6月で内定ゼロはやばい?無い内定から就活を挽回する方法を解説

 2024年5月18日

6月になりますが、就活は順調でしょうか。内定もいくつかもらえましたか?

キャリアプランナー 廣瀬

就活生 Bさん

実は、内定は1つももらえていません。周りはみんな内定が出てるのに、私だけ内定ゼロなんです!このままだとやばいですよね?

6月時点で内定ゼロでも落ち込むことはありませんよ。6月まで内定ゼロの就活生は結構いますし、今からでも十分挽回は可能です。

キャリアプランナー 廣瀬

就活生 Bさん

そうなんだ!よかった!このままだと、どこにも就職できずに路頭に迷うんじゃないかと不安でした…。

今回は、6月で内定ゼロの学生の割合や、これからどうやって就活を挽回していくのか、6月以降の必勝法について確認しましょう。

キャリアプランナー 廣瀬

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6月まで内定ゼロはやばい?無い内定の割合と選考解禁時の就活事情

6月で内定ゼロはやばいのか、不安に感じている学生もいるかと思います。実際に6月時点で内定を持っていない学生の割合や6月の就活状況について、確認していきましょう。焦らずに就活を進めるためにも、6月時点での就活状況を把握することは大切です。

22卒・23卒はどうだった?6月時点の内定率と就活活動実施率

就職みらい研究所の「就職プロセス調査(2023年卒)」によれば、6月時点で内定があった割合は、22卒と23卒で以下のとおりとなっています。

卒業年度 内定獲得率(6月時点)
22卒 68.5%
23卒 73.1%

つまり内定ゼロの割合はおおむね3割程度であり、6月時点で無い内定だとしてもおかしくはありません。しかし、6月までに多くの学生が内定を獲得しているのも事実です。

さらに、同調査によると4月時点で8割を越えていた就職活動率は、6月時点になると以下のとおり大幅に下がり、6月を目途に就職活動を終える学生が多いことを示唆しています。

卒業年度 就職活動率(6月時点)
22卒 47.1%
23卒 54.4%

ただし、6月まで内定ゼロの学生は3割なのに活動率がおよそ5割ということは、差し引き2割の学生は内定があっても6月以降就活を続けていることを意味します。そのため6月以降も選考倍率は低くなりませんし、内定を勝ち得る実力を持ったライバルとの競合になることも頭に入れておくべきでしょう。

就活は6月に解禁って本当?

政府が推奨している就活スケジュールでは3月にエントリーが開始され、6月に本選考が始まりますが、実際はその動きとは異なる部分が多いです。

多くの企業は6月よりも前に内定を出しており、6月時点ではすでに就活を終えている学生もいます。そのため、6月時点で内定ゼロの状況に焦るのは当然です。

一方、大手企業は政府の提唱するスケジュールどおりに6月から本選考を始めるところもあります。そのため、書類選考が通過しているのであれば6月時点で内定がなくとも不安に感じすぎる必要はないです。

しかし、内定ゼロのまま6月の選考を迎えるのは決して良い状態とは言えません。もし6月の選考に落ちてしまった場合、持ち駒ゼロになってしまうからです。夏採用や秋採用をおこなっている企業も存在するため、6月に内定がもらえていない場合は、次の応募を考えて動き出す必要があります。

キャリチャンでは、6月以降も就活を続ける学生向けに「出遅れ&やり直し就活」という就活サポートサービスを開催しています。どう就活を続けるべきか悩んでいる場合は、ぜひ活用してください。

対策資料の画像

6月まで内定ゼロの理由とは?内定が出ない4つの原因

6月まで内定ゼロの状況になるには、主に以下4つの理由があります。

内定がもらえない場合は、必ず原因があるはずです。自分がどの原因に当てはまるのか確認し、改善を図りましょう。

大手企業や人気企業ばかり受けているから

大手企業ばかりに応募してしまうと、必然的に選考通過率が下がるので、結果として内定ゼロのまま6月を迎える可能性が高いです。

そもそも大手企業や人気企業は応募する就活生が多いため、書類選考の段階で多くの学生を落とします。しかも高学歴やさまざまな経験を持っている学生が応募するため、書類選考を通過して面接に進むことすら困難です。

内定がもらえずに6月を迎えてしまった学生は、応募する企業の戦略や動向を見直す必要があります。大手企業や人気企業ばかりにこだわらず、もっと視野を広げましょう。

自分に合っていない企業を受けているから

6月まで内定ゼロの就活生には、自分に合っていない企業ばかり受けている人も多いです。

自分が働きやすい企業に入社しないと結局は早期退職につながるので、「自分に合っているか」は最も重要な企業選びの基準です。また、企業側も同じ視点で学生を選考していますから、自分に合っていない企業ばかり選んでいては、いつまで経っても内定はもらえません。

就活を成功させるためには、自分に合った企業を選ぶことが大切です。具体的には、以下の要素が自分の個性や理想と合致するかどうかが重要となります。

  • 企業の雰囲気
  • 企業が求める人物像
  • 自分が発揮できるスキルがあるか

まずは自己分析と業界・企業研究を深めて、自分に合った企業を見つけましょう。

面接対策やESの対策が足りていないから

6月まで内定ゼロの就活生には、面接やES(エントリーシート)の対策が不足している人も結構います。

ESは、志望理由やガクチカなどを伝えるものですが、企業ごとに書き分ける必要があります。また、一番最初に企業に見られるものなので、何度もブラッシュアップすることが大切です。

面接も、自分の人柄や能力を書類越しではなく直接アピールできる大切な機会です。普段の日常会話とは異なるもののため、きちんと練習を積み重ねる必要があります。

内定がもらえない場合は、これまでのESや面接内容を思い出し、改善を図ることが成功への近道となります。

キャリチャンでは面接が苦手な就活生向けに、無料の「面接サポート」を行っています。面接対策をどうすればよいのか悩んでいる場合は、ぜひ活用してください。

自己分析が不十分だったから

6月まで内定が得られない原因として、自己分析が充分にできておらず、自己アピールが不十分だったとも考えられます。

自己分析は、自分の強みや弱みを見つけることで、企業へしっかりと自己アピールするための基礎となるものです。自己分析が不十分だと、ESでも面接でもしっかり自分のよさをアピールできません。

自分自身について深く知ることが、内定をもらうための成功の秘訣です。自己分析の方法がわからない場合は、以下の資料を参考にしてください。

利用者の声

6月以降も内定ゼロのまま卒業した人の末路は?

内定がすぐ出る企業に入社するデメリットとは

新卒で内定がもらえない場合、主に以下3つの選択肢があります。

内定がもらえないまま卒業したからといって、必ずしも最悪な末路が待っているわけではありません。

就職浪人する

6月以降も内定ゼロのまま卒業を迎えたとしても、既卒として再度就活する選択もあります。しかし、既卒の就活は新卒よりも厳しいため、安易に就職浪人の道を選ぶのはオススメできません。実際に卒業を迎えるまでは、新卒での内定獲得を目指すべきです。

それでも内定ゼロのまま卒業を迎えた場合は、厳しい既卒の就活に合った対策を行いましょう。就活エージェントなど就活のプロの力を借りると、既卒の採用実績がある企業を紹介してもらえたり、既卒ならではの内定対策を指導してもらえたりなど、効果的な就活ができます。

キャリチャンでは、就職できずに卒業した場合でも参加できる「出遅れ&やり直し就活」というサポートサービスを開催しています。プロのキャリアアドバイザーがマンツーマンで就活をサポートするため、内定がもらえない人はぜひ活用してください。

大学院へ進学する・留学する

6月以降も内定ゼロのまま卒業を迎えたとしても、大学院進学や留学といった選択肢もあります。

大学院へ進学すれば、就活を2年先に延ばせます。とくに理系職は専門的な知識が求められるため、修士卒の求人も多く、学部卒よりも給料が高いのもメリットです。

また、留学は就活を数か月~数年遅らせるとともに、国際的な視野を広げることが可能です。近年グローバル化しつつある日本の就活においても、留学経験は強い武器となるでしょう。

しかし、大学院進学や留学は大きな費用がかかります。どちらもよい経験にはなりますが、家族と相談し、費用や将来性などを考えた上で選択してください。

起業を目指す

6月以降も内定ゼロのまま卒業を迎えた場合、自分で起業するという手もあります。起業することで自分の好きなことを仕事にし、自分自身で働き方を選ぶことが可能です。

しかし、起業するためにはアイデアやスキルが必要なので、誰でもできるわけではありません。また、ビジネスを立ち上げることにはリスクがあります。長期的な計画や継続的な努力、一定の資金も必要です。リスクや負担も考えた上で選択しましょう。

6月まで内定ゼロでも大丈夫!持ち駒0から挽回できる就活必勝法

面接に落ちて立ち直れないときのメンタル回復方法5選

6月で内定ゼロの就活生でも、以下3つの方法を確認すれば就活を挽回できます。

6月以降は夏採用が始まるため、夏採用に向けて何をすべきなのか確認しましょう。

また、5月まで就活を何もしていない学生は、以下のコラムも参考にしてください。

応募する企業の数を増やす

6月まで内定ゼロの人が就活を成功させるためには、応募する企業の数を増やすことも大切です。選考に進む機会が増えれば増えるほど、面接の経験値も上がりますし自己アピールのレベルを上げることもできます。また、自信を持つこともできるでしょう。

さらに、応募先を増やすことでこれまで興味のなかった業界や企業に出会うチャンスも増えます。これまで狭まった分野でしか探していなかったのであれば、本当に自分に合う企業に出会えるチャンスです。

しかし、ただ単に応募する企業の数を増やすだけではなく、自分の興味や能力にあった企業を選ぶことも大切です。自分自身の興味や将来像を照らし合わせ、最適な選択をしてください。

再度自己分析をおこなう

6月まで内定ゼロの人が就活を成功させるには、自己分析が必要不可欠です。自己分析をすることで自分の強みや興味、キャリアビジョンを明確にでき、自己アピールも説得力の高いものになります。

自己分析が不十分だと、自分の魅力や能力を充分に伝えられません。それでは、企業に自分自身を理解してもらえず、内定を獲得することも不可能です。

自己分析を深める場合は、さまざまな視点からの意見があるとより深められます。たとえば、友人や家族など自分をよく知る人からフィードバックを得ることで、自分の知らない強みを発見することが可能です。

自己分析を深めて、再度就活に挑戦しましょう。

就活エージェントに登録する

6月まで内定ゼロの人が就活を成功させるには、プロの助けを借りるのが一番の近道です。

就活エージェントは、幅広い求人を紹介してくれるだけではなく、ESの添削や面接対策もしてくれます。就活における具体的なアドバイスなどの支援もしてくれるため、確実に内定率を上げられるわけです。

また、就活は孤独になりがちですが、就活のプロと二人三脚で就活を進められるので心強く、就活メンタルを保ちやすいというメリットもあります。利用は基本的に無料なので、内定が取れない悩みを誰かに相談したい人にもオススメです。

キャリチャンでも、就活に出遅れた学生をプロのキャリアアドバイザーがマンツーマンでサポートするサービス「出遅れ&やり直し就活」を行っているので、ぜひ活用してください。

6月まで内定ゼロの学生が今後の就活で注意すべき点

6月で内定ゼロ状態の就活生が、再度就活をスタートする際、以下3つのことに注意してください。

注意点について確認してから、就活を再スタートすることが大切です。

周りと比較しない

6月に入ると、多くの学生が内定をもらっているため、焦りを感じることもあります。しかし、内定がないことは必ずしも劣っているわけではなく、自分のペースで就活を進めているだけです。

そのため、周りと比較したところで意味はありません。周りの就活状況に流されるのではなく、自分自身の就活に集中して進めることが大切です。

しかし、どうしても就活に悩むこともあります。不安に押しつぶされそうなときは、以下のコラムを参考にして、落ち着きながら就活を進めるようにしましょう。

「新卒で内定もらえなかったらどうしよう」と考えない

6月で内定がゼロだと、不安や焦りを感じてしまい「内定がもらえずに卒業したらどうしよう」と考えてしまうのもわかります。しかし、ネガティブな思考は就活を滞らせてしまうだけではなく、自己評価も下げてしまうでしょう。

6月以降でも、努力次第では内定を獲得することは可能です。自分の可能性を信じて前向きに動くだけでも、就活の成功に繋がります。

不安や焦りを感じて「どうしよう」と悩むのではなく、まずはできることをやり、一歩ずつ着実に進めていくことが大切です。

できる限り早めの行動が大切

6月以降も就活を続ける決断をしたのなら、一刻も早く行動に移しましょう。6月になると、すでに多くの企業が採用活動を終わらせ、エントリーを締め切ります。しかし、なかには夏採用にむけてエントリーを開始する企業も存在するため、早急にエントリーすることが大切です。

時間が経てば経つほど就活の選択肢は狭まります。6月以降の就活は一般的な就活と比較しても難易度は高いですが、あきらめずに前向きに行動しましょう。自分にあった企業を見つけるためにも、早めの行動が肝です。

6月に内定ゼロに関するQ&A

6月に内定ゼロに関するQ&A

何月までに内定がないとやばい?

ほとんどの学生が6月には内定を獲得しているため、6月時点で内定がゼロだとやばいです。しかし、6月以降でも内定を獲得することはできます。内定がもらえなかった原因を分析し、改善を図ることが大切です。

内定ゼロの割合は?

6月時点で内定ゼロの割合は、約20%〜30%です。ほとんどの学生が、6月や7月を目途に内定を獲得し、就活を終わらせています。

しかし、7月以降でも就活をしている学生もいますし、内定をもらっていても周囲に隠れて就活を進めている学生もいるため焦ることはないです。

NNTは何の略?

NNTとは、「無い内定」の略称です。内々定にかけられて作られた造語であり、就活用語として知られています。

6月で内定ゼロでも諦めないで!「内定とれない」はクズじゃない!

6月で内定ゼロだとしても、挽回することは可能です。内定がもらえないことで自己否定をするのではなく、まずはできることを1つずつ進めていきましょう。

6月になると多くの学生が内定を獲得しているため、周りと比較して焦る気持ちもわかりますが、就活は自分自身のペースで進めることが大切です。焦ってむやみに応募するのではなく、まずは落ち着いて自分に合った企業を探すことが成功の秘訣となります。

ただし、内定がもらえなかった6月までと同じ就活方法を継続していては、同じ失敗の繰り返しになるだけです。ESの作り直しや面接対策など、改善できることを精一杯やりきれば、必ず内定はもらえます。諦めずに、自分を信じて頑張ってください。

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この記事の監修者

監修者:廣瀬舞

廣瀬 舞

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

大学卒業後、教育機関を経て入社。7年間、キャリアカウンセラーとして新卒・中途・既卒求職者の就職を支援し、これまでに4000名以上の求職者を担当し内定まで導いている。女性ならではの親切丁寧な対応が定評を呼んでおり信頼度が厚い。

就活支援の得意分野は「面接対策」。特に現代ならではの動画面接、オンライン面接の対策実績は1000社以上、2000名以上を支援してきた実績がある。

また、これらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している

~就活生へのメッセージ~

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