就活においてSPIは重要!対策の必要性と4つの勉強法を解説

 2024年7月12日

多くの企業が採用選考にSPI試験を取り入れていますが、対策は万全ですか?

キャリアアドバイザー 平崎

就活生 Aさん

面接より自信ないかもしれません…。
対策法もよくわからないし、そもそもSPIって何を見られる試験で、何点取ればいいんでしょうか?

SPIは、就活の中で採用選考に応募してきた人の基礎学力や人間性を見るために行われる適性検査の1つです。合格ラインは企業ごとに異なるので、何点とは言えませんが。

キャリアアドバイザー 平崎

就活生 Aさん

そうなんですね。でも合格ラインがわからないと、対策が難しいです… そもそも対策は本当に必要なんですか?

SPIは全国の1万社以上が採用選考に取り入れているので、就活の中で最も受ける可能性の高い適性検査です。今回はSPIとは何かや対策法を紹介しますので、一緒に確認していきましょう!

キャリアアドバイザー 平崎

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就活でよく聞くSPIとは?

 SPIとは

コラムの最初にまずは、就活でよく耳にするSPIとは何かや、SPIの合格ラインなどについて紹介します。

SPI=適性検査テスト

SPIとは、企業が応募者の能力を図るための筆記試験の事です。別名、適性検査テストとも呼ばれています。

新卒採用の適性検査の定番としても、全国の1万社以上の企業が導入しているようです。

・専用会場であるテストセンターで実施 ・Webテストを自宅などのPCで行う ・インハウスCBTと言って企業の会議室などに赴く ・企業が用意した会場おいてペーパーテスティング

上記の4点が主なSPIの受験方法として行われます。受験方法や場所は企業によって異なるため、事前に確認をしておきましょう。

SPIの2つの検査

SPIは、適正テストと能力テストの2つの分野に分かれています。主に性格を判断するものが適正テスト、一般教養があるかを判断するものが能力テストです。

能力テストの中には、言語分野と非言語分野の2つの内容に分かれており、言語分野では国語や英語、非言語分野では、数学の問題が出ます。

専門的で高度な知識は必要なく、これまで私たちが学んできた一般教養の範囲が出題されます。

SPIの難しいところは、制限時間が極めて短いという点です。問題数も多く、1つの問題をいかに早く導き出せるかといったところが、重要になってきます。

Webテストとペーパーテストの違い

SPIの受験の仕方によっても、少し相違点があります。

Webテストの場合、受験者の回答状況によって出題内容・出題数が変わってきます。一方、ペーパーテスト方式では最初から最後まで一律の出題内容や問題数を解くことになるのです。

Webテストの場合、「1問ずつ表示される」「1問ごとに制限時間設定されている」「回答を終えて次の問題に進むと前には戻れない」などの方式もあり、Webテストとペーパーテストの違いれないという点が、ペーパーテストとは異なる点であると言えます。

SPIの合格ライン

SPIは資格試験などとは違い、明確な合格ラインは公開されていません。企業によっても違い、8~9割の得点を求める企業もあれば、3割程度でも次のステップに進める企業もあるようです。

しかし、いくら有能な人材を求めているからと言って、9割以上の正当率を求めるというのはあまり現実ではありません。専門的な資格や知識を有している人材を、数問の間違いで落としてしまうのは企業にとっても損失です。

その他に、履歴書や面接などの総合的な評価が含まれているので、SPIの成績だけでは合否は出ないといえます。

面接対策や履歴書の記入、説明会などで多忙な就活生は時間を捻出するのも大変です。企業によってはSPI試験を行うために、対策する時間も必要になるでしょう。

キャリチャンでは、就活生一人ひとりに合った企業紹介を受けられ、就活の悩みや不安を相談できる就活支援サービス「就活相談会」を行ってます。完全無料のサービスなので、気軽に活用してください。

就活におけるSPI対策の重要度

 SPI対策の必要性

就活をするにあたり、SPIの対策をしていくべきなのでしょうか。忙しい就活生が効率的に活動していくためにも、就活におけるSPI対策の重要度を解説していきます。

企業によって異なる

SPIに関しては「対策する必要がない」や「徹底的に準備するべき」など様々な意見がありますが、企業によってその基準は異なります。

また、多くのサイトで合格のボーダーラインを示していることもありますが、その情報を鵜呑みにするのは危険な行為です。

その企業が、どのような基準を設けているのかを正確に判断することは、非常に困難であると言えるので、時間が許す限り、対策を練りしっかり次のステップに進むことが必要です。

大手合格を目指すなら

応募者が非常に多い大手企業では、1次選考に進める前に足切りのための合格ラインを設定していることが多く、そのため「6割」以上の合格ラインを超える必要があると言われています。

採用の最終段階や、内定後に実施する企業もありますが、その場合は適正にあった配属先を決めるための参考にしていることが多いです。

目安としては、7割以上の正当率を目指すことが一定の基準になってくると考えられます。もちろん採用担当者からすれば、高得点であった場合は好印象に繋がるため、もっと上を目指すことは、選考通過の加点にもつながっていきます。

就活を成功させるためのSPI勉強法

 SPIの4つの勉強方法

就活においてSPIが重要だということはわかっても、どのように勉強していけばよいのか分からない人も多いでしょう。ここからはSPIの勉強法のポイントを解説していきます。

勉強法1:SPIの問題に慣れる

SPIは問題パターンがだいたい決まっているので、ひたすら反復して問題を解き続けて問題の解き方を覚えてしまうのが効果的な勉強法です。

勉強法2:空き時間の活用

先ほども述べたように、忙しいスケジュールの中で勉強時間を確保するには、移動時間などの空き時間を活用する必要があります。

SPIの問題1つ1つはものすごく時間がかかるような超難問ではないため、短い空き時間には問題を解きましょう。

わからなかったものは正解をもとに解き方をインプットし、まとまった時間で時間制限を設けた実践形式でやってみると良いでしょう。

勉強法3:回答時間を意識

SPIは制限時間内で解く必要があるため、1つ1つに時間をかけてられません。問題を解くときは常に時間を意識して、解く度に回答時間が短くなるように心がけましょう。

勉強法4:図で理解

特に多くの人が苦手とする非言語分野では、問題の解き方を理解するうえで、を用いることをお勧めします。

問題を読んだらその図が浮かび上がってくるようにイメージしましょう。

もしどうしても非言語分野の克服が難しいと感じたら、キャリチャンの就活支援サービス「楽スル就活」で相談してください。あなたの希望に合った求人の中から、採用参考にSPIなどの適性検査を実施しない企業を紹介します!

大手企業に対する就活の上で必要なSPIの勉強時間と時期

 大手内定者が行ったSPIの勉強時間と時期

大手企業の内定者は、実際にSPI対策をどのくらいの期間と時間をかけて勉強していたのでしょうか。個人差もありますが、目安となるSPI対策の勉強する時間数と、期間を紹介します。

勉強時間は

ある大手企業から内定を得た学生は、1日1~2時間・1カ月程度の勉強時間を設けていたようです。また、難易度の高い企業から内定を得た学生は、それ以上の勉強量が必要とのことでした。

勉強期間

決して早い時期から始めたわけではないようです。翌年の就職活動解禁の3月に合わせて、12月から勉強を始めていました。

また、1日2時間以上1カ月以上の勉強量をこなそうと思うと、事前の計画が必要です。大学生のスケジュールを考えると1月には大学のテスト勉強が必要でしょうし、3月はESや説明会など忙しいためなかなかSPIの勉強時間を賄うことが難しいことを頭に入れておく必要があります。

4月に入ってからは、SPI受験日に合わせて計画を立て、コツコツ勉強する必要があります。

とはいえ、そんなにSPI対策のための勉強時間を確保することが難しいと感じる人もいるでしょう

キャリチャンの就活支援サービス「就活相談会」では、それほど多くのSPI対策をしなくても受かりやすい企業を紹介できます。プロのキャリアアドバイザーがその他の就活対策もサポートするので、ぜひ相談してください!

就活においてSPIは避けることが難しい

就活においてSPIは、避けることが難しいほど取り入れている企業が多い適性検査です。

企業によってSPIに求める基準が違うとはいえ、一般常識に近いテストなので、高ければ高いに越したことはないというのがどこの採用担当者も抱く気持ちでしょう。

しっかり対策して高得点を狙うことをオススメします。

それが難しい場合は就活エージェントなどに相談し、SPIで足切りされない企業を紹介してもらう手もあります。

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この記事の監修者

監修者:平崎泰典

平崎 泰典

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2016年に入社後、企業向けの採用コンサルティング業務を経て、就職・転職希望者に対する個別就職支援を担当。「キャリチャン」「合説どっとこむ」において年間100回以上の就職・転職セミナーの講師も務める。

主な担当講座に「営業職や種類が適性がよくわかる解説講座」「手に職をつけられる仕事解説講座」などがあり、これまで3,000名以上に対して講座を実施。

就職支援では「自己分析」と「業界研究」を得意として、就活初期の学生や求職者を相手に基礎からサポートを行う。年間1,000名以上の内定獲得を支援。

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