新卒エージェントで後悔する5つのケース|後悔しない方法を解説
2026年2月5日
就活生 Bさん
実は新卒エージェント経由で内定は出たんですが、なんか違う気がして、後悔してるんです…。
なるほど。正直に言うと、近年はそうした「内定後の不安」を抱える学生さんが急増してます。就活の早期化で「決断」を急かされたり、AIマッチングで機械的に紹介されたりするケースが増えたからでしょう。
キャリアアドバイザー 廣瀬
就活生 Bさん
まさにそれです!私、どうすればいいんでしょうか…。
大丈夫。エージェントは使い方さえ間違えなければ、強力な武器になります。今回は「後悔する典型パターン」と、エージェントに振り回されずに主導権を握るための「鉄則」を解説するので、参考にしてください。
キャリアアドバイザー 廣瀬
目次
新卒エージェントには闇がある?後悔する5つのケース

「新卒エージェントを利用したら後悔する」といった噂を聞き、利用するべきか悩む学生も多いのではないでしょうか。新卒エージェントの利用で後悔するケースには、いくつかのパターンがあります。
後悔するケースを把握しておくと、事前に改善でき、有効な利用ができるかもしれません。以下で詳しく解説するので、新卒エージェントの活用を考えている就活生は、その原因を理解しておきましょう。
希望と異なる求人ばかり紹介される
新卒エージェントは、就活生の視野を広げるために、志望とは異なる求人も何社か紹介することがあります。新卒の場合は就業経験がないので、比較検討しながら様々な可能性を探り、志望の方向性を確認してもらうためです。
しかし、希望条件と異なる求人ばかり紹介されるとしたら大いに問題です。興味のない求人ばかり紹介されても断ることになるだけですし、就活生は無駄に時間を浪費させられていると感じるでしょう。結果として新卒エージェントへの信頼も薄れ、「使わない方がいい」と後悔することになります。
こうしたケースは、新卒エージェントが学生と企業をマッチングさせるための、希望や要望を正確に把握できていないことが原因で起こります。
新卒エージェントには独自の契約や提携関係があり、その中でしか求人情報を提供できないため、全ての条件を満たす求人を紹介できない場合もあります。そのため、その学生が本当に求めているものが何なのか深く理解できていないと、それぞれに合った求人案件を見つけられないのです。
希望条件にあった求人の紹介を受けるには、新卒エージェントとのコミュニケーションをしっかりと行うことが重要です。自分の希望する条件やキャリアプランを明確に伝えることで、より適切な求人案件を紹介してもらえます。また、複数の新卒エージェントに登録して異なる視点から情報を収集することも効果的です。
新卒エージェントとのコミュニケーションを深めることで、希望条件にマッチした求人の紹介を受けられ、より良い就活を実現できるでしょう。
連絡のペースが遅い
新卒エージェントを利用する際、一部のエージェントでは連絡のペースが遅いというケースもあります。就活は求人情報を早い段階で把握し、スピーディーに取り組むことが重要です。しかし中には、求人情報を提供するまでに時間がかかったり、連絡に対する返答が遅かったりといった新卒エージェントもあります。
新卒エージェントとのコミュニケーションによって就活が出遅れてしまうと、「使わない方がいい」と後悔するのは当然です。
新卒エージェントとの連絡ペースを合わせるには、エージェント選びが重要です。信頼性の高い新卒エージェントを選ぶことで、迅速な連絡とスムーズなサポートが期待できます。新卒エージェントを選ぶときは、評判や口コミを調査し、信頼性を確認することが大切です。
また、新卒エージェントとの契約や提携関係によっても連絡のスピードが異なる場合があるため、複数のエージェントを比較検討することもオススメします。
迅速な連絡ができる新卒エージェントを利用すれば、スピーディーな対応が求められる就活において、よりスムーズな就活を実現できるでしょう。
専門的知識が足りない
新卒エージェントを利用する際、一部のエージェントでは専門的知識が足りないというケースもあります。
就活は多様な業界や職種が存在し、それぞれの特性・求められるスキル・給与水準などが異なります。新卒エージェントが専門的な知識を十分に理解していない場合、適切なアドバイスや求人紹介ができない可能性があるので「使わなければよかった」と後悔するでしょう。
このような状況を回避するには、新卒エージェントの専門的な知識や経験を確認することが重要です。新卒エージェントのWebサイトや口コミ、評判などを調査し、どのような業界や職種に精通しているかを把握します。また、複数の新卒エージェントに相談し、提供するアドバイスや求人情報が一致しているかを確認することも効果的です。
新卒エージェントを利用するときは、専門的知識が足りないという後悔を避けるために、自ら情報を集め信頼性できるエージェントを選ぶ必要があります。自分の希望する業界や職種についての専門的知識を持ち、適切なアドバイスや求人情報を得ることで、より満足のいく就活を進められるでしょう。
エージェント主導で進めすぎている
新卒エージェントに利用時に、担当エージェント主導で就活が進み過ぎてしまうと、のちのち後悔する原因になります。「まずはとりあえず受けてみましょう」と、あなたの軸が定まる前に選考スケジュールを埋められてしまうケースなどです。
就活生本人よりも新卒エージェントの主導で就活が進み過ぎると、提供してもらう求人情報が自分に合わなかったり、目指すキャリアとはズレていたりする場合も考えられます。結果として、自分が本当にやりたい仕事や希望する職場環境とのミスマッチが生じ、後悔や不満の原因となるわけです。
本来、エージェントはあなたの話を聞いて、あなたの「就活軸」を一緒に作るのが仕事です。ヒアリングの時間よりも求人紹介の時間が長い場合は注意しましょう。
エージェントに「丸投げ」してしまうのではなく、「一緒に考える時間」を要求してみてください。それに応えてくれないエージェントであれば、変更を検討することをオススメします。
サポート業務が不十分で求人だけ大量に紹介される
一部の新卒エージェントでは、サポート業務が不十分で、求人情報だけが大量に紹介されるケースもあります。新卒エージェントは、企業に人材を紹介し入社が確定した時点で報酬を得るビジネスモデルが多いですが、中には学生を紹介することによって報酬が発生したり、紹介する人数にノルマを課せられたりといった契約形態を取る場合もあるからです。
新卒エージェントから大量の求人情報が届く場合、その求人が自分に合ったものかどうかを検討する時間が十分に取れない可能性があります。求人情報の多さに追われるうちに、自分の希望や適性を見失ってしまうこともあるかもしれません。
しかも求人の紹介ばかりでサポートが不十分だったら、就活エージェントを利用するメリットも半減してしまいます。結果として、希望しない職種や業界への応募を余儀なくされ、内定も得られず、後悔や不満を抱えることになるわけです。
このような後悔を避けるには、信頼できる新卒エージェントを選ぶことが重要です。また、新卒エージェントに対して遠慮せずに疑問や不安を伝えることで、より丁寧なサポートを受けられるでしょう。
距離感が大事!新卒エージェントで後悔しないための鉄則

「エージェントを使うと後悔する」という噂の正体は、実は「エージェントのペースに巻き込まれてしまったケース」がほとんどです。 エージェントはあくまで就活の「ツール(道具)」に過ぎません。主導権を相手に渡さず、賢く使うことが、後悔しないための最大の秘訣だと言えるでしょう。
ここでは、後悔しないために意識すべき「エージェントとの正しい付き合い方」を解説します。具体的なポイントは、以下の3点です。
信用しすぎず自らも「確認」する
新卒エージェントで後悔しないためには、担当者の言うことを鵜呑みにせず、提供された情報を自らも確認することが大事です。
「担当さんが言うなら間違いない」と盲信するのは危険です。優秀なキャリアアドバイザーであっても、あなたの人生の責任までは取れません。
紹介された企業の口コミを自分で調べたり、提示された条件を書面で確認したりする姿勢を持ちましょう。疑問を感じた点があれば、遠慮せずどんどん質問することもオススメします。
新卒エージェントを利用する際は、「うるさい学生だ」と思われるくらいがちょうどよいです。一目置かれ、いっそう丁寧な対応を引き出せるでしょう。
「No」と思ったらはっきり伝える
新卒エージェントから、興味のない業界や社風が合わない企業を紹介された際は、遠慮なくはっきりと「No」を伝えましょう。
新卒エージェントの利用時に、「せっかく紹介してもらったのに断るのは申し訳ない」という気遣いは不要です。
むしろ、嫌なものは嫌だとはっきり断ることで、担当者はあなたの好みをより深く理解できるようになり、マッチングの精度が上がるでしょう。
曖昧な態度は、担当のエージェントにあなたの要望を誤認させ、ミスマッチな求人を大量に紹介される原因になります。
普段は遠慮がちな人も、新卒エージェントと話す際はどんどんわがままを言ってください。
「ペース」は自分で決める
新卒エージェントの利用で後悔しないためには、担当者のペースに合わせ過ぎず、自分のペースを貫くことが大切です。
新卒エージェントで就活の相談をすると、担当者のペースでどんどん就活を進められてしまうことがあります。
とくに内定が出たときなど、「今すぐ決断しないと枠が埋まります」と急かされることもあるかもしれません。新卒エージェントを利用すると内定率が高いのが魅力ですが、中には、すぐに契約をまとめようとする質の悪いエージェントが存在することも事実です。
しかし、自分が納得できていないのに、エージェントの都合に合わせて内定承諾をする必要はありません。そんなときは「一度持ち帰って親と相談します」「他社の選考と比較したいので1週間待ってください」と、期限を自分でコントロールしましょう。
この交渉に応じず、強引に承諾を迫ってくるエージェントであれば、その時点で利用を停止すべきサインです。
なお、今の状況に違和感があるなら、プロに「答え合わせ」を頼んでみませんか?
当サイトの無料支援サービス「再就活サポート」では、無理に新しい求人を勧めることはありません。まずは就活のセカンドオピニオンとして、あなたの今の状況が「正解」かどうか、フラットな視点でお話しします。
そのうえで、必要があれば、納得の行く内定で就活を終えられる再就活の方法について一緒に考えましょう。
「担当者に急かされて承諾してしまったけれど、本当にこれでいいの?」 「内定先について、客観的な意見が欲しい」など、もし少しでもモヤモヤしているなら、一人で抱え込まずに相談してください。
後悔を防ぐ!新卒エージェント利用時にとるべき5つのアクション

ここからは、新卒エージェント利用で後悔しないための活用方法について詳しく解説します。あなたに合った利用方法を把握できれば、後悔せずに新卒エージェントが利用できるはずです。
就活を成功させるためにも、新卒エージェントを利用する学生は、下記の活用方法を押さえておきましょう。
口コミや評判を確認する
新卒エージェントを利用するときは、口コミや評判を確認することが重要です。同じ新卒エージェントを利用した先輩や友人の意見を聞くことで、サポート内容や提供する求人情報の信頼性を把握できます。
また、インターネット上の口コミサイトやSNSなどでも情報を収集すれば、客観的な視点で評価することが可能です。口コミや評判は、実際に利用した人の体験にもとづいているため、信頼性の高い情報源となります。
信頼性が高い新卒エージェントを利用すれば、あなたの就活に役立つ存在として頼りになるでしょう。しかし、数ある新卒エージェントをどのように見極めればいいのかわからない学生も多いのではないでしょうか。
新卒エージェントの選び方がわからない学生は、下記のコラムを参照ください。
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相性が悪いと思ったら変更申請をする
新卒エージェントを利用する際、キャリアアドバイザーとの相性が非常に重要です。キャリアアドバイザーとの相性が悪いと、求人情報の提供が合わないだけでなく、アドバイスやサポート内容も自分に合っていない可能性があります。
相性が悪いまま新卒エージェントを利用し続けると、就活にストレスを感じ、成功に遠ざかってしまうかもしれません。キャリアアドバイザーとの相性が悪いと感じた場合は、遠慮せずに変更申請を行うことが重要です。新卒エージェントの変更申請をすることで、より自分に合ったキャリアアドバイザーと出会うチャンスを得られます。
変更申請は一般的に無料で行える場合が多く、エージェント側も利用者の満足度向上を図るために対応しています。
変更申請を行うときは、具体的な理由を伝えることが大切です。相性が合わないというだけでなく、どのような点が不満だったのか、希望するサポート内容やスタイルが何に合っているのかを明確に伝えることで、より適切なキャリアアドバイザーに変更できます。
キャリアアドバイザーは就活に大きく影響する存在になるため、相性の良さは重要になるでしょう。
担当部分を分ける
担当部分を分けるのも、新卒エージェントを後悔しないで活用する方法の1つです。新卒エージェントの中には、選考対策が充実しているエージェントもあれば、求人情報が豊富なエージェントもあります。また、自分の志望する分野の知識が豊富なエージェントもあれば、些細な疑問にいつでも答えてくれることで助けになるエージェントもあるでしょう。
1つの新卒エージェントですべての条件が叶わなくても、複数のエージェントを活用すれば、良いとこ取りすることが可能です。
新卒エージェントの中には、書類作成や面接対策、求人紹介など、すべての選考対策に対応できる場合もあります。ただし、すべての対策ができる新卒エージェントは、学生から人気があるため、連絡スピードが遅くなる可能性があるでしょう。
複数の新卒エージェントを利用すれば、結果的に効率よく進められるケースもあります。そのため、複数の新卒エージェントに登録し、良いとこ取りするのも手段の1つです。
自分で調べる癖をつける
新卒エージェントを利用するときに重要なのは、自分自身でも積極的に情報収集を行う癖をつけることです。新卒エージェントは豊富な求人情報を提供してくれますが、自分自身が求める条件や希望する職種・業界についてもっと詳しく知る必要があります。
なぜなら、自分で調べる癖をつけることで、新卒エージェントから提供される情報に対してより的確な判断ができるからです。自分で調べる癖をつけるには、情報収集のスキルを向上させることが必要です。
自分で調べる癖が身につけば、新卒エージェントをより有効的に活用し、自分に最適な職場を見つけられます。新卒エージェントのサポートを受けながらも、自らの意志や判断力を持って進めることで、より理想的なキャリアを築く就活ができるでしょう。
疑問や悩みは複数のエージェントに質問する
新卒エージェントを利用するときに、疑問や悩みが生じた場合は、複数のエージェントに質問することが重要です。異なるエージェントに質問することで、より多角的な情報や意見を得られます。
1つの新卒エージェントだけに質問すると、視点や得意分野に偏った情報を得る可能性があります。しかし、異なるエージェントに質問することで、さまざまな視点や情報を得られるため、正しい判断ができるようになるでしょう。
複数のエージェントに質問する場合は、具体的な疑問や悩みを明確にし、正確な情報を伝えることが大切です。就活に関する疑問や悩みを持ったときは、複数のエージェントに質問することで、より充実したサポートを受けられます。
新卒エージェントと就活での後悔に関するQ&A

ここからは、エージェント利用者が抱えがちな「言いにくい不安」について、正直にお答えします。具体的な質問は、以下の3つです。
Q. エージェント経由の内定でも、承諾後に辞退して大丈夫?
A. 法的に全く問題ありません。
「お世話になった担当者に悪い」「怒られるかもしれない」という気持ちは痛いほど分かりますが、職業選択の自由は学生側にあります。
内定承諾後であっても、入社2週間前までであれば法的に辞退は可能です。「損害賠償」などを請求されることも絶対にありません。
もし強引に引き止められたり、脅しのような言葉を使われたりした場合は、大学のキャリアセンターや別のエージェントに相談してください。
Q. エージェントは「学生」と「企業」どちらの味方?
A. 仕組み上は企業から報酬を得ていますが、良いエージェントは学生の味方です。
新卒エージェントは、学生を企業に紹介し、入社が決まることで企業から「紹介手数料」をもらうビジネスモデルです(だから学生は無料で利用できます)。
そのため、自社の利益を優先し、自社の紹介で内定が出た企業に無理やり入社させようとする悪質な業者がいるのも事実です。
しかし、優良なエージェントは「早期離職」を最も恐れます(すぐに辞められると、企業からの信頼を失うため)。
結果として、「学生が長く働ける納得のマッチング」を最優先に考えるエージェントこそが、本当に信頼できるパートナーだと言えます。
Q. 担当者が信用できない場合、変更してもいい?
A. はい、すぐに変更を申し出てください。
人と人なので相性は必ずあります。「話を聞いてくれない」「連絡が遅い」「高圧的だ」と感じたら、遠慮なく運営事務局に連絡して担当変更を依頼しましょう。
「変更したら気まずい」と心配する必要はありません。それで対応が変わらない、あるいは変更に応じてくれないエージェントなら、その会社自体の利用を停止することをオススメします。
新卒エージェントは活用方法次第で後悔しない!
もし今、あなたが「エージェント選びに失敗したかも」「言われるがままに進めてしまった」と後悔しているとしたら、それだけあなたが「自分の将来」に対して真剣に向き合っている証拠です。
新卒エージェントは、正しく付き合えば、孤独な就活の心強い味方になります。大切なのは「エージェントに振り回される」のではなく、あなたの意思でエージェントというツールを「使いこなす」ことです。
納得感のないまま、誰かの顔色を伺って妥協する必要はありません。あなたの就活の主役は、エージェントではなく、あなた自身なのですから。
一生に一度の新卒就活、なんとなくで終わらせていませんか?
後悔したまま社会人生活をスタートさせると、早期離職に繋がるリスクが高いです。「やっぱりあの時、動いておけばよかった」と数年後に後悔しないために、今ならまだ、間に合います。
当サイトの無料支援サービス「再就活サポート」では、強引な勧誘一切ナシ!あなたの「納得感」を最優先にします。
相談だけでも大歓迎。あなたが現状のどこに違和感を感じているのか、一緒に考えてみましょう。
「再就活サポート」に参加しよう!
この記事の監修者

廣瀬 舞
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
大学卒業後、教育機関を経て入社。7年間、キャリアカウンセラーとして新卒・中途・既卒求職者の就職を支援し、これまでに4000名以上の求職者を担当し内定まで導いている。女性ならではの親切丁寧な対応が定評を呼んでおり信頼度が厚い。
就活支援の得意分野は「面接対策」。特に現代ならではの動画面接、オンライン面接の対策実績は1000社以上、2000名以上を支援してきた実績がある。
また、これらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している


























