【23卒必見】就活で早くも後悔している人のための就活攻略法です
2023年3月20日
随分落ち込んでいますね。どうしましたか?
キャリアプランナー 平崎
就活生 Bさん
まだ就活序盤なのに、すでに失敗して落ち込んでいます。
もっと早く始めればよかったなぁ。今さら後悔しても遅いんですけどね。
就活がスタートすると、想定外のことがたくさん起こりますよね。
実は、就活序盤で早くも後悔する人は多いんですよ。
キャリアプランナー 平崎
就活生 Bさん
そうなんですね……。私も、すでにライバルたちに差をつけられている気がします。
ここからどうすれば巻き返せるでしょうか?
就活を後悔する原因はさまざまです。
このコラムでは就活序盤で後悔する原因とその対処方法を紹介しています。一緒に解決方法を見ていきましょう!
キャリアプランナー 平崎
就活で早くも後悔する瞬間
23卒の就活は本格化したばかりだというのに、あなたはなぜ早くも後悔しているのでしょうか。冒頭にも述べたように就活に後悔するのにも理由は色々ありますので、もしかしたら自分でも気付いていないけれど、原因が1つではない可能性もあります。
しかし自分の中でその原因が明確になっていないと、早くに対処して後悔しない就活にしようにも、正しく軌道修正できません。そこでコラムの初めに、まずは就活序盤のこの時期、早くも後悔する理由についてお話ししていきます。
早く後悔の原因を特定し、軌道修正するためにも、自分の置かれている状況に当てはめながら参照してください。
もっと早く就活をはじめておけばよかった
この時期早くも後悔する理由として多いのは、就活が本格化した時いつの間にか出遅れていることに気付いて、「もっと早く就活を始めておけばよかった」と後悔することです。今年はコロナの影響で就活生同士の交流が減っていますので、これまでは周りの状況がよく分からなかった人も多いと思います。
それが3月に入ってあちこちで説明会が始まったり、4月に入って学校が再開したりしたことで、ようやく周りの状況が分かるようになったところです。それと同時に、自分がいつの間にか周りに比べて出遅れていて、早くも取り残されそうな状態にあることに気付いてしまいました。
特に今年は、経団連の就活ルール廃止やコロナ禍で全体的に就活が早期化しています。企業も学生も、緊急事態宣言などで身動きがとりにくくなることを予想し、その前に就活の目途をつけようと相当早くから動き出していたのです。
3月から就活に取り掛かり始めた23卒生は、この時点で早くも早期に就活を始めた学生との実力差が大きく、自分が出遅れていることを痛感していると思います。企業の方も4月の段階で早くも就活慣れした学生をたくさん相手にしているため、出遅れてしまった学生は好感触を得にくくなっているはずです。
そのため初期選考すらなかなか思うように通過できておらず、4月の時点で早くも「もっと早く始めればよかった」と後悔する羽目になっています。
就活のやり方や志望業界を間違えた
この時期早くも後悔する就活生には、思うように就活が進んでいかないことで、「就活のやり方自体を間違えたのでは?」と後悔する人も多いです。早くから準備を始めていて就活に出遅れたわけではないのですが、一向に選考を通過できないと、自分が努力している方向性が正しい道なのか疑いたくもなります。
たとえて言うなら、ナビを頼りに目的地に向かったのに予定時刻を過ぎてもちっとも到着せず、「このナビ合ってる?」「地図が古いのか?」などと不審に思う時と同じです。そのように物事が順調に進まない時は、自分の努力不足や力不足を考えるのと同時に、用いている手段・方法にも疑問を感じます。
特に早期選考に参加したにも関わらず1つも内定が取れなかった就活生の場合は、自分のやり方が間違っていたのではないかと感じて、後悔している人が多いでしょう。しかし就活が上手くいかなくて後悔するのは、その手段・方法だけではありません。
ナビが上手く使えない時は目的地の入力ミスが原因の場合もあるように、「自分も就活の目的地=志望業界を間違えたのでは?」と疑ってしまいます。志望業界は就活の上で根幹をなす部分ですから、志望業界の選択に違和感を感じることでこれまでの就活全体を後悔するとともに、目的地を見失い道に迷うことになるのです。
妥協して内定承諾をしてしまった
この時期早くも後悔する就活生には、さほど納得していない内定先に、妥協して内定承諾してしまったことに後悔している人もいます。4月のこの時期、ここまでの早期就活に後悔しているのは、内定がもらえなかった人だけではありません。
早期に就活を始めて順調に内定を獲得し、早くもそれを承諾したものの、「やっぱり止めておけばよかった」と後悔している人も結構いるのです。そういう就活生は毎年一定の割合で出てきますが、今年は前述のように、23卒の場合は経団連の就活ルール廃止やコロナの影響で就活が早期化していました。
その分この時期早くも内定を獲得している就活生が例年より多くなり、その反面、内定承諾に関して後悔する人も多くなっています。さらにその傾向を加速する原因となっているのが、コロナ禍による就職不安です。
コロナ禍で世の中全体が不景気に見舞われ、例年に比べ新卒採用を行う企業も減少しているため、就職できるかどうかすら危ういと焦っていたのでしょう。そんな中で幸運にも就活初期に内定がもらえて、その内定先に満足はしていないものの、これから先他社から内定がもらえるか分からないと悩み、妥協して内定承諾したわけです。
しかし3月以降に募集を始めた企業を見たり、活発に動いている他の就活生を見たりしたことで、早くも妥協して内定承諾してしまったことに後悔しています。
就活を進める上で、希望する企業や業界が変わることは多々あります。目標にしていた企業に内定したものの後悔を感じる場合は、就活のやり直しも視野にいれましょう。キャリチャンでは、内定を辞退すべきかどうか悩む人向けに「再就活サポート」を無料で開催しています。円満に辞退するアドバイスや再就活のサポートも行ってるので、ぜひ活用してくださいね。
インターンやOB訪問に参加しておけばよかった
毎年4月頃になると、インターンやOB訪問に参加しなかったことに後悔する就活生も多いです。就活の成否は、自分の志望業界・志望企業の情報を、いかに多角的な側面からたくさん集められるかにかかっています。その情報収集の手段の1つがインターンやOB訪問であり、書籍などの文字からでは分からない生の声や、自分がどう感じるかといった感覚的な情報を掴む貴重な機会なのです。
就活が早期化していたとはいえ本格化するのはやはり3月ですから、そこから就活を始めた学生も結構いると思います。しかしいざエントリーという段になると、これまでインターンやOB訪問に参加していなかったため情報不足であり、仕事に対するイメージが湧かず上手く企業選びができません。
またどうにか志望企業を選んでも同じく情報不足で、ESの内容が薄くなってしまい、ES選考に通らないといった問題も起きてきます。逆にES選考のない企業ではその分早くも面接が始まるので、インターンやOB訪問に参加しなかった就活生は企業の人間と接触すること自体に慣れておらず、参加経験のある就活生との実力差を痛感するはずです。
その結果、3月情報公開の企業が初期選考を開始するこの時期、インターンやOB訪問に参加しておけばよかったと早くも後悔する就活生が多くなります。
就活対策をもっとちゃんとやっておけばよかった
4月のこの時期早くも後悔する就活生には、ESや面接、Webテストなどの就活対策をもっとしっかりやっておけばよかったと後悔する人も少なくありません。そのきっかけはインターンやOB訪問に参加しなかった人と同じく、3月にエントリーした企業の初期選考を突破できないことです。
特に23卒の場合は、コロナ禍で新卒採用を行う企業が減少している分、少ない採用枠に大勢の学生が集中して1社あたりの競争率が高くなっています。しかし例年より応募者が増えても、個人面接などの本格的な選考は手間もコストもかかることなので、それほど増やさない企業が多いでしょう。
そのため今年は必然的に初期選考での足切りが増えることになり、合格レベルが上がっているわけです。ES選考にしろWebテストにしろ一次面接にしろ、23卒の場合は例年と同じ程度の対策では大勢の応募者の中で上位に入ることができず、突破が難しくなっています。
その結果、就活が本格化したばかりだというのに早くも難航することになって、「もっとちゃんと対策しておけばよかった」と後悔しているのです。
もっと貯金しておけばよかった
4月のこの時期早くも後悔している就活生の中には、「就活前にもっとバイトしておけばよかった」「もっと貯金しておけばよかった」などと後悔する人もいます。予想していた以上に就活にお金がかかり、資金不足のために就活がままならないのです。
例年だと一般的な就活生の場合、就活にはスーツや交通費などを含めて平均15万円前後の費用がかかります。IターンやUターンなど遠隔地で就活する場合は宿泊費がかかりますから、もっと大きな金額が必要です。
23卒の場合は良くも悪くもコロナの感染予防のため直接的な接触を避けている企業が多いので、例年に比べれば現地に出向く機会は減り、交通費の負担はさほど多くないと思います。とはいえそうした活動ももちろんゼロではないですから、就活にかかる交通費などのことを全然考えていなかった就活生にとっては、手痛い出費となっているはずです。
人によってはお金が足りないために受けたい企業を受けられず、就活の費用を準備しておかなかったことを後悔するケースもあります。特に23卒の就活では説明会や初期選考はオンライン上で行うものの、二次以降の面接になるほど対面で行いたいという企業も増えるでしょう。
今のところは特に困っていなくても、就活後半になって後悔することのないよう、今から節約しておく必要があります。
後悔することによる就活でのリスク
ここまで述べてきたように、この時期早くも後悔するきっかけは色々あるものの、問題はこれまでの失敗そのものより、その失敗への後悔が今後の就活に与える悪影響です。ここまで就活が上手くいっておらず内定がない人に関しては当然、今後も就活を続けていくことになります。
早くも内定を獲得しているのに後悔している人については後ほど説明しますが、その場合にも状況によっては、今から就活をやり直すかもしれません。しかし、どちらにせよその失敗に対する後悔を抱えたままだと、今後の就活も上手くいかなくなる恐れがあるので良くないです。
ここからは後悔することによる就活でのリスクについてお話ししていきますので、きちんと把握しておいてください。
モチベーションが低下し、まともに就活ができなくなる
就活序盤で早くも後悔することで、就活へのモチベーションが低下し、今後まともに就活できなくなる恐れがあります。就活序盤に気持ちよくスタートダッシュを切れなかったのは残念ですが、それをいつまでも引きずって後悔するのは、精神的に良くありません。
後悔とは、自分のしたことを後になって「失敗だった」と悔む気持ちです。今さら後悔しても過去に戻ってやり直すことはできないのに、その失敗を犯した過去ばかり何度も振り返って自分を責め続けるため、意識が後ろ向きになってしまいます。
そのため目の前の就活に取り組もうとしても、過去の失敗が脳裏をよぎって、全然上手くいく気がしないわけです。その結果、良いイメージが持てないことから就活へのモチベーションが下がり、「どうせダメに決まってる」などと今後の就活へのやる気まで失くしてしまうことになります。
面接官は応募してくる学生を見抜くプロですから、そんなやる気のない状態では、決して好印象は与えられないでしょう。「やる気のなさを見抜かれて面接に落ちる」→「後悔する」→「やる気を失くす」という連鎖を繰り返す羽目になり、終わりのないネガティブ思考のドツボにハマる危険性があります。そしてやる気のないまま就活がダラダラと長引き、最後には余計に後悔することになるのです。
就活を進める上で、希望の業種や業界が変わることは多々あります。しかし、就活の進み具合や周囲の状況から誰にも相談できず、悩みながら後悔するケースも多いようです。キャリチャンでは、就活のメンタルサポートも含めた支援イベント「就活相談サポート」を無料で開催しています。ぜひ活用してくださいね。
不安が募り、判断力が鈍ってしまう
就活序盤で早くも後悔した気持ちを抱えたままだと、今後の就活への不安が募り、判断力が鈍ってしまう恐れもあります。先程と同様に過去の失敗にとらわれることで、自分が就活を成功させられる力があると信じられなくなっているためです。
それでなくても今年は初期選考での足切りが増えていますから、後悔を抱えながらの就活がなかなか進展しないことで、なおさら不安が募ることでしょう。果たしてコロナ禍の中で希望に沿った企業が見つかるのか、自分を評価してくれる企業なんてないかもしれない、下手をすると内定のないまま卒業を迎えてしまうのではないかと焦ってくるのです。
その結果、焦って行きたくもない企業を手当たり次第に受け余計に時間を無駄にする、もらった内定によく考えもせず飛びつくなど、正しい判断ができなくなる危険性があります。日本企業の採用活動は新卒一括採用が主流ですから、「新卒」という肩書が使える在学中に就職先を決めることは大事です。
しかし就職は今だけでなく今後の長い人生に関わることなので、慎重によく考えて、自分に合った企業を選ぶ必要があります。ここで正しい判断ができないと、のちのちその判断に対しても後悔することとなるので注意してください。
早くも後悔した時に考えるべきこと
先程は就活を続ける場合ややり直す上でのリスクについて述べましたが、次は既に早くも内定を獲得している人が、就活をやり直すべきかどうかを中心に考えてみます。23卒の就活はまだ序盤とはいえ、最も募集の多い3月はもう過ぎてしまいました。これまで獲得した内定に早くも後悔している就活生は今、「初めから就活をやり直すべきか、それともこのまま突き進む方がいいのか?」と悩んでいると思います。
しかし先程も述べたように就職は今後の長い人生を左右する大事な問題ですから、簡単には決められませんよね。また内定の有無に関わらず、現在進めている就活の方向性や志望業界に後悔し、方向転換してやり直すべきか悩んでいる人も同様です。そのように悩んでしまった時には、いったい何をどう検討して判断すればいいのでしょうか。
ここからは今ある内定や志望業界などに早くも後悔してしまった場合に、初めから就活をやり直すべきかどうかと、どのように判断すればいいのかについてお話ししていきます。
やり直すべきかどうかを判断する基準
今ある内定や志望業界などに早くも後悔してしまった場合、就活をやり直すべきかどうか判断する基準は「現在の結果に妥協点がどれだけあるか」「このまま進んだ結果を自分が受け入れられるのか」です。欲を言えばキリがないので、100%自分の希望を叶える好都合な企業なんてあり得ません。どこに就職したとしても、必ず1つや2つは不満を感じるものです。
しかし気に入らないのに妥協した点があまりに多過ぎると、たとえ入社してもそこで働くことに希望を見いだせず、心が拒否反応を起こしてしまいます。毎日その会社へ出勤し、仕事をするのが苦痛になってきて、結局は早期退職となるのがオチです。ですから今ある内定に早くも後悔している就活生は、その内定先に妥協点がどれだけあるのか、このまま進んだ結果を自分が受け入れられるのかよく考えましょう。
仕事の内容だけでなく社内の雰囲気などをきちんと見たうえで、明らかに会社や社員と自分とが合わない、相性が良くないと思える場合には就活をやり直すべきです。また内定の有無に関わらず、現在の就活の方向性や志望業界に後悔している就活生の場合も、同じことが言えます。
現在のやり方や志望している業界が本当に自分に合っているのかしっかり考え、違うと思うなら就活の方向性を転換してやり直すべきです。ただしどちらの場合にも、基本的には少しでも後悔があるなら就活をやり直した方がいいと言えますが、その後悔が今だけの一時的な気の迷いということもあり得ます。
マリッジブルーと同様、就職先の決断は人生の可能性を1つに絞り込む行為ですから、それが決まりかかると「本当にそれでいいのかな?」と迷いが生じるものなのです。就活継続中で志望業界に迷う場合にも、単に現在得ている結果がイマイチだから、弱気になっているだけという可能性があります。
内定先に後悔しているにせよ志望業界などを後悔しているにせよ、一時の感情で決断するのは危険ですから、一度落ち着いて考え直す時間を必ず設けてください。
どんな時期でも就活のやり直しは可能?
就活への後悔を抱える多くの学生が時期的な問題で悩みますが、基本的にはどの時期でも就活のやり直しは可能です。今ある内定に早くも後悔している人や志望業界に後悔している人は、時期的な問題から就活のやり直しを躊躇しているかもしれません。
新卒募集のメインは3月だから、今さら最初からやり直しても思うような企業と出会えず、上手くいかないのではないかと早くも諦めているのです。しかし確かに新卒の募集が最も多いのは3月ではあるものの、その後だって採用活動を継続している企業はたくさんあるので、今からでも就活をやり直すことは十分できます。
それに前述のように、妥協だらけでイヤイヤ入社したって結局は早期退職につながるだけです。コロナの流行が終息したとしても経済はすぐに回復しませんから、来年以降の早期退職による就活のやり直しの方がよほど難しく、避けるべき事態でしょう。ですから、落ち着いて考えたうえでそれでもこれまでの就活に後悔を感じるなら、基本的にはどんな時期だって就活をやり直すべきだと言えます。
あえてリミットを設けるとすれば、一般的な企業が内定式を行う10月までに就活をやり直しを終え、最終的な入社先の決断を下せるのが理想です。内定式後は入社意思が固まったものと見なして入社準備が始まるため、内定式後の辞退は企業にかかる迷惑が大きくなり、トラブルに発展する可能性があります。
自分が新たに就活する企業の見つけやすさから言っても、内定式後は採用活動を行う企業が極端に減りますので、その前までに決着をつけた方が良いです。ただし内定式後も採用活動を行う企業はゼロではないですから、就活エージェントなどを頼って上手く募集企業を見つければ、10月以降でも就活を成功させることはできます。就活をやり直す前から時期の問題で諦め、早くも妥協を重ねるのでなく、入社後に後悔が残らないかを考えて判断してください。
状況別!後悔した時の対処法
ここまでは大まかに、この時期早くも後悔した場合に就活をやり直すべきかどうかについて述べてきましたが、もちろんそれぞれの状況によって対処の仕方は違ってきますよね。現在内定があるにせよゼロにせよ、今から早くも就活をやり直すなら、再び後悔するような無駄を省いていかなければなりません。
そのためには、これまでの就活にどんな理由で後悔しているのか次第で、今後気を付けていくべきポイントが異なるはずです。そこでここからは、早くも後悔している状況ごとに、それぞれの対処法をご紹介していきます。今後の就活では後悔することのないよう、しっかり読んで参考にしてください。
状況1「もっと早く就活をはじめておけばよかった」
この時期早くも就活への出遅れを感じて後悔している就活生は、就活エージェントなどの就活のプロに頼るのがオススメです。就活エージェントの力を借りれば、プロの力で現在の出遅れをすぐに巻き返すことができます。
今年は経団連の就活ルール廃止やコロナの影響で就活が早期化していましたから、3月から就活を始めた学生は、出遅れ感が否めません。周りの就活生が早くも就活に慣れ、内定を獲得し始めているのに対し、ES選考や一次面接の通過すらままならないと思います。
その原因は他の就活生に比べて就活力が足りていないことですが、残念ながら出遅れてしまった学生は絶対的に経験値が乏しいため、どこを改善しどのようにすれば就活力が上がるのかすら分からないのです。
就活エージェントに頼れば、プロの経験に基づいた視点からあなたの足りない部分を指摘し、最速で就活力を上げる方法を指導してくれます。言ってみれば就活エージェントは、就活を知り尽くした「生きる就活の攻略本」のような人です。
しかも時間をかけて最初から最後まで攻略本を読まなくても、あなたに必要なところだけを自動的に抜粋し、手取り足取り分かりやすく説明してくれます。今から自力で他の就活生に追いつくのは難しいですから、早くも出遅れて後悔している人は、生ける就活の攻略本のようなエージェントに力を借りて巻き返すのが賢明です。
自分の足りない部分を就活エージェントに明確にしてもらって、それに特化したサポートを受け、効率的に就活力を上げていきましょう。
状況2「就活のやり方や志望業界を間違えた」
就活のやり方や志望業界を間違えたことで早くも後悔している就活生は、もう一度改めて自己分析を行い、志望業界や就活軸を見直してください。そもそも志望業界の選択を間違えてしまう原因は、就活軸が曖昧だったり適切でなかったりして、業界・企業選びのための方針が不明瞭なことにあります。
自分ではきちんと就活軸を定めたつもりでも、それによって自分に合った業界を選び出せていないのでは意味がありません。自分に合った業界・企業を確実に選び出すには、それを見分けるための明確で揺るぎない就活軸が必要なのです。
ただし適切な就活軸を定められないのは、それ以前に自己分析が不足しているため、自分という人間への理解が浅いことが根本的な原因となっています。自分のことをよく知らないと、自分にどんな適性があってどの業界・企業が合うのか判断できず、業界・企業選びの方針を立てようがないです。
ですから志望業界を間違えたことで早くも後悔している就活生は、まず自己分析を徹底的にやり直して、しっかりと就活軸を定め直しましょう。また就活軸は、業界・企業選びの方針であると同時に、就活を進めていくうえでの方針でもあります。
これまでの就活のやり方に早くも後悔している人も、明確な就活軸があれば、それを基準としてこれまでの就活のどこが間違えていたのか見直すことができるはずです。どちらにせよ就活のやり直しには確固たる就活軸が必要ですので、早くも就活に後悔している人はきちんと自己分析をやり直し、改めて就活軸を定め直すことが大切になります。
状況3「妥協して内定承諾をしてしまった」
早期にもらった内定に飛びつき、「妥協して内定承諾してしまった」と早くも後悔している人は、それが本当に妥協による選択だったのかどうかをもう一度よく考えてください。前述のように就職先の選択は、他の選択肢を捨てて人生の可能性を1つに絞る行為ですから、マリッジブルーと同様に土壇場になって迷い始めることがあります。
本当に相手との結婚(内定先への就職)が嫌なわけではないのに、その選択が間違いなのではないかと、一時的に錯覚するのです。具体的に言うとこのような場合は、相手(内定先)の悪いところばかりが目に付いたり、他の人(他社)の方が良く思えたり、「他にもっと良い人(良い会社)がいるのでは?」などと探したくなったりします。
けれどもその原因は、可能性が1つだけになって逃げ道を失うことや、それによって結果的に取り返しのつかない失敗となるのを無意識に恐れる心理であり、一時的な感情です。時が経って落ち着けばそれが錯覚だったと分かり、一時的な感情で相手と別れた(内定辞退した)場合には、それを後悔することになります。
ですから現在早くも内定先に後悔しているという人は、自分の今抱えている後悔がそのような一時的な錯覚でないかどうかを、しっかり確認したうえで決断しなければなりません。そのためには内定先の良いところや志望動機をもう一度振り返って、本当に自分の就活軸に当てはまっていないのか、本当に妥協して選んだ企業なのかをよく考える必要があります。
その結果もし一時的な感情だったと分かったら、迷いや恐れを捨て、その企業への入社に向けて心を決めれば良いだけです。しかし検討の結果、自分の就活軸に当てはまっていなかった場合や妥協点が多い場合には、早急に内定を辞退して次に向けての準備を始めましょう。
状況4「インターンやOB訪問に参加しておけばよかった」
就活への情報不足・力不足を感じ、インターンやOB訪問に参加しておけばよかったと早くも後悔している人は、別の方法で情報収集と就活力アップに努めればよいです。この時期インターンやOB訪問に参加しておけばよかったと早くも後悔する人の多くは、情報不足で志望企業を選べなかったり、初期選考を通過できなかったりといったことがきっかけとなっています。
確かにインターンやOB訪問はその業界・企業の生の情報が得られる貴重な機会なので、それを逃してしまったのは大きな痛手です。しかし過ぎてしまったことをいつまでも悔やんでいても仕方がないですから、もっと建設的に考えて、別の方法で生の情報を取得する道を探さなければいけません。
取り組み方次第では就活イベントや説明会からも十分に情報を得られるので、今後は今以上に積極的にそれらへ参加してください。現在はコロナの影響から、就活イベントや説明会がオンラインで行われることが多いですが、その分移動の時間が不要となるためたくさん参加できるはずです。
できるだけ多くの就活イベントや説明会に参加し、複数の業界・企業の情報を比較することで、業界・企業の特徴を掴むことができます。また就活力のアップを図るには、就活エージェントに頼るのがオススメです。
就活エージェントのサポートを受ければ、プロの情報網から一般には入手できない貴重な情報を得られますし、情報不足のために困っている企業探しも代行してもらえます。そのうえES選考や面接に受かるための対策も指導してもらえるので、効率的に就活力を上げられて、あっという間にインターンやOB訪問に参加しなかったハンデを埋められるのです。
状況5「就活対策をもっとちゃんとやっておけばよかった」
早くも就活が上手く進まず、「就活対策をちゃんとしておけばよかった」と後悔している人は、今からでも遅くないので対策を行いましょう。前述のように、今年はコロナの影響で初期選考での倍率が上がり、足切りが増えています。
例年並みの対策をしただけでは多数の応募者の中で上位に入ることができず、ES選考やWebテスト、一次面接などでつまずいてしまうのです。しかし、過去の対策が不十分だったことを今さら嘆いていたところで就活力が上がるわけもなく、一向に初期選考を通過できるようになりません。
今からでも十分間に合いますから、実践経験を通して自分に何が足りないのか、何がいけないのかを把握し、ピンポイントに対策して行ってください。ただしその場合も、自力でどうにかしようとするのは大変効率が悪いです。
就活生自身が「ここがダメだったから落ちた」と思う理由は推測に過ぎず、実際にはまるで見当違いということもあり得ます。ですから早くも対策不足だったことに気付いて後悔している就活生は、就活エージェントなどの就活のプロに頼って、企業側の視点を踏まえた適切なアドバイスをもらうべきです。
プロの指導を受ければ、見当違いな努力で時間を無駄にすることなく、効率的に就活力を上げることができます。エントリー時にESの添削をしてもらえたり、面接練習はもちろん個々の面接前にどうアピールすべきかアドバイスをもらえたりするので、確実に合格率が上がるのです。
加えて選考後は企業担当者から直接聞いたフィードバックと指導を受けられるので、対策を行うがために実際の就活が滞ることなく、実践を通して成長していくことができます。
状況6「もっと貯金しておけばよかった」
早くも資金不足なり、事前に貯金しておかなかったことを後悔している就活生は、どうにかして今後の就活資金を調達しなければなりません。残念ながら就活には、ある程度のお金が不可欠です。
自分に合った企業と出会い、就活を成功させるためには、どうしたって自分の足で現地に赴き、直接的な行動を取る必要があります。就活資金が不足していると受けたい企業を受けることができませんし、資金不足のために出会えるはずだった企業と出会えなくなるなんて、大変もったいないことです。
それに単純に志望企業の面接を受けるだけでなく、できるだけ多くの企業を見て情報を集め、たくさん実践経験を積んで就活力を高めることが就活の成功につながります。資金不足で就活が制限されてしまうと、情報や経験も不足してしまって、就活を成功させにくくなるのです。
そのため就活資金を貯めておかなかったことに後悔している人は、どうにかして資金を調達する必要があります。まずは親に事情を話し、就活資金を援助してもらえないか相談してみてください。それが難しい場合は、比較的スケジュールの融通が利くシフト制のアルバイトをするのが良いでしょう。
ただしアルバイトを優先し過ぎると就活がおろそかになりますし、忙し過ぎて体調を崩す恐れがありますので、スケジュール管理には注意が必要です。その場合も就活エージェントを利用し、企業探しや企業とのやり取りなど就活面の面倒な作業を代行してもらうことで、アルバイトに充てる時間を無理なく確保することが可能になります。
おわりに
今年は経団連の就活ルール廃止やコロナの影響から就活が早期化していますので、例年に比べてこの時期早くも後悔している就活生が大変多いです。その原因は色々ありますが、いずれにせよそのまま放置するわけにはいきません。後悔を抱えたままの入社は早期退職のリスクがありますし、就活をやり直すにしても今抱えている後悔に対処しないと、今後も就活が上手くいかなくなる恐れがあります。
このコラムを参考にそれぞれの状況に合わせ、自分が後悔することになった原因への対策を早急に講じましょう。ただし就活の軌道修正を自力で行うのは大変なので、就活エージェントを頼って手伝ってもらうことをオススメします。
キャリチャンでも、これまでの就活に後悔している学生のやり直しを手助けするためのイベント「出遅れ就活サポート」を開催していますので、ぜひ利用してください!このイベントでは、プロのキャリアプランナーが1対1で面談し、この時期あなたが早くも就活に後悔してしまうことになった根本的な原因を探っていきます。
それを踏まえて適切な指導と企業紹介を行い、あなたが納得のいく形で就活を終えられるよう、就活のやり直しを後押しするのです。就活中も最終的な内定承諾先を決定するまで二人三脚でサポートしていきますので、今後は効率よく就活を進められ、再び後悔する心配もなくなります。
しかもイベントの参加はその後のサポートも含めて全て無料ですから、費用の心配も一切必要ありません。「今さら就活のやり直しなんて可能なの?」と不安を感じている人が多いと思いますので、それを吹き飛ばすためにも私たちプロを頼り、一日も早い就活成功を目指しましょう!
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この記事の監修者
平崎 泰典
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
2016年に入社後、企業向けの採用コンサルティング業務を経て、就職・転職希望者に対する個別就職支援を担当。「キャリチャン」「合説どっとこむ」において年間100回以上の就職・転職セミナーの講師も務める。
主な担当講座に「営業職や種類が適性がよくわかる解説講座」「手に職をつけられる仕事解説講座」などがあり、これまで3,000名以上に対して講座を実施。
就職支援では「自己分析」と「業界研究」を得意として、就活初期の学生や求職者を相手に基礎からサポートを行う。年間1,000名以上の内定獲得を支援。