理系学生の強みを活かす就活のポイントを徹底解説!

 2023年3月7日

自分の強みを知ることは、このさき就活を進めていくうえで大切です。就活における自分の強みは把握してますか?

キャリアプランナー 平崎

就活生 Aさん

あらためて自分の強みといわれると、これといったものが出てきません……。

専攻は理系でしたよね?就活において、理系学生の強みはどのようなものがあるのか知っていますか?

キャリアプランナー 平崎

就活生 Aさん

う〜ん。そういわれると理系の強みって何だろう?

それでは「企業が評価する理系学生の強み」と「理系学生の就活メリット・デメリットや就活のポイント」などをご紹介します。それを理解できれば就活・就職へ前進していけるはずです。

キャリアプランナー 平崎

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理系は就活に強いって本当?

理系は就活に強いって本当?

理系の就職は、一般的に強いといわれています。いまや、さまざまな企業にとっても理系の人材は重要視されている傾向にあるようです。

卒業後は研究・専門分野に特化した理系の企業や研究職に就く割合は半数以上を占めますが、近年の調査結果では、文系の企業に就職する人の割合も少なくありません。これは、企業側が理系の人材を求めている傾向があるのです。

一般企業の就活においても、理系の需要が高まっているといえます。

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理系の就活・就職の傾向パターン

理系の就活・就職の傾向パターン

理系の就活・就職は主に2つの道に分かれます。これから詳しく見ていきましょう

就職1:専門分野職・理系の企業

これまで学んできた研究・専門分野を活かして就職をするパターンです。

やはり、理系に特化した企業や職種・部門で活躍する学生は半数以上を占めていることがわかりました。

主な業界は、エネルギー・エンジニア・さまざまな研究開発・学者・大学教諭・技術職などが代表的にあげられます。

就職2:文系企業

一方では、これまで学んできた分野とは違う職に就く人も少なくありません。営業や商社・金融業界などを就活・就職先とする学生も増えてきているのです。

企業側としても、理系学生にも採用枠を広げようといった積極的な考え方も、近年では出てきています。

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企業が評価する理系学生の3つの就活の強み

企業が評価する理系学生の3つの就活の強み

企業は理系学生のどこを評価するのでしょうか?2つの強みをみていきましょう。

理系の強み1:ロジカルな思考

強みといえば、まずは理系特有のロジカル(論理的)な思考です。

「どうしてこうなったのか、またどうすれば解決できるのか」を、筋道を立て、分析しながら考えていくことが得意なのではないでしょうか。文系の企業に就活に行った際でも、理系出身者はそういった論理的スピーチ力や説得力などで、選考の評価が高くなるでしょう。

また、社会人になると業務での問題や課題も出てきます。そこで、どうすれば成功までたどり着けるのかを考える論理的思考力が身についている理系学生のことを求める企業は非常に多いといえるでしょう。

更に、現状の原因と結果を踏まえて、理想の状態に持っていくための”改善策(=問題解決策)”をたてていくことを企業は理系学生に期待しているのです。

理系の強み2:伝える力がある

理系学生は実験や研究の発表・プレゼンを通して「簡潔にわかりやすく伝える力」を養ってきています。理系学生はコミュニケーションを取るのが苦手と言われることがよくありますが、物事をわかりやすく伝える力は秀でているといえます。

一般企業での商談やコンサルティング業などでも、それらのスキルは強みになっていくかもしれません。

どのような思考回路を経て、その結果に至ったのかを明確に説明できることは、理系学生の強みであり、企業が求めるものの1つです。

理系の強み3:専門的な知識

学生の間、研究を重ねてきた高度な専門知識は、理系の大きな強みでしょう。

今までの知識を活かせる企業に就職できる利点や、文系の企業であっても、専門的な大学(理系)・大学院で学び、継続的に励んできたことも、評価の対象となっていくはずです。

したがって、自分の学んできたことや経歴などをアピールすることが、理系の大きな強みといえます。

対策資料の画像

就活における理系学生のメリット2

就活における理系学生のメリット2

就活するにあたって、理系学生だとどのようなメリットがあるのでしょうか。これから紹介して行きたいと思います。

メリット1:就職先の幅が広い

採用条件に理系学生限定の企業は多くありますが、文系学生のみとしている企業は非常に少ないです。そのため、理系学生は企業選択や職種選択の幅が広いと言えます。

いまや、文系の一般企業においても、理系のスキルや能力を必要としています。

例えば、営業職においても売上げ利益につながっていくようにデータを数字を分析することで、業績も上がっていくはずです。また、商談やビジネスシーンにおいても、そのような思考は必須となっていくので、就職先・活躍の場も広がるでしょう。

メリット2:論理的思考力を評価する企業が多い

例を挙げると、文系職の代表として見られていた金融業界が、少し前から理系の採用に積極的になってきています。

その理由の一つとして、“理系学生が大学での研究を通じて培ってきた論理的な思考力があるという理由からです。金融業界は、1つの判断で大金が動くので、一か八かの直感や運などは通用しないのです。

事実やデータを元に論理的にビジネスを進めていくことが求められ、理系の採用につながってきている。理系学生の論理的思考力を評価する企業は、金融業界にとどまらず、コンサル・マーケティング業界、メーカーの営業など、幅広くあります。

理系は数字にも強いので、データをもとに論理的に進めてい能力が活かせるのではないかと思います。

就活における理系学生のデメリット4

就活における理系学生のデメリット3

反対に、就活をするにあたっての理系学生のデメリットをご紹介していきます。

デメリット1:視野を狭めてしまう

学んできたことが生きる業界・職種しか見ていない就活生は多いです。

それがやりたいこと、続けたいことであれば問題ありませんが、深く考えずに選択することは就職後の早期離職に繋がる可能性もあります。多くの企業は理系の専門性を評価しているので、一見すると意外と思えるような企業・業界からも、理系人材を求める企業はたくさんあります。

視野を広げることで、専攻分野以外にも、研究で学んできたノウハウが生かされる場所が見つかるかもしれません。

デメリット2:資料作成・事務的分野に弱い

資料作成などの事務的処理は、これまで学んできたことではないので、そういったスキルには弱い傾向があります。

また、接客対応や臨機応変な対応などもあまり馴染みがない人もいいるのではないでしょうか。

これまで理系出身者がやってこなかった全く違った分野の業務をこなすのには、その分の時間を要するかもしれません。

デメリット3:就活に専念できないことも

理系学生の中には実験や研究で忙しいため就活に専念できないという人もいます。

研究室にこもっていてなかなか就活にありつけないということもあります。最近では、大学の授業を考慮し、理系向けに土日に会社説明会やセミナーを開催する企業が多くなっています。

このような機会を有効活用して、就職の準備を着実に進めて、就活に乗り遅れないようにしましょう。

デメリット4:情報が偏っている

ゼミや研究室を通して、学年を跨いだ交流が多いのが理系学生の特徴です。

就活において何かアドバイスを受ける際も同じ分野の人に話なので、情報が偏ってしまうことがあります。

しかしながら、理系学生を求める企業はたくさんあります。偏った情報の中から選ぶのと、たくさんの情報の中から自分の興味のある仕事を選ぶのでは、どちらがいいかということです。

利用者の声

理系学生がおさえておきたい就活のポイントは?

理系学生がおさえておきたい就活のポイントは?

理系学生がおさえておきたい就活のポイントをご紹介していきます。

ポイント1:進路を明確に

自分が学んできた分野(理系)で活かす仕事に就くのか、理系とは違う分野で働きたいのか、自分の意思を明確にしていきましょう。

また、徹底的に自己分析をすることによって、そこから興味がある業界・職種を選択していくことができます。

また、理系の強み・自分が持っているスキルをどのように活かすかを、分析することが重要だといえます。就活・就職先を考えていく際、幅広い選択肢を持ち、まずは進路を明確にしていきましょう。

ポイント2:自己PRやエントリーシートの伝え方

専門分野を活かせる企業以外で就活する場合、面接官に「自分が研究してきた事」を、具体的に話すのでは相手に伝わらないかもしれません。

相手先は理系ではないので、研究内容を言っていくよりは、「そこにいきつくまでにはどのような過程があったのか」など、わかりやすく伝えていく事が重要です。

また、知らない相手にどれだけわかりやすく伝えるかが鍵となります。企業が求めていることをきちんと理解して、アピールを進めていきましょう。

ポイント3:分野に合った就活方法を

理系の企業にそのまま進むのであれば、学校推薦・OB訪問、理系限定の説明会や一般応募などの方法が一般的です。

しかしながら、これから文系などの専門外の企業にエントリーしていく場合、前もってより多くの情報を収集していく努力が必須になります。

就活エージェントや、ビジネス誌、一般企業の合同説明会など、自ら積極的に行動を起こしていく事が大事になります。

おわりに

理系学生の多くは自動車や工業製品、家電製品の企業での開発や研究を志望する人が多いと思います。 全ての人が研究職や開発職に就ければよいのですが、現実的に叶えられないのです。 実際に理系学生でも営業職や事務職の仕事についている人もいます。 けれど、営業職や事務職でも学生時代に学んできた知識はムダになりません。 仕事において学生時代に身に付けた知識の活かし方は、その人次第なのです。 自分の能力が活かせられる企業を見つけられるようにしましょう。

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この記事の監修者

監修者:平崎泰典

平崎 泰典

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2016年に入社後、企業向けの採用コンサルティング業務を経て、就職・転職希望者に対する個別就職支援を担当。「キャリチャン」「合説どっとこむ」において年間100回以上の就職・転職セミナーの講師も務める。

主な担当講座に「営業職や種類が適性がよくわかる解説講座」「手に職をつけられる仕事解説講座」などがあり、これまで3,000名以上に対して講座を実施。

就職支援では「自己分析」と「業界研究」を得意として、就活初期の学生や求職者を相手に基礎からサポートを行う。年間1,000名以上の内定獲得を支援。

~就活生へのメッセージ~

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