就活でやる気が出ない理由とモチベーションを上げる方法を解説

 2023年7月26日

通常であれば焦る時期ではありませんが、就活の早期化もあり、すでに動き出す就活生が多くいます。あなたは順調に就活を開始できていますか?

キャリアアドバイザー 平崎

就活生 Aさん

正直なところ、やる気が全くでなくて手を付けられていません…。今後もやる気が起きそうな気配もないので悩んでいます。

それは悩ましい問題ですね…。

キャリアアドバイザー 平崎

就活生 Aさん

やはり目標となる企業や仕事がないと就活へのやる気は出ないものなのでしょうか。

確かに、目標がないとなかなかやる気はでないものです。でも就活へのやる気が出ない理由は他にもあるかもしれません。今回はそんな就活に対するやる気がでないあなたのために、“やる気の出し方”を教えましょう!

キャリアアドバイザー 平崎

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目次

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  1. 何となく不安だから 
  2. 周りと比べて自信がないから 
  3. そもそも就活をくだらないと思ってしまうから 
  4. 何とかなると思っているから 
  5. 何から手をつけたら良いのか分からないから 
  6. やることが多くて面倒だから 
  7. やりたい仕事や入社したい企業がはっきりしないから 
  8. なかなか内定がもらえないから 
  9. 社会人になることに実感が湧かないから 
  10. 会社で働きたくないから 
  11. 就活以外で気になることがあるから 
  12. 病気のせいでやる気が出ないから 

就活のやる気が出ない原因

就活のやる気が出ない原因

就活のやる気が出ない人は意外と多いものです。自分がおかしいのかと気になる人も多いかもしれませんが、そんなことはありません。

ただし、就活のやる気がでない原因は人それぞれです。原因によってどのように対処すべきかも異なるので、まずは自分がなぜ就活のやる気がでないのかを把握する必要があります。

コラムの初めに、就活のやる気がでない原因の例を紹介するので、自分がどの状況に当てはまるか考えながら参照してください。

何となく不安だから 

就活に対するやる気がでない原因の1つは「なんとなく不安だから」です。深い理由はないけど何となく不安な人、何が不安なのか上手く答えられない人の多くは、まだ就活の初期段階にいます。

まだ本格的に就活を始めていないため、就活の全体像が把握しきれておらず漠然とした不安があるのでしょう。先のことが見通せないと、「自分なんかを採用してくれる企業なんてあるのだろうか?」と不安になるものです。「やっと大学生活に慣れてきたのに、もう就活?」という驚きも不安を誘発している要因かもしれません。

もしも就活を1人で乗り切れるか不安に感じる場合は、キャリチャンの「就活相談会」を活用してみてください。プロのキャリアアドバイザーがあなたの不安を解決し、二人三脚で就活をサポートします!

周りと比べて自信がないから 

就活のやる気がでない人の中には、周りの人と自分を比べて自信がなくなっている人も多くいます。

就活半ばになると、友人やゼミやサークルの仲間が内定をもらったなどの良い報告がチラホラと聞こえ始めます。友人にとっては良い報告でも自分にとってはプレッシャーになるため、素直に喜べないですよね。

そして周りと自分を比較して落ち込んだり、友人の報告を素直に喜べない自分に嫌悪感を抱いたりして、就活へのやる気が削がれてしまっているのです。

そんなときは、そのコミュニティから少し距離を置いてみましょう。よい距離感を保ちつつ、新たな人間関係を築くきっかけになるかもしれません。

そもそも就活をくだらないと思ってしまうから 

就活のやる気が出ない人の中には、「就活なんてくだらない」と馬鹿にしている人もいます。

その理由は、日本の就活のスケジュール・やり方・個性も同調性も求められるダブルスタンダードなどに理不尽さを感じるからです。また、担当者の主観が大きく影響する面接が正当な選考方法ではないと思う人もいます。

確かに就活には納得がいかない部分もあると思いますが、社会に出るともっと理不尽なことばかりです。不条理な世の中で生き抜く術を就活を通して養うという発想を持つと、自然とやる気がでてくるかもしれません。

何とかなると思っているから 

夏休みの宿題を最後まで残すタイプの人の中には、就活も最終的には何とかなると悠長に構えている人もいます。楽観的なのはよいことですが、楽観的すぎるのはよくありません。

もちろん通年採用を行っている企業もありますが、大体の企業は4年生の秋ごろまでに内定を出します。それ以降に求人を探そうとすると、どうしても妥協せざるを得ない状況に直面してしまうので、就活を後回しにするのはやめましょう。

何から手をつけたら良いのか分からないから 

就活のやる気がでない原因の1つに、何から手をつけたらよいか分からないという悩みが挙げられます。特に周りに就活経験者が少ないと、この状態におちいりやすいです。

就活にはざっくりとしたマニュアルはあるものの、具体的な進め方は人それぞれ異なります。そのため、「言われたことを言われたとおりにやる」受け身のスタンスの人にとって就活は、とても面倒に感じるでしょう。

就活には、自分で計画を立てて行動していく自主性が必要となります。就活のやり方について困っている人は、下記のコラムをチェックしてみてください!

やることが多くて面倒だから 

面倒くさがりな人にとって、就活は大きな試練と言えるでしょう。インターンに参加したり、説明会に行ったり、ESを書いたり面接したり、やることが多くスケジュール管理がとにかく大変です。

そして就活は、自分から積極的に行動を起こさないと内定までたどり着けないものです。今までは受け身で何とかなってきたかもしれませんが、就活ではその姿勢は通用しません。ただ待っているだけでは内定はやってこないのです。

面倒くさいという気持ちはよくわかりますが、少しずつでもよいので動き出してみましょう。

やりたい仕事や入社したい企業がはっきりしないから 

やる気が出ない人の根本的な悩みの1つに、具体的にやりたい仕事や入社したい企業がないことが挙げられます。まだ社会人として働いたことのない人が、自分に合った仕事や企業を見つけることは簡単ではないでしょう。

しかし今までの経験を振り返ることで、自分に向いている仕事や自分の興味のある企業を絞り込むことは可能です。そのため、自己分析と企業研究が就活の肝となります。

自己分析に不安がある人は、下記の資料を活用してください!

なかなか内定がもらえないから 

就活を既に始めている人の中にもなかなかやる気が出ないと悩む人がいます。その原因は「内定」をもらえないことです。いくら受けてもなかなか内定がもらえないとその都度自分が否定された気分になり、就活へのモチベーションを維持できなくなります。

就活では「内定」という評価の対象がハッキリしているものに対して敏感になるため、内定をもらえないとやる気を削ぐ大きな要因にもなるのです。

社会人になることに実感が湧かないから 

自分が社会人として働いている姿を想像できないために、就活にもやる気が出ないという人も多くいます。ほとんどの学生はアルバイトくらいなら経験があっても、週5日の企業勤めは未経験です。働きたいという気持ちは強くても、未知の世界に想像を膨らませることは簡単ではありません。

社会人の自分を想像するための近道は、インターンへの参加やOB・OG訪問に行くことです。実際に働いている社員の方の姿をみて、どういう働き方や仕事内容、社風が自分に合っているのかを知れるでしょう。

会社で働きたくないから 

就活に対するやる気がでない人の中には、そもそも会社で働くことに抵抗を感じる人もいます。働かなければならないことは分かっていても、会社で働くこと自体にマイナスのイメージを持っているのです。

長時間労働・満員電車・行きたくもない飲み会への強制参加・パワハラ上司などの問題はたまにニュースで話題になることもあります。そういう情報を見ると、実際に働いたことのない新卒の学生が恐れをなし、就職に対して後ろ向きになってしまうのは無理もないことです。しかし「入社先がブラック企業だったらどうしよう」などと考えたらきりがなく、就活へのやる気も削がれてしまいます。

また「大学を卒業したら働かなくてはいけない」という義務感が、企業で働くことに嫌悪感を抱かせている場合もあります。ただし、やらされている感がでたまま就活を進めると、企業からの印象が悪くて内定をもらえず、余計やる気を失くすという悪循環におちいる可能性があるので注意しましょう可能性があるので注意しましょう。

就活以外で気になることがあるから 

就活のやる気がでない人の中には、学年的に就活しなければいけないけど、大学生ならではの時間を楽しみたいという学生も多いはず。

部活やサークル活動をもっとしたい、留学に行きたい、趣味を追求したいという欲が出るのは、大学生であれば当然のことです。社会人になったら思うようにできなくなるのに、期限付きの大切な自由時間を就活に費やしてしまうことに抵抗を感じるのでしょう。

就活を優先するか今やりたいことを優先するか、両立するかはあなたの自由です。ただし、どの選択をしたとしても中途半端な状態にはならないようにする必要があります。そのことを踏まえた上で、就活との向き合い方をもう一度自分自身と相談してください。

病気のせいでやる気が出ないから 

就活へのやる気がでない人の中には、病気のせいでやる気がでない人もいます。タイミング悪くコロナに感染して、参加するはずだった説明会などに行けず、就活へのやる気がなくなった人もいるでしょう。特に、ブレインフォグのような後遺症により頭がボーっとする人は、就活どころではないかもしれません。

その他の病気でも倦怠感をもたらす病気になると、就活に身を入れることが難しくなります。さらに就活のストレスによって精神疾患を患う可能性もあるのです。

もし「最近調子わるいな」と感じたら、まずは周りの人に相談しましょう。場合によっては、病院を受診することもオススメします。

また、持病がある場合は定期的な受診が欠かせません。入社後にトラブルにならないよう、企業側にもあらかじめ伝えておくと不安要素が少なくなります。

対策資料の画像

やる気が出ないまま就活を行うリスク

やる気が出ないまま就活を行うリスク

さまざまな理由から就活に対してやる気が出ない人はたくさんいます。しかし就活は自分の将来に関わる決断を行う重要な場ですので、やる気が出ないままではいけません。何よりやる気が出ないまま就活を行うことは、あまりにもリスクが高すぎます。

では、やる気が出ないまま就活を行うリスクとは具体的にどのようなものでしょうか。ここでは、やる気が出ないまま就活を行うリスクについて解説します。リスクを知り、やる気を出すための糧にしましょう。

やる気のなさが面接にも現れ、評価が下がる

やる気がないとそのやる気のなさが面接にも現れてしまい、評価が下がってしまいます。やる気のなさはいくら隠してもにじみ出てしまうものですし、たとえうまく隠せているつもりでも面接官は人を見極めるプロなので見抜かれてしまうでしょう。

そしてやる気のない姿を見抜かれると評価は下がるので、当然内定は遠のきます。やる気がないと「就活に本気じゃない」「うちの企業は本命ではない」と判断されますし、どの企業もそんなやる気のない学生を欲しがらないため、内定が遠のくのは当然です。

やる気のなさがバレてしまうことで評価が下がり、面接が遠のく形となればさらに就活へのやる気がなくなることでしょう。“就活へのやる気がないことで面接に落ちる→面接に落ちることでさらにやる気がなくなる→またやる気のなさを酷評され面接に落ちる”といった負の連鎖におちいります。

このように、やる気がないまま就活を行うと余計にやる気を削ぐ形となりますし、内定も遠のいてしまうので就活失敗に繋がります。それほど自分自身の就活への向き合い方は重要なのです。

就活に真剣に取り組めず、無駄な時間を過ごしてしまう

やる気がないまま就活を行うとそのやる気のなさが面接官にバレてしまうだけでなく、学生自身も面接や就活に身が入らなくなり、真剣に挑めなくなります。そうなれば良い結果を招くことは当然ないので、無駄な時間を過ごすこととなります。

就活に真剣に取り組めなくなるとすべての作業が適当になってしまいます。就活は自分との相性を見極めたうえで慎重な判断が求められるので、1つでも手を抜くと良い結果に繋がることはありません。

しかし、やる気のない状態のままではすべての作業が適当になって、どんなに活動しても良い結果を出せず、これまでの行動が無駄となってしまうのです。新卒として就活できる期間は限られているため、無駄な時間を過ごすことは命取りになります。

また真剣に就活に取り組めなくなると自分自身も就活が思うようにできなくなるため、不完全燃焼となります。不完全燃焼となればたとえ内定を獲得できたとしても満足できず、入社した後も後悔が残るでしょう。

モチベーションが低下し、判断力が鈍る

就活へのやる気がでないと良い結果を招くことができなくなり、モチベーション低下につながります。モチベーションが低下してしまうと判断力が鈍るため、就活生にとっては致命的な問題です。

なぜ就活生にとって判断力が重要なのかというと、就活は自分の将来のための決断を行う場だからです。自分の将来像を叶えるため、そして社会人生活の基盤となる初めての会社を選ぶために、冷静かつ正しい判断が必要になります。

ここで正しい判断ができないと、自分の思い描く将来像は程遠いものとなりますし、早期退職へとつながりかねません。せっかく頑張って就活をしても、すぐに退職してしまえば全てが水の泡です。

また判断力に限らず、モチベーションの低下はさらに就活へのやる気が出ない状態を加速します。その結果として様々なミスにもつながり、就活の成功を遠ざけてしまうのです。

精神的に病んでしまう可能性がある 

やる気がないまま就活を続けるということは嫌なことを続けているようなもので、多大なストレスがかかります。

過度なストレスは、鬱などの精神疾患を引き起こす可能性があります。実際、就活によるストレスで鬱状態になる「就活鬱」になってしまう人も多いです。

  • 食欲がなくなる
  • 食べ過ぎる
  • 眠れなくなる
  • 趣味が楽しくなくなる

以上の症状が出てきたら就活鬱かもしれません。就活だけでなく私生活にまで悪影響を及ぼすようだったら、一度休んで就活から離れることをオススメします。

さらに頭痛や吐き気などの症状が出てきたら、まずは身近な人に相談しましょう。場合によっては受診や治療が必要になります。

就活鬱に関してもっと詳しく知りたい人は、下記のコラムをチェックしてください!

利用者の声

就活へのモチベーションを上げるための考え方

就活へのモチベーションを上げるための考え方

就活へのモチベーションを上げるにはコツがあります。無理にやる気を奮い立たせるのではなく、自分に優しくモチベーションを上げるための考え方を以下で紹介するので、参考にしてください。

「もう就活を始めていて偉い」という考え方 

「就活がだるい」「やる気がでない」と思っているということは、裏を返せば、就活について真剣に悩んでいる証拠です。真剣に悩んでいるあなたは、既に就活に取り組んでいるとも言えます。「もう始めてるんだから偉いじゃん」とポジティブに捉えましょう。

自分に優しくする 

就活へのやる気、つまり就活へのモチベーションを上げるためには、まず自分に優しくしてください。自己分析をすると、自分に足りていないものにばかり目が行きがちです。しかし「これができていない、あれもできてない」と考えると、自信がなくなってしまいます。

ですから、自分がすでにできているものは何かと考えたり、「これならできる」「あれならできそう」とハードルを下げたりしましょう。些細なことでも自分を褒めると、自然と就活へのモチベーションが上がるはずです。

体のメンテナンスをする 

就活へのモチベーションを上げるためには、体のメンテナンスも欠かせません。頭で考えているばかりだと、精神的にも肉体的にも不調をきたします。

軽く有酸素運動したり、散歩したり、ストレッチしたり、姿勢を変えたりするだけでも気分は変わります。何をするにも、体の健康が不可欠です。

就活しないデメリット

就活しないデメリット

中には就活へのやる気が出ないことで、「フリーターでも良いや」と思っている人もいるかもしれません。しかし就活しないという選択には、意外にデメリットは多いものです。

就活しないと実際にどのようなデメリットがあるのか、以下で説明します。

安定した収入が得られない 

やる気が出ないからといって就活をしないということは、会社に入らないということであり、安定した収入が得られません。もちろんバイトなどでお金を稼ぐことは可能ですが、バイトの収入は不安定です。

社会人になると、基本的には親の収入や資産に頼らず、独り立ちします。1人暮らしをして、家賃や電気代ガス代など生活費を自己負担する人が増えるでしょう。しかし毎月必ず払わなくてはいけない生活費を、バイトの不安定な収入で賄うには限界があります。

そのため、一定の収入・賞与がないということは大きなリスクを抱えることになるのです。

福利厚生の恩恵を受けられない 

就活しない=会社員にならないデメリットを単純に収入面だけで考える人もいますが、福利厚生も見逃せない側面です。福利厚生は会社によって充実度に差がありますが、働く上で意外と重要になります。

病気やけがで働けないときの給与の補償が福利厚生の一例です。また、社内の飲食の補助・衣類や靴にかかる費用の補助(または制服の支給)・旅行の補助・飲み会の補助なども含まれます。福利厚生があることによって安心して働けるとともに、仕事へのやる気を保ち続けることができるのです。

一方でやる気が出ないという理由から就活をせずにバイトでその日暮らしをしている人は、会社員と同じだけ働いたとしても、福利厚生を受けられません。どうせ働くなら、就活をして会社員として働いた方がお得というわけです。

会社員になると受けられる福利厚生について詳しく知りたい人は、下記のコラムも参照してください。

人の輪が広がらない 

やる気がでないからと言って就活をせず、会社に入らないと、人脈を広げることは難しいです。会社という組織に属することによって、社内外の人とのコミュニケーションが増え、コミュニティは広がります。

特に、自ら積極的に対人関係を築くタイプではない人は、会社という「他人と関わりを持たざるを得ない環境」に身を置くことで、自然とコミュニティに溶け込んでいきます。会社に属さないということはそうした環境を得られず、自分の努力でしか人の輪が広がらないということなのです。

社会的信用がなかなか得られない 

就活へのやる気がでないからと言って会社に属さないと、社会的信用を得にくくなります。身分を問われたときに無職だと、場合によっては不審な目で見られることもあるでしょう。

しかし無職ではなくフリーターや個人事業を行っている場合でも、クレジットカードやローンの「一定の収入があるか」という審査に引っかかることがあります。今やる気が出ないからと言って就活から逃げてしまうと、クレジットカードさえも作れない可能性があるわけです。

そのため社会的信用を得るためには、一定の収入を得ていると証明ができる会社員になる方が安全と言えます。

既卒として就活するときに困る 

やる気がでないからと言って就活をしないデメリットは、既卒として就活をするデメリットにつながります。それでなくても、新卒に比べて既卒は内定率が低いです。

しかも既卒で就活に臨むと、「なぜ既卒になったのですか?」「卒業後は何をしていましたか?」という質問に必ず出会います。もちろんちゃんとした理由があれば問題ありませんが、やる気がなくて就活から逃げただけであれば、決して印象は良くないでしょう。

今やる気がでないからと言って就活をやめてしまえば、のちのち既卒として就活を再開したときにも不利になるわけです。

就活をするメリット

就活をするメリット

就活に対してやる気は出にくいものですが、今就活しておくメリットはあります。大学在学中に就活して新卒で入社するメリットを知ることで、就活に対するモチベーションを上げましょう。

自分をより深く知ることができる 

就活に欠かせない自己分析は、自分をより深く知れるよい機会です。自己分析は就活の要ですが、就活だけでなくその後の人生にも大きな影響を与えます。

生きていく上で誰しもがいくつかの試練にあうでしょう。自己分析を徹底的に行っていれば、もし何かで選択を迫られたとき、自分の進むべき道が自ずと見えるはずです。自分を客観的に見ることで、意外な一面や得意なこと不得意なことに気がつけるようになります。

就活をすることで自分自身としっかり向き合う時間を持てます。そして、過去の自分と将来の自分がつながっているかを確認し、つながっていたら自信がつくし、つながっていなかったら軌道修正をするチャンスを得られるのです。

自分の可能性が広がる 

就活をすることは、就職だけではなく自分の視野や価値観を広げることにもつながります。

就活では、実際に企業で働いている人とコミュニケーションを取りますしグループ面接などで他の就活生の話を聞きます。様々な人の話に耳を傾けることで「こういう考え方もあるのか」と刺激を受けることもあるはずです。

また、今まではサービスや商品を享受する「消費者」として社会に貢献していましたが、就活ではサービスや商品を提供する「生産者」としての考え方を求められます。インターンや企業説明会に参加し、数々の面接を受ける過程で、この考え方が養われるでしょう。

これまで知らなかった価値観に触れ、視野が広がることで、将来の可能性も広がっていくのです。

新卒ならではの特権で大手企業の内定が得られるかも 

既卒に比べると大手企業の内定を得やすいことも、新卒ならではのメリットです。もちろん既卒でも大手企業に就職できないわけではありませんが、既卒の内定率は新卒に比べるとかなり低いという現状があります。

既卒の就活生は、企業側から「どの企業にも内定をもらえないような重大な欠点があるから新卒で就職できなかったのでは?」といった懸念を抱かれやすい傾向があります。新卒にはそういったネガティブなバイアスがかからない分、選考において有利なのです。

大手企業に就職したいけど即戦力になるような武器を持っていないと悩んでいる人は、在学中に新卒として就活することで大手企業からの内定を得るチャンスをつかめるかもしれません。

大手企業に就職したい人には、キャリチャンの「求人フェア」がオススメです。この就活支援サービスでは、プロのキャリアアドバイザーがあなたに合った企業を無料で紹介します。自分の強みに合った企業を見つけて、内定を勝ち取りましょう!

新卒なら教育もしっかりしている 

新卒で入社すると、社会人マナーの基礎から研修を受けることができます。ついこの間まで大学生だった新卒の新入社員は分からないことだらけで当然です。そのため新卒の新入社員は、名刺交換や電話の受け答えなど基本的なスキルから教えてもらえます。

一方で新卒の採用枠ではなく中途採用枠で受けた場合は、ビジネスマナーを知っていることが前提になり、面接のときから既に社会人としての対応を求められます。そして入社してからも、新卒のような手厚い指導は受けられず、いきなり現場に立たされてしまうことが多いです。

新卒の新入社員のために長期的な研修の計画を立てている企業もあるので、将来的なキャリア形成を考えると、新卒として足並みをそろえて入社するメリットは大きいでしょう。

どうしても就活のやる気がで出ない時の対処法

どうしても就活のやる気がで出ない時の対処法

今就活をするメリットはわかっても、それでもやる気が出ない時もあるでしょう。そんな時は以下の方法を試してみてはいかがでしょうか。どうしても就活のやる気が出ない時の対処法を7つ紹介するので、参考にしてください。

OBや社員の人の話を聞く 

就活のやる気が出ないときは、OG・OB訪問などを利用し、そこで働く社員の話を聞きましょう。様々な企業の社員と話せるのは就活生ならではの特権です。社会人から就活の話や仕事の話を聞くことで、就活の成功や働くことへのポジティブなイメージが湧き、就活へのやる気をもらえる可能性があります。

特にOG・OBは学生時代に今の自分と同じ悩みを持っていた可能性が高いため、悩みを相談するとよいアドバイスをもらえるかもしれません。

友人など親しい人と話す 

就活のやる気が出ないときの対処法2つ目は、友人など親しい人と話すことです。単純に友人などと話すだけでも気持ちが楽になる場合もあります。

就活中は仲のよい友人とも疎遠になりがちです。しかし、あえて友人と話してみると意外とよい気分転換になります。就活の悩みを吐き出してみるもよし、就活とは全く関係ない話で盛り上がるもよし。友人など親しい人と話すことがやる気の原動力となり、新たな気持ちで就活に臨めるかもしれません。

思い切って休む 

就活に疲れてやる気が出ないときは、思い切って休んでしまいましょう。就活は長期戦ですが、何か月もの間ずっと緊張感を保ち続けることは不可能です。

就活がうまくいかず行き詰っているのであれば、思い切って休むことをオススメします。行き詰った状態でもがいても良い結果はついてきません。そういう時は、「今日だけは就活のことを一切考えない」という日を作って、気分をリフレッシュするとよいです。

ただし、無制限に休み始めるとダラダラ休み続けてしまい、再び就活へのやる気を取り戻すことが難しくなります。就活を休む時は、あらかじめ「〇日だけ休む」「〇日まで休む」と期間を決めておき、メリハリをつけることが大切です。

現時点の仮目標を立ててみる 

就活のやる気が出ないときの対処法5つ目は、現時点の仮目標を立てることです。実際に就職はしていなくても、今想像できる範囲で自分のキャリアプラン・将来的な目標・やってみたい仕事などの目標を立ててみましょう。モチベーションの向上に最適です。

また将来的な目標を考えると、その目標から逆算して今すべきことが自然とわかってきます。

【例】
「安定した暮らしをしたい」
⇒「公務員とかよさそう」
⇒「公務員試験を受けてみよう」

上記のような感じで、今やるべきことにたどり着けるはずです。

友人とは異なる就活仲間を見つける 

就活のやる気が出ないときの対処法6つ目は、友人とは異なる就活仲間を見つけることです。普段仲良くしている友人とは別の「就活仲間」を見つけることで、互いに刺激をもらえます。就活の情報共有もできるので、志望する業界が同じなど共通点があるとなお良いです。

また就活前の関係性がない分、共通する交友関係などのしがらみもありません。互いの就活状況でギクシャクすることが少なく、ストレスフリーな関係を築けるでしょう。

就活が終わった後の楽しみを考える 

就活のやる気が出ないときは、就活後の楽しみを考えましょう。今はつらいかもしれませんが、いつか就活は終わります。そして終わった後は、楽しいことが待っているはずです。

友達と遊んだり旅行に行ったり、頑張った自分へのご褒美に何か買ったり、楽しみなことはたくさんあると思います。やりたいことリストに全部書き出し、可視化すると、就活へのやる気も湧いてくるかもしれません。

就活しながらでもできる趣味を楽しむ 

最後に紹介するやる気が出ないときの対処法は、就活しながらでもできる趣味を楽しむことです。長期間の旅行などは難しくても、家にいながらできる趣味や身近にあるものでできる趣味を見つけて楽しんでみましょう。

適度なリフレッシュタイムは、就活での緊張感をほぐす大事な時間です。また趣味によっては、就活の面接時に話のネタになるかもしれません。

面接で趣味に関して聞かれたときの対策を詳しく知りたい人は、下記のコラムもチェックしてみてください!

プロが伝授!就活へのやる気の出し方

プロが伝授!就活へのやる気の出し方

やる気のないままでは就活はうまくいきません。それでは貴重な新卒としての就活も無駄な時間を過ごすばかりとなってしまいます。そうならないためにも、しっかりと就活に対するやる気を出していきましょう。

ではやる気のない状態から脱するにはどうしたらよいのでしょうか。ここでは就活へのやる気の出し方について解説していきます。

自己分析や企業研究から自分のやりたいことを見つける

就活に対するやる気を出すためにまずすべきことは、就活を行う目的と目標を明確にすることです。就活に対するやる気がない原因でも述べたように、就活を行う目的や目標がないからこそ就活をする意味が見いだせなくなっているため、就活を行う目的を明確にし、目標を定めることでやる気を出していきます。

そのためにもまずは自分がやりたいことは何なのかを考えていきましょう。自分がどんなことをやりたいと思っているのか、どのようなことに興味を持ち、将来どのようになりたいのかなどを自己分析や企業研究を通して明確にしていきましょう。

自己分析により自分の能力や強みを明確にし、それらの能力を活かしてどんなことをしたいのか考えるのです。同時に、企業研究により企業との相性を考え、どのような業界や企業で働き、どのように貢献していきたいのかなども考えます。

この際、自分がしたいことと合わせて“自分にできること”も意識すると、自分が目指すべき方向性が見つけやすくなるため、目標を定めやすくなります。将来像は夢ばかりを語るものではなく、自分が働く姿が想像できることや、その未来を実現するために行動が取れることを前提に考えていくものですので、それらを意識しながら就活を行う目的・目標を明確にしていきましょう。

積極的に就活に関わるために行動量を意識する

就活へのやる気を出すために、積極的に就活に関わることも意識してください。「やる気がないのに就活に関わるなんて」と思うかもしれませんが、就活に関わることで自分の働く姿が想像しやすくなり、目標を定めやすくなるため、積極的に就活に関わることが大切です。

特にやりたい仕事がない人や入社したいと思える企業がない人、社会人になる覚悟がない人などは“仕事”というものの理解が乏しい恐れがありますので、就活をして様々な仕事に触れることが大切です。様々な仕事に触れたり、実際に働く社会人と接触することで仕事への理解を深め、将来像をイメージしやすくなるでしょう。

ですので説明会や就活イベント、インターンシップなどに積極的に参加していきましょう。説明会やイベント、インターンシップなどに参加すれば目標を定めるための情報を得られるだけでなく、そこで得られた情報が就活対策でも役立ちます。

また、説明会やイベントなどが選考に直結している場合もあります。積極的にエントリーしていくことでより深く企業についての理解を深められ、選考経験を積むことにもつながるのです。

選考の経験を積めば積むほど力となり、内定獲得率も高まります。内定を獲得することができれば「なかなか内定がもらえない」という理由からやる気が削がれることもありませんし、内定獲得が自信となり勢いに乗れるでしょう。

就活エージェントと繋がる

就活にやる気の出ない人が必ず頼ってほしいのが「就活エージェント」です。就活エージェントは学生と企業とを引き合わせるプロで、就活全般をサポートしてくれます。そしてそんな存在が、やる気のない就活生の非常に強い味方となるのです。

就活エージェントは、学生のやる気のない要因からそれぞれに合ったやり方で対処してくれます。そこから内定獲得までの対策も、一人ひとりの状況に合ったやり方でサポートしてくれるはずです。そのため内定獲得にもグッと近づき、「内定がもらえない」という事情で再びやる気がなくなることを避けられます。

また就活エージェントは何から手を付ければわからない学生のために1から丁寧にすべてを教えてくれますし、それぞれの作業を手伝ってくれるため、「何から手をつけたらいいのかわからない」という事情によるやる気のなさも回避できるでしょう。

もちろん、将来像を明確にするために必要な自己分析や企業研究などのお手伝いもしてくれますし、判断力が鈍らないためのサポートもしてくれます。このように就活エージェントはやる気がなくなる要因を片っ端から対処してくれますし、就活成功のためのサポートもしてくれるため非常に心強い存在となるのです。

キャリチャンでも就活に対するやる気の出ない人をサポートする就活支援サービス「 就活相談会」を開催しています。就活生が悩みをプロのキャリアアドバイザーが解決し、やる気を出すためのお手伝いをする無料サービスです。

やる気を出すことはもちろん、納得のできる内定を獲得するためのサポートを行っています。「やる気が出なくて就活する気になれない」「何から手を付ければいいのかわからない」「やりたい仕事がない」「内定がもらえなくてもう無理…。」そんな人はぜひキャリチャンを頼ってください!

どうしても就活したくたいなら他の選択肢もある

どうしても就活したくたいなら他の選択肢もある

どうしても就活したくないなら、別の選択肢もあります。しかし案外大変な上、新卒ならではのメリットが生かせなくなるので、よくよく考えて決めましょう。

一般的な就活以外の選択肢は、以下の4つです。

大学院へ進学する 

大学院へ進学すれば、就活を2年ほど先延ばしにできます。しかし基本的に研究ばかりですし、卒業に当たっては専門誌への論文投稿や学会発表などの実績も求められるため、研究が好きでなければつらいでしょう。また、研究室や大学院は人間関係で面倒なこともあります。本当に研究したいのでなければオススメできません。

公務員を受ける 

公務員を目指して就職浪人するのは珍しいことではありません。しかし一般的な就活とは異なり、公務員試験の勉強が必要なため覚悟が必要です。また、職種によっては年齢制限があるため注意してください。

資格取得を試みる 

就活の代わりに資格の勉強をするのもアリです。一部の難関資格を取得できれば、既卒の就活でも強いアピールポイントになるでしょう。

ただし、資格はあくまで知識の証明に過ぎず、実践経験もないのに、資格があるだけで就活が絶対的に有利になると考えるのは間違いです。「資格の勉強の継続」「モチベーションの維持」「仕事に直結する資格」という3つの条件が揃っていなければ、就活を放棄してまで資格を取得するメリットはありません。

海外に留学する 

語学力がアップするため、既卒就活でもプラスになる可能性があります。ただし、ビジネスで使えるレベルの語学力でないと無意味なので、中途半端な気持ちで留学するのはやめましょう。また、多額の資金が必要なため誰にでもオススメできるわけではありません。

やる気を出して就活に挑もう

早いうちから就活に力を入れている人もいれば、「なかなかやる気が出ない…。」と頭を抱えている人もいるでしょう。しかし就活が早期化しているので、やる気がないままではどんどん置いてきぼりになってしまいます。

そうなれば満足のいく就活ができず、内定の獲得も難しくなります。実際、やる気がない状態で就活を行うのにはあまりにもリスクが大きいので、しっかりとやる気を出して就活に挑めるようにすることが大切です。

そのためにも、就活を行う目的や目標をしっかりと定めていきましょう。積極的に行動し、行き詰ったら就活エージェントに頼ることで対処してください。やる気が出ないからと言って就活から離れてしまうのではなく、就活と向き合うことがやる気を出すことにつながります。

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この記事の監修者

監修者:平崎泰典

平崎 泰典

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2016年に入社後、企業向けの採用コンサルティング業務を経て、就職・転職希望者に対する個別就職支援を担当。「キャリチャン」「合説どっとこむ」において年間100回以上の就職・転職セミナーの講師も務める。

主な担当講座に「営業職や種類が適性がよくわかる解説講座」「手に職をつけられる仕事解説講座」などがあり、これまで3,000名以上に対して講座を実施。

就職支援では「自己分析」と「業界研究」を得意として、就活初期の学生や求職者を相手に基礎からサポートを行う。年間1,000名以上の内定獲得を支援。

~就活生へのメッセージ~

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