4年の秋からでも内定は獲得できる!出遅れ就活生のための必勝法
2025年9月11日

あのぅ…4年の秋からでも内定は可能でしょうか?これまでなんとなくアルバイトやサークルに時間を費やしてしまって…。今思うと、なんでもっと早く就活しなかったんだろうって後悔してます。
大丈夫!確かに厳しい側面もありますが、だからこそ、勝てる戦略を立てて臨めばいいんです。そのための方法は、ちゃんとありますよ。


そうなんですね。どんな風に就活すれば、4年の秋からでも間に合うでしょうか?
では今回は4年の秋から就活を始める人が今から就活を成功させるコツについて解説します。やみくもに動くのではなく、あなたの強みを活かせる企業を見つけ、効率的に内定を勝ち取りましょう!

4年の秋から就活を始めるのは遅い?

4年生の秋から就活を始めても、決して「遅すぎる」わけではありません。
確かに、多くの企業は4年生の夏頃までに採用活動を終えますが、近年では通年採用や秋採用に力を入れる企業が増えています。
なぜなら、以下のような理由で秋から就活を始める学生も少なくないからです。
【秋から就活を始める理由】
- 公務員試験や教員採用試験の結果が出た後に就活を始める
- 部活動の引退後に就活を始める
- 卒業研究が一段落してから就活を始める
- 海外の大学を卒業してから就活を始める
- 難関資格を取得してから就活を始める
人材の多様化が求められている現代では、そうした学生層を採用するために、秋採用を行う企業も増えてきているわけです。
また、IT企業やベンチャー企業の多くは、優秀な人材を通年で確保するため、時期を問わずに採用活動を行っています。
したがって、4年生の秋から就活を始めても、内定を獲得することは十分に可能だと言えるでしょう。
とはいえ、秋採用には春夏の時期とは異なる厳しさもあるので、それについては次章より解説します。
なお、「一人でどうすればいいか分からない…」と感じたら、私たちジール就活を頼ってください。4年生の秋から就活を始めるあなたのための無料支援サービス「出遅れ就活サポート」を実施しています。
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4年の秋から就活を始める厳しさと覚悟すべきこと

4年の秋からの就活は、春夏の時期とは異なる特徴があります。具体的には、以下の2点がポイントです。
この時期に就職活動を成功させるために、まずはその特徴を理解し、何を覚悟すべきかを把握しておきましょう。
求人数が限られる一方で就活生が多い
4年生の秋から就活を始める場合、企業数が限られている一方で、就活生が多いという状況を理解しておくことが重要です。
秋採用は、春夏採用で採用枠が埋まらなかった企業の募集が中心となるため、企業数や募集人数そのものは少なくなります。夏までの採用活動で定員に達しなかった企業が、急いで数名の補充を行うといったケースが一般的です。
しかし、一方で就活を始める学生はあまり少なくなりません。前述のように、公務員試験や教員採用試験の結果を待っていた人、部活動や研究が一段落した人などが、この時期から本格的に動き出します。
また、夏までの就活で内定を得られなかった人が秋も就活を続けるほか、内定を得ても納得のいくまで就活を続けるといった人もいるため、応募者数の方はそれほど激減しないのです。
その結果、秋採用の選考倍率は高くなりやすい傾向があります。
選考フローが短く、スピード勝負となる
秋採用では、春夏に比べて選考期間が短くなる傾向があります。
なぜなら、入社準備の時間の確保や採用コストの抑制の観点から、内定式前もしくはできるだけ早く採用活動を終えようと考える企業が多いからです。
そのため、選考ステップが少なかったり、選考前や選考と選考の合間の期間が短かったりなど、応募から内定までが短期間で進むケースも珍しくありません。
選考フロー全体の期間が短いということは、それだけ選考の準備にかけられる時間が少なくなるということです。
4年の秋から就活を始める人はその点に注意し、準備に時間をかけすぎず、素早く行動することが求められます。
とはいえ、4年の秋からの就活を一人で抱え込む必要はありません。
「何をすればいいか分からない」「自分の強みが分からない」と感じたら、まずはジール就活の無料支援サービス「出遅れ就活サポート」で就活のプロに相談してみませんか?
あなたの「今から頑張りたい」という気持ちに、私たちは迅速かつ全力で応えます。納得のいく内定を一緒に掴みましょう。
今からでも間に合う秋からの就活を成功させるコツ

4年の秋からの就活には春夏に比べ厳しい側面もありますが、以下の5つのコツを押さえれば、内定を勝ち取ることは十分に可能です。
それぞれのコツについて詳しく解説します。
秋からでも間に合う企業の特徴を捉える
4年の秋から就活を成功させるために、まずは秋採用を行う企業の特徴を把握しておきましょう。秋採用を行う企業には、以下のような共通点があります。
BtoB企業(法人向けビジネス)
BtoB企業は、秋採用を行う場合が結構あります。消費者に馴染みがないビジネスであるため就活生にも知名度が低く、春夏採用で採用枠が埋まりにくいからです。しかし、実は業界内で大きなシェアを持っているなど優良企業であるケースも多いので、視野を広げて探してみましょう。
ベンチャー企業
成長段階にあるベンチャー企業は、人材の確保が急務であることから、通年で採用活動を行っていることが多いです。また、通年でなくても、春前の早期選考から秋ごろまで長期間にわたって採用活動を行う傾向があります。即戦力を求める傾向があるため、あなたの個性やスキルを存分にアピールするチャンスです。
大手企業のグループ会社
大手企業のグループ会社も、知名度の低さから人材を集めきれず、採用枠を穴埋めするために秋採用を行うことが多いです。親会社ほどの知名度がなくても、大手企業と同等の福利厚生や待遇を受けられることがあります。大手志向の学生にとって、狙い目の企業と言えるでしょう。
秋から就活を始める学生を狙って二次募集の枠を用意する大手企業も中にはありますが、秋採用では上記のような、春夏採用で集められなかった採用枠の穴埋めをする企業が多いです。
しかし、知名度が低くても優良企業はたくさんあるので、4年の秋から就活をする場合には広い視野から企業探しをすることをオススメします。
自己分析などのベース部分を固める
4年の秋からの就活をスムーズに進めるには、自己分析などのベース部分をしっかりと固めましょう。なぜなら、やみくもにエントリーするより自分に合った企業を受けた方が、選考の通過率も入社後の満足度も高くなるからです。
具体的には自己分析から「自分」について理解を深め、「自分の強みは何か」「今後、社会でどう活躍したいのか」を深く掘り下げてみてください。そこから、業界・企業研究によって自分に合った企業とはどういうものかを考え、就活軸を定めましょう。
就活軸が明確になれば、効率的に志望企業を選び、エントリーシートや面接でも説得力のある回答ができるようになります。
秋からの就活で素早い行動が求められるのは確かですが、就活軸があいまいだと企業選びや選考でのアピールが迷走しやすいです。この時期だからこそ、これまでの大学生活を振り返る良い機会だと捉え、自分自身とじっくり向き合ってみましょう。
なお、すでに就活を始めていた人が4年の秋から再スタートする場合にも、改めて自己分析や企業研究から就活軸を見直して、就活の方向性が明確になっているか再確認することをオススメします。
自己分析のやり方わからない人は、以下のワークシートも活用してみてください。
【就活対策資料】
自己分析ワークシート
選考を受けながら改善する
4年の秋から就活を始める場合、選考前の準備に時間をかけすぎず、実際に選考を受けながら自身のアピール方法を改善していくのが効率的です。
秋採用というスピーディーな就活の中で内定を獲得するためには、とにかく行動量を増やす必要があります。選考対策に時間を費やしすぎると、企業へのエントリーが遅れてしまい、せっかくのチャンスを逃してしまうかもしれません。
多くの就活生は完璧な自己PRや志望動機を準備しようとしますが、実践的な場でないと気づけない課題はたくさんあります。面接で自分の言葉がスムーズに出なかったり、想定外の質問に答えられなかったりすることで、初めて具体的な改善点が見えてくるものです。
本命企業と類似した企業を複数受けることで、業界特有の質問や雰囲気に慣れ、より効果的なアピール方法を模索できます。「どんどんエントリーし、実践を通じて学び、改善する」というPDCAサイクルを回すことで、就活に必要なアピール力を短期間で身に着けていきましょう。
ただし、むやみに受けるのではなく、自身の就活軸に沿った企業に絞って行動することが重要です。
企業に響く志望動機の作成方法は、以下の資料を参考にしてください。
【就活対策資料】
志望動機作成マニュアル
焦らず冷静に行動する
スピーディーな行動が求められる秋からの就活ですが、焦らず冷静に行動するように心がけましょう。
焦って行動すると、判断力が鈍り、質の低い準備や間違った選択をしてしまうリスクがあるからです。また、焦ってスケジュールを詰め込み過ぎると、精神的にも体力的にも疲弊し、本来のパフォーマンスを発揮できなくなってしまいます。
前述のように、多くの企業に手当たり次第エントリーするのではなく、自己分析で定めた就活軸に沿って企業を絞り込むことが大切です。一日中就活に時間を費やすのではなく、適度に休憩を挟み、効果的な行動に集中することで、一つひとつの選考を丁寧にこなせます。
焦らず冷静に効果的な行動を見極め、積み重ねることを意識してみてください。
そのためには、就活全体の流れを俯瞰的に把握しておくとよいでしょう。
【就活対策資料】
就活まるわかりガイド
「就活エージェント」に頼ると超心強い!
情報収集や選考対策を効率的に進めることがポイントとなる4年の秋からの就活では、そのプロフェッショナルである就活エージェントに頼ると、非常に心強いでしょう。
就活エージェントに登録すれば、一人で手に入れることが難しい非公開求人を含む豊富な求人を紹介してもらえたり、あなたの状況に合わせた個別サポートを受けたりできます。
4年の秋から短期間で内定獲得を掴むなら、プロの力を借りるのが一番の近道です。
ジール就活の無料支援サービス「出遅れ就活サポート」では、就活のプロであるキャリアアドバイザーが、あなたの状況に合わせて徹底的に秋就活をサポートします。
- 秋採用に特化した非公開求人を優先的に紹介
- あなたの強みを引き出すマンツーマンの面接対策
- 選考通過率を上げる履歴書・ESの添削
短期間で結果を出すための、あなたの専属チームとして内定獲得まで伴走しますので、ぜひ相談してみてください。
4年の秋からの就活は、自分と向き合う絶好の機会
4年生の秋から就活を始めることは、自分自身を深く見つめ直す絶好の機会となるでしょう。
なぜなら、周囲と異なるタイミングで就活をすることになった理由を考えることで、自分の価値観や本当にやりたいことが見えてくるからです。この経験は、将来のキャリアを考える上で、非常に貴重な財産となります。
この機会にじっくり自己分析を行い、本当に自分に合った仕事は何か、どういう働き方がしたいのかを考えましょう。この過程で、自分らしいキャリアパスを見つけ、納得のいく企業と出会える可能性が高まります。
これまでの就活に納得がいかなかった人や、公務員試験に挑戦していた人も同様です。
この期間をネガティブに捉えるのではなく、自分だけのキャリアを築くためのポジティブな機会として捉えることをオススメします。
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この記事の監修者

岡田 章吾
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。
就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。
































