことができません。 「自分は野球部のキャプテンだったから」だけの表面的なことだけでは就活では何の役にも立ちません。 体育会学生を活かすためのポイントを抑える必要があるのです。

体育会学生が就活に強い6つの理由

体育会学生が就活に強い6つの理由

体育会学生が就活に強いと言われる理由についてご説明します。

理由1:スケジュール管理能力

体育会の部活に所属している学生はスケジュール管理能力に優れている傾向にあります。 体育会学生は、部活をやっていない学生よりも自分の時間は圧倒的に少なくなります。そのため、アルバイトや学業、部活動を両立させるためにはスケジュール管理能力が必要になってきます。 スケジュール管理は自分で意識的に身につけることもできますが、学生のうちから自然とできるようになっている体育会学生は就活においても好印象を与えることが可能なのです。 仕事をする上でもスケジュール管理は非常に重要になります。逆に時間の管理をしっかりできない人に安心して仕事を任せることができません。 このことから、スケジュール管理能力が優れているイメージがある体育会学生は就活に強いと言われています。

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理由2:礼儀正しさ

体育会学生は上下関係に慣れており、礼儀正しいイメージがあることから就活に強いと言われています。 企業では先輩(上司)と接する機会がたくさんあります。先輩だけでなく自分にいつか後輩ができることもあります。 その際に先輩や後輩とうまく接することができない人はコミュニケーション能力が低いと判断され、面接を通過することが難しくなります。 しかし体育会学生は、部活を通してこの「上下関係」に慣れているため、企業側は体育会学生は好印象を持つのです。 もちろんいくら体育会学生だったとしても先輩を敬えない、後輩に指導がうまくできないのであれば面接に受かることはないので注意してください。

理由3:縦の繋がりに強い

体育会学生には縦の繋がりが強い傾向にあることから、就活で有利だと言われています。 なぜなら、OB、OGに同じ部活動に所属していた人がいるかも知れないという接点が発生するからです。部活動をやっていなかった学生はこのような接点が少ないため、縦の繋がりが弱いのです。 面接官や人事などの会社の人よりも、OBやOGの方が話しやすいため気軽に質問をしたりすることができます。 また、OBやOGが直々に企業にあなたのことを推薦してくれるなんてこともあるかも知れません。 必ずしもOBやOGから内定に近づけるわけではありませんが、縦の繋がりがない学生よりも就活を有利に進められると言えるでしょう。

   

理由4:目標達成能力

体育会学生には「目標達成能力がある」というイメージがあるため、就活に強いと言われています。 体育会学生は、部活をする上で「勝利」という明確な目標に向かって練習を行ったり、体調管理をしたりします。 このような目標に向かうための過程を頑張れる人を企業側は高く評価するのです。 仕事をする上でも「この仕事を達成するために頑張ろう」というモチベーションがある人ほど、成績を残すことができる優秀な人材だと言えます。 そのため、学生のうちから「目標達成能力」がある人は企業側が求める人材になることができ、内定へと近づくことができます。

理由5:メンタルが強く体力ある

体育会学生系の学生は、メンタル面と体力の強さが兼ね備えられているため、就活に強いと言われています。 普段から過酷な練習を行っている体育会学生は、部活をやってこなかった学生よりも確実に体力があると言えます。 また、辛い練習にも耐えることができるメンタルの強さも、部活動を通して身につけることができるのです。 仕事をする上でも体力やメンタルの強さは非常に重要になり、逆に体力やメンタルの強さがなければこなせない仕事もたくさんあります。 少し怒られたぐらいで、少しミスをしたぐらいで落ち込んでしまうような学生は早期退職に繋がりかねません。早期退職は企業にとって最も避けたいことです。 そのため、学生のうちから体力やメンタルの強さを培っている体育会学生を欲しがる企業が多いのです。

理由6:協調性がある

体育会学生の多くは協調性が優れているため、就活で強いと言われています。 特にサッカーや野球など、団体でスポーツを行う部活動に所属していた学生は協調性が優れています。 一人では成り立たない、連携プレーが重要視されるスポーツでは、仲間と何かを達成することに慣れています。 企業も多くの人が集まっている団体です。団体の中では時には自分の意見を押し殺して周りに合わせなければいけないこともあるかもしれません。 しかし、自分の意見を維持でも通そうとする人や、なんでも人に任せっきりの人がいたらうまく連携を取ることができません。 このような人には安心して仕事を任せることができないため、採用することはないでしょう。 協調性は自分だけでは身につけることができる能力ではありません。経験を積んでこそ培うことができる能力のため、学生のうちから協調性を身につけた人を企業は高く評価するのです。

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体育会学生の3つの就活ポイント

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体育会学生の就活を行ううえで持つべき心得や、就活ポイントをご紹介していきます。

就活ポイント1:時間の使い方を工夫する

体育会学生は時間の使い方を工夫するようにしなければなりません。 部活をやっていない学生は体育会学生が部活をやっている時間に、企業研究やインターンに参加するなど、就活に対して時間をかけることができます。 しかし、体育会学生は企業研究はまだしも、インターン参加などは時間的に厳しいのです。 インターンに参加すれば就活に有利だとは一概に言い切れませんが、仕事に関する知識や経験を多く取り入れられるのは事実です。 そのため、体育会学生は早い段階から就活に対する対策や準備を行う必要があるのです。 部活と就活との両立をするために、時間の使い方には工夫をするようにしてください。

就活ポイント2:自分の強みを理解する

体育会学生のブランドイメージを有効に使うために、自分の強みを理解する必要があります。 確かに体育会学生は就活に強い傾向がありますが、ただ体育会学生という肩書だけでは就活が有利に働くことはありません。 体育会学生だからこそ得た能力や、経験から仕事へどのように貢献できるのかなどを相手に伝えなければ何の意味もないのです。 自分の強みを理解するために自己分析や他己分析などをしっかりと行い、企業側にアピールできるように準備しておきましょう。

就活ポイント3:体育会学生系に特化したエージェントの活用

体育会系学生に特化した就活エージェントと一緒に就活を進めていくのも一つの手段であります。 体育会学生系に特化したエージェントは、体育会学生系にオススメな求人情報や採用募集を多く持ち合わせているため、自分の強みを活かせる企業へ導いてくれるかもしれません。 また、エージェントと一緒に就活をしていくことで、面接対策や自己分析のポイントなどもサポートしてくれるので、少ない時間でも効率的に就活を進めることができます。

利用者の声

体育会学生なのに就活に失敗する2つの要因

体育会学生なのに就活に失敗する2つの要因

体育会学生でも就活が失敗してしまう2つの要因を解説します。

要因1:大手志向

大手企業を志望する人は、体育会学生でも就活に失敗してしまう可能性があります。 体育会学生だから大手企業に落ちてしまうのではなく、ライバルが多い大手企業そのものの入社難易度の高いことから、失敗してしまうリスクが高まっているのです。 向上心に溢れる体育会学生は大手企業に挑戦したいと思っている人が多くいますが、体育会学生でなくても大手企業に入社したいと思う人はたくさんいるのです。 たとえば、「全国大会で優勝した」「サッカー部のキャプテンを務めた」などと言った実績があっても、「〇〇の資格を持っている」「TOEICが780点以上」などと更に優秀な学生がいれば体育会学生のブランドイメージも薄れてしまうでしょう。 目標を設定することはとても良いことですが、ただ体育会学生だからという肩書だけで大手企業を受けても内定を貰うことはできません。

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要因2:ブランドイメージに頼り切っている

体育会学生というブランドイメージに頼り切っている人は就活で失敗してしまう可能性があります。 体育会学生は確かに就活で有利になることが多いですが、ただ体育会学生だという肩書だけでは内定を貰うことはできません。 部活を通して経験したことや学んだことをしっかりと面接官にアピールできてやっとブランドイメージを活かすことができるのです。 ただ「〇〇部でした」だけ言っても面接官は「だから何?」「体育会学生と言えば内定貰えると思ってるのかな?」と思います。 ブランドイメージに頼っているなと企業側に思われてしまえば、内定がもらえることはないでしょう。

おわりに

体育会学生は学生のうちから社会人になるにあたって必要なことを身につけていることから、就活で強いと言われています。 しかし、ただなんとなく部活を行ってきた人や、部活から何も得ることができなかった人は、たとえ体育会学生でも就活で有利になることはありません。 就活を成功させるためにはブランドイメージに頼らず、自分から動くことが大切です。

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この記事の監修者

監修者:岡田章吾

岡田 章吾

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。

就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。

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