面接に疲れた就活生必見!やる気を取り戻して就活を成功させる秘訣教えます

 2022年6月16日

面接シーズンも深まってきましたが、調子はどうですか?

キャリアプランナー 岡田

就活生 Aさん

なんだか疲れてしまいました。

忙しいし、全然うまくいかないし…。

もう面接受けるのも嫌になってきて、やる気を無くしかけています。

それは良くないですね。

面接に疲れたまま就活しても、面接へのモチベーションが上がらず、決して良い結果にはつながりません。

面接に疲れを感じること自体は珍しくないですが、その疲れにきちんと対処して、面接へのやる気を取り戻すことが先決です。

今回は、面接の疲れを取る方法やモチベーションを復活させる方法、面接に疲れない就活法などについて解説しますので、今後の就活の参考にしてください。

キャリアプランナー 岡田

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面接に「疲れた」と感じる場面

面接に「疲れた」と感じる場面

冒頭にも述べたように、面接に疲れを感じること自体は珍しくないですが、面接に疲れたまま就活しても決して良い結果にはつながらないです。その疲れにきちんと対処して、面接へのやる気を取り戻さなければなりません。

とはいえ、面接に「疲れた」と感じる原因は人それぞれです。それによって微妙に対処法が異なるので、自分に合った効果的な対処法を知るには、まず「疲れた」と感じることになった原因を探る必要があります。

コラムの初めに、面接に「疲れた」と感じやすいシチュエーションについて紹介しますので、自分に当てはまる原因があるか考えながら参照してください。

面接が忙しすぎて疲れた

面接に「疲れた」と感じる原因として最も単純なシチュエーションは、面接スケジュールが立て込み過ぎ、自分の許容量を超えた忙しさになっていることです。1日に何社も面接を受けたり、1日に受けるのは1社でも面接がほとんど毎日のように続いていたりして、心身ともに全然休息が取れていません。

面接が立て込んでいればいるほどスケジュール調整が大変で、それだけ企業とのやり取りが増えますし、うっかり面接日時が被ることのないようにと気苦労も増えます。それに面接が立て込めば立て込むほど体力的にも大変なうえ、面接対策をするのにも時間の余裕がなくて大変です。もちろん面接は緊張の連続ですから、それが立て込めば精神的にも消耗してしまうでしょう。そんな生活を何週間も何ヶ月も続けていたら、「疲れた」と感じるのも当然です。

面接が忙しすぎて疲れを感じている就活生は、自分の許容量を考慮に入れた面接スケジュールを組めていないことが、疲れの根本的な原因となっています。就活生の平均エントリー数は20~30社ですが、そのうち面接を受けるのは5~10社程度です。それよりも多い面接数を受けているとしたら、そもそもエントリー数が多すぎたのかもしれません。またエントリー数は適正でも、志望企業がひどく偏っていて、短い期間に全ての面接が集中する形になっている可能性もあります。

ただし学業その他、就活以外の部分の忙しさは人それぞれ違いますから、平均的な面接数であれば疲れないというものでもないです。理系学生などは文系学生に比べて4年時も研究室が忙しいですし、3年終了までに卒業要件単位を取り切れていない人は、4年の今も授業が忙しいと思います。つまるところ面接の忙しさに疲れを感じている就活生は、自分に合った面接数やスケジュールの管理ができていないわけです。この先も就活を続けていくうえでは、自分の許容量を考えたエントリーをしていく必要があります。

なかなか受からない面接に疲れた

面接に「疲れた」と感じる就活には、なかなか面接に受からないことで、疲れを感じている人も多いです。なかなか面接に合格しなければ、その分たくさんの企業を受けてたくさんの面接を受けなければならず、体力的にきついということもありますが、それだけではありません。なかなか面接に受からないことで感じる疲れは、どちらかというと体力的な疲れよりも、精神面の疲れの方が大きいです。

面接になかなか受からないということは、それだけ何度も何度も不合格通知を受け取っています。不合格通知も最初のうちはただガッカリしただけだったかもしれませんが、あまり何度も受け取ると、精神的にきつくなってくるものです。企業側から「あなたは要らない」と言われ、自分の価値を否定されているような気分になってきますし、自分自身も自分の面接のどこがいけなかったのか考えこんでしまいます。そしてそのうち自分自身でも自分の価値を否定し始め、ネガティブ思考になってしまって、「どうせ私なんて…」と投げやりな気分になるわけです。そうした面接への精神的な疲れが溜まり過ぎると、就活鬱になって、就活そのものが継続不可能な状態になってしまう危険性もあります。なかなか面接に受からないことで「疲れた」と感じている就活生は、そのままダラダラと就活を続けないで、早急に何らかの手立てを講じる必要があるのです。

そのように、なかなか面接に受からない根本的な原因の多くは大抵、自己分析不足にあります。自己分析が深まっていないということは、自分のことをよく理解できていないということです。そのため自己分析が深まっていない人は、自分の強みがよく分かっていないために自分のような人間が好まれる企業・業界を見極めきれず、そもそも自分が受かる可能性の低い企業ばかり受けてしまっている可能性があります。面接において企業が探しているのは、何かしら人より優秀な部分を持っている学生でも全般的に人より優秀な学生でもなくて、自社での仕事に役立つ特定の資質を持った人物です。ですから、もともと自分の持っている強みが活かせるような企業を受けないと、その企業が求める人物像に合わないので評価されず、受かる見込みは低くなります。

また、自己分析不足で自分に対する理解が浅いと面接で何を話すべきか分からず、効果的なアピールができていない可能性も高いです。たとえ偶然に自分の強みが活かせる企業を受けてはいても、面接の中で自分と企業の相性の良さを伝えられなければ高評価にはつながりません。面接対策も結局のところは、自分と企業・業界に関する理解が基礎となります。いずれにせよ面接になかなか受からないことで「疲れた」と感じる就活生は、その根底に自己分析不足が隠れているケースが多いのです。

面接での質問に疲れた

面接に「疲れた」と感じるケースには、面接での質疑応答が原因となる場合もあります。

面接の方針は、企業ごとにそれぞれです。あっという間に面接が終わる企業がある一方で、企業によっては面接での質問数がやたら多く、面接時間も長くて、何から何まで根掘り葉掘り聞き出そうとする企業もあります。それでなくても面接では緊張感で疲れやすいのに、たくさんの質問に答えてたくさん頭を使えば、「疲れた」と感じるのも当然です。特に就活のスタートが遅く、まだ面接に慣れていない人は余計に緊張しやすいですから、結果として面接への疲れも感じやすくなります。そういう就活生はもっと面接の場数を踏み、緊張感に慣れる必要があるでしょう。

ただし単純に「質問数が多かった」「面接時間が長かった」「慣れていなくて緊張感に疲れた」というほかにも、面接での質問に疲れを感じるケースがあります。それは圧迫面接など通常よりも緊張感を強いられる面接を受けたときや、難しい質問に答えられず、自己嫌悪に陥ったときなどです。面接官のきつい態度や難しい質問に焦り、面接の場で精神的に追い詰められたことと、そこでうまく対応できなかった後悔が、なおさら心を疲れさせてしまいます。面接の場でうまく対応できず、口ごもったり頭が真っ白になったりしてしまうと、当然その面接には受かりません。しかしそれ以上に、明らかに「失敗した」という思いから、なかなか面接に受からない場合と同様、精神的なダメージが大きいのです。

いずれにしても、そのような面接での質問に対する疲れは、面接対策不足が根本的な原因となっています。徹底的な面接対策ができていたなら、圧迫面接も難しい質問もすでに対策済みの見慣れた光景であり、完ぺきとはいかないまでももう少しマシな対応が取れたはずです。たとえあまり上手く答えられないにしても、やれるだけの対策は十分にやったという自信があれば「圧迫面接は苦手だから仕方ない」「難しい質問だったから仕方ない」と自分を納得させられ、今ほどひどい疲れは感じないと思われます。それができないのは自分の中でもどこかに対策不足の自覚があり、面接に全力を注げていない自分自身を責めることで、精神的に疲れてしまっている人が多いです。あるいは逆に、「あんなに対策したのにどうして上手くできないんだ」と自分の不甲斐なさを責め、精神的に疲れてしまう人もいます。

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面接への疲れを取る方法

面接への疲れを取る方法

前述のように就活の上では、面接に疲れてしまう要因がたくさんありますが、面接に疲れた状態のまま就活を続けるのは良くないです。面接に疲れたままだと自分自身も面接に対するモチベーションが下がり、面接前の準備に力が入りませんし、面接中も集中力を欠いてつまらないミスが多くなります。

それに面接に「疲れた」と感じていることは表情や姿勢、声のトーン、言葉尻といったありとあらゆるところに現れ、新卒特有のフレッシュな雰囲気を失わせるので、企業にとっても魅力的な人物に見えません。面接に「疲れた」と感じている就活生は、その疲れをどうにかして取る必要があるのです。

とはいえ面接に疲れた就活生も、好んで疲れたままでいるわけではなく、自分でもどうしたらよいか分からない状況にあると思います。ここからは、面接への疲れを取る方法について解説しますので、今の疲れた雰囲気をとにかく改善しましょう。

面接に疲れたらまず休む

面接に「疲れた」と感じたら、とにかくまず休息を取ることが先決です。今感じている疲れが肉体的なものか精神的なものかは分かりませんが、いずれにしろ休まないことには、その疲れた体と心からにじみ出る「疲れた雰囲気」を改善することはできません。そのうえ疲れのせいで面接準備が手抜きになり、面接中も集中力を欠いているのでは、到底まともなアピールなどできないでしょう。そんな状態では企業にとってちっとも魅力的な人物に見えないので、ますます内定が遠退いてしまいます。

それだけでなく、疲れた状態のまま無理をし続けると、心身ともに良くないです。その疲れが肉体的なものならそのうち倒れかねませんし、精神的な疲れなら就活鬱になりかねません。そうなれば当然、就活の継続すら困難になります。しかも疲れたまま就活しても内定をもらえる可能性は低いのですから、そんなリスクを冒して無理をする意味がないです。

そんな無意味な無理をするより、まずはいったん就活から離れて休息を取ってください。面接で疲れた体をしっかり休ませ、体調・体力を回復させるとともに、精神面の気力も取り戻しましょう。そうすればハキのない疲れた雰囲気が改善されると同時に、自分自身も面接へのやる気がみなぎって、しっかりと取り組めるようになります。その方が疲れたまま就活を続けるより断然、面接に受かる可能性が高くなるのです。

ただし、単に面接を受けない期間を設けるだけでは就活から離れたことになりません。企業探しをしている間も、業界・企業研究をしている間も、気付かないうちに気力・体力を消耗しています。少しでも早く進めたい就活をせっかく休むのですから、中途半端は良くないです。その間に心と体をしっかりと休められるよう就活に関することから一切離れ、「休む」ということに集中してください。

面接に疲れた気持ちをリフレッシュする

就活を休んでいる間は、面接に感じた精神的な疲れをリフレッシュすることが大切です。就活生は若いので体力的な疲れは少し休めばすぐにでも回復するでしょうが、精神的な疲れの方はそう簡単にはいきません。

単純に就活を休んだだけでは、休んでいる間に頭の中を就活のことが駆け巡り、ちっとも気力の回復にはならないでしょう。受からなかった面接のこと、上手く答えられなかった質問のことを考えてしまって、後悔や自己嫌悪などで余計に心が疲れてしまいます。就活を休んでいる間はただ漠然と休むだけではなくて、就活のことを忘れ、精神的な疲れをリフレッシュできるよう、自分で意識的に行動する必要があるのです。

面接で疲れた心をリフレッシュする方法は、人によって異なります。景色の良いところへ出かけてリラックスしたり、賑やかなところや行ったことのない場所に出かけて気分を高揚させたりすることで、気分をリフレッシュできる人もいるでしょう。あるいは運動でもカラオケでもバーベキューでも、単に友達とわいわい騒ぐといったことでもいいので、就活のことを忘れ、ストレスを発散できそうなことをやってみてください。そうした活発な行動が苦手な人の場合は、好きな音楽を聴く、読書をする、映画を観る、ゲームをするといったリフレッシュ法もあります。

ともかく大切なことは、疲れの原因となった面接での嫌なことや将来への不安などを頭の中から追い出し、気分を入れ替えることです。そのために、何でもいいので自分が楽しいと思えることに一時集中し、頭の中をハッピーな気持ちで満たしましょう。

面接を休む際の注意事項(休み方)

面接も含めて就活を休む際は、あらかじめ「〇月〇日まで」などと明確な期間を決めて休むことが大切です。期限を決めず無計画に休んでしまうと、いつまでもダラダラ休み続けてしまって、就活を再開するのが難しくなってしまいます。

面接を休むのはあくまで、心身ともに疲れを取って、フレッシュな気持ちで面接に臨むためです。それなのにあまりダラダラ休み過ぎてしまうと、苦手意識のある面接に再び挑むのが怖くなり、そのまま就活を再開できなくなってしまうかもしれません。たとえ就活そのものは再開できても、長期休みの後の「休みボケ」のように面接に対する間隔が鈍ってしまって、本調子が出てくるまでに長いリハビリが必要となる場合があります。ですから就活を休む時には、あらかじめ自分の疲れ具合に合わせてきちんと期限を決めて、メリハリをつけて休んでください。

就活を休む具体的な期間は、長くても1週間くらいまでが目安です。それ以上長いと「休みボケ」のリスクが高くなり、デメリットの方が大きくなる危険性があります。

また就活を再開する際にも、「1週間頑張ったら1日休む」「2週間頑張ったら2日休む」といった、定期的な休みを考えておくと良いです。面接に疲れた人の中には、面接の予定を詰めすぎるなど、就活を頑張ろうという気持ちが反って空回りしてしまった人も結構います。今後の就活で同じ失敗を繰り返さないためには、あまり無理をしないで自分の体力・気力の許容量を考え、「疲れた」と思う前に定期的に休むようにしましょう。

利用者の声

面接へのモチベーションを復活させる方法

面接へのモチベーションを復活させる方法

就活を休んで心身ともに元気を取り戻したら、いよいよ就活を再開したいところです。

ただし、面接に「疲れた」と感じた時点で、少なくとも就活や面接に対するモチベーションが、以前よりずいぶんと下がった状態になっています。その下がったモチベーションのまま就活を再開しても、結局は休む前と同様に面接がうまくいかない可能性が高いです。再開後の面接を成功させるには、心身ともにリフレッシュした後、面接へのモチベーションを復活させるための行動を取る必要があります。

ここからは、一体どのような行動を取れば面接へのモチベーションを復活させられるのかについて説明しますので、就活を再開する前に必ず実行してください。

面接への考え方を変える

面接を休んでリフレッシュを図ったら、これまでの面接に対する考え方を改めるところから始めましょう。前述のように「面接に疲れた」と感じている人には、なかなか面接に受からなかったり難しい質問に答えられなかったりと、面接がうまくいっていない人が多いです。そして面接がうまくいかないことによって自分を責め、思うようにできない自分のことをダメ人間のように感じてしまって、自己嫌悪に陥っています。しかも何度も不採用通知を受け取っている人は、自分だけでなく企業側からもダメ出しされているように感じ、なおさら自分のことを否定してしまうのです。

しかしそんな風に自分で自分の価値を否定した状態では、就活へのモチベーションが上がるはずがありません。新たな面接に目を向けようにも、いちいち「どうせ自分なんか」と考えてしまい、後ろ向きな行動を取ってしまいます。企業選びにしても自分の志望に関係なく誰でも受かりそうな企業を選んでしまったり、面接に挑むのにも消極的になり、当たり障りのないアピールをしてしまって余計に受からなくなったりします。そんな風にならずにしっかり就活へのモチベーションを高めるには、これまでの面接の失敗にあまり囚われ過ぎず、前向きな気持ちを取り戻すことが大切です。

そもそも、「不採用=ダメ出し」ではありません。面接において企業は、自社で活躍できそうな特定の資質を持った人材を求めています。不採用になったのは、その特定の資質を持っていないため求めている人物像とは違うと判断されたからに過ぎず、あなたがダメな人間だと言っているわけではないのです。企業と就活生には相性がありますから、相性が良ければ受かる可能性は高くなりますし、相性が悪ければどんなに優秀な人でも受かる可能性は低くなります。要するに、これまで面接に受からなかった企業とはお互いに求めているものが一致していないので、相性が悪かっただけなのです。ですから、面接になかなか受からないからといって、自分自身の価値を否定する必要は全くありません。

また、これまでの面接でうまく答えられなかった人も、今後の面接では答えられるように対策すれば良いことですから、自分自身を否定するようなことはやめてください。面接での失敗と真摯に向き合い、改善を図ることは大事ですが、自分自身を否定し、落ち込んでいても良いことは1つもないです。今後の就活へのモチベーションを高めるためには、失敗は失敗として反省しつつも、自分自身の価値を肯定することが大切になります。そのうえで、どんな面接対策をすればいいかという建設的な部分に目を向け、自分を見失わないようにしましょう。

面接の疲れを人に相談する

面接に疲れたことで低下したモチベーションを復活させるには、面接に疲れたことを人に話して、心の重荷を軽くするのも1つの手です。疲れた気持ちを自分一人で背負っていると、どうしてもネガティブな方向へ考えがちで、それが余計に就活へのモチベーションを下げてしまいます。疲れの原因となった面接での失敗などを頭の中でくり返し考え、一人で悶々としていては、そのイメージが頭の中にこびりついてしまって精神衛生上良くないです。とくにコロナ禍の就活生は人との接触が少なく、孤独な就活を続けることで、ネガティブ思考に陥りやすくなっています。ですから自分の中で抱えきれなくなっているネガティブな気持ちや、面接で感じた愚痴などを誰かに話して、自分の気持ちを軽くしてください。

面接を休んでいる最中に人に相談しても構いませんが、それだと休みの間も就活から頭が離れず、きちんとリフレッシュできないです。また場合によっては、ネガティブ思考の真っ最中にネガティブな発言をしたり、相手の発言を聞いたりすることで、より深いネガティブ思考の沼にハマってしまうこともあります。相談相手が同じ就活生仲間でも、同じような経験をして気持ちを理解してくれるとは限りませんし、就活生以外ならなおさら気持ちを理解してもらえるとは限りません。しかもこちらが面接に疲れているのに、「自分は面接がうまくいった」「自分が就活していたときの面接はこうだった」なんて聞いてしまうと、反って落ち込んでしまう危険性があります。それよりはいったん気持ちをリフレッシュし、自分自身が少し立ち直りかけているところで誰かに相談した方が、自分の発言も相手の発言も冷静に受け止められるでしょう。

友人知人ではなく、就活エージェントのようなプロに相談するのもオススメです。就活エージェントなら面接への疲れを倍増させるような発言はもちろんしないですし、多くの就活生を見てきているので、確実にあなたの気持ちを理解してくれます。それだけでなく就活エージェントなら、面接に対するネガティブなイメージから抜け出し、就活へのモチベーションを上げるための的確なアドバイスも可能です。面接がうまくいかないことで自己否定に陥っている人には、強みとなる部分を見つけ、それを活かせる就活法を教えてくれて、自信を取り戻す手助けをしてくれます。単純にいま自分が抱え込んでいるネガティブな気持ちを吐き出すだけではなくて、明確にあなたの背中を押し、支えようとする人がいることによって元気をもらえるわけです。そうすれば孤独な就活から解放され、面接にも就活そのものにも明るい兆しが見えて、前向きな気持ちが芽生えてくるはずです。

就活への決意を新たにする

面接に疲れたことで下がってしまったモチベーションを回復するには、これまでの就活方針を見直し、決意を新たにすることも重要になります。「面接に疲れた」と感じた状態から、少し休んで気分をリフレッシュしたとしても、休み明けにいきなりエンジン全開とはいかないのが人間です。新たな就活を始めるにあたっては、そこでしっかりと実力を発揮するために、改めて就活に挑む決意を固める必要があります。

就活を休んだり人と話したりして疲れを発散し、就活に対する気持ちも少しは前向きになっているはずです。ここで次の就活を始める前に、これまでの就活方針や面接について振り返っておきます。まずはこれまでの企業選びの方針や、面接でのアピール方針、面接対策などに問題がなかったかどうか見直してください。これまでの就活の問題点が明らかになり、解決策が見えれば、面接へのモチベーションも上がってきます。

ただし、なかなか面接に受からなかったり面接で難しい質問に答えられなかったりするのは、自分と業界や企業についての理解が浅いことが原因となる場合が多いです。そのため自己分析と業界・企業研究もやり直して、自分と業界・企業に対する理解を深めておきます。自分の強みが明確に見え、それが志望業界・志望企業で求められていることが分かれば、面接でのアピール方針も自然と固まり、前向きな気持ちを取り戻せるはずです。

それに加えて、自分がこれまであまり目を向けてこなかった業界・企業の研究をすることも必要になります。これまでの就活軸とは異なる業界・企業のことを知り、これまでの志望業界・志望企業を比較してください。そうすることで、もっと自分に合った相性の良い業界・企業が見つかる場合もありますし、逆にこれまでの志望業界・志望企業への熱意を再確認できる場合もあります。いずれにしても新たな目標をしっかりと見定めることによって、これまでの失敗が過去のものとなり、就活と面接に対する決意を新たにモチベーションを高めることができるのです。

面接に疲れないための就活法

面接に疲れないための就活法

いったん就活を休んで気分をリフレッシュし、就活や面接へのモチベーションも取り戻したら、いよいよ就活・面接を再開していきます。ただし、これまでと全く同じように取り組んだのでは、遅かれ早かれ再び面接に疲れてしまい、同じことの繰り返しになるだけです。今後、今のような面接疲れに見舞われないためには、面接に疲れない方法で就活に取り組まなければなりません。

そこでここからは、面接に疲れないための就活法について解説します。これを参考に今後は、面接に疲れず、全力で面接と向き合えるコンディションを維持しましょう。

面接を詰めすぎない

今後の就活で面接への疲れを感じないためには、自分の許容量を考慮したスケジュールを意識し、面接を詰めすぎないことが大切です。前述のように「面接に疲れた」と感じる就活生には、1日に何社も面接を受けたり連日面接を受け続けたりといった、無理な面接スケジュールを組んでしまっている人が少なくありません。単純に面接を受けるだけでも緊張感で疲れるうえ、受かるためには準備の時間も必要ですから、そんな受け方をしていたら疲れてしまって当然です。これから就活を再開するにあたっては、そんな無理なスケジュールにならないよう、一度にエントリーする企業数をある程度セーブする必要があります。

その際はもちろん、複数社の選考スケジュールが短期間に集中しないよう、各社の選考スケジュールも踏まえた上でのエントリー調整が必要です。選考スケジュールの進み具合には、企業によって差があります。書類選考をさっさと済ませてどんどん面接を進める企業もあれば、1つ1つの結果出しに時間がかかり、ゆっくり面接が進んでいく企業もあるはずです。企業ごとの選考スケジュールを確認し、あまり一時期に面接がかぶり過ぎないようにエントリーしましょう。

また実際に面接へ進んだら、1日に何社も面接を入れないようにしてください。企業によっては提示される選択肢が少ない場合もあるかもしれませんが、それにしたって面接日時は多少なりとも選ぶことができ、交渉にも応じてもらえるのが一般的です。1日に受ける面接は1社に絞るとともに、面接準備にかかる時間も考慮に入れ、余裕を持ったスケジュール調整をしましょう。もちろん他社の面接との兼ね合いだけでなく、学業など他のスケジュールとの兼ね合いもあります。学業や研究、部活動などが続いていて忙しい人の場合は、面接当日だけでなく、面接前のスケジュールを準備のために空けておくといった工夫も必要です。

それに加えて、あまり面接が負担に過ぎないよう、定期的に休みを入れることも忘れてはいけません。頑張り過ぎは疲れを感じる元ですから、ときどきは面接も他の予定も空にして、心身ともにリフレッシュする日を設けてください。

受かりやすい企業を選ぶ

今後の就活で面接への疲れを感じないためには、自分が受かりやすい企業を選んでエントリーすることも重要です。前述のように「面接に疲れた」と感じている就活生には、面接になかなか受からないことで精神的に疲れ果て、面接が嫌になってしまっている人が大勢います。不採用通知を受け取るたびに傷つき、自分の能力を疑うことによって、精神的に疲れているわけです。ですから今後の就活で面接に疲れないためには、不採用通知をくり返し受け取ることのないように、自分の受かりやすい企業を選んで受ける必要があります。

ただし、ここで言う「受かりやすい企業」とは、誰でもいいから内定を出しているような、人手不足の企業のことではありません。そもそも自分のような人間が求められている、自分に合った企業を受けるということです。

前述のように、企業と就活生には相性があります。面接において企業側は自社と相性の良い特定の資質を持った人材を探しているので、自分の資質と相性の良くない企業をいくら受けても、決して面接に受かることはないです。それなのに面接になかなか受からない就活生の中には、そのことを理解しておらず、自分の資質と企業との相性を全く考慮していない企業選びをしている人がかなり見受けられます。もともと受かる可能性の低い企業の面接を受け、不採用通知を通知を受け取るたびに疲れているわけです。今後の就活ではそんな非効率的な企業選びはやめて、自分のような人間が求められている、自分に合った企業を選んで受けましょう。そうすれば自然と面接に受かりやすくなり、今みたいに不採用通知が続々と届くような状況にはならず、面接に疲れずに済みます。

そのためには、企業選びの前段階として、徹底した自己分析と業界・企業研究が不可欠です。自分のことをもっとよく理解し、仕事で活かせる強みを正確に把握するとともに、その強みが活かせる業界・企業はどこなのか見極める必要があります。現段階で「面接に疲れた」と感じている就活生は、就活再開にあたって自己分析と業界・企業研究をやり直し、就活軸を見直してください。その際は自分の強みを活かせて、自分のような人間が求められている企業を選び出せるような、明確な就活軸を定めることが大切です。

面接対策を徹底する

今後の就活で面接に疲れないためには、面接対策もきちんと見直しましょう。面接での失敗を気に病んで精神的に疲れた就活生には、面接対策不足が根本的な原因になっている人が多いです。また面接になかなか受からないことで精神的に疲れた人の中にも、面接対策が不十分なために、面接に受からない人が一定数います。そのため今後の就活で面接に疲れないためには、面接対策を徹底し、対策不足のせいで面接に落ちるリスクを減らさなければなりません。

まずは基本的なことですが、身だしなみや敬語の使い方、笑顔、ハキハキとした話し方、姿勢、面接マナーなどがきちんとできているか確認してください。そうした基本の面接対策は、きちんとできていなくても自分では気づきにくいものです。しかも、きちんとできていないと「自社に迎え入れる上で最低限のレベルに達していない」と見なされ、資質やスキルの有無に関係なく面接に落とされてしまいます。就活エージェントなどのプロに頼んで客観的に確認してもらい、必要な対策を取るべきです。

それと同時に定番質問への対策と面接練習を行って、聞かれたことへの回答から、自分の良さのアピールへと上手につなげていく回答法も身に付けましょう。面接の場では必ずと言っていいほど緊張感がありますから、緊張した中でも適切なアピールができるように何度も練習し、回答法と緊張感に慣れておく必要があります。そのためには、自分がリラックスできてしまう友人知人に面接官役を頼むより、就活エージェントなどの「他人」に面接官役をお願いした方が効果的です。自分の親しい人ではない社会人を相手にすることで、本番の面接に近い緊張感をもって練習できますし、就活エージェントなら就活のプロなので、自分の回答に対する適切なアドバイスを受けられ、効率よく面接力を上げることができます。

それに加えて、難しい質問に答えられなかったことで面接への疲れを感じている人は、難しい質問への対策も行ってください。しっかり対策すれば少なくとも、何も答えられず黙りこくってしまい、対策不足への後悔で精神的に疲れることはなくなるはずです。もしも難しい質問に対して好印象を与えるような回答ができれば、対応力を評価してもらえて、評価が上がることは間違いありません。ただし難しい質問は対策も難しいですから、こちらも自己流ではなく、就活エージェントなどの就活のプロにアドバイスを求めることをオススメします。

企業探しと面接スケジュールの調整をプロに任せる

今後の就活で面接に疲れないためには、企業選びと面接スケジュールの調整を、就活エージェントなどのプロにお願いするのも1つの手です。面接を詰めすぎて体力的に疲れた就活生の中には、スケジュール管理が得意でない人も結構います。またスケジュール管理自体が苦手でなくても、面接日程の調整のために、電話やメールで企業と何度もやり取りし、交渉を重ねるのは面倒で手間のかかるものです。日程交渉が複数社になれば、どの企業の面接の話だったか混乱しやすくなり、ミスも生まれやすくなります。そしてミスを犯さないようにと気を張る分、余計に疲れやすくなるわけです。

ただし就活の中で疲れの原因となるのは、面接スケジュールの忙しさだけではありません。就活の中で一番時間がかかるのは、自分に合った企業探しです。自己分析や軽い業界・企業研究はもちろん誰もが行うことですが、それをもとに業界・企業についてもっと詳しく調べ、自分に合いそうな企業の募集がないかと探すのには相当な時間がかかります。そのために自分の使える時間がどんどん削られていき、たいして面接企業数が多くなくても、非常に忙しくて余裕のない状態になってしまうのです。

ですから今後の就活では、そうした面倒で時間のかかる企業探しとスケジュール調整の部分を、就活エージェントなどのプロに頼んで代行してもらいましょう。そうすれば自分自身は余計なことに就活の時間を割かずに、面接対策と当日の面接を受けることだけに全力を注ぐことができます。しかも就活エージェントに頼れば、これまで自分が行ってきた時間ばかり食って不確かな企業選びでなく、プロの客観的な目線で確実に相性の良い、受かりやすい企業をあっという間に探し出してくれるはずです。

加えて就活エージェントに紹介された企業を受ける上では、相手企業の求める人物像も面接の傾向も把握したうえで、内定獲得に向けた効果的な対策を指導してもらえます。つまり就活エージェントに頼れば、面接以外の手間を大幅に軽減でき、スケジュールに余裕が生まれるだけでなく、面接の合格率まで一気に高まるわけです。そのうえ就活エージェントに頼れば、仮に面接で失敗したり疑問を感じたりといったことがあっても、すぐに的確な解決策を提案してくれるので、精神的に疲れてしまうこともありません。一石二鳥どころの話ではないですから、面接に疲れた人が就活を再開するにあたっては、ぜひとも就活エージェントを活用すべきです。

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おわりに

面接スケジュールが忙しすぎたり、なかなか面接に受からなかったり、面接でうまく答えられなかったりすると、「面接に疲れた」と感じることがあります。

疲れたまま無理に面接を受け続けても決して良い結果は得られないので、いったん就活を休んでリフレッシュし、モチベーションを立て直すことが大切です。

そして就活を再開する際は必ず、自己分析や業界・企業研究をやり直して、就活軸を見直すようにしてください。

面接がうまくいかず、不採用だったとしても、あなたがダメ人間の烙印を押されたわけではありません。

単に相性の悪さや対策不足が原因となっていることが多いですから、スケジュール調整も含めて就活エージェントなどのプロを頼り、楽して内定獲得を目指すことをオススメします。

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この記事の監修者

監修者:岡田章吾

岡田 章吾

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。

就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。

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