インフラ業界を目指す就活生必見!安定業界の実態と受かるための秘訣を紹介

 2023年3月23日

インフラ業界は、給与も安定しており働きやすそうなイメージを持つ就活生も多いです。実際に志望している感覚としてはどうですか?

キャリアプランナー 平崎

就活生 Aさん

僕もまさにそのイメージです!インフラ事業は社会になくてはならない仕事ですし、社会貢献度も高いと感じます。でも、ライバルも多そうで…かなり不安です。

たしかに、インフラ業界は高倍率と言われています。さらに、高学歴で優秀なライバルが多いですね。

キャリアプランナー 平崎

就活生 Aさん

やっぱりそうですよね。何だかもっと自信がなくなってきちゃいました。倍率も高いうえにライバルも強いとなると、もうどうやったら内定を取れるのかわかりません。

大丈夫です!今回のコラムではインフラ業界で内定を取るためのコツを伝授しますね!ライバルより先に、インフラ業界での内定獲得を目指しましょう。

キャリアプランナー 平崎

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インフラ業界の仕事内容と業界の実態

インフラ業界の仕事内容と業界の実態

インフラとは、infrastructure(インフラストラクチャー)の略で、infraは「下に」、structureは「構造」という意味から、日本語で「下部構造」「下支えをするもの」「社会基盤」などを意味する言葉です。具体的には“国民の生活や経済活動に不可欠なもの“ということになります。

そんな私たちの生活や産業の基盤となるインフラ業界では具体的にどのような仕事を行っているのでしょうか?ここではそんな「インフラ業界」の仕事内容や実態について解説していきます。

4つに分けられるインフラ業界

日本の生活を支えるインフラ業界は大きく分けて「エネルギー資源」「生活インフラ」「交通インフラ」「施設・建築」の4つに分けられます。それぞれのインフラの特徴は下記のとおりです。

    【エネルギー資源】

  • 電力
  • ガス
  • 水道
  • 石油
  • インフラといえば「電力」「ガス」「水道」を思い浮かべる人も多いでしょ。これらは日本の生活を支える土台部分とも言われ、いずれも私たちの生活に深く関わっています。これらについてはもう少し詳しく見てみましょう。

    【電力(東京電力・関西電力・中部電力など)】 →生活に不可欠な「電気」を安定的に供給します。もともとは電力会社が特定の地域を独占する形でしたが、2016年4月より電力が自由化されたことから、ガス・通信などの他業界からの参入が続き、電力小売りの競争は激しくなっています。

    【ガス(東京ガス・大阪ガス・東邦ガスなど)】 →ガスを製造し、安全に家庭や企業などに提供します。ガスには、天然ガス(LNG)もしくは液化天然ガスが原料となる「都市ガス」、液化石油ガス(LPG)が原料となる「LPガス」があります。「都市ガス」も2017年4月よりの全面自由化が始まりました。

    【水道(日立造船、栗田工業、オルガノなど)】

    →日本の水道には「上水道:飲める水を運ぶまでの過程」「中水道:お手洗いや工場用の用水として再利用された水」「下水道:家庭から出る生活排水を綺麗にして海などに戻す過程」の3種類あり、それぞれ企業によって取り扱う内容は異なります。

    【生活インフラ】

  • スマホ
  • テレビ
  • インターネット
  • 新聞
  • 雑誌
  • メディア関連
  • 電話回線や通信回線、無線などを扱うインフラ。通信回線は目に見えないためイメージがつきにくい人も多いかもしれませんが、あなたが使っているスマホやテレビをはじめ、ショッピングモールや駅などの様々な場所において通信インフラが整備されており、私たちの生活を支えています。

    [企業例]ソフトバンク、KDDI、NTTドコモなど

    【交通インフラ】

  • 鉄道
  • バス
  • タクシー
  • 航空
  • 港湾
  • 道路
  • 交通インフラは道路網や鉄道網などの状況を意味します。JR東日本、東急電鉄などといった鉄道会社や、NEXCO東日本や首都高速などの高速道路会社などが当てはまり、日本の交通機関を支えています。

    [企業例]JR東日本、JR西日本、東急電鉄、西武鉄道など

    【施設・建築】

  • 道路
  • 学校
  • 病院
  • 警察署
  • 商業施設などの建設
  • 竹中工務店、清水建設、大林組、大成建設、鹿島建設といったスーパーゼネコン要する施設・建築インフラ。学校や商業施設をはじめ、道路やダム、鉄道などを幅広く手掛けています。

    [企業例]竹中工務店、清水建設、大林組、大成建設、鹿島建設

どれも生活をしていくうえで大切なものとなりますが、>特に日常生活に必要となるインフラを「ライフライン」と呼び、対象は「電気」「ガス」「水道」「通信関係」「交通関係」の5つになります。

また、近年インフラ業界において需要が高まっている「インフラエンジニア」と呼ばれるものもあります。インフルエンジニアとは、主に通信関係のインフラにおいて使われる職種で、サーバーやネットワークを設計・構築・運営を行います。

インフラエンジニアによってサーバーやネットワークが正常に作動され、インターネットを不自由なく利用することができます。

最近では多くのIT業界がインフラに力を入れている傾向にあることから、このインフラエンジニアの需要が高まり、多くの企業で人材を求められています。

予想されるインフラ業界の今後

もともと安定している業界ですが、インフラ業界は今後も成長し続けることが予想されます。大きく業績が傾くことはなく、これからも「安定した業界」の代表となるでしょう。インフラは、“なければならないもの”を作り続ける業界で、これらは日本を支える基盤となることから、仕事がなくなるということはありません。

また、なければならないものを作るということで、爆発的な業績アップということはありませんが、流行る・流行らないなどに振り回されることがないため、安定した業績を保つことができます。

さらにリニア中央新幹線の開通工事や恒久化した東京の下水・首都高速の再整備、5G通信などのインフラの再整備に力を入れるようになったこともあり、よりインフラ業界の需要は高まることになります。

また最近ではガスや電気の自由化もあり、消費者への提供の仕方が変わってきたりなどの変化もありますので、業界として成長している様子も受け取れることから、今後はさらなる成長に期待が持てるでしょう。

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インフラ業界に就職するメリット

インフラ業界に就職するメリット

人気の高いインフラ業界ですが、そんなインフラ業界には入社することによって得られるメリットがたくさんあります。メリットということはインフラ業界の“魅力”ともいえますね。

そんなインフラ業界の魅力とは一体何なのでしょうか。ここではそんなインフラ業界のメリットについてご紹介していきます。

業界が安定している

やはりインフラ業界といえば、「安定」していることが最大のメリットだといえるでしょう。今のご時世、「定年まで安定した給料のもと、仕事ができる」といったことが難しいとされていますので、「安定」しているインフラ業界は大変貴重です。

インフラは日本の生活を支える基盤となりますので、景気によって左右されることは少ないです。また、必要なものを作る業界であり、行政との取引もあることから、仕事がなくなるということはありません。

そのため、「リストラ」などといったリスクは少なく、むしろ今後の成長も見込まれることからますます需要のある業界となるでしょう。

待遇や福利厚生が充実している

インフラ業界は待遇が良く、手当や福利厚生が厚いという特徴があります。さらに有給消化率や、働きやすさに魅力を感じるという人も多く、これらもインフラ業界のならではの魅力です。

また給料面も、電力会社(東京電飾)で786万円、ガス会社(東京ガス)で624万円、鉄道会社(JR東日本)で714万円と、どの分野においても平均年収が高い傾向があります。

これらは給料の高さや福利厚生の充実さはインフラ業界の安定さと、インフラ業界の多くが大手企業であることが関係しているといえます。

大手企業はそれなりの業績と売り上げを保ち続けているという事ですし、世間体も大切にしていることから、給料は高く福利厚生も充実しているのです。

社会への貢献度を感じやすい

インフラ業界は、日本の生活を支える基盤という事で、社会への貢献度を感じやすい仕事だといえます。

インフラ業界がなければ電車に乗ることも、車を走らせることも、学校に通うことも、水を飲むことだってできません。私たちが今生活できているのはインフラ業界のおかげといっても過言ではないほど、とても重要な仕事なのです。

そんな重要な仕事に携わるということは、「自分の働きが世のためになっている」というやりがいや達成感を常日頃から感じやすく、これらは仕事をしていくうえでのモチベーションにもなっていきます。

このように、社会への貢献度を感じやすい仕事はそうありませんので、これらを常日頃から実感できるインフラ業界はとても貴重ですし、インフラ業界ならではの大きなメリットだといえるでしょう。

利用者の声

インフラ業界に求められる人物像とスキル

インフラ業界に求められる人物像とスキル

日本を支える重大な仕事をするインフラ業界。様々な分野が存在するインフラ業界ではありますが、どの分野においても共通して求められる人物像があります。

では、インフラ業界全体を通して求められる人物像とは一体どんななのでしょうか?業界に求められる人物像に自らが近づけば内定にもグッと近づけるということですので、しっかりと確認していきましょう。

コミュニケーション能力が高い人

インフラ業界全体で求められる人物像は、“コミュニケーション能力が高い人”です。なぜなら、どの分野においても、たくさんの「人」と関わりながら仕事をしていくため、コミュニケーション能力が欠かせないからです。

鉄道会社なら駅構内、スマホなどの通信関係の会社なら店舗や営業などを通して接客を行い、たくさんのお客様と関わります。また、水道会社や電力会社においても、下水工事や電力設備工事などを行うにあたり、近隣住民にあいさつ回りをするため多くの人と関わることになります。

このように、どの分野、どの職種にしても必ず「人」と関わっていくこととなるため、インフラ業界において人と上手に関わっていくためのコミュニケーション能力は必須なのです。

近年では、「コミュニケーション能力が高ければ仕事でも成果を出せる」と考える企業も増えたことから、スキルよりもコミュニケーション能力を重視するケースも増えてきているほど、コミュニケーション能力の有無は重要です。

忍耐と精神力が強い人

インフラ業界では、忍耐力、精神力共に強い人が求められます。なぜならインフラ業界はとっても仕事が忙しいハードな業界だからです。「安定=仕事が楽」といったイメージを抱く人も多くいると思いますが、そんなことはありません。

インフラは生活を支える基盤となりますので、それらが乱れないためにも常に安定した仕事をしていかなくてはいけません。そのため、途中でやめることも投げ出すことも許されないことから、納期に向けて仕事を達成すべく、残業に追われる日々を送ることも多々あります。

このように、繁忙期に激務となるインフラ業界では体力的にも精神的にもきつい時が多いことから、忍耐力や精神力が強い人が重宝されるのです。

また、インフラは昔ながらの古い体質の会社が多く、年功序列制度から人間関係に悩まされることも多いです。先輩からの威圧や飲み会での強要などにも耐えられるほどの忍耐力や精神力は欠かせません。

計画性があり、責任感が強い人

インフラ業界は人々の生活を支える基盤となりますので、少しの乱れも許されません。少しのミスも大きな損失となりかねないことから、事業が安定するためにも計画的に仕事をしていく必要があるのです。

人々の生活に支障をきたさないよう、納期までにしっかりと仕事を終わらせるための計画性はインフラ業界で働くうえでは欠かせない能力です。

また前述より、人々の生活が乱れてしまわぬよう、時にハードな業務を行うインフラ業界では体力的にも精神的にも厳しい場面が多々あります。その中でも仕事をこなしていくためには「人々の生活のために」という、仕事に対する強い責任感を持っていなくてはなりません。

この仕事に対する責任感が弱いと、仕事を計画的に進めていくこともできませんし、体力的にも精神的にも厳しい中で生き残ることはできません。ですから、インフラ業界を目指す以上、ミスをしないための計画性や、仕事をこなしていくための責任感が重要となりますので、覚えておきましょう。

トラブル対応力があり、適切な判断ができる人

いくらミスが許されない仕事だとしても、計画が崩れてしまうことや、思いがけないトラブルが起きてしまうことが日常茶飯事なのがインフラ業界です。そのため、どんなトラブルに対しても冷静に対処できる人が求められます。

どんなトラブルに対しても冷静に状況を判断できないと、トラブルを解決することはできませんし、かえって状況は悪化してしまいます。

また、ただただ冷静に対処していくだけでは問題は解決されませんので、今起きているトラブルからどう対処していくのが適切な行動なのかを見極められる「判断力」も欠かせません。

トラブルが日常茶飯事として起こりうるインフラ業界だからこそ、トラブル対応力や適切な判断ができる能力は欠かせないのです。

インフラ業界で求められる人材になるには、もっと深く業界を研究する必要があります。 キャリチャンでは、インフラ業界のリサーチ方法について就活のプロからアドバイスがもらえる「就活相談会」を開催中です! 業界が求める人材に近づくためにも、まずは情報収集に力を入れましょう。

インフラ業界に受かるための対策と絶対条件

インフラ業界に受かるための対策と絶対条件

インフラとひとくくりにしていますが、インフラには様々な分野に分かれており、それぞれすべてが「高倍率」な傾向があります。就職することによるメリットも多い業界ですので、どんな分野を選ぶにしろ、相当な対策と準備が必要になります。

ここではそんな人気の高いインフラ業界に受かるための対策と絶対条件について解説していきます。人が集まるだけでなく、ライバルたちの質も高い傾向にありますので、負けないようにこれを読んでしっかりと対策してきましょう。

なぜインフラ業界を志望しているのかを明確にする

まずは、なぜインフラ業界を志望しているのかを自分の中で明確にしていきます。この部分が明確でないと、熱意は企業側へと伝わりませんので、「インフラ業界のどこに惹かれたのか」「インフラ業界の魅力は何か」「他の業界ではダメな理由は何か」などをしっかりと掘り下げていきましょう。

その際に意識してほしいのが、「安定しているから」という理由以外で考えることです。インフラといえば「安定」が一番の魅力と言っても過言ではありませんが、それだけの思いで志望しているようでは熱意は伝わりませんので、「安定」以外の部分から考えていきましょう。

そして次に、インフラの中からなぜその業種を志望したのか、なぜその企業を志望したのかを明確にしていきます。インフラと大きくひとくくりにされているものの、業種はそれぞれ異なりますので、なぜそれを志望したのかも明確にしないと思いは伝わりません。

また、数ある企業の中から、“なぜその企業を志望したのか”も明確にしておかないと、「インフラならうちじゃなくてもいいのか」と熱意や志望度を疑われてしまいますので、企業研究や同業他社との比較などから、その企業でなくてはならない理由を明確にしましょう。

「安定」ではなく、どう成長していきたいのかを語る

景気に左右されることなく、業界としても安定しているインフラですが、「安定」だけを志望理由として語るのはよくありません。

インフラ業界において「安定している」という言葉は、「給料が高いから」「残業がないから」といった条件面だけを志望理由にしているのと同じになります。当然ながら条件面ばかりを魅力として語るような学生を欲しいと思う企業はありませんので、受かることはありません。

ですから、「安定」に注力するのではなく、自分や業界をどう成長させていきたいのかを語るようにしてください。インフラ業界の成長のために働きたいという思いが伝われば、熱意や志望度を評価されます。

「安定」だけに惹かれたのではなく、業界のために働きたいという思いを伝えることがインフラ業界に受かるための秘訣ですので、前述より「安定」以外の魅力を見つけ、具体的にどう成長していきたいのかを考えましょう。

志望するインフラによってアピール方法を変える

インフラ業界は大きく4つの分野+エンジニアに分かれていますので、当然それぞれの就活対策やアピールすべきことは異なってきます。具体的にそれぞれの業種においてアピールすべきことを下記にまとめます。

  • 【エネルギー資源】
    具体的にその業種・企業を通してどう成長していきたいのか、どう貢献していきたいのかを語り、「安定だけで選んでいない」という姿勢を示す。近年、電力の自由化などが進んでいるので、それらについても理解を深めていること、時代の変化に敏感なことなどを合わせて語ります。

  • 【生活インフラ】
    情報をいかに取集できるかがポイント。特に通信系は急速に進化し続けているため、流行をキャッチする広い視野が重要となります。ですから、志望する業種に関する情報を収集し、流行りや流行に敏感だということをアピールしていきましょう。

  • 【交通インフラ】
    「好きだから」という理由だけで志望するのはNGです。特に鉄道会社に多いですが、鉄道好きから志望している「鉄ヲタ」に対して企業は、「好きなことしかやらないのか」といった印象を抱くため、「好き」だけを理由にするのではなく、どう仕事をしていきたいのか、どう成長していきたいのかを語るようにしましょう。

  • 【施設・建築】
    施設や建築系は力仕事や汚れ仕事である場合が多いので、それらを受け入れ、どんな仕事でも全力で取り組む姿勢を示すと高評価です。体力があることや、精神面が強いことを合わせてアピールすると良いでしょう。

  • 【インフラエンジニア】
    パソコンスキルが必要になる職種のため、MOSなどの資格があると武器になります。また、インフラエンジニアは急なトラブル対応などに追われることの多い職種ですので、残業や多忙などにも耐えられる「体力」があることを示すのもポイントです。

これまでに紹介した、「インフラを目指した理由を明確にすること」「安定にこだわらないこと」をベースに、上記の業種それぞれに特化したアピールをしていきましょう。

インターンに参加で他の学生と差をつけられる

インフラ業界を志望するうえで、インターン参加実績があると他の学生と差をつけることができるためオススメです。

インターンに参加することによって、実際の現場や仕事を自分の目で確認することができるため、業界や企業理解が深まります。業界や企業理解が深まれば、その企業が求める人材に自ら近づくことができ、内定率もグッと上がるのです。また、業界や企業理解が深まることによって自分との相性も図れるようにもなります。

インフラ業界はどの業種においても現場目線が非常に重要になりますので、実際に現場に立ち、インフラとはどのような仕事をしていくのかを事前に把握できている学生は即戦力として企業も向かい入れやすいです。

学生にとっても理解を深めるチャンスとなりますし、企業側にとってもインターンに参加したことのある学生は魅力的ですので、ぜひインターンには積極的に参加していきましょう。

資格取得は武器になる

多くのインフラ企業では、就活時に資格取得が義務付けられることは少ないものの、内定後入社までに取得を促される場合がありますので、あらかじめ入社後に取得が必要となる資格を持っていることをオススメします。

あらかじめ入社後に必要な資格を取得しておけば入社後に即戦力となるため、企業側にとっても魅力的な学生となり、就活においても有利に運ぶことが多いです。

ただし、企業によっては“就活時にも専門知識・資格がないとダメ”としている場合などもありますので、OB訪問やインターンなどを通して、入社後に必要となる資格は何か、入社前に資格取得は必要なのかなどを確認するようにしましょう。

インフラ業界の就活対策はまだまだあります。もし進める手順が不安なら、就活のプロであるキャリアプランナーに相談するのはいかがでしょうか?

キャリチャンの「就活相談会」では、インフラ業界で効率よく就活を進めるためのコツやアドバイスをプロからもらえます。就活に役立つ知識を得て、ライバルより先に内定を勝ち取りましょう!

インフラ業界の「現実」も知っておこう

インフラ業界の「現実」も知っておこう

就活をする上では、理想ばかりでなく「現実」を知っておくことも大切です。そうしないと入社後ギャップに苦しみ、ミスマッチから早期退職をしかねません。人気の高いインフラ業界も、あなたが思い描くような理想ばかりとは限らないのです。

そうならないためにも、事前に「現実」部分を確認しておきましょう。現実を受け入れたうえで就活に挑めば業界側も「理解がある」と、学生を評価します。

「安定」ばかりに縛られてはいけない

インフラ業界といえば「安定」しているイメージが強いでしょうし、実際に業界は安定しています。しかし、「安定」にばかりすがるのはよくありません。確かに安定はしていますが、今後の成長のために進化もし続けているということも覚えておきましょう

どの企業も“利益”を拡大しなければ会社として成り立たなくなってしまいますので、今の安定した事業だけを続けるばかりではいけません。そのため、オール電化やガスコージェネレーションシステム、燃料の独自調達ルートの開拓、さらには、最近ではガスや電力の自由化も進んでいますので、ガス会社はプロパンガスとの協商に、電力会社は民間企業の太陽光電力で発生した電力を買い取らなくてはなりません。

このようにインフラ業界は常に新しいことに挑戦し続けており、新しいことに挑戦するということはその分リスクも抱えていますので、完全に安心しきるのは業界への理解不足ということになります。

ですから、就活においても「インフラは安定しているから」などと言えば、「インフラが新しいことに挑戦し続けていることを知らないんだ」と理解不足を指摘されることとなりますので、業界全体の仕組みをしっかりと把握しておきましょう。

実際に業界全体で見ればインフラ業界は「安定している業界」にはなりますが、新しいことに挑む以上、“失敗”のリスクと隣り合わせてであることを覚えておきましょう。

ハードワークであることを受け入れる

インフラ業界はとっても仕事が忙しい、ハードな業務です。先ほども述べましたが、「安定=仕事が楽」というわけではないのです。

人々の生活を支えるために常日頃稼働し続けなければいけませんし、急なトラブルにも“すぐ”に対応しなくてはいけません。納期も厳しいですし、納期を守るためには連日の残業だって欠かせないのはインフラ業界の実態です。

その分、給料や待遇が良い業界でもありますが、「給料に見合った仕事内容」と思うのか、「給料が高くてもこの仕事はきつい」と思うのかは人それぞれですので、インターンなどを通して事前に仕事のハードさについて確認しておきましょう。

また、就活を行う際にも、“仕事が忙しくても問題ない。忙しいの受け入れたうえで志望している”という姿勢を示すことが大切です。どの企業も口だけの学生を欲しいと思うことはありませんので、実際に大丈夫だと思えないのであれば、業界の変更も検討しましょう。

土日祝日休みとは無縁になる

インフラ業界は土日休みでないことがほとんどです。インフラ業界は私たちの生活を支える基盤となる事情を展開しており、それらの需要は土日祝日がもっとも高くなることから、基本的に土日祝日は仕事となります。

土日祝日休みじゃないということで、友人などと休みが合わなかったり、人が多い中出社をしなくてはならないというデメリットが発生します。また普段の休みに限らず、GWや年末年始のお休みなども通常とは異なることも覚悟しなくてはならないでしょう。

平日休みにも、どこに出かける際にも空いていて快適、人込みを避けられる、市役所や郵便局などに行きやすいといったメリットもありますが、友達と予定が合わないことや結婚式に参加するために有給を取るのが嫌という場合には大きなデメリットとなるでしょう。

おわりに

インフラ業界は「安定」している業界として非常に人気が高いです。そのため、毎年多くの学生が集まりますし、ライバルの質も高いです。そのため、生半可な気持ちでは狭き門を潜り抜けることは不可能です。

ですから、まずはインフラ業界の仕事内容や実態について理解を深め、どんな人材が求められているのか、具体的に働くことによってどんなメリットが得られるのかを確認していきましょう。

インフラ業界についての理解を深めたら、どうアピールしていくことでインフラ業界に求められる人材になるのかを考えたうえで対策をしていきます。

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この記事の監修者

監修者:平崎泰典

平崎 泰典

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2016年に入社後、企業向けの採用コンサルティング業務を経て、就職・転職希望者に対する個別就職支援を担当。「キャリチャン」「合説どっとこむ」において年間100回以上の就職・転職セミナーの講師も務める。

主な担当講座に「営業職や種類が適性がよくわかる解説講座」「手に職をつけられる仕事解説講座」などがあり、これまで3,000名以上に対して講座を実施。

就職支援では「自己分析」と「業界研究」を得意として、就活初期の学生や求職者を相手に基礎からサポートを行う。年間1,000名以上の内定獲得を支援。

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