最終面接に落ちる理由とは?原因と面接突破のための対策法をプロが解説

 2024年2月12日

何だか暗い顔をしていますね。就活で何かありましたか?

キャリアアドバイザー 岡田

就活生 Bさん

なかなか内定がもらえないんです。いつも最終選考までは進むので次こそは!と思うんですが、決まらなくて…。

それは悔しいですね。最終面接の通過率は50%なので、落ちること自体は珍しくありません。ですが、毎回となると原因があるんだと思います。最終面接に向けて何か対策はしていますか?

キャリアアドバイザー 岡田

就活生 Bさん

対策ですか?最終面接だからって特別な対策は何もしていなかったです。原因がわからないので対策のとり方もわかりません。

大丈夫です!このコラムでは最終面接で落ちる人の原因や特徴だけでなく、受かるための対策も話すので一緒にみていきましょう。この記事を読んだら次こそ最終面接に合格できますよ!

キャリアアドバイザー 岡田

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最終面接に落ちてしまう原因とは?

最終面接に落ちてしまう原因とは

企業によっても異なりますが、一般的な企業の最終面接の通過率は50%ほどとなっていて、一次面接や二次面接に比べると高い傾向があります。しかし受かる確率が50%というのは言い換えれば、落ちる可能性も50%あるということであり、二人に一人は最終面接で落ちるわけです。

ただし最終面接まで残ったのですから、企業はある程度あなたを優秀だと評価しているに違いありません。それなのに、最後の最後に1/2の確率で選ばれなかった理由は何でしょうか。まずはコラムの初めに、学生が最終面接で落ちる原因について解説します。

最終的に企業が求める人材ではないと判断した

最終面接で落ちる理由は、企業が最終的にあなたを「求めている人材とは違う」と判断したということです。

最終面接では、一次面接、二次面接を通して選別した優秀な学生を、社長や役員などの企業の最高責任者が”最終確認”します。そして「本当に企業に適した人材なのか」「本当に企業が必要とする人材なのか」を見極め、最終的に誰に内定を出すかを判断するわけです。

企業は採用活動を通じて自社の求める人物像に合う学生を探しているのであって、優秀ならばどんな学生でも良いのではありません。

ですから最終面接で落ちるということは、企業はあなたのことを優秀な学生と評価しながらも、最終的に自社が求めている人材とは合致しないと判断したのです。

やる気や入社意欲を感じられなかった

最終面接で落ちたのは、仕事に対するやる気や入社意欲が伝わらなかったことが原因である可能性もあります。たとえ100%自社の求める人物像に当てはまる学生でも、入社するつもりのない人には内定を出す意味がないです。

そもそも他社を選ぶ可能性が高いですし、万一他が全滅して自社に入社することになったとしても、入社意欲の低い学生が自社のために貢献してくれるとは思えません。

それなら90%の評価でも入社してくれそうな人物に内定を出した方が、企業にとっては意味があるでしょう。ですから企業は最終面接において、学生の入社意欲を重視しています。

それまでの選考は人物への評価で勝ち抜いてこれたとしても、最終的に「本当に入社したい」という気持ちが伝わらなければ、内定はもらえず落ちることになるのです。

会社の社風に合わない・馴染めないと感じた

あなたが社風とマッチしておらず、会社に馴染めなそうだと判断された場合も、最終面接で落ちる原因となります。

同じ職場で仲間として働いていく以上、その人物の能力が会社に役立つかどうかだけでなく、社風に合っているかどうか、会社の雰囲気に馴染めるかどうかも大切なポイントです。社風に合わない人は職場の雰囲気を乱しますし、職場の人たちと馴染めないために、せっかく入社してもすぐに辞めてしまうかもしれません。

雇い入れた人間が辞めてしまえば採用活動にかけた時間と費用が無駄になりますから、企業がすぐに辞めてしまいそうな人を採用しないのは当然です。

ですからいくら有能な学生でも、最終面接で「会社に馴染めなそう」と判断されれば落ちることになります。

最終面接に落ちる人の共通の特徴

最終面接に落ちる人の共通の特徴

ようやくたどり着いた最終面接。あなたは準備万端、やる気満々で挑んだはずです。それなのに、なぜあなたは企業から「人物像に合わない」「入社意欲がない」「社風に合わない」などと思われてしまったのでしょうか。

一次や二次は順調に通過できるにもかかわらず、何度も「最終面接で落ちる」という就活を繰り返すのには、必ず理由があります。ここからは最終面接に落ちる人に共通する特徴についてお話ししますので、自分に当てはまるかどうか考えながら参照してください。

企業が求める人物像を完全に把握していない

最終面接で落ちる就活生には、企業が求める人物像を把握しきれていないという特徴があります。企業の望む人物像とは違う方向でアプローチしているので、せっかくのアピールも空回りしているのです。

その結果あなたは、最終的な決断を下す企業の上層部から「自社とマッチしない」と判断されてしまいました。最終面接で落ちる就活生が企業の求める人物像を把握しきれていない原因は、企業・業界研究不足です。

もちろん最終面接まで選考を勝ち抜いたのですから、あなたもある程度の企業・業界研究はできているでしょう。しかし結局最終面接で落ちたということは、企業のことを分かったつもりでも知り尽くせていなかったということなのです。

とくに最終面接は企業の未来を決めていく上層部が面接官となるので、その企業が目指す方向性と、自分のキャリアプランがマッチしていないと合格できません。

志望動機から熱意を伝えきれていない

「入社したい」という気持ちやその企業に対する熱意を伝えきれていないことも、最終面接に落ちる人の特徴となっています。

最終面接では、就活生の熱意を企業の上層部の目で見て判断するために、「改めて志望動機をお願いします」と求められることが多いです。最終面接で落ちる人は、ここでの「志望動機」によって企業への熱意を伝えきれていません。

最終面接での志望動機から企業への熱意が伝わらない原因は、もちろん自己分析不足や企業・業界研究不足です。自己分析や企業・業界研究は本来、一度やったら終わりではなく面接ごとにくり返し行う必要があります。

なぜなら、面接を受けるごとに自分や企業について新たな発見があるはずだからです。そしてそれらの発見を踏まえて自己分析や企業・業界研究をやり直せば、自然と志望動機もその都度練り直し、より自分の熱意が伝わるものへと変えていくことになります。

しかし最終面接で落ちる就活生は、エントリーの段階で自己分析や企業・業界研究を行ってからそのままにしている人が多く、そのため志望動機も希薄なままになっているのです。

熱意の伝え方がわからない人は就活サポートを受けるのがオススメです。これまでの選考過程を踏まえた志望動機の伝え方や、熱意が伝わる話し方を伝授してくれます。キャリチャンでも面接の不安を解消する就活支援サービス「面接サポート」を開催しているので、ぜひ利用してくださいね。

第一志望の理由が明確になっていない

最終面接で落ちる就活生には、その企業を第一志望としている理由が明確になっていない人も結構います。

繰り返しになりますが、企業は入社する可能性の低い人に内定を出しても意味がないので、最終面接ではとくに就活生の志望度の高さを重視しているのです。「弊社は何位志望ですか?」などとストレートに聞かれることもありますし、その他のさまざまな質問を通しても、あなたの本当の志望度を推し量られています。

企業が聞きたいのは、「第一志望です」と言うただの言葉ではなく、あなたが本当に入社したいと思っているのかどうかです。

その際、数ある似たような企業の中から、なぜその企業を第一志望に選んだのか理由が明確になっていないと、本当に第一志望だという思いが伝わりません。

「似たような仕事ができれば同業他社でもよいのでは?」と思われるためです。その結果、あなたは「入社意欲が低い」と判断され、最終面接で落ちてしまうことになります。

堂々と面接を受けられていない

最終まで進んだにも関わらず、面接での態度が自信なさそうで堂々としていないというのも、最終面接で落ちる人の特徴です。

最終面接は学生にとって将来がかかった大事な場面ですから、「これに受かれば内定」と思えば、プレッシャーを感じるのは仕方がありません。また最終面接の面接官は社長や重役といった企業の上層部なので、それまでの面接官にはなかった”大物オーラ”に圧倒されて、気が引けるという人もいるでしょう。

しかし最終面接に受かる人は、それに臆することなく堂々と面接を受けています。自信がない人より自信満々の人の方が有能に見えますし、語る言葉に強い意志が感じられるので、熱意や入社意欲も相手に伝わりやすいです。

それに反しておどおどと自信のなさそうな態度は、語っている内容にも自信がないように見え、あなたの言葉の説得力を下げます。

その結果その企業に対する思いさえも確固たるものに聞こえず、企業に貢献できる能力があるようにも見えないので、最終面接で落ちることになるのです。

最終面接に受かるためにすべき対策

最終面接に受かるためにすべき対策

前述のように最終面接の通過率は50%ですから、受かる人と落ちる人が半々いる計算になります。これまでの就活であなたはその1/2の確率に「落ちる方」でしたが、最終面接に「受かる方」になるためには、どうしたら良いのでしょうか。

ここからは、最終面接に受かるためにすべき対策法について解説します。しっかり読んで、確実に「受かる方」を目指しましょう!

「入社意欲」を全面的にアピールしていく

最終面接に落ちる方でなく「受かる方」になるためには、入社意欲を全面的にアピールすることが大事です。これまで述べたように、学生の入社意欲が感じられないと落とされてしまうので、最終面接ではあなたの「入社したい!」という気持ちを全力でアピールしてください。

ただし、ただ単に「入社したい」と述べることは誰にでもできますから、その言葉だけではあなたの入社意欲は企業に伝わりません。企業が学生の入社意欲を判断する指標としているのは、その学生の「企業理解度」です。

学生が本当に興味を持っているなら自社について詳しく知ろうとするはずで、その分よく理解しているはずだと企業は考えています。

つまり、本当にあなたが「入社したい」と思っていると分かってもらうために必要なのは、徹底した企業・業界研究です。企業が求める人材や目指している方向性をきちんと理解し、それに沿った回答をすることで、あなたの入社意欲をアピールできます。

再度分析・研究を行い「志望動機」を練り直す

最終面接で落ちる方でなく「受かる方」になるためには、もう一度自己分析や企業・業界研究を行って、「志望動機」を練り直すことも必要です。

最終面接では入社意欲や熱意をアピールするためにも、あなたの企業理解の深さを示せるよう、質問への回答の質を全体的に上げる必要があります。その中でもとくに「志望動機」は、あなたの企業への思いを直接的に伝えられるものですし、企業も重視している質問です。

一次面接やESと同じ志望動機を繰り返すだけでは、ただの暗唱になってしまって、あなたの企業への思いが伝わりません。最終面接の前に改めて自己分析や企業・業界研究を行い、必ず志望動機を練り直してください。

これまでの面接を通して感じたことなどを盛り込めると、その企業の最終面接のために準備してきたことが伺えるので、より好印象となります。

最終面接ならではの質問を攻略しておく

最終面接に受かるためには、最終面接ならではの質問の対策をしておきましょう。前述のように最終面接に際しては全体的に回答の質を上げる必要がありますが、やみくもに対策しても効率が良くありません。

面接ごとにされやすい質問があるように、最終面接にも「最終面接でされやすい質問」があります。最終面接でよく聞かれるのは、「学生の考え方や将来のビジョンが見えやすい質問」「学生の企業理解の深さがわかる質問」「学生の入社意思がわかる質問」などです。

以下に最終面接でよく聞かれる質問の例を掲載しておきます。

■質問例

    【将来のビジョン】

  • 入社後にどのような仕事をしたいですか?
  • 当社で何を実現したいですか?
  • ○年後、どのようになっていると思いますか?
  • あなたのキャリアプランを教えてください
  • 夢を実現するために今していることは何ですか?

    【企業理解について】

  • 当社で新しい事業を始めるとしたらどんなのがいいと思いますか?
  • 当社の社風をどう思いますか?
  • 当社の印象を教えてください
  • 当社の事業でもっとも成長すると思うものは何ですか?
  • ○○の事業が更なる成長を遂げるためにはどうすればいいと思いますか?

    【入社意欲】

  • 弊社は第一志望ですか?
  • なぜ他社ではなく、当社を志望したのですか?
  • 当社を選んだ決め手は何ですか?
  • あなたが入社したら当社のためにどんなことができますか?
  • あなたの強みが当社でどう生かされていく?
  • あなたを採用するメリットは何ですか?

この中からとくに頻出しやすい質問をいくつかピックアップし、回答のポイントを解説しますので参考にしてください。

    ■「改めて志望動機を教えてください」

  • 一次面接などの回答を使い回すのはNG
  • これまでの面接を通して感じたことなどを述べると◎
  • 「この企業でなくてはならない」「なぜこの企業なのか」という理由を明確にする

    ■「キャリアプランを教えてください」

  • “その企業での将来像”を述べる
  • 役職などを述べ、その目標に対して具体的にどう働くのか、どう貢献していきたいのかを述べる

    ■「当社の印象を教えてください」

  • どう思ったのかを明確に、印象からどんな魅力を感じたいのか、その魅力から「なぜ働きたいと思ったのか」を述べる
  • 企業が提示する雰囲気と自分が抱いた印象とが食い違うと、相性が悪いと判断されるため注意

    ■「弊社は第一志望ですか?」

  • “即答”で第一志望だと答える
  • 最終面接では入社意欲・入社意思の確認をされているので即答できないとまずい

上記のポイントを見ても分かるように、どんな質問においても“徹底した企業研究”が回答のベースとなります。

くり返しになりますが、最終面接の前には必ず自己分析や企業・業界研究を行って、企業理解の深さを示せるように回答の質を上げることが大切です。

逆質問で最後のアピール!

最終面接に受かるためには、逆質問で最後の最後まで自分をアピールしましょう。面接は企業が学生に対して質問をする場ですが、最終面接の終わりにはほぼ必ずと言っていいほど「最後に何か質問はありますか?」と、学生にも質問をする機会が与えられます。

この“逆質問”は面接が完全に終了となる前に、学生が企業に対して自分をアピールできる最後のチャンスです。最終面接に受かるためには、聞かれたことに答えただけで満足することなく、最後の最後まで存分に自分をアピールしてください。

企業は「自社に興味を持っている学生なら、必ず何かしら聞きたいことがあるはず」と思っていますから、間違っても「何も質問はありません」などと答えてはいけません。「質問がない=自社に興味が薄い=入社意欲が低い」と判断され、それだけで最終面接に落ちる可能性が高いです。

そうは言っても何を聞けばいいのか見当がつかないという学生もいると思いますので、参考までに逆質問の例をいくつか掲載しておきます。

    【逆質問の例】

  • 御社で活躍している方は、入社後どれぐらいで成果を出しましたか?
  • 昇進していくためには、どんな能力が求められますか?
  • 達成感を感じるとき、やりがいを感じることは何ですか?
  • 御社で活躍している人に共通点はありますか?
  • 入社後はどのような流れで実際の業務に携われるのでしょうか?

上記のような「業務内容に関する質問」や「入社を前提とした質問」なら、仕事への熱意や入社意欲をアピールできます。

また他にも「○○の資格(スキル)を活かせてる場はありますか?」などといった、自分の強みをアピールできるような質問でもOKです。 詳しくは、下記のコラムを参照してください。

プロと本番を意識した本格的な練習が効果的

これまで最終面接に落ちてしまっていた人が「受かる方」になるには、就活に精通したプロと共に、本番を意識した本格的な練習をするのが効果的です。

最終面接というプレッシャーに負けずにしっかりと自分の熱意を伝え、本領を発揮しやすくするためにも、最終面接ならではの緊張感のある雰囲気に慣れておく必要があります。「最終面接ならではの緊張感のある雰囲気」を個人的に再現するのは難しいですから、最終面接の練習は就活エージェントなどの、就活を知り尽くしたプロに頼るのがオススメです。

就活エージェントなら本番さながらの緊張感を体現できるだけでなく、プロの目で見た適切な指摘や指導を受けられるため、最終面接の効率的な対策になります。

キャリチャンでも就活支援サービス「面接サポート」を開催していますので、ぜひ参加してみてください。経験豊富なキャリアアドバイザーが面接官となり、その後の就活相談や企業紹介も承ります。

最終面接で「合格サイン」を見極められる?

最終面接で「合格サイン」を見極められる

面接の結果は就活全体へのモチベーションにも影響してくるため、落ちたのか受かったのか早く見極めたいという思いから、企業の「合格サイン」を気にする人が多いですよね。とくに最終面接の場合は、企業の意思決定者である上層部が面接官を務めますから、その反応によって合格・不合格が予測できそうに思えます。

しかし中には、手ごたえがあったのに結果としては落ちてしまい、「合格サインなんて本当にあるのかな?」と疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。そこで、ここからは「果たして本当に合格サインはあるのか?」という就活生の疑問にお答えします。

サインがある場合もあるが、参考程度にしかならない

最終面接に合格して内定が出るときは、それを面接中に見極められるサインがある場合もありますが、確実ではないと覚えておいてください

最終面接の合否を決めるのは、あなたに対する面接官の印象ですから、好印象を持っていればそれが態度や行動に表れることがあります。

それがいわゆる「合格サイン」と呼ばれるものです。最終面接での合格サインには、例えば以下のようなものがあります。

  • 面接時間が長い
    →興味を持った学生に対して深堀しようと、自然に質問数や会話が増えることで時間が長引く

  • 他社の選考状況を聞かれる
    →「他に取られたくない」という思いから、学生の選考状況を確認することがある

  • 最後まで熱心に話を聞いてくれる
    →興味があることを示している。さらに学生を深く見極めたという思いから熱心に話を聞いている

  • 面接後に配属先の上司などに会わされる
    →入社後を見越しての行動のため、企業側からの行動であれば合格の可能性が高い

  • 「ぜひ働いて欲しい」などと言われる
    →企業側からのストレートなアプローチ。面接内での口約束だけで内定は確定されないが、期待が持てる

  • 最後に握手される
    →友好的な証とされる握手。最終面接でされるということで「入社後もよろしく」「内定承諾してね」などといった意味が込められている可能性が高い

  • 入社後のメリットなどを伝えてくる
    →「他に行かないでうちに決めてね」といった意味合いからこのような行為をすることもある

ただし、これらの合格サインは不確実なもので、あくまで参考程度にしかなりません。なぜなら、これらの合格サインはあなたが最終面接を受けた段階での面接官の印象を反映しているだけであって、あなたの他にも面接を受ける就活生がいるからです。

企業は評価の高かった人物を全員採用するわけではなく、決まった予算の中で内定者を決めるので、その年に内定を出せる人数は限られています。

ですから企業は最終面接において評価の高かった就活生の中でさらに比較し、より企業の求める人物像に近い人間を、採用枠の人数分だけ選んで内定を出すのです。

その採用枠の中に入れるか落ちるかは、あなたより高い評価を受けた人数がどれだけいるか次第、つまり最終的には「あなたの実力」がすべてのモノをいうことになります。

「不合格サイン」は存在する?

前述のように合格サインは他の就活生との比較になるので不確実で曖昧なものですが、落ちる前兆である「不合格サイン」はもう少し確実性が高いです。

あなたが最終面接の合格レベルに達していないと判断された場合、企業は以下のようなサインを出すことがあります。

    【不合格サインの例】

  • 面接時間が短すぎる
  • 笑顔がない
  • 回答がそっけない
  • 掘り下げた質問をされない
  • 明らかに興味がなさそう
  • 質問の回数が少ない

ただし不合格者に対してサインを出すかどうかは、その企業の考え方次第です。せっかく自社を志望してくれた就活生への礼儀として不合格でも態度に出さない企業もあれば、次の就活に早く取りかかれるようにとの配慮からあえてサインを出す企業もあります。

それに面接時間や面接官の態度は、企業によって事情が異なりますから一概に他社と比較できません。そのため不合格サインも完全に参考にはなりませんが、知っていれば面接中に印象を挽回できる可能性もあるので、一応覚えておくとよいでしょう。

不合格サインをみつけても挽回方法がわからない人は就活サポートを受けるのがオススメですよ。面接の基本から答え方のコツまで伝授してくれます。もちろん不合格サインに対する挽回方法も教えてくれます。

キャリチャンでも面接対策を無料で支援する就活サービス「面接サポート」を開催しているので活用してくださいね。

最終面接で落ちてしまうのには原因がある!

最終面接で落ちるのには、最終面接に特化した対策ができていない、熱意や入社意欲を伝えきれていない、企業理解が不足しているといったさまざまな原因があります。

最終面接では企業の求める人物像に合うか、入社意欲があるか、社風とマッチするかなどを企業の上層部によってチェックされますが、それらの元となるのは企業理解の深さです。

最終面接に受かるには、徹底した企業研究から回答の質を高め、実力を発揮できるように本番を意識した練習をして緊張感に慣れておく必要もあります。

そうした仕組みをしっかり理解していないと、最終面接に落ちる状態から脱却することはできません。自力で取り組んでもなかなか効率の良い対策をするのは難しいですから、ときには就活のプロに頼ることも考えましょう。

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この記事の監修者

監修者:岡田章吾

岡田 章吾

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。

就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。

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