会社説明会で質問しないのはNG?質問すべき5つの項目を解説
2025年12月18日
この記事でわかること
会社説明会で質問しなくても選考に不利にはならない
会社説明会で質問すると企業理解が深まるなどのメリットがある
会社説明会で質問するときは大学名・氏名を名乗り、簡潔に
会社説明会での質問例と、質問が浮かばないときの対処法を紹介
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会社説明会って、どうしても質問しなきゃいけないんでしょうか?
聞きたいことがないなら、無理に質問しなくても問題ないですよ。
ただ、説明を聞いてるうちに気になることが出てくるかもしれません。失敗しない質問のコツは事前に知っておいた方が安心でしょうね。


なるほど…。でも大勢の前で質問するのってなんだか緊張します。普通はみんな、どんなことをどんな風に質問してるんでしょうか?
では今回は、会社説明会で質問しないと選考に不利なのかや、質問する際の聞き方などについて解説します。質問例も紹介するので、会社説明会へ向けた準備の参考にしてください。

目次
会社説明会で質問しないのは選考に不利?

結論から言うと、会社説明会で質問をしなくても、選考で不利になることはないでしょう。なぜなら、会社説明会には大勢の就活生が参加するため、そもそも公平に全員が質問することなどできないからです。
また、会社説明会は就活生のために開催されるイベントであり、開催した企業が自社について正しくより詳しく知ってもらうという目的があります。就活生が質問しないのは、説明会の内容が適切で必要十分だったためかもしれません。
ですから、「質問しないとやる気がないと思われそう」といった心配は無用です。とくに聞きたいことがないのに、無理に質問をひねり出す必要はありません。会社説明会で質問しないことが悪印象を与えることはないので安心してください。
それに、会社説明会で質問しなくても、意欲を伝える方法はほかにもたくさんあります。その1つは、実際の選考の際に強力な自己PRをすることです。
もし説明会で質問できなくても、選考本番の「自己PR」さえしっかりしていれば内定は勝ち取れます。「質問合戦」で消耗するより、その時間を「強力な自己PR作り」に使うというのも1つの戦略と言えるでしょう。
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会社説明会で質問をする3つのメリット

会社説明会で無理に質問する必要はないとしても、やはり大勢の就活生の中で頭ひとつ抜きん出るには、質問をするのが効果的です。会社説明会で質問すると、以下の3つのメリットがあります。
それぞれのメリットについて詳しく解説します。
1.名前を覚えてもらえる可能性がある
会社説明会では、企業をよく研究しているとわかるような質問をすれば、顔と名前を覚えてもらえる可能性があります。会社説明会には、採用の合否に関わる担当者や人事のスタッフが参加することがあるためです。なかには課長や部長、役員といった管理職が参加し、様子を見ている場合もあります。
大勢の就活生がいる中では、誰もが同じように見えてしまいがちです。そんな大勢の就活生がいる会社説明で質問すれば、内容や意欲、態度、志望度の高さを強く印象づけることにつながります。
しかし、会社説明会の趣旨に沿わない質問をしてしまうと、悪目立ちする可能性もあります。悪い印象を持たれないよう、質問の内容をよく検討し、質問時の態度にも注意しましょう。
2.企業について深掘りできる
会社説明会での質疑応答は、企業研究では得られない情報が得られ、企業についてより深掘りできる機会です。
企業研究で集められる情報は企業のホームページやパンフレット、IR情報くらいに限られます。しかし就活生が本当に知りたいのは、詳しい業務内容や社内の雰囲気、そしてそれを実際に働いている人がどう感じているかといった具体的なことです。
会社説明会には、企業のさまざまな部署に所属する多くのスタッフに実際に尋ねられる場という側面があります。形式ばった質問にこだわらず、本当に知りたいことを質問して、企業についてより深く理解しましょう。
3.面接の練習になる
会社説明会という大勢の中で質問することは、より緊張を強いられる面接での質問の練習と考えることもできます。なぜなら面接の際「何か質問はありませんか?」と質問されることがあるためです。
しかし、準備をしていないと、何を質問すればいいのかわかりません。結果としてうまく質問できなかったり黙ったまま俯いてしまったりしてよくない印象を与えてしまう可能性があります。対策として有効なのは、やはり練習することです。会社説明会での質問が、面接の練習になります。
あらかじめ準備するのはどのような質問がいいかなども含め、面接本番の練習と思ってしっかり準備し、タイミングを見て積極的に質問しましょう。
なお、合同企業説明会の場合のメリット・デメリットについて知りたい人は、下記のコラムも合わせてチェックしてみてください。
関連コラム
合同企業説明会に参加する6つのメリット、4つのデメリット
もし、すぐに参加できる合同企業説明会を探している場合は、当サイトを運営するジール就活の「合同企業説明会」もオススメです。
会社説明会で質問する際の流れとポイント

会社説明会での質問では、質問する態度やマナーもチェックされます。質問する相手は、ビジネスの最前線で活躍する人ばかりです。質問の内容だけにとらわれず、自分の立ち居振る舞いにも注意しましょう。
会社説明会で質問するときは、以下の3つの流れに沿って質問を行います。

それぞれのマナーやポイントは、以下から確認してください。
1.【名乗り】質問前に大学名と名前を名乗る
会社説明会で質問するときは、まず自分が通っている大学名と名前を名乗るのがマナーです。質問をする際に、緊張するあまり名乗り忘れてしまう就活生もいるようなので気を付けましょう。落ち着いた様子で質問すれば、しっかりしている、マナーを身につけていると名前を覚えてもらえる可能性があります。
また、名乗った後「本日は会社説明会に参加させていただきありがとうございます」のように、感謝の意を伝えると効果的です。続ける質問も落ち着いて発言することで、よりよく印象付けることも期待できます。
とはいえ、緊張していると、「申す?申し上げる?」「御社?貴社?」と頭が混乱してしまうこともありますよね。不安なまま本番を迎えるよりも、「よく使う敬語リスト」をスマホに入れてお守り代わりにしておくと、安心して発言できますよ。
【就活対策資料】
敬語マニュアル
2.【質問】質問内容は簡潔にまとめる
会社説明会で質問するときは、内容をできるだけ簡潔にまとめ、だらだらと話が長くなってしまわないよう注意が必要です。知りたいことを簡潔にまとめられていないと、スキルが足りない、または他の就活生が質問できなくなることに対して配慮できていないと悪い印象を与える可能性があります。
どうしても長くなってしまう、または質問が複数ある場合は「少し長くなりますがよろしいでしょうか」「〇〇について2点お尋ねいたします」など、あらかじめ断ってから質問を始めます。
また質問するときは、相手にしっかり聞こえるような声の大きさも大切です。これは質問を正確に把握してもらうためでもありますが、尋ねる相手に対する配慮でもあります。Web形式の会社説明会では、マイクが声をしっかり拾うくらいの大きさで質問するような配慮が大切です。
3.【お礼】回答に対してお礼を伝える
会社説明会に限らず、こちらの質問への回答に対してお礼を伝えるのは社会における基本的なマナーの1つです。質問することで精一杯なあまり余裕がない、あまりに当たり前すぎるなどの理由で、お礼を伝えなければ「基本的なマナーが身についていない」ととられかねません。
またお礼は、感謝の気持ちを表すものである以上、明るく丁寧にはっきりと伝えたいものです。緊張のあまりぶっきらぼうになったり、声が小さすぎてよくわからなかったりしないよう注意しましょう。
なお、会社説明会では質問の内容だけでなく、聞くときの態度やマナーも重要です。
下記のリンク記事を参考に、参加する際のマナーや企業側が「ちょっと困るな…」と感じる学生のパターンを知っておけば、「普通にしているだけで好印象」を狙えます。念のためチェックしておきましょう。
会社説明会で質問すべき5つの項目

会社説明会で適切な質問をすれば、有意義な時間になります。とくに効果的なのは、就活生の企業研究だけではわかりづらい、実際に企業で働いている人にしかわからないことを問う質問です。ここでは質問を5つの項目に分けて解説します。
質問を考える上での参考にしてください。
1.社風や勤務体制に関する質問
業界や企業について、特定のイメージを抱いている就活生は多いですが、業界や企業の実際の社風はイメージと異なることがよくあります。「こんなはずではなかった」と後悔しないよう、自分に合う社風かどうか見極めるような質問は重要です。社風は勤務体制にも影響します。一例ですが、次のように質問してみてください。
- 御社の社風でとくに他社と異なる点はありますか
- 職場での風通しはよいでしょうか
- 業務における失敗はどのようにとらえられますか
- リモートワークはできますか など
リモートワークのように、配属される部署によって実現できる働き方が異なる場合もあります。自分が希望する働き方ができるかどうかを、きちんと見極めることが大切です。
2.事業内容に関する質問
会社説明会は、企業の事業内容について理解を深める絶好のチャンスです。ホームページやパンフレットにある内容だけでなく、企業研究だけでは判断できない、次のような質問をしてみてください。
- 〇〇さんが仕事において、大切にしていることを教えてください
- 御社のサービス(製品)の強みは何ですか
- 1日の業務の流れを教えてください
- 仕事をするうえでやりがいが感じられる瞬間を教えてください など
上記の質問の返答は、就活生がより具体的な働き方や働く環境をイメージするのに役立ちます。
なお、もしも事業内容に関する質問が浮かばない場合は、もしかすると、まだ業界全体のイメージが掴めていないからかもしれません。 無理に質問をひねり出す前に、まずはサクッと業界の全体像を掴んでおくと、自然と「ここは他社とどう違うんだろう?」という疑問が湧いてくるのでオススメです。
初めての人でもわかりやすい「業界研究ガイド」を用意しました。説明会前の予習に、ぜひ役立ててください。
【就活対策資料】
簡単!業界研究ガイド
3.制度に関する質問
どの企業も制度について同じように、賞与◯ヵ月、有給休暇取得実績平均◯日、残業月◯時間までなど採用情報に記載されているけれど、実際はどうなのかは気になる人もいますよね。たとえば有給休暇が取りやすい部署と取りにくい部署、転勤の可能性などは、入社後の働き方に大きく影響する要素です。
そういった雇用条件に関する部分を重視したい場合は、次のような質問で聞いてみるのも1つの手でしょう。
- 〇〇さんの部署では月平均何時間残業していますか
- 〇〇資格取得のための支援制度はどの程度充実していますか
- 有給休暇や特別休暇は希望通りに取れますか など
ただし、給与や賞与の金額、福利厚生、残業時間、有給休暇などに関する質問は、仕事よりも自分の権利を優先していると受け止められかねないデリケートな質問なので、注意が必要です。
詳しくは、『これだけ避ければ安心!会社説明会で避けたほうがよい質問例』の章を参考にしてください。
4.求める人物像に関する質問
企業が求める人物像は、現在から将来にかけてその企業で働くために備わっていることが求められるマインドや志の理解に役立ちます。次のような質問は、パンフレットなどに掲載されていない情報を知るために効果的です。
- 御社でとくにご活躍の方に共通する資質は何ですか
- 御社で働くとき役立つ資格やスキルはありますか
- これから入社する人にはどのような働きを期待しますか
- 〇〇さんの入社の決め手は何ですか など
求める人物像は新卒採用ページにも掲載されているものの、上記の質問はより具体的な内容を尋ねています。自分が求められる人物像となり得るかどうか、見極めるために質問しましょう。
5.入社後のキャリアに関する質問
入社後にどのようなキャリアの可能性があるかも、企業の見極めに重要です。もし具体的なキャリアプランがあれば、次のような質問で入社してからのキャリアの可能性を探ることができます。
- 〇〇さんが入社前後でギャップを感じたことはありますか
- 入社後、最短何年目でリーダー職に就いた方がいますか
- 育児をしながら仕事をしている方の働き方や業務内容を教えてください など
役職への意欲や必要な要件について質問すると、入社の意欲だけでなく向上心や情熱もアピールできます。具体的なスキルや資格は、事前に詳しく調べておくとより志望度の高さを強調できるのでオススメです。
なお、具体的な質問例をもっとたくさん見てみたいという人は、以下のコラムを参考にしてください。この中から、自分に合いそうなものを1つか2つ選んでメモしておけば、当日焦ることはないでしょう。
これだけ避ければ安心!会社説明会で避けたほうがよい質問例

良い質問をしようと意気込む必要はありませんが、「これを聞くとマイナス評価になってしまうかも」という地雷だけは避けておきたいですよね。
安心してください。以下の3つの質問さえ避ければ、大きな失敗をすることはありません。
リラックスして説明会に参加するためにも、チェックしておきましょう。
1. ホームページを見ればすぐにわかること
会社説明会では、企業理念や設立年など、ホームページやパンフレットを見れば数秒でわかる事実確認だけの質問は避けましょう。
企業側は「忙しい中わざわざ説明会に来てくれたのだから、ここでしか話せないことを伝えたい」と思っています。調べればわかる基礎情報を聞くと、せっかくの対話の時間がもったいないと思われてしまうかもしれません。
たとえば、以下のような質問は避けた方がよいでしょう。
- 「御社の企業理念は何ですか?」
- 「支社はいくつありますか?」
- 「主な事業内容を教えてください」
会社説明会は、せっかく社員の方と直接話せる機会です。事実確認ではなく、「その理念について、〇〇さんはどう捉えていますか?」といった、そこにいる人だからこそ答えられる質問を投げかけてみましょう。
2. この説明会ですでに話した内容
会社説明会の中で説明があった内容を、そのまま重ねて質問することは避けたほうが無難です。
会社説明会への参加で緊張していると、せっかくの説明を聞き逃してしまうこともよくあります。
しかし、たとえば以下のように、いま説明されたばかりのことを質問すると、話を聞いていなかったと判断されてマイナスの印象を持たれてしまうかもしれません。
- (スライドで説明があった直後に)「御社の強みは何ですか?」
- (求める人物像の話があったのに)「どのような人物を求めていますか?」
もし緊張して聞き逃してしまった場合や、自信がない場合は、「先ほどのお話と重複する恐縮ですが」「確認になってしまいますが」と一言クッション言葉を添えれば、丁寧な姿勢が伝わるので大丈夫です。
待遇や条件ばかりに執着すること
会社説明会では、給与・残業時間・有給消化率など、「自分が何をもらえるか(待遇)」に関する質問ばかりを繰り返すのは避けましょう。
働く上で非常に重要なことではありますが、こればかりを聞いてしまうと「仕事内容や成長には興味がないのかな?」「権利ばかりを主張するタイプかな?」と警戒されてしまうことがあります。
たとえば、以下のような具体的すぎる質問は、会社説明会で聞くのに適さないでしょう。
- 「残業代は1分単位で出ますか?」
- 「有給休暇は初年度から100%消化できますか?」
- 「ボーナスの具体的な支給額を教えてください」
これらは全体への質問ではなく、座談会や個別の質問タイムでこっそり聞くのがスマートです。
直前でも間に合う「会社説明会の質問」チェックリスト
会社説明会にオススメの質問テーマと、そうでないテーマをまとめたチェックリストを作成しました。自身の質問が適切か、再確認するうえで役立ててください。

なお、「もし無意識に失礼な質問をしてしまったらどうしよう」と不安な人は、プロのアドバイザーを通して企業に質問するのも一つの賢い戦略です。
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会社説明会で質問内容が思い浮かばないときの対処法

会社説明会の中には就活生を指名し質問を求められる場合もあります。指名をされたときにただ「ありません」と答えるのでは志望度が低いととられ、悪い印象を与えかねません。事前準備で質問が用意できない場合は、以下の方法で対処するとよいでしょう。
ここでは、質問内容が思い浮かばないときの対処法について解説していきます。
1.定型文で乗り切る
単に「質問はありません」と答えるのではなく、次のような定型分を使うと印象が悪くなるのを防ぐ効果があります。
- 今の段階では質問はありません。しばらくして疑問に思うことがあれば、後ほどお伺いしてよろしいでしょうか
- お尋ねしたいことは現時点ではありません。ただ、もし後日疑問点が浮かんだら、尋ねることはできますか など
定型文を覚えるだけとはいえ、とっさにスムーズに発言するのは簡単ではありません。何度か実際に声に出すなど、しっかり準備しておきましょう。
2.話に耳を傾けながらメモを取る
会社説明会でとくに質問が浮かばないときは、何かしらのメモを取ることで指名しづらい状況を作るという方法もあります。通常、懸命にメモを取る就活生を指名することは少ないものです。
ただし、指名されないよう説明会の時間中ずっと俯いたままというのも、マイナス評価につながりやすいので注意しましょう。実際に興味を持ち、企業理解を深めるため説明内容に集中するのが理想ですが、そうでないときも時々は顔を上げ、頷くなど適切に反応する必要があります。
3.すでに出た質問を深掘りする
会社説明会で適切な質問を用意できないときは、先に他の就活生が質問した内容を掘り下げた質問をするのがオススメです。
たとえば「1日のスケジュールを教えてください」という質問の後であれば、「入社当時と現在を比べて、変わったスケジュールはありますか」「志望する部署のスケジュールも同じですか」といった深掘り質問ができます。

ただし、あまり考えずに質問すると元の質問との違いがわからない内容になってしまい、話を聞いていないと思われるかもしれません。深掘りするだけとはいえ、きちんと考えて質問するよう努めましょう。
会社説明会の質問を就活に活かそう
会社説明会は大勢の就活生が参加するため、質問しないからといってよくない印象を持たれることはありません。しかしなかには名指しで質問を求められたり、質問をするときの内容や態度、マナーをチェックされたりすることもあるため事前の準備は必要です。
また、会社説明会での質問内容は、適切なものとそうでないものがあります。入社意欲や向上心、熱意など、ポジティブな印象を与える内容に絞って適切に質問するようにしましょう。
質問の準備ができたら、最後は持ち物のチェックです。 「メモ帳を忘れた!」「筆記用具が出ない!」と当日慌ててしまうと、質問どころではありません。 説明会に必要な10のアイテムを確認して、心に余裕を持って会場へ向かいましょう。
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この記事の監修者

岡田 章吾
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。
就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。
































