25卒の内定のピークはいつ?ピークに向けた対策法と合わせて解説

 2024年2月13日

就活ルールが廃止されたことで就活が早期化されており、早くも多くの学生が内定を獲得していますが、あなたはどうですか?

キャリアプランナー 岡田

就活生 Bさん

まだ内定どころか、就活も本格的に行えていません。就活ルールが廃止されたことでどう動けばいいのかわからなくなっており、内定獲得のめどがわからない状態です。

そうですよね。就活において内定獲得は大きな目標となりますので、そのゴールがいつ頃になるのか気になるのは当然ですし、ゴールの目星がある方が就活もしやすいと思います。ではそんな内定がもらえる時期ですが、具体的にいつ頃がピークになるのか。今回はそんな内定のピークについて解説していきましょう。

キャリアプランナー 岡田

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23卒の内定のピークはいつ?

23卒の内定のピークはいつ?

就活ルールが廃止され、コロナの影響から就活が早期化されていますが、内定が出るピークに違いはやはりあるのでしょうか。もともと就活ルールがあったことで内定が出る時期はある程度決められていましたが、スケジュールがなくなったことで内定が出る時期にもバラつきはあるのか。

ここではそんな23卒の内定のピークについて解説していきます。内定が出る時期や昨年との違い、23卒の内定事情などについて解説していきますので、しっかりチェックしていきましょう。

ピークは6月

23卒の内定のピークは6月です。経団連による就活ルールが定められていた時は6月と言えば面接が本格化する時期でした。そして就活ルールが廃止されても大まかなスケジュールは変わらないとされていましたが、多くの企業は優秀な学生を早くに確保しておきたいという考えから、年々早期的に動き出しています。

そのため本来であれば面接が盛んな6月に23卒では既に内定出しのピークとなるのです。そして6月に内定出しのピークということは就活のスタートもその分早くなるわけです。

就活ルールで考えると3月に情報解禁され、選考受付、面接の順で6月まで迎えますが、23卒ではすでに情報はある程度解禁されており、選考の受付も開始、そして面接も始まっているということになります。そのため、現時点で就活を行っていない人は“出遅れている”ことになるため注意が必要でしょう。

また、企業の中には6月よりもさらに早い時期に内定を出す企業もあります。具体的には中小企業などの大手企業や有名企業に埋もれてしまう知名度の低い企業などです。これら企業は人集めに苦労するため、大手企業に優秀な人材を取られる前に確保しておきたいという考えから、6月よりも前に内定出しをします。

そして6月を超えると採用活動を行う企業は約半数にまで減少します。企業の数が減ればその分選択肢は減るわけですし、倍率も高まりますので、厳しい就活となるでしょう。ですから、23卒の学生は6月までに内定を獲得できるように、意識すると良いです。

3月から内々定は出始める

内定のピークは6月で、一部企業では6月よりも内定を出している企業がある影響から、内々定は3月頃を目安に出始めることを覚えておきましょう。内定出しが早まる影響から選考辞退も早まっていますので、内々定も早いうちから出されます。

情報が本格的に解禁されるのは3月とされていますが、大手企業や有名企業に埋もれてしまう知名度の低い企業や、優秀な人材を求める企業などは早くから動き出しますので、3月前には選考を受け付け、内々定出しの準備をはじめます。

外資系企業や総合商社、ベンチャー企業などはもともと経団連に所属していないこともあり、早いうちから動き出していましたが、就活ルールが廃止されたことでこのように早くから動き出す企業が増えたため、さらに早い動きをする企業も多くあります。

ですので、外資系企業や総合商社、ベンチャー企業や中小企業などを狙っている場合にはさらに早い動きが求められますので、早め早めの行動を意識するようにしましょう。企業によっては既に面接は始まっています。

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ピークに向けた内定対策

ピークに向けた内定対策

23卒の就活は早期化の影響もあり、6月には内定のピークを迎えます。また、早期化によってさらに早くから動き出す企業も多くあるため、ピークに向けてしっかりと内定が獲得できるように準備しておく必要があります。

では具体的にどのように準備していけばいいのでしょうか。ここではそんな内定のピークに向けた面接対策について解説していきます。出遅れることで内定を逃してしまわぬよう、しっかりとチェックしていきましょう。

3年生のうちにしておきたいこと

6月がピークということは、早いうちから選考が始まっていることになりますので、就活の対策は“3年生”のうちから本格化させていきます。4年になると2か月後には内定のピークを迎えることになりますから、3年生のうちから準備をはじめないと内定に間に合わないのです。

そんな3年生からすべき具体的なことは、下記のとおりです。

  • インターンシップへの申し込みと参加
  • 自己分析
  • 就活軸を定める
  • 志望業界・企業の目星決め
  • ざっくりとした業界・企業研究
  • 就活の流れや仕組みの把握
  • ES/面接対策

まずはインターンシップへの申し込みと参加です。インターンシップは3年生を対象にしたものが夏に多く始まりますので、まずはそれらに参加することで就活をスタートさせましょう。インターンシップに参加することで様々な業界や企業を知ることができますので、志望業界・企業を定めるのに情報が役立ちます。

次に行うものは自己分析です。自己分析から自分についての理解を深め、能力や強みがどの仕事、どの企業で役立つのかを考えていきましょう。次にインターンシップで得た情報や自己分析をもとに志望する業界や企業の目星を決めていきます。選考が始まったらすぐにエントリーできるようにしておくと良いです。

次に志望する業界や企業についてざっくりと研究を行っていきましょう。説明会などがまだ開催されていないと研究を行うに十分な情報が少ないと思いますので、今できる範囲でいいので研究を行っていきます。

次に就活の流れや仕組みについても3年生のうちに把握しておきましょう。就活が本格した際、スムーズに行動できるように事前に把握しておくことがポイントです。そして最後にESや面接の対策も3年生のうちにしておきます。

模擬面接などのイベントが開催されていない場合には、就活エージェントを頼るとESや面接の対策を十分に行うことができます。これら選考もすぐに対応できるようにしておくことが大切です。

3年の2月あたりで就活は一気に進んでいきますので、1,2月を目安に準備を終わらせ、2月~3月にかけて就活へと本格的に取り組めるようにしておきましょう。

4年生になってからの具体的な動き

4年生になったら就活は本格化されますので、一気に就活に取り組んでいきます。4月の具体的な動きは下記のとおりです。

  • 2、3月:ナビサイト登録、ES作成、エントリー
  • 3、4月:エントリー、合同・個別説明会参加、イベント参加、業界・企業研究、面接対策
  • 4,5月:エントリー、選考

早くて2月には求人情報をナビサイトに掲載する企業もちらほら出てきますので、2月にはナビサイトへの登録を行いましょう。また情報が一気に解禁されるとエントリーの受付も始まるため、2,3月のうちにESの作成を行い、エントリーできる企業には積極的にエントリーしていきます。

3,4月になるとエントリーの受付が本格的に始まりますので、気になる企業には積極的にエントリーしていきます。また合同説明会や個別説明会、就活イベントなども本格化される時期ですので、積極的に参加していきましょう。

説明会やイベントからは様々な情報を得られますので、研究に役立ちますし選択肢も広がります。また選考情報も知りえるので、積極的に参加していくことが大切です。そして4,5月になるとエントリーや選考はさらに本格化していきますので、選考を本格化させましょう。万全な状態で面接に挑めるように準備し、内定獲得を狙っていきます。

早めは早めの動きと行動量を意識しよう!

6月のピークに向けて内定を獲得するうえで最も大切なのが、早め早めの動きと行動量を意識することです。6月のピークはすぐに来てしまいますし、4年生になると6月のピークまでは2か月ほどしかありませんから、早め早めの動きを意識しないとあっという間にピークは過ぎ去ってしまいます。

また企業側は優秀な学生を早期的に囲い込みたいと考えている一方、学生自身も早期化される就活に出遅れないようにと考えていたり、コロナによる不安から「早く内定を獲得して安心したい」と考えていますので、その流れに乗り遅れないように行動しないとあっという間に採用活動を行う企業はなくなってしまいます。

早くに内定を獲得したいなら早くから始めること、そしてこれからの行動に対しても早め早めの動きが必須条件です。また行動量も意識しましょう。内定を獲得するためにはたくさんの情報を得ること、そして積極的に選考を受けることが重要なポイントとなりますので、意識的に行動するようにしましょう。

また早くから動き出し、行動量を意識するとより多くの情報を得ることができますので、研究やエントリーする企業を決めるのに役立つため、内定獲得にもグッと近づくことができます。繰り返しになりますが、内定獲得のためにはいかに情報を得ているかがポイントとなりますので、情報をたくさん得るために早くから動き出す様にしましょう。

利用者の声

ピーク前に内定を獲得する方法

ピーク前に内定を獲得する方法

6月のピークに向けて就活準備をしていくことが大切ですが、コロナの影響もあり、「より早くに内定を獲得して安心したい」と考える人も多いのではないでしょうか。内定を早く獲得すれば安心感からより就活がしやすいため、ピーク前の内定獲得はとても良いことです。

それに早期化の影響から多くの企業も6月よりも前に内定出しをしていますから、ピーク前の内定獲得も十分にできる環境にあります。では具体的にピーク前に内定を獲得するにはどうすればよいのでしょうか。ここではそんなピーク前の内定獲得法をご紹介していきます。

ピーク前に内定を狙える企業の特徴

6月のピーク前に内定を狙える企業ですが、割合でいうと3割ほどあります。冒頭でもお話したように、3月には内々定を出し始める企業があるほど早期化が進んでいますので、場合によってはもっと増える可能性もあります。

そしてピーク前に内定を狙える企業の特徴は下記のとおりです。

  • 外資系企業・日系・総合商社
  • 中小企業
  • ベンチャー企業

ピーク前に内定が狙える企業としてまず挙げられるのが、外資系企業・日系・総合商社です。これらの企業は冒頭でもお話ししたように、これらの企業はもともと経団連に所属していなかったことでルールを無視して採用活動を行っていたため、廃止された今でも早期的に動いています。

また大手企業や有名企業に埋もれてしまう知名度の低い中小企業も早期内定を狙えます。これら企業は人集めに苦労することから、大手企業に優秀な学生を取られてしまわぬようにと、早くから積極的に採用活動に動いています。

特に私たち消費者ではなく企業を相手にビジネスを展開するBtoB企業などは知名度が低いため、人集めに苦労しています。しかし知名度が低くても優良な企業がたくさんあることから実は学生にとって狙い目の企業となります。

次に早期内定を狙える企業として挙げられるのが、ベンチャー企業です。ベンチャー企業は新しいビジネスを展開し、創立年数の浅さから常に即戦力となる人材を求めていることから「いい人材がいれば時期問わずにいつでもほしい」という考えがあるため、時期問わずに学生を探しています。そのことからインターンシップなどを通して早々に内定出しをすることから、ベンチャー企業も早期内定を狙える企業の1つとなります。

3年生のうちのインターンがカギ

ピーク前に内定を獲得するうえで重要なポイントとなるのが、3年生のうちに参加するインターンシップです。インターンシップは業務体験や社内案内などを行うものですが、実は“採用”を視野に開催する企業も少なからずあるのです。

特にベンチャー企業などの即戦力を求める企業は、インターンシップという学生の働きを直接見れる機会から学生に内定を提示するケースが多くあります。業務体験をインターンシップのプランとして用意している企業はインターンシップを通して学生の働きをチェックし、いい人材がいれば「このままうちに入社しない?」とスカウトするのです。

また外資系企業や総合商社などといった企業もこのような目的からインターンシップを通して学生を確保するケースがあります。場合によっては「インターンシップに参加することが採用の条件」とする企業もありますので、早いうちから気になる企業のインターンシップはしっかりとチェックしておきましょう。

また知名度の低い中小企業などはインターンシップが学生と接触する貴重な場となりますので、優秀な学生を見つけ次第、囲い込もうとします。このように目的は企業で異なりますが、内定に繋がりやすいことを考えると、早期内定を狙うのであれば3年生のうちからインターンシップへと積極的に参加していきましょう。

早期内定に特化したイベントへの参加

ピーク前に早期内定を狙う際、早期内定に特化したイベントなどに参加するのも有効的です。早期内定に特化したイベントは様々な理由から早めに内定を出したいと考える企業が集まっていますので、内定出しに積極的なため早期内定を狙いやすいです。

早期内定を目的としたイベントなわけですから、最も有効的な手段だといえますので積極的に参加していきましょう。早期内定を出す企業の中にたとえいいと思える企業がなくても内定を獲得すると安心感が得られるため、これからの就活もグッとやりやすくなります。

また早いうちから選考を経験することができるため、流れを把握することができますし、経験が力となります。またそこで内定が獲得できれば自信になりますので、次に活かされます。このように、早期内定に特化したイベントに参加することで内定を狙えるだけでなく、様々なメリットを得られるため、積極的に参加していきましょう。

キャリチャンでもすぐに内定を獲得することに特化したイベント「最短就活」を開催しています。このイベントでは早期内定を出す企業の紹介からすぐに内定を獲得するためのサポートを行っていますので、ぜひ気楽にご参加ください。

おわりに

就活ルールの廃止やコロナの影響から就活が早期化されていることもあり、本来であれば面接が盛んになる6月には既に内定出しのピークとなります。6月がピークということは4年生になり、2か月後には多くの企業が内定を出していることとなりますので、早いうちから対策をしていく必要があるでしょう。

就活の準備は3年から始め、4年になったらスムーズに行動できるようにしてください。そして早め早めの動きと行動量を意識することで内定獲得を狙っていきましょう。そこで就活エージェントなどのプロのサポートを受けるとよりスムーズに内定獲得を狙うことができますので、利用を検討してみてください。

またピークよりも前に内定が欲しい人は早期内定に特化したイベントなどに参加しましょう。早期内定に特化したイベントですので、効率的に内定獲得を狙うことができます。

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この記事の監修者

監修者:岡田章吾

岡田 章吾

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。

就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。

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