23卒の就活が不安で仕方ない!そんな人のための向き合い方教えます

 2022年5月10日

辛そうに就活をしていた先輩たち、落ち着く気配のないコロナウイルスの影響から「就活が不安で仕方ない」と悩む就活生が多くいますが、あなたはどうですか?

キャリアプランナー 岡田

就活生 Aさん

正直不安で仕方ありません。コロナは落ち着かないし、コロナ禍の就活は先輩たちを見ていてとにかく辛そうと思っていたので、やっぱり不安は尽きません。

そうですよね。ただでさえ就活では様々な不安を抱えやすいのでその気持ちと向き合いのは大変だと思います。しかしそのままでは就活もうまくいかないので、しっかりと対処していかなくてはなりません。今回はそんな不安な気持ちとの向き合い方について解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

キャリアプランナー 岡田

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23卒が抱く就活の不安とは?

23卒が抱く就活の不安とは?

コロナが落ち着きつつあるものの、これまで何度も繰り返された感染拡大を考えるとまだまだ油断は禁物です。そのためこれから就活を行う23卒にとっても不安なことがたくさんなことだと思います。

ここではそんな23卒が抱える就活に対する具体的な不安についてご紹介していきます。自分はどのような不安を抱えているのかを明確にするためにもしっかりとチェックしていきましょう。

コロナ禍で行う就活への不安

23卒が就活に対する不安でまず出てくるのが“コロナ”によるものです。まだまだ続くコロナ禍の中、就活を行うことに不安を抱くというのです。1つ上の先輩たちがコロナ禍で行う就活に苦しんでいた姿を見たことで当事者になった23卒がその不安をより大きくしているのです。

実際、これまでの就活ではコロナの影響を大きく受けており、採用活動を行う企業の減少や採用枠の減少、外出自粛、オンライン選考の普及など、様々な変更や不安となる点が多くありました。中には“内定取り消し”などもあったことから、先輩たちを見てきた23卒はまだまだ就活に大きな不安を抱くというわけです。

就活は今後の人生を左右するほど重大な決断をする場ということで、もともと大きな不安を抱えやすいものですので、その中で様々なことに敏感になるのは当然ですし、コロナはその中の大きな要因の1つとなるでしょう。

ちゃんと企業があるかの不安

コロナ禍の就活において、ちゃんと企業があるのかという不安を抱く人も多くいます。これまでの就活においてコロナの影響を大きく受けた企業は採用活動を行わない企業も多くあったため、23卒においても「ちゃんと採用活動を行う企業があるのか」と不安を感じてしまうのです。

実際これまでの就活においてコロナの影響から採用活動を行わない企業は多くありました。採用企業数が最も少ない21卒から22卒にかけては回復傾向にありましたが、まだまだコロナの影響は続いているため、23卒においても採用活動を行う企業はコロナ流行前よりも少ないことが予想されています。

そのような状況から23卒は就活において採用活動を行う企業はちゃんとあるのか、自分が志望する業界や企業は採用活動を行うのかなどといった企業の採用事情に大きな不安を抱くというわけです。

就活は活動を通して自分に合う企業を見極めていくものですので、その中で選択肢の減少や偏りに対して大きな不安を抱くのは当然といえるでしょう。実際、就活を行ううえでは採用活動を行う企業事情について把握しておく必要があります。

ガクチカで書く内容がないという不安

履歴書に書く内容や面接で話す「ガクチカ」がないという不安を抱えている学生も多くいます。これも主な原因は新型コロナウイルスによるものです。コロナによって外出が自粛され、大学にいけなくなった、部活動や研究が自粛されたなどの理由から“学生時代に力をいれてきたことがない”のです。

実際、コロナが原因によって学生時代に力を入れたといえるものがない人は多くいます。そしてコロナによって様々な制限がされたことも確かですので、話せるものがないと頭を抱えてしまうのは仕方のないことかもしれません。

ただガクチカというものはすごい経験などを語る必要はありませんので、誰にでも話すものはあるはずです。それをわからず「すごい経験や出来事をガクチカとして語らないといけない」と勘違いしている場合にはより大きな不安となってしまっている可能性があるでしょう。

就活や就職に対する漠然とした不安

コロナなどを関係なしに、就活や就職に対して漠然とした不安を感じている人も多くいます。コロナ関係なく就活というものは今後の人生を左右するほど重大な決断を行う場ですし、これまでに経験のないことを行うということで誰にも不安はつきものです。

これまでに感じたことのない雰囲気は恐怖を感じるでしょうし、内定がもらえるかもらえないかという不安もあるでしょう。他にも、いい企業が見つかるか、ESに落ちてしまわないか、面接がうまくいくかなど、実際に不安を感じる要素はたくさんあります。

また就活はもちろん、就活を行った先に対する不安を感じるケースもあります。実際に社会人として働くことが想像つかないと仕事に対して漠然とした不安を抱きやすいですし、そんな就活を目指す活動=就活に対しても合わせて不安を感じてしまうのです。

このように、これまでに経験がないことや将来に対する漠然とした不安がより大きな不安を生むこととなり、23卒の大きな不安の要因として挙げられます。

実際に覚悟すべき23卒の就活事情

実際に覚悟すべき23卒の就活事情

まだまだコロナの影響を受ける23卒において不安はつきものです。そして実際に不安に感じているものから覚悟しなくてはいけないものもあります。ではそんな不安定な23卒の就活において実際にどのようなことを覚悟しなくてはならないのでしょうか。

ここではそんな実際に覚悟すべき23卒の就活事情について解説していきます。不安とともに覚悟すべきことを把握し、柔軟に対応できるようにしましょう。

採用企業の偏りや採用枠が限られる

23卒の就活では採用活動を行う企業に偏りがあったり、採用枠や限られることを覚悟しなくてはなりません。23卒の就活もまだまだコロナの影響を受けることが予想されているため、採用活動を行う企業には偏りが生まれてしまい、採用枠や企業数そのものが限られてしまうのです。

企業の偏りですが、航空業界や旅行業界を例に考えるとわかりやすいでしょう。航空業界や旅行業界などはコロナの影響を大きく受け、21卒から多くの企業で採用活動を休止していました。そしてこれらの業界は23卒においても採用活動を復活する企業は少なく、他にもコロナの影響を大きく受けた業界が採用活動を行わない可能性があり、その結果業界や企業に偏りが生まれてしまうのです。

さらに航空業界や旅行業界などの大きな影響を受けた業界においては採用活動そのものを休止していますが、そうでない業界も少なからずコロナの影響を受けている場合には採用枠を減らす場合もありますので、コロナ流行前よりも企業数・採用枠が少ないことを覚悟しておかなくてはならないでしょう。

また企業数や採用枠に対して就活を行う学生は例年通りとなりますので、少ない椅子を取り合うこととなるため、万全な対策ができていないとあっという間に選択肢がなくなってしまうことを覚えておいてください。

オンライン選考がこれからも続く

23卒の就活ではオンラインによる選考が続くことも覚悟しておかないといけないでしょう。コロナが流行した21卒よりオンラインにおける選考がメインとなっており、コロナが落ちつきつつある23卒においてもまだまだオンライン選考が続くことが予想されているため、対策が必須です。

もともとオンライン選考はコロナによる外出自粛から行われたものでした。しかし実際にオンライン選考を進めると学生側企業側両方にメリットが多く、結果としてコロナが落ち着いてもオンライン選考を続けるとした企業が多くあるのです。

オンライン選考を行うことによって学生は交通費を削減できますし、時間にも余裕が生まれるため効率的に数こなすことができます。また地方学生も交通費を削減できることから選択肢が広がり、企業側にとっても多くの学生と接触できることから、お互いにとってオンライン選考はメリットの多いものとなります。

このようにオンライン選考にはメリットが多くあることから、これからもオンライン選考は続きますので、学生は通常の対策に合わせてオンライン選考の対策も万全に行わないといけないことを覚悟しなくてはならないでしょう。

不安との向き合い方と状況別対処法

不安との向き合い方と状況別対処法

不安な気持ちがあると思うように就活ができないでしょうし、就活を始めること自体躊躇してしまうという場合もあるでしょう。また実際に覚悟すべきこともありますので、不安な気持ちとはしっかり向き合っていかないといけません。

では具体的に不安とはどのように向き合っていけばよいのでしょうか。ここではそんな不安との向き合い方と不安に対する対処法について解説していきます。

状況1:コロナ禍で行う就活への不安

コロナ禍で就活を行うことに対する不安を抱えているときは、常に今起きていることを把握するために情報をたくさん集めることを意識することです。コロナ禍の就活は不安定ですし、常に変化し続けています。そんな不安や変化を常に把握していればどのように動くべきかが見えてくるため、常にアンテナを張ることが重要です。

コロナの影響は21卒や22卒から引き継がれるものもありますが、23卒ではまた例年とは異なる点もありますので、それらの変化の違いをしっかりと把握しておかないとあっという間に遅れてしまいます。ですので、常に変わり続ける就活から遅れてしまわぬよう、常にアンテナを張り、情報を得るように心がけましょう。

また不安を解消するためには行動から不安を解消できる情報を集めることが効果的です。情報を自らの行動から得ていくことで不安に対してどのような情報があればいいのかが見えてきますし、情報は選考対策にもなり、武器にもなります。

情報は多ければ多いほど不安は解消され、自信にもつながっていきますので、早めから行動することでより多くの情報を得るようにしましょう。コロナによる不安は直接的にその就活と関わることで解消されることを意識し、行動してください。

状況2:ちゃんと企業があるかの不安

ちゃんと企業があるか不安という人も、“行動”を意識してください。どれほど採用活動を行っている企業があるのか、どのような企業が採用活動を行っているのかはただ待っているだけではわかりません。積極的に就活へと関わることで情報を得られますので、自分の目で確かめるためにも積極的に行動するように心がけましょう。

特に説明会への参加は必須です。説明会を開催しているということは採用を受け付けている企業ということになりますので、採用活動を行っている企業を把握することができます。

特に合同説明会の場合には一度に多くの企業を知ることができます。企業だけでなく様々な業界も一度に把握することができるため企業選びの参考にもなるでしょう。もちろんそれぞれの企業についての理解を深めることができるため、企業研究にも役立ちます。

このように、積極的に行動することで活動している企業を把握することができ、情報も合わせて確保することができるため、効率的に就活を行うことができるでしょう。説明会のほかに就活イベント等も開催されていますので、積極的に参加してみてください。

状況3:ガクチカで書く内容がないという不安

コロナ禍でろくな学生生活を送れず、ガクチカで書く内容がないという人の対処法は、“ガクチカはすごいこと語る必要はない”ということを知ることです。先ほどもお話ししたように、「ガクチカで話すことがない」という人の多くは、ガクチカですごいことを話さなければいけないと勘違いしており、その結果話すことがないと思い込んでしまっているのです。

しかしガクチカではすごいことを言う必要はありませんので、そこで話す内容がないと悩むのは無駄な悩み、不安なのです。ですので、すごい内容にこだわるのではなく、自分をアピールできる内容のものを語れるようにしましょう。

どのような環境だとしても誰にでも必ず学生時代に力を入れてきたことはあるはずです。ですので、近々の出来事ではなく、1年生の時から思い返し、些細なことも見逃さないよう、紙に書き起こしながら大学生生活を振り返りましょう。

大学内の出来事(学業や部活動)だけに限らず、広い視野からこれまでに行ってきたことを1つ1つ掘り下げてください。そうすれば固定概念にとらわれることなく、ガクチカとして語るべき内容が明確になるはずです。

状況4:就活や就職に対する漠然とした不安

就活や就職に対する漠然として不安を抱えている場合の対処法は、就活を行う意味と目的を知り、就活におけるゴールを明確にすることです。就活に対する漠然とした不安は“就活をする意味”が自分の中で明確でないことが原因であるため、まずは就活をする意味を知りましょう。

新卒で入社する企業はこれからの長い社会人生活の基盤となることから、間違った選択をしてはいけません。そのため就活では自分に合った企業を見極め、キャリアプランを実現するための企業選びをすることが就活において重要で、就活をする意味でもあります。

そしてその就活をする意味を理解したら次は自分の中で就活を行う目的を明確にしていきましょう。なんのために就活を行い、何のために企業を選んでいくのか、そのゴールとなる部分を考えることで、どう就活していくべきなのかが見えてくるでしょう。そして活動する意味や目的が明確になれば自然と不安はかき消されるはずです。

また、就職に関しても同じです。なぜ働くのか、働くことで何を得るのか、どのような目的で働くべきなのかを考えていくと仕事をする意味が見いだされ、不安が解消されていくはずです。

不安なときは一人で悩まないようにしよう!

どのような不安や悩みに対しても一人で悩まないことが大切です。一人で悩んでしまうと余計に不安は大きくなってしまいますし、悩みは解決されず、どんどん悪い方向へと事が運ばれてしまいますので、注意が必要なのです。

ですので、不安な時はその不安を“就活エージェント”にぶつけてください。就活エージェントは就活生の悩みを解決するプロのため、どんな些細な不安でも必ず解決へと導いてくれます。

先ほど不安の要因についてお話ししましたが、他の理由から不安を抱く人はたくさんいますし、人によって不安の大小は異なります。そのため、周りと同じやり方から対処しようとしても効果がない場合もあるのです。

しかし就活エージェントを頼ればこれまで学生を助けてきた経験から一人一人に合わせた対策をしてくれるため、不安を確実に解消することができます。また不安解消から就活を成功させるためのサポートまで行ってくれるため、最初から最後まで心強い味方となってくれます。

キャリチャンでも23卒が抱える不安を解消するためのイベント「就活相談サポート」を開催しています。このイベントでは一人一人が抱える不安に寄り添い、確実に解消すると共に就活成功へと導くためのサポートを行います。どんなに些細な不安、悩みでも構いません。ぜひともキャリチャンを頼ってください!

おわりに

コロナが落ちつつあるが、これまで感染拡大は繰り返されてきましたからまだまだ油断はできません。そのため就活においても影響を受けることが予想されるため、23卒にとっては不安の多い就活になると思います。

すでに就活も始まりつつあり、大きな不安を抱えながら動き出していると思いますが、そのままでいると就活はうまくいかないため不安としっかりと向き合っていかなくてはなりません。

そのためにもまずはどのような不安を抱えているのかを明確に、それぞれに必要な対策をしっかりと行ってきましょう。

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この記事の監修者

監修者:岡田章吾

岡田 章吾

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。

就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。

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