【コロナ禍におけるインターンシップ事情】効率的な就活の進め方教えます

 2022年11月16日

コロナの流行によって就活事情も様変わりしましたが、幸い最近はコロナと上手に付き合いながら採用活動を行う企業もずいぶん増えてきました。そんなコロナ禍の就活を進める上で、何か分からないこと、不安に感じていることはありますか?

キャリアプランナー 平崎

就活生 Aさん

1~2年生のときはコロナの影響から長期インターンシップを開催している企業が少なかったので、結局1つもインターンシップに参加できませんでした。3年生以降のインターンは就活に直結していると聞いたので絶対逃したくないのですが、開催している企業はあるでしょうか?

確かにコロナの影響は、本選考だけでなくインターンシップにも及んでいます。そんな中で今後のインターンシップ探しに不安を感じている3年生や、これまでインターンシップに参加できなかったことで就活そのものに不安を感じている4年生もいますよね。
このコラムではそんな3年生と4年生に向けて、現在のコロナ禍におけるインターンシップ事情について解説します。現状でもインターンシップを開催する企業はまだまだ少ないのか、3年までにインターンシップに参加しそびれた4年生はどう挽回すればいいのかについても記載しますので、最後まで読んで今後の就活の参考にしてください。

キャリアプランナー 平崎

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コロナ禍におけるインターンシップ事情

コロナ禍におけるインターンシップ事情

一時の混乱状態から抜け出し、コロナと上手に付き合いながら採用活動が行えるようになった昨今。そんな中でインターンシップはどうなっているのでしょうか。ここではコロナ禍におけるインターンシップ事情について解説していきます。

インターンを開催する企業が減った

コロナと上手に付き合えるようになり、採用活動に活気が戻ってきましたが、それでも以前に比べるとインターンシップを開催する企業はまだまだ少ない状態にあります。なぜならインターンシップは、実際に企業に出向き、実務を体験したり企業案内を受けたりすることが本来の醍醐味だからです。

そのため、本来インターンシップは基本的に“対面”となるので、感染拡大防止として21卒の就活においては軒並み中止となりました。お互いの感染予防はもちろん、経営者は社員を守る義務がありますから、それらの観点からもインターンシップを中断せざるを得なかったのです。

しかし最近ではコロナと上手に付き合えるようになったことから、感染対策をしっかりと行ったうえでインターンシップを開催する企業も徐々に増えてきました。ただ、それでもインターンシップを開催している企業は以前に比べるとまだまだ少ないです。割合にするとコロナ禍でもインターンシップを開催する企業は、例年に比べて70~75%程度に留まっています。

オンラインでのインターンが増えた

少しずつインターンシップを再開する企業が増えてきてはいるものの、コロナへの警戒から対面でのインターンシップを実施する企業は少なく、インターンシップには“オンライン”を用いる企業が大半です。

説明会や面接などでもオンラインが用いられているように、インターンシップにおいてもオンラインが主流となりつつあり、その割合は対面2割、オンライン8割ほどとなっています。

対面式に比べると思うように情報を得られないようにも感じますが、企業側も様々な工夫を凝らし、インターンシップを開催していますので十分有意義な時間を過ごすことができます。

どんな事情でもインターンには参加すべき!

コロナ禍ということで思うように行動ができず、また数少ないインターンシップに対して「参加できない」「参加しなくてもいいかな?」と頭を抱えている人も多いと思いますが、どのような形であれインターンシップは必ず参加すべき行事です。

なぜならインターンシップでは求人情報や企業HP、説明会などでは知りえない企業の“リアルな面”を知ることができるため、就活において有益な情報を得ることができるからです。

就活ではいかに情報を得られるかがポイントとなりますので、自分に合った企業の見極め、円滑に就活を進めていくためにもインターンシップへの参加は欠かせません。ですからインターンシップには、できる限り参加していきましょう。

できれば対面式の方が自分の目で見て様々なことを感じ取れるためオススメですが、今は難しいかもしれません。対面式のインターンシップを開催する企業数が減っているため探しにくいのと同時に、三密を避けるといったコロナの感染対策を実施している結果、受け入れ可能な人数が限られ、インターンシップの選考倍率が高い傾向にあるからです。

そういう場合はあまり対面式にこだわりすぎず、オンラインのタイプでもいいので積極的に参加してください。先ほどもお話ししましたが、今は企業が様々な工夫を凝らしていますから十分有益な情報を得ることができます。積極的に参加すればその分就活も円滑に進みますので、時間が許す限り参加していきましょう。

もしインターンシップ先探しや選考で苦戦してしまう場合は、就活エージェントに頼るというのも1つの手です。キャリチャンでも24卒の早期内定に特化した無料イベント「24卒就活サポート」を開催していますので、ぜひ活用してください。

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今インターンを開催している企業の特徴と探し方

今インターンを開催している企業の特徴と探し方

コロナ禍ということで、インターンシップを開催している企業は例年よりも3割程度少なくなっています。そのため、就活をしていれば勝手に入ってきたインターン情報も、今は自分から情報を得るために行動しないと見つけることができません。

では具体的に今開催しているインターンを探し出すためにはどうすればいいのでしょうか。まずは今インターンを開催している企業の特徴からチェックし、そのうえで具体的な探し方を確認していきましょう。

今の時期にインターンを開催している企業の特徴は?

今の時期にインターンシップを開催している企業の多くは中小企業とベンチャー企業です。これら企業はもともとインターンシップに力を入れており、中にはインターンを通して選考を行う場合もありますので、感染対策をしながら工夫して開催しています。

また一部大手企業でもインターンシップを開催していますが、例年よりも数は減っていますので、狙い目は中小企業やベンチャー企業です。

業種においては、航空系・旅行系・飲食系業界などコロナの影響を大きく受けている企業以外は幅広くインターンシップを開催しています。特にオンラインがメインとなっている今はWebに強いIT企業などでが積極的にインターンシップを開催しています。

さらにインターンシップの種類としては「1dayインターンシップ」がメインとなっています。前述のように現状ではインターンシップもオンラインが主流です。しかしオンライン上での開催となると、実施可能なプログラムや受け入れ人数にどうしても制約が出てきます。企業説明会のような1dayインターンシップならオンライン上でも簡単に実施可能ですし、一度に大勢の学生と出会えることから、1dayインターンシップが多いのです。また対面においても、長く学生と接触することを避ける傾向にあることから1dayインターンシップが中心となっています。

もちろん短期インターンシップや長期インターンシップを開催している企業も中にはありますが、受け入れ可能な人数が少ないので選考倍率が高くなり、厳しい傾向にあります。そういう場合はあまり開催期間にこだわり過ぎず、ともかく参加することが大事ですから、気軽に参加可能な1dayインターンシップに参加していきましょう。

探す手段は「ネット検索」「キャリアセンター」「就活エージェント」

今開催しているインターンシップを探す具体的な手段は「ネット検索」「キャリアセンター」「就活エージェント」です。まず基本的なインターンシップの探し方として挙げられるのがネット検索です。

「インターンシップ」と検索するだけで今開催している企業を紹介しているページがでてきますし、気になる企業がある場合には企業名を入れればインターンシップを開催しているかどうかを確認することができます。

次にキャリアセンターですが、大学に併設している就活課やキャリアセンターなどにはインターンシップに関する情報が集まっていますので、そこから今インターンシップを開催している企業をチェックすることができます。

そして最後に就活エージェントからインターンシップを開催している企業を教えてもらうという手段です。就活エージェントは就活に関するすべての情報を把握していますから、インターンシップを開催している企業を紹介してくれますし、自分が気になる企業の情報も教えてもらうことができます。

このようなご時世ですので、中には掲載費を節約するためにネットへの広告を取りやめる企業もあるため、ネット検索では十分に情報を得ることができなかったり、連日混みあうキャリアセンターに思うようにいけない場合を考えると、就活エージェントは最も効率的に開催インターンを探せるためオススメな手段だといえます。

キャリチャンでも、早期内定を目指す24卒を支援するイベント「24卒就活サポート」を開催していますので、ぜひ活用してください。プロのキャリアプランナーが、インターンシップも含めた企業探しや選考対策をマンツーマンで支援します。参加は無料ですので、気軽に相談してみましょう。

利用者の声

昨年インターンシップに参加できなかった人の対処法

昨年インターンシップに参加できなかった人の対処法

4年生となり本格的に就活を行う人はできる限りインターンシップに参加した方が良いとお話ししましたが、本来インターンシップといえば3年生の夏に参加するのが一般的です。しかしコロナの影響から、1年から3年までの間インターンシップに参加できなかった人も多くいることでしょう。

そのような人たちはやはり“情報”の少なさに頭を抱えていることだと思います。ではそのような人たちはどう巻き返していけばいいのでしょうか。ここではそんな、昨年インターンシップに参加できなかった人たちの対処法について解説していきます。

今から参加できるインターンを探す

昨年インターンシップに参加できなかったことで情報不足を感じている場合には、今から参加できるインターンシップを探し、積極的に参加してください。これまでにもお話ししているように、インターンシップでは様々な情報を得ることができますし、オンラインでも十分情報を確保できるため絶対に参加すべきです。

たとえ昨年インターンシップに参加できなかったとしても、今から挽回することは可能です。自分がその気になれば、今後のインターンシップでこれまでの遅れを十分巻き返せるほどの情報を得ることはできます。

コロナで仕方なかったとはいえ、コロナ流行よりも前から就活の準備に取り掛かり、インターンシップへと参加していた人も多くいますし、コロナ禍でも頑張ってインターンシップを開催している企業を見つけ出しては参加していた人も中にはいますから、このような人達と比べると昨年インターンシップに参加できなかった人とは差が生まれることになります。

ですので、その遅れを取り返すためにも自分にとって有意義な情報を得られるインターンシップを探し、今からでもしっかりと参加していきましょう。

また、インターンシップに参加する際には実務体験などに注力しすぎるのではなく、その会社の事業内容や雰囲気などをチェックするようにしてください。そのためにも実際に働く社員をチェックし、自分に合っているかどうかを見極めていきましょう。

就活イベントや説明会に参加し、情報を得る

インターンシップに参加するのが難しい場合には、就活イベントや説明会に参加し、情報を得ていきましょう。今は就活イベントが充実していますし、欲しい情報をピンポイントに得ることができるため、参加必須です。

それに就活イベントは時期問わず年中行っていますし、その時期に合わせた内容のものが用意されています。例えば卒業ギリギリに開催しているイベントでは短期間で内定を獲得するための内容ですし、夏から就活を行う人向けのイベントでは出遅れを取り戻すための内容となっています。

ですので、自分に必要なカリキュラムが組まれているイベントに参加し、たくさんの情報を得ていきましょう。キャリチャンでも「最短就活」や「出遅れ&やり直し就活」など様々な時期に合わせた内容のイベントを開催していますので、自分に必要なイベントへぜひともご参加下さい。

また、説明会からでも情報は十分に得られます。合同説明会に参加すれば業界の全体像や各業界との違いなどについて知ることができますし、個別の説明会に参加すればその企業についての理解を深めることができます。

他にもOB訪問やリクルーターなどからも情報を得られますが、このご時世ですので対面では難しい場合もあります。しかし、企業によってはオンラインで対応してもらえますので、気になる企業がある場合には問い合わせてみましょう。

就活エージェントから情報を得て、サポートしてもらう

インターンシップに参加できず、出遅れや情報不足を感じた場合には「就活エージェント」に頼りましょう。就活エージェントはコロナ禍における変化にも敏感ですし、就活全体の情報を熟知していますから、就活エージェントを頼れば効率的に必要な情報を集められるのです。

就活では自分に合った企業を見つけるために、業界全体の情報や企業に関する情報をしっかりと集める必要があり、情報を集めれば集めるほどよりよい選択ができるようになります。

しかし昨年インターンシップに参加できなかった場合、その時間分の情報がないわけですからその遅れを取り戻すためには濃い情報を短期間で集める必要があります。そしてそこで就活エージェントを頼れば問題を解決できるというわけです。

また情報のほかにも、就活のやり方を伝授してくれたり、自己分析や企業研究、ES・面接対策などのサポート、さらには企業紹介なども行ってくれるため、就活エージェントを頼るだけでグッと就活がやりやすくなるのです。

特に今はコロナ禍での難しい就活ですので、プロによるサポートや援助は欠かせません。自分に合った就活エージェントを見つけ、一緒に就活に挑んでいきましょう。

おわりに

新型コロナウイルスの大流行は、就活に大きな影響を与えました。本来であれば参加できたはずのインターンシップにも参加できずに、苦しんでいる人も多くいることでしょう。

ただしインターンシップは就活において必要な情報をたくさん得られることから、コロナ禍であっても参加必須です。

コロナ禍ということでインターンシップ自体を開催していない企業も多く、またインターンシップが開催されているかどうかもわからないという人もいるかもしれません。しかしそのままにしていては時間を無駄にするばかりですし、就活自体に出遅れてしまいますから、今置かれている事情をしっかりと把握し、必要な行動を取ることが大切です。

その中で欠かせない存在が「就活エージェント」です。就活エージェントはインターンシップに参加できなかった分の補填を行えるほどの情報提供・サポートを行ってくれますし、コロナ禍で難しい就活において内定獲得のためのフォローを行ってくれます。

キャリチャンでもコロナ禍で難しい就活においてサポートを行うイベント「就活相談会」を開催しています。このイベントでは昨年インターンシップに参加できなかった人のために遅れを取り戻すためのサポートから内定獲得までのフォローを行っています。あなたが納得できる形で就活を終えるためのサポートを全力で行います。ぜひ気楽にご参加ください!

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この記事の監修者

監修者:平崎泰典

平崎 泰典

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2016年に入社後、企業向けの採用コンサルティング業務を経て、就職・転職希望者に対する個別就職支援を担当。「キャリチャン」「合説どっとこむ」において年間100回以上の就職・転職セミナーの講師も務める。

主な担当講座に「営業職や種類が適性がよくわかる解説講座」「手に職をつけられる仕事解説講座」などがあり、これまで3,000名以上に対して講座を実施。

就職支援では「自己分析」と「業界研究」を得意として、就活初期の学生や求職者を相手に基礎からサポートを行う。年間1,000名以上の内定獲得を支援。

~就活生へのメッセージ~

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