人手不足だけど実は狙い目な業界を紹介!内定獲得チャンスを高めよう

 2024年2月14日

就活は順調ですか?働きたいと思う業界、入社したいと思う企業には出会えましたか?

キャリアアドバイザー 平崎

就活生 Aさん

実はなかなか志望業界が定まらなくて…。もともと志望していた業界が合わないと感じたり、志望業界にことごとく落ちてしまって、就活へのモチベーションが下がってきています。

行きたい業界や企業に入れないのは辛いですよね。今はどの業界や企業を見ているんですか?

キャリアアドバイザー 平崎

就活生 Aさん

できればすぐに内定がもらいたいので人手不足の業界や企業を見ています。だけど人手不足の会社はブラック企業が多いっていう噂もあるので狙いにしていいのか不安です。

人手不足の業界でも実は狙い目な業界はたくさんありますよ。この記事では人手不足だけど実は狙い目な業界をご紹介していきますね

キャリアアドバイザー 平崎

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人手不足の業界が狙い目な理由とは?

人手不足の業界が狙い目な理由とは?

就活が本格化され、なかなか内定がもらえないと業界や企業を見直すと思いますが、その際に「内定がもらいやすい業界・企業を選びたい」と考えると思います。実際就活は早期化されていますから、早く内定を獲得しないと企業がなくなってしまいますので、そのような考えから企業を選ぶことも大切です。

そこで確実に内定を狙っていくうえでオススメしたいのが“人手不足の業界”です。しかし人手不足ということで「ブラック企業が多いのでは?」と不安を感じることでしょう。しかしそんなことはありません!むしろ人手不足の業界は狙い目なのです!では一体なぜ人手不足の業界は狙い目なのでしょうか。次項より真相を確認していきましょう。

競争率が下がり、内定を獲得しやすい

人手不足の業界が狙い目な理由としてまず挙げられるのが、競争率が下がり、内定が獲得しやすいことです。人手不足の業界は就活市場においても人気が低いため、応募者の少なさから倍率が低くなる傾向にあるで、内定を獲得しやすくなるのです。

人手不足の業界には「入社後辞めてしまう人がいるかもだから多めに確保しておく」という狙いから採用枠を多めに用意しているケースが多く、また人の集まりも悪いことから競争率が下がります。

そして競争率が下がればその分内定も獲得しやすいということから、人手不足の業界は狙い目になるというわけです。人手不足の業界というと「ブラック企業ですぐ人が辞めるから人手不足」などといった印象もあるでしょうが、すべての企業がそういうわけではありませんので安心してください。

たしかに環境の厳しさから退職率が高い場合もありますが、その厳しさが気になる人と気にならない人といますので、自分にとって苦にならないのであれば、企業選びとしても重宝されますし、内定の獲得のしやすさから就活がしやすくなるでしょう。

昇進が狙いやすい

人手不足の業界が狙い目な理由として次に挙げられるのが、昇進のしやすさです。人手不足の業界は社員数が少ない傾向にあることから、上に上がりやすい環境にあります。そのため昇進や給料アップを狙いやすいのです。

もともと人気の低い業界もありますが、さまざまな経済的要因から人手不足になってしまった業界もいっぱいあります。そのような業界は景気が回復すれば将来的に業界や企業の需要も高まることから、人手不足も解消される見込みがあります。

そしてそんな“今”人手不足な業界に今のうちに受かっておけば、景気が回復した際に貢献したと評価され、優秀な人材として認識されるのです。そうなれば昇進はもちろん、昇給も見込めるでしょう。

企業の状況や立ち位置によって評価のされ方は様々ですが、人が少ないことで昇進しやすかったり、景気の回復に期待が持てる企業は評価されやすい傾向にありますので、狙い目な理由として覚えておきましょう。

自分の可能性が広がる

人材不足の業界が狙い目な理由として次に挙げられるのが、自分の可能性が広がることです。人材不足の業界では1人に課せられる仕事の裁量が多かったり、任せられる仕事の責任から自分の力を発揮しやすい環境下にあるといえます。

大手企業などは多くの人が集まることから、足りない部分は補いながら仕事をすることが可能性ですが、人材不足の業界では人手が足りませんから一人に任せられる仕事量が多くなります。

周りが補いながら仕事ができないということで大変な部分も多々あると思いますが、その分自分を成長させることができるため、自分の可能性を広げることができるのです。可能性が広がれば仕事の幅も広がりますし、転職をする際にも身に付けたスキルが役立つでしょう。

また大手企業や人気企業のような多く人が集まる企業では自分のスキルや強みを活かせる機会が少ないですが、人手不足の業界では人の少なさからスキルを活かすチャンスが多くあるため、それらも自分の可能性へとつなげることができます。

優良企業もたくさんある

人手不足の業界が狙い目な理由は、実は人手不足の業界には優良企業がたくさんことです。人手不足の業界ということで「人が辞めるほどブラック企業」「肉体的にも精神的にもきつそう」などといったイメージがあると思いますが、すべての企業がそうではないので安心してください。

確かに中には「人が辞めるほど仕事がキツイ」といった企業もありますが、すべてがそのような企業ではその業界はなくなってしまうでしょう。またそのような企業は忙しさや厳しさを配慮し、特別手当や特別休暇を設ける企業が多くあることから、イメージ程の厳しいものではないことがほとんどです。

ですので、「人手不足だから…。」と懸念するのではなく、選択肢の一つとして人手不足の業界も見てみましょう。優良企業はもちろん、自分にとって良いと思える企業に出会えるかもしれません。

人手不足の狙い目業界と理由

人手不足の狙い目業界と理由

人手不足の業界が狙い目なのには様々な理由があり、また「内定が獲得しやすい」という大きなメリットもあるため、ぜひとも選択肢の1つとして視野に入れてほしいです。しかし人手不足と言っても多くの業界がありますので、どれを選べばいいのか悩んでしまいますよね。

では具体的にどのような業界が特に狙い目なのでしょうか。ここではそんな人手不足の狙い目業界と狙い目な理由について解説していきます。選択肢を広げるためにもしっかりとチェックしていきましょう。

建設・建築・土木業界

人手不足の狙い目業界としてまず挙げられるのが、建築・建設・土木業界です。ビルなどの建物や道路の建設、震災の復興などを行う業界ですが、高度な技術が必要である半面、若年層から「厳しい」「大変」といったイメージもあることからあまり印象の良くない業界です。

実際に求められる技術は高度ですし、忙しい業界であることに間違いありませんので、それらが理由で人手不足になっているのも確かです。「若者離れ」が目立つ業界ですが、狙い目となる理由もしっかりあります。

それは、建設・建築・土木業界は“給料が高く、安定している”ことです。建設・建築・土木業界は景気に左右されることがなく、傾くことが少ないことから常に需要の高い業界であるため、給料が高く、安定しているのです。

介護業界

次に狙い目業界として挙げられるのが介護業界です。介護業界というと・3K(きつい、汚い、危険)、6K(3K+帰れない、厳しい、給料が低い)というイメージが強く、人手不足の代表ともいえる業界でしょう。

しかしそんな介護業界、昔から人手不足が懸念されていることもあり、最近では手厚いサポートのある業界となってきています。高齢化が進む昨今では、介護サービスは欠かせないものとなっているため、常に需要の高い業界です。

しかし仕事の厳しさから離職率、応募率が低いのが常に問題視されていましたが、それらを改善するために特別手当の給付やシフト制、休暇日数を増やすなどといった“働きやすい環境作り”に力を入れるようになったことから、実はそこまでキツイ環境ではなくなってきているのです。資格を取得すればさらにプラスで手当てがつく場合もありますので、大幅な給料アップを目指せる狙い目企業です。

IT業界

狙い目業界として次に挙げられるのがIT業界です。一見、IT業界というと人気のある業界に思うかもしれませんが、業界の成長スピードに人材の育成や確保が追い付いていない部分もあり、人手不足になっている企業もあるのです。

ITにはニーズの高い分野が数多くありますが、システムエンジニアなどといった専門的な知識が必要になる職種は不足していることも多く、企業によって人材が足りない企業があります。

しかしIT業界は需要が高いのに変わりないため、一部人手不足な業界があっても景気が落ち込む可能性は低く、安定した企業であることから狙い目だといえます。またIT業界はまだまだ成長が見込まれますし、一度得た知識や経験が次にも活かされやすいので選択肢も広がるでしょう。

運送業

狙い目業界として次に挙げられるのが運送業界です。ZOZOや楽天市場といったインターンネット通販の普及が浸透し、物流は目まぐるしく発展しており、巣籠需要が高まったことからネット販売の需要がさらに高まりました。

その影響から荷物量が増え、それらに対するドライバーの数が不足していることから人手不足の業界となりました。もともと不規則な休憩時間に長い拘束時間から人気の低い業界だったこともあり、人手不足に悩んでいましたが、最近ではそれらを改善するための動きがみられるようになりました。

もともと給料の高い業界でしたが、そのスタイルは変えずに、負担を減らすために休日を増やしたり、勤務時間の短縮などを行うようになった企業が増えたのです。そのことから狙い目企業の仲間入りを果たすことができました。

狙い目業界の受かり方と優良企業の見つけ方

狙い目業界の受かり方と優良企業の見つけ方

いくら人手不足の業界だといっても、受ければ必ず受かるというわけではありません。つまり、いくら内定がもらいやすい企業であってもしっかりと対策をしていかないと内定を獲得することはできないのです。また人手不足の業界の中には「ブラック企業」を理由に人手が足りない企業もありますので、そのような企業を選ばないようにする必要もあります。

では具体的に狙い目業界に受かるためにはどうればいいのか、また人手不足の業界の中から優良企業を見つけるためにはどうすればいいのか。次項より確認していきましょう。

自分の中で“なぜその企業を選んだのか”を明確にする

人手不足の業界に受かるためにまずすべきことは、自分の中で“なぜその企業を選んだのか”を明確にすることです。人手不足の業界では「なぜわざわざ人気のないうち(業界)を選んだのか?」と思っているため、自分の企業に対す熱意を伝えるためにもしっかりと意思を述べられるようにしなくてはならないのです。

そのためにもまずは自分の中で、なぜその企業を選んだのかを考えていきましょう。数ある企業の中でなぜその企業に魅力を感じたのか、人手不足でもいいと思えた理由は何かなど、さまざまな角度からその企業を志望する理由を自分の中で明確にしていきます。

その際に「人手不足だから簡単に内定がもらえそう」「とりあえずどこでもいいから内定が欲しかった」など、熱意を感じられず企業側にとってネガティブな理由はNGです。これではいくら定員割れしていたとしても学生を雇うことはありません。

確かにこれらもきっかけの1つかもしれません。しかしそのきっかけからその企業を選んだ理由、魅力を感じた理由は必ず他にあるはずですので、それらを自分の中でしっかりと明確にするようにしてください。

企業理解を深め、自分の強みを明確にアピールする

なぜその企業を選んだのかを自分の中で明確にしたら次は、企業にその理由とともに熱意を伝えるよう、企業への理解をしっかりと深めてください。また合わせて自分の強みもアピールしていきます。

まずは企業研究から企業についての理解を深めていきます。その企業はどのような事業を展開し、どのようなスキルや強みが重宝されるのか、どのような人材が求められているのかなどを調べましょう。企業への理解が深ければ深いほど熱意を示すことができますので、時間をかけてしっかりと研究してください。

そして次に自己分析です。企業に対して熱意のほかに自分をアピールしていくためには、どのようなことをアピールしていくのかを自分の中で明確にする必要がありますので、自己分析より自分についての理解も深めていきましょう。

自分の強みを明確にしたら、企業が求める人材と自分の持つ強みとでリンクするものを明確にし、“自分の強みをどう活かしていくのか”を中心にアピールしていくようにしてください。そうすれば自分の熱意とともに自分をしっかりとアピールすることができ、印象が良いです。

優良企業は“就活エージェント”を頼って見つける

人手不足の業界には「労働がキツイ」「環境が良くない」といった、いわゆるブラック企業もあるため、人手不足の業界から企業を探す際には企業をしっかりと見抜いていくことが大切になります。人手不足の業界には残念ながらブラック企業もありますが、その中にはちゃんと “優良企業”もありますので優良企業を見つけられるように正しい企業探しの手段を知りましょう。

そしてそんな人手不足の業界の中から優良企業を見つける方法は“就活エージェント”を利用することです。就活エージェントは企業を見抜くプロですので、数多くある企業の中から優良企業を見つけ出すことができるのです。

また人手不足の業界から優良企業を探し出すのはもちろん、自分が企業に求める条件をエージェントに伝えるだけでその条件を満たす企業を探し出してくれるため非常に効率的です。就活のプロが企業探しをしてくれれば確実ですし、さらにその企業から内定獲得を目指すためのサポートも行ってくれるため、非常に心強いです。

キャリチャンでも人手不足の業界から優良企業を紹介する就活支援サービス「就活相談サポート」を開催しています。このサービスでは優良企業の紹介はもちろん、その企業から内定を獲得するためのサポートを行っていますので、ぜひ気楽にご参加ください。

人手不足業界を狙うリスクも把握しておく

人手不足の業界を受けるにはメリットがたくさんありますが、残念ながらデメリットと言える“リスク”もいくつかあります。そのため、人手不足の業界を受ける際にはそれらリスクも事前に把握し、しっかりと受け入れなくてはなりません。

そんな人手不足の業界を受けるリスクは下記のとおりです。

    【リスク】

  • 倒産のリスクがある
  • 一人当たりの仕事量が増える可能性がある
  • 人手不足なりの理由が必ずある(激務・低給料など)

人手不足の業界のリスク1つ目は「倒産」です。どの業界、どの企業も従業員あってこそのモノですので、人が少ないとそれなりに倒産のリスクがあるものやむを得ません。特に規模の小さな企業はより倒産リスクがあることを覚悟しなくてはならないでしょう。

人手不足の業界のリスク2つ目は「一人当たりの仕事量が増える可能性があること」です。先ほど人手不足の業界が狙い目な理由でもお話ししましたが、たくさんのことを経験できることが自分の可能性を広げる一方で、仕事量の多さがリスクとなってしまう恐れがあるのです。仕事量が増えればその分肉体的にも精神的にも大きな不安を抱えることとなりますので、仕事や私生活に支障をきたす恐れがあります。

そして最後のリスクは「人手不足なりの理由が必ずあること」です。これまでのコラムからでもお分かりいただけるように、人手不足の業界には人気がない理由がそれなりにあるのです。よくある理由としては、激務、給料が低い、休みが少ない、ノルマが厳しいなどといったことでしょう。

これらを自分の中で厳しいと感じるのかどうかは人それぞれですが、これらの負担を感じてしまうと大きなリスクとなってしまうので覚えておきましょう。ただリスクはあるものの、優良企業を選ぶことができればこのようなこともありませんので、就活エージェントを利用して優良企業を見つけましょう!

人手不足の業界は自分の可能性を広げられる

人手不足の業界には人手が足りないなりの理由があり、それらがリスクとなる場合もありますが、優良企業を選びことができれば内定が獲得しやすく、自分の可能性を広げることができるなどといったメリットもたくさんあります。

ですので自分の中でも視野を広げ、選択肢の一つとして人手不足の業界を見てみましょう。きっとあなたに合う優良企業を見つけることができるはずです。また、いくら人手不足の業界は内定が獲得しやすいといってもしっかりと対策しないと受かることはありませんので、対策もちゃんと行ってください。

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この記事の監修者

監修者:平崎泰典

平崎 泰典

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2016年に入社後、企業向けの採用コンサルティング業務を経て、就職・転職希望者に対する個別就職支援を担当。「キャリチャン」「合説どっとこむ」において年間100回以上の就職・転職セミナーの講師も務める。

主な担当講座に「営業職や種類が適性がよくわかる解説講座」「手に職をつけられる仕事解説講座」などがあり、これまで3,000名以上に対して講座を実施。

就職支援では「自己分析」と「業界研究」を得意として、就活初期の学生や求職者を相手に基礎からサポートを行う。年間1,000名以上の内定獲得を支援。

~就活生へのメッセージ~

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