インターン行き過ぎはNG?複数参加のメリット・デメリットを解説

 2024年9月4日

インターンシップの開催時期が近づいてきましたね!どれくらい参加する予定ですか?

キャリアアドバイザー 廣瀬

就活生 Aさん

気になる企業がいっぱいあって、今のところ10社以上申し込んでいます。

10社ですか、たくさん参加するんですね。

キャリアアドバイザー 廣瀬

就活生 Aさん

やっぱり多いんでしょうか?インターンシップに行き過ぎるのはやめておいた方がいいですか?

参加目的が明確であれば、たくさん参加しても問題ありません。このコラムではインターンシップに参加しすぎるメリットデメリットなどを紹介するので、参考にしてみてください。

キャリアアドバイザー 廣瀬

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インターンシップに行き過ぎてもいい?

インターンシップに行き過ぎてもいい?

インターンシップに参加する就活生の中には、たくさん参加すれば良いと考え、むやみやたらに参加する人もいるでしょう。しかし、インターンシップに行き過ぎると、学びを得られず、参加した意味がなくなるリスクもあります。

ここでは、インターンシップの平均社数と参加する意義を解説します。

それぞれ1つずつ見ていきましょう。

参加目的が明確で、管理ができていれば行き過ぎてもOK

インターンシップは、一つ一つの参加目的を明確にし、スケジュールがきちんと管理できるのであれば、行き過ぎても問題ありません。

一方で、ただひたすらインターンシップに参加しても学びは得られないでしょう。インターンシップには参加前のリサーチやスケジュール管理、参加後の復習が大切です。そのため、それらの対応ができる社数を見極めて参加社数を決めると良いでしょう。

どうしてこのインターンシップに参加したいのか、どんなことを学びたいのかなど、参加する目的を明確にしてから臨んでください。

平均は4〜6社!平均参加数から紐解く「行き過ぎ」の基準

インターンシップの平均参加数は4〜6社程度といわれています。平均社数はあくまで平均のため、さらに多くの企業に参加している人や、全く参加していない人もいます。

また、インターンシップの実施日数によっても参加社数は異なります。長期インターンシップに参加する場合は、1、2社程度しか参加できないケースもあるでしょう。

インターンシップにたくさん参加すれば良いわけではないので、自分に合った社数を考えることが大切です。

目安として、長期インターンシップなら1〜2社、短期インターンシップなら6〜7社程度の参加が良いでしょう。それ以上だとキャパオーバーになる可能性があり、「行き過ぎ」となってしまいます。

短期インターンなら比較的たくさん参加しやすい

短期インターンシップは、最短で5日のものからあるため、複数社参加しやすいです。スケジュール管理もしやすいため、無理のない範囲であれば数多くの企業のインターンシップに参加してもよいでしょう。

短期インターンシップは複数参加しやすいことから、業界を絞り込んだり、比較したりしやすいというメリットもあります。

「まずは業界について知りたい」「興味のある業界をいくつか比較したい」などの参加目的がある人は、多数の短期インターンシップに参加するべきです。

インターンシップの参加先に困っている人は、キャリチャンの就活サービス「就活相談会」に参加しましょう。適性を見てあなたに合った企業を紹介するので、就活を効率よく進めやすくなります。

インターンシップに行き過ぎるデメリット

インターンシップに行き過ぎるデメリット

インターンシップに行き過ぎると、スケジュール管理が難しかったり、どこで何を学んだかわからなくなったりなどのリスクがあります。ここでは、インターンシップに行き過ぎるデメリットを紹介します。

デメリットを理解し、適性参加数を知りましょう。

スケジュール管理が難しい

インターンシップに行き過ぎると、スケジュール管理が難しくなります。インターンシップは基本的に大学の長期休み期間に実施されるため、開催時期が重なりやすいです。

参加したい企業がたくさんある場合、スケジュールの組み合わせが難しいケースもあるでしょう。スケジュールを積み込みすぎると、日程を間違えてしまい、無断欠席を起こす可能性もあります。

もちろん企業側では出欠を確認しているため、無断欠席してしまうと印象は悪くなるでしょう。

また、インターンシップで忙しくなると、就活やアルバイト、学業など、他のことに時間を割けなくなるリスクもあります。志望企業の優先順位を考えずに次々とインターンシップの予約をすると、本命の企業のインターンシップに行けなくなることもありえます。

そのため、気になる企業から優先的にスケジュールを埋めるなど、スケジュールを入れる際は工夫しましょう。

他の就活準備の時間がなくなる

インターンシップに行き過ぎると、他の就活準備にかけられる時間が少なくなります。

インターンシップに参加する場合、事前準備や復習も合わせると多くの時間を取られます。たとえ短期のインターンシップであっても、参加前に業界や企業についてリサーチしたり、参加後にお礼メールを送ったりすることが必要です。

参加準備や復習に何時間もかかることがあるため、その間業界研究や自己分析などの作業に時間をかけられなくなることもあるでしょう。

インターンシップで忙しくなることにより、就活準備が進まず、本末転倒になる恐れがあるので注意してください。

情報がまとめられない

インターンシップに行き過ぎると、多くの情報を集められる分、それらをまとめきれない可能性があります。

インターンシップで得た情報は、復習して、業界や企業研究に活かさなければ参加した意味がなくなります。

一社一社の情報を忘れずにまとめ、今後の就活に活かせる社数を検討するようにしましょう。

人との濃い繋がりができにくい

インターンシップにたくさん参加すると、多数の人に出会える分、一人ひとりとの関係が薄くなることがあります。

たくさんのインターンに参加しようとするとスケジュールが詰め詰めになるため、1つ1つの企業に時間を割けず、結果として企業の人と深く関われない可能性が高いです。濃いつながりができれば顔を覚えてもらえるため、選考時に有利に働くケースもあるかもしれません。

しかし、薄いつながりではそれは望めないでしょう。インターンシップでより良い情報を得るためには、人との濃いつながりが大切です。

インターンシップの参加社数を考える際は、企業とのつながりが十分にできる程度の数にするとよいでしょう。

学びが少なくなりやすい

インターンシップに参加し過ぎると、学びが少なくなりやすいというリスクがあります。

複数社のインターンシップに参加すると、学んだ内容を全て吸収できずにキャパオーバーになることもあるでしょう。

せっかく時間をかけてインターンシップに参加し、情報を得たとしても、学びを得られない場合は参加した意味がなくなってしまいます。インターンシップで得た学びを復習する時間を取れる程度の社数に収めるとよいでしょう。

行き過ぎOK!インターン複数参加のメリット

行き過ぎOK!インターン複数参加のメリット

インターンシップに複数参加すると、その分たくさんの業界や企業について学ぶ経験ができます。ここでは、インターンシップに複数社参加するメリットを紹介します。

インターンシップへ複数参加するメリットも上記のようにたくさんあります。ただインターンシップには、選考があるケースもあります。

たくさん参加したくても、選考になかなか通らないという人もいるかもしれません。インターンシップ選考に落ちやすい人の特徴を知りたい人は、以下のコラムもチェックしてみてください。

多数の業界や企業を知れる

インターンに複数参加すると、多くの業界や企業を知ることができ、比較することで自分に合う企業を見極めやすくなります。

同じ業界でも、企業によって事業内容や方針は異なります。それらを理解したうえで企業選びをするためにも、複数のインターンシップに参加し、1社1社を見極めることが大切です。

複数社を比較することにより、視野が広がり、自分がどう働きたいのかなどもわかってくるようになるでしょう。

多数の企業のインターンシップに参加することで一社一社を比較しやすくなることが、インターンシップに多数参加することの最大のメリットといえます。

たくさんの人と出会える

インターンシップにたくさん参加すれば、それだけ出会える人の数が増えます。複数の企業の人の話を聞けるのは就活期間しかないため、貴重な経験になるでしょう。

また、さまざまな人の価値観に触れることで、新しい視野や気づきが見つかることもあります。

さらにインターンシップに参加した就活生同士で仲良くなり、今後の就活情報を得られることもあるでしょう。人との出会いが増えるのも、インターンシップに多数参加するメリットです。

内定に繋がる可能性がある

インターンシップによっては、特別選考の案内があり、内定に繋がる可能性があります。企業の採用担当者は、インターンシップ中の就活生の活躍を見て、特別選考に進む人を見極めていることがあります。

インターンシップ終了後に一般枠とは違う選考方法を案内されたり、面接を1つスキップできることがあるため、たくさんの企業のインターンシップに参加すると、内定の可能性を高められます。

制度の改正により、汎用的能力・専門活用型インターンシップや高度専門型インターンシップで得た学生情報を採用活動に利用することは、公式に認められています。インターンシップの場合は、参加態度や活動内容がチェックされていると思うようにしましょう。

自分の改善点がわかる

インターンシップで実際に仕事を行うことにより、自分の改善点や今後勉強しなければいけないことがわかるようになります。

実際にインターンシップで仕事をすると、自分が得意とする分野や、苦手とする分野がわかります。できないことがわかれば、今後どのように改善するかを考えやすくなるでしょう。

また、必要な資格や経験が明確になれば、選考までに準備できるかもしれません。

さらに、同じ企業を志望する就活生を見ることで、自分の立ち位置がわかります。就活生全体の中で自分は現在どの程度の立ち位置にいるのかは、インターンシップなどの機会でなければ知ることができないでしょう。

自分と他の就活生を客観視することで、自分に足りない能力や活かせる経験を知り、就職に向けて次にやるべきことが見えてくるはずです。

自分の改善点がわからない人、何から準備すればよいかわからない人などは、キャリチャンの就活サービス「就活相談会」への参加がオススメです。就活のプロが一緒に就活準備を進めてくれ、企業紹介なども行います。

インターンシップに複数参加するときのポイント

インターンシップに複数参加するときのポイント

インターンシップに複数参加する際には、参加目的を明確にし、1社1社の振り返りをしっかりできる社数を見極めることが大切です。

複数社参加することで情報が整理できなくなることを避けるためにも、参加する時のポイントをしっかり押さえておきましょう。

ここでは、インターンシップに複数参加する際のポイントを4つ紹介します。

それぞれ見ていきましょう。

まずはインターンシップへの参加目的や得られるものを知る

インターンシップに参加する目的や、そのインターンシップで得られる知識やスキルについて調べましょう。インターンシップに参加すると、その業界や企業のビジネスモデルや業界トレンドなどについて知ることができます。

また、長期インターンシップの場合は実際に業務に携わることもできるため、企業に入社した際に必要なスキルや技術を身につけることもできるでしょう。

企業の社風を知れる点もメリットです。インターネット上ではわからない、企業の雰囲気や社員の文化などを体感できます。インターンシップでは社員と会話することもあるため、志望理由を考える際などにも役立つでしょう。

参加すると自分の課題が見つかることもあります。課題が明らかになることで、その課題を克服するために何が必要なのか考えることができ、選考やその先のキャリア形成にも役立ちます。

自分の中での目的を明確にする

インターンシップに参加する際は、参加してどんなことを学びたいか、どんな経験を得たいかについてしっかり考えましょう。目的もなく参加すると得るものもなくなり、参加した意味が半減します。

企業の事業内容やインターンシップのプログラム内容をよく読み、自分の参加目的とマッチしているか考えることが大切です。

たとえば、自分が興味を持っている業務への理解が深められるワークを行う企業であれば、仕事の適性を知りたいと感じている人に向いているでしょう。

自分がどんな点を知りたいのか、よく考えて参加を決めてください。自分に不足している経験や自分に向いている仕事は、自己分析を行わないと正しく理解できません。自己分析が不十分だと感じている人は、以下のワークシートを活用してみてください。

スケジュール管理を行う

インターンシップに複数参加する際は、スケジュールを綿密に立てる必要があります。インターンシップに参加するだけでも時間が取られる上に、就活準備やアルバイトなども行うと自分の時間がなくなる可能性があります。

本命企業のインターンシップに日程が重なって参加できないリスクもあるため、事前にスケジュールをよく見てから申し込むようにしましょう。

人それぞれ限界値は異なるため、自分が参加できる数を考えたうえでスケジュールを組むようにしてみてください。

経験を記録に残す

インターンシップで学んだことや経験は記録に残しましょう。インターンシップ中は、学んだ内容をメモなどに残すなどして学びを目に見える形で残すと、復習しやすくなります。

インターンシップで学んだことや気づいたこと、今後必要な勉強などのポイントをまとめたノートを作成するのもオススメです。

インターンシップに参加するだけでは成長につながらないため、復習ができるように記録に残すことで選考に役立てましょう。

インターンシップで魅力を感じた企業に絶対就職したい人は、キャリチャンの就活サービスである「納得の内定就活」に参加しましょう。就活のプロが選考のアドバイスをくれるため、自信を持って本番に臨めるだけでなく、近しい条件の企業も紹介してもらえます。

目的がハッキリしていればインターンに行き過ぎても大丈夫!

インターンシップは、参加する目的を明確にし、きちんと学びを復習できる社数であれば、行き過ぎても問題ありません。

むやみやたらに参加してしまうと、学びが得られなかったり、忙しすぎて他の就活準備が疎かになったりするリスクもあります。

自分にとって適切な参加社数を考え、1つ1つのインターンシップから学びを得られるようにしましょう。

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この記事の監修者

監修者:廣瀬舞

廣瀬 舞

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

大学卒業後、教育機関を経て入社。7年間、キャリアカウンセラーとして新卒・中途・既卒求職者の就職を支援し、これまでに4000名以上の求職者を担当し内定まで導いている。女性ならではの親切丁寧な対応が定評を呼んでおり信頼度が厚い。

就活支援の得意分野は「面接対策」。特に現代ならではの動画面接、オンライン面接の対策実績は1000社以上、2000名以上を支援してきた実績がある。

また、これらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している

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