【23卒向け】年内に内定を獲得する秘訣を就活のプロが教えます
2022年11月11日
就活生Aさんもできれば年内に内定を獲得し、就活から解放された状態で新しい年を迎えたいですよね?
キャリアプランナー 平崎
就活生 Aさん
もちろんです!でも年内って言うと残り1ヶ月くらいしかありません。これまでさんざん就活してきて1つも内定がないのに、そんなこと可能なんでしょうか。
大丈夫。今からでも年内の内定獲得を狙うことは十分に可能ですよ!ただし、時間が限られていることや企業数の減少によって難しい就活になることには間違いありませんので、年内内定を目指すための正しいやり方で就活を行う必要があります。
このコラムでは、年内に内定獲得を狙うための秘訣についてご紹介します。年内内定を目指すうえでの就活事情や具体的な行動、さらにはこの時期に採用活動を行う企業についてもご紹介していますので、内定がある状態で年明けを迎えたい人はぜひ最後までご覧ください!
キャリアプランナー 平崎
目次
今から年内の内定獲得を狙えるのか?
これまでの就活でなかなか内定がもらえず、もう少しで年を越してしまう時期まで来てしまったことで焦りを感じていると思います。卒業というタイムリミットもあることですし、「できれば年内には内定を獲得し、安心した気持ちで新しい年を迎えたい」と考えていることでしょう。
しかし、本来であればこの時期は多くの学生が内定を獲得している時期ですので、当然ながら採用活動をしている企業も減っています。ではやはり、今から年内に内定獲得を狙うのは難しいのか。この時期の就活事情について解説します。
今からでも年内の内定獲得を狙うことは可能
結論から申し上げますと、今からでも年内の内定獲得を狙うことは可能です。今の時期でも採用活動を行っている企業はまだまだありますので、正しいやり方で就活を行えば十分、年内の内定獲得は可能なのです。
それに今年は新型コロナウイルスの影響から採用活動が全体的に長期化している傾向にあるため、この時期でも採用活動を行う企業は多くあるのです。中にはコロナ対策が進んだことで経営状況が復活し、採用活動を再開する企業もありますので、例年よりも年内の内定獲得を目指しやすいでしょう。
また、この時期は冬採用の真っ最中でもありますから、採用活動も活発ですので、諦めることなく年内内定目指して対策をしましょう。
今まで就活をしていない場合にはかなり厳しい!
新型コロナウイルスの影響もあり、今年は例年よりも年内内定を狙いやすいですが、これまで就活をしてこなかった人は厳しいものになりますので、相当な覚悟が必要になります。
これまで内定がもらえなかったとしても、今まで行ってきた就活によって面接に対する慣れや情報収集のやり方などを知っていますし、就活に対して免疫があることになるため「就活力」があります。
そのため、これからの就活に対しても速やかに対応できますが、これまで就活をしてこなかった人には経験も知識もありませんからそうもいきません。そのため、これからの就活に対して相当な覚悟が必要となります。
ただし、これまで就活をした人も就活に対する免疫があるとはいえ、内定がもらえない原因となっている何かしらの欠点があるわけです。その欠点を改善しないと、就活をしていなかった人と同様に厳しいものになりますので気をつけましょう。
年内に内定を獲得する秘訣については後ほど詳しく説明しますが、とにかく手っ取り早くその方法を知りたい、一刻も早く内定を獲得したいという人には、就活エージェントなどのプロを頼ることをオススメします。キャリチャンでも、スピーディーに内定を獲得し、今すぐ就活を終わらせたい人のための無料イベント「スピード内定サポート」を開催していますので、ぜひ活用してください。
今から年内の内定獲得を狙える企業の特徴
新型コロナウイルスの影響から例年よりも年内内定を狙いやすいですが、春の時よりも企業数が少ないのは確かですので、選択肢が狭まってしまうかもしれない覚悟を持たなくてはなりません。
ただこれまでのように選び放題とはいかないものの、年内で内定獲得を狙うのであれば今ある選択肢を知っておく必要があります。ここではそんな、今から年内の内定獲得を狙える企業の特徴についてご紹介します。
今から年内の内定獲得を狙える企業の特徴
この時期に採用活動を行っている企業は具体的に下記のとおりです。
- ベンチャー企業
- BtoB企業
- 大手企業のグループ会社
- 通年採用している企業
まず挙げられるのがベンチャー企業です。ベンチャー企業は創立年数が浅く、新しいビジネスを展開しているということで、即戦力となる人を求めています。そのため、「いい人材がいればいつでもほしい」という考えから、採用活動に期間を設けずにいるのです。
また、BtoB企業も年内内定を狙える企業として挙げられ、その理由は「知名度の低さ」にあります。BtoB企業は消費者ではなく法人を相手にビジネスをしているため、私たちには馴染みのない企業が多いです。そのためこれまでの採用活動において満足に人を集めきることができず、この時期まで採用活動を行っている傾向にあります。
ただ知名度は低いものの、「業界内では有名」な企業も多く、成長性や安定性があることから優良企業が多く、実は狙い目とされています。
さらにBtoB企業と同じ理由から大手企業のグループ会社も年内内定を狙える企業の1つとなります。大手企業のグループ会社も知名度は低いが、大きな会社を相手にビジネスしている企業が多くあることから、優良企業が多く、人手も求めていることで受かりやすい傾向にあります。
さらにソフトバンクやユニクロといった通年採用している企業も受けることができますが、大手企業が多いことから受かるのが難しいですので、選択肢の1つとして他の企業と併用として志望するようにしましょう。
さらに稀に大手企業が様々な人材欲しさに二次募集を受け付けている場合もありますが、これは少ないケースのため大手企業ばかりに目を向けるのではなく、広い視野から様々な選択肢を考えていきましょう。
今でも採用活動をしている企業はブラック企業なのか?
この時期まで採用活動を続けているということで、「人手が足りないほどブラック企業なのでは?」と不安に感じる人も多くいると思いますが、実際、この時期に採用活動をしている企業はブラック企業なのでしょうか?
結論から申し上げますと、そんなことはありません。実際に人手が足りないことで募集しているケースもありますが、すべてがブラック企業によって人材不足というわけではありませんし、前述からもわかるように、優秀な人材欲しさに採用活動を続ける企業もあります。
ですから、この時期だからブラック企業しかないと落胆することなく、自分に合った企業を見つけていきましょう。
ただし残念ながら人材の入れ替わりが激しく、人手が足りないことで採用活動を行うブラック企業も中には紛れているのも事実です。そのため、年内内定を目指す場合にはブラック企業かどうかをしっかりと見極めることが大切です。具体的なブラック企業かどうかの見極め方を次項より確認していきましょう。
ブラック企業かどうかを見極める方法
この時期ということで、残念ながら中にはブラック企業も紛れていますので、企業を選ぶうえではしっかりと見極めなければいけません。そんなブラック企業かどうかを見極めるためには下記のことを意識しましょう。
- キャッチコピーがきれいすぎる
- あまりにも好条件すぎる働き方
- 仕事内容が抽象的でわかりにくい
- 若手活躍のアピールがすごい
- 長時間労働
- 休日出社・残業当たり前
- 有休をとらせてくれない
- 最低賃金を下回る給料
- 給料や残業代の未払いがある
- 不当な理由による給料減額
- パワハラが横行している
- 退社を認めてくれない
- 離職率が高い etc…
【チェック項目】
【ブラック企業の特徴】
まずブラック企業かどうかを見極めるうえで意識してほしいのが上段のチェック項目です。ブラック企業は人の入れ替わりが激しいほど厳しい条件のもと働かせるわけですから、常に多くの人を求めるために“印象の良い広告”を打つ傾向にあります。
ですから、あまりにも好条件すぎる働き方や給料額、福利厚生などには警戒すべきですし、良い印象を与えているようなキャッチコピーなども疑うようにしましょう。また、仕事内容が抽象的でわかりにくいもの怪しいので、気を付けてください。
そしてこれらを見極めていくためには、直接的に企業を見ていくことが大切です。ですから、OB訪問や社員面談などを行い、自分の目で見極めていきましょう。
ブラック企業の具体的な特徴については下段をチェックしてください。これらは実際に入社してみないとわからない部分もありますので、実際に働いていた人の意見を聞ける「口コミサイト」などを活用すると良いでしょう。
ただし企業側もやり口が巧妙になってきているため、就活生の努力だけではブラック企業を見抜けないケースも多々あります。確実にブラック企業を避けるには、契約時にきちんと相手企業のリサーチを行っている就活エージェントから、安全・安心な企業を紹介してもらうのが一番です。キャリチャンでも、年内内定を狙えるホワイト企業を紹介する無料イベント「スピード内定サポート」を開催していますので、ぜひ活用してください。
年内に内定を獲得するための秘訣
例年よりもこの時期の就活は成功しやすいといわれているものの、やはり時間が限られた中での就活になりますから、厳しい就活には変わりありません。ですが、正しいやり方で就活を行えばだれでも納得のいく内定獲得ができますので、そのやり方についてしっかりと学んでおきましょう。
ここではそんな、年内に獲得するための秘訣についてご紹介しています。具体的な準備から動き方などについて解説していますので、しっかりとチェックしていきましょう。
まずは就活軸を見直そう
まず就活軸を見直してください。これまでの就活で内定がもらえなかったということは就活軸に問題があった可能性が高いので、まずは就活軸を見直す必要があります。これまでの就活を通して企業へ求める条件も変わってきていると思いますので、自分との適性を考えたうえで就活軸を見直してみましょう。
また、これから就活を始める人も自己分析から自分の強みを明確にし、強みを活かせる業界はどこか、自分が活躍できる企業はどこかを意識しながら自分が企業へ求める条件と合わせて定めてください。
就活軸は自分に合った企業を見つけるために重要なもので、この時期から年内内定を狙ううえでは効率的に企業を見つけるために特に重要となります。反対に、就活軸が曖昧であれば企業を見つけるのに苦戦してしまい、年内内定は難しくなりますから、ここには時間をかけてしっかりと定めていきましょう。
就活では自分が企業を選ぶように、企業側も学生を選びます。ですから、いかに相性の良い選択をはじめからできるかがポイントとなりますので、初めから気に入ってもらえるような企業、つまり企業が求める人物像に自分が当てはまる企業を選ぶことが大切ですので、企業についての理解もしっかりと深めておきましょう。
この部分がしっかりと固まっていれば、企業探しもスムーズに行えますし、相性の良い企業を選べれば自分をアピールしやすくなるため内定率もグッと高まります。
これまでの失敗を明確にし、改善する
就活軸を見直したら次に、これまでの失敗を明確にし、改善していきましょう。これまでの欠点を直さないままでは同じことの繰り返しになりますから、内定がもらえなかった原因はしっかりと明確にしておかなくてはなりません。
前述のように、就活軸(企業選び)に問題がある場合もありますし、面接で自分を上手にアピールできない人、企業に対する理解不足な人、行動量が少ない人など、様々な原因が考えられます。
そしてそれぞれの原因にはそれぞれに適した改善が求められますから、これまでの就活を見直し、内定がもらえなかった原因を考えていきましょう。そして必要な改善を行い、欠点のない状態で再スタートできるように準備を進めてください。
就活軸を見直すことで、自分の問題がどこにあったかが見つかりやすいと思いますので、就活軸を定める際に自分の問題点を見つけられるように意識すると効率的でしょう。
軸に沿って多めにエントリーし、場数を踏んで力をつける
就活軸を見直し、欠点を改善したら次は実践です。本来ではあればここでES対策や面接練習を行いますが、年内内定ということで時間が限られていますから、ここに時間を充えてしまうのはもったいないので、年内内定を狙う場合は本番を通して力をつけていくのです。
限られた時間の中で内定を狙うわけですから、数こなしていくことも重要になりますので、気になる企業は積極的にエントリーしましょう。ただ、数打ちゃ当たるでは力をつけることができませんし、そもそも選択として間違っていますから受かるはずもなく、時間を無駄にするばかりですので、選ぶ企業は必ず就活軸に当てはまるものにしてください。
たとえ、本命企業でないとしても内定を獲得することができればそれが自信となりますし、確実に力にもなりますから次に活かせます。「内定を取る感覚」は就活において重要ですし、これは実践を通さないと味わえない感覚ですので、この感覚を掴むためにも積極的に面接を受けてください。
ただし、これから就活を始めるという人はいきなり本番というのも難しいと思いますので、事前に面接練習を行った方がよいでしょう。しかし、もともと年内内定を狙ううえでは面接練習に時間を充てるのはもったいないですから、練習を行う際には“確実に力をつけられる”方法を選んでください。
具体的には、「他人」と練習を行う方法です。緊張感を持てる他人と練習をすれば、本番のような雰囲気のもと練習ができるため、力をつけやすいのです。またそんな他人も、「就活エージェント」を利用することで、適切なアドバイスを受けながら練習ができるため、より力がつくでしょう。ですから、模擬面接イベントなどを積極的に利用し、効率的に力をつけてください。
就活エージェントなどのプロの力を借りる
限られた時間の中で数少ない企業から内定を狙うのは正直厳しいものとなりますし、相当な対策や行動量が求められます。しかし、そんな短期就活も就活のプロに頼ることでグッと楽になるのです。
具体的にオススメなのが就活エージェントです。就活エージェントはマンツーマンでサポートを行ってくれるため、大学のキャリアセンターのように「予約が取れない」「一人に時間を割いてくれない」といったことがありませんので、強力な味方として心強いです。
就活エージェントは、就活軸に沿った企業を紹介してくれますし、その企業に受かるための対策を行ってくれるため、様々な手間が省けたうえで確実に内定を狙いにいけるため、非常に効率的です。
特にこれから就活を始めるという人は右も左もわからない状態でしょうから、プロによるサポートは心強いですし、確実に後れを取り戻せるため利用しない手はないでしょう。
キャリチャンでもすぐに就活を終わらせることを目的としたイベント「スピード内定サポート」を開催しています。このイベントではあなたが必ず満足できる企業の紹介から面接に受かるためのサポートを行っています。“最短”を目指したイベントとなっていますので、「とにかく早く終わらせたい」「絶対に年内に内定が欲しい」という人はぜひ参加してください。
年内内定を目指すうえで注意すべきこと
年内で内定を狙うためには正しいやり方で就活を行う必要があります。必要な準備や心得はもちろん、内定を遠ざけてしまわないための注意すべき行動もありますので、しっかりと確認しておきましょう。
ここではそんな、年内内定を目指すうえで注意すべきことについてご紹介していきます。確実に納得のできる内定を目指すためにも注意すべき行動は避けましょう。
焦って企業を決めないように気を付ける
年内内定を目指すうえで最も注意すべきことは、焦った状態で物事を判断してしまうことです。年内内定ということで時間が限られていますから、焦りから適当に物事を決めてしまったりと、判断力が鈍る傾向にありますが、それではせっかく準備してきたものも意味がないものとなってしまいます。
焦って決めたものがその場でよくてものちのち後悔することは目に見えています。特に企業選びに関して焦りから冷静な判断ができなくなってしまうとミスマッチから早期退職を招く可能性がありますので、特に注意が必要です。
焦りは誤った判断をしてしまうだけですから、内定がすぐにほしいという気持ちもわかりますが、判断する場においては冷静かつ慎重に考えるようにしましょう。この一瞬の判断ミスが将来を左右することを忘れないでください。
スケジュール管理や体調管理に気を付ける
年内内定を狙うということで、限られた時間の中就活をする必要があります。通常であれば約半年かける就活も、時期によっては1,2か月で半年分の行動量が求められることになりますから、スケジュール管理には十分に気を付ける必要があります。
行動量が求められることで、これまでよりもハードスケジュールになってしまいますので、予定が混合してしまうこともありますし、予定がブッキングしてしまえば就活全体の流れを止めかねませんので、1つ1つを丁寧にこなしていけるよう、しっかりとスケジュール管理を行いましょう。
また、ハードスケジュールになるということで体調管理や精神面のケアにも気にかけてください。無理なスケジュールから体調を崩してしまい、就活を休むことになってしまえば元も子もありませんから、無理のない範囲で1つ1つの質を落とすことのないスケジュールで就活を行いましょう。
そしてこの時期の就活は疲労だけでなく、精神的にもつらい思いをすることが多々ありますから、自分の気持ちを上手にコントロールしながら内定獲得を目指すようにしてください。辛いと感じた時には休むことも年内内定獲得のためには大切なことです。
おわりに
年内に内定獲得を狙うことは可能ですが、限られた時間の中での就活となりますので、行動量が求められますし、正しいやり方での就活が重要となります。それを知らずにただただ突き進んでも結果的に時間を無駄にしかねませんので、しっかりと正しい就活のやり方を把握しておきしょう。
まずは自分に合った企業、つまり自分を採用してくれるであろう企業を見つけるための就活軸をしっかりと見直してください。次にこれまでの就活での失敗を明確にし、改善したうえで実践から力をつけていきましょう。
また、厳しい就活だからこそ就活エージェントなどのプロの手を借り、確実に内定獲得を目指すためのサポートを受けてください。就活エージェントは必ずあなたが満足いく結果へと導いてくれます。キャリチャンでも、就活のプロが年内内定獲得をサポートする無料イベント「スピード内定サポート」を開催していますので、ぜひ活用してください。
そして、行動量が求められるからこそスケジュール管理や体調・精神面のケアにも気を付けてください。就活を成功させるためには焦りは禁物です。
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この記事の監修者
平崎 泰典
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
2016年に入社後、企業向けの採用コンサルティング業務を経て、就職・転職希望者に対する個別就職支援を担当。「キャリチャン」「合説どっとこむ」において年間100回以上の就職・転職セミナーの講師も務める。
主な担当講座に「営業職や種類が適性がよくわかる解説講座」「手に職をつけられる仕事解説講座」などがあり、これまで3,000名以上に対して講座を実施。
就職支援では「自己分析」と「業界研究」を得意として、就活初期の学生や求職者を相手に基礎からサポートを行う。年間1,000名以上の内定獲得を支援。