【例文10選】自己PRを200字で短くまとめるコツと作成手順

 2025年6月27日

就活生 Aさん

どうしよう…。何度書いても200字に収まらないよ~。200字で自己PRなんて、無理でしょ。

確かに、字数指定の中で自己PRを書くのって難しいですよね。とくに200字の自己PRは、短い文章の中にいろいろ詰め込もうとして、うまくいかない就活生が多いです。

キャリアアドバイザー 平崎

就活生 Aさん

そうなんです!でも、中身を端折りすぎたら意味がわからないし、アピールも入れられない。だからって説明やアピールを入れると、今度は長くなりすぎちゃうしで、もう、どうしたらいいかわかりません…。

大丈夫ですよ。今回はそんな悩める就活生に向けて、自己PRを200字で簡潔にまとめる手順について解説します。実際の自己PR例文もたくさん紹介するので、今後の自己PR文に役立ててみてください。

キャリアアドバイザー 平崎

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目次

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自己PRが200字と指定されている理由を考えてみよう

自己PRが200字と指定されている理由を考えてみよう

まずは、自己PR文が200字と指定されている理由を考えてみましょう。自己PR文が200字と指定されている理由として考えられるポイントは、以下の4つです。

  • 採用業務の効率化とスクリーニング

    短い字数に統一することにより、短時間で効率よく応募者を比較したい

  • プレゼンテーション能力の確認

    与えられた条件を最大限に活用するために最も有効な強みとアピール方法を選択し、効果的なプレゼンテーションができるか見たい

  • 要約力・論理的思考力の確認

    制限内の字数で要約する力や、情報を整理して論理的に組み立てられるかを知りたい

  • 志望度の高さや熱意の確認

    限られた文字数の中にも、説得力のある具体的な内容を詰め込む努力をしているかで、自社に対する熱量を測りたい

企業が自己PR文を200字に指定しているのには、必ず理由があります。企業の意図を汲んだ上で、自己PRを作成してください。

 

自己PRを書く前に準備するもの

自己PRを書く前に準備するもの

自己PRを書く前に準備するものとして、以下の3つが挙げられます。

何も用意せずに自己PRを書き始めてしまうと、言葉に詰まって文章がなかなか出てこなくなる可能性があるため、事前に上記のものを用意する必要があります。

考えながら自己PRを書くことを避けるためにも、書き始めの際にすべて机の上に並べておくとよいでしょう。

1.応募する企業の採用基準をまとめたシート

自己PRを書く前に、応募する企業の採用基準をまとめたシートを作成して用意すると便利です。

複数の企業に応募する場合、応募する企業が求める人物像に沿った自己PRを作成しなければならないため、企業ごとに自己PR文を変更する必要があります。応募する企業の採用基準をまとめたシートでは、以下の3つの情報を記載するように心がけてください。

  1. 応募する企業の概要
  2. 企業が求める人物像
  3. 他社と比較して強みとなる部分

自己PR文は、例えるなら企業へのラブレターです。企業の好み(タイプ)を理解することで、自分への想いがより企業へ伝わりやすくすることがポイントです。細かく応募する企業の採用基準をまとめたシートを作り込みましょう。

2.自己・他己分析した結果

自己PRを書く前には、自己・他己分析した結果も用意しておく必要があります。自己PRを作成する前に自己分析をする重要性は、以下の3つです。

  • 自分を何も理解していないと適切なアピールができない
  • 自分が物事に対してどのようなこだわりをもっているのかを知った方が伝えやすい
  • 面接の場で質問された際に迅速に回答しやすくなる

自己・他己分析は、自己PR文を作成する際に重要です。自己PRを作成する前に、自己・他己分析を必ず行って結果をメモとして残しておきましょう。

とはいえ、自己分析の方法が分からない就活生も多いと思います。やり方を簡単に紹介しますので、参考にしてください。

■ 自己分析ツールを活用する

  • 16personalities
  • 辛口性格診断16
  • CIY(COLOR INSIDE YOURSELF)
  • エムグラム診断
  • ストレングス・ファインダー
  • 自己分析ワークシート

上記の自己分析ツールの特徴は、それぞれ異なっています。例えば「16personalities」はユング心理学とMBTI性格検査といった2つの心理学を基に作成されているため、自分では気づけなかった適職を見つけられるかもしれません。

辛口性格診断16では、自分の性格の特性が事細かに理解できるため、自己分析だけでなく自己PR文の作成にも使用できます。また、CIYはゲーム要素を取り入れた自己診断サービスであるため、自己分析を楽しみながらおこなうことが可能です。

加えて、ストレングス・ファインダーは自分のやる気スイッチが理解できるため、自己分析のみならず日常生活でやる気を出したいときに活用できます。

しかし最終的には、ワークシートを使って自分自身を振り返るのが一番確実なツールと言えるでしょう。

キャリチャンでも、独自に開発した自己分析ワークシートを無料で公開しています。自己分析の方法をわかりやすく紹介しており、実際に分析を行えるワークシートです。下記のページからダウンロードできますので、ぜひ活用してください。

■ ツール以外の自己分析法もある

自己分析ツールを活用する以外にも、たくさん方法はあります。その1つの例としてあげられる自己分析方法が「なぜなぜ分析」と呼ばれる方法です。

なぜなぜ分析とは「なぜ」を5回繰り返して自分自身の経歴を深掘りしていく分析方法です。

例えば「私が最も得意とするものは何か?」「私が目指す理想のキャリアパスは何か?」などと自身に問いかけをし、その答えとして「私が最も得意とするのはチームプレイで、将来的にマネージャーとしてチームを引っ張ることを目指しています」と回答を作成します。

なぜなぜ分析は、自分自身のアピールポイントや志向性をアピールしやすくなるため、自己分析方法が分からない就活生は1度試してみるとよいです。

■ 他己分析も必要

自己分析をより良いものにするために「他己分析」もしておくことをオススメします。他己分析の重要性としては、以下の3つが挙げられます。

  • 他人を巻き込むことで主観のない自分を理解できる
  • 改善ができるので面接対策にもなる
  • 自分の知らなかった長所や短所が見えてくる

3.伝えにくい事情を言い換えたリスト

自己PRで伝えにくい短所は、長所に言い換えて伝えましょう。

企業にそのまま短所を伝えれば、マイナスイメージをもたれる恐れがあります。しかし、短所は長所にも変換できる特徴であるため、改善する姿勢を見せれば悪い印象をもたれにくくなるのです。

よくある短所の言い換えを以下の表にまとめました。

短所 長所
せっかち 決断が早い
心配性 責任感が強い
マイペース 落ち着きがある
人見知り 身長
緊張しやすい 真面目
負けず嫌い 向上心が強い
協調性がない 主体性がある
神経質 几帳面
飽きっぽい 好奇心旺盛
計画性がない 柔軟に行動できる

自らの短所を長所に言い換えたリストを作成しておけば、スムーズに自己PR文を作成できます。ちなみに面接で短所を長所に言い換える際は、端的に伝えるように心がけましょう。

自分の短所をうまく長所に言い換えられない場合は、キャリチャンの就活支援サービス「就活相談サポート」を活用してください。あなたの短所も自然に長所として活かせる企業を紹介します。

 

自己PRを200字で書くときの構成方法

自己PRを200字で書くときの構成方法

自己PRを200字で書くときの構成方法として、以下の4つが挙げられます。

自己PRを作成する際は、構成に気をつけて書かなければ何を伝えたいのかが分からない文章になる恐れがあります。本項で解説する構成方法を用いた上で、自己PRを作成しましょう。

1.PREP法

PREP法とは、以下の4つの要素を順番に説明する構成方法です。

  1. Point(結論):質問に対する回答や主張
  2. Reason(理由):結論に至る根拠
  3. Example(事例・具体例):裏付けエピソード
  4. Point(結論):主張の念押し+α

上記のPREP法に例文をあてはめると、以下の自己PR文になります。

Point:私はチームワークを大切にする人間です。

Reason:これまでの経験において、ボランティア活動に参加する機会がありました。そのなかで自分がリーダーとしてチームをまとめたり、協力しながら課題を解決したりすることの重要性を痛感しています。

Example:大学時代にグループワークでのプレゼンテーションで最優秀賞を受賞したことがあり、チームとして目標を達成するために積極的に貢献した経歴があるのです。

Point:私はチームワークを大切にし、共に目標に向かって取り組み、成果を出したいと考えています。

上記のようにPREP法を用いれば、自己PRを論理的かつ体系的に構成できるでしょう。

2.STAR法

STAR法とは、以下の4つの要素を順番に説明する構成方法です。

  1. Situation(状況):自身が置かれている状況
  2. Task(課題):解決するべき課題や目標など)
  3. Action(行動):課題解決や目標達成のために起こした具体的な行動
  4. Results(結果):成果や得られたこと

これに加えて、面接では「自分の強み」+「エピソード(STAR法)」+「エピソードで得た経験・スキルが、応募企業でどのように活用できるか」との構成で伝えるとよいでしょう。

STAR法に例文をあてはめると、以下の自己PR文になります。

私は、リーダーシップのある人間です。

Situation:私は、大学時代にサッカーサークルを立ち上げました。

Task:サッカーサークルを立ち上げた当初は練習に参加しない人が多かったため、他大学と試合を組んでも負け続けたことも実際にあったのです。

Action:私はサッカークラブの代表として、どうしたらチームのメンバーが練習に来てくれるのかを考えた過去があります。メンバーが試合に来たくなるためには、試合に来ることで得られるメリットを用意する必要があると思ったのです。

そのため、サッカーサークルの中心メンバーでお金を出し合って他大学に優勝することで得られる景品を用意するようにしました。

すると、メンバーの試合へのモチベーションも高まり、毎日欠かさず練習を行うことで、1年後には他大学との練習試合に負ける回数が劇的に少なくなったのです。

Result:私は、大学時代にサッカーサークルを立ち上げた経験から、相手の立場になって日々物事を考えるようになりました。貴社に採用されたとしてもお客様目線で物事を考え、お客様が求めている商品を提案するようにします。

STAR法は、自己PRのエピソードを説明する際に最適なフレームワークです。自己PRのエピソードの話し方が分からない就活生は、参考にしてください。

また、まずは文字数を気にせずに書き出し、ここから文章量を取捨選択しながら調節します。

3.「過去・現在・未来」構成法

「過去・現在・未来」構成法は、以下の形で文章を作り上げる手法です。

  1. 具体的な実績(過去)
  2. 懸命に取り組んだことで理解できた自分の強み(現在)
  3. どのように貢献できるのか(未来)

「過去・現在・未来」構成法は、自分が過去に何を経験し、現在はどんなスキルをもっているか、そして将来どのような目標を持っているのかを順に説明する方法です。

例えば「アルバイトを通じてコミュニケーションスキルを身につけ、プログラミングスキルを身につけて、エンジニアとして社会貢献を目指している」と経歴を簡潔にまとめられます。

4.「強み・弱み・改善策」構成法

「強み・弱み・改善策」構成法は、以下の形式で文章を作り上げる手法です。

  1. 書き出し(強み/弱み)
  2. 裏付けるエピソード
  3. そこから行った改善策

「強み・弱み・改善策」構成法は、自分の強みや弱みを明確にし、その改善策に関しても具体的に説明できるので、自己分析の深化と成長意欲の表現ができます。

たとえば「私の強みはコミュニケーション能力です。その一方で、自分で考えたプロジェクトを進める際にはリーダーシップに課題があります。リーダーシップを磨くためにも、当事者意識を持って行動しています」といったように、自らの成長意欲を企業にアピールできるわけです。

200字の自己PRを書く5つのポイントやコツ

200字の自己PRを書く5つのポイントやコツ

200字の自己PRを書くポイントやコツとして、以下の5つが挙げられます。

本項で解説するポイントやコツを参考にし、自己PRを書きましょう。

1.まずは文字数を気にしないで書いてみる

200字の自己PRを書き始める前に、まずは文字数を気にせずに自分の強みや価値観、これまでの経験や成果を書いてみることをオススメします。文字数を気にせずに自己PR文を書き始めても、あとから文章を整理することは可能です。

逆に、最初から200字で書こうとすると、内容が思いつかなくなる恐れがあります。文字数を気にしないで書き始めれば、文章が思いつきやすくなるはずです。

効率的に自己PR文を作成するためにも、まずは文字数を気にせずに書き出してみましょう。

もしも、文字数を気にせず書いてもうまく自己PRが書けない場合は、あなたの強みとその企業で求められているものが一致していないのかもしれません。

そういう場合は、キャリチャンの就活支援サービス「就活相談サポート」をぜひ活用してください。あなたの個性が自然にアピールできる企業を紹介します。

2.伝えたい強みを1つに絞る

自己PRでは、自分自身の強みを1つに絞ることが重要です。例えば、自分が得意なことや、ほかの人に比べて優れていると思う点を1つ選び、それを明確にアピールすれば、印象に残りやすい自己PR文になるでしょう。

もし、200字制限があるのにもかかわらず1つの企業に伝えたい強みを複数個伝えてしまったら、それぞれの強みをアピールできる文字数が少なくなりかねません。伝えたい強みを1つに絞り、企業に自分の魅力を最大限に伝えてください。

3.だ・である調に直してみる

自己PRを書く際には「だ・である調」に直してみると文字数を削減できます。語尾を「だ・である調」に変更すれば、語尾に使われる文字数が少なくなるからです。

自己PR文が「だ・である調」の語尾だと企業側に固い印象を与えてしまうため、不安に感じる就活生もいるでしょう。

しかし、自己PR文の語尾が「だ・である調」でも合否には影響がありません。そのため、文字数内に収められない場合は「だ・である調」を活用してください。

4.一文あたりの文字数を40字前後に収める

自己PR文をより読みやすくするためにも、一文あたりの文章を40字前後に収めるとよいでしょう。短い自己PR文にすることで、相手にとっても覚えやすく、印象に残りやすい文章になるからです。

一文あたりの文字数が長すぎたら内容が頭に入っていきにくくなるため、自己PR文章を覚えにくくなりかねません。

企業側に自分が伝えたい内容を分かりやすく伝えるためにも、一文あたりの文字数を40字前後に収めることを心がけてください。

5.SNSで短い文章を書く練習をする

自己PRを実際に書く前に、SNSなどで短い文章を書く練習するとよいです。自己PRを200字にまとめるためには、短い文章を書くことに慣れる必要があります。

短い文章を書く練習をせずに、200字制限の自己PR文を作成し始めたら、文字数をなかなか抑えられずに苦労するかもしれません。

Twitterを始めとしたSNSは投稿文章に制限をかけている場合が多いので、短い文章を書く練習をする際には最適です。TwitterやInstagramなどのプラットフォームを活用し、短い文章を書く練習をしましょう。

【真似するだけ】自己PRを200字にまとめる手順

【真似するだけ】自己PRを200字にまとめる手順

自己PRを200字にまとめる手順は、以下のとおりです。

自己PRを200字にまとめる際は、本項で解説した手順どおりに行えれば大丈夫です。本項で解説した内容を参考にし、自己PRを200字以内にまとめましょう。

1.志望企業の求める人物像に沿った強みを選ぶ

自己PRを200字にまとめる際は、志望企業の求める人物像に沿った強みを選ぶとよいでしょう。自己PRは、自分の強みをアピールするための場といっても過言ではありません。

そのため、自分自身が持つ強みを把握し、志望企業の求める人物像に沿っていてかつインパクトのある強みを1つ選んでください。せっかく自己PRをしても、採用担当者の印象に残る強みでなければ、採用を考えてもらいにくくなります。

採用率を高めるためにも、志望企業の求める人物像に沿っていてかつインパクトのある強みを選びましょう

2.結論から伝えるため「文頭に」強みをおく

自己PRを書く際は結論から伝える必要があるため「文頭に」強みを置くことを意識しましょう。自己PRできる時間は限られているため、文頭に強みを置いて自分をアピールする必要があります。

先ほど解説したPREP法にもあるように、物事を伝える際に結論から発言することは大切です。「文頭に」に強みをおいていなければ、どの強みをアピールしたかったのかが理解しにくくなりかねません。

相手に正確に自分をアピールするためにも「文頭」に強みをおくことは大切です。

3.強みを発揮したエピソードを具体的に書く

「文頭に」強みをおいたら、その強みを発揮したエピソードを書くとよいでしょう。自己PRは、自分自身の体験したエピソードを盛り込むことで話に信憑性が出ます。

また、強みを発揮したエピソードを書かなければオリジナリティも出ないので、アピールとして弱くなってしまうかもしれません。

印象に残る自己PRを書くためにも、自分が直面した問題や課題をどのように解決したか、どのような成果を出したかを振り返り、具体的なエピソードを記載してください。

4.いらない文章を削る

自己PRをいったん作成し終えたら、不要な文章や単語を削ってシンプルかつ明確にまとめましょう。

例えば「~だと思う。」を「~だ。」に変えるなどして曖昧な表現を消したり、説明が重複している箇所を消したりすると、さらに読みやすい自己PR文となります

また、語彙や表現を工夫して読み手の興味を惹くような自己PR文に仕上げることが大切です。自己PR文を作成し終えたら、いらない文章を削ることを心がける必要があります。

5.指定文字数からの誤差を調整する

最後に、指定の200文字からの誤差が20%以内になるように微調整しましょう。

理想を言えば指定字数からの誤差は10%以内を目指したいところですが、就活生は文章作成のプロではないので、そこまで厳しくは見られません。誤差20%以内に収まっていれば、文字数の多すぎ・少なすぎが理由で悪印象となることはないでしょう。

本記事では自己PRが200文字指定だった場合の書き方について解説していますが、企業によっては指定文字数が300文字や400文字の場合もあります。その場合も同じく、指定文字数からの誤差を20%以内にすることを覚えておくとよいです。

誤差10%以内を目指しつつ、20%までに収まっていれば許容範囲と考えてください。

ただし同じ字数指定のように見えても、「○○字以内で記載してください」というのと、「○○字程度で記載してください」というのでは意味が異なります。自己PRを200文字制限されている場合の許容範囲は、以下の通りです。

字数指定 理想(誤差10%以内) 許容(誤差20%以内)
200字以内 180字~200字 160字~200字
200字程度 190字~210字 180字~220字

【強み別】200字で書く自己PRの例文

強み別】200字で書く自己PRの例文

200字で書く自己PRの例文として、以下の10個が挙げられます。

200字で自己PRを書く方法が分からない就活生は、本項をぜひ参考にしてください。

200字の自己PR:協調性で書く場合

【例文】

私の強みは、バレーボール経験で培った「協調性」です。常に円滑なコミュニケーションを心がけ、相手の意見を尊重しつつ自分の考えを明確に伝えられます。共同作業では個々の得意分野を把握し、メンバーの持ち味を最大限に引き出すことで、意見が対立しがちだったチームを一体化させ、県大会出場という目標を達成しました。貴社でもこの強みを活かし、チームの方向性を見極めて成果向上に貢献します。

(200字)

上記の例文では、協調性を兼ね備えていることで就職後もチームでの仕事を円滑に進められる能力があると述べています。

協調性を自己PRの例文として選定すれば、チームでの仕事をより円滑に進められることをアピールすることが可能です。チームでの仕事を行う場合が多い業種は、協調性を自分の強みとして選定するとよいでしょう。

200字の自己PR:向上心で書く場合

【例文】

私は常に向上心を持ち、挑戦による成長を信条としています。独学でプログラミングや動画編集を学び、収益化を実現した経験があります。また、周囲の意見に真摯に耳を傾け、客観的な自己評価を行うことで自身の課題を明確にし、改善に繋げてきました。現状に満足することなく、これからも自身を高める努力を続け、貴社の発展に貢献できる人材へと成長し続けます。

(198字)

上記の例文では、企業の新事業への取り組みに関してどれだけ貢献できるのかを述べています。

面接で向上心をアピールすることで、伸びしろの大きさを企業に売り出せるでしょう。今まで努力したエピソードがあれば、そのエピソードと向上心の高さを結び付けてアピールできます。

200字の自己PR:継続力で書く場合

【例文】

私の強みは、目標達成に向け努力を続ける「継続力」です。大学時代のバンド活動で「ワンマンライブの満員御礼」を長期目標に掲げ、集客数の目標設定や新曲制作など、やるべきことを着実に積み重ねました。その結果、結成から3年で目標を達成し、大きな達成感を得ました。この経験で培った継続力は、貴社の長期的なプロジェクトにおいても、困難な課題に粘り強く取り組む上で必ず活かせると確信しています。

(198字)

上記の例文では、企業をさらに成長させるために継続的に仕事へ取り組めることを述べています。

自己PRで継続力をアピールすれば、真面目な就活生との評価を受けられたり、長期的に勤めることを期待されたりとさまざまなよいイメージを持たれやすくなるでしょう。

長期的な目標を達成するためにコツコツと物事に取り組んだ経験がある就活生は、継続力を強みとしてアピールしてもよいかもしれません。

200字の自己PR:チャレンジ精神で書く場合

【例文】

私は旺盛な「チャレンジ精神」で、常に自身を高めることを大切にしています。大学時代には長期留学やIT企業でのインターンシップに挑戦し、多様な文化や価値観に触れることで、多角的な視点と柔軟な思考力を養いました。未知の環境に臆することなく飛び込み、経験から学びを得る姿勢が強みです。これからも挑戦を続け、新たな価値を創造することで貴社に貢献できる人材を目指します。

(199字)

上記の例文は、さまざまなイベントに挑戦して得たチャレンジ精神を仕事でも活用すると述べています。

チャレンジ精神をアピールすれば、自分の目標に向かって意欲的に挑戦したとして高い評価を得られやすいです。今まで高い目標に向かって挑戦した経歴を持っている就活生は、チャレンジ精神の高さをアピールするとよいでしょう。

200字の自己PR:行動力で書く場合

【例文】

私の最大の強みは、目標達成のための「行動力」です。サークル活動で参加者が減少した際には、現状分析を行い、SNSでの広報強化や体験イベントの開催を自ら企画・実行しました。メンバーにも積極的に働きかけ、役割分担を明確にすることでチームワークを高め、参加者を前年比の2倍に増やすことに成功しました。この計画性と実行力を活かし、貴社の課題解決に貢献したいです。

(198字)

上記の例文は、行動力があることでチームが抱えた課題を意欲的に解決してきたと述べています。

自己PRで行動力をアピールすれば、事業を成功させられるチャンスを掴みやすかったり、職場の人間関係を良好にさせたりとさまざまなメリットを生み出すと推測できるでしょう。課題解決能力やリーダーシップを兼ね備えている就活生は、行動力をアピールしてください。

200字の自己PR:社交性で書く場合

【例文】

私は「社交性」に富んでおり、多様な背景を持つ人々と積極的に関わることが得意です。学園祭の実行委員では、異なる学部の学生と対話を重ね、それぞれの視点やアイデアを融合させた新しい企画を立案しました。その結果、来場者アンケートで企画満足度1位を獲得できました。この社交性を活かして社内外の方々と良好な関係を築き、チームの創造性や成果の向上に貢献したいと考えています。

(199字)

上記の例文では、社交性が高いことで事業へよい影響をもたらすことをアピールできます。実際に社交性の高い人材が職場にいれば、離職率の低下や新事業の推進などさまざまなメリットを企業が得られるため、採用担当者からは好印象の強みでしょう。

人とコミュニケーションを取ることに自信がある就活生は、社交性の高さを強みとしてアピールしてください。

200字の自己PR:臨機応変で書く場合

【例文】

私の強みは「臨機応変な対応力」です。飲食店でのアルバイト中、急な人員不足が発生した際にも、私は冷静に状況を把握し、優先順位をつけて業務を再構築しました。他のスタッフと連携して作業を分担し、自らも担当外の業務をこなすことで、閉店の危機を乗り越え、お客様にご迷惑をかけることなく営業を終えることができました。この経験で培った柔軟な対応力を、貴社の業務でも活かしていきたいです。

(200字)

上記の例文では、臨機応変さを兼ね備えていることで予期せぬトラブルが発生しても、問題解決能力があると述べています。

自己PRで臨機応変さをアピールすることで、仕事をする際にトラブルが発生した場合に解決してくれる人材として重宝されやすいです。トラブルが発生した時でも冷静に対応できる自信がある就活生は、自己PRに臨機応変さをアピールするとよいでしょう。

200字の自己PR:状況把握能力で書く場合

【例文】

私は周囲の状況を的確に把握し、最善策を導き出す「状況把握力」に自信があります。アパレルのアルバイトでは、お客様の年齢層や天候による売れ筋商品の変化を日々分析し、ディスプレイの変更や在庫補充を店長に提案したところ、主体的な働きかけが店舗の売上目標達成に繋がり、評価されました。この分析力と状況把握力を活かし、貴社の事業においても即戦力となれるよう努めます。

(199字)

上記の例文では、状況把握能力を兼ね備えていることで、企業の仕事でも困難な壁にぶつかっても最適な解決策を見つけ出すことを述べています。

状況把握能力を面接でアピールすると、トラブルを未然に防げたり、自身で対応できる部分を適切に判断ができたりすると判断されるため、重宝されやすいです。周囲の状況を把握して冷静な判断ができる就活生は、状況把握能力を強みとしてアピールするとよいでしょう。

200字の自己PR:謙虚で書く場合

【例文】

私は「謙虚な姿勢」で常に自分と向き合い、成長することを大切にしています。ゼミのグループ発表では当初、自分の提案に自信をもっていましたが、仲間からの的確な指摘を素直に受け入れ、全面的に修正しました。その結果、議論が活性化し、教授から高い評価を得られました。貴社においても人からの助言を真摯に受け止め成長の糧とする謙虚さを持ち続け、仲間と共に成長していきたいです。

(201字)

上記の例文では、謙虚さを持ち合わせていることで周囲の方々と目標を達成するために切磋琢磨できることをアピールしています。謙虚さを兼ね備えている人材は、人からのアドバイスやフィードバックを真摯に受け止める傾向があるため、成長しやすいです。

200字の自己PR:好奇心旺盛で書く場合

【例文】

私の強みは「好奇心旺盛」な点です。この好奇心から、サークル活動では地域連携イベントを企画し、これまで交流のなかった地域商店街の方々へ自ら取材を行いました。そこから得た新たな視点やニーズを企画に盛り込み、イベントを成功に導きました。未知の分野にも積極的に挑戦し、新たなアイデアを生み出すことができます。この強みを活かして、貴社の事業に新しい風を吹き込みたいです。

(200字)

上記の例文では、好奇心旺盛であることからさまざまな物事へ取り組んできたことを述べています。好奇心旺盛な性格の就活生はほかにはない独特のアイデアを生み出せる傾向にあるため、重宝されやすいです。

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200字の自己PRは工夫が必要

自己PRを200字で書くには工夫が必要です。

まずは自己PR文を200字で執筆する際は、応募する企業の採用基準をまとめたシートや自己・他己分析した結果を用意する必要があります。企業に悪印象を持たれる可能性のある短所は、長所にも受け取れるような言い換えを用意しておきましょう。

実際に自己PRを作成するときは、いったん文字数を気にしないで書いてみて、それを短くしていくとよいでしょう。全体だけでなく一文一文に注目し、無駄を省く工夫をしなければいけません。本記事で解説した例文を参考にしつつ、200文字制限の自己PRを作成してください。

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この記事の監修者

監修者:平崎泰典

平崎 泰典

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2016年に入社後、企業向けの採用コンサルティング業務を経て、就職・転職希望者に対する個別就職支援を担当。「キャリチャン」「合説どっとこむ」において年間100回以上の就職・転職セミナーの講師も務める。

主な担当講座に「営業職や種類が適性がよくわかる解説講座」「手に職をつけられる仕事解説講座」などがあり、これまで3,000名以上に対して講座を実施。

就職支援では「自己分析」と「業界研究」を得意として、就活初期の学生や求職者を相手に基礎からサポートを行う。年間1,000名以上の内定獲得を支援。

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