就活に自信がない人・面接が苦手な人でも内定を獲得する方法
2023年7月13日
ため息をついてどうしましたか?就活に関して悩みがありますか?
キャリアアドバイザー 岡田
就活生 Bさん
悩みと言うか、就活を成功させられる自信がないんです。自分に自信がないので、就活が憂鬱で仕方ありません。
自信のない就活生は、面接でもすぐに見破られてしまうので、自分に自信を持つことは大切ですよ。
キャリアアドバイザー 岡田
就活生 Bさん
どうしたら自信が持てるようになるんでしょう。自信がなくても、就活が成功する秘訣はないですか?
就活に自信がない学生でも自信をもって就活ができるように、自信を持つ方法や就活を成功させる方法を説明しますね。
キャリアアドバイザー 岡田
目次
「就活に自信がない」「内定もらえる自信がない」理由とは
就活に自信がない場合、以下8つの理由が考えられます。
就活は人生ではじめてのことばかりで、多くの大学から多くの学生が一斉に動き出すため自信が持てないこともあります。そもそも、なぜ自信がないのか、根本的な原因について確認しましょう。
面接ができない・苦手だから
そもそも人前で話すのが苦手で、「面接ができない」「面接は苦手」だと感じているから、就活に自信がない学生もいるでしょう。アルバイトなどを経験していない学生は、就活が初めての面接であることも多いです。
就活において、面接は避けては通れないステップであり、面接の結果次第で内定の有無も変わります。しかし、多くの学生にとって面接がプレッシャーであることも事実です。
面接に自信を持てずにいると、自信のある就活生と比較され、見劣りしてしまうこともあります。自信のある学生と自信のない学生が二人いた場合、自信のある就活生の方がよい印象を与えられるからです。
面接は誰もが経験しなければならないもの。面接への苦手意識を持っていると、就活に自信が持てなくなってしまうため、克服する必要があります。
自分よりも周りの方が凄いと思うから
就活では自分と周りと比較することで、自信をなくしてしまうこともあります。就活はほかの学生との競争ではなく、自分がどんな人物でありどんな魅力があるのかを売り込む場なので、他人と比較したところで得られるものはないです。むしろ自信喪失を加速させ、ネガティブになってしまいます。
ネガティブな状態では、就活も上手く進まないでしょう。また、いくら周りが凄くても、企業が求めている人材に当てはまっていなければ採用されません。周りから見れば、自分の方が凄いと思われている可能性もあるため、周りと比較せずに自分のことだけを見て就活を進めることが大切です。
学歴や経歴にコンプレックスがあるから
学歴や経歴にコンプレックスがあり、就活に自信が持てないこともあります。学歴や経歴は、就活において重要な要素ではありますが、それが全てではありません。たしかに、留学経験や資格があるのは素晴らしいですが、就活において一番重要なのは能力ではなく人間性のため、気にする必要はないです。
企業は、スキルがあるだけではなく、企業理念に合致し共に成長してくれる人材を欲しています。技術や知識は働く上で培えますが、人間性はその人の根底にある部分であり、一朝一夕では身につかないからです。
そのため、スキルが豊富でも人間性が合致していなければ、採用される可能性は低いです。一方、コンプレックスがあっても自分自身を信じてはっきり自己アピールできれば、採用される可能性も高まります。
就活の準備が足りないから
就活の準備が足りないという自覚がある場合、その不安が自信のなさへ直結します。たとえば自己分析やES(エントリーシート)、企業分析などに時間を掛けずに就活をはじめてしまった場合も、自信喪失の原因です。
しかし、就活の途中からでも準備を整えられます。まずは一度立ち止まり、何が足りないのかを確認しましょう。一歩ずつでも前に進むことで自信を取り戻し、次のステップへ進むことが大切です。自信がないと嘆いても意味はないので、できることから準備してください。
「自分なんかどうせ受からない」と考えてしまうから
就活でネガティブ思考におちいると、自己評価を下げてしまい就活が失敗してしまいます。「自分なんかどうせ受からない」という考え方は、自分を卑下しているため非常に危険です。
就活は自分自身を売り込む場であり、自分自身の価値や魅力を理解し、前向きに伝えることが大切です。そのため、自分に自信がない学生を採用したいと考える企業はいないでしょう。
まずは、「どうせ受からない」というネガティブ思考をやめて、前向きな感情を持ちましょう。自分自身には価値があると信じることがポジティブな行動にも繋がるため、気持ちから変化させていくことが、就活成功の近道となります。
就活はわからないことが多いから
就活でわからないことが多いから、就活に自信が持てないこともあります。しかし、就活は誰もが初めての経験であり、わからないことが多いのは当然です。不安を抱えたままでいるのではなく、不安を解消するために動く必要があります。
OBやOG訪問をしたり、就活中の友達と情報交換したりして、わからないことを1つずつ減らしていきましょう。自分だけが抱えている問題や不安を、他者と共有することで気持ちが楽になることもあります。
不安を抱えたままにせず解消するために動くことが、就活を成功に導きます。
キャリチャンでは就活に関する相談ができる「就活相談サポート」を開催しています。就活に自信がなく、不安を抱えている学生は、一度参加してみてください。
自己分析をしても自分には強みが見つからないから
自己分析をした結果、「自分には強みがない」と感じてしまい、自信を失うこともあります。しかし強みがない人はおらず、一人ひとり他の誰も持っていない独自の経験や視点、感性があるはずです。そのため、「自分に強みがない」というのは勘違いであり、再度自己分析をおこなえば強みが見つかることもあります。
ただし、同じやり方で自己分析をしても結果は同じなので、自己分析の方法を変えるとよいです。たとえば、過去の成功体験や失敗体験を振り返ったり、友人に聞いてみたりなどさまざまな方法があります。
自己分析の方法を変えると新たな強みに気づけるため、落ち込んでしまったときは、違う自己分析を試してみましょう。
他の選考に落ちているから
選考に落ちて自信をなくしてしまうこともありますが、就活は1つの選考に落ちたからといって自己否定されるわけではありません。むしろ、そこから学び、自己理解を深めるチャンスです。
企業ごとに求める人材は異なるため、1つの企業に落ちたからといってすべての企業に落ちるわけではないです。もちろん、別の企業で採用される可能性は十分あります。
「選考に落ちた」という事実は、「その企業に合わなかった」だけであり、落ちた経験を次に活かすことが大切です。1つの失敗にくじけず、次のチャンスがやってきたと前向きに捉えましょう。
就活に自信が持てない就活生が抱く悩み・不安ランキング
就活に自信が持てない就活生は、とくに以下3つの悩みを抱いています。ランキング形式で紹介するので、どのように不安や悩みを解決するべきなのか、確認してください。
1位:やりたい仕事がわからない
やりたい仕事が明確でない場合、就活の方向性に自信がないため途中で迷いが生じ、合格できる企業も落ちてしまいます。自分が何をやりたいのかわからない場合、まずは興味のあることや得意な分野を思い浮かべてみましょう。
たとえば、コミュニケーションを取ることが好きな人は、それを活かせる営業の仕事がオススメです。また、プログラミングのスキルがあるならSEやプログラマーの道もあります。
やりたい仕事が1つも見つからず焦る気持ちもわかりますが、それはただ見つかっていないだけで、絶対に存在しないわけではありません。自分の好きなことや得意なことから考えれば、やりたい仕事を見つけやすくなるでしょう。
2位:入社しても働く自信がない
入社後も働く自信がないため、就活に自信が持てない人もいますが、入社後の状況は実際に働かなければわかりません。不安になるのもわかりますが、「働いてみなければ、実際にどうなるのかは誰にもわからない」と割り切ることも大切です。
第一志望の企業だったとしても、働いてみると想像と異なりすぐに辞めてしまう人もいます。実際に働いてみて自分に合う環境がわかることもあるため、「わからない」を理由に立ち止まるのは無意味です。
大切なのは、その不安と向き合うことです。入社後のことに不安を抱えるのは皆同じなので、自分を信じて一歩踏み出しましょう。
3位:仕事内容がよく理解できない
業界や職種などの知識が足りないと、具体的な仕事内容が理解できず、それが原因で就活に自信が持てない人も多いです。
仕事内容や業界について理解できずに不安を抱くのであれば、情報を増やしましょう。業界研究や企業研究をおこなうことで詳細を把握でき、それが不安を取り除く鍵となります。
就活は、情報収集が成功の秘訣です。情報収集をするなかで、自分に適性のある職種や業界、企業を見つけられます。情報は就活の武器ともなるため、業界研究や企業研究はしっかりとおこなうことが大切です。
キャリチャンでは業界研究や企業研究をサポートできる資料が揃っています。以下よりダウンロードして、参考にしてください。
【就活対策資料】
業界説明&動向まとめ
【就活対策資料】
職種マップ
自信がない状態は就活にも悪影響!そのままにしてはいけない
自信がない状態は、就活にも悪影響です。そのままにしてはいけない理由は、以下3つが考えられます。自信を持てないまま就活を続けると、どのような悪影響があるのか確認しましょう。
前向きな気持ちを抱けない
自信のない状態が続くと、前向きな気持ちを持てなくなり、結果として就活に失敗する可能性が高いです。
企業は、前向きな人材を求めています。なぜなら、前向きで自己肯定感の高い人であれば、入社後も困難に立ち向かい成果を出してくれるはずだと信じているからです。
自信がない状態は、意図せずとも面接官に伝わってしまいます。マイナスな評価に繋がる可能性も高いため、自己肯定感を高めて自分自身を信じることが大切です。
就活で必要なのは前向きな姿勢です。自己分析で自分の強みを見つけて、自己理解を深めましょう。自分自身について理解を深めれば、自信も取り戻せます。
採用されるチャンスのあった企業を逃してしまう
自信がない状態が面接官に伝わると、積極性がないと評価され、採用されない可能性が高いです。また、採用されるチャンスがあった企業からも「自信がなさそう」という理由だけで、合格がもらえない可能性もあります。
この失敗がさらに自信を失い、負の連鎖に繋がります。だからこそ、100%前向きではないとしても、自分に少しでも自信を持つことが大切です。
前向きになるのは難しいかもしれませんが、自己分析で見つけた強みは、自信を持てる部分です。「自信がなさそう」という理由で就活に失敗することを避けるためにも、少しだけでも自信を持つことを意識して就活を進めてください。
他の就活生と比較しても自分がない人と思われてしまう
自信がないと他の就活生と比較され、「自分を持っていない学生」と評価されてしまいます。就活は多くの学生が同じ企業に応募するため、競争率は高いです。そのようななかでどうやって自分を売り込むか、どうやって採用してもらうかを考えなければなりません。
同じ学歴や経歴をもっていたとしても、自信がある人とない人であれば自信がある人の方が採用されやすいです。自信をもつことは、それだけで自分の存在価値をアピールできる武器となります。
自信がないだけで、ほかの就活生に見劣りしてしまうこともあるでしょう。「自信があるのかないのか」という基準だけで就活に失敗するのは、もったいないです。そのため、自信を持つことは就活を成功に導く秘訣といえます。
就活に自信がない大学生が内定を獲得するための必勝法
就活に自信がない学生は、どのように内定を獲得すればよいのか、以下5つの方法について説明します。
自信がなくても内定を獲得する方法はあります。どうしても自信が持てない場合は、上記の必勝法を参考にしてください。
就活エージェントに登録してプロと就職活動を進める
就活エージェントに登録すると、スムーズに就活を進められます。就活エージェントは、求人を紹介してくれるだけでなく、キャリアアドバイザーが専門的なアドバイスをしてくれる無料サービスです。面接対策やESの添削など、就活生が抱えている就活への不安を解決してくれます。
キャリアアドバイザーと二人三脚で就活を進めれば、プロの力で、自分一人で就活するよりずっと効率的に就活を進められます。
とくに就活に自信がない場合は、プロに頼るのがオススメです。キャリアアドバイザーが経験とノウハウに基づく的確なアドバイスをしてくれるので、就活への自信を取り戻し、自分の強みを再認識できるでしょう。
キャリチャンでも、どのように就活を進めたらよいか自信がない就活生向けに、「再就活サポート」という就活支援サービスを開催しています。納得のいく就活を進めるためにも、ぜひ活用してください。
さまざまな角度から自己分析をおこなう
さまざまな角度から自己分析をおこなうことで自分の強みが見つかり、就活もスムーズに進められます。自己分析は主観的な視点だけではなく、他者からのフィードバックや日々の行動を通じて、客観的な視点を持つことが大切です。
強みは必ず存在します。どうしても強みが見つからない場合は、自己分析ツールの活用もオススメです。たとえば、心理テストや適性診断などのツールを使うと、自己分析を手助けできます。
キャリチャンでは、自己分析をサポートできる資料も用意しているので、以下よりダウンロードしてください。
【就活対策資料】
自己分析ワークシート
【就活対策資料】
自己PR作成マニュアル
選考に失敗した理由を見つめ直す
選考に失敗した理由を見つめ直して改善点を探し、次の選考に活かせれば、就活を成功させられます。選考での失敗は、これからの選考を改善するためにも貴重な経験となるため、選考に落ちても「自分には何が足りなかったのか」など冷静に見つめ直すことが大切です。
とくに面接が終わった後、自己分析は常におこなうようにしてください。終わった面接を反省しなければ、同じ失敗を繰り返す可能性が高いです。質問された内容やどのように回答したのかなどを見つめ直し、次の選考に向けて改善しましょう。
失敗は誰でもします。失敗してしまったことを悔やむのではなく、次のステップに向けた糧にしてください。
誰かに相談して悩みを聞いてもらう
就活の不安を一人で抱えるのではなく、家族や友人に相談するなどして悩みを解消することも大切です。就活は孤独になりがちですが、不安や悩みを誰かに相談することで心が軽くなり、就活を続けていく自信を得られます。
また、同じ就活生同士で悩みを共有するのも有効です。就活は誰もが悩みを持っているものなので、互いに共感したりアドバイスしたり、支え合いながら進めていきましょう。
ES(エントリーシート)の添削をしてもらう
第三者にESの添削をしてもらうことで、選考通過の確率を上げられます。書類選考は、就活の最初のステップです。そのため、ESの完成度が低いと、書類選考の通過率も下がります。
もしも、これまでの就活で書類選考に何度も落ちていた場合は、ESに問題がある可能性も高いです。面接に進めないのであれば、まずは自己分析をやり直し、適切な内容に書き直す必要があります。
ただし、自分の主観で見直しを図っても良し悪しを判断できないので、ESの完成度を高めるには第三者の視点が不可欠です。就活エージェントや大学のキャリアセンターなどを頼り、ESの添削をしてもらいましょう。
面接に自信がない就活生の面接対策法
面接に自信がない就活生には、以下4つの面接対策法がオススメです。
面接に自信がない就活生は多いですが、面接は必ずおこなうものなので、しっかり対策しましょう。
社会人と話す経験を増やす
社会人と話す経験を増やすことで、会話スキルを身につけられます。面接は、実際に働いている採用担当者との対話の場なので、社会人との会話スキルが重要です。多くの学生にとって、社会人と直接会話する機会は少ないため、社会人との会話スキルを身につけることは面接を勝ち抜く秘訣といえるでしょう。
たとえば、大学のOBOGとの会話は、社会人としてのコミュニケーションスキルを鍛えるためにもよい機会です。社会人と話す経験を増やすことで、自然と敬語やマナーなども学べます。
面接官の目を見て話す練習をする
面接官の目を見て話す練習をするだけでも、自信に満ちた人と見られます。目を合わせて話すと相手に信頼感を与えられるため、社会人として働く上でも重要なスキルです。
また、しっかりと敬語が話せるだけでもコミュニケーションが取れる人と見られるため、自信のない態度をカバーできます。
目をあわせて正しい敬語を使うだけでも、企業にとってよい印象を与えられるでしょう。就活に自信がない場合は、「自信を持つ」ことに重きを置くのではなく「自信があるように見せる」ことも意識してください。
キャリチャンには、正しい敬語に関する資料もあります。以下よりダウンロードして、参考にしてください。
【就活対策資料】
敬語マニュアル
背筋を伸ばして話す
背筋を伸ばして話すだけでも、自信のある雰囲気に見せられます。まずは座り方や立ち方を意識して、背筋を伸ばすことが大切です。
逆に、猫背の姿勢は自信がないように見えてしまい、面接官に「この学生を本当に採用してもよいのか?」と残念を抱かせてしまいます。自信は、実際になくても表現次第では見せることが可能です。
社会人として働く際にも、自信のある人は評価されやすいですし人望も集まります。もちろん就活でも重要な要素になるので、就活生のうちに自信の見せ方を練習しておきましょう。
面接練習を繰り返す
面接練習を何度も繰り返せば、就活への自信をつけられます。面接は何度も回数をこなすことでしか、スキルを身につけられません。しかし、実際に面接を受けられる機会は限られているため、何度も面接の練習を繰り返すことでスキルを身につけてください。
面接の練習は、誰かに面接官役を頼んでおこなうことをオススメします。ただ会話をするだけではなく、時間や形式に慣れる練習も大切です。練習を繰り返すことで自分に足りない部分を見つけられますし、自分の強みや弱みを明確に伝えるスキルを磨け、自信をつけられます。
面接官役を頼める人がおらず一人で行う場合には、以下のコラムを参考にしてください。
自信がない就活生も安心|面接は手ごたえだけじゃない
面接の手ごたえが感じられなかったからといって、必ずしも不合格とは限りません。面接において大切なことは、面接の雰囲気をよくすることではなく企業が就活生をどのように評価するかです。
面接に自信がない就活生は、以下3つを理解しておきましょう。
雰囲気が良い面接でも不合格になることはある
雰囲気がよく、採用担当者と和気あいあいと話せた面接だとしても、かならず合格に繋がるとは言いきれません。面接において重要なのは会話や雰囲気だけではなく、就活生の経験や適合性なども評価対象です。そのため、雰囲気が悪かった面接だとしても合格する可能性は充分にあります。
一方、いくら採用担当者と楽しく会話ができたとしても、企業に合っているのかどうかの判断はできないため不採用となる可能性も高いです。
しどろもどろな面接でも伝わっていれば問題なし
面接において重要なのは、自分の強みと志望動機を企業に明確に伝えることです。面接官は、就活生がどれほど企業に対して熱意をもっているのか、就活生を採用すると企業にどのようなメリットがあるのかを確認します。
たとえ回答がつまずいたり何度も同じことを繰り返し伝えてしまったとしても、志望動機や自己アピールができていれば、面接官によい印象を与えられます。面接は、自己表現や熱意を伝える場です。そこさえ伝えられれば、採用される可能性はあります。
「面接無理」という人は面接が厳しくない企業を受ける手もある
どうしても面接が苦手で、面接を受けることが負担になる人は、面接が厳しくない企業を受ける手もあります。面接が厳しくない企業を受けるためには、就活エージェントなどのプロの力を借りてみましょう。
就活エージェントに登録すれば、面接が厳しくない企業を厳選して紹介してもらえます。また、就活エージェントが紹介する企業であれば、質問傾向やどのような人材が採用されやすいのかなど、詳細な情報を教えてくれる可能性も高いです。
どうしても面接が苦手な場合は、就活エージェントによって自分に適した企業を紹介してもらうことで、比較的負担を減らして就活を進められます。
キャリチャンでは、面接対策ができる就活支援サービス「面接サポート」も開催中です。面接が苦手な就活生向けの求人を紹介し、面接対策もしっかりとサポートします。ぜひ参加してみてください。
就活に自信がない状態から立ち直るために言い聞かせること
就活に自信がないと思っていても、自分自身に前向きな気持ちを言い聞かせることは大切です。とくに、以下3つを意識することで、前向きな気持ちを抱けます。
お祈りは人格否定ではない
不採用通知である「お祈り」は人格否定ではありません。お祈りされるたびに、企業から「必要ない人材だ」と言われているように感じる人もいるでしょう。しかし、お祈りとは人格を否定しているわけではなく、ましてや無能であると断言されているわけでもないです。
お祈りは、ただ単に自分が、企業が求める人材とマッチングしなかっただけです。そのため、お祈りされたとしても自分を否定する必要はなく、「落ちた」という事実を客観的に受け止めましょう。「この企業とは合わなかっただけ」と捉えるだけでも、次の選考に前向きに取り組めます。
落ちるのは当たり前!平均27社は受からない
就活未来研究所の「就職白書2022」によると、就活生は平均27社に落ちることが明らかとなっています。そのため、企業から不採用通知を受け取ったところで自分だけが落ちていると思う必要はなく、選考に落ちるのは当たり前と考えてよいでしょう。
自分だけではなく周りの学生も平均27社は落ちていると考えれば、精神的負担は減りますし、気持ちを楽にして就活を進められます。
面接に落ちたショックから立ち直れない人は、以下のコラムも参考にしてください。
関連コラム
面接に落ちた!ショックで立ち直れないときの対処法について解説
選考の失敗が自分を成長させる
選考の失敗は辛い経験かもしれませんが、失敗は自分を成長させる貴重な機会です。選考での不合格は、決して能力を否定されているわけではなく、むしろ自分のスキルを改善させる機会となります。
そのため、選考で失敗しても前向きに捉えることが大切です。選考の失敗を活かして次の選考に進むことが、就活を成功させる秘訣ともいえるでしょう。
自信がない自分から自信がある自分に成長して就活を成功させよう!
就活を成功させるには、自信を持つことが大切です。自信のない状態を維持していると、面接官も「この学生を本当に採用してもよいのだろうか」と疑問を持ってしまいます。
自信は、見た目からでもアピールできます。たとえば、目を見てはきはきと話したり、背筋を伸ばして面接をしたりするだけでも、自信に満ちたアピールが可能です。
また、自信がない場合は自己分析を何度も繰り返すことで、自分の強みと弱みを理解できます。自分についてしっかりと伝えられれば、たとえ自信がなくても就活を成功させることが可能です。
少しでも自信を持てば、就活を成功させられます。自分を信じることで、「自信ない」から「自信ある」状態へ変化し、着実に就活を進めていきましょう。
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就活に自信がない人に関するQ&A
就活で内定ゼロの割合は?
多くの学生が夏には内定をもらっています。マイナビの「2023年卒大学生活動実態調査(8月)」によると、8月末時点での内々定獲得率はおよそ85%です。つまり、約15%の学生が8月時点で無い内定だといえます。
内定の決まらない学生の特徴は?
内定が決まらない学生は、自分に自信がないことが多いです。ほかにも、強みが分かっていなかったり、就活の準備が足りていなかったりなど消極的な特徴が目立ちます。
いつまでも内定が決まらない場合、書類選考や面接に問題がある可能性も高いです。
就活で内定が出なかったらどうする?
新卒の就活で内定がもらえなかったとしても、大学院へ進学したり、留学したり、就職留年したり、既卒として就活浪人をしたりといった方法があります。内定がもらえないだけで人生が終了するわけではないので、その次のステップを考えましょう。
この記事の監修者
岡田 章吾
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。
就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。