【就活女子必見】インターンシップでネイルはOK?就活での指先ルールとは
2023年8月1日
素敵な指先ですね。就活中もネイルは続けるんですか?
キャリアアドバイザー 岡田
就活生 Bさん
わたし、ネイルが大好きなんです。就活だけでなくインターンシップもネイルをして行きたいんですが……やっぱり合否に影響しますか?
全部がそうではありませんよ。業種によってはOKな企業もあります
キャリアアドバイザー 岡田
就活生 Bさん
ネイルをしていてもOKな業種ってあるんですね!就活やインターンはすべてダメだと思っていました。
「おしゃれさ」が重視される企業の場合、ネイルが認められるケースがあります。それでは今回は、インターンでネイルがOK・NGな業種やネイル隠しの方法を紹介しますね。ぜひ一緒に確認していきましょう!
キャリアアドバイザー 岡田
目次
インターンシップでネイルはOK?
オシャレを楽しむ就活女子にとってネイルは生活の一部でもありますよね。就活ほどしっかりとしたイメージのないインターンシップ。「インターンでならネイルしていいよね?」と思いつつも、就活に影響があるのでは?という不安を抱える人も多いのではないでしょうか。
ここでは、そんな悩める就活女子のために、インターンシップでのネイル事情について解説しています。インターン中にネイルをしてもいいのか、業界ごとのネイル事情とともにご紹介します。
「服装自由」の企業であれば“シンプルネイル”ならOK
インターン参加時の服装に規定がない場合や、入社後も服装自由な企業はネイルOKの場合がほとんどです。また、仕事をする上でオシャレが重視される美容関係の業界などもネイルOKであることがほとんどです。
- 美容関係
- アパレル
- クリエイティブ
- メディア・エンタメ系
- IT関連
- 情報・通信
- 広告・出版・印刷
- 不動産
- 事務職
- 受付
- 外資企業 etc…
上記はインターンシップや入社後もネイルOKでとされていることの多い業界や職種の一例です。
しかし、ネイルOKかどうかは企業によって異なります。インターンシップでもネイルOKなのかを知るために、事前にOB・OG訪問を行ったり、初日はネイルをせず、周りの人のネイル事情を確認するなどしましょう。
もし確認が取れない場合は、ネイルをしない方が無難です。なぜならインターンシップも就活の一環であるため、第一印象はとても大切ですし、悪印象を与えてしまえば評価にも影響が出るからです。
ネイルをする際はインターンシップに参加する企業のことをしっかりと調べておきましょう。
派手なネイルは当然NG
先ほどの一例として出した業界や職種でも派手なネイルは当然NGです。企業によっては入社後に派手なネイルをしてもよい場合もありますが、インターンシップは学校とは違い、実際に業務をさせてもらう場です。
そのため、“仕事を体験させてもらう立場“の学生が派手なネイルをするのはマナー違反ですし、悪印象を与えてしまいます。ネイルをすれば減点されることはあるが、加点されることはないのです。
また、合否にも影響が出る場合もあるため、インターンシップ参加企業が就職志望企業である場合は特に注意しましょう。
派手な色やデザイン、ストーンや3Dネイルやスカルプなどの派手なネイルは控えましょう。
とはいえ「派手さ」は個人の感覚によるため、「自分のネイルが派手かどうかわからない」と不安を感じるときもありますよね。そんな悩みを持つ就活生は、ぜひキャリチャンが開催する「就活相談サポート」を活用するのがオススメです。ビデオ通話も対応しているため、実際にネイルを見せて相談もできますよ。
多少のネイルもNGな業界もある
派手なネイルに限らず、ネイルをしていること自体NGとしている業界もあります。主なネイルNG業界をご紹介します。
- 公務員
- 食品
- 金融
- 医療
- 薬剤師
- 介護
- サービス
- 教育系
- ホテルマン
- 営業
- 販売員 etc…
基本的にはインターンシップ、さらに入社後もネイルNGの業界、職種の一例です。しかし、これらの業界も企業によってはネイルOKとなる場合があります。
たとえば営業や販売員です。営業や販売員は直接お客さん(クライアント)と接するために、印象を悪くしないためにもネイルはNGとしているはんめん、「企業の顔」として身だしなみを整える意味を込めてネイルOKとしているケースがあります。
企業によってネイルがどこまでOKなのかは異なるため、気になる場合はOB・OG訪問、先輩社員の様子を確認しましょう。
清潔感を与えるネイルと意識すべき爪事情
インターンシップに参加する企業によってはネイルOKではありますが、どんなネイルでもOKというわけではありません。
具体的にどんなネイルならOKなのか、また、ネイル以外にも意識すべき爪事情についてもご紹介します。
色はピンクやベージュなど肌なじみの良い色に
ネイルOKのインターンシップに参加する際は、ピンクやベージュなどの肌なじみの良い色にしましょう。これらの色であればパッと見、ネイルが目立ちませんし、清潔感のある印象を与えることができます。
しかし注意すべきはデザインとネイルの種類です。先ほども述べたように派手なデザインやスカルプネイルなどは「本当にインターンとして頑張るつもりあるのか?」と、そのスタンスを疑われます。
たとえ色が肌なじみの良いものだとしても、派手なデザインは避けましょう。ワンカラー、もしくはフレンチ程度のデザインがオススメです。
そして、スカルプだけでなくジェルネイルも避けるのが無難です。ジェルネイルは光沢があるため、ライトが強い場所などではネイルが目立つ可能性があります。
インターン中にネイルをしたいのであれば、普通のマニキュアを使うようにしましょう。
長すぎはNG!短く清潔であること
長すぎる爪は不潔に見えるためNGです。スカルプだけでなく、自爪でも長すぎる爪はNGなので注意してください。
爪の長さは指先から出ている範囲が1ミリ程度にとどめます。手のひら側(裏側)から見た時に、爪先が少し見えるぐらいが目安です。
爪が短すぎても(深爪)、ガサツで子供っぽい印象を与えてしまうため良くありません。健康的で清潔感のある爪の長さを意識しましょう。
ちなみに爪の形はラウンドカットがオススメです。ラウンドカットはナチュラルな印象を与えることができるため、就活向きです。スクエアだと相手を傷つけてしまう可能性があるので、オススメしません。
普段からのハンドケアが大切
ネイルや爪に限らず、手全体のケアもしっかりと行いましょう。手がガサガサだったり、かさぶたが剥けていると清潔感が欠けているように見られますし、爪も折れやすく、ネイルも綺麗にすることができません。
とくに冬などは乾燥しているので、しっかりとハンドケアを行いましょう。ハンドクリームなどをこまめに塗り、移動時は手袋をつけ、手のマッサージをして血行を良くし、健康的な手元にしましょう。
また、指の毛などにも注意しましょう。爪だけをオシャレにするのではなく、手全体のオシャレを心がけましょう。
どうしてもネイルを落としたくない場合の対処法は?
「ネイルをしたばっかなのに急にインターンが入った」「できればネイルは落としたくない・・・。」という学生は、ネイルを隠してくれるシールやコンシーラーなどを使いましょう。
- カモフラネイル
→ネイルの上から重ね塗りすることで自然な爪の色を再現してくれるアイテム。しかし、ストーンや派手な色のネイルをしている場合は重ね塗りが必要となり、不自然な仕上がりになることも。 - ネイルコンシーラー
→カモフラネイル同様、ネイルの上から重ね塗りすることで、自然な爪の色を再現してくれるアイテム。こちらもストーンや派手なデザインには完璧に対応できない。 - つけ爪(ネイルチップ)
→自分の爪と同じ長さで、肌なじみの良いつけ爪を重ね付けすることでネイルを隠せます。派手な色も簡単に隠せますが、ストーンなどがあるとボコボコしてしまうので使えません。 - ネイルシール
→同じ爪の長さの肌なじみの良いネイルシールを重ね付けすることで、ネイルを隠すことができます。しかし、こちらもストーンなどがあるとボコボコしてしまいますし、空気などが入れば汚い仕上がりになってしまいます。
【ネイルを隠してくれるアイテム】
いくつかネイルをカバーしてくれるアイテムをご紹介しました。これらを使えばネイルをカバーしてくれますが、どのアイテムも完全にネイルを隠しきることは難しいです。
「ネイルのせいで就活がうまくいかなかった」と思いたくないのであれば、おとなしくネイルをオフするのが良いでしょう。
どうしてもネイルをしたまま就活やインターンに臨みたい場合、ネイルを容認している企業を探す必要があります。しかし、そのような企業やインターン情報が見つからないとお悩みの就活生はいませんか?
就活に関するさまざまな悩みは、キャリチャンが無料で開催する「就活相談サポート」でも相談できます。多数の企業情報を持つ就活プロのサポートを、ぜひ活用してくださいね。
ネイルよりも“自分”をアピールしよう
インターンシップに限らず、就活ではネイルよりも自分をアピールすることが大切です。多くの企業ではネイルよりもあなたの中身を見て評価します。
いくら爪が綺麗で、かわいいネイルをしていたとしても、求められているスキルが全く身についていない、仕事に対してやる気がないとなれば当然、評価されることはありません。
企業に「欲しい」と思われるためにも、事前にインターン先の企業について理解を深め、しっかりと学ぼうとする姿勢を大切にしてください。
そして自分をアピールするためにも、自分についてもしっかりと理解しておきましょう。自己分析や他己分析から自分の強みを見つけ、インターン先でアピールしましょう。
自分をどうアピールすればいいのかわからない場合は、大学のキャリアセンターや就活エージェントなど、就活のプロに頼るのがオススメです。
就活のプロであれば、あなたの強みを上手にアピールする方法を教えてくれますし、自分に合ったインターン先まで紹介してくれます。
キャリチャンでもインターンシップでのサポートから就活全体のお手伝いを行うイベント「就活相談サポート」を開催しています。インターンシップから内定獲得までのサポートをします。ぜひ参加してみてください。
おわりに
インターンシップは業務体験や自身のスキルアップを目的として参加するもので、オシャレを楽しむために参加するわけではありません。
「インターンシップは合否に影響しない」と言われていますが、実際は多くの企業が採用に大きく影響していくことがほとんどです。
そのため、オシャレを楽しむのではなく、インターン先に悪印象を与えない姿で挑むのが無難だといえます。
「ネイルのせいで就活に失敗した」と思いたくないのであれば、インターンや就活中はネイルを控え、ネイルではなく自分自身を磨きましょう。ただし、LGBTQの人はこの限りではありません。自分の性自認に合った装いをすることが大切です。
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この記事の監修者
岡田 章吾
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。
就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。