SNSで不採用はありえる!9割以上の人事が就活生のSNSを見る目的とは
2025年12月18日
この記事でわかること
人事の9割以上が就活生のSNSをチェックしている
SNSのチェックは就活生の素行や人柄の確認が目的
SNSでのマナーやモラルに反する投稿で不採用や内定取消もある
就活の際はSNSの投稿見直しや閲覧制限などで対策しよう
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就活ではESや面接だけじゃなく、SNSも見られてるって知ってますか?


えっ、そうなんですか? プライベートなアカウントまで見られるのはちょっと怖い気がします……。選考に影響することもあるんでしょうか?
正直に言うと、選考に影響することもあります。でも、「見られている=悪いこと」だけではないんですよ。


…と言うと?
企業が何を見てるか知れば、逆に「SNSを味方につけて評価を上げる」ことも可能ということです。
今回は、SNSでのリスクを回避しながら、賢く就活するための「防衛策」を解説します。ぜひ参考にしてください。

目次
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人事の9割以上が就活生のSNSをチェックしている

就活では、人事の9割以上が就活生のSNSをチェックしていると言われています。
その中でも最もチェックしているツールは「Facebook」です。理由は、Facebookは原則“本名”での登録が必要となるため、企業側も特定がしやすいためでしょう。
そのほか、「X(旧Twitter)」「Instagram」といった、就活生の誰もが使っているであろうツールも、もちろんチェックの対象になります。
では、具体的に人事はSNSを通してどんな風に学生をチェックしているのでしょうか。コラムの初めにまずは、SNSによる企業側のチェック方法について、以下の3点から解説します。
SNS就活の参考にしてください。
企業の人事が就活生のSNSを見る目的
人事が就活生のSNSを見る目的は“学生の素の部分”を確認するためです。
面接では準備してきた回答が多く、本音を話しているかの判断は非常に難しいです。しかし、普段使っているSNSであれば、日常的にどのようなことをやっているのか、どんな考え方をしているかなどを知ることができます。
他にも学生に問題がないかといった部分もSNSから確認します。素の部分が企業カラーとマッチしているか、学生に問題がないか、などは人事にとって合否を出すための判断材料なのです。
面接だけではわからない部分をSNSから見極め、企業との相性を図り、ミスマッチを事前に防ぐための情報収集を行うことで、企業側も選考を進めています。
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SNSをチェックするタイミング
合否を判断するための情報収集としてSNSをチェックしているため、企業によってSNSを見る時期やタイミングは異なります。
たとえば大手企業のように受験者が多い企業では一次、二次選考を通過し、ある程度人数が絞られた段階でチェックします。
SNSチェックは最終的に誰に内定を出すかの判断をするために行うため、わざわざ応募者全員を見極める必要はないのです。
反対に、中小企業やベンチャー企業など、大手企業ほど応募者がいない場合は、選考初期の段階でチェックすることが多いです。

もちろんチェックするタイミングは企業によって異なりますが、どちらにしろ学生を見極めるための判断としてSNSをチェックするため、選考が進んでいる場合はSNSとの付き合い方を考える必要があるでしょう。
具体的にチェックしていること
就活生のSNSで企業側が一番見ているところは、”マナーやモラルに反する発言や写真がないかどうか”です。
近年SNSでは、マナーやモラルを無視した投稿が多く見受けられます。しかし、このような投稿は友達の間で通用しても社会では通用しません。なぜならSNSは、誰もが見ることのできる公共の場だからです。
もし、SNSという公共性の高い場でマナーやモラルに反する発言をするような学生を採用してしまえば、それらの投稿が社外の関係者に見とがめられ、企業の信用にも関わる可能性があります。そのため、マナーやモラルに反する発言や写真がないかどうかは、採用側にとって必ずチェックしなくてはならない項目です。
その他にも企業は、就活生の交友関係に問題がないかや経歴に嘘がないかをチェックしています。近況だけでなく、過去の投稿やコメントのやり取りなども含めてです。
つまりSNSは就活生にとって便利な情報収集手段であると同様に、企業側にとっても便利な情報収集手段であるといえるでしょう。今やSNSも就活に欠かせないツールとなりつつありますが、利用に際しては、便利さの裏側にあるリスクも認識しておく必要があります。
なお、SNSの内容だけでなく、提出した書類とSNSの情報にズレがないかも重要なチェックポイントです。「SNSではこう言っているのに、履歴書には書いていない(または内容が違う)」となると、不信感に繋がります。
SNSを整えるのと同時に、提出書類の完成度も高めて、人事に対し一貫性のあるアピールができるように準備しておきましょう。
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「自分の投稿が人事からどう見えるか心配…」と一人で悩んでいるなら、プロの目線でリスク診断をしてみませんか? 友達同士ならOKでも、社会人目線ではNGな投稿は意外と多いものです。
無料の就活支援サービス「就活相談サポート」では、希望する企業の紹介だけでなく、「人事視点であなたのSNSが安全かどうか」のアドバイスも可能です。過去の投稿のクリーニング方法や、リスク管理について相談して、不安の種を今のうちに消しておきましょう。
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SNSで不採用はありえる!就活で問題になる4つのケース

ほとんどの場合は面接の前後にSNSを確認し、その就活生がどのような人物なのか判断材料として使われることが多いです。しかし投稿の内容次第では、不採用や内定取り消しにつながるケースはありえます。
たとえば、就活の中では以下のような投稿が問題視される可能性が高いです。
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内定取り消しはありえる!よくある実例と取り消された時の対処法を解説
ここからは、不採用もありえる上記4つのケースを、具体的な事例を用いて詳しく紹介していきます。
マナーやモラルに反する行為
【例】
- 公共の場所での迷惑行為
- 他人に対する誹謗中傷やイジメ
- 暴力的・性的・差別的な言動
上記のようなマナーやモラルに反する内容は、就活生の人柄に対する評価を著しく低下させる要因になります。人事がSNSを見る上でもっともチェックしている部分でもあるため、マナーやモラルに反する内容と判断されれば、不採用や内定は取り消しという結果につながる可能性が高いです。
なお、もしもどのような投稿がマナーやモラルに反すると受け止められるのかイマイチわからない場合は、就活に詳しい社会人に自分のSNSを見てもらって、アドバイスを求めるのもよいでしょう。
飲酒・喫煙・法令違反など
【例】
- 過度な飲酒による騒ぎや失態
- 未成年時の飲酒・喫煙
- その他、法令違反が疑われる行為
過度な飲酒や喫煙は「あの人はお酒をいっぱい飲むから遅刻も多いのではないか」「タバコ休憩ばかりいくのではないか」といった悪い印象を与えてしまう可能性があります。
また、人事は近況だけでなく、過去の投稿もチェックしています。そのため、過去の投稿から未成年時の飲酒・喫煙、その他の法令違反が発覚すれば、当然内定は遠のくでしょう。
就活や日常生活に関する愚痴
【例】
- 「A社の面接官、感じ悪かった」など、特定の人や企業に対する批判
- 「B社はC社より下」など、特定企業に対する批評
- 「バイト先の○○社って実は××××で最悪」など、内部事情の漏洩
受けている企業はもちろん、他社の悪口や日常生活などの愚痴も悪い印象を与えます。
自社の悪口が書かれていれば気分が悪いのは当然ですが、そうでなくても誰もが見ることができるSNSに、批判や内部情報を含む愚痴を投稿する行為自体に問題があるのです。
就活でも日常生活でも不満に思うことや理不尽は必ずあります。しかし、それらをわざわざSNSに書くのは控えましょう。
選考に関する報告
【例】
- 「A社はやっぱりいい会社だった!」
- 「書類選考・面接に通過した!」
選考通過や選考での感想など、選考に関する報告をする際は、そのタイミングと範囲に注意が必要です。
選考に通った喜びを誰かと共有したい気持ち、とてもよく分かります。孤独な就活において、友人からの「いいね」は大きな励みになるでしょう。
しかし、万が一その投稿を志望度の高い他社の人事が見た場合、「うちは滑り止めかな?」と誤解されるリスクがあります。
そのため、以下のような工夫で賢くリスク回避を図りましょう。
【SNSでの選考報告に関するリスク回避術】
- 「親しい友達」機能を使う:Instagramのストーリーズなどは、信頼できる友人だけに公開する
- 社名は伏せる:「第一志望群の企業」などぼかして書くことで、特定のリスクを下げる
- 内定報告は全て終わってから:内定承諾後であれば、トラブルになる確率はぐっと下がる
とはいえ、SNSはリスクにもなりますが、うまく使えば「履歴書には書けない人柄」をアピールする最強の武器になります。ただ不都合な情報を隠すだけではもったいないので、「見られる」ことを逆手に取り、人事に好かれるSNS戦略を立てましょう。
「どんな投稿なら好印象?」「企業の採用担当はどこを見ている?」 そんな疑問を持つ人は、ぜひ無料の就活支援サービス「就活相談サポート」で聞いてみてください。
数多くの企業と繋がっているアドバイザーが、求人紹介だけでなく、「企業が思わず会いたくなるSNS活用術」や、ガクチカとリンクさせた発信のコツをこっそり伝授します。
就活で気をつけたいSNSとの付き合い方

誰しもSNSが原因で選考に通らない、内定が取り消しとなるのは避けたいところです。とはいえ、だからといって思い出の詰まったSNSを消すのも気が引けるでしょう。
そういう場合は、以下の点に気を付けて上手にSNSと付き合っていくことをオススメします。
以下の説明を参考に、就活もSNSも円滑に進めていきましょう。
企業はどこまで検索してる?「デジタルタトゥー」への対策
人事が学生を特定するためには、まず氏名から検索することが多いでしょう。そこに学校名や部活、サークル、学部、学科、出身高校などの情報が載っていれば、比較的容易に個人を特定することが可能です。
多くの企業が行っているのは、そういった「氏名検索」程度です。しかし、一部の企業や調査会社は、より詳しくチェックする場合もあります。
これは「監視」というよりも、「コンプライアンス意識(情報漏洩などをしないか)」の確認という意味合いが強いです。
意図せず特定されるのを防ぐために、以下の設定を見直しておきましょう。
- 位置情報のオフ:自宅や大学周辺での投稿には注意
- タグ付けの承認制:知らない間に友人の投稿にタグ付けされ、そこから辿られるケースを防げる
不適切な投稿をしないことは大前提
不採用になるケースでも述べたように、マナーやモラルのない内容、過度な飲酒や喫煙、悪口といった不適切な投稿をしないことは大前提です。就活中だけでなく、過去にこのような投稿がある場合はすぐに削除しましょう。
また、タグ付けやコメント(リプ)などのやり取りなどにも注意が必要です。ただあなたが投稿した記事だけでなく、過去の投稿や友人関係などからもあなたのことは細かくチェックされています。
SNSは人事だけでなく、誰でも見ることが可能です。誰に見られても恥ずかしくない投稿を普段から心がけましょう。
カギをかければ基本的に問題ない

アカウントにカギをかけたり、公開範囲を設定することで、人事や企業からのチェックを阻止することが可能です。
主なSNSのカギのかけ方や公開範囲の設定方法を記載します。
- Facebook
設定→アカウント設定→プライバシー設定→アクティビティ(各位設定) - X
設定とプライバシー→プライバシーとセキュリティ→ツイートを非公開にする - Instagram
設定→アカウントプライバシー設定→非公開アカウント
Facebookは「今後の投稿のプライバシー設定」「過去の投稿のプライバシー設定」自分がフォローしている人物のページ、リストを見られる人」など、更に細かく設定が可能です。
これらのカギ(非公開設定)はフォローを承認することで中身を見ることが可能になります。不用意に知らないアカウントからの申請を許可しないようにしましょう。
また、アカウントにカギをかけてもプロフィール写真やホーム画面の写真は表示されてしまうため、写真への配慮も忘れずに。
加えて、タグ付けやコメントでのやり取りも他のアカウントから確認できる場合もあるので、細かな設定と配慮を心がけましょう。
内容に注意すれば消す必要はない
過去の投稿が原因で、面接が通らないということを絶対に避けたいのであれば、アカウントの削除をするのも一つの手段です。
しかし、公開範囲をしっかり設定しておけば見られることはないので、必ずアカウントを削除することがいいとは限りません。誰に見られていても問題ないと思うのであれば、カギをかける必要もないでしょう。
また、多くの企業もSNSを所有しており、FacebookやXなどからしか得られない企業やイベントなどの情報もあります。これらの情報をいち早く知るためにも、就活生がSNSを持っていることはいいことです。
そのため、アカウント削除を回避するために、普段から見られても問題のないSNSを心がけましょう。
SNSだけに惑わされない就活をしよう
就活の際はSNSにも気を配った方がよいですが、そこにばかり気を取られて、肝心の就活がおざなりにならないよう注意しましょう。
企業が学生を判断するための材料としてSNSを見ているのは確かですが、だからといってSNSばかりに気を取られていては、就活そのものに全力を注げません。
面接やESなどの対策がしっかりできていなければ、SNSに問題がなくても評価の対象にならないでしょう。また、そもそも自己分析や業界・企業研究が不十分で企業選びに失敗していれば、合否以前に就活をやり直す羽目になってしまいます。
人事は、SNSの投稿内容とエントリーシートや面接での発言に「矛盾がないか」も見ています。その場しのぎのSNS対策をするよりも、まずはしっかり自己分析を行い、「どこを見られてもブレない自分の軸」を作っておくことが、結果として最強のリスク回避です。
「自分の強みや価値観がいまいち言語化できていない……」という人は、こちらのシートを使って整理してみることをオススメします。
【就活対策資料】
自己分析ワークシート
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SNS対策も大事ですが、自分に合った企業選びをするための基礎固めと、選考に受かるための対策が二の次にならないようにしましょう。
とはいえ、SNSの投稿を見直し、カギをかけ、さらに自己分析や企業探し…と全部ひとりで完璧にこなすのは大変ですよね。「やることが多すぎる!」とパンクする前に、情報の整理や企業探しをプロに任せて、賢く時間を捻出しませんか?
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就活の際はSNSも見直しを
就活生の多くが利用しているX、Facebook、InstagramなどのSNSは友達の近況や有名人の普段の行動、自分の行動を気軽に発信し確認することが出来て、とても便利なツールです。
しかし、最近はモラルに反する行動や犯罪行動をSNSに載せてしまう人が増えてきています。 そのため、就活生のSNSを確認する企業の人事が増えてきているのです。
内定を貰った就活生の中に過去の投稿の中にモラルに反する行動があり、企業がその投稿を確認した結果、内定が取り消しになったという事例もあります。 SNSを利用している就活生は、今からでも自身のSNSの投稿を確認しましょう。
もし過去の投稿の中にモラルに反する内容が含まれていたら、すぐに削除し、今後そのような投稿をしないように心がけましょう。
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この記事の監修者

岡田 章吾
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。
就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。
































