就活は4年2月でも間に合う!内定なしや辞退からの再スタート成功法
2025年12月18日

やばい、もう4年の2月なのにまだ内定がない…。
卒業まであと2か月しかないのにどうしよう…。
4年の2月にもなると、周りはみんな入社に向けた準備を始めていて焦りますよね。
でも、今からでもやり方次第では新卒での就活は可能です。


そうなんですね…!もう諦めて既卒での就活をするしかないって思っていたので安心しました。
でも、この時期からだと何をすればいいのでしょうか?
わかりました!では、今回は4年2月の就活事情と4年2月からでも新卒での内定に間に合う就活法について解説します。
新卒での入社に間に合うように最速で就活を進めていきましょう!

4年2月からでも就活は間に合う?

冒頭にも述べたように、4年の2月から再就活を始めても、やり方次第では新卒のうちに納得のいく内定を獲得することができます。卒業式や入社式までの時間は限られていますが、うまくすれば4年の2月からでもまだ間に合いますから、「2月まで内定なしだから新卒での内定は無理」「今ある内定に納得していないけど、もう2月だからそこに入社するしかない」などと諦める必要はありません。
4年2月から再就活を始めても間に合う理由
2022年度でいうと、大学4年の12月から3月までの間に内定を獲得する就活生は、全体の2.8%を占めています。(就職プロセス調査2023年3月度(卒業時点) 内定状況)。決して高いといえる数値ではありませんが、通年採用している企業もあるので、不可能なことではありません。
とはいえ、2月以降はこれまでとは就活事情が異なってきますし、これまでの就活で納得のいく内定を獲得できていないことも考えると、単純にこれまでと同じ就活方法を続けるだけではダメです。とくに再就活に当たってこれまでの内定を辞退するつもりなのであれば、時期も時期ですので、トラブルにならないよう適切に対応しなければなりません。
2月からの内定辞退と再就活に自信がない人は、当サイトキャリチャンの就活支援サービスである「就活相談サポート」を利用してみてください。キャリアアドバイザーが再就活のスケジュール作成や最速での内定獲得のサポートをします。
4年2月の就活事情と覚悟すべきこと

4年2月からの再就活を成功させるためには、2月の就活事情についてきちんと理解しておく必要があります。先述したように、2月からの内定獲得率は高くないため、厳しい戦いになることを覚悟しなければなりません。。
それに企業側も状況に合わせて採用活動を変化させていますから、2月の就活はこれまでと全く同様に進んでいくわけではないです。就活生もそれに合わせて就活方法を変えていかないと、なかなか内定を獲得できず、新卒での入社に間に合わなくなってしまいます。
ここでは4年2月の就活事情や2月就活の難しさ、2月の就活で覚悟すべきことなどについて解説しますので、しっかり頭に入れておいてください。
企業数は春より大幅に減り、企業探しにも苦労する
2月から再就活を行う4年生は、企業探しに苦労するであろうことを覚悟しておかなければなりません。その理由は以下の3つです。
■ 春より募集企業数が減っている
就活が正式に解禁され4月と比べると、2月の時点で新卒採用を行っている企業数は大幅に少ないです。本来なら2月はどの企業もとっくに内定式を済ませ、採用活動を終えているはずの時期だからです。
通年採用を行っている企業も一部にはあるものの、それはまだまだ少数派です。大抵の企業は「3年3月:広報活動解禁→4年6月:選考開始→10月:内定出し」を目安に、10月までには採用活動を終えられるよう計画的に動いています。いくら例年よりは募集企業数が多いと言っても、春に募集していた企業の8割程度は、すでに採用枠が充足している時期です。
■ ナビサイトへの掲載が減少する
たとえ2月に4年生対象の採用活動を続けていても、ナビサイトなどへの掲載を行わない企業が少なくありません。近年は就活が早期化しているので、2月頃になると次年度卒業予定の3年生向けの求人を、ナビサイトで公開できるようになります。ナビサイトへの掲載は多大なコストがかかるため、残り少ない残席を募集している4年生より、費用対効果の高い3年生向け求人の掲載を優先したいわけです。
そのため2月に就活を行う4年生は、企業探しや企業選びに苦労することになります。例年より2月も4年生の採用活動を続ける企業が増え、選択肢が多いと言っても、決して楽観はできません。その選択肢を見つけ出すことが、難しい場合があるのです。
■ 募集企業に偏りがある
それに加えて、4年の2月に採用活動を続けている企業や業界には偏りがあります。 就活生から人気の業界・企業では、早い段階で採用枠が埋まりやすいうえ、内定辞退による再募集も滅多に出ないからです。それに対して人気のない企業は応募者が集まりにくく、内定辞退も多いため、いつまでも募集を続けることになります。
近年では、安定志向の就活生が増えたために、一部の業界や大手企業に学生の人気が集中しています。2月から再就活する人は、自分の志望業界の募集がなかったり、好条件の企業が少なかったりといった、企業探しの難しさがあることも覚悟してください。
「自分で企業を探してみたけど全然見つからない…」
という場合は、当サイトキャリチャンの就活支援サービスである「就活相談サポート」を利用してみてください。豊富な求人を持つキャリアアドバイザーが、2月の段階でも募集を続けている企業を厳選して紹介します
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タイトな就活スケジュールで行動しなくてはならない
再就活を成功させるためには、時間が限られているという点を認識し、タイトなスケジュールで就職活動に臨む覚悟が必要です。
企業側も採用を急ぐため、選考ペースが早まり、求人が早期に打ち切られる傾向があります。
そのため、通常よりも多くの行動量が求められ、躊躇せずにどんどん応募・選考を受ける必要があります。
この厳しい状況を乗り切るため、集中できる環境を整え、肉体的・精神的な厳しさに備えましょう。
1人で対応するのが難しい場合は、就活エージェントを活用することをおすすめします。時間がない中で内定を獲得しないといけないため、使えるものは何でも使う必要があります。
就活エージェントを使うことで、求人を探す手間を省いたり、面接日程の調整、ESや面接のアドバイスももらえるのでタイパ良く就活を進められます。
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強力なライバルがいることも覚悟する
4年2月からの再就活では、強力なライバルがいることも覚悟しておきましょう。4年の2月以降も就活を続ける事情は、人それぞれです。2月になっても内定がないために就活する人だけでなく、中には「内定があるけど納得いかないので就活をやり直す人」「今ある内定よりもっといい企業がないかと探す人」もいます。
■ 内定がある人とない人では就活力に差がある
すでに内定を持っている就活生は、少なくとも1社以上の企業から高い評価を得ている強者です。職務経験のない新卒の採用選考では、候補者間に能力的な差が付きにくいので、その企業との相性の良さをいかにアピールできるかが合否を大きく左右します。つまりすでに内定を得ている人は、強力な強みやスキルを持っている可能性もなくはないですが、それ以上に内定がない人に比べてアピール上手=就活力が高い状態にあることが大きいわけです。
逆に、2月まで1つも内定をもらえていない就活生は、他の候補者に比べて企業へのアピールが下手=就活力が低い状態にあると言えます。2月の段階で「無い内定」から内定獲得を目指す4年生は、就活力の面でかなり出遅れている状況にあることを自覚しておかなければなりません。
■ 内定の有無=優秀さの指標と見られる場合も
残念ながら選考においては、内定の有無がそのまま「=その就活生の採用価値を示す証」と捉えられる場合もあります。2月以降の就活では、就活状況の確認のために面接で内定の有無を聞かれることが多いです。そのとき内定があると答えると「他社が内定を出すほど評価したのだから、きっと優秀な人材に違いない」という良い意味での先入観を生みます。
そのため、2月の時点で内定がない4年生は選考において、なおさら不利な状況に陥りやすいです。いくら就活環境が例年よりも恵まれていたとしても、選考において学生自身が評価を得られなければ当然、内定には結びつきません。2月の時点で内定がない4年生は、もともとのスペックの違いや出遅れていることを認識し、早急に巻き返しを図る必要があります。
これまでの出遅れを取り戻すときは、当サイトキャリチャンの就活支援サービスである「就活相談サポート」を利用してみてください。就活のプロであるキャリアアドバイザーが出遅れ状態から巻き返すためのプランを立てて、内定獲得のサポートをします。
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4年2月に採用活動をしている企業と探し方

例年よりも2月に採用活動を行っている企業があるとはいえ、春よりも企業数や採用枠が減ったり、コスト削減のためにナビサイトなどに求人情報を掲載しない企業もあることから、企業探しには苦労するかもしれません。
そこでこの項では、2月に4年生向けの採用活動を行っている企業の特徴と探し方について解説します。限られた選択肢の中で自分に合った企業を探し出すためにも、2月に採用活動を行っている企業の特徴と探し方についてしっかりと確認してください。
4年2月に採用活動をしている企業の特徴と目的
2月に4年生向けの採用活動を行う企業として挙げられるのが、ベンチャー企業やBtoBを中心とした中小企業です。なぜベンチャー企業やBtoBを中心とした中小企業が2月に採用活動を行っているのか、その目的は下記の通りになります。
- 採用予定人数に達していない
- 良い人材を常に求めている
ベンチャー企業や中小企業は大手企業のように知名度が高くありませんから、勝手に人が集まるといったことがないため、人材確保に苦労します。特にBtoB企業のように、消費者ではなく法人を相手にビジネスしている企業はより知名度が低く、採用予定人数に達しない場合も多いことから、2月も採用活動を続けている傾向にあるのです。
また前述のように、近年では就活生の安定志向が高まっています。一部の大手企業や有名企業に応募者が集中し、会社の知名度が低ければ低いほど応募者を集めにくい状況にあるため、ベンチャー企業や中小企業が多く残っているわけです。
そして、そしてベンチャー企業の中には、採用状況に関係なく「よい人材がいればいつでもほしい」という考えから、2月にも採用活動を行う企業があります。なぜなら、ベンチャー企業は創立年数が浅くて社員層に厚みがないので、すぐに会社の戦力となる高スキルな人材を常に必要としているからです。
そのためベンチャー企業は採用状況や期間などを限定せず、長期間にわたって採用活動を続ける傾向があります。先ほどもお話ししたように、2月に採用活動を行う人の中には「今ある内定以上にもっといい企業がないか探している」という人もいるため、それを見込んで2月に採用活動を行うのです。
4年2月に採用活動をしている企業の探し方
2月に採用活動を行う企業を探すときは「就活エージェント」の利用をおすすめします。
2月は4年生向けのナビサイトの求人が少なくなるうえ、内定の狙い目となる知名度の低い企業は情報が少ないため、ナビサイトだけでは企業の選択肢が狭まり見極めも難しくなります。
一方、就活エージェントはナビサイトにはない未公開求人や企業の詳細な情報を把握しており、あなたの希望に合った企業を効率的に探して紹介してくれます。
限られた時間での就職活動を成功させるために、就活エージェントの利用は非常に有効です。
当サイトキャリチャンでも就活支援サービスである「就活相談サポート」を用意しています。専任のキャリアアドバイザーが狙い目の企業や非公開求人などを紹介するので、効率良く企業探しができるようになります。
2月ということもあり、自分で採用活動をしている企業を探すのは時間がかかってしまうので、ぜひ活用してみてください。
4年2月に内定を獲得するための秘訣

残り時間の短さ、募集企業数の少なさを考えると、2月に就活を行う際には万全な対策が必要となります。
ここではそんな2月に内定を獲得するための秘訣について解説します。覚悟すべきことを把握したうえで、内定獲得のための行動を取りましょう。
これまでの反省点を明確にする
4年2月から就活を再スタートするうえでまずすべきことは、これまでの反省点を明確にすることです。2月に内定を狙う人の多くは内定がない人ですので、自分にはなぜ内定がないのか=なぜこれまでの就活で内定がもらえなかったのか、その原因を明確にしてください。
2月まで就活を続けているのに1社も内定をもらえないとしたら、そこには必ず何かしらの原因があります。同じ条件の中で他の就活生は内定を獲得しているのですから、それができないのは“自分自身に原因がある”わけです。ですからその原因を明確にし、改善しないと2月からの就活は成功しません。
企業選びがダメだったのか、もしくは面接などの就活力が乏しかったのかなど、細かくこれまでの行動を振り返り、問題点を明確にしたうえで必要な改善を行っていきましょう。
また、すでに内定があるにもかかわらず就活のやり直しを考えている場合は、なぜ今の内定先に満足できないのかを考え、満足できる企業の条件を見直すことが大切です。
就活軸を見直し、自分に合った企業を探す
内定獲得や再就活を成功させるためには、就活軸の見直しと明確化が不可欠です。
これまでの就活で内定がなかった人は、就活軸が不明確なことが原因かもしれません。
企業が求めるのは「自分がしたいこと」ではなく「自分にできること」を活かせる人材です。
内定がある人も、満足のいく企業を見つけるためには、自分の能力を活かせる企業を考えた新たな軸を定める必要があります。
これまで就活経験が少ない人は、就活エージェントやキャリアセンターなどのプロの力を借りて、自分に合った企業を見つけるための軸を明確にすることをおすすめします。
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多めにエントリーし、実践から力をつける
2月以降の就活では、練習よりも実践を通して就活力をつけていくようにしましょう。2月ということで入社までの時間が限られていますから、あまり練習に多くの時間を充てるのはもったいないです。練習も大切ですが、練習にばかり時間をかけてしまうとあっという間に卒業式を迎えてしまいます。
実践経験を積むことで就活特有の雰囲気にも慣れることができますし、エントリー数が多ければその分内定率も高まります。気になる企業を見つけたら積極的にどんどんエントリーし、就活力の向上と内定獲得を同時に狙っていきましょう。
ただし、いくら積極的にエントリーすると言っても、“数打ちゃ当たる”ではよくありません。何度もお話ししているように、就活では自分に合った企業を受けることで内定に結びつきます。就活軸に当てはまらない企業を受けても内定を得られることはなく、時間を無駄にしてしまうばかりです。ですから2月からは、自分の就活軸をしっかり定めたうえで、軸に当てはまる企業へエントリーするようにしてください。
就活エージェントを頼り、強力なサポートをつける
4年2月からの就活には就活エージェントの活用が不可欠です。
限られた時間で内定を獲得するためには、プロの助力が欠かせません。
就活エージェントは、あなたに合った企業を絞って紹介してくれるため、内定獲得への近道となります。また、就活に関する悩み相談にも乗り、精神的な負担を軽減します。
卒業が迫るこの時期だからこそ、就活エージェントを頼り、強力な味方として内定獲得を目指しましょう。
当サイトキャリチャンでも就活支援サービスである「就活相談サポート」でも就活のプロであるキャリアアドバイザーのサポートを受けられます。1分1秒を争うような状況であるため、就職浪人にならないためにも、ぜひ活用してみてください。
2月からの就活は相当な覚悟を持って挑むこと!
2月は春よりは大幅に企業数が減りますし、業界・企業の偏りもあることから厳しい就活になるのは間違いないです。
また、4年の2月ということで卒業式目前で時間も限られていますから、相当な行動量が求められる形となります。これまでの問題点を改善しなければいけないことを考えると、これまで通りに就活方法で納得のいく内定を獲得することは難しいでしょう。
だからこそ、2月の就活事情をしっかりと把握し、必要な行動を理解することが大切です。焦りからがむしゃらに頑張る気持ちもわかりますが、焦りは判断力を鈍らせてしまいますから、結果として失敗を招きます。
焦るからこそ冷静に状況を把握し、就活エージェントなどのプロを頼って就活に挑めるのが得策です。
就活エージェントは必ずあなたの力となってくれますし、強力な味方となってくれます。
それこそが、厳しい4年2月からの新卒内定を可能にするための、一番効果的な秘策だと言えるでしょう。
当サイトキャリチャンの就活支援サービスである「就活相談サポート」でも就活エージェントのサポートを受けられます。逆転で内定を獲得して、無事卒業を迎えるためにも、ぜひ活用してみてください。
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この記事の監修者

岡田 章吾
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。
就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。
































