【例題付き】CABテストとは?問題形式・対策法を網羅的に解説

 2024年6月28日

選考に筆記試験やWebテストを取り入れてる企業が多いですが、対策は進んでいますか?

キャリアアドバイザー 平崎

就活生 Bさん

あんまり進んでません。SPIとかCABとか、テストの種類が多くて何を勉強したらいいのかわからないんです。

その中でもとくにわからない試験はどれですか?

キャリアアドバイザー 平崎

就活生 Bさん

CABテストです。

確かに、CABは他のテストと傾向が違うから、対策が難しいですよね。このコラムでは、CABテストの形式や例題、対策法などを詳しく解説します。入念な準備をして、CABテストに臨みましょう!

キャリアアドバイザー 平崎

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CABテストとは?

CABテストとは?

CABテストとは「Combinatorial Automated Testing」の略称で、日本SHL社が開発した、新卒採用で実施される適性検査の1つです。

ここでは、CABテストに関する基礎知識として、以下の4つの項目を解説します。

CABテストの目的

CABテストの目的は、IT関連の職種に対する適性を測ることです。企業はCABテストを設けることで、情報処理やシステム開発に必要なスキルをもった学生を特定できます。結果として企業は、ミスマッチを回避し、効率的な採用を実現したいわけです。

また、CABテストを実施することで、企業は個々の学生の特性を把握できます。それを利用し、特定の研修をおこなったり、担当する業務を割り振ったりといったことも目的の1つです。

CABテストの難易度

CABテストは難易度が高いといわれています。その理由は、「暗算」「暗号」「命令表」「法則性」など、中学~高校では学ばないレベルの問題が出題されるからです。

そのため、CABテストを受ける際は、事前対策が必須となります。人によっても異なりますが、一般的にCABの対策には、2週間〜4週間程度の勉強時間が必要です。選考対策をおこなう際は、目安として念頭に入れておきましょう。

しかし、適性検査にはさまざまな種類があるため、どのように対策をすればよいか頭を抱える学生も多いでしょう。

そこでオススメなのが、キャリチャンの就活支援サービス「楽スル就活」です。このサービスでは、CABテスト・SPI試験などの適性検査を省き、面接だけで採用選考をおこなう企業を紹介できます。

選考ステップが少ないため、短期間で内定をもらうことも可能です。CABテストも含め、筆記試験やWebテストを避けて就活をしたい学生は、ぜひ利用してみてください。

SPIとの違い

CABテストとSPIの主な違いは、能力検査の目的と内容です。適性検査は、候補者のスキルを測る「能力検査」と、性格的な適性を測る「性格検査」で構成されています。

前述のように、CABテストはIT関連の職種に対する適性を測るのが目的です。そのため、CABテストの能力検査では、「暗算」「暗号」「命令表」「法則性」など、情報処理やシステム関連の適性を問われるテストがおこなわれます。

一方でSPI試験は、学生の性格や適性、行動特性などを客観的に評価することを目的としています。能力検査は「言語分野(国語)」と「非言語分野(数学)」の2種類です。受ける企業によっては、それに追加して「英語能力検査」や「構造的把握力検査」が課される場合がありますが、基本的には、総合的な基礎学習能力を測定するテストとなっています。

SPI試験について詳しく知りたい学生は、以下のコラムと対策資料を参照ください。

GAB(ギャブ)との違い

CABテストとGABテストの主な違いも、能力検査の目的と内容です。GABテストは、SPI試験と同様に、就職活動における応募者の適性や能力を測定することを目的としています。

ただし、GABテストの能力検査は、「数学」「言語能力(主に英語)」「論理思考能力」「抽象的な問題解決能力」など、幅広い分野にわたります。SPIより高度なスキルや能力を求める企業向けに設計されており、長文読解や図表の読み取りといった問題が多いです。

そのためGABテストは、外資系企業や海外展開をおこなっている企業の採用選考に取り入れられていることが多いです。応募者がグローバルな環境で活躍するための、基礎的な能力や適性を測定するのに利用されます。

GABテストはCABテストと同様、SPI試験と比べて難易度が高いため、事前の対策は必須です。

CABのテスト形式

CABのテスト形式

CABテストの形式は以下の2つがあります。

それぞれのテスト形式の特徴について、見ていきましょう。

WEB形式

WEB形式のCABテストでは、自身のパソコンを使用して受験するのが一般的です。試験時間と問題数は、以下のように構成されています。

分野 試験時間 問題数
暗算 9分 50問
法則性 12分 30問
命令表 36分 15問
暗号 16分 30問
性格検査 30分 68問

以上のように、CABテストはある程度の時間で区切られて問題を回答します。過去問題集等を活用して対策を進めましょう。

すぐにでも、CABテストの対策をしたい学生は、「CABテストの対策法」を参照ください。

ペーパー形式

ペーパー形式のCABテストでは、志望先の企業が指定する会場でマークシート形式のテストを実施します。ペーパー形式の試験時間と問題数は以下のとおりです。

分野 試験時間 問題数
暗算 10分 50問
法則性 15分 40問
命令表 20分 50問
暗号 20分 39問
性格検査 30分 68問

CABテストの場合、出題問題が複雑であるため、電卓の使用が許可されているケースが多いです。しかし、企業によっては使用不可の場合もあるため、必ず確認しましょう。

CABテストの流れ

CABテストの流れ

CABテストは、主に性格検査と4科目の能力検査で構成されています。Web形式の場合は一定の受験可能期間が設けられており、数日に分けて科目別に回答することが可能です。

CABテストは、SPI試験よりも難易度が高くなるため、集中力が欠かせません。1日で無理して回答するより、数日かけて挑む方が実力を最大限に発揮できるでしょう。

【例題あり】CABテストの問題形式

【例題あり】CABテストの問題形式

ここでは、CABテストの問題形式について解説します。以下の問題形式の例題も紹介するので、ぜひ挑戦してみてください。

それでは、各CABテストについてみていきましょう。

暗算

CABテストの問題形式の1つに暗算があります。暗算の問題では、数学的な計算や演算を行う能力を測定するのが一般的です。

具体的な問題としては、足し算・引き算・掛け算・割り算などの基本的な四則演算や、割合や割引、簡単な方程式の解法などが出題されることがあります。

以下の例題を参考に、CABテストの暗算に慣れましょう。

■ 例題

【問題1】

以下の問題を暗算で解いてください。

78×6−124÷4=

(A)86(B)-2301(C)437(D)578

【問題2】

次の数式の計算結果を求めてください。

1280÷(30+2)+47−63=

(A)29(B)24(C)80(D)-47

【問題3】

下記の数値の合計を求めてください。

315×408+567=

(A)1907251(B)1600(C)12852(D)129087

【問題4】

□に入る数値として正しいものを1つ選んでください。

11×□+3×□=49(□には同じ数字が入る)

(A)3.5(B)4(C)4.5(D)5

【問題5】

□に入る数値として正しいものを1つ選んでください。

2.4÷3×5.6÷28=□×□(□には同じ数字が入る)

(A)0.2(B)0.5(C)0.7(D)0.4

■ 解答

  • 【問題1】C
  • 【問題2】B
  • 【問題3】D
  • 【問題4】A
  • 【問題5】D

【問題1】と【問題2】では、四則演算の優先順位を理解できているかどうかがポイントになります。【問題3】のように桁数の多い暗算では、素早く回答を見つけるために、四捨五入から概算を出し、もっとも近い選択肢を選ぶのがポイントです。

また、CABテストでは【問題4】【問題5】のように、計算の穴を埋める問題も出題されます。【問題4】の場合、整数の選択肢を代入し、それより大きいか小さいか考えると早いです。【問題5】の場合は、素因数分解するのが早いでしょう。

素早く解けるよう、問題の傾向に慣れておくことが大切です。

法則性

CABテストにおける法則性の問題形式は、与えられたパターンやシーケンスの法則を見つけたり、次の要素を予測したりする能力を測定します。

問題は、数字・文字・図形、または他のパターンで表現されることがあります。与えられた法則やパターンに従って次の要素を推測することが必要です。

具体的な例題は、以下のとおりです。

■ 例題

空欄に当てはまる正しい選択肢を1つ選び、図形群の法則性を完成させなさい。

法則性の例題

■ 解答

正解はA

上列の法則性を見ると、「右下」→「左下」→「左上」→「右上」の順番で、時計回りに図形の色が青から黄色に変わっていくという法則がわかります。 

命令表

CABテストの命令表の問題は、与えられた規則や指示にもとづいて行動する能力を測定する形式です。一般的には、命令が視覚的な表や図形として提示され、その命令に従って操作を行う必要があります。

命令表の問題は、論理的思考や推論力、指示に従う能力を評価するためのものです。具体的な例題は、以下を参照してください。

■ 例題

命令表に記載された命令を上から順番に実施した結果、得られる図形群は選択肢A〜Dのうちのどれか。

命令表の例題

■ 解答

正解はB

命令表では、まず「命令を取り消す」の位置を把握し、考慮するべき命令を絞り込むと素早く回答できます。上の問題に記載されている命令の順序を言語化すると、以下のとおりです。

  1. 次の図形を消す
  2. 前の図形を消す
  3. 上下を逆にする
  4. 前の命令を取り消す

4番目に「前の命令を取り消す」という命令があるため、考慮すべき命令は上の2つだけです。それぞれ「次の図形を消す」「前の図形を消す」なので、1番目・2番目が空欄となります。

暗号

CABテストにおける暗号の問題形式は、暗号化や解読に関する能力を測定するものです。暗号化されたメッセージを解読したり、与えられたルールにもとづいてメッセージを暗号化したりすることが求められます。

暗号の種類にはさまざまなものがありますが、代表的なものにシーザー暗号や置換暗号、転置暗号などがあります。

具体的な例題は、以下のとおりです。

■ 例題

四角の中の図形が、円の中の暗号に従って次のように変化している。

暗号の例題1

空欄となっている図形にふさわしい選択肢は次のうちどれか。

暗号の例題2

■ 解答

正解はC

暗号表の上で右へ向かう矢印の結果、元の図形が上下逆さまになり、色が黄色に変わっています。一方、下へ向かう矢印の結果できた図形は、元の図形が上下逆さまになり、小さくなっている状態です。

このことから、まずは2つの流れに共通する記号「×」が、上下を逆さまにする暗号だとわかります。残りの暗号「÷」と「≠」はそれ以外の部分を表す暗号なので、以下のとおりだと判断できるわけです。

  • 「×」…上下を逆さまにする
  • 「÷」…色を黄色に変える
  • 「≠」…図形を小さくする

性格検査

性格検査は、人柄の面において、企業や職種で求められる資質をどの程度持っているか測定するためのテストです。CABテストの場合、自分に最も当てはまる選択肢と、最も当てはまらない選択肢を選ばせる形式になっています。

具体的な例題は以下のとおりです。

■ 例題

【例題1】

自分に最も当てはまるものと、当てはまらないものを選択してください。

A.1人で行動する方が好きだ
B.グループで活動する方が好きだ
C.よく緊張する
D.初対面でも人見知りをしないで振る舞える

【例題2】

自分に最も当てはまるものと、当てはまらないものを選択してください。

A.新しいことを次々に挑戦したい
B.すぐに立ち直れる
C.欲望が少ないほうだ
D.継続が大切だ

【例題3】

あなたが新しい状況に直面したとき、どのような反応をしますか?自分に最も当てはまるものと、当てはまらないものを選択してください。

A. 新しい挑戦に興奮し、すぐに取り組み始める
B. 状況をよく理解するために情報を収集し、慎重に行動する
C. 不安や緊張を感じつつも、積極的に対処する
D. 他の人と相談したり、意見を聞いたりしてから行動する

【例題4】

あなたはストレスを感じたとき、どのような行動を取りますか?自分に最も当てはまるものと、当てはまらないものを選択してください。

A. 運動や趣味に没頭して気分をリフレッシュする
B. 問題解決に焦点を当てて、計画を立てて対処する
C. 他の人と話をすることで気分を晴らす
D. 一人でリラックスする時間を取り、感情を整理する

【例題5】

あなたの友人や同僚があなたをどのように表現すると思いますか?自分に最も当てはまるものと、当てはまらないものを選択してください。

A. 積極的で行動力があり、リーダーシップを取ることが多い
B. 賢明で冷静な判断力があり、信頼される存在だと言われる
C. 社交的で親しみやすく、人とのコミュニケーションが得意だと言われる
D. 思慮深く、他の人の感情や視点に理解を示すことができると言われる

【例題6】

新しいプロジェクトに取り組むとき、あなたの役割はどのようになりますか?自分に最も当てはまるものと、当てはまらないものを選択してください。

A. リーダーシップを発揮し、プロジェクトの方向性を決定する
B. プロジェクトの目標を明確にし、計画を策定する
C. チームメンバーとのコミュニケーションを円滑に行い、協力して進める
D. 題解決や意見調整に貢献し、チームの調和を保つ

【例題7】

自分自身を1つの言葉で表現するとしたら、どのような言葉を選びますか?自分に最も当てはまるものと、当てはまらないものを選択してください。

A. 挑戦的
B. 知的
C. 社交的
D. 理解力がある

■ 解答

性格を見る検査なので、どの選択肢が正解ということはありません。ただし、似たような問題に対する回答の一貫性や、ESの内容や面接での質疑応答の内容との一貫性をチェックされる場合があります。矛盾を起こさないように注意しましょう。

CABテストの対策法

CABテストの対策法

CABテストの対策法は、以下のとおりです。

CABテストは、しっかりと対策をおこなえば乗り越えられる試験です。このコラムでの対策法を抑え、適切な準備をおこなってください。

過去問題集を繰り返し回答する

CABテストの有効な対策法の1つは、過去問題集を繰り返し回答することです。過去問題を解くことで、テストの形式や出題傾向を理解し、自分の弱点や改善すべき点を見つけられます。

これにより、本番のテストで問題に対する理解や対応力が向上します。また、繰り返し問題を解くことで論理思考力が鍛えられるでしょう。

以下に、CABテスト関連の対策本を3つ紹介します。

■ これが本当のCAB・GABだ! 2025年度版 【Web-CAB・IMAGES対応】 (本当の就職テスト)

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過去の問題形式から最新の問題を集約。CAB・Web-CAB・GAB・IMAGES・など、さまざまな種類があるSHL社の採用テストのうち、とくに多く使われているテストについて、効率的に対策できます。

出版社 講談社
著者 SPIノートの会
定価 1,650円(税込)
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■ 最新最強のCAB・GAB超速解法 ’25年版

最新最強のCAB・GAB超速解法 ’25年版

知的能力テストの説明と問題・解答ページから構成されており、本番さながらの練習問題に挑戦できます。

出版社 成美堂出版
著者 髙橋 二美夫
定価 1,430円(税込)
ページリンク Amazon
楽天ブックス

■ CAB・GAB 完全対策 2025年度版 (就活ネットワークの就職試験完全対策)

CAB・GAB 完全対策 2025年度版 (就活ネットワークの就職試験完全対策)

商社、証券、総研、IT、ゲーム業界など多くの業界で実施される超難解テストを紹介しています。

出版社 実務教育出版; 初版
著者 就活ネットワーク
定価 1,540円(税込)
ページリンク Amazon
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CABテストの問題に慣れれば、本番でも同じように回答できる可能性が高まります。しかし、できればCABのようなテストを受けずに就活したい学生もいるはずです。

そんな学生にオススメなのは、キャリチャンの就活支援サービス「楽スル就活 」です。このサービスでは、CABテストのような試験を受けずに、面接から選考を進められる求人を紹介しています。

「予約」「面談」「面接」という流れになるため、短期間で内定を獲得できるのもメリットです。企業紹介だけでなく、面接対策も無料でサポートします。「もっと楽に就活したい」といった学生は、ぜひ利用してみてください。

1問にかける時間を決める

CABテストにおいて、1問にかける時間を決めることは効果的な対策法の1つです。この対策は、テスト全体の時間配分や効率的な問題解決のために欠かせません。

1問にかける時間を決める際には、以下のポイントに注意することが重要です。

  • 問題の難易度に応じて適切な時間を設定する
  • 時間配分を事前に計画する
  • 時間管理の訓練を行う
  • 時間内に解けない問題は一旦スキップする

CABテストは出題内容が多くなるため、わからない問題に時間を使っていては最後まで解ききれません。1問にかける時間を適切に管理すれば、CABテスト全体の効率を向上させ、最良の結果を得られるでしょう。

苦手分野をとことん勉強する

CABテストにおいて、苦手な分野を徹底的に勉強することは効果的な対策法の1つです。これは、テストでのパフォーマンス向上に直結する重要な方法となるでしょう。

まずは、過去の模擬テストや練習問題を解いて、自分の苦手な分野を特定しましょう。

自分の弱点が明確になったら、苦手な分野に特化した専門書やオンラインコースを利用して、基礎からしっかりと勉強します。苦手な分野に焦点を当てた問題集を解き、実践的な問題に対する対応力を養ってください。

間違えた問題や理解できなかった箇所に対しては、解答や解説を確認し、不足している知識や理解を補強します。

このように、どのような問題が苦手かわからない学生は、まず過去問題集を通じて回答してみるとよいです。その結果をふまえ、苦手分野をとことん勉強して、高得点を目指します。

CABテストは、出題数が多く総合的な結果で判断されます。苦手分野があると得点できる範囲が限られるので、できる努力は徹底しましょう。

出題傾向を理解する

CABテストの対策法の1つは、過去のテストや模擬問題を解析し、出題傾向を把握することです。過去の問題を繰り返し解くことで、特定のテーマや問題タイプ、難易度の傾向を理解し、それに適した対策を立てられます。

この対策法により、重点的に学習すべき内容や強化すべきポイントを明確に把握し、効果的な学習計画を立てられるはずです。また、出題傾向を理解することで、テスト本番での問題解決のスピードや正確性を向上させられます。

CABテストに触れた経験が少ない学生は、まず出題傾向を理解することから始めましょう。

CABテストの注意点

CABテストの注意点

CABテストの注意点は、以下のとおりです。

CABテストには、覚えておくべき注意点があります。知らないまま進めてしまうと、後に後悔する可能性があるため、必ず確認しましょう。

合格ラインは企業ごとに違う

CABテストを受ける際の注意点の1つは、合格ラインが企業ごとに異なる点です。各企業は独自の基準や要件にもとづいて、合格ラインを設定します。

同じテストを受ける場合でも、合格するために必要なスコアやパフォーマンスは異なります。CABテストでは、企業の合格ラインを事前に把握し、それに合わせて準備することが重要です。

また、合格ラインが高い企業ほど、より高いスキルや能力が求められる傾向があります。そのため、目指す企業の合格基準を把握し、適切な対策を講じることが必要です。ただし、合格ラインが高くても諦めることなく、努力して準備を続ければ、目標を達成できる可能性があります。

各企業の合格ラインは、就活エージェントやOB・OGなどを通じて情報収集しましょう。

回答した問題は見直せない

CABテストを受ける際の注意点の1つは、回答した問題を見直せない点です。CABテストは一度回答した問題に戻ることができないため、慎重に問題に取り組む必要があります。

この制限により、時間配分や問題解決の戦略が重要となります。問題に取り組む際には、注意深く読み、確実な答えを選択することが重要です。

科目ごとに受験できても中断はできない

Web形式のCABテストを受験する際の注意点の1つは、科目ごとに受験はできても、中断することができない点です。つまり、テストが開始されると、一度受験を始めた科目を中断することなく、終了まで連続して受験する必要があります。

受験前には十分な準備を行い、テストを受けるための時間を確保することが重要です。また、長時間のテストになる場合は、間に適切な休憩をとるようにしましょう。

加えて、テストの開始前にはデバイスの充電状態やインターネット接続など、受験環境を整えることも忘れずにおこなってください。これらの対策を講じることで、テスト中のストレスを軽減し、最良のパフォーマンスを発揮できるでしょう。

他のテスト対策も欠かせない

CABテストを受ける際は、CABテスト独自の問題に対する対策だけでなく、他の一般的なテスト対策も欠かせません。なぜなら、採用選考に取り入れられている適性検査はCABだけではないからです。

CABテストは、SPIやGABとは全く問題の傾向が異なります。CABに特化した対策だけしていると、その他のテストを実施している企業の選考では得点できないのです。

指定される適性検査は企業ごとに異なりますが、CABテストよりも、SPIのように基礎学習能力を問う試験を実施する企業の方が一般的だといえるでしょう。

そのため就活では、CABテストだけでなく、幅広い種類のテストに向けた対策が必要です。

CABのテスト対策で内定獲得へと近づけよう

CABテストは、SPI試験よりも難易度が高く、勉強する範囲が広いです。SPIなどとは問題の傾向が全く違うので、事前の対策が不可欠となります。

しかし、CABテストよりSPIなどの基礎学力試験を導入している企業の方が多いので、ほかの試験に対する勉強もおろそかにはできません。そのため、学業・課外活動・アルバイト・部活などをおこなっている学生からすると、勉強時間が足りないと感じるでしょう。

そのようにさまざまな試験を受けたくない学生は、キャリチャンの就活支援サービス「楽スル就活」がオススメです。このサービスでは、面接選考しかない企業を紹介するため、CABも含めたテスト対策を実施せずに就活を進められます。

サービスの利用は無料です。CABテストやSPI試験をスキップして就活をおこないたい学生は、ぜひ相談してみてください。

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この記事の監修者

監修者:平崎泰典

平崎 泰典

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2016年に入社後、企業向けの採用コンサルティング業務を経て、就職・転職希望者に対する個別就職支援を担当。「キャリチャン」「合説どっとこむ」において年間100回以上の就職・転職セミナーの講師も務める。

主な担当講座に「営業職や種類が適性がよくわかる解説講座」「手に職をつけられる仕事解説講座」などがあり、これまで3,000名以上に対して講座を実施。

就職支援では「自己分析」と「業界研究」を得意として、就活初期の学生や求職者を相手に基礎からサポートを行う。年間1,000名以上の内定獲得を支援。

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