内定がすぐ出る企業はやばい?あっさり就活を終わらせる方法

 2023年5月22日

内定がすぐ出る企業はやばい?あっさり就活を終わらせる方法

就活は順調ですか?内定がすぐ欲しいと焦っていませんか?

キャリアアドバイザー 廣瀬

就活生 Bさん

内定はすぐ欲しいですけど…すぐ内定が出る企業なんてあるんですか?即日内定はヤバいと聞いたこともありますし、少し怖いです。

内定をすぐに出す企業はありますよ。ですが確かに、即日内定は注意すべきところがあるのも事実です。

キャリアアドバイザー 廣瀬

就活生 Bさん

内定がすぐにもらえるなら欲しいので、どんな所に注意すべきか教えてもらえますか?注意しながら内定をゲットしたいです!

それでは、安全に就活を終わらせるためにも、内定がすぐ出る企業のメリットやデメリットについて確認しましょう。

キャリアアドバイザー 廣瀬

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目次

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  1. 「即日内定」という言葉をウリにしている
  2. 優秀な人材を確保しておきたい

内定がすぐ出る企業はブラック?即日内定が出る理由

内定がすぐ出る企業はブラック?即日内定が出る理由

内定がすぐ出る企業はブラック企業なのではないかと不安に思う人もいるでしょう。しかし内定をすぐ出す企業が、必ずしもブラック企業とは限りません。まずは、即日内定を出す理由について確認することが大切です。

即日内定が出る理由には、以下2つがあります。

「即日内定」という言葉をウリにしている

即日内定を出している企業の中には、応募者を集めやすくするために、即日内定をウリにしているところも多いです。そういう企業には知名度が低いために応募が集まりにくい優良企業もあるので、一概にブラック企業とは言えません

しかし、中には即日内定を盾にし、学生を脅す企業があるのも事実です。まずは、「なぜこの会社は即日内定を出しているのだろうか?」と疑問を抱き、確認することを優先させましょう。

また、即日内定だからといって全ての企業が簡単に内定を出してくれるわけではないです。即日内定だからと油断せず、しっかりと準備を整える必要があります。

優秀な人材を確保しておきたい

即日内定を出す企業は、他社より早く優秀な人材を確保しておきたくて内定を出していることもあります。内定をすぐ出すことで早期に人材を囲い込めば、優秀な人材が他社へ流出しにくいと考えているわけです。

ブラック企業は常に人手不足のため、即日内定を出すことで多くの新卒を確保していると思われています。しかし、売り手市場に戻りつつある近年の就活において、優秀な人材は取り合いです。人材確保のための即日内定は、ブラック企業に限ったことではありません。

優秀な人材を確保したくて即日内定をだしているのであれば、むしろ就活生にとってはメリットです。ただしブラック企業の可能性も否めませんから、即日内定だからといってすんなり納得するのではなく、熟考してから内定を承諾することが大切です。

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内定がすぐ出る企業の特徴とは

内定がすぐ出る企業の特徴とは

内定がすぐ出る企業には、以下4つの特徴があります。

内定をすぐ出すからといってブラック企業とは限らないので、どのような企業が即日内定を出すのか把握しておきましょう。

新卒の採用数が圧倒的に多い

もともと採用する予定の新卒の数が多い企業は、内定をすぐに出すことが多いです。

例えば、新卒の採用が5〜10人程度の企業もあれば、200人以上募集している企業もあります。そのような企業は、採用したい新卒の数を確保するために内定をすぐに出すことが多いです。

企業はすぐに内定を出すことで就活生を囲い込み、新卒を確保したいわけです。

選考が短い

選考フローが短い企業など、最終選考まで1ヶ月程度の企業はすぐに内定がでます。企業の中には、説明会のあとに最終選考に繋がるところもあり、あっという間に就活が終わることも多いです。

選考が短いのは辛い就活がすぐに終わるため、就活生にとってメリットが高いですが、会社とのすり合わせが不十分になることもあります。そのため、すぐに選考が終わる場合は、ブラック企業かどうか見極めることよりも自分自身で企業分析をおこなうことが大切です。

就活生の中には、就活をすぐに終わらせたくて選考が短い企業を受けていることもあるでしょう。そのような場合は、キャリチャンの「最短就活」がオススメです。選考期間が短く、あっという間に就活を終わらせられる企業を紹介します。

全国転勤の都合

全国に支部がある企業は、早めに内定を出すことで配属を決めています。全国規模の大手企業であれば求めている新卒採用者数も多いため、すぐに内定を出すことで配属先を確定したいと考えている可能性も高いです。

そのため、必ずしも中小企業ばかりが即日内定を出しているとは言い切れません。大手企業でも内定をすぐに出している企業はありますし、必ずしもブラック企業であると断言することはできないです。

企業規模や事業内容について確認することも、就活を安全に終わらせるためには必要となります。

応募者がそもそも少ない

応募者の数がそもそも少なく、最悪な場合自分しか応募していない場合もあります。そのような場合、比較対象がいないため選考にも時間がかかりません。そのため、すぐに内定がもらえる可能性も高いです。

仮に企業が求める人物像に近く、相性のよい人材だと判断されれば、一か月もかからずに内定をもらえることもあるでしょう。

中小企業であれば大手企業ほどの競争率ではないため、すぐに内定がもらえる可能性は高いです。内定をすぐにもらって就活を終わらせたい場合は、中小企業を調べることもオススメします。

利用者の声

就活生必須!”あっさり内定”をもらう方法

就活生必須!

就活は長引けば長引くほど疲れてストレスもたまるため、心身ともに健康に保つためには早めに就活を終わらせることが大切となります。

あっさり内定をもらって就活を終わらせるには、以下7つの方法があります。

選考直結のイベントに参加する

就活では、多くの企業が合同説明会などの就活イベントに参加しています。就活イベントの中には、参加すればそのまま選考に直結する場合もあるため、参加することがオススメです。

また、就活イベントでは実際に働いている社員や採用担当者と話すこともできるため、企業の雰囲気や色を知ることができます。説明会からの選考では、書類選考のように書類で落とされることもないです。

そのため、最初から面接で勝負することができ、学歴や履歴書の出来不出来で落とされる心配がありません。面接などが得意な学生であれば、積極的に参加するべきともいえます。

志望している業界は事前に調べる

何ごとにおいても、事前準備は大切です。早く内定が欲しいのであれば、就活がはじまる前に志望している業界や企業について深く調べることを優先しましょう。

業務内容や事業成績を調べることも大切です。しかし、より必要な準備とは以下の項目となります。

  • 自分が入社したらどのように働き、どのような利益をもたらすことができるのか
  • 今の自分の経験がどのように活かすことができるのか

上記の項目を考え、覚えるためにも就活ノートなどを作成するのもオススメです。就活ノートに関しては、キャリチャン内でも触れています。以下の記事を参考にしてください。

就活開始時期が早い企業に応募する

内定が早く欲しいのであれば、就活開始時期が早い企業に応募する手もあります。就活開始時期が早ければ、内定も早めに出るわけです

通常、内定(内々定)は6月以降に出されるものです。しかし、マスコミやテレビ局などの業界は、就活開始時期が12月〜2月など比較的早いため、内定が出る時期も早まります。

就活開始時期が早ければGW前には内定が出るため、早く内定をもらって就活を終わらせたい場合は応募する業界についても考える必要があります。

大手だけではなく中小企業にも応募する

大手企業に応募する就活生は数が多いため、選考に時間がかかります。そのため競争率も高く、内定がもらえない可能性の方が高いです。一方、中小企業であれば応募している人も少なく、選考期間が短い傾向もあります。

「中小企業は安定していないから怖い」と不安に思っている就活生もいるでしょう。しかし、中小企業でも大手企業程度に給与が高く安定している企業もあるため、さまざまな企業に応募することが大切です。

就活エージェントを利用する

就活エージェントとは、就活生に合っている企業を紹介してくれるサービスのことであり、無料で利用できます。また、面接対策やESの添削もしてくれるため、準備を整えて就活することが可能です。

また、就活エージェントには他の求人サイトでは見られない非公開の求人も含まれているため、競争率が低い求人に出会える場合もあります。優良企業が含まれていることもあり、自分に合った企業を見つけることも可能です。

1人で就活することに不安を抱いている場合は、就活エージェントを利用するのもオススメです。

エントリーシートは早めに準備を始める

すぐに内定が欲しいのであれば、準備は早めに終わらせることが大切です。特に、エントリーシートは書類選考で最も多くみられる書類のため、就活が始まる前に作成しておきましょう。

エントリーシートは、応募する企業ごとに書く内容が異なります。しかし、ある程度まで基礎を作成しておけば、それを基に書き直すだけでよいため便利です。例えば、以下のようなテンプレートを作成すると素早く書ききることができます。

  • 自分の強みや弱みを3つ程度見つけ、それらに合わせた文章を書く
  • 志望動機の軸となるものはいくつか書いておく
  • 将来どのような社会人になりたいのか書いておく
  • 就活の軸を文章に言語化してまとめておく

書類選考で落とされるのは、準備が足りていないことも原因の1つです。まずは書類選考を通過するためにも、早い段階で準備することが最優先となります。

内定がすぐ出る企業を受ける

内定がすぐ出る企業を受ければ、素早く内定をもらえます。内定がすぐ出る企業や業界の特徴については後述しているため、集中的に応募するのもオススメです。

大手企業であれば給与も高く安定的なため、応募する就活生は多いです。しかし、就活を早く終わらせたいのであれば、新卒を求めているさまざまな企業を選ぶことも大切となります。

誰でもすぐ内定が出る企業はある?受かりやすい会社の特徴

誰でもすぐ内定が出る企業はある?受かりやすい会社の特徴

誰でも簡単に内定がもらえる企業はありません。しかし、内定がすぐ出やすい企業があるのも事実です。例えば、以下の特徴をもつ企業は受かりやすい企業といえます。

内定をもらうためには、企業の特色を知ることも大切です。受かりやすい企業の特徴を確認し、早めに就活を終わらせましょう。

内定辞退が多い

内定辞退者が多い企業は、辞退された分の新卒者を補充するため内定がもらいやすいです。例えば、例年内定辞退者が多いと分かっている企業であれば、もともとの採用予定人数も多いという特徴があります。

特徴を知るためには、就活情報サイトを確認するだけではなくOB・OGの情報をたどることも大切です。

就活で必要なことは情報収集。使えるツールは使い、頼れる先輩には頼ることで、就活を有利に進めることも必要となります。

大手企業の子会社

大手企業の子会社やグループ会社などは単独の社名が表に出にくく、就活生の間でも知名度が低い特徴があります。そのため、もともとの応募者も少ないです。応募数が少ないと競争率が低いため、オススメといえます。

しかし、子会社は大元の会社が大手企業ではありますが、下請け会社であることがほとんどです。そのため、大手会社の一員とはいえますが、給料や待遇は親会社と同じではないため注意してください。

一方、同規模の中小企業と比較しても大手企業の子会社の方が福利厚生は充実している場合もあります。大手企業の子会社にはメリットもあればデメリットもあるため、自分に合っている企業かどうか吟味してから選ぶことが大切です。

人手不足の業界

人手不足といわれている業界の企業であれば、新卒を欲しているためすぐに内定が出ます。例えば、以下の業界は人手不足といわれている業界のため、確認してみましょう。

  • 建設業
  • IT業界
  • 宿泊業界
  • 観光業界
  • 介護業界

しかし、人手不足の業界は辞める人が多いという特徴もあります。いわゆるブラック企業と呼ばれる企業が隠れていることもあるため、応募する際は慎重に応募することが大切です。企業と就活生のマッチングを手伝ってくれるありがたい存在です。

学生への知名度が低くて応募者が少ない

人気の企業や大手企業、メガベンチャーなどは応募者数が多く、すぐに内定をもらうことができません。しかし、学生への知名度が低い企業であれば応募者数も少ないため、競争率が低く、内定が出やすい傾向があります。

基本的に企業は応募者数を公表していませんが、求人サイトによっては求人をお気に入りしている数や応募人数を見ることができる場合もあるため、確認してみるとよいでしょう。

知名度が低い企業の中にも、給与や待遇がよい企業は存在します。、視野を広く持って、さまざまな企業を探すことが大切です。

必見!内定がすぐ出る企業ランキング

必見!内定がすぐ出る企業ランキング

内定がすぐ出る企業や業界には特徴があります。自分の興味ややりたいことを無視してもよいのであれば、内定が出やすい企業から選ぶのも1つの手です。

例えば、内定が出やすい企業は以下の通りです。

内定をもらうためには、さまざまな業界や企業を探ることが大切です。

例えば、キャリチャンでは「求人フェア」というイベントを開催し、自分に合った企業を探すこともできます。さまざまなイベントに参加し、多くの企業を調べることも就活を成功するためには必要です。

1位:専門商社

専門商社とは、ある分野に特化している商社のことです。総合商社とは異なる業務内容となりますが、専門的なため年収が高いという特徴があります。

しかし、専門商社は専門分野が決まっているため総合商社と比較しても知名度が低く、人手も不足しています。一方、競争率が低いため内定がもらいやすく、内定が早く欲しい就活生にオススメの業界です。

キャリチャン内では、専門商社を志望している就活生向けに、エントリーシートの書き方について掲載しています。専門商社に応募したい就活生は、下記より資料をダウンロードしてください。

2位:中小ゼネコン

中小ゼネコンは競争率が高くないため、すぐに内定が出る企業と考えてもよいでしょう。ゼネコンには、大きく分けて大手ゼネコンと中小ゼネコンの2つに分けることができます。

大手ゼネコンは人気がある一方、競争率が高いです。しかし、中小ゼネコンであればそこまで競争率は高くありません。ゼネコン業界はいつでも人手不足のため、内定がもらいやすいという特徴もあります。

中小企業よりも大手企業の方がよいと考える学生は多いですが、ゼネコンをはじめとする建設業界は、それぞれの企業が得意とする分野も異なるため、中小のゼネコン企業でも仕事は多く、年収も高いです。

中小ゼネコンをはじめとする建設業界へ興味を持った学生は、下記より建設業界用のエントリーシートの書き方についての資料をダウンロードしてみてください。

3位:機械メーカー

機械メーカーは、法人向けの機械を提供する会社なので、就活生への知名度が低いです。知名度が高いメーカーはCMなどの広告も豊富ですが、法人向けのメーカーは広告も少ないため、知る機会がありません。

そのため、学生の知名度が低く、競争率が低いため内定がもらいやすいです。

日本にある機械メーカーの多くは世界でもトップクラスで、市場を独占している企業もあります。知名度は低い一方、世界的に考えると伸びしろがある業界なので、早く就活を終わらせたい就活生にとっては穴場ともいえるでしょう。

4位:化学メーカー

化学メーカーも、機械メーカーと同様に法人向けです。法人向けに金属以外の合成繊維や粘着剤、電子部品などを作成しているメーカーが化学メーカーとなります。

法人向けのため知名度が低いですが、年収も高く世界での市場も独占しているため伸びしろのある企業ばかりです。競争率も低いため、内定がもらいやすいという特徴もあります。

化学メーカーは理系向けの企業だと考えている人も多いですが、文系だとしても入社できる余地はあります。営業などでも文系が活躍しているケースはあるため、恐れずに応募してみましょう。

5位:IT業界

IT人材は常に人手不足です。たとえば、経済産業省が発表した「経済産業省「IT人材育成の状況等について」によれば、2030年になると約80万人のIT人材が不足するといわれています。

現在日本ではデジタル化が推進されており、どの企業もアナログからデジタル化への脱却を目指しているのも事実です。そのため、IT人材はどの企業でも求められています。

さらに、新卒であれば未経験でも歓迎してくれる傾向にあるため、のびしろのあるIT業界で一から学ぶことも可能です。文理関係なく応募することができるため、就活を早く終わらせたい場合は、目指してみましょう。

6位:金融業界

金融業界は、一昔前までは人気が高く競争率が激しいと言われていました。しかし、近年は不景気な時代へと変わりつつあり、金融業界自体も不人気となっています。

そのため、応募する人数が減っているのも事実です。競争率も低く狙い目ではあります。

しかし、内定がもらいやすいのは営業職です。投資銀行業務などの花形業務は今も人気が高く、競争率が高いため注意してください。

キャリチャン内では、金融業界を目指している就活生向けのコラムも掲載されています。金融業界を目指す場合は下記のコラムも参考にし、充分な準備を整えておくことが大切です。

7位:人材業界

人材業界は一般的に採用人数が多い傾向にあるため、他の業界と比較しても内定がもらいやすいです。中には選考期間が短いところもあるため、就活を早く終わらせたい就活生にとっては狙い目ともいえます。

しかし、他の業界に比べても年収は高くなりにくく、3年以内の離職率は3割と高いため注意が必要です。

キャリチャンでは、人材業界を目指している就活生向けに志望動機をまとめた資料も掲載しています。興味のある方は、下記の資料をダウンロードしてみてください。

内定がすぐ出る企業に入社するメリットとは

内定がすぐ出る企業に入社するメリットとは

内定がすぐ出る企業には、さまざまな特徴や不安要素もありますが、メリットもあります。例えば、以下3つのメリットがあるため確認してください。

就活がすぐに終わる

内定がすぐ出る企業に入社すると、就活がすぐに終わります。

就活は、人によってはノイローゼになるほど辛いものです。内定がもらえずにいると精神的にも疲れてしまい、学業に影響がでることもあります。

しかし、内定をすぐにもらえば就活が終わるため、ストレスからも解放されます。メンタルが弱い自覚がある人ほど、すぐに就活を終わらせた方がよいため、内定がすぐ出る企業はオススメです。

新卒で責任ある仕事を任せられる

内定がすぐに出る企業は、人手不足であることが多いです。そのため、新卒でも責任が必要となる重大な仕事を任せられることもあります。

多くの企業では、新卒は研修や仕事を覚えることに必死で、重大な仕事を任されること自体少ないのが特徴です。その分、人手不足の企業であれば自分の裁量で仕事が任されるため、新卒の時期から多くの仕事にたずさわることができます。

さまざまな業務をこなし、キャリアアップを目指している場合は、このような企業がオススメです。

スピード感を持った仕事に携われる

即日内定を出す企業は、仕事のスピード感が早い特徴があります。ベンチャー企業などであれば、多くの仕事が回ってくる可能性が高いです。

さまざまな仕事をこなしたいと考えているのであれば、即日内定の企業でも上手くやっていけるでしょう。一方、マイペースにじっくりと成長していきたい場合は、向いていないことも考えられます。

スピード感や仕事量などについてしっかりと吟味した上で、内定を承諾することが大切です。

内定がすぐ出る企業に入社するデメリットとは

内定がすぐ出る企業に入社するデメリットとは

人によっては、即日内定を出す企業が合わないこともあります。内定をすぐに出す企業に入社すると、以下3つのデメリットもあるため注意しましょう。

人間関係が悪い場合がある

即日内定を出す企業は、人間関係が悪い可能性もあります。理由は、以下の通りです。

  • 辞める人が多く人手不足であり、社内の雰囲気が悪い
  • 仕事量が多いため忙しく、ギスギスしている事も考えられる

人間関係が悪いと仕事も思うように進まず、人によってはストレスを抱え込んでしまう可能性もあります。一方、人間関係がよい場所であれば、難しい業務でもモチベーションを維持してこなすことが可能です。

人間関係のよさは仕事を進める上で重要な部分です。即日内定を出す企業の中には、人間関係が悪い企業があることも念頭に置く必要があります。

しかし、中には人間関係がよい可能性があるのも事実。まずは、面接などで社内の空気や従業員の人柄を探ることも大切です。

伸びない会社かもしれない

伸びしろがなく、人手不足のため即日内定を出している可能性もあります。このような企業は、新卒を社員としてではなく雑用として考えていることもあるため注意が必要です。そのため、即日内定だからといってすぐに承諾するのではなく、一度保留する対応も必要となります。

しかし、中には伸びしろがあり、事業拡大のために人員を募集している企業があるのも事実です。なぜ即日内定を出しているのか、伸びしろはあるのかを調べた上で、内定を承諾するようにしましょう。

ブラック企業も紛れている可能性があるので要注意

離職率が高いことが原因で、採用を急いでいるブラック企業である可能性も高いです。厚生労働省によると、ブラック企業には以下の特徴があるといわれています。

  • 極端すぎる労働時間や仕事量である
  • サービス残業やハラスメントがあるなど、コンプライアンスの意識が企業全体的に低い

(参照元:厚生労働省)

ブラック企業かどうかを入社前に確認するには、伸びしろがあるのか、平均残業時間はどれくらいかなど、会社の実情に関する情報を集めましょう。退職者が口コミを投稿するサイトなども参考になります。

最終面接で内定と言われた理由とは

最終面接で内定と言われた理由とは

最終面接を迎えると、その場で内定を言い渡されることもあります。しかし、ある程度の選考を通過した後だとしても、その場で内定をもらうことに不安を抱く人もいるでしょう。

最終面接で内定を言い渡されるのは、以下3つの理由が考えられます。

優秀と判断されたから

最初から優秀と判断されていたから、即日内定となることも考えられます。優秀な人材だと判断されると、他の企業に流れてほしくないため、その場で内定を言い渡す可能性も高いです。

能力を評価されているため、前向きに考えれば就活生にとってはよいことです。しかし、「その場で承諾しなければ内定は取り消す」などと言われた場合は、脅迫とも捉えることができます。

前向きな理由で即日内定を言ってくれたのか、対応や採用面接官の態度で見極めることが大切です。

最終面接担当が役員クラスだったから

最終面接担当者が社長や上層部などの役員クラスの場合、決定権が強いです。そのため、その場で採用が決まる場合もあります。

このような場合、上の人間が採用を決定しているため疑わずとも正式な内定です。前向きに受け取っても問題ないでしょう。

中小企業などであれば、上層部が最終面接を担当することは多いです。面接で心を開くことができれば、その場で内定を言い渡す企業もあります。そのため、仮に第一希望の企業であれば心を開くことに尽力し、最終面接で内定を獲得する方法もよいです。

最終面接までには内定が決まっていた

最終面接までの選考の間で、ほぼ内定が決まっていた可能性も考えられます。このような場合、最終面接は最後の入社意思確認の場であることが多いです。

最終面接の担当者が上層部の人間でない場合、最終面接担当者の独断で内定が決まることはありません。そのため、仮に部長クラスの採用担当者に内定を言い渡された場合は、それまでの選考でよい印象を与えていたということになります。

しかし、必ずしも最終面接が入社意思の確認の場と言い切ることは困難です。選考が長い企業でも最終面接で落とされることはあるので、油断しないようにしましょう。

下記のコラムでは、面接における合格サインを見極める方法について説明しているので、参考にしてください。

即日内定はやばい?まずはどうする?

即日内定はやばい?まずはどうする?

即日内定をウリにしていない場合、即日内定が出ることは滅多にありませんが、突然内定をもらうこともあります。そのような場合に備えて、あらかじめ対応について確認することは大切です。

即日内定をもらった場合、まずは以下3つのことを意識してください。

とりあえず保留にする

内定をもらったからといって、その場で即決断する必要はありません。迷いがあるなら、一度保留にすることをオススメします。保留にした後、他の選考が進んでいる企業と比較しながら、落ち着いて決断すればよいのです。

保留にする場合は、以下のように採用面接官に伝えれば穏便に済ませることができます。

  • 御社への希望度は非常に高く嬉しいのですが、最後まで就職活動をやり切りたいと考えています。そのため、まだ続いている他の企業の採用を終わらせた後に返事をお待ちいただけますか?
  • 内定をいただけて非常に光栄です。しかし、将来を決める重大な決断でもあるため、この場で答えるのではなく熟考させていただきたいです。

即日内定の場合、保留にされることも想定内であることは多いです。しかし、保留をお願いする場合は丁寧にお願いすることが大切なため、選ぶ言葉は気を付けましょう。

雇用条件を熟読してから判断する

一度保留にした後、まずは雇用条件を確認してください。特に、給料や雇用形態、職種の確認が必須です。熟読し、不安要素がないことを確認しなければ、入社後にトラブルに発展する可能性もあります。

入社した後、ほとんどの場合は長く働くことになります。人生に関わる大きな決断になることも多いため、書類に関してしっかりと判断することが大切です。

また、既に即日内定をもらって悩んでいる場合は、キャリチャンで開催されているイベントである「就活相談会」で相談してみることもオススメです。

「ここでよい!」と決まっているなら承諾する

すでに第一希望であり、「この会社がよい!」と思っているのであれば、その場で内定を承諾してもよいです。しかし、本当にこの企業でもよいのか考えることも大切となります。

その場で承諾したとしても雇用条件などの詳細な連絡はしてもらい、本当の最終承諾は確認後でもよいのかなど、細かく伝えることが大切です。第一希望だとしても、雇用条件が自分が思っていたものとは異なることもあります。

本当に大丈夫か判断することは、自分の将来を守るためにも大切なことのため、承諾したとしても必ず確認しましょう。

エントリーしたら即内定?やばい企業か見極める方法

エントリーしたら即内定?やばい企業か見極める方法

エントリーしたら即内定が出る企業もあります。しかし、そういう企業の中にはブラック企業も紛れているので注意しなければなりません。

ブラック企業なのかどうか見極めるためには、以下2つの方法があります。

「即内定」が大量にいる

「即内定」された人が大量にいる場合は、きちんとした採用面接をおこなっていない可能性が高いです。このような企業の場合、新卒社員を雑用などのコマとして使っていることも考えられます。

また、最悪の場合使い捨てのように考えている可能性も高いです。入社したとしても、精神が消耗するだけのため控えた方がよいでしょう。

事前の告知なしに「即内定」が出される

即内定をウリにしている企業はありますが、ウリにしていないのに即内定をされた場合は優良企業だと偽装している可能性があります。なぜなら、即内定は就活生にとって魅力の1つであるため、それを隠していること自体ブラック企業の特徴となるからです。

事前告知なしに即内定された場合は、まずは内定を保留にし、企業についての情報を収集することが大切です。情報収集しても悪い噂がない場合は、「優秀だと判断された」と前向きに捉えてもよいかもしれません。

就活生が内定をもらえる確率

就活生が内定をもらえる確率

「内定がすぐに欲しい!」と焦ることもありますが、まずは実際に内定をもらっている確率を知ることで落ち着くことも大切です。内定が欲しいがために焦りすぎると、就活に失敗することもあります。

就活生が内定をもらえる確率について、以下2つを説明します。

10/1時点での就職内定率は7割程度

厚生労働省が発表した「令和5年3月大学等卒業予定者の就職内定状況」によれば、10月1日時点での就職内定率は、74.1%です。つまり、10月1日になっても全ての就活生が内定をもらえているわけではないことが分かります。

そのため、自分だけが内定をもらえていないと焦るものではありません。10月1日以降だとしても、秋採用をおこなっている企業はあるため納得のいく就活を続けることは可能です。

文系も理系も大きくは変わらない

厚生労働省が発表した「令和5年3月大学等卒業予定者の就職内定状況」によれば、文系と理系の就職内定率は同程度の7割前後で、そう大きくは変わりません。

しかし、理系は人気であるため、理系優先で採用する企業は多いです。実際に、専門職であれば理系の学部生しか応募できない場合もあります。

一方、文系は理系学生が足りなくなる就活時期が後半になると採用され始めるため、最終的な就職内定率はほとんど差がないのです。しかし、就活途中では理系と文系の差を感じることも多いため注意してください。

内定がすぐ出る企業は慎重に!安全に就活を終わらせるなら努力も大切!

内定をすぐに出す企業は、ブラック企業の場合もあれば、そうでない場合もあります。

即内定は、就活を早く終わらせたい学生にはメリットが高いです。しかし、その場で承諾するのではなく、一度保留にした後で確認することも忘れずにおこないましょう。

就活を安全に終わらせ、失敗しないためには何度も確認することが大切です。ブラック企業に入社することがないよう、即内定が出た後も「本当にこの会社でよいのだろうか?」と熟考してから決断することが必須となります。

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内定がすぐ出る企業に関するQ&A

内定がすぐ出る企業に関するQ&A

内定がすぐ出る企業はブラック企業?

内定がすぐに出る企業が、必ずしもブラック企業というわけではありませんが、可能性があるのも確かです。内定がすぐ出る企業がブラック企業ではないかどうかを見極めるためには、以下2つを確認してください。

  • 即内定を出された人が大量にいる
  • 即内定をウリにしていないのに即内定が出た

ブラック企業の入社を避けるためには、事前の知識も必要となります。疑いを持ちながら就活を進めましょう。

すぐに内定が出る企業の特徴は?

すぐに内定がでる企業には、以下の特徴があります。

  • 内定を辞退する学生が多い
  • 大手企業の子会社のため新卒を採用することに積極的
  • 人手不足の業界であるため少しでも採用したい
  • 学生への知名度が低くて応募者が少ないためすぐに選考が終わる

すぐに内定が出る企業の中には、ブラック企業もあります。しかし、優良企業でもすぐに内定を出すことはあるため、見極めが大切です。

すぐに内定をもらうにはどうしたらいい?

内定をすぐにもらうためには、就活がはじまる前に、自分が興味のある業界や企業を調べることが大切です。また、エントリーシートはテンプレートを自分で用意し、応募する企業に合わせて書き直すようにしましょう。

この記事の監修者

監修者:廣瀬舞

廣瀬 舞

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

大学卒業後、教育機関を経て入社。7年間、キャリアカウンセラーとして新卒・中途・既卒求職者の就職を支援し、これまでに4000名以上の求職者を担当し内定まで導いている。女性ならではの親切丁寧な対応が定評を呼んでおり信頼度が厚い。

就活支援の得意分野は「面接対策」。特に現代ならではの動画面接、オンライン面接の対策実績は1000社以上、2000名以上を支援してきた実績がある。

また、これらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している

~就活生へのメッセージ~

どんな方でも内定まで導きます!一生に一度の就職活動、丁寧にサポートさせて頂きます!

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