【就活が不安・怖い】解消法とメンタルへの付き合い方を解説

 2023年7月12日

顔色があまりよくないですね。何か悩み事でもあるんですか?

キャリアアドバイザー 岡田

就活生 Aさん

はい……。悩みっていうわけじゃないんですけど、徐々に近づいてくる本格的な就活が不安で仕方がないんです。

なるほど。もうすぐ本選考ですからね。でも安心してください!就活生はみんなその悩みを抱えているので大丈夫ですよ。

キャリアアドバイザー 岡田

就活生 Aさん

そうなんだ!自分だけじゃなくてよかった〜。でも、最近は眠れないことも多いんです……。

それは困りましたね。今回のコラムでは、就活生が不安を感じる原因やそれぞれの対処法について解説します。不安と上手に付き合っていく方法も合わせて紹介するので、ぜひ参考にしてください!

キャリアアドバイザー 岡田

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目次

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そもそも就活とは

そもそも就活とは

就活生が不安を抱く原因の1つとして挙げられるのが、就活に関する知識が足りないことです。そのため、就活の流れについて把握しておく必要があります。

基本的に就活は大学3年生の春ごろ、自己分析を行うところから始まります。その後の就活を円滑に進めるための基盤固めの時期です。3年生の6月あたりからは、夏のインターンの申し込みが始まります。インターンに参加することは、企業分析に役立つとともにESや面接でのネタとしても最適です。

さらに3年生の9月からは、OGOB訪問や秋・冬のインターンに参加します。この時期から、SPIなどの筆記試験対策を始めると余裕をもって就活を進められるでしょう。3年生の1月からは、ES作成や面接対策を行います。就活サイトや就活エージェントを活用して、ESや面接のアドバイスをもらう就活生が多いです。

3年生の3月になると、就活が本格的にスタートします。企業説明会への参加から始まり、ESの提出、選考と大忙しです。そして4年生の6月頃に内定を獲得し、10月に内定式があります。

以上が就活の流れになりますが、近年採用を急ぐ企業が増えていることにより、選考時期が早い企業もあることを覚えておきましょう。

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就活で具体的にすることとは

就活で具体的にすることとは

就活の流れを知って「具体的に何するの?」という疑問から不安になった就活生も多いのではないでしょうか?確認しておきましょう。

まず自己分析を行う

自己分析は、就活の第一歩であり最も重要な工程になります。自分の興味があるもの、自分の長所や短所について深く考えることは、実際にやってみると地味でツラい作業です。

しかし、自己分析をしっかりやることで自分の引き出しが多くなり、企業選びやES作成や面接がスムーズに進みます。また就活で不安になったとき、原点である自己分析を行うことで、忘れかけていた自分の長所や向いていること、得意なことを再発見できるでしょう。

もし、自己分析のやり方に不安がある人は、紙に自分の好きなことや長所や短所、経験したことなどを、思いつくままに書いてください。書き出すことで頭の中が整理されて、ぼやけていた自分の姿が明瞭になります。

キャリチャンの自己分析ワークシートを活用するのも1つの手です。

方向性が見えたら企業研究を行う

 

自己分析を行い、自分がどんな業界に興味を持っているのか分かったら、希望する業界や企業の研究を行う必要があります。知っている企業が多ければ多いほど、選択の幅が広がるからです。

しかし、就活の時間は限られているため、調べた全ての企業の選考を受けられるわけではありません。そのため、自分との相性がよさそうな企業に絞ったり優先順位をつけたりする必要があります。

中には、他の業界と就活時期が異なる業界もあるため、自分が興味を持っている業界の就活スケジュールを確認しましょう。

また、OG・OB訪問も企業研究の役に立ちます。実際にその業界で働いている先輩に話を聞くことで、より深く企業研究を行えるのです。

ESを作成する

 

気になる企業が見つかったら、まずはエントリーをしましょう。エントリーすることで、ES(エントリーシート)の提出が可能になります。

ES1枚を書き上げるのにはかなりの時間を要する上に、ESや履歴書などの書類は、受ける企業の数だけ必要になります。 そのため、あらかじめ用意できる部分は考えておきましょう。ただし志望理由や自己PRなどは、企業ごとに異なる内容を書く必要があるため注意が必要です。

また、ES作成にはコツがあります。書類選考を突破するために、就活サイトなどでES作成のコツを調べたり、就活エージェントを利用してプロからアドバイスをもらう人も多いです。

企業説明会に行く

興味のある業界や企業のことをもっと知りたいと思ったら、企業説明会に参加しましょう。企業説明会は、「合同説明会」と「個別の企業説明会」の2種類に分かれます。

合同説明会では、大きなホールに数十社が集まり、就活生に対して各企業の魅力をアピールします。1か所でたくさんの企業の情報を得て比較できるチャンスです。まだ企業を絞り込めていない人は合同説明会に行くことをオススメします。

一方で、企業の本社などで行われる個別の企業説明会では、その企業の具体的な仕事内容を聞くことができます。合同説明会よりも詳しい話を聞けるため、自分の就活軸と企業の相性を確かめる絶好の機会です。ある程度企業を絞り込めている人は個別の企業説明会に参加しましょう。

試験や面接を受ける

書類選考を通過したら、試験や面接が待っています。選考方法は企業によって様々です。

SPIなどの適性検査や筆記試験、面接、グループディスカッションなどがあります。また面接は、1次面接から最終面接まで何回も行う企業が多く、個人面接か集団面接かは企業によって異なるため、各企業の選考方法をよく確認しましょう。

面接が苦手で不安な人は、就活エージェントを利用して面接練習を行うと自信がつくはずです。

利用者の声

就活生なら誰しも「不安」を感じるもの

就活生なら誰しも「不安」を感じるもの

学生と面談していると、「就活には自信がある」「ゲーム感覚で楽しんでる」という人がたまにいます。しかし経験から言って、強がりでなく本気でそんなふうに思っている就活生は、ほとんどいません。

不安を感じるポイントや程度はそれぞれですが、学生が就活に対して不安を感じるのは普通のことですから、あまり心配しないでください。ただし、就活への不安をそのままにしてしまうことにはリスクがありますので、初めに説明しておきます。

「不安」を感じてしまうのは当たり前

大学3年生がこれから本格的に就活していくにあたり、不安を感じてしまうのは当たり前のことです。何しろ学生にとって就活は、社会人の世界へ足を踏み入れる初めての経験になります。

それに、就活は自分のこれから先の人生を決めていく重要な活動なのですから、学生が先行きのことを思い、多少の不安を感じるのは当然です。むしろ自分の今後に何の思いも巡らせないとしたら、それこそ問題があるでしょう。

しかし同じような境遇に置かれている大学3年生でも、人によって不安の大小は異なります。

なぜなら、不安は出来事そのものが直接引き起こしているのではなく、その人の出来事に対する「考え方(思考)」によって生じるからです。同じ出来事を経験しても、全ての人が同じように不安を感じるわけではなく、出来事が起きた後にそれをどう捉えるか、その人の考え方次第で不安という感情が生まれるのです。

つまり、ネガティブ思考や完璧主義など物事を深く考えすぎてしまうタイプの人は、とくに強い不安を感じやすい傾向があります。

就活がつらいと感じたときの対処法を知りたい人は、下記のコラムをチェックしましょう!

自分がどう評価されるか考えると不安になるのは仕方ない

就活では、他人が自分のことを品定めします。そんな環境で「自分はどう評価されるのだろうか」「否定されるのではないか」と考えてしまい、不安におちいるのは当然のことなので、安心してください。

他人からの評価が気になってしまう人は、まず現在の自分の姿を否定しないようにしましょう。他人と比較せず、「人は人、私は私」というマインドでいることが大切です。

「不安」を放置したままでは就活はうまくいかない

学生が就活に不安を感じるのは当たり前ですが、不安を感じたまま就活をしてもうまくいきません。なぜなら、「不安」や「不安に感じてしまう“考え方“」が就活成功の邪魔をするからです。

人間は悪いことばかり想像していると、不思議にその通りの間違いをしてしまうことがあります。たとえば、あがり症の人が人前でうまく喋ろうとすればするほど空回りするように、自分の感じている不安が自ら失敗を招くのです。

失敗すると自信を無くしてしまうので、ますます不安になるという悪循環におちいります。そんな不安で自信のない状態のまま面接に行っても頭が回りませんし、表情も曇ってしまうでしょう。

全身から負のオーラを放っているので、自分の良さが伝わらず、内定も遠のいてしまいます。ですから、就活に対する不安はそのままにせず、きちんと解消しておく必要があるのです。

不安に感じてしまう原因別の対処法はこの後説明しますが、自分でもよく分からない漠然とした不安を感じている人には、一度プロのキャリアアドバイザーに相談することをオススメします。プロのキャリアアドバイザーなら常に就活生の悩みを聞いていますから、就活生自身にもよく分からないモヤモヤの原因を特定し、解決策を示してくれるでしょう。

それに何かしらの不安を抱えている時には、親身になって話を聞いてくれる味方がいるだけでも、ずいぶん気分が晴れたりするものです。

キャリチャンでも、プロのキャリアアドバイザーにマンツーマンで相談できる「就活相談会」を開催しています。相談内容は就活に関することなら何でもOKですので、気軽に活用してください。

就活で不安を感じてしまう主な原因と対処法

就活で不安を感じてしまう主な原因と対処法

不安は出来事そのものではなくその人の考え方から来ますので、その原因にうまく対処すれば解消できます。

ただし一口に「就活への不安」と言っても、就活のどんな事柄に対して不安を感じるのかは、人それぞれです。

そこで、ここからは就活で起こりうる不安の状況別に、その原因と対処法をご紹介していきます。それぞれにキャリチャンから

のアドバイスも載せておきますので、参考にしてください。

夏インターンがうまくいかず、今後に不安を感じてしまう

サマーインターンでは、何もわからない未知の世界へ踏み込むことに対して不安を感じる人が多いです。また実際に参加すると、周りのレベルの高さに圧倒されてしまう人もいます。

—原因—

ほとんどの3年生が、サマーインターンで初めて企業と接触するような就活を経験するので、選考を受けることも参加することも全てが未経験です。

そのため、「インターンで何をさせれるんだろう?」「自分のマナーは大丈夫かな?」などと、始まる前から不安を感じています。

そして実際に参加すると、長期インターンなどですでに経験のある人はまるで社会人のような立ち居振る舞いができ、しっかり自分をアピールできるので、その差は歴然です。

インターンに慣れていない人は、学生がスーツを着ているだけの自分と比べて周りの人たちがずっと大人に見え、圧倒されてしまいます。

うまくいければインターンから特別選考や内定に結び付くと思っていたのに、何もできない自分に不安や焦りを感じてしまうのです。

—解消法—

上記のようなインターンに関する不安の解消法は、くり返しインターンに参加し、場数を踏むしかありません。

—アドバイス—

何事も初めから上手にできる人はいないので、インターンも最初はうまくいかなくて当然です。

うまくいかなくてもクヨクヨせず、経験を積むことで徐々に改善していって、選考につなげることを考えましょう。

周りのレベルと比べるよりも、インターンを繰り返す中で「自分の価値」を見出していくことが大切です。

大手企業に入れる気がしない

就活では、大手企業に入社することに執着し、まるで大手に入れなければ人生がダメになってしまうかのような不安を抱く人がいます。

—原因—

大手企業に絞って就活することは、非常に小さい中央の的だけを狙うダーツのようなものです。知名度があって全国から学生が集まる大手企業の就活は、倍率が高くなる分当然、受かる人はほんの一握りで、落ちる人の方がずっと多くなります。

それなのに大手企業だけに目を向けていると、落ちる可能性の方が高いわけですから、どこにも入れないかもしれないという不安が常に付きまとうのです。

大手企業に固執する人には、「せっかく大学に行かせたんだから大手に就職してほしい」「大手じゃないと不安定」といった親や親戚からのプレッシャーがある人もいます。

あるいは「大学の友達はみんな大手を狙ってる」「有名大学出なのに大手じゃないと恥ずかしい」など、高学歴だからこそ自分で自分にプレッシャーをかけてしまうのかもしれません。

いずれにしても、”大手じゃないといけない”と可能性を狭めてしまうことが、自分の中に不安を作り出しています。

—解消法—

大手企業に固執することで不安を感じている人は、大手も受けつつ、他の企業の選考も受けてください。大手を狙うにしても、滑り止めを作ることで気持ちが少し軽くなりますし、視野を広げるきっかけにもなります。

しかし根本的な解消法は、「大手=優良=入りたい」ではなく、自分に合った企業を探していくことの方が大切だと気づくことです。

—アドバイス—

大手企業に入れなくても、人生がダメになるわけではありません。むしろ大手企業ばかり狙った結果、全滅して1つも内定がない事態におちいることの方が大問題なので、大手企業以外も受ける必要があります。

そして、そもそもなぜ大手企業でなければいけないのか、自分が大手にこだわる理由を見つめ直すべきです。ひとたび大きなうねりが起きれば、大手企業だからといって絶対安定でないことは過去の事例を見ても明らかでしょう。

一般的に、企業の規模が大きくなるほど福利厚生には恵まれますが、同時に仕事で許される個人の自由度は低くなります。

割り当てられる仕事や社風が自分に合わない可能性もあるので、大手企業だからといって自分にとってもよい企業とは限りません。

企業選びはそうした条件面や周りにどう見られるかといったことに囚われるのではなく、自分に合う企業、自分が活躍できる企業を選んで受けることが大切です。

内定がもらえない(内定がない・就職できるか不安)

就活初期やなかなか内定がもらえないときなど、「自分に内定をくれる企業があるだろうか」「内定がないまま卒業を迎えたらどうしよう」と、就職できるかどうか不安になってしまうことがあります。

—原因—

なかなか内定が出ないことで不安になった場合は、そもそも自分に合った企業を受けていないために、内定が出ない状況になっているのかもしれません。

つまり企業選びの基準が間違っていて、知らないうちに自分には合わない、内定の出る可能性の低い企業ばかり受けてしまっているのです。

もしくは、自分一人の力だけで就活しようとしているために、相談できる人や的確なアドバイスをくれる人がいないことが、不安の原因とも考えられます。

一人で就活に立ち向かおうとすると、どのように就活を進めたらよいかわからないので、就活初期でも孤独や不安を感じるでしょう。

またその結果、企業選びを誤ったり選考対策が万全でなかったりして、内定が出ない状況になるので、なおさら不安になってしまいます。

—解消法—

きちんと対策しているのに内定がもらえず、自分が就職できるかどうか不安になってしまった場合は、志望する業界・企業の見直しを行ってください。

そのまま続けても不安が募る一方ですから、もう一度しっかり自己分析・業界研究を行って、就活の軸や企業選びの軸作りからやり直すべきです。

もし現在、自分一人の力だけで就活しようとして不安になっている場合は、就活に対して的確なアドバイスができる人に頼ることで、不安を解消できます。

—アドバイス—

「就職できないかも」という不安を解消するには、内定ゼロの状態から抜け出すのが一番です。業界を変えてみるなどして、本当に自分に合う企業がどこなのか見直し、とにかく1社内定をもらうことに集中しましょう。

自分一人だけで就活していると不安がつのるばかりですし、自分の欠点や誤った方向に進んでいることにも気づけません。就活エージェントや大学のキャリアセンターなど、就活のプロに頼るのが不安の解消と就活成功へのカギになります。

正直なところ、近年の就活は売り手市場ですから内定ゼロのまま卒業を迎えてしまう可能性は低いです。遅くまで募集している企業もかなりあるので、あまり心配しないでください。

焦ってがむしゃらに就活してもうまくいきませんから、落ち着いて状況を把握したうえで行動しましょう。

志望企業から内定がもらえない

就活生は自分のやりたい業界を中心として、平均20社程度の企業にエントリーし、実際にはそのうち10社程度の選考を受けるのが一般的です。

しかし日にちが過ぎるにつれて徐々に持ち駒が減ってくると、このまま志望企業から内定がもらえないのではないかという不安に駆られることがあります。

—原因—

前の項目でも述べましたが、なかなか内定がもらえない原因は、就活の方向性が間違っていることが多いです。

自分に合っていない企業ばかり志望していたのでは、いくら受けても内定は出ません。しかし「どうしてもこの分野で働く」と自分のやりたい仕事や憧れの業界に固執し、視野が狭くなっているために、それが叶えられそうもないことを不安に思ってしまうのです。

—解消法—

志望企業や志望業界に関する不安の解消法は、就活に対する考え方・視点を変えることです。業界研究と自己分析をやり直して、憧れの企業・業界ではなく、自分に合っている企業を探してください。

自分の強みや個性を活かせ、活躍できそうな企業を選ぶことが、内定につながり、不安の解消にもなります。

—アドバイス—

業界研究と自己分析を再度行い、まずは今志望している企業が、本当に自分に合っているのか確認しましょう。そして、自分に合う仕事とは何なのか、就活の軸や企業選びの軸をもう一度考え直します。

もともと憧れていた業界や、就活を始める前に考えた志望先が本当に自分に合っているとは限りません。やってみなければ分からないこともあるので、実際に就活を進めてみてなかなか内定に辿り着けないなら、最初に志望先を選んだ方向性が間違っている可能性があります。

就活では「自分にはこれが合っている」と決めつけるのではなく、広い視野を持つことが大切です。

ES・筆記試験がうまくいかず、就活が進まない

エントリーした企業のうち半分程度の企業で本選考に進むのが普通ですが、人によってはどの企業でもESや筆記試験の段階で落とされてしまい、面接までたどり着けないことがあります。

周りが就活を進める中、自分だけ一向に就活が進まないことで、不安や焦りを感じてしまうのです。

—原因—

ES・筆記試験が通らないのは、それらに対する準備や対策が不足していることによります。ESの内容が魅力的でない、書き方が適切でない、筆記試験の正解率が合格点に達していないといったことです。

—解消法—

ESや筆記試験から先に進めない不安を解消する方法は、大きく分けて2つあります。

1つは、ESを添削してもらったり筆記試験対策をしたりすることで、足切りラインを通過できるようにすることです。

そしてもう1つは、ESや筆記試験がない企業、またはESや筆記試験によって足切りを行わない企業の選考に進むという方法があります。

—アドバイス—

ESが原因で先に進めない人は、就活エージェントや大学のキャリアセンターなどの就活のプロにESを添削してもらうのがオススメです。人事担当者に最後まで読んでもらい、「会ってみよう」と思わせる魅力的なESを書くための、適切なアドバイスをもらえます。

筆記試験の合格ラインを超えるには、参考書や練習問題を勉強して問題に慣れ、素早く正確な回答ができるようになることです。それが難しいと感じる人は筆記試験がないか、筆記試験で足切りを行わず、全員面接する方針の企業を受けるとよいでしょう。

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面接が苦手・ことごとくうまくいかない

面接に対する苦手意識があると、面接のたびに「失敗したらどうしよう」「今度もうまくいかないのでは」といった不安を感じてしまいます。

面接自体は苦手でなくても、変わった質問を受けると頭が真っ白になったり、言葉に詰まってしまったりして答えられなくなることに、不安を感じる人も多いです。

—原因—

性格的に人とのコミュニケーションが苦手な人もいますが、面接に対する不安の多くは、準備不足や対策不足からきます。面接でのマナーが身についていない、緊張感に慣れていない、質問への回答が準備できていないなど、万全だという自信がないため不安になってしまうのです。

しかし中には、過去に圧迫面接を受けた経験によって、面接自体がトラウマとなってしまっている場合もあります。また、面接で意表を突くような変わった質問を受けると答えられなくなってしまうのは、柔軟性や対応力が不足しているために、状況変化にうまく対応しきれていないのが原因です。

—解消法—

上記のような、面接へのさまざまな不安を解消するには、何度も面接練習をくり返し、面接の雰囲気に慣れるしかありません。

面接での緊張感やマナー、回答の仕方などは、面接の雰囲気になれることで改善できます。圧迫面接や変わった質問への対応力も、くり返し対応を練習することで養われていくものです。

—アドバイス—

面接練習は、本番同様の雰囲気のもと、くり返し行うことがポイントになります。知人を相手に面接練習を行うのも無駄ではありませんが、できれば就活エージェントや大学のキャリアセンターを利用して、就活のプロと面接を受けるのが効果的です。

親しくない社会人を相手にすることで本番同様の緊張感が得られますし、プロの目線で見た的確なフィードバックを受けられます。

強みやすごい経験がない(わからない)

就活生の中には「何の強みも経験もないから、何を話したらいいか分からない」と言って、不安がる人が多いです。そういう人は、人に感心されるような強みやすごい経験がないことに不安を感じています。

「部長や生徒会長みたいなリーダーシップはないし、留学もボランティアもしたことないから、就活で語るネタがない」と言うのです。

—原因—

上記のような、自分の強みや経験がないという不安は、根本的に就活で語るべきことを誤解していることが原因となっています。就活で自分を良く見せるために、かっこいい肩書やみんなが「すごい」と言ってくれるような経験が必要だと、勘違いしているのです。

—解消法—

就活で見られているのが、かっこいい肩書やすごい経験ではないことに気づけば、語るべき強みや経験がないという不安は解消されます。

ESや面接では肩書や経験を自慢するのでなく、「自分の良さ」をアピールしてください。

—アドバイス—

就活は自慢話を競い合う場ではありません。人事担当者は、自社の求める人材かどうかという視点で冷静に学生を見ていますので、「それはすごい経験だ!→採用!」とは、ならないのです。

たとえば「自分が部長だったから全国大会で優勝」などと言えば、手っ取り早くリーダー経験を示せるかもしれませんが、そのような肩書がなくてもリーダーシップは語れます。また「ボランティアで発展途上国のために井戸を掘った」などという学生には感心しますが、その経験自体は企業で働くうえでとくに役立つものではないでしょう。

企業が知りたいのは経験の中身ではなく、その学生が”どのような姿勢で”物事に取り組んできたのかということなので、かっこいい肩書やすごい経験は不要です。ESや面接では自慢話より、自分自身の良さや、企業理解の深さなどをアピールしていくことが大切になります。

やりたい仕事・行きたい企業がない

いざ就活しようとすると「やりたい仕事が思いつかない」「とくに行きたい企業がない」という学生も少なくないです。自分がどこへ向かえばよいか分からず、就活を進めようがないなど、将来に不安を感じてしまうことがあります。

—原因—

やりたい仕事や行きたい企業が見つからないのは、仕事に結びつくような、興味のあるものがないことが原因です。または、興味のあることがあっても「自分には無理だ」と思っていたり、「自分には何もできない」と思っていたりして、働いている自分を思い描けない人もいます。

—解消法—

やりたい仕事や行きたい企業がないときは、「やりたいこと」ではなく「自分にできること」は何なのか考えてみましょう。自分の好きなことではなく、自分に向いていることを仕事にするのです。

自分にできることや向いていることも思いつかない場合は、まず「やりたくないこと」は何か考え、さまざまな業種の中から消去法で絞っていきます。

—アドバイス—

世の中、自分の「やりたいこと」を仕事にしている人ばかりではありません。好きなことより向いていることを仕事にした方が活躍できますし、結果として仕事の喜びややりがいが生まれ、長続きします。

就活では「やりたいこと」よりも、「自分にできること」「活躍できるかどうか」を基準に企業を選んでいくことが大切です。

それでも、どうしても就活の方向性を見いだせない場合は、消去法で業種を絞り込んでみてください。きっと「やってもいいかな」と思える、自分の傾向が見えてくるでしょう。

ブラック企業に入社してしまうんじゃないかという不安

「ブラック企業」の定義は漠然としていますが、「入社してみたらブラック企業だったらどうしよう」という不安は、入社後辛い境遇に置かれることへの不安ともいえます。

そういった不安があると就活に全力を注げませんし、せっかく内定が出ても入社を決められないので、事前に取り除いておかなければいけません。

—原因—

「ブラック企業だったら…」などと不安になってしまうのは、企業研究不足が原因です。企業研究不足で相手企業についてよく知らないために、ブラック企業なのかどうかはっきりしないことが、不安の元となります。

—解消法—

うっかりブラック企業に入社してしまう不安を解消する方法は、企業研究を徹底して行い、企業理解を深めることです。一見すると気になる要素があったとしても、企業理解が深ければブラック企業かどうか疑う余地がないので、不安な気持ちにはならないでしょう。

—アドバイス—

どんな境遇を辛いと感じるかは人によって違うので、「ブラック企業」の定義は曖昧です。まず自分の中でどういう会社がブラックだと思うか、つまり、どんな境遇が我慢ならないと思うのか考えてみてください。

そして、そういう条件に当てはまる企業を省いて就活を行えば、ブラック企業に入社してしまうリスクを避けられます。

ブラック企業かどうか調べようとして口コミサイトなどを利用する人もいますが、匿名でいくらでも個人的感情や悪口を書き込めるサイトは、情報の信憑性を判断しにくいです。

不確かな情報に振り回されるより、インターン・OB訪問・企業説明会などを使って実際に働いている方と接触し、企業の”本当のところ”を聞く方が参考になります。

一度入社したら簡単にやめられないというプレッシャーによる不安

入社した会社で長く続けられるか不安を感じる学生がいますが、それは「一度入社したら簡単にやめられない」というプレッシャーによるものです。

終身雇用のイメージから、「やめられない」「やめてはいけない」と強く思い込み、それがプレッシャーとなっています。

—原因—

「簡単にやめられない」ことを不安に思うのは、裏を返せば「やめたくなるかもしれない」という不安です。入社した企業とミスマッチを起こし、早期退職につながるのを恐れていることが、不安の原因ともいえます。

ミスマッチを恐れるのは、本当に自分に合った企業を選べているか確信がないからであり、つまりこうした不安の根本的な原因は企業研究不足にあるのです。

—解消法—

「簡単にやめられない」ことを不安に思わないようにするには、ミスマッチや早期退職を心配しなくて済むような企業を探してください。そのために必要なのは、徹底した企業研究を行って、本当に自分に合う企業なのか見極めることです。

—アドバイス—

入社後のミスマッチは極力避けたいところですが、配属先の仕事や人によっても変わってくるので、入ってみなければ分からない部分もあります。ですから、ミスマッチや早期退職について過度に心配するより、入社前の時点で十分満足できる企業を探しましょう。

終身雇用が普通だったのはずいぶん昔のことで、今は「一度入ったらやめられない」なんて時代ではありません。

現代社会では転職も盛んに行われているので、入社後に万一ミスマッチが起きてしまったとしても大丈夫です。新卒で入る会社が人生のすべてを決めるわけではないですから、安心してください。

「社会人になる」「働く」ことに対する漠然とした不安

「社会人としてやっていけるかな」「仕事ができなかったらどうしよう」など、どの企業ということに限らず、自分が社会で働くこと自体に不安がある人もいます。

このような不安は、ほとんどの学生が多少は抱くものですが、厳しい部活動やアルバイトを経験したことがない人はとくに強く感じるでしょう。

—原因—

社会で働くこと自体に不安を感じるのは、身の回りの社会人から、いつもネガティブな発言を見聞きしているためです。家族や親せきから「社会はそんな甘くない」と聞かされているかもしれませんし、仕事で疲れた顔の先輩たちを見てきたかもしれません。

それは「きっと怖いはず」と思いながらお化け屋敷に入る子供と同じで、「きっと大変に違いない」というイメージが、自分が経験していないことに恐れや不安を抱かせています。

—解消法—

未経験のことに対する恐れや不安を解消するには、思い切って飛び込んで、自分の目で確認するのが一番です。インターンなどを利用して、”社会で働く”ということを経験してみてください。

短期インターンでもよいですが、長期インターンの方がより実際の社会人に近い状況を経験できます。

—アドバイス—

学生はこれから初めて社会人になるわけですから、不安を抱えているのはみんな同じです。「百聞は一見に如かず」と言いますから、見てもいないことをいくら心配しても仕方がありません。

実際に入社して社会に出る前に、インターンなどを通じて”社会で働く”ということを経験しておけば、おのずと不安は解消されていきます。

留年しそう(卒業できるか不安)

就活生である前にみなさんは学生ですから、学業と就活の両立に悩む人も多いです。「就活も必要だけど、卒論進んでないし、単位取らなきゃ卒業もヤバい」「留年したら、まともな就職は無理?」などといった不安を抱えてしまうこともあります。

—原因—

こうした不安は、もちろん卒論が難航している、単位数が足りていないなど、実際に卒業や進級が危うい状況になっていることが原因です。学業と就活の両方を頑張らなければならないことで、どっちつかずの状態におちいっています。

また、万が一留年した場合に就活が不利になるのではないかという焦りが、なおさら不安を掻き立てるのです。

—解消法—

本来ならば、卒業や進級の心配をしなくていいように、就活前にしっかり単位を取っておくのが最善策になります。

しかし、すでに卒業・進級が危うくなっている場合は、就活よりも学業を優先させてください。せっかく内定をもらえても卒業できなければ入社できませんので、とにかく卒業することが第一です。

万が一留年してしまった場合は、比較的余裕のある留年期間を有効に使い、資格取得やインターン参加など自己投資を行いましょう。

—アドバイス—

卒業や進級の心配をせずに就活できるのがベストですから、単位の取得・卒論などは事前に進めておきたいものです。卒業できなければ就活しても無駄になりますので、究極の選択になったときは、就活より学業を優先します。

ただし万が一留年しても、就職やその後の社会人生活にはさほど影響がありません。社会に出ると年齢やブランクはあまり関係なく、仕事に対する姿勢と結果で評価されます。

とはいえ、就活する際は留年の理由を聞かれますので、留年した期間を無駄にせず、就活に有利になるように過ごすことが大切です。

正解がないことへの不安

就活には決まった答えがないからこそ不安になる人も多いのです。

―原因―

正解がないことに不安を感じている人は、就活を上手く進めようといろいろな情報を集めすぎて混乱状態におちいっている可能性があります。

―解消法―

就活のセオリーを踏まえつつ、自分に合ったやり方を模索することが大切です。

―アドバイス―

就活は受験と違って、偏差値のような明確な基準がありません。どんな社風が合うかは人それぞれなので、一概に「この企業なら絶対楽しく働ける」とは言えないのです。実際に、大企業に就職しても「思っていたのと違う」と理想とのギャップにショックを受ける人もいます。

また就活の面接は受験の筆記テストとは違って答えがないため、面接官の主観がどうしても入ってしまいます。それを不安に感じる人もいると思いますが、見方を変えればそれを逆手にとって、加点をもらうことも可能なのです。

就活では、ゴールの数もルートの数も何千通りとあります。無理やり他人のやり方をマネせず、自己分析をしっかりした上で自分にあったやり方を見つけましょう。

周りと比べることで生じる不安・焦り

就活中は、周りの人たちの就活状況が気になってしまうものです。特に、友人が順調そうに就活を進めていると、焦って不安になってしまいます。

―原因―

隣の芝生は青く見えるというように、周りの人を羨ましいと思う気持ちが強くなり、自分の就活軸を見失っている可能性があります。

―解消法―

他人と自分を比べて不安になったときは、自分の就活軸を再確認しましょう。就活軸がブレてきたなと感じたら、自己分析をもう一度行う必要があります。

就活の第一歩である自己分析に立ち返ることで、自分が就活する上で1番重要視している条件を思い出すことができるのです。

―アドバイス―

周囲の人が、自分と同じ業界、企業を志望しているとは限りません。目指している将来像や働く上で最も重要視している条件を思い出すことで、「人は人、自分は自分」という気持ちになれます。ここまでくれば、他人と自分を比較することが無意味なことだと分かるでしょう。

社会人との関わりが初めてで不安

学生時代アルバイトをしていなかった人の多くは、社会人とあまり関わったことがなく、初めての経験というだけで不安になってしまいます。

―原因―

社会人を遠い存在だと勘違いしていることが、不安の主な原因です。また、マナーを知らないことが不安要素になっている人もいます。

―解消法―

社会人との交流が初めてで緊張してしまう人は、年齢が近いOG・OBの方の話を聞くことから始めましょう。社会人といっても同じ人間です。特に、世代が近ければ近いほど話しやすいでしょう。徐々に慣れていくことが大切です。

また、手っ取り早く社会人としてのマナーを学びたいと思ったら、就活エージェントを利用するのも1つの手です。実際に社会人として働いているアドバイザーが、直接マナーを教えてくれます。

―アドバイス―

社会人との交流の第一歩としてオススメなのは、インターンシップです。短期でも長期でもかまいませんが、実際に社会人が働いている姿を見ることでしか吸収できないことはたくさんあります。

しかし、中にはインターンシップに行く時間がない人もいるでしょう。そんな人たちは、上記の解消法を実践することでその差を埋めることができます。

就活を不安に思う・焦る必要はない

就活を不安に思う・焦る必要はない

就活は不安や焦りを感じがちですが、そんな必要はありません。ゆったり構える方がよい結果につながりやすいです。ここからは、就活を不安に思ったり焦ったりする必要のない5つの理由について説明します。

就活は縁の要素も大きいから

実際、就活は自分の問題だけでなく、タイミングや縁に左右されることも多いです。

準備を徹底して面接に臨んでも、同じグループ面接を受けた人の中に自分の魅力を打ち消すほどの魅力を持っている人がいたら、比較対象としては最悪の相手になります。

また、面接官との相性も大事です。自分の面接官がすごく気の合う人だった場合は、緊張が解れて、本来の実力を発揮しやすくなります。面接官からの評価も必然的に高くなりやすいので、合格の可能性が高くなるわけです。

ですから、企業からお祈りメールが届いたとしても自分のことを責めすぎず、「今回は縁がなかったんだ」と軽い気持ちでやり過ごしてみましょう。

本来の自分をアピールできた方がよいから

就活で焦ってしまうと「とりあえず内定が欲しい」という気持ちが先走り、本来の自分の姿を出すことができません。自分の希望を満たす企業ではなく、企業が求めている人物像に自分を合わせようとすることで、本来の自分をアピールする機会を失ってしまうのです。

企業の面接担当者は多くの就活生を見ているため、作られたキャラクターを見破ることができます。焦らずに、本来の姿をさらけ出した方が企業からの印象はよいでしょう。

早ければ内定が多数得られるとは限らないから

就活を早く始めたからといって、内定をたくさん得られるわけではありません。また就活のゴールは、「希望に沿った企業から内定をもらい、やりたい仕事をする」ことであって、「たくさん内定を得る」ことではないため注意しましょう。

もし、多くの内定をもらったとしても、実際に勤めることができるのは1社だけです。それならば、自分の希望を満たす企業に絞って徹底的に準備する方が、納得のいく内定を得られるでしょう。

焦って決めると失敗する可能性が高いから

早く就活を終わらせたい一心で内定を承諾すると、あとで後悔することも大いにあります。なぜなら、焦りは冷静さを失わせるからです。そのときは「ここでいいや」と思っていても、いざ入社してみたら、「思っていたのと違う」と入社早々悩む人は毎年一定数います。

「ここでいい」ではなく「ここがいい」と思えるような企業に出会うためには、焦りは禁物です。

焦らなくても、通年採用を行っている企業もあるから

通年採用を行っている企業もあるため、就活しているのにもかかわらず、なかなか内定をもらえていない人も焦る必要はありません。

一般的には、10月の内定式に合わせて秋に募集を締め切る企業が多いですが、中には秋や冬に募集開始する企業や、通年採用を行っている企業もあります。特に、ベンチャー企業や外資系の企業に多いので、チェックしてみてください。

興味のある企業の選考スケジュールだけではなく、秋冬採用や通年採用を行っている企業のスケジュールを確認しておくと心に余裕が生まれるでしょう。

ただし時期によっては適度に焦ることも有効

ただし時期によっては適度に焦ることも有効

焦りは悪影響を及ぼすことが多いですが、適度な焦りはよい緊張感を引き出すことも可能です。

ここまで「焦る必要はない」と言ってきましたが、それは「改善する必要はない」という意味ではありません。就活がスムーズに進まないのには、何か理由があるはずです。その現状を楽観視しすぎると、全く内定を得られずに卒業を迎える可能性もあります。

就活で行き詰ったときは、一旦初心に戻って今までの自分を振り返ってみましょう。自分の行動を振り返ってみると、自己分析と企業研究の不徹底や面接でのマナー違反など思い当たる改善点が見えてくるはずです。

就活にまつわる失敗談

就活にまつわる失敗談

就活に失敗は付きものです。以下に就活の失敗あるあるをまとめました。あらかじめ把握しておけば失敗を減らすことができるでしょう。もし、同じ失敗をしたとしても「自分だけじゃないから大丈夫」と落ち込まずにいられるはずです。

ネガティブになりすぎる

企業から不採用通知を受け取ると、自分を否定されているような気持ちになり、「自分なんて就職できない」と悲観的になって落ち込むことがあります。これは就活あるあるの王道です。

就活生の誰もが経験することですが、うまく切り替えられる人とそうではない人でその後の結果に差がつきます。ネガティブな気持ちを引きずると、「どうせ今回もうまくいかない」というオーラが面接官に伝わってしまい、せっかく近づいてきたチャンスを逃してしまうのです。

「自分を選ばなかった企業はもったいないことしたな」くらいのマインドで就活に臨むと、自然と他の企業の選考に集中できるでしょう。

面接でパニックにおちいる

面接は将来上司になるかもしれない人と初対面する場のため、誰しも緊張するものです。特に想定外の質問が飛んで来たら焦ってパニックになり、落ち着けば答えられた質問にも答えられない可能性があります。実際、どんな意図で聞いているのか分からない質問に戸惑い、黙ったり失言したりしてしまう就活生は多いです。

では、面接でパニックにならないためにはどうすればよいのでしょうか。一番の対策法は、とにかく場数を踏むことです。事前に模擬面接を繰り返し行うと、質問に対する回答のレパートリーを増やすことができ、難しい質問がきたときのかわし方を学べます。

さらに「面接は将来の上司とおしゃべりをする場」くらいの気持ちで構えると、想定外の質問にも萎縮せず回答できるでしょう。

次を考えられない

希望する企業の選考に落ちてしまい、気持ちの切り替えがうまくできず他の企業の選考に集中できないのも就活失敗あるあるです。特に、落ちた企業の志望度が高ければ高いほど他の企業の選考準備に身が入らなくなり、結局どこからも内定を得られないという悪循環を招く恐れがあります。

しかし上でも述べたように、就活は縁の有無によって左右されることもしばしばあります。そのため「この企業と自分は縁がなかった」と見切りをつけることが大事です。

また、世の中にはあなたがまだ知らない企業が多く存在しています。志望する企業に落ちたのをきっかけに、業界・企業研究をもう一度やってみるとよいでしょう。もし1人でやるのに不安があったら、就活エージェントから助言をもらうのも1つの手です。

理想が高すぎる

企業に対して求める理想が高すぎるせいで、どこからも内定を得られないという失敗も、毎年多くの就活生が行き詰るポイントです。

理想を高く持ち続けることは、決して悪いことではありません。しかし希望の条件ばかりを追い求めていると、エントリーできる企業がかなり限られてしまいます。また好条件の企業は難易度・競争率も高いため、結果的にうまくいかないことが多いです。

さらに理想が高すぎることの副作用として、内定をもらえたとしても実際に入社してみたら理想のイメージとのギャップに衝撃を受けることもよくあります。世の中に希望条件が全てそろっている企業などなかなかありません。せっかく内定を得たのにイメージとのギャップでがっかりしないように、適度な理想を掲げましょう。

知名度の高い企業にしか応募しない

就活でたまにあるのが、知名度の高い大手企業にしか応募せず全滅するという失敗です。知名度はある程度は重要かもしれないですが、自分が知っている企業にしか応募しないのは自らの可能性を狭めることになります。

知名度の高い企業は応募者が集まりやすく、選考倍率が高いので、ただでさえ内定を得られる可能性は低い状況になります。それに加えて、知名度の高さを理由に志望しても企業側の評価は得られないので、なおさら内定の可能性が低くなるわけです。そんな状態では、いくら面接を受けても就活はうまくいきません。

この状況に今の自分の姿が重なった人は、今すぐ自己分析と企業研究をやり直す必要があります。きちんと業界・企業研究を行えば、これまであなたが”スルー”していた企業の中に、希望を満たす仕事を見つけられるはずです。

就活への不安と上手に付き合っていくためにすべきこと

就活にまつわる失敗談

ここまで見てきたように、就活には不安を感じる要素がたくさんありますから、「全く不安を感じるな」というのは無理でしょう。就活ではそんな不安と上手に付き合って、悪影響を及ぼさないようにすることが必要です。

そこでここからは、就活の不安と上手に付き合っていくためにすべきことや、今からできる対策法について解説します。

ポジティブに考える癖をつける

物事をポジティブに考える癖をつけ、不安を感じ取りにくい状態になることが、不安と上手に付き合う第一歩です。

あれこれ悪い想像をしてしまうネガティブ思考の人や、些細なことまで気になってしまう完璧主義の人は、物事を深く考えすぎることで不安を感じやすくなります。「何も考えるな」とは言いませんが、できるだけ物事をポジティブに考えるように心がけてください。

失敗に怯えてビクビクするより、「失敗してもいいや」「成功するに決まってる」というぐらいの方が、案外うまくいくものです。実際、内定をいくつも取って就活を成功させている人には、楽観的でポジティブ思考の人が多いですから、ぜひ見習いましょう。

不安を解消するための行動をする

就活中に不安を感じてしまったら、そのままにしないで、不安を解消するための行動を取ります。

初めに説明したように、不安を抱えたまま就活してもうまくいかないので、放置してはいけません。前の章でご紹介した、不安を感じる状況別の対策を参考にしてください。

そのほか、自己分析や業界・企業研究、面接対策などを徹底すると、自分に自信が持てるようになるので、不安解消に効果的です。

休憩をすることがとても重要

深刻な不安を抱えてしまわないために、就活をしていく上で休憩をしっかり取ることは、とても重要になります。受験勉強などもそうですが、就活もただガムシャラに頑張れば、いい結果が生まれるというものではありません。

あまり就活のことばかり考えていると、余計なことまで考えて、どんどん不安が大きくなっていきます。不安で自分を追い込んでしまい、”就活うつ”になりかねないので、就活中でも適度に休憩が必要です。

読書でもスポーツでも構わないので、自分の好きなことをして就活を忘れる時間を作り、気分をリフレッシュしましょう。

人に頼ることも大切

就活に不安を感じたときは一人で抱え込まず、人に頼ることも大切になります。気の許せる友達や恋人、家族などに相談するのもいいですが、やはり就活のことは就活のプロに相談するのが一番です。

就活エージェントのような就活のプロなら、あなたの不安をただ聞いてくれるだけでなく、的確なアドバイスで根本的に不安を解消してくれます。

キャリチャンでも「就活相談会」という無料の就活サポートを行っているので、ぜひ活用してください。経験豊富なプロのキャリアアドバイザーがマンツーマンで相談に乗り、就活に不安を抱える学生をサポートします。

相談内容はESや面接などに関する個別の不安でも、自分でもよくわからない漠然とした不安でも、就活のことなら何でもOKです。キャリチャンと一緒に就活の不安を解消して、内定獲得を目指しましょう!

熱意を持つ

不安を軽減するためには、熱意を持つことも大事です。就活においてスキルや資格を習得することは武器にはなりますが、企業や仕事に対する熱意も忘れてはいけません。なぜなら新卒の場合、即戦力となることは企業側も期待していないので、入社後のポテンシャルの高さの方が重視されるからです。

何百人もの就活生を相手にしてきた面接官にとって、熱意がない人を見抜くのは朝飯前です。どんなに高学歴でもスキルや資格があっても、熱意が伝わらなければ採用されないでしょう。

逆に、そこで働きたいという意欲が面接官に伝われば、入社後のポテンシャルが高いと判断されて、合格の可能性は高くなります。面接官に熱意を伝えられるよう練習を積めば、自信がつき、次第に不安も軽減されるはずです。

就活が不安で泣きそう・もう無理と思ったときに試してほしいこと

就活が不安で泣きそう・もう無理と思ったときに試してほしいこと

就活はその後の人生を大きく左右するため、精神的な疲労が伴う活動です。もう無理・不安で泣きそうなときにとりあえず試してみてほしいことを以下で紹介するので、ぜひ試してみてください。

好きな作品に触れる

就活が「もう無理」と思ったときは、映画でも小説でも音楽でも美術でも、あなたが好きなものに触れてみてください。嫌なことを忘れようと思っても忘れられないのが人間ですから、忘れようとするのではなく思い出せない環境を作ることが大切です。

泣きそうなときこそ、リフレッシュが大事。一旦、就活のことは忘れてしまいましょう。ただ見るだけ、聴くだけという受動的な行動は、あなたの頭を悩ませている問題から一時的に解放してくれます。

体を動かす・呼吸を整える

嫌なことを忘れようとせず思い出せない環境をつくるもう1つの方法は、適度な運動です。身体に意識が向くことで就活への不安を思い出さなくなるのと同時に、運動することで就活のストレスを発散できます。外の空気を吸って気分転換ができる散歩なども効果的です。

また運動がどうしても難しければ、呼吸を整えるだけでも大丈夫です。ゆっくり息を吸い、ゆっくり吐くという呼吸を一定のリズムで繰り返すことによって、感情の過剰な起伏を鎮められる効果が期待できます。

共感してくれる人と話す

 

就活が不安で辛いときは、自分の悩みに共感してくれる人と話すようにしましょう。1人で悩みを抱えるのはとても危険です。かといって話し相手は誰でもいいわけではありません。

ただ共感してほしいだけなのに、やたらとアドバイスしたがる人と話しても余計ストレスが溜まるだけです。自分の話を傾聴してくれる、共感してくれる、受容してくれる人と話すことがポイントになります。

検索魔にならない

情報を得ようと過剰に検索することはメンタルに悪影響を及ぼします。不安な時にやりがちなのが、やたらと検索することです。気づいたらSNSを見ていたり、不安をあおる就活情報を調べてしまったりしてしまう人はあなただけではありません。

たしかに情報を得ることは重要ですが、必要以上の情報は混乱・ストレスの元。友達の内定状況を耳にすると、どうしても自分と比較してしまいます。また、面接前に「あの企業の倍率が高い」という情報を聞くと、やる気が削がれてしまうでしょう。

そのため必要な情報を得たら、あとは自分自身と向き合う時間を持つことが重要です。

就活は訓練・ゲームだと思う

「就活はゲームなんだ」という楽観主義的な考え方も、不安を軽減するのに役立ちます。

もちろん就活はつらいです。このつらい現実から逃げ出したいと思う人もいるでしょう。しかし、今後の人生がかかっているので、本当に逃げ出すわけにはいきません。

そこで少し視点を変えてみて、「就活=訓練・ゲーム」と考えてみるとよいです。つらい就活で得た経験値は自分のレベルアップにつながり、今後の人生において必ず役立ちます。

自分をレベルアップさせながら、ゲームのステージを1つずつクリアしていくイメージで就活に取り組めば、心が軽くなるはずです。

就活が不安でもこんな対処はNG

就活が不安でもこんな対処はNG

就活は不安を感じやすいものですし、神経質になっていてストレスを感じることもたくさんあります。しかし対処を誤ると逆効果です。メンタルを病む原因にもなりうるので注意しましょう。

ひたすら自分を責める

 

誰でも失敗したり周りと比べたりして自分を責めてしまうときがあります。しかし、責め続けていても問題解決には至りません。自分を責めることに時間を費やすよりも、同じ失敗を繰り返さないように失敗の原因を考え、改善策を練る時間に充てましょう。

また、就活には縁の要素も大きく関わってくるため、「今回は縁がなかっただけ」と開き直ることも大事です。

ただ逃げる

自分を追い詰めるストレスから逃げることは、場合によっては効果的です。

「就活がダルい」という理由だけで逃げるのは何の解決にもならないし、ただ問題を先延ばしにしているだけで将来の自分を余計苦しめてしまいます。1度現実逃避をすると、就活以外の場面でも物事から目を背けるようになって逃げグセがついてしまうのです。

ただし精神的・肉体的に限界を感じたときは、一旦休んで誰かに助けを求めましょう。

就活の不安のせい?体に不調が出てきたら要注意

就活の不安のせい?体に不調が出てきたら要注意

身体に不調が出てきたら、就活を休んだ方がよい場合があります。特に就活生がなりやすいものは、就活のストレスが引き起こす「就活鬱」と呼ばれる病です。就活鬱になった人の主な症状として、眠れない・頭が痛い・倦怠感・食欲不振などが挙げられます。

就活鬱になりやすい人には、以下のような特徴があります。

  • まじめすぎる・完璧主義
  • 孤独な就活環境でストレスを溜めがち

まず1つ目は、まじめすぎることや完璧主義であることです。まじめな人ほど準備を完璧にしようと自らを追い込み、身体が悲鳴を上げているのに気がつきません。力を入れるところと抜くところのメリハリをつければ、身体を酷使することなく就活を進められるでしょう。

2つ目の特徴は、ストレスを発散せず我慢してしまうことです。特に就活中は、いくら仲がよい友達でも会う回数が減るため、つらい出来事を吐き出せる機会がなくなり孤独を感じることが多くなります。

しかし、孤独で不安なのはみんな同じです。自分だけ取り残されているのではと思わないようにしましょう。また周りの人に相談しにくい場合は、就活エージェントの利用がオススメです。就活のプロにあなたの悩みを吐き出せば、心が軽くなります。

もし、就活鬱の症状に当てはまる人がいたら今すぐ周りの人に相談し、必要であれば心療内科で受診しましょう。無理して就活を続けると悪化する恐れもあります。診断書をもらい、医師の指示を受けて療養するか判断してください。

就活鬱に関してより詳しく知りたい場合は、下記のコラムも読んでみてください!

明日面接だけど何もしてなくて不安。どうしたらいい?

明日面接だけど何もしてなくて不安。どうしたらいい?

就活中はスケジュール管理が大変です。あっという間に時間が過ぎて気づいたら面接の前日になってしまったという人もいるでしょう。そこで以下では、面接の前日からでも間に合う最低限の準備を紹介します。

受ける企業の情報を再度洗い直す

企業の事業内容・社風・創立からの歴史・社内の制度など頭に入れておくべきことは山ほどあります。特に、企業の事業内容に関しては必ず把握しておくようにしましょう。

事業内容を知らずに面接に行くと、面接官に「この人はうちで働くイメージが全くできていないんだな、意欲がないんだな」と思われてしまいます。何もしていないなら、まず企業へのリサーチをして理解を深めましょう。

志望理由の質問に備える

就活においては、その企業を志望する理由を必ず聞かれます。履歴書に書いたものと上記の企業リサーチを元にして、「自分は企業の求める人材にピッタリですよ」とアピールできる回答を考えておきましょう。

面接を上手く切り抜けるコツは、面接官が「それ他の企業でもできるよね」と”ツッコミ”を入れる隙を作らないことです。

例えば、「大学で学んだ英語とマーケティング戦略を活かして御社に貢献したい」ではなく「大学で学んだ英語とマーケティング戦略を活かして、御社が力を入れている外国の方向けのサービスに貢献したい」と言うとよいでしょう。つまり、志望理由の中にその企業の強みを入れる必要があるのです。

オーソドックスな質問への返答を考えておく

長所短所やアピールポイント、ガクチカなどは、面接で汎用性のある質問です。それらの質問に対する回答を考えておけば、翌日に控える面接だけではなく他の企業の面接でも役に立つため、対策しておいて損はありません。

また、質問への回答を考えることで自分の頭の中を整理することができるため、想定外の質問にも冷静に対応することができるでしょう。

意欲を見せるために逆質問を用意しておく

近年、面接の最後に「何か質問はありますか?」と逆質問を求められることが増えています。これは必ずしも答えなければいけないわけではありませんが、「特にありません」と答えるよりも何か質問した方が意欲を認めてもらえるでしょう。

ただ、ネットで調べればすぐわかるような質問は、企業調べ不足とみなされ逆効果です。「どんな顧客を対象に、何人くらいのチームで仕事していますか?」といったように、その企業に合った具体的な質問を準備する必要があります。

逆質問についてもっと詳しく知りたい人は、下記のコラムもチェックしましょう!

企業説明会に行ったら1人しかいない!不安だけどどうしたらいい?

企業説明会に行ったら1人しかいない!不安だけどどうしたらいい?

説明会に行って1人2人とごく少人数しか就活生がいなかったら不安になりますよね。大人数に比べて距離が近く、発言を求められることもあるのでは?とビクビクしてしまう気持ちも分かります。

しかし、これは逆に内定につながる大きなチャンスでもあります。熱心に話を聞いていることをアピールして、社員の方に覚えてもらいましょう。実際に、説明会での姿勢を評価されて内定をもらえた人もいます。説明会から選考が始まっていると考えて、気を引き締めて説明会に挑んでください。

また、大人数の場合は自ら手を挙げなければ埋もれてしまいます。しかし少人数なら、プレゼンターから直接話を振ってもらえるかもしれません。わざわざ目立とうとする必要がないわけです。これから行く説明会が少人数で行われていたら、「ラッキー」と楽観的に捉えましょう。

就職活動の不安に関するQ& A

就活での不安はつきません。その他のよくある疑問に答えます。

行きたい会社がない!見つからなくて不安!どうしたらいい? 

この悩みを抱えている人は、理想や求める条件が高すぎる可能性があります。知名度の高い企業ばかり探さず、もっと視野を広く持たなくてはいけません。

また、社会人として働いている人の生の声を聞くことも有効です。OB・OG訪問や企業説明会に参加することで、社会人として働く自分の姿をイメージしやすくなります。

さらに、企業探しに不安がある人は就活エージェントを活用するとよいでしょう。自分では見つけることのできない隠れ優良企業を紹介してもらえるかもしれません。

不安障害などの不調を面接でカミングアアウトすべき?

不安障害など抱えている就活生は、面接官に身体の不調を伝えておくことをオススメします。

実際、不安障害であることが理由で不採用になることはありません。また、精神疾患に限らず持病を隠して面接・入職するのは、後々トラブルとなる恐れがあります。

これらの点から考えると、きちんと伝えたほうが不安要素が少なくなるでしょう。

「不安なことがないか」聞かれたらなんて答えたら良い?

面接で「不安なことはありませんか?」と聞かれたら、正直に答えましょう。面接官は、就活生が不安を抱えていることをよくわかっています。だから、企業に対して不安に思うこと、疑問に思うことがあれば聞くべきです。

無理に強がって不安はないと答えると、何も考えていないと捉えられてしまいかえって逆効果かもしれません。

就活が不安すぎて眠れない場合はどうしたら良い?

不眠症に悩まされている場合は、上で述べた就活鬱の可能性があります。不眠症以外にも食欲不振や過食・頭痛・倦怠感などの症状が出てきたら、必ず周りの人に相談しましょう。そして、深刻な状態であれば心療内科で受診することも視野に入れておいてください。

睡眠不足を侮ると痛い目に遭います。心身ともに疲弊した状態で就活をダラダラと続けていてもよい結果は得られません。健康第一をモットーに、たまに休息期間を設けることを忘れずに。

就活不安すぎてもうどうしたらいいかわからない

そんなあなたは、この記事を読み返しましょう。就活で不安を感じてどうしたらいいかわからなくなっている人はあなただけではありません。

その中で不安から頭1つ抜けるためには、わからないなりに試行錯誤しながら自力で考えることが重要です。どうしたらいいか自分で考えられない人間は仮に就職できたとしても上手くいきません。

ただし、心身に何らかの症状がある場合はすぐに周りの人に相談することをオススメします。

就活が不安だけど誰に相談したらいい?

信頼できる友人や家族を含め、あなたが心を許せる相手に相談するとよいでしょう。もし、実践的なアドバイスが欲しいならOG・OBや社会人の方に相談するのも1つの手です。

ただし、いくら信頼できる友人であっても就活のことを相談するのは気が引けるという人もいますよね。その場合は、就活エージェントに頼ってください。何百人もの就活生を送り出してきたプロのキャリアアドバイザーがあなたが抱える就活の悩みを解決する糸口を一緒に探してくれます。

就活が不安だと感じたら

自分の将来を左右する就活に初めて挑むのですから、学生が多少の不安を感じるのは当たり前です。しかし、不安を解消しないまま就活してもうまくいかないので、状況に応じて適切に対処する必要があります。

就活に不安を感じないためには事前に万全な準備を整えて、不安要素を無くすことが重要です。不安の感じやすさは本人の考え方によるところもあるので、ポジティブ思考を心がけましょう。

就活のことばかり考えすぎると不安が大きくなりますから、ときには就活を休憩し、リフレッシュしてください。不安を感じたときは一人で抱え込まず、信頼できる人に頼ることも大切です。

また、就活へのストレスを溜めないために、”楽”な就活をするというのも選択肢の1つです。

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この記事の監修者

監修者:岡田章吾

岡田 章吾

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。

就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。

~就活生へのメッセージ~

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