【例文あり】グループ面接(集団面接)でよくある質問5選と回答例
2025年7月28日
この記事でわかること
グループ面接では他の候補者との差別化を図る質問が多い
グループ面接の質問は深掘りが少なく、基本的な内容が多い
グループ面接での質問に対しては、簡潔な回答で好印象を残そう
グループ面接では、他者の回答への意見を求められる質問もある
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グループ面接の質問対策はしてますか?
グループ面接の質問対策?グループ面接も個別面接も質問対策は同じじゃないんですか?
実をいうと、グループ面接ならではの質問傾向やチェックポイントがあるんです。グループ面接は選考プロセスの初期に行われることが多いので、次の段階へ進むためにも、最優先で対策しておくことをオススメします。
そうなんですか?そんなこと考えて対策してこなかったので、グループ面接の質問例や回答のコツを教えてほしいです!
わかりました。では今回はグループ面接でよくある質問やグループ面接突破のための秘訣などについて解説しますね。回答例も合わせて掲載しておくので、面接対策の参考にしてください。
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グループ面接の性質からくる独特な質問の特徴
冒頭にも述べたように、グループ面接で聞かれる質問には独特な特徴があります。以下の2点から解説していくので、参考にしてください。
まずはグループ面接についての理解を深め、そんなグループ面接ではどのような質問がされるのか、「質問の特徴」も合わせて確認していきましょう。
グループ面接とは
グループ面接とは名前の通り、“グループで面接を行う”ことを指します。面接官1人または複数に対し、学生1人で面接を行う「個別面接」とは違い、グループ面接は面接官1人または複数に対し、学生2~6人程度で面接を行う形となります。
一度に多くの学生を見れるいう「採用活動の効率化」を目的に、多くの応募者が集まる大手企業、有名企業などの一次面接でグループ面接が行われるケースが多いです。つまりこれは優秀な学生のみを残していくための「足切り」ということになります。
また、あえて他者と並べることで、その学生の特徴を見極めるという「学生の比較」を目的に行われるケースもあります。
このように、大手企業を中心に様々な企業がそれぞれの理由でグループ面接を取り入れています。そのため学生側は対策必須です。
グループ面接でされる質問の特徴
グループ面接では、「他の学生との差別化がしやすい質問」をされるのが特徴です。
面接を受ける人数が多くて一人ひとりにあまり時間をかけられないこともあり、答えに詰まるような深堀り質問はほとんどないでしょう。むしろ短時間で候補者同士を比較をしやすいよう、履歴書やESで問われた基本的な質問が多い傾向があります。
ただし、グループ面接での質問は、全員が同じ質問をされるとは限りません。全員バラバラの質問をされる場合もあります。
そのため、聞かれる順番による有利・不利の違いはないです。前の人が聞かれたことを自分も聞かれるとは限らないので、覚えておきましょう。
なお、グループ面接が苦手でどのように対策すればいいのかわからず悩んでいる人には、無料の就活支援サービス「面接サポート」を利用するのもオススメです。このサービスで求人を紹介してもらうと、あなたの魅力を最大限に引き出す面接対策を就活のプロが徹底サポートしてくれます。
それでも苦手意識が強い場合には、あなたの希望に合う企業の中から、グループ面接を行わない求人のみを厳選するといったカスタマイズも可能です。他の就活生とどう差別化しようか一人で悩むより、受ける企業や選考方法も含め、あなたの個性を自然に活かせる総合的な就活戦略をプロと一緒に考えませんか?
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グループ面接でよくある質問と回答例
グループ面接では「深堀はされず、基本的な質問が多い」ということで、事前に対策がしやすいと感じる人もいるでしょう。しかし、質問が同じでも回答にはグループ面接特有の注意点があります。また、グループ面接に特有の質問もあるので注意しておきましょう。
ここではグループ面接対策として、以下の5つの質問に対する回答のポイントと回答例を紹介します。
対策の参考にしてください。
「自己紹介をお願いします」
ほぼ100%聞かれる質問の1つが、「自己紹介」です。面接官は自己紹介から、学生の人柄などを見極めることが目的で、学生の第一印象が決まる大切な質問です。
自己紹介は1分程度で「名前」「大学名・学部名・学科名」「大学で学んだことや部活動など」「大学でのエピソード+一言でまとめた自分の紹介」「あいさつ」を述べます。
短い時間でのアピールとなるため、印象が残るよう、協調したい部分との強弱をしっかりとつけましょう。
【回答例】
〇〇大学〇〇学部[名前]です。大学ではボランティア活動に力を入れていました。私は好奇心旺盛で何事にも全力で取り組む人間です。本日はこのような貴重な時間を頂き、ありがとうございます。よろしくお願いします。
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「志望動機を教えてください」
グループ面接で志望動機を聞く主な目的は、学生の「足切り」です。グループ面接は一度に多くの学生を見極めることができるということで、志望動機から企業研究ができているかどうかをチェックし、研究が不十分な「志望度の低い学生」をバッサリ落としていきます。
ですから、ここでは「志望度が高い」ということを伝えられるようにすることがポイントとなります。具体的には、“その企業でなくてはならない理由”をハッキリと伝えることです。
そのためには徹底した自己分析、業界・企業研究が欠かせません。そこから自分の中での軸を明確にし、“その企業でなくてはならない理由”を導き出しましょう。
【回答例】
私が御社を志望しましたのは、御社が売り出している商品に大変感銘を受け、それらをより多くの方に発信していきたいと思ったからです。
田舎に住んでいた私は幼いながらに△△に対して不便さを感じておりました。そこで出会ったのが御社の商品○○でした。○○のおかげで生活は一変し、私を含めた町のみんながとても幸せな気持ちになりました。ですから私は、御社の商品をもっと多くの方に広めていきたいと思い、工学部へと進学しました。
もし御社に採用していただけましたら、大学で学んだ生産工学の知識を活かし、御社の商品○○の生産力向上に貢献できると考えています。
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「学生時代に力を入れたことは?」
学生時代に力を入れたこと、通称「ガクチカ」を聞く企業側の意図は、学生の人柄や思考性をチェックするためです。学生時代の経験から学生の人柄や思考性をチェックし、自社との相性を確認します。
ガクチカでは、エピソードよりも“理由”が重要視されているため、ただ事実や経験を話していても評価はされません。
「なぜそれを頑張ったのか」「どのように乗り越えたのか」「どのように乗り越え、何を得たのか」をしっかりと語るための具体的なエピソードとともに語りましょう。
【回答例】
私は営業のインターンシップに力を入れていました。もともと人とコミュニケーションを取るのが苦手で、それを克服したいという思いから参加したのがきっかけです。
初めは先輩と同伴しているのにも関わらず、思うように話せませんでしたし、仕事もミスばかりでした。日が増すごとに自信はどんどん失われていき、何度もやめようと思いました。
しかし、やめる前にもう一度「なぜ自分はうまくできないのか」を考えました。そこで「先輩と同じことをしているだけではダメなんだ」ということに気づきました。
そこから、どうすれば話を聞いてもらえるのかを考え、数をこなしていくうちにだんだんと “人と話すことが好き”になりました。
そのため、私はこれからもたくさんの人とコミュニケーションが取れる仕事をしていきたいと思い、将来営業職に就くために、今もインターンシップを継続しています。
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「あなたの長所を教えてください」
学生の長所(強み)を聞く面接官の意図は、学生自身の能力を知ることと、それらを上手にアピールできるほどの「アピール力」があるかどうかをチェックするためです。
グループ面接という他者がいる空間での質問となりますので、周りの強みや意見にひるまず、自分の長所をハッキリと述べることが大切です。長所はいくつも語らず、その企業に合ったもの1つを述べましょう。
【回答例】
私の長所は、何事にも全力で取り組むことです。それが活きたのが、誰もが結果を出せないと諦めていた研究をしている時です。
当時、〇〇について研究していた私たちは、途中からどんなことをしてもこれより先に進めることができなくなり、教授をはじめ、みんなが諦めていました。正直その時は私も諦めかけていましたが、やっぱり諦めきることはできず、一人で研究を続けることにしました。
その結果、今でも完全な結果はでていないものの、前回よりも先に進めることができました。そのため、周りの研究者や教授も改めて○○の研究に向き合ってくれることとなり、今はみんなで取り組んでいます。
これらの経験から、貴社でもどんな困難に当たっても最後まで職務をまっとうしたいと思います。
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「隣の人の意見についてどう思いますか?」
グループ面接では、隣の人など自分以外の人が回答・意見した内容に対し、意見を求められることがあります。これは、傾聴力があるか、自分の考えを持っているかなどを知ることが目的です。
ですから、自分が回答していない時にもしっかりと話を聞いておき、また意見を求められた際はできるだけ肯定的に答えるようにしつつも、自分の意見をしっかりと述べられるようにしましょう。
【回答例】
○○さんの意見はとても素晴らしい内容だと思います。とくに△△を□□するという意見には感銘を受けましたし、自分には思いつかなかったことですので、参考にしたいです。
また、△△という部分には共感できましたし、○○さんの意見は自分にとって新たな発見と、自分の意見を見直すきっかけとなりました。
私は△△に対して、□□と思っていたので、〇○○さんの意見を参考にしながら入社後、仕事に従事したいと思います。
内容を復唱したり、共感部分を述べることで傾聴力があることをアピールできます。相手の意見を尊重しつつ、自分の意志をしっかり持っていることがアピールできれば、なお良いでしょう。
もしも「この質問、どう答えるのが正解だろう?」と悩んだときは、無料の就活支援サービス「面接サポート」で相談してみてください。このサービスで求人を紹介してもらうと、企業ごとの傾向とあなたの強みをもとにした最も効果的なアピール方法を、就活のプロが一緒に考えてくれます。
一見すると完璧に見える対策でも、もしかしたら、あなたに合った対策は別にあるかもしれません。まずはキャリアアドバイザーと話して、あなた自身を活かした独自の対策プランを見つけましょう。自分だけの必勝パターンがわかれば、自然と他の就活生と差別化でき、グループ面接にも自信をもって臨めるはずです。
グループ面接の質問でのチェックポイントと対策法
もちろん個別の質問に対する対策をすることも大切ですが、グループ面接は同じ質問でも見られているポイントが違うので、個人面接とは違うコツが必要です。そのため、ここではグループ面接で見られているポイントとそれに対する対策法について、以下の4点から解説します。
まずは、グループ面接でチェックされていることから確認していきましょう。
グループ面接でチェックされていること
グループ面接では、質問の意図を確認し、適切に話をまとめられる「コミュニケーション能力」があるかどうかをチェックされています。
個人面接では、質問に対して深堀をされることが多いため、長い時間をかけて自分の思いを伝えることができますが、グループ面接では基本的な質問でのやり取りとなりますので、そうはいきません。
社会人になると、一瞬で話を理解し、自分の思いを相手に簡潔に伝えることは必須スキルとなりますので、それらの能力を兼ね備えているかどうかは企業側にとって必ずチェックしなければいけないことです。
ですから企業は、グループ面接という基本的な質問が繰り返される場において、一瞬で質問の意図を理解し、簡潔に答えることができるコミュニケーション能力があるのかどうかをチェックするのです。
そのためには単に回答を考えておくだけではなくて、スムーズに受け答えできるよう練習しておく必要があります。
もしも「面接練習の相手がいない」「フィードバックが欲しい」という場合は、無料の就活支援サービス「面接サポート」を利用するのもオススメです。このサービスでは、あなたの希望に合った求人を紹介し、面接での話し方や立ち居振る舞いまで丁寧に指導します。
一社一社の選考傾向を詳しく把握している就活エージェントだからこそ、効率的かつ質の高いアドバイスを提供できます。希望があれば、本番の面接に近い形での模擬面接も可能なので、ぜひ相談してみてください。
簡潔に話し、短い時間で印象を残す
グループ面接では簡潔に話し、短い時間で印象を残すことを意識しましょう。一瞬で質問の意図を理解し、簡潔に答えられるコミュニケーション能力があることをアピールしていくことがポイントとなります。
質問が基本的なものとなるので、事前に回答を考えておくことをオススメします。ダラダラと話すと内容が伝わりにくいので、結論から話し、要点だけを述べるようにしてください。結論を先に述べれば何を伝えたいのかがわかりやすいですし、そのあとの説明も聞きやすくなります。
結論を裏付けるためのエピソードや具体例では、聞き手が理解しやすいように文章をできるだけ短く区切ることがポイントです。そうすれば簡潔に回答でき、短い時間で印象も十分に残せます。
自分をアピールするためについ長く話したくなる気持ちもわかりますが、自分以外にも答える人がいる状況の中、自分ばかりがダラダラと話しているとかえって悪印象になるので、グループ面接では、“簡潔に短く”を心がけましょう。
回答していない時の姿勢も意識しよう
グループ面接では、質疑応答の他に「回答していない時間」も評価の対象となり、厳しくチェックされているので覚えておきましょう。具体的には、他者が回答しているときの態度や入退室時のマナーです。
他者が発言している際に、話しを聞いていないような態度は悪印象ですし、手癖や足癖、姿勢などが悪いのもよくありません。ですから、自分が発言していない時でも、他者が発言しているときにはしっかりと耳を傾け、話しを聞きましょう。
面接官は、自分が発言することのない「気の抜ける瞬間」から学生の態度をみており、これはグループ面接だからこそチェックできることでもあるため、最重視してチェックしているのです。
また、入退室時もしっかりと意識しましょう。入室時は第一印象を決定づけるものですので、ここで悪い印象を与えてしまえば挽回は難しくなります。また、退出時は気が抜けやすいタイミングで、面接官はそれを見逃すことがありませんので、最初から最後まで気を抜かずに面接へと挑んでください。
話し過ぎや周囲の意見に流されるのは悪目立ちするので注意
先ほども述べたように、アピールしたさに話し過ぎてしまうのは悪目立ちするので注意しましょう。ダラダラと話すだけに限らず、他の人が話しているときに話を被せたり、他者の意見を否定したりなども悪印象なので注意しましょう。
また、周囲の意見に流されてしまうのも悪印象なので注意してください。そのような態度は自分の意志で発言ができない人と判断されるため、評価は悪くなります。
グループ面接では学生1人を見極めるために裂ける時間が限られていますし、自分が話す機会そのものが少ないため、挽回が難しいです。ですから初めから悪目立ちしないよう、しっかりと対策をしておきましょう。
グループ面接の質問には事前に対策を
グループ面接は個人面接とは違い、深堀などのない基本的な質問をされることが多いです。そのため、短い時間で自分をアピールしていく必要がありますが、反対に対策がしやすいので、事前にどのような質問をされる傾向があるのかを把握し、十分な対策をしていきましょう。
模擬面接ではコミュニケーション能力を見られているため、回答を考えておくだけではなく、質疑応答の練習もしておくことをオススメします。面接力を上げることで自信がつき、堂々と面接へ挑めるようになるでしょう。
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この記事の監修者
岡田 章吾
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。
就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。