【地方学生必見】東京での就活費用を節約する方法をご紹介!
2023年3月24日
就職希望地は東京でしたよね?遠方ですから、就活が大変ではないですか?
キャリアプランナー 平崎
就活生 Aさん
はい。東京は遠いので面接の度に上京するにはお金がかかってしまいます。何度も新幹線に乗ったり宿泊したりするのは正直厳しいです。
そうですよね。地方で勤務希望だとしても、面接が東京本社で行われることも多いですから。では、東京で就活するための節約術があるのをご存じですか?
キャリアプランナー 平崎
就活生 Aさん
え!就活で使える節約術があるんですか?節約できるならとても助かります。どんな方法があるんでしょう?
移動・宿泊・選考の3つの状況でできる節約方法がいくつかあります。ではこれから、地方就活生のための節約術をご紹介します。
キャリアプランナー 平崎
就活時の移動費
まず、地方学生にとって負担がかかってくるのは、交通費です。
ここでは例として、広島~東京間でかかる交通費を比較していきます。前提として、同じ日に広島を出発する時の金額を比較していきます。(*以下でご紹介する各交通機関の金額は日によって異なります。下記に記されている金額は一例です。)
飛行機の場合
広島空港~羽田空港に就航している飛行機の値段は、片道17590円。移動時間はおよそ1時間半で、航空会社によっては飲み物等が配布されます。
飛行機は早く予約すればするほど料金が安くなります。安い航空券から売り切れになるので、事前に予定を立てておくことをおすすめします。
新幹線の場合
広島駅~東京駅までの賃料は、のぞみの自由席で片道11660円。移動時間はおよそ4時間です。
飛行機や夜行バスのように価格の変動はあまりないため、お盆やお正月などイベント時に移動する時は新幹線での移動がお得になる可能性があります。
夜行バスの場合
広島バスセンター~バスタ新宿までの賃料は、片道8000円。移動時間はおよそ12時間で、バス内で1泊宿泊するようになっています。
他の手段と比べ安いというのは大きなポイントですが、空気のあまりよくない室内で10数時間も滞在することになります。
のどを守るためのマスクや寝やすくなるクッションなどがあれば、比較的快適に過ごすことができるのではないでしょうか。
移動編まとめ
移動手段を比較すると、最も早く快適に移動するのであれば「飛行機」、最も安く移動するのであれば「夜行バス」という結果になりました。
値段と快適さは反比例しているため、状況によって交通機関を使い分けると上手く節約できるのではないでしょうか。
また、早割や学割など予約サイトや交通機関によっては割引がきくものもあります。事前にしっかり予定を立てておくことで交通費を安くできる可能性があります。
キャリチャンの「内定トラベル」では、地方住まいで移動にお金がかかる就活生のお悩みにお答え!
「できるだけ就活にかかる費用を抑えたい」という悩みは就活生みんなに共通のもの。でも節約方法は人それぞれ異なります。あなたの悩みに応じたアドバイスを受けられるので、ぜひ参加してください。
就活時の宿泊編
東京に滞在して就職活動を行う場合、必ず宿泊費がかかってきます。ここでは、23区内で宿泊する場合で比較していきます。
ホテル
ホテルには高級なところから格安ホテルまでありますが、就活の滞在で使うのは格安ホテルではないでしょうか。
23区内であれば、安い場所で3000円~4000円で宿泊することができます。このような格安ホテルだと、ビジネスホテル等と比べアメニティや設備が不足していることもありますが、個人の空間を持てるため、集中してSPIを勉強したり、WEBテストに取り組むことができるのではないでしょうか。
カプセルホテル
カプセルホテルは、2000円~3000円で宿泊できる、カプセル状の簡易ベッドが並んでいる施設です。
基本的にはベッドだけなので、ただ寝泊まりするだけの人はお得に過ごすことができます。ただ、横の人のいびきが聞こえてきたり、机がなく履歴書が書けないなど、就活生にとっては向いていない面もあります。
最近では、部屋のようになっているカプセルホテルや女性専用のカプセルホテルなど、様々な種類のカプセルホテルも誕生しているので、自分に合ったものを選ぶことをおすすめします。
就活シェアハウス
最近、都内で就活生だけを集めたシェアハウスも人気を集めています。
値段は安い場所で一泊2000円~3000円で宿泊でき、就活イベントと組み合わせれば無料で宿泊できるものもでてきています。就活シェアハウスのポイントとしては、宿泊している人が同じ年代の就活生であることから、就活仲間を作ったり、エントリーシートの添削をしてもらうことができます。
個人の時間は持ちづらいですが、同じ就活生と交流したい人は向いているのではないでしょうか。
友人や親戚の家
もし都内や隣県に友人や親戚の家があれば泊めてもらうことが何よりも安上がりです。宿泊費はかかりませんし、食費も浮く可能性があります。
宿泊編まとめ
総合的に考えると就活生にとっては就活シェアハウスがあっているのではないでしょうか。
値段が安いのはもちろん、宿泊している人々は地方の就活生である可能性が高く、同じ境遇の人々と交流が持てることも自分のモチベーションにつながるかもしれません。
もし合わなければ、都内にホテルはたくさんあるので、最初はシェアハウスで生活して様子を見るのもひとつの手段ではないでしょうか。
就活中は宿泊費を安く済ませられると節約が可能です。
「内定トラベル」では、地方住まいの就活生のお悩みにお答えしています。節約方法は人それぞれ!あなたの悩みに応じたアドバイスを受けられるので、不安に思うことがあれば、まずは相談してください。
就活時の選考編
地方就活生は選考の形態にも注目すると、就活でかかるお金を節約できるかもしれません。ここでは、主にベンチャー企業で多い最新の選考方法について紹介していきます。
WEB説明会
現在ではWEBで説明会を行う企業もでてきました。
自宅のパソコンで説明会をうけることができるため、就活生にとって大幅な節約になります。説明会後に人事の人に質問するといったことは難しいですが、興味があるかないか自宅で判断できることは大きなポイントになります。
インターネット面接
最近はスカイプなどを用いて、インターネットで面接を行う企業も増えてきました。
WEB説明会と同様、選考の過程を自宅で行えるため、大幅な節約になります。企業の人と会話できますが、実際の会社の雰囲気であったり、自分のやる気などが伝わりにくいという点もあります。また、部屋が暗いと、映像越しでもあるため、暗い印象を与えてしまうかもしれません。
もし第一志望の会社であれば、実際に会って相互理解を深めておくことも大切です。
交通費支給
説明会や選考において、交通費支給をしてくれる企業もあります。事前に企業の採用ページに書いてある場合もありますが、書いていない場合は説明会等で聞いてみてもいいのではないでしょうか。
選考編まとめ
インターネットを通して、様々な就活ツールが生まれています。しっかり事前に調べておくことで、費用を節約できる機会も増えてきています。
ただ、インターネットによる選考は便利ですが、取得情報が少なくなる可能性もあります。本当に行きたい企業を見誤らないことも大切です。
時間がない時などは、インターネットによる選考が効率的なのではないでしょうか。
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この記事の監修者
平崎 泰典
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
2016年に入社後、企業向けの採用コンサルティング業務を経て、就職・転職希望者に対する個別就職支援を担当。「キャリチャン」「合説どっとこむ」において年間100回以上の就職・転職セミナーの講師も務める。
主な担当講座に「営業職や種類が適性がよくわかる解説講座」「手に職をつけられる仕事解説講座」などがあり、これまで3,000名以上に対して講座を実施。
就職支援では「自己分析」と「業界研究」を得意として、就活初期の学生や求職者を相手に基礎からサポートを行う。年間1,000名以上の内定獲得を支援。