大学4年の6月に就活を何もしてない人の内定獲得までの進め方

 2023年7月12日

就活生 Bさん

どうしたらいいんでしょうか…。大学の単位を取ることに必死過ぎて、気づいたら大学4年の6月の今まで就活を何もしていませんでした。

厳しいことをいうと、大学4年の6月まで何もしてないのはかなりマズいですね。しかし、諦めるのはまだ早いですよ!

キャリアプランナー 岡田

就活生 Bさん

えっ!こんな私みたいな状況でも、まだ就職するチャンスがあるんですか!?でも、何から始めればよいかもわかりませんし…。

就活をするのははじめてですし、難しいですよね。それでは、大学4年の6月に就活を何もしてない大学生が今すぐすべきことをお伝えしましょう!内定獲得のコツも紹介しますよ。

キャリアプランナー 岡田

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目次

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  1. 大学3年11月の時点で約半数の学生が「就活が始まった」と認識
  2. 23卒の約73.1%が6月1日時点で内定を獲得している

大学4年の6月に「就活を何もしてない」のはやばい?

大学4年の6月に就活を何もしてない人が気になるのは、自分の今の状況が大丈夫なのかどうかでしょう。コラムの初めに、大学4年の6月に就活をしてないことがやばいのかどうかを2つのデータを用いて解説します。

大学3年11月の時点で約半数の学生が「就活が始まった」と認識

この資料は、内閣府が22卒就活生を対象に、「就職活動が始まった」と認識している時期についてアンケートを実施した結果となります。

月別回答割合 累積割合
3年6月以前 31.2 31.2
7月 8.7 39.9
8月 5.7 45.7
9月 2.7 48.4
10月 3.6 52.0
11月 1.7 53.6
12月 4.8 58.4
1月 6.6 65.0
2月 8.0 73.0
3月 20.0 93.0
4年4月 3.8 96.8
5月 1.2 98.0
6月 1.4 99.4
7月 0.3 99.8
8月 0.2 100.0

(参照元:内閣府 学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果報告書

上記のデータから、約半数の就活生が大学3年の10月時点で「就活が始まった」と認識していることがわかります。つまり、大学4年の6月から就活を始める場合、この半数の就活生と比べると半年以上の遅れがあると考えられるのです。

さらに、大学4年の6月を就活開始時期だと認識している学生の割合は約1.4%、大学4年の6月より以前に「就活が始まった」と認識している学生は約99.4%。大学4年の6月から就活を始める学生はごく少数で、多くの就活生はそれ以前に就活を始めています。

23卒の約73.1%が6月1日時点で内定を獲得している

こちらの資料は、就職未来研究所が23卒の大学生の就職内定率を月毎に調べたものです。詳しい結果は以下の通りになります。

内定率
4月1日 38.1
5月1日 58.4
6月1日 73.1
7月1日 83.3
8月1日 87.8
9月1日 90.8
10月1日 93.8
12月1日 94.0
3月卒業 96.8

(参照元:就職未来研究所 就職プロセス調査(2023年卒)「2023年3月度(卒業時点)内定状況」

上記のデータから、5月1日時点で半数以上の就活生が1つ以上の内定を獲得していることがわかります。また、6月1日時点では内定率が約73.1%となっており、このタイミングから就活を始めるのは出遅れていると言わざるを得ません。

しかし約27%の就活生は6月以降に内定を獲得しているわけですから、大学4年の6月から就活を始めたからといって、内定獲得のチャンスが全くないわけではないのです。大学4年6月まで何もしてない就活生でも内定を獲得できる理由については、この後詳しく解説します。

対策資料の画像

大学4年6月まで何もしてない就活生でも内定を獲得できる3つの理由

大学4年の6月まで就活を何もしてないと不安に感じる人も多いが、今すぐに新卒での就職を諦める必要はありません。その理由は以下の3つです。

  1. 来年3月まで新卒採用をしている企業があるから
  2. 通年採用をしている企業があるから
  3. 内定獲得をサポートしてくれるサービスがあるから

新卒採用では、4月から5月の春採用の時期が最も内定を獲得しやすいと言われています。しかし、その時期が過ぎても採用を行っている企業はたくさんあるのです。中には、卒業時期の3月まで採用している企業もあるため、これから就活を始めても就職できるチャンスがあります。

また、あまり多くはありませんが、時期を問わず年間を通して採用活動を行う「通年採用」を取り入れている企業もあります。 さらに内定獲得をサポートしてくれるサービスを使えば、短期間で内定をもらえる可能性があるので、積極的に活用してみましょう。

キャリチャンの「出遅れ&やり直し就活」は、学生一人ひとりに合った企業の求人を紹介するだけでなく、就活に出遅れた人でも内定を獲得できるよう二人三脚でサポートするサービスです。6月まで就活を何もしてない人は、まずこのイベントに参加してみてください。

利用者の声

大学4年の6月に「何もしてない」人が就活を始める際の5つの注意点

大学4年の6月から就活を始める場合、通常の就活と異なり、思わぬことが落とし穴になることが多いです。ここからは、大学4年の6月に就活を何もしてない人が、就活を始める際の5つの注意点を解説します。

1.就職をあきらめない

大学4年の6月時点で就活をしていないと、やる前から気持ちが折れてしまい、就職を諦めてしまう人がいます。しかし、さきほども述べた通り大学4年の3月まで就職するチャンスが残っているため、今の段階で諦めるのはとてももったいないです。

留年もしくは就職浪人をして「来年就活すればいいか」と考えているかもしれませんが、 空白期間ができると、そのぶん内定のハードルは上がります。留年や就職浪人することになった理由を問われた際、理解を得られるような回答ができなければ採用してもらえないからです。つまり、大学4年の6月からでも諦めずに就活をしていた方が就職しやすいと言えます。

大学4年の6月まで就活を何もしてない人が就職を諦めないためには、これまでの自分を責めるより、就活に対するモチベーションを上げることが大切です。就活を諦めてしまいそうな人は、下記のコラムもチェックしてみてください。

2.スケジュールを詰め込み過ぎない

大学4年の6月まで就活を何もしてないと、「とにかく何かしないと!」と焦り、スケジュールを詰め込んでしまう人が多いです。

しかし、あまりにもスケジュールが詰め込み過ぎると、予定をこなすことが目的となり、結局内定獲得に繋がらなくなることがあります。また、スケジュールを詰め込み過ぎると、新たに入れたい予定が入ってもキャンセルせざるを得ません。

そのため、できる限り焦りを抑えて、ゆとりのあるスケジュールを組むようにしてください。健康的に就活を続けるためにも、最低限の休息と睡眠時間を確保できるようにスケジュールを調整しましょう。

3.選考対策を雑にしない

就活への焦りが大きくなると、選考対策が雑になります。必要以上に多数の企業にエントリーしてしまい、1社1社の選考対策にかける時間が少なくなるからです。

しかし、どんなにたくさんの企業にエントリーしても、選考対策ができていなければ合格につながりません。ESの内容や面接の受け答えから、対策が不十分なことは企業側にも伝わるものです。

そのため、1社1社丁寧に選考対策ができるエントリー数に絞り、選考対策の時間をしっかりと確保しましょう。また、選考対策は1人で行うのではなく、第三者からフィードバックがもらえる環境で行うと、効率良く対策を進められます。

4.周りの就活生と自分を比べない

大学4年の6月から就活を始める人は、周りの就活生と自分の状況を比べないようにしましょう。自分と周りの就活生を比べても、不安や焦りなどのネガティブな気持ちが生まれるだけです。

自分より就活を早く始めていた友人が、自分よりも早く内定を獲得するのは当然のことなので、比べても意味がありません。全く気にしないのは無理にしても、「自分は自分、周りは周り」という考え方に切り替えることが大切です。

また、合格をたくさん取ることや内定を早く取ることが就活の目的ではないことも覚えておいてください。

5.焦りや不安から決断しない

就活の中での決断は今後の人生に大きく影響するため、焦る気持ちや不安な気持ちがある中で決断するのはとても危険です。特に、とにかく早く就職先を決めたいという理由で、「どこでもいいから内定承諾をする」といった判断は後悔することになりかねません。

その企業が自分に合わなければ早期離職につながる可能性がありますし、場合によってはブラック企業に就職してしまうかもしれないのです。

そのため、重要な決断をする時は、焦りや不安から目先の利益ばかり先行していないか客観的に考えるようにしましょう。

冷静に判断できる自信がない時は、キャリチャンの「就活相談会」を活用してみてください。プロのキャリアアドバイザーが、マンツーマンで相談に乗ります。

大学4年の6月に「何もしてない」からスタートする就活スケジュール

次の面接で落ちないための対策法

大学4年の6月に就活を何もしてない人は、就活の進め方を工夫する必要があります。なぜなら、一般的な就活の進め方をすると、時間が足りなくなるからです。ここからは大学4年の6月に何もしてない状態から始める就活スケジュールを解説します。

自己分析・業界研究を同時に進める

大学4年の6月まで何もしてない人が就活を始めるファーストステップとして大切なのが、自己分析です。自己分析とは、自分自身の価値観や将来について考えることで、これが明確になっていないと業界や企業を選べなくなってしまいます。

ただし、自分が知らない新しいことに触れると、自分自身が変化することがあります。たとえば、全く知らなかった業界に強く魅力を感じたり、これまであまり魅かれなかった職種に興味が出てきたりするなど、「知る」ことで自分が変わるのです。

そのため、自己分析と同時に業界研究を進めるようにしましょう。業界研究はまず、自分が興味のある業界に加えて全く知らない業界まで、広く浅く見ていくことをオススメします。そうしてたくさんの業界を知った上で、比較しながら徐々に業界を絞り、研究を深めていくとよいです。

キャリチャンでは、自己分析や業界研究に役立つ資料を配布しているので、下記からダウンロードしてください。

就活に最低限必要なマナーを学ぶ

大学4年の6月まで就活を何もしてない人は、就活に最低限必要なマナーを学んでおく必要があります。グループディスカッションや面接などの選考では、社会人としてのマナーが身についているかどうかも見られているからです。

「就活生の間はまだ学生」と思っている人も多いかもしれませんが、企業からすると「自社で働けるか」「顧客の対応ができるか」という目線で見ているため、社会人マナーが必要なのです。

そのため、まずは社会人として最低限必要なマナーを身につけましょう。具体的には、話し方や言葉遣い、挨拶、服装、メールの送り方などです。ただし、こういったマナーは、知っていてもすぐに身につけられるものではないので、まずは知識として吸収し、日常生活の中で実践しながら身につけていくようにしましょう。

参考書を購入して筆記試験対策を始める

大学4年の6月まで何もしてない人が、就活を始めて一番はじめに取り組んでおくべき選考対策は、筆記試験対策です。

筆記試験は多くの企業で実施される選考であり、面接の前に行われることが多い試験になります。つまり、筆記試験が通らなければ、面接を受けることすらできない可能性があるのです。

また、筆記試験で測られる学力は、1日や2日で身につくものではないため、少しでも早い段階から始めておく必要があります。最も多いのはSPIと呼ばれる試験なので、まずはSPI対策の参考書を購入して対策を始めましょう。

対策の進め方としては、まずは一通り問題を解いてから自分が苦手な部分や間違いやすい部分を潰していくと、効率的に勉強が進みます。また、筆記試験当日までに必ず模擬試験を解き、時間配分を考えておくことが大切です。

気になる企業を10社前後見つけ研究する

ある程度自己分析が進んで業界を絞れたら、選考を受けたい企業を10社前後ピックアップしていきましょう。

あまりにも数が多いと企業研究がおろそかになってしまいますし、少なすぎると選考に通過できる可能性が下がるので、10社前後がベストです。ただし、学業やアルバイトなど自分のスケジュールに合わせ、自分が対応可能な数を見極めることが大切になります。

企業研究では、事業内容やサービス、業界での立ち位置、理念、社風、働く環境、待遇など、基本的な情報を押さえましょう。選考フローや企業が求める人物像など、選考対策に役立つ情報を収集しておくことも必須です。

気になる企業の説明会への参加・OBOG訪問をする

企業研究をより深めるには、気になる企業の説明会に参加したり、OBOG訪問を行ったりしましょう。

ネットを使って情報収集をする人が多いと思いますが、ネットに載っている情報は表面的な情報が多くなります。実情に近いリアルな情報を知るには、企業説明会への参加やOBOG訪問を行うことが必要です。

企業説明会に参加すれば、その企業の雰囲気や社風がわかります。OBOG訪問では、実際に働いている人から企業のよい部分もよくない部分も聞けるでしょう。

ただし企業説明会やOBOG訪問を有意義な時間にするには、積極的に質問し、自分が知りたい情報を取りに行くことが大切です。そのため、必ず事前に聞きたいことや知りたいことをリストアップしておいてください。

質問する際のマナーや質問方法を事前に調べておくと、当日緊張せずに質問できます。

ESの内容と面接の受け答えを同時に考える

企業研究を通して企業理解を深めたら、ES作成と面接対策を同時に始めましょう。面接の質問はESの内容をもとに行われるため、同時に考えておくと効率的です。

特にガクチカ、自己PR、志望動機を重点的に見られることが多いので、まずはこの3つを丁寧に考えておきましょう。時間があれば、面接官から質問される可能性がある内容を想定して、回答を考えておくと面接本番で役立ちます。

また、就活生の中には一度ESや面接での回答を作れば、様々な企業に使いまわせると思っている人もいるかもしれませんが、それは絶対にNGです。企業が求める人物像や企業の事業内容・サービスなどは1社1社異なるので、それらを理解した上でESや面接の受け答えを考えなければなりません。

志望動機に「何を書けばいいかわからない」「まったく思いつかない」という人は、下記のコラムを参考にしてみてください。

始めは5~10社エントリーして徐々に追加する

大学4年の6月まで就活を何もしてない人は、ESが完成したら早速エントリーを始めましょう。一度にエントリーする企業の数は、5~10社程度がベストです。一度にあまりにもたくさんエントリーすると、企業との連絡や選考対策が追いつかなくなる恐れがあります。

一旦5~10社にエントリーした後は、エントリーをした企業の選考に集中しましょう。結果が出始めて選考に進んでいる企業が少なくなってきたら、徐々にほかの企業にもエントリーしていきます。そうすると、一度にたくさんの企業の対策をする必要がなくなり、1社1社に集中できるのです。

ただし、エントリーする企業の数が少なすぎると内定を獲得できる確率が下がるので、選考を進めている企業が5社以上はあるようにキープしましょう。また、エントリーには締め切りがあるので、期限切れにならないよう注意してください。

GD・面接対策をする

大学4年の6月まで何もしてない人は、書類選考の結果が出るのを待っている間に、グループディスカッションや面接の対策を行っておきましょう。もちろん、それ以前にも時間に余裕がある人は、早い段階から対策をしておいた方がよいです。

面接対策をする際、自分で作成した回答を1人で暗唱するだけでは不十分です。キャリアセンターや就活セミナーなどを活用し、第三者にフィードバックをもらえる環境で練習しましょう。自分の家族や同世代の学生に面接官を務めてもらっても緊張感が出ないので、面接本番の緊張感に慣れておくには、練習でも見ず知らずの社会人に面接官をお願いするのがオススメです。

また、面接対策に加えて、グループディスカッション対策をしておきましょう。実施する企業はそれほど多くないので優先順位は高くありませんが、1度経験しておくだけでも万が一の時に対応しやすくなります。

大学4年6月に「就活を何もしてない」から内定獲得する5つのコツ

大学4年の6月から就活を始めて就活をスムーズに進めるためには、さきほどの就活スケジュールに加えて、いくつかのコツを押さえておくことが必要です。これから解説するコツを実践すれば、就活を効率化できたり内定獲得がしやすくなったりするため、ぜひチェックしてください。

1.就活仲間や相談できる先輩を見つける

大学4年の6月から就活を始める人は、就活仲間や就活の相談ができる相手を見つけましょう。

「こんな遅い時期に内定がないのは恥かしい」との思いから、周りに相談できない人もいますが、その考え方が内定を遠ざけているかもしれません。なぜなら、1人で進める就活ほど効率の悪いものはないからです。

就活仲間がいれば、一緒に選考対策ができるのはもちろん、就活関連の情報を交換できます。また、就活の経験が豊富な就活仲間がいれば、その人をまねることで学びを得られることもあるでしょう。

ほかにも、就活を経験した先輩や兄弟、親などに相談できれば、就活に関するアドバイスをもらえるかもしれません。そのため、まずは自分の周りに就活で協力できる人や相談できる先輩を探してみてください。

2.入社しやすい業界・企業を見極める

内定獲得を目指すのであれば、業界や企業の見極めが必須となります。

どんなにたくさんの企業にエントリーしたとしても、競争率や人気が高い企業だとどうしても内定が取りづらくなるからです。しかし、入社しやすい業界や企業を見極められると、思っていたよりも早く内定獲得ができることがあります。

入社しやすい業界の特徴の1つが、人手不足の業界です。具体的にいうと、IT業界や介護業界、運送業界、医療業界などがあります。人手不足の業界は、働く環境が厳しくなることも多いですが、企業研究ができていればそういった企業を避けられるので、ぜひ一度チェックしてみてください。

3.対策は優先順位を決めて進める

大学4年の6月まで何もしてない人は、優先順位を決めてから選考対策に取り組みましょう。大学4年の6月から就活を始めるとなると、全ての選考対策を入念に行うには時間が足りません。

たとえば、筆記試験対策なら最も出題されることが多い、SPIに絞るとよいでしょう。また。一般的な職種を受けるならその中でも言語・非言語を優先し、英語や構造把握の対策は一旦保留にするのも1つの方法です。

ほかにも、面接対策ではスタンダードな質問に対する回答を強化しておき、聞かれる可能性が低いものは後回しにします。このように、できるだけ的を絞って対策をした方が、効率的に対策を進められるわけです。

4.不合格や失敗から学ぶ

選考対策の時間不足を補うためには、失敗や不合格から学ぶことが必要になります。たとえば、面接対策セミナーや模擬面接を受けてミスや失敗をしながらも試行錯誤をした方が、自分1人で対策をするよりも学ぶことが多いのです。

また、本番の選考でも、不合格になったからといって何も得られないわけではありません。上手くいかなかったことや失敗したことを次の面接ではなくせるように振り返りをするだけでも、選考対策になるのです。

こういった選考対策の工夫や小さな努力が、選考対策の質に繋がり、最終的には選考の通過率にもつながります。そのため、とにかくがむしゃらに選考対策をするのではなく、選考対策の仕方そのものも工夫できる部分がないか考えながら進めていきましょう。

5.就活サービスを活用する

大学4年の6月から内定獲得できる理由として、内定獲得をサポートしてくれるサービスがあるからと解説しましたが、このサービスを活用するかどうかで就活は大きく変わってくることがあります。

サービスを使うことに抵抗がある人もいるかもしれませんが、無料で使えることはもちろん、無理矢理入社したくない企業に就職させられるといったことはまずありません。また、サービスを使っていて途中でやめたくなれば、利用をやめられます。そのため、まずは一度お試しする気持ちで使ってみてください。

また、就活サービスと一括りにいっても、求人紹介をしてもらえるものや選考対策をしてもらえるもの、就活全般の相談にのってもらえるものなど、種類がたくさんあります。自分がどんなサポートを受けたいかを考えた上で、自分に合ったサービスを探してみてください。

大学4年の6月に「就活を何もしてない」大学生が使うべきサービス 

さきほど、大学4年の6月から就活を始めて内定獲得するためには、就活サービスの活用が必須だと解説しました。 しかし、どのようなサービスがあるのかわからない人もいるでしょう。そこでここからは、大学4年の6月まで就活をしてこなかった大学生が使うべきサービスを紹介します。

キャリアセンター

大学に行く機会が多い人が使いやすいのが、キャリアセンターです。キャリアセンターは、その大学に所属する学生であれば誰でも利用できるサービスで、ES作成・添削、面接対策、求人紹介などのサポートを受けられます。

大学4年の6月から就活を始める人に特に利用してほしいのが、求人紹介です。キャリアセンターに届く求人は、その大学の学生を積極的に採用したいと考えている企業が多いので、通常の就活をするよりも内定を獲得しやすい傾向があります。

また、同じ大学出身の社員が多く働いている可能性が高いため、OBOG訪問がしやすく企業の内情を知った上で就職できるのも嬉しいポイントです。そのため、自分で企業を探していてもよい企業が見つからない人は、一度大学のキャリアセンターを活用してみてください。

ES添削・面接対策サービス

大学4年の6月から就活をはじめる場合、最も苦戦するのが選考対策です。選考対策にかけられる時間がかなり限られるので、どうしても満足が行く対策ができなくなってしまいます。

特に、さきほども述べた通り1人で選考対策をすると効率が悪いのはもちろん、客観的なフィードバックをもらえず選考対策の質が下がるのです。しかし、だからといって就活仲間を作ることが難しい人も多いはず。

そんな人にオススメなのが、ESの添削や面接対策を行ってもらえるサービスです。自分が書いたESが読みやすいか、企業に響く内容になっているか見てもらえたり、面接練習を対面で行ってもらえたりします。無料で受けられるものが多いため、積極的に使ってみてください。

面接に苦手意識がある人や面接対策を何から始めればいいかわからない人は、「面接サポート」を活用してみてください。オンライン上で手軽に面接練習ができます。

逆求人サービス

「効率良く企業との接点を作りたい」「自分を必要としてくれる企業と出会いたい」という人にオススメなのが、逆求人サービスです。

逆求人サービスでは、自分のプロフィールを登録しておくだけで、企業からスカウトを受け取れます。そのため、自分から企業にアプローチをしなくても企業との接点を作れたり、自分を必要としてくれている企業を見つけられたりするのです。

また、自分の希望業界・職種以外からもスカウトを受け取れるので、自分の視野に入っていなかったような企業と出会えることもあります。

ただし、逆求人サービスでスカウトをもらうには、自分のプロフィールの情報を充実させておく必要があるので、サービスに登録したらしっかりと情報を入力しておきましょう。

就活エージェント

大学4年の6月に就活を何もしてない人に、最もオススメしたいサービスが就活エージェントです。就活エージェントを活用すれば、自己分析や企業研究など就活の基礎となる部分から、求人紹介や面接対策まで、就活に必要な様々なサポートを受けられます。

「これから就活をしたいけど何から始めたらいいかわからない」「自己分析が全く進まない」など、1人での就活が難しいと感じる人は、積極的に使ってみてください。

また、就活に関する悩みを就活のプロであるキャリアアドバイザーに無料で相談できるので、就活に対する不安や疑問を気軽に相談できる相手として活用するのもオススメです。

ほかにも、就活エージェントでは、内情をしっかりと把握できている企業の求人を紹介してもらえます。そのため、「ブラック企業に引っかかるのが怖い」「自分に合う企業を見つけたい」という人にも向いているサービスです。

大学4年の6月はギリギリ!「就活何もしてない」状態から挽回しよう

大学4年の6月まで就活を何もしてないのは、危険です。今就活を始めなければ、留年や就職浪人をしなければ就職先が決まらない可能性もあります。

そのため、まずは就活を何もしてない状態から抜け出しましょう。就活についてネットで調べたり、ナビサイトに登録をしたりするだけでも構わないので、まずは就活の第一歩を踏み出すことが大切なのです。

とはいっても、これまで就活を何もしてない状態だと、就活に対する不安や疑問がたくさんあると思います。そういった人は、就活エージェントを活用して、就活のプロであるキャリアアドバイザーを頼ってみてください。不安や疑問がなくなれば、前向きに就活に取り組めるようになるかもしれません。

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大学4年の6月まで何もしてない就活生に関するQ&A

何月までに内定がないとやばい?

内閣府の調査では、就職内定率が80%を超えるのが大学4年の8月です。しかし、大学4年の3月まで内定率は上昇しているので、大学を卒業するまで諦める必要はありません。

大学4年の6月に何も就活してない人の割合は?

大学4年の6月時点以前に「就活が開始している」と認識している就活生は約99.4%です。つまり、大学4年の6月に何も就活をしていない人は、約0.06%だと考えられます。

夏採用っていつまで?

細かい期間は企業によって異なりますが、6月から8月までを夏採用としている企業が一般的です。また、夏採用以外にも、春採用は3月~6月、秋採用は9月~11月、冬採用は12月~3月という区分があります。

この記事の監修者

監修者:岡田章吾

岡田 章吾

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。

就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。

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