Fラン就活生は負け組じゃない!勝ち組として就職する秘訣教えます

 2022年6月3日

就活が本格化してきましたね。今ごろ志望企業を決めたり、選考を受け始めていると思いますが、順調ですか?

キャリアプランナー 廣瀬

就活生 Bさん

いいえ、正直自分の出身大学がコンプレックスで思うように企業選びができていません。やっぱり“Fラン大学って就活で不利”なんでしょうか。周りを見てもMARCH以上の人ばかりが内定を獲得しているように感じます…。

わかりました。今回はそんな自分の出身大学にコンプレックスを感じるあなたのために「Fランは就活で不利なのか」、その真相について解説していきましょう。不利なイメージのあるFランでも“勝ち組”になれるのかについても解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

キャリアプランナー 廣瀬

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Fラン大学は負け組なのか?

「Fラン=就活で不利」「Fランは負け組」そんなイメージを持つ人も多くいることでしょう。Fラン以外の大学出身の就活での成功率の高さからどうしてもFラン大学出身の厳しさを感じやすいと思います。

では実際、Fラン大学出身者は“負け組”なのでしょうか。ここではそんなFランが就活において負け組なのかどうか、その真相について解説していきます。Fラン大学の就活における立ち位置を知り、どう活動すべきかを考えていきましょう。

そもそもFランとは?

まずは“Fラン“の定義について理解していきましょう。Fラン大学の定義は一般的に”偏差値が低い大学“のことを指します。もともとは河合塾が入試難易度をランク付けする際、偏差値50未満の大学や定員割れで合否判定ができない大学を「Fランク大学」と分類したのが始まりだといわれています。

FランクのFはボーダーフリー(BF)のF、つまり不合格になる受験者がほとんどおらず、受ければ誰でも入れる大学という意味になります。ただし最近ではもっと広い意味でFランという言葉が使われており、偏差値50に限らず“学力が低い大学全般”をFランと呼ぶ傾向にあります。

Fラン大学というと悪いイメージがあると思いますが、その大学自体に問題があるわけではありませんし、日本のほとんどがFラン大学に該当することになりますので、Fランだからと過度に落ち込む必要はありません。たいていの人はあなたと同じFラン大学出身者です。

Fランは負け組なのか?

Fラン大学に入学することが悪いというわけではないものの、就活をしているとFラン大学の厳しさを感じる場面も多々あることから「やっぱりFランは負け組なんだ」と思うこともあるかもしれません。では実際、Fランは負け組なのでしょうか?

その答えは、“Fランというだけで負け組になるとは言い切れない”です。もっとかみ砕いた言い方をすると、Fランが負け組というよりはFラン以外が勝ち組だとはいえない、というのが正解になります。

Fラン大学でも十分就活で通用しますし、やり方次第で大手企業や有名企業に就職することが可能です。Fラン以外の大学でも大手企業どころか、なかなか内定がもらえないということも十分にあることから、“Fランだから不利”と言い切ることはできません。

ただし結果的にFラン以外の大学出身者の方が大手企業への就職率や内定率が高いことを考えると、Fランが就活で不利になる場面が多いのも否めません。実際、「Fランは就活で不利」という噂が横行しているのにはそれなりの理由があるわけですから、Fランが不利だとは言い切れないものの、就活へのやり方は考えなくてはならないでしょう。

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Fラン大学が不利とされる理由

Fラン大学だから絶対的に不利と言い切れないものの、有名大学や進学校出身者と比べると不利になる場合があるのも確かです。そのためFラン大学出身者は不利になる場面をよく理解したうえで就活へのやり方を考えなくてはなりません。

そのためにもFランが就活で不利とされる理由や状況についてしっかりと理解を深めていきましょう。ここではそんなFランが不利とされる理由について解説していきます。Fランというだけで不利になるわけではないが、「Fランは就活で不利になる」と言われるだけの理由があるのは確かですので、それらをしっかりと把握していきましょう。

学歴フィルターによって選択肢が狭まる

Fラン学生が就活で不利になる理由としてまず挙げられるのが、学歴フィルターの存在です。Fラン学生は企業が設ける学歴フィルターに引っかかってしまうことがあり、落ちてしまうことで結果として「不利」となってしまうのです。

そもそも学歴フィルターとは文字通り、科学実験でサンプルの中から不要な物質を除去するように、学歴(大学の偏差値)によって学生をふるいにかけることです。企業が堂々と「○○大学以下はエントリーできません」「MARCH以上しか受け付けません」と求人サイトに掲載することはないものの、企業の中で採用基準として学歴を一つの線引きとしている企業は少なからずあります。

このように、採用を行ううえで学生の学歴や出身大学を重視している場合には一般的に偏差値が低いとされるFラン大学では通過が難しくなります。そして結果的に“上位大学に劣る“こととなりますので、上位大学と比べた時に不利になるといえるでしょう。

「学歴フィルターなんて差別だ、偏見だ」と思う気持ちもわかりますが、学生を採用するうえで学歴や出身大学を重視する企業は少なからずありますので、それらを考えるとFラン学生は選択肢が上位大学よりも少ないことになります。

意識の低い環境から有力な情報を得にくい

Fラン学生が就活で不利になる理由として次に挙げられるのが、意識の低い環境から情報を得にくいことにあります。すべての大学に当てはまるわけではありませんが、上位大学に比べると就活や就職、仕事などに対しての意識が低い傾向にあるため、情報の得にくさから就活就活で不利になる場面が多くあります。

就活ではいかに情報を集められるかが重要なポイントとなります。またその情報はただ量を集めるだけでなく、自分にとって有益なものである必要があります。そしてそんな情報は学生同士で交換することで補っていくため、情報が飛び合う環境下にある上位大学ではFランよりも質の良い情報を得ることができます。

しかし多くのFランは就活や就職に対して意識が低い傾向にあり、意識が低い環境下では情報量が少ないのはもちろん、情報の質にも問題がある場合がほとんどですので、どうしても学生一人の集められる情報量に限りが生まれてしまいます。

「遊ぶのが楽しい」「就職先はどこでもいい」という人が周りに多くいれば、その環境下において就活へのモチベーションを維持することは難しくなりますので、そのような環境が比較的多いとされるFラン大学では結果的に就活で不利になることがあります。

偏差値の低さから学力試験に落ちやすい

Fランが就活に不利になる理由として次に挙げられるのが、偏差値の低さから学力試験に落ちやすいことです。Fラン大学は一般的に偏差値が低い大学とされていますし、上位大学に比べると学力が劣るのは確かですので、学力試験に落ちやすいでしょう。

多くの企業は多く集まりすぎた学生をある程度絞るために学力試験(主にSPI)を実施し、足切りを行います。結果が数字で表されるテストではどうしても学力の差が合否をハッキリと判断してしまうことになりますので、どうしても不利な状況になってしまいます。

SPIは足切りを目的としていますので、学生の人柄やスキルなどをしっかりと見ないまま、テストの結果だけで判断していくことから結果的に上位大学出身者ばかりが残ってしまうことはよくあることです。特に大手企業のように人が多く集まるような企業の場合には一人一人をチェックするのは物理的に難しいので、テストの結果だけで通過者が決まることを考えると、“大手企業=上位大学の方が有利”になってしまうでしょう。

またテストの結果だけでなく、そもそもテストの成績がいい(=地頭が良い)学生を採用条件としている企業もあり、そのような場合には積極的にテスト結果の良い学生が優先されてしまうため、上位大学よりも学力の低いFランは不利になります。

「Fラン」というだけで落とされてしまうことも…。

Fランが不利になる理由として最後に挙げられるのが、「肩書」です。残念ながらFランというだけで先入観から落とされてしまうということは少なからずあります。これは学歴フィルターとは少し違い、テストなどの結果によって判断されるのではなく、「Fラン出身」というだけで落とされてしまうのです。

大学を選ぶ基準は人それぞれですが、高校生のうちに見据えた将来像やキャリアプランを実現するためにしてきた努力などは入学する大学に反映されます。人としての賢さや地頭の良さは必ずしも一致しませんから、学生が入学するための努力を評価されることを考えると、Fラン(偏差値の低い大学)に入学した人に対しては「これまで努力してこなかった」「将来像が不明確」などと判断する企業が少なからずあるのです。

受験勉強を怠った結果がFラン大学、勉強を頑張った結果が上位大学といった事実が実際にあることを考えると、Fラン大学と上位大学とで過ごす4年間には質の差があるのも事実です。もちろんFランでも努力を惜しまず質の良い学生生活を送った人もいれば、たまたま運よく上位大学に入学できた人もいますが、どうしても先入観からFラン大学を避けてしまう企業も少なからずあることを覚えておかなくてはならないでしょう。

肩書だけを気にする企業は書類選考の時点で足切りを行ってしまうため、他の部分から自分をアピールすることは難しくなります。そのため書類で落ちてしまった場合には「仕方ない」と気持ちを切り替えることが大切です。

利用者の声

Fラン大学で“勝ち組”になるための秘訣

Fランというだけで負け組とまではいきませんが、前述からもお分かりいただけるように、厳しい状況になることが多いのは確かです。また実際、Fランが優良企業・大手企業に受かる割合は2割とされています。

しかしだからといってすぐに諦めてしまってはいけません。Fランだってやり方次第で優良企業や大手企業に入社できますし、勝ち組にだってなることができます。ここではそんなFランが“勝ち組”になるための秘訣と対策法についてご紹介していきます。

意識の高い人と関りを持ち、情報を得る

Fランが勝ち組になるためにまず意識してほしいのが、意識の高い人と関りを持ち、有益な情報を得られるようにすることです。先ほども述べたように就活ではいかに情報を得られるかが重要となりますので、まずはその情報を得るための環境作りを行います。

全ての大学がそうではありませんが、多くのFラン大学では上位大学に比べて就活や就職に対して意識の低い傾向にあります。そのため自分にとって有益な情報を得にくかったり、情報そのものが得られない可能性があるため、Fラン学生は自ら情報を得るように行動しなくてはなりません。

そのためにも就活に対して意識の高い人と関りを持つようにしましょう。具体的には説明会や就活イベントなどに参加すると良いです。自由参加である説明会やイベントへ参加しているということは就活に対して積極的であることがおわかりいただけると思います。そのため、説明会やイベントに参加すれば意識の高い人と出会えるため、Fラン学生も説明会やイベントにはぜひとも積極的に参加しましょう。

またOB訪問やインターンシップへの参加も良いでしょう。OB訪問やインターンシップは直接企業で働く人と接触することができるため、より有益かつリアルな情報得ることができます。さらには仕事内容や「働く」といったことなどをより身近に感じることができるため、企業選びの参考や選考対策に役立つでしょう。

他にも、就活エージェントなどの就活に精通したプロに頼るのもおすすめです。就活エージェントは常に新しい情報を把握していますし、これまでの支援による実績から、あなたにとって必要な情報をピンポイントに教えてくれるため効率的です。ぜひ積極的に支援を受けてみましょう。

学力以外の部分で他の学生と差をつける

Fランが勝ち組になるために次に意識してほしいのが、学力以外の部分で他の学生と差をつけることです。出身大学を変えることはできませんし、急に学力を伸ばすこともそれらを証明していくことも難しいので、学力を伸ばすことよりもその他の部分を伸ばす様にしましょう。

具体的に学力以外で伸ばしたい部分ものはES、面接での回答、面接力、身だしなみ(第一印象)などです。これらを質の高いものにしていくことがFランが勝ち組になるための条件となります。まずはESや面接関連です。これらは自己分析や企業研究、業界研究などを徹底して行うことで質を上げることができます。

自己分析より自分の強みやアピールすべきスキルなどを把握し、業界・企業研究から企業が求める人材を知ることで面接を通してどのようなことをアピールすればいいのか、企業はどのような回答を求めているのかなどを知り、答えを導きます。企業に伝える内容(ES・面接における質疑応答)の全てはこの自己分析や業界・企業研究が基礎となりますので、徹底して行いましょう。

また、第一印象をよくするための対策も欠かせません。まずは清潔感のある見た目を心がけ、笑顔でハキハキ話す、面接における所作をマスターするなどを意識し、第一印象を良くしていきましょう。ESや面接などの選考面や第一印象などは上位大学とスタートラインは同じですので、対策をしっかりすることで差をつけることができます。また資格などを取得すれば+αとして差をつけることができますので、資格取得も視野に入れてみましょう。

Fランという肩書だけで不合格を出してしまう企業に対してはもうどうあがいても難しいものがありますが、ESや面接を受けるところまでくれば土俵は上位大学と同じです。ですので、そこでしっかりと差をつけられるように徹底して就活対策をしていきましょう。

たくさん面接を受けることで“面接力”を上げる

Fラン大学出身でも勝ち組になるために次に意識したいのが“面接力の向上”です。正直学力で上位大学の人たちに追いつくのは不可能ですが、面接力のスタートは皆一緒ですので、ここで差をつけることができるのです。

就活のメインはこの面接ですし、面接の結果が合否に大きな影響を与えるのはもちろん、今後の人生にも大きな影響を与えることとなりますので、結果が非常に重要なものとなります。そのため、最も力を入れて対策すべきものとなりますし、他の学生と差をつけることが重要となります。

そしてそんな面接力は既卒や第二新卒学生が相手でない限り差はありませんので、学力で追いつけない分ここで上位学生と差をつけることがFランが勝ち組になるための秘訣となるのです。そしてそんな面接力は経験を積むことで力をつけることができます。

なんでもそうですが、たくさんの経験を積むことで“慣れる”ことができ、この慣れが自信となり結果として力の向上へとつながります。面接特有の緊張感や雰囲気に慣れることができれば堂々と面接を受けることができ、どの堂々とした姿が評価され良い結果を招くことができます。また面接に慣れることができればこれまでに準備してきたものも存分に発揮できるでしょう。

ですから経験を積むためにも面接を積極的に参加していきましょう。実際に面接を経験していけば本番特有の緊張感や雰囲気に慣れることができますし、もし合格すれば自信へとつながるでしょう。

ただ「いきなり本番はちょっと…。」という場合には練習から力をつけていきましょう。面接練習でも“本番同様の雰囲気”を作り出せば本番同様の経験値を得ることができますので、効果的です。そしてそんな練習は緊張感を持てる相手、つまり馴染みのある友人ではなく、関りの少ない人と行うと良いです。

その中でも特に就活エージェントがオススメです。就活エージェントはあなたにとって「他人」となりますのでほどよい緊張感を持つことができますし、プロによる指導から確実に力をつけることができるため非常に心強い存在となります。ですので模擬面接イベントなどに積極的に参加していきましょう。

就活エージェントを頼り、プロの力で就活力を上げる

Fランが勝ち組になるためには“プロ”の力を借りて就職率を上げることが秘訣となります。前述からもわかるように、上位学生と学力とで差を縮めることは今さら難しいですが、それ以外の部分は皆同じスタート時点に立っていますので、差をつけることができます。そしてそんな面接力を含めた就活力を上げるためには就活エージェントの存在が欠かせないのです。

就活エージェントは就活の基礎となる自己分析や業界・企業研究などのお手伝いはもちろん、ES対策・添削や面接練習、さらには企業紹介などといった様々なサポートを行ってくれるため、頼るだけで確実に力をつけることができるのです。

SPIなどの学力試験での差を縮めることは難しいかもしれませんが、そこさえ突破できてしまえばいくらでも追いつけます。差をつけるためにも自分の力を最大限に引き出してくれる就活エージェントと一緒に対策をしていきましょう。

キャリチャンでも面接力向上のための対策はもちろん、就活力そのものの向上を目指すためのサポートを行うイベント「納得内定」を開催しています。あなたに合った対策法から“勝ち組”になるためのサポートを行っていきますので、ぜひ気楽にご参加ください。

おわりに

Fランだからといって負け組になるわけではありませんが、不利になることがあるのも確かです。しかし上位大学だからといって勝ち組というわけではないことや、対策次第でFランでも勝ち組に慣れることも確かですので、正しいやり方から対策していきましょう。

就活に対する意識が高い人と積極的に関わることで情報を得るようにし、学力以外の部分で差がつけられるよう、面接力・就活力を上げるための対策をして下さい。そこで就活エージェントを頼ると確実に力になるため、ぜひとも就活エージェントを頼るようにしましょう。キャリチャンでもイベントを開催していますので、ぜひ頼ってください。

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この記事の監修者

監修者:廣瀬舞

廣瀬 舞

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

大学卒業後、教育機関を経て入社。7年間、キャリアカウンセラーとして新卒・中途・既卒求職者の就職を支援し、これまでに4000名以上の求職者を担当し内定まで導いている。女性ならではの親切丁寧な対応が定評を呼んでおり信頼度が厚い。

就活支援の得意分野は「面接対策」。特に現代ならではの動画面接、オンライン面接の対策実績は1000社以上、2000名以上を支援してきた実績がある。

また、これらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している

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