【就活生必見】グループディスカッション(GD)の役割と成功のためのコツ

 2023年3月16日

選考プロセスにグルーブディスカッションを取り入れている企業が多いのですが、何か対策はしていますか?

キャリアプランナー 岡田

就活生 Bさん

全然!何も対策してません。まずは何から始めればよいですか?

まずは、グループディスカッションの役割について知っていきましょう。そして役割ごとの仕事内容や注意点を理解するのが大切です。

キャリアプランナー 岡田

就活生 Bさん

へぇ〜!なんか難しそうな気がするんですけど、大丈夫ですか?

安心してください。グループディスカッションの役割分担やグループディスカッションを成功させる秘訣を分かりやすく説明します。

キャリアプランナー 平崎

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グループディスカッションとは?

グループディスカッションとは?

近年、多くの企業で選考プロセスに取り入れられているグループディスカッション、通称GD。「聞いたことはあるけど、イマイチ仕組みがわからない」という人のために、まずはグループディスカッションとは一体何なのについて解説します。

さらに企業側がグループディスカッションを行う目的と、グループディスカッションからチェックしていることも合わせてご紹介していきます。

グループディスカッションとは?

グループディスカッションとは、4~10人程度の参加者がグループになり、与えられたお題から結論を導きだすために行う議論のことです。それぞれに役割を担い、制限時間内に結論を出します

多くの企業が選考プロセスとしてこのグループディスカッションを取り入れており、議論をしている姿から学生のことを見極め、採用するかどうかを判断しています。

企業によって与えられる議論テーマやスタイル、議論時間は異なります。/p>

グループディスカッションを行う目的

企業側が選考プロセスにグループディスカッションを取り入れている理由は下記の2点です。

  • 一度に多くの学生の選考が行える
  • 周りの人たちと一緒に働けるかどうかの適性の確認

一度に多くの学生をチェックできるという効率の良さから、選考プロセスにグループディスカッションを取り入れる企業が多いです。

特に大手企業や有名企業などでは応募が殺到するため、物理的にも1人1人に時間をかけることが難しいです。そのため、一度に多くの学生をチェックできるグループディスカッションを選考プロセスに取り入れるのです。

また、グループディスカッションを通して、周りの人たちと一緒に働いていくための適性を見極められるということから、選考プロセスに取り入れている企業もあります。

グループディスカッションは、ある議論に対して結論を導くために、周りの人と話し合いを行うものです。自分から意見を述べるのはもちろん、自分以外の人の意見も参考にしながら話し合いを行うため、協調性やコミュニケーション能力、思考力や発想力、リーダーシップなどといった社会人に必要な能力を兼ね備えているかどうかを見極めやすいのです。

そのため、個人面談では見極めきれないような能力の有無を確認するためという目的から、中小企業やベンチャー企業などを中心にグループディスカッションを選考プロセスに取り入れる企業が増えています。

対策資料の画像

グループディスカッションでの役割

グループディスカッションでの役割

グループディスカッションでは「役割」が設けられます。それぞれの役割についてしっかりと理解を深めていないと、グループディスカッションを成功させることはできません。

ここではそれぞれの「役割(仕事内容)」、「意識すること(好印象を与えるポイント)」「注意点」「向いている人」についてご紹介していきます。最後まで読んで、自分にはどの役割が適任なのかを考えてみましょう。

司会

「司会」の役割は、議論の方向性を示し、議論の整理・活性化をすることです。議論の中心となり、司会進行を行うのが主な仕事です。司会を行う際でのポイントや注意点、向いている人の特徴は下記のとおりです。

    【ポイント】

  • 発言の少ないメンバーがいないかを観察する
  • 発言が少ないメンバーが意見を述べやすい空間を作り出す
  • “仕切る”のではなく、“全体をまとめる”
  • 【注意点】

  • 議論をすべて自分の思うように進めようとしてしまうと「協調性がない」と判断されてしまうので注意。司会は“仕切り屋“ではなく、“議論をまとめる人”ということを忘れずに。
  • 【向いている人】

  • 他人への気配りや配慮ができる人がオススメ。仕切り屋ではなく、まとめ役なので話し上手よりも周りに目を向けられる人が適任。

司会は「リーダー」や「仕切り屋」ではなく、議論の方向性を示し、議論の整理・活性化をする“全体のまとめ役”ですので、「話し上手」「リーダーシップ経験がある」という理由だけでは務まりません。周りへの配慮や気配りができる人こそが「司会者」の適任です。

筆記

「筆記」の役割は、最後に内容をまとめやすくするために議論での内容や結論の書き出しを行います。記録を残す係となりますので、発言などをする機会は少ないですが、結論が左右されるほど重要な役割です。筆記を行う際でのポイントや注意点、向いている人の特徴は下記のとおりです。

    【ポイント】

  • 字を綺麗に書く
  • 話を素早く端的にまとめてメモをする
  • 意見が偏りすぎないようにバランスを保つ
  • 【注意点】

  • ただメモを残しているだけでは「議論に参加していない」と思われてしまうため、しっかりと議論に参加していることを示す。
  • 【向いている人】

  • 全体のバランスを客観的に見ることができ、話をうまくまとめられる人が適任。

筆記はただメモを残すだけでなく、結論を導き出すために、バランスよく意見をまとめていくという重大な役割を担います。

発言をする機会は少ないため、議論に参加していないと思われがちですので、意見に偏りが出ないようにバランスを保つための意見を述べるようにしましょう。

タイムキーパー

「タイムキーパー」の役割は、規定時間内に議論が終わるよう、議論内容を調整し、結論を導きます。グループディスカッションは、“時間内に話をまとめる”ことが重要ですので、時間配分の調整を行うのは重要な役割です。そんな筆記を行う際でのポイントや注意点、向いている人の特徴は下記のとおりです。

    【ポイント】

  • 「議論する時間」と「意見をまとめる時間」の配分を調整する
  • 議論の進捗を細かく確認し、議論の内容を調整する
  • 【注意点】

  • 規定時間に間に合わない。時間内に内容をまとめきれなかったという事態を必ず防ぐこと。
  • 【向いている人】

  • 時間や結論をまとめるために臨機応変に議論内容を調整できる人が適任。計画的な人こそがタイムキーパー向きです。

グループディスカッションは議論をすることではなく、結論を導き出し、発表することが目的のため、時間内に意見をまとめるためにも「議論する時間」「意見をまとめる時間」をしっかり調整する必要があります。

グループディスカッションでは、意見を出し合うことでつい議論する時間が長引いてしまい、時間内に結論をまとめられないということが多々ありますので、そのような事態を防ぐためにも、計画的に物事を進めていくための時間調整を行う重大な役割です。

アイディアマン

「アイディアマン」の役割は、“積極的”にアイディアや意見を出すことです。限られた時間の中で議論を活性化させるために意見を出し、結論を導きます。そんなアイディアマンを行う際でのポイントや注意点、向いている人の特徴は下記のとおりです。

    【ポイント】

  • 他の人よりも積極的にアイディア・意見を述べる
  • 議論の熱を盛り上げるために、質よりも積極的に発言すること(数にこだわる)
  • 【注意点】

  • 相手の意見を否定するのはNG。自分の意見にこだわると議論が進まなくなります。
  • 【向いている人】

  • 議論を盛り上げるために数多くの意見出しが必要になるため、物事を様々な人の立場で広く考えられる人が適任。

グループディスカッションでは全員が意見を出し合いますが、その中でも特にアイディアが中心となり、数多くの意見を発信していきます。自分の意見を押し付けるのではなく、みんなの議論を盛り上げるために質よりも数にこだわります。

監視員

「監視員」の役割は、議論の進行がズレないように監視することです。グループディスカッションは時間内に議論し、結論を導きだす必要があるため、少しのずれが命取りとなります。監視員はそんな事態を防ぐために必要な役割です。監視員を行う際でのポイントや注意点、向いている人の特徴は下記のとおりです。

    【ポイント】

  • 議論のプロセスを決める
  • 1つの内容に対して制限時間を設け、随時チェックする
  • 議論がズレそうな場合は自ら修正をする
  • 【注意点】

  • 監視ばかりに注力してしまうと「議論に参加していない」と思われるため、参加していることを示すために、議論や時間の修正をしっかりと行うこと。
  • 【向いている人】

  • 時間内で有意義なグループディスカッションを行うためにも、議論や時間にズレが生じないよう、冷静に物事を判断できる人が適任。

監視員は発言が少ないポジションということで「議論に参加していない」と思われがちだが、軌道修正のために「この議論はいったんおいて次に進もう」などと発言をすれば、少ない発言でも一目置かれます。

チームが誤った方向へ行くのを防ぐために議論の内容や時間を細かくチェックする重大な役割だからこそ、全体を冷静に判断できる人が監視員に向いています。

発表者

「発表者」の役割は、最終的にまとまった結論を“わかりやすく論理的に説明”することです。司会などが発表を行うケースもあるが、人数が多かったり、適任する人がいたらぜひ役割を設けてほしいポジションです。そんな発表者を行う際でのポイントや注意点、向いている人の特徴は下記のとおりです。

    【ポイント】

  • “わかりやすく論理的”に話す
  • 話す内容だけでなく、声のトーンや速さ、態度なども意識する
  • 【注意点】

  • ただ議論した内容を述べるのではなく、相手に話が伝わりやすいように意識して話すこと。
  • 【向いている人】

  • わかりやすく、そして論理的に話すのが得意な人が適任。また、結論に対して何か聞かれた際にもすぐに答えらえる対応力がある人にもオススメ

せっかく有意義な議論ができたとしても、発表でその内容がしっかりと伝わらなければ意味がありません。ですから、発表者は、ただ結論を述べるのではなく、相手に話が伝わりやすいように工夫して話す必要があります。

わかりやすく論理的に話すということは、社会人になるにあたって必要なスキルでもありますので、全員が発表者になれるよう、今のうちに話し方を鍛えておくと良いでしょう。

面接経験の浅い人やグループディスカッションに苦手意識のある人は、「面接サポート」がオススメです。

キャリアプランナーの的確なアドバイスとサポートを受けることができます。オンラインでの1対1のサービスです。まわりと差をつけたい人は積極的に活用していきましょう。

利用者の声

具体的な流れとそれぞれのポイント

具体的な流れとそれぞれのポイント

役割について理解を深めたら次に、具体的なグループディスカッションの流れについて確認していきましょう。

ここでは、それぞれの流れとポイントについて解説していきます。

流れ1:役割を決める

    【ポイント】

  • 役割は“立候補”で決める
  • 役割は「自分に合ったもの」を選ぶ
  • 一番初めに司会を決めるとスムーズに役割を決められる

グループディスカッションではまず、「役割」を決めることから始めます。役割は基本的に“立候補”で決まりますので、自分がやりたい役割に対して積極的にアピールをしていきましょう。

役割は「目立ちそうだからこれ」などと偏見から選ぶのではなく、自分の魅力を最大限アピールできるものを選んでください。

「司会=一番目立つ」というイメージがあると思いますし、実際に司会は積極的に発言をするポジションですので、人事から積極的にグループディスカッションに参加しているとみられやすいのは確かです。

しかし、司会が自分に合っている役割だとは限りませんし、自分に合っていないのにも関わらず的外れな発言や進行をしていれば、かえって悪評価となりますので、事前の練習から様々な役割を経験し、自分に合っている役割を見つけておきましょう。

ここでは、「司会」を一番初めに決め、司会を中心に他の役割を決めていくとスムーズに議論を進められるので良いでしょう。

流れ2:タイムスケジュールを決める

    【ポイント】

  • タイムキーパーを中心に時間配分を決める
  • “余裕”を持った時間配分にするのがポイント

役割を決めたら次に、タイムキーパーを中心にタイムスケジュールを決めていきます。グループディスカッションは大きく「議論する時間」と「意見をまとめる時間」とに分けられますので、それぞれの中でさらに細かく時間配分を行いましょう。

「時間内に意見をまとめられなかった」というのが一番よくないので、そのような事態を防ぐためにも、余裕を持った時間配分にするのが良いでしょう。

つい議論に熱が入り、時間にズレが生じてしまうこともあるかもしれませんが、そうなった時のために、どう軌道修正をすればいいのかもあらかじめ考えておくと良いでしょう。

流れ3:意見を出し合う

    【ポイント】

  • アイディアマンを中心に意見を出し合う
  • 自分の意見ばかりを押し付けたり、相手の意見を否定したりしない
  • 筆記は端的に内容をまとめて書き留めておく

タイムスケジュールを決めたら次は実際に意見を出し合っていきます。「アイディアマン」を中心に意見を出し合う形にはなりますが、基本的には“全員”が必ず発言をします。

自分の意見ばかりを押し付けたり、相手の意見を否定したりすると話がまとまらず、時間内に結論を出すことができなくなるので注意が必要です。

筆記は議論された内容や意見などをしっかりと書き留めておいてください。ところどころ内容が抜けていたり、字が汚いと次に内容をまとめにくくなりますので、注意してください。

ちなみに、発言をしないと評価は下がってしまいますので、アイディアマン以外の人も積極的に意見を出すようにしましょう。

流れ4:内容をまとめる

    【ポイント】

  • 司会を中心に内容をまとめていく
  • 類似する意見をまとめる
  • “何に”ついて議論し、“何を”結論として導きだしたのかを明確にする

出された意見から司会を中心に内容をまとめていきます。様々な意見やアイディアが出されていると思うので、類似する意見をまとめると結論を導きやすくて良いです。

また内容をまとめる際は、“どんなことについて議論し、何を結論として導きだしたのか”を明確にしてください。そうしないと話の軸がズレてしまい、結局何が言いたいのかわからなくなってしまいます。

ここでも自分の意見を押し付けたり、相手の意見を否定してしまうとうまく話がまとまりません。メンバー全員が納得できる答えを導き出せるようにしましょう。

流れ5:発表する

    【ポイント】

  • わかりやすく論理的に話す
  • 内容だけでなく、話す声のトーンや大きさ、態度などにも注意する

話す内容をまとめたら最後に発表です。発表者は流れ4までの内容をまとめ、相手に話が伝わりやすいよう、わかりやすく、そして論理的に発表していきます。

わかりやすく論理的に話す定義は”結論”から述べることです。「結論→理由→具体例→結論」の順で話を展開することで相手に話が伝わりやすくなります。

また、発表をする際は話す内容だけでなく、声のトーンや大きさ、速さや態度などにも注意しましょう。さらに発表者以外の人も態度には気を付けてください。人事は内容だけでなく、みんなの態度もしっかりとチェックしていますよ。

グループディスカッションで成功するコツなどを紹介しましたが、面接経験の浅い人や苦手意識のある人は、「面接サポート」で対策をしましょう。模擬面接などの実践的な練習もできます。グループディスカッションに活かすためにも積極的に活用していきましょう。

グループディスカッション成功のためのコツ

グループディスカッション成功のためのコツ

グループディスカッションの役割、流れを把握したら、グループディスカッションを成功させるためのコツについて確認しましょう。

そもそもグループディスカッションの成功とは何なのか、また「役割なし」でも評価されるのか?そんな疑問についても解説していきます。

『グループディスカッション成功』の定義

「グループディスカッション成功」の定義とは、“様々な意見を出し合い、メンバー全員が納得のいく結論を導き出せ、その結論もお題の的を外していない”ことです。

つまり、メンバーはもちろん、誰が聞いても納得できる結論のために議論を行えたと評価されることが、グループディスカッション成功の定義です。そのため、1人でも不満を抱いたり、意見を述べなければそのグループディスカッションは「失敗」ということになり、評価も当然下がります。

また、個人としての成功は、“積極的に発言し、グループディスカッションに参加したと実感できること”です。「結論に納得いかない」「思うように発言できなかった」となれば、グループディスカッションに参加したという実感は湧かないはずですので、失敗ということになります。

個人としての成功が果たせないとグループ全体の成功にもつながりません。ですから、個人としてもグループ全体としても成功させるために納得のいく結論を導き出せるように、しっかりと意見を述べるようにしてください。

GD前の“雑談”が成功のカギ

グループディスカッションの成功、つまり意見を出し合い、みんなが納得いく結論を導き出すための秘訣は、グループディスカッション前の“雑談”です。雑談こそがグループディスカッション成功のためのカギなのです。

グループディスカッション成功のためには様々な意見を出し合うことが大切ですが、いきなり初対面の前で意見を述べるのは難しいと思いますし、何か反論したいことがあっても遠慮してしまうと思います。

そうなれば、よそよそしい雰囲気の中での議論となってしまい、みんながみんな満足に意見を述べることなく終わってしまうことが目に見えています。

ですから、グループディスカッションの前に意見を出しやすい雰囲気を作っておくことが重要なのです。事前に雑談を行い、仲を深めることで意見が述べやすくなり、グループディスカッションも充実したものとなります。

もしかしたらグループディスカッションのチーム分けをされた後に雑談する時間がないかもしれません。そんなときには議論中に少しでもいいので雑談する時間を設けてください。

限られた時間ですので、もったいないと感じるかもしれませんが、グループディスカッションの成功は様々な意見を出し、みんなが納得できる結論を出すことですので、時間は関係ありません。

長々と議論しても意見がまとまらないことがありますし、短時間ですぐに結論がまとまることだってあるというわけです。ですから、“充実した議論にするための時間”を設けることはむしろ有意義な時間の使い方ですので、ぜひ雑談のための時間を作ってみてください。

「役割なし」でも評価される方法

グループディスカッションでは「司会」「筆記」「タイムキーパー」「アイディアマン」「監視員」「発表者」と役割が6つですので、6人以上でのグループディスカッションの場合では「役割なし」が存在することになります。

役割がないことで評価が下がるのではないかと心配している人もいますが、基本的に役割なしでも問題はありません。しかし、「役割ない=出番なし」と勘違いするのはNGです。

ただ、役割がある人よりも出番が少ないのも確かです。そのため、役割がない場合にはないなりの対策をしっかりと練らなくてはなりません。そんな「役割なし」の人が意識すべきことを下記にまとめたので確認していきましょう。

  • 積極的に意見を述べる
  • 他の人の話しをしっかり聞く

役割がない人こそ積極的に意見を述べていくことが大切です。グループディスカッション成功の定義でも述べたように、全員が満足した結論を導き出すためには、全員が意見を出し合う必要もありますので、いい意味で目立つためにも積極的に意見を出しましょう。

また、人の話しをしっかり聞くことも大切です。グループディスカッションは発言以外にも、話しを聞く姿勢もチェックされているため、全然話を聞かない、落ち着きがないといった姿勢は減点対象ですので注意です。

他の人が話しているときにうなずいたり、話している人の方を見たりなど、話しを聞いているときにもしっかりとグループディスカッションへと参加しましょう。

役割のある人よりも目立てる機会が少ない「役割なし」だからこそ、積極的に発言し、聞いている姿勢でも他の人たちと差をつけられるようにしてください。

グループディスカッションでの注意点

ループディスカッションでの注意点

グループディスカッションを行う上ではいくつか注意点があります。これらの注意点を意識していないと時間内に結論をまとめることはできませんし、グループディスカッションも成功せず、評価もされません。

そうならないためにも、グループディスカッションを行う上で注意すべきことをしっかりと確認しておきましょう。

GDに“ちゃんと参加”すること

グループディスカッションを行う際は、必ず全員がちゃんと参加してください。グループディスカッション成功の定義でも述べたように、グループディスカッションは全員が参加しないと成功することはなく、評価もされません。

「まったく発言しない」のはもちろん、「的外れなことを言う」「安易に目立とうとしている」「自分の意見しか述べない」などといった、議論に全く貢献できていないような人はグループディスカッションに参加しているといえませんし、選考においても落ちる人の特徴に該当します。

グループディスカッションでは一人でもちゃんと参加できていないと、自分の評価が下がるのはもちろん、グループ全体の評価が下がり、他の人たちに迷惑をかけることになりますので注意しましょう。

時間配分に注意する

グループディスカッションでは、時間配分に十分注意してください。グループディスカッションは限られた時間の中で様々な意見を出し合い、話しをまとめ、結論を導き出す必要がありますので、細かな時間配分が重要になります。

少しの時間のズレが個人だけでなく、グループ全体の評価にも影響しますので、タイムキーパーや監視員ばかりに頼るのではなく、全員が意識することが大切です

時間を押してしまいそうになったり、議論がズレてしまいそうになった場合、気づいた人が時間の調整をしましょう。

おわりに

グループディスカッションには様々な役割があり、それぞれにポイントや意識すべきこと、適任者や注意点などがありますので、しっかりと確認をしましょう。

また、 “様々な意見を出し合い、メンバー全員が納得のいく結論を導き出せ、その結論もお題の的を外していない”というグループディスカッション成功の定義をしっかりと把握し、全員が発言をし、全員が納得できる結論を限られた時間の中で導き出しましょう。

また、自分自身の良さをアピールしていくためには練習が欠かせません。そして、”本番を意識した、緊張感のある練習”こそが自分を存分にアピールしていくための近道です。

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この記事の監修者

監修者:岡田章吾

岡田 章吾

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。

就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。

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