就活生なら知っておきたい!面接で不適切な言葉遣いとは

 2023年3月8日

面接の準備は進んでいますか?意外と時間がかかるので、早めに準備を進めてくださいね。

キャリアプランナー 平崎

就活生 Aさん

話す内容はほぼまとまっていますが、言葉遣いに不安があります。面接でどんな言葉遣いをすれば印象がいいのか、わからないのです。

確かに、面接で気をつけるべきポイントや面接で間違いやすいNGな言葉遣いは存在します。知っておかないと、損してしまう可能性も……。

キャリアプランナー 平崎

就活生 Aさん

やはりそうですよね。自信がないので、正しい言葉遣いを知りたいです。何が大事なポイントなのか教えてもらえませんか?

では、気をつけるべき5つのポイントやNGな言葉遣いについて具体的に紹介します。 面接官に好印象を与えられるよう、一緒に学んでいきましょう!

キャリアプランナー 平崎

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面接においての言葉遣いの重要性

面接においての言葉遣いの重要性

面接においての言葉の重要性についてご紹介します。

印象が決まる

面接での言葉遣いで学生の印象が決まります。第一印象は見た目だけでなく、話し方などでも判断されるのです。 「しっかりとした受け答えができているか」「ビジネスで通用する言葉遣いができているか」などを見極めることで学生の印象を判断しています。 面接官は正しい言葉遣いができて当たり前だと思っているため、正しい敬語が使えていなかったり、若者言葉を使っていると悪印象を与えてしまいます。 そのため、面接前には正しい言葉遣いを必ず使えるようにしておかなくてはいけません。 また、話し方だけでなく、声の大きさも印象を左右します。ごもごも話していたり、声が小さかったりするとあなたへの印象は悪くなってしまいます。

採用にも大きく影響される

面接での言葉遣いは学生の印象が決まるだけでなく、採用にも大きく影響されます。いくら話した内容がよかったり、高学歴などが書かれた魅力的な履歴書を提出しても、正しい言葉遣いを使えていなければ不採用になってしまう可能性は十分にあるのです。 それほど言葉遣いによる影響は大きく、重要だと言えます。就活や面接時には正しい敬語やビジネスマナーはできて当たり前だと言われているため、できていない人は目立ちます。

言葉遣いに関しての注意点5

面接で気をつけるべき5つの言葉遣いポイント

面接で気を付けるべき5つの言葉遣いポイントを詳しくご説明します。

ポイント1;ですます調で話す

就活中や面接時は「ですます調」で話してください。丁寧語で話すことが基本となっています。 丁寧語は尊敬語や謙譲語よりも使いやすいため簡単に習得することができます。また、丁寧語は社会人になってからも必ず使う場面があるため、今のうちに身につけておくのが良いです。 また、面接官も丁寧語は話せて当たり前だと思っているので、ちゃんと話せないと悪目立ちします。採用にも影響がでるため「面接でついついタメ口が出てしまった」なんてことにならないように、常に言葉遣いを意識しましょう。

ポイント2:呼称は「わたし」「わたくし」

就活や面接時には自分のことを「わたし」「わたくし」と言うようにしてください。ビジネスシーンでの一人称では「わたし」「わたくし」を使うのが基本です。 社会人になっても自分のことは「わたし」「わたくし」と言うようにしなくてはならないため、自分のことを「僕」「うち」「自分の名前」で呼んでいる人は今のうちに「わたし」「わたくし」に切り替えておきましょう。面接で「僕」「うち」「自分の名前」で自分のことを言うのは印象が悪く、幼いイメージがあります。 普段から「わたし」「わたくし」と言うように意識することで、自然と慣れてきます。

ポイント3:「え~」「その~」などのつなぎの言葉を多用しない

面接で質問されたことに対して回答がなかなか出てこないときなど、緊張する場面では特に、ついつい「え~」「その~」「あの~」など多用してしまう傾向にありますが、このようなつなぎ言葉を使うのはビジネスの場ではふさわしくありません。 言いたいことが伝わりづらくなってしまいますし、相手にだらしない印象を与えてしまいます。 自分ではあまり使っていないつもりでも、意外と口にしてしまっている可能性があります。面接前に模擬面接などを行って、自分で確認しておくと良いでしょう。

適切な言葉遣いができているか練習したいなら、キャリチャンの「面接サポート」にご参加ください。「面接で何を話せばいい?」「どんな言葉遣いなら印象がよくなる?」などの疑問にもお答え!面接官によりよい印象を与えられるようにアドバイスしているので、ぜひ参加してください。

ポイント4:クッション言葉を使う

「クッション言葉」とは言葉と言葉との間に使用する言葉で、話す前にこの言葉を使うことで、発言の衝撃を和らげる効果があります。具体的に例をあげると、「お忙しいところ恐縮ですが」「お手数をおかけしますが」などがあげられます。 これらの言葉を使用することでコミュニケーションがより丁寧なものになります。普段あまり使わない人も「クッション言葉」を面接で使えるようにしておきましょう。

ポイント5:語尾を伸ばさない

語尾を伸ばさないように話すのも面接での言葉遣いで気を付けるべき重要なポイントです。語尾を伸ばして話すと、相手にだらしない印象を与えてしまいます。 自分では意識していなくても勝手に語尾を伸ばして話している人が多くいます。自分では伸ばすつもりがなくても伸びてしまっていることがあるかもしれないので、事前に第三者に話し方を確認してもらいましょう。

面接で間違いやすい3つの言葉遣い

面接で間違いやすい3つの言葉遣い

面接で無意識のうちに使ってしまう間違いやすい言葉遣いの具体例をご紹介します。

NG1:「お話になられる」

「二重敬語」「過剰敬語」などはビジネスの場で使うのはふさわしくありません。言葉遣いを意識しすぎて、かしこまりすぎてしまったり、間違えてしまっていたりする場合があります。 「話す」の敬語は「お話になる」なので「お話になられる」は過剰な表現となってしまいます。 他にも「うかがわさせていただきます」「おっしゃられていました」など間違えてしまいやすい表現は多く存在します。 正しい敬語に不安を感じている人は参考書やインターネットなどから、正しい表現を学んで、本番で失敗しないようにしましょう。

NG2:「たぶん」「だと思います」

「たぶん」や「だと思います」などの発言は自信のないように聞こえてしまうので、面接時に使うのは好ましくありません。 自分の発言にはしっかりと自信をもって言い切るように心がけましょう。 他にも「~かもしれないです」「もしかすると」など発言が曖昧になってしまうような表現も良くありません。 日本人は自分の発言を濁す傾向にありますが、面接では切り替えて意識することが大切です。

NG3:「了解しました」

一見丁寧な表現に聞こえますが、「了解しました」は同僚、または目下の人に対して使う言葉のため、面接時やビジネスの場での使用はNGです。 間違えて使ってしまうと「この人は言葉を知らない」と思われてしまいます。日常的にもよく使う言葉のため、つい使いがちですが、面接時には使わないようにしてください。 正しい言い回しは「かしこまりました」や「承知いたしました」です。

正しい言葉遣いを身につける方法

正しい言葉遣いを身につける方法

正しい言葉遣いを面接で使えるようになるための方法をご説明します。

1,普段から意識する

日常生活の中で、かしこまった敬語を使用しないという人も目上の人と話すときなど意識して丁寧な言葉を使うようにしましょう。 普段慣れていない言葉を面接でいきなり話すのは困難なことです。先輩、先生やバイト先のボスなど目上の人に対して話すときに心がけてみることを普段からすることで、自然と正しい敬語を身につけることができます。 また、テレビのニュースなどを意識して見るのも良いです。ニュースなどでは正しい敬語やイントネーションで話しているため参考になります。

言葉遣いを正したいなら、普段からの意識と第三者によるチェックが重要です。キャリチャンでは、「面接サポート」を開催しています。マンツーマンで模擬面接を受けられます!面接官によりよい印象を与えられるようにアドバイスしているので、ぜひ気軽に参加してください。

2,第三者に確認してもらう

第三者に自分の話し方をチェックしてもらいましょう。自分では気づかなかった癖などを見つけてもらえます。 語尾を伸ばさず話しているつもりでも、周りからしたら伸びているように聞こえるといったこともあります。 自分では気づけないミスを第三者に気づいてもらうことで、効率よく正しい言葉遣いを取得することができます。

おわりに

面接で気を付けるべき言葉遣いのポイント」と「本番で使用してはいけないNGな言い回し」について詳しくご説明しました。 言葉遣いは相手に与える第一印象を左右する重要なものです。しっかりと本番前に話し方を見つめなおし、面接官に好印象を与えましょう。

また、第三者に話し方をチェックしてもらうことで、自分の話し方を確認することができます。面接練習を行い、正しい言葉遣いとビジネスマナーを身に着けましょう。キャリチャンでは面接練習ができる「模擬面接イベント」のご紹介もしています。

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この記事の監修者

監修者:平崎泰典

平崎 泰典

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2016年に入社後、企業向けの採用コンサルティング業務を経て、就職・転職希望者に対する個別就職支援を担当。「キャリチャン」「合説どっとこむ」において年間100回以上の就職・転職セミナーの講師も務める。

主な担当講座に「営業職や種類が適性がよくわかる解説講座」「手に職をつけられる仕事解説講座」などがあり、これまで3,000名以上に対して講座を実施。

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