就活がしんどいと感じるのはなぜ?具体的な原因と対処法を徹底解説!
2024年3月5日
なんだか元気がありませんが、もしかして就活が「しんどい」と感じ始めているのではないですか?
キャリアアドバイザー 廣瀬
就活生 Aさん
そうなんです。慣れないスーツを着て企業に出向いたり、自分をアピールするための対策をしたりするのがしんどくて。なかなか内定ももらえないし、精神的に追い詰められています。
就活の間ずっと、前向きな見方を保っていくのは非常に困難です。就活を続けていると、誰しも一度は「しんどい」と感じたことがあると思いますよ。
キャリアアドバイザー 廣瀬
就活生 Aさん
どうすれば前向きに就活を進められますか?
そこで今回は、就活がしんどく感じるさまざまな原因と対策法を紹介します。この記事を読むと、就活中に陥りやすい考え方の思考パターンがわかり、前向きな見方を保つ助けになるでしょう。ぜひ参考にしてください。
キャリアアドバイザー 廣瀬
目次
就活がしんどく感じる4つの原因
就活をしんどく感じてしまうと、抜け出すのはなかなか困難です。では、一体なぜ就活がしんどいと感じてしまうのでしょうか。
その理由は人それぞれ異なりますが、以下では、主な4つの原因を紹介します。
行きたい企業が見つからない
自分のやりたいことが明確に定まっていなかったり、勤務したいと思える企業が見つからなかったりする場合は、就活がしんどく感じます。
友人と一緒にとりあえず応募してみるものの、モチベーションが上がらない場合もあるでしょう。そんなときにやりたい事がハッキリしている人や、働きたい企業が定まっている人を見ると、焦りや不安を感じるかもしれません。
就活の際には、多くの企業情報に接します。そのため、自分なりの軸を持って判断しなければ、「どの企業がいいのか」見分けられず、情報の中で迷子状態になってしまうのです。
自分に合った企業がなかなか見つからないという人は、キャリチャンの就活支援サービス「就活相談サポート」を利用しましょう!プロのキャリアアドバイザーがカウンセリングを通して、あなたに合う企業の求人を教えてくれます。
内定がもらえない
自分のまわりの友達は続々と内定をもらっているのに、自分だけ内定が決まらない時には、就活のモチベーションを保つのが難しくなります。まわりと比べる必要はないと頭では理解できていても、心は言うことを聞かないものです。「このままずっと内定をもらえないのではないか」と不安な気持ちが大きくなり、就活の意欲もなくなってしまいます。
また、最終選考まで残ったにもかかわらず、最終的な選考で落ちてしまうと今までの就活は振り出しに戻ってしまうため、余計にしんどく感じがちです。
緊張からくるストレス
就活では、スーツを着て初対面の人に自分をアピールします。そのため、もともとが内向的な性格の人は特に緊張からのストレスで、就活がしんどくなりがちです。
特に面接会場では、緊張のピークに達する就活生が多くいます。「何を聞かれるんだろう」といった気持ちで頭がいっぱいで、伝えたいことをしっかり答えられなくなるのです。
また、就活はすぐに終わるものではないため、知らない間に緊張を溜め込んでいる場合もあります。
まわりからの圧力
就活中は、感情の起伏が想像以上に激しいものです。そのため、友人や家族からのアドバイスが時に圧力に感じる可能性があります。
どうしても前向きに考えられなくなるのは誰にでもあることです。そんな時にプレッシャーに感じるような助言やアドバイスを受けると、就活がますますしんどくなってしまうでしょう。
就活中に避けた方が良い行動
就活中は、みんなが必死で行動しています。そのため、自分でも気付かないうちに避けた方が良い行動をとってしまいがちです。
それは一体、どのような行動なのでしょうか。以下で説明します。
企業を受けまくる
「内定が欲しい」「とりあえず行動しないといけない」といった気持ちから、ただ闇雲に企業にアプローチするのはおすすめしません。もし内定が決まったとしても、自分が本当に働きたい会社でなければ、あとで後悔する可能性があります。
また、人事担当者は何人もの就活生を見てきているので、「どこでも良いからとりあえず受かりたい」といった気持ちがあるなら、すぐに見抜かれてしまうでしょう。
目的を持たずに就活を続ける
周囲に流されて、なんとなく就活している人は意外に多いのではないでしょうか。そんな時は自分がどうして就職活動しているかを、一度立ち止まって考えてみましょう。
内定の数や就職先が決まるのはゴールではありません。その先にある自分の目標が何なのか、将来どんな人になりたいかを具体化するのは非常に重要です。
就活は、入社するための手段の1つだと忘れないでください。自分の将来設計や目標を立ち止まって整理してみましょう。
自分と他人を比べる
友達の内定が先に決まったり、まわりの就活生が順調そうに見えるかもしれません。気にしないように努めていても、SNSなどを通して嫌でも情報が入ってきます。
そんな時は、つい他人と自分を比較してしまいがちです。しかし、比較し続けていても状況は変化しませんし、自分を追い込んでしまうだけの悪循環になってしまいます。
他人と比較しても何も良いことはありません。自分が何をすべきかを見失わないようにしましょう。
自分と他人を比べて落ち込んでしまう人には、キャリチャンの就活支援サービス「就活相談サポート」がオススメです。就活のプロであるキャリアアドバイザーが、就活に関する悩みに寄り添い解決まで導いてくれます。
誰しも就活がしんどいと感じることがある
就活がしんどいと感じるのは、自分だけではありません。順調そうに見える友達や今は企業でバリバリ働いている先輩達も、就活のしんどさを乗り越えてきました。
まわりの友達の内定が決まって、自分だけが上手くいかないように思える時でも決して諦めないでください。目的を持って自分のペースで就活に取り組めば、自分に合った企業がきっと見つかるはずです。
就活のしんどい気持ちを乗り越える6つのコツ
「就活がしんどい」といった気持ちを放っておいてはいけません。しんどい状態でイヤイヤ就活しても、決して良い結果を生まないからです。
思いを切り替えて、新たな気持ちで就活に取り組むためには、どうしたらよいでしょうか。以下で、就活のしんどい気持ちを乗り越えるための6つのコツを紹介します。
周囲の人に相談する
自分だけで気持ちを抱え込んだまま就活を続けると、モヤモヤした気持ちが残ってしまいます。そんな時は、周囲の人に自分の話を聞いてもらうのがオススメです。
実際に就活を経験している友人や就活を終えて働き始めた先輩に、話を聞いてみましょう。話を切り出す際には、雑談のように持ち出すのではなく真剣さが伝わるようにしてください。そうすると、こちらの気持ちに同調し、より親身になって応えてくれるはずです。
また、大学で就職支援をするキャリアセンターに相談するのも、客観的な意見を聞けるのでおすすめです。過去にもさまざまな学生の悩みに対応してきたため、的確なアドバイスをしてもらえます。
リフレッシュの時間を取る
就活がしんどい時には、何かとネガティブ思考になりがちです。そんな時は、音楽を聞いたり散歩に行ったり、自分にとってリフレッシュできる時間を作ってみましょう。
簡単にできるリフレッシュ方法は、音楽を聞くことです。疲れた時には、ヒーリング音楽やカフェミュージック、元気を出したい時には、強いメッセージ性がある内容の音楽を聞くなど使い分けるようにしてください。
また、体を動かすのも良いリフレッシュになります。家の近くの散歩や、YouTubeを見ながら軽い運動するだけでも、簡単に気分転換が可能です。
1日のうちに少しでも、就活以外を楽しむ時間を確保しましょう。
エージェントを利用する
就活エージェントは、就活生にとって頼もしい味方です。不安な点はなんでも相談でき、プロの観点で的確なアドバイスをしてくれます。面接の対策や履歴書の添削もしてくれるので、自信もつくはずです。
特に、面接の練習に関しては自分一人で取り組むのには限界があります。かといって、知人にお願いするのは気恥ずかしい気持ちがある人も多いのではないでしょうか。
面接の相手になるだけではなく、企業の立場になって客観的に面接を評価してくれるのが就活エージェントの魅力です。何度も練習を重ねると面接の雰囲気にも慣れるため、自信にも繋がります。
就活エージェントは、今まで何人もの就活生に対応してきた就活のプロです。自分の悩みや心配事を打ち明けて、具体的なアドバイスをもらいましょう。
キャリチャンでも、プロのキャリアアドバイザーにマンツーマンで相談できる無料の就活支援サービス「就活相談サポート」を開催していますので、就活がしんどい時にはぜひ活用してください。
客観的に自己分析する
就活がしんどい時は、どうして選考に落ちたのか、内定がもらえないのか、一度立ち止まって客観的に自分を分析してみるのも重要です。
自己分析が不足している人は、自分にはどんな企業があっているのか判断できなかったり、面接で自己PRを十分にできなかったりする傾向があります。
自分が他人からどのように見えているのかは、わかりにくいものです。そのため、自分の話し方や行動を録画してチェックしてみましょう。自分の姿を見ると新たな発見があるかもしれません。直したい癖を発見した場合には、意識的に努力してください。
また、自分のスキルや経験、考え方を紙に書き出すのも自己分析を行ううえで重要です。そのように自己分析を行うことで、自分の思考パターンや、将来設計を見直すきっかけになります。
規則正しい生活を心掛ける
就活が忙しいからといって、食事や睡眠、運動を疎かにしないように気をつけましょう。
身体と心はつながっています。バランスの良い食事と睡眠、適度な運動を心がけ、健康的な毎日を過ごすことが大切です。
すべき事が多いからと言って、睡眠時間を削ってはいけません。7〜8時間の睡眠を確保し、スッキリした気持ちで1日をスタートさせてください。
また、バランスの良い食生活も重要です。菓子パンや、カップヌードルなどで食事を済ませないようにしましょう。身体の栄養素は、メンタルにも影響を及ぼします。ミネラルや鉄分、ビタミンなど身体を作るために必要な栄養素を補給し、就活を乗り切りましょう。
適度な運動を心がけ、体力づくりも忘れないようにしてください。
一度就活から離れる
就活がしんどくなった場合、一度就活から離れてみるのもオススメです。
例えば、旅行や趣味などに没頭する時間を持てば、自分の悩みが小さいと気付くかもしれません。就活以外のコミュニティの人と知り合うと、刺激をもらえ、また新たにがんばる意欲が湧いてきます。
しかし、そもそも就活に意欲が湧かないと感じる人は、思い切って留学したり休学したりするのも選択の一つです。
一度就活から距離を置いてみると、新たな発見や自分の目標が見つかる可能性があります。
就活がしんどいと感じる原因を知れば対処できる!
就活がしんどいと感じる原因は人それぞれ違います。しかし、「しんどい」気持ちを放っておいたままにしておいては、全く前に進めません。まずは、何でこんな気持ちになるのかを考えて、原因に沿って賢く行動していきましょう。
就活相談サポートに参加しよう!
この記事の監修者
廣瀬 舞
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
大学卒業後、教育機関を経て入社。7年間、キャリアカウンセラーとして新卒・中途・既卒求職者の就職を支援し、これまでに4000名以上の求職者を担当し内定まで導いている。女性ならではの親切丁寧な対応が定評を呼んでおり信頼度が厚い。
就活支援の得意分野は「面接対策」。特に現代ならではの動画面接、オンライン面接の対策実績は1000社以上、2000名以上を支援してきた実績がある。
また、これらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している