【例文あり】面接で「周りからどう思われているか」評価を答える方法

 2026年2月3日

この記事でわかること

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先日の面接では、周りからの評価について質問されたそうですね?

キャリアアドバイザー 岡田

就活生 Aさん

そうなんです!突然「周りからどう思われているか」と聞かれて焦っちゃって、「嫌われてはいないと思います」なんて答えちゃいました。本当はどう答えるのが正解なんですか?

突然だと驚きますよね。でも大丈夫。これは単純な好き嫌いではなく、自己評価と他者評価を照らして「人柄」を見る質問です。事前に周りの意見を集めておけば、自信を持って答えられますよ。

キャリアアドバイザー 岡田

就活生 Aさん

想像じゃダメなんだ…。でも、人に聞くのは少し怖いです。もし厳しいことを言われたら凹んでしまいそうで。

わかります。でも実は「厳しい評価」こそが回答の信頼性を高める秘訣なんですよ。

今回は、「周りからどう思われているか」から面接で上手に人柄をアピールする方法を解説します。回答例文も紹介するので、参考にしてください。

キャリアアドバイザー 岡田

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面接で「周りからどう思われているか」を聞く意図

「周りからどう思われているか」を聞く意図

冒頭でお伝えしたように、面接で「周りからどう思われているか」と聞く目的は、就活生の人柄を深く知るためです。この質問への回答で面接官は、とくに以下の3点を意識してチェックしています。

なぜこれらが重要なのか、面接官の視点を知ることで対策がしやすくなります。

1点ずつ解説していくので、回答時の参考にしてください。

どのように働き、どう仕事と向き合うのか

面接官は「周りからどう思われているか」に対する回答から、就活生が入社後にどのような姿勢で仕事に取り組むかをイメージしようとしています。

なぜなら、面接という限られた時間の中だけでは、普段の自然な姿や仕事への本当の向き合い方まで完全に見抜くことが難しいからです。

就活生が入社後どんな風に働くのか知りたくても、実際に一人ひとり仕事をやってみてもらうわけにはいきません。たとえ実際やってみてもらったとしても、短時間働いただけでは結局、入社後の仕事ぶりは予測できないでしょう。

人の性格や癖は、毎日の行動の積み重ねに表れます。

だからこそ面接官は、あなたをよく知る第三者の評価を聞くことで「入社後の活躍イメージ」をより確かなものにしようとしているのです。

企業が求める人物像に合っているか

面接官が「周りからどう思われているか」聞くのには、就活生の強みが企業の求める人物像に合っているのかをチェックする意図もあります。なぜなら就活生の人柄が企業の求める人物像に合っていなければ、入社後ミスマッチが起こりかねないからです。

企業にはそれぞれ特有の社風やビジョンがあり、それに応じて求めている人物像が異なります。たとえば、リーダーシップのある人物を求めている企業もあれば、協調性の高い人物を求めている企業もあるわけです。

たとえ優秀な人物であっても、この相性が合わないと、入社後に「なんだか働きにくい」と感じ、つらい思いをするかもしれません。

そのようなミスマッチを防ぎ、無理なく力を発揮できる相性かどうかを確認するためにも、面接官は「周りからどう思われているか」を聞いて客観的に人柄を見極めようとしているのです。

自己評価とのズレがないか

「自分で思っている自分」と周りからの評価が一致しているかチェックすることも、面接官が「周りからどう思われているか」という質問をする意図の1つです。

自己分析は大切ですが、どうしても主観が入りがちです。自己評価だけを基に学生を判断してしまうと、実際の人柄と一致せず、誤った合否判定を下してしまう恐れがあります。

ですから面接官は、「周りからどう思われているか」を聞くことによって、より慎重に人柄を見極めようとしているわけです。

逆に、自己評価と周りからの評価が一致している、あるいはギャップを自覚して説明できている回答だと、「自己理解が深い=成長スピードが速い」という高評価につながります。

そのため、「周りからどう思われているか」意見を集めた際は、自己分析や自己PRも合わせて見直ししておくとよいでしょう。周りからの評価がこれまでの自己評価と大きく乖離していた場合は、以下の資料も活用してみてください。

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面接で周りからの評価を答えるための準備とポイント

面接で周りからの評価を答えるための準備とポイント

面接官の意図を踏まえると、「周りからどう思われているか」に対する回答で大切なのは説得力です。

単に周りからの評価を伝えるだけでなく、それが真実味を持って伝わるように、以下のステップで準備を進めましょう。

ここからは「周りからどう思われているか」という質問への回答で、具体的に自分の人柄をどう表現するのかについて説明します。

まずはリアルな「周りからの評価」を集める

面接で「周りからどう思われているか」という質問へ適切な回答をするための第一段階は、まず事前に自分に対する周りからのリアルな評価を集めることです。

面接官は「周りからどう思われているか」を聞いているので、「きっと自分はこう思われているだろう」という推測では、意図に合った答えを返せません。面接官は適性検査の結果と比較している可能性もあるため、自分の主観が入らない「他者からの客観的な意見」を集める必要があります。

ですから、まずは「周りからどう思われているか」への回答で話すネタを探すために、実際に周りの人からの評価を聞いてみましょう。

ただし、漠然と「自分をどう思う?」などと聞かれても、相手が答えに困ることがあります。

そんなときは、「リーダーシップがある」「意志が強い」「慎重」といった人柄を表すキーワードの一覧票があると便利です。その中からどれが当てはまるか選んでもらうと、具体的な意見をもらいやすくなります。

それに合わせて、なぜそれを選んだのか理由も聞いておけば、自己理解も深められ、「周りからどう思われているか」への回答の中で自分の人柄を表現しやすくなるでしょう。

もし「自分の良さがわからない」「周りに聞ける人がいない」と悩んでいるなら、無料の就活支援サービス「就活相談サポート」を頼ってください。 私たち就活のプロが客観的にあなたの強みを見つけ出し、その強みを高く評価してくれる、あなたにぴったりの企業を紹介します。

評価の中から“企業の社風に合った強み”を掘り下げる

周りからどう思われているか客観的な意見を集めたら、その中から「志望企業の社風にマッチするもの」をピックアップしましょう。

採用活動において面接官は、単なる優秀な学生ではなく、自社の求める人物像に合致する学生を探しています。

そのため、「周りからどう思われているか」への回答でも企業が求めている人物像と重なる評価を選ぶことで、「この学生はウチの会社で活躍してくれそうだ」という印象を強められるのです。

そして、「なぜそう思われているのか」という理由や、その強みが発揮された具体的なエピソード(裏付け)もセットで用意しておきましょう。

「○○と言われています」と述べるだけでなく「実際にこういうことがありました」と添えることで、説得力は何倍にも増します。

周りの人の評価を集めたときに聞いておいた理由を整理し、自分の過去の行動なども振り返ってみて、面接で話すべき内容を洗い出しましょう。

アピールすべきポイントの図解

話す内容は「良評価7割:悪評価3割」の黄金比で盛り込む

面接で「周りからどう思われているか」答える際は、「良い評価7割:悪い評価3割」の黄金比で話を盛り込むことが重要なポイントになります。

「悪い評価なんて言いたくない」と思うかもしれませんが、完璧な人間はいませんから、実際に周りからの評価を集めれば、厳しい意見も多少は出てくるはずです。悪い評価を隠して良いことばかり並べるよりも、課題も含めて正直に話すことで、「誠実な人だ」「自分の課題に向き合える人だ」という信頼感が生まれるでしょう。

それに加えて、回答に悪い評価も盛り込むことには「課題解決能力をアピールする」という、プロのエージェントだからこそオススメしたい裏のテーマもあります。

面接において企業は、とくに学生の挫折経験や短所を確認しようとする傾向があることを知っているでしょうか。なぜなら挫折経験や短所には、仕事に対する姿勢にも通じる「課題への向き合い方」が出やすいからです。

そのため、「周りからの評価」では、以下の黄金比で「自分の活躍図」と「課題解決能力」の両方をアピールすることをオススメします。

述べる内容の割合に関する円グラフ
  1. 良い評価(7割): 自分の強みが企業でどう活きるか、ポジティブなイメージを伝える
  2. 悪い評価(3割): 単に欠点をさらけ出すのではなく「自分の課題を認識し、それを改善しようと努力している姿勢」を見せる

企業が恐れているのは「欠点がある人」ではなく、「欠点を指摘されても直そうとしない人(頑固な人)」です。

「周りからは~と言われますが、現在は〇〇を心がけて改善に取り組んでいます」という風に、短所=改善中の伸びしろとして伝えることで、評価はグッと高まります。

言い換えテクニックで「悪い評価」を魅力に変える!

「周りからどう思われているか」に対する回答として悪い評価を盛り込む上では、短所を長所に変える言い換えテクニックを駆使して、魅力的な改善姿勢へと転換することをオススメします。

「自分はコミュ障だから…」「ネガティブだから…」と諦める必要はありません。短所は長所の裏返しです。実は伝え方一つで印象はガラリと変わります。

以下のように、悪い評価の裏返しである「ポジティブな側面」に光を当てて伝えてみましょう。

【よくある「悪い評価」の言い換え例】
悪評価
(短所)
⇒ 言い換え(長所)
+ 改善姿勢のアピール
発言に消極的
口数が少ない
⇒ 言い換え:聞き上手
「人の話を丁寧に聞く」

+ 改善アピール:
「自分から発信する回数も増やすよう意識している」
自己中心的
我が強い
⇒ 言い換え:意志が強い
「高い志や責任感がある」

+ 改善アピール:
「周りの意見も取り入れる柔軟性を養っている」
心配性
ネガティブ
⇒ 言い換え:慎重
「リスク管理ができる」

+ 改善アピール:
「行動スピードを上げるための効率的な計画を立てる」
流されやすい
優柔不断
⇒ 言い換え:協調性が高い
「他人の意見を尊重できる」

+ 改善アピール:
「最終的な決断は自分でできるよう判断軸を持っている」

左列の「悪い評価」をそのまま伝えるのは気が引けるかもしれませんが、右列の「言い換え」を使えば、同じ人柄が長所に大変身します。

ただし、単純に言い換えるだけだと完全な誉め言葉になってしまい、悪い評価も提示したことになりません。

そのため、「少し人の話を丁寧に聞きすぎるところがある」「他人の意見を尊重しすぎかもしれない」など、「長所が過剰だ」という表現を使うとよいでしょう。柔らかいニュアンスで短所を伝えられると同時に、加減さえ調整すれば強みになり得る魅力的な素質と受け止められるはずです。

それに加えて、右列の下に示したような、改善姿勢を付け加えましょう。そのように、悪い評価を「短所」と認めつつ「だからこそ、こう気をつけている」とセットで話せば、どんな評価もアピール材料になります。

それでも「短所を伝えるのが怖い」「面接でうまく話せる自信がない」という場合は、あなたの性格や人柄を重視してくれる企業を選んで受けるのが内定への近道です。

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話す際は結論から!PREP法を応用しよう

実際に面接で「周りからどう思われているか」回答する際は、PREP法を意識し、結論から順を追って説明していきましょう。PREP法はビジネスでよく使われる文章構成法で、簡潔で説得力のある文章を作るのに効果的な論法です。

PREP法イメージ図

これを質問への回答へ当てはめると、以下のようになります。

【PREP法】

  1. P=point(結論)→ どう思われているのか
  2. R=reason(理由)→ なぜそう思われているのか
  3. E=example(具体例)→ 実際にどんな行動をとっているのか
  4. P=point(結論)→ 入社後どう働いていくのか

PREP法で最初に語るべき結論は質問に対する直接的な答えなので、まずは実際に周りからどう思われているのかという評価を述べます。それから、なぜそう思われているのか理由を説明し、具体的な事例を出して信ぴょう性を補強するのです。

そして最後の結論として、周りからの評価となっている自分の特徴を、志望企業へのアピールにつなげていきます。

ただし、「周りからどう思われているか」という質問では、答えるべき結論が良い評価と悪い評価の2つあるので、回答がもう少し複雑にならざるを得ません。

2つの評価を同時に入れ込むPREP法の応用方法に関する図解

まず、最初の結論は話の要約として、良い評価と悪い評価の両方を提示しましょう。最初に答えたことの方が印象が強いですから、「○○(良い評価)と言われる一方で、××(悪い評価)とも言われる」という風に、良い評価→悪い評価の順で述べるのがオススメです。

そのあと、良い評価の理由→事例と説明し、良い評価の裏付けをしましょう。それから、悪い評価の方も理由→事例の順で説明しますが、悪い事例の中ではどんなに悪いことをしたかよりも、改善のアクションについて語るのがポイントです。

最後に2つの話のまとめとして、入社後の抱負を述べます。良い評価を得ている強みをどう活かし、悪い評価の課題にどう気をつけながら仕事に取り組んでいくか述べると良いでしょう。

【「周りからどう思われているか」に対する回答の流れ】

  1. 周りからの評価を要約(良い評価7割・悪い評価3割)
  2. 良い評価の理由と事例(強みの裏付け)
  3. 悪い評価の理由と事例(課題改善の取り組み)
  4. 入社後の抱負(強みをどう活かし、課題にどう気をつけて働いていくのか)

PREP法についてもっと詳しく知りたい人は、以下のコラムも参考にしてください。

【例文】「周りからどう思われているか」聞かれた際の答え方

【例文】「周りからどう思われているか」聞かれた際の答え方

これまでのポイント(7:3の法則、言い換え、PREP法)を使った模範回答を見てみましょう。構成を真似するだけで、論理的かつ好印象な回答が作れます。

前述のポイントに合わせて、以下の2つのタイプの例文を作成しました。

長所と短所を実際にどうアピールするのか意識しながら参照してください。

リーダータイプの例

【例文の設定】

  • 良い評価:積極的
  • 悪い評価:自己中心的⇒責任感がある

以下が、この設定に基づいた模範回答です。

【回答例文】

私は周りから「積極的なのはいいが、少し責任感が強すぎる」と言われます。

私自身、人と話すことがとても好きです。以前はクラスやサークルのチームワークを良くしようと意識的に話しかけていましたが、今では自分から話しかけることが習慣になりました。そのことで自然と周りに人が集まり、みんなで色々なことにチャレンジできる雰囲気作りができていると思います。

その一方で、学校行事やサークルなどで中心的な役割を担う機会が増え、「そんなに一人で背負い込まないで」と心配されることも出てきました。それからはチームをまとめようという気持ちから意見の押し付けになってはいけないと思い直し、一人ひとりの自由な発想を促すことに注力しています。

入社後もそれを忘れず、伝える力と聞く力の両方を意識しながら、社内外の方との活発な意見交換から斬新なアイディアが生まれるような、建設的な連携を築いていきたいです。

サポータータイプの例

【例文の設定】

  • 良い評価:親しみやすい
  • 悪い評価:おせっかい⇒世話好き

以下が、この設定に基づいた模範回答です。

【回答例文】

私は周りからよく「初対面でも話しやすいけど、少し世話を焼きすぎる」と言われます。

友人やアルバイト先の方からは「壁を作らないので相談しやすい」と評価していただくことが多いです。私自身、相手がリラックスして話せる雰囲気づくりを大切にしているため、嬉しく思っています。

一方で、困っている人を見ると放っておけず、つい手出しをしすぎて「お母さんみたい」と苦笑いされることもありました。 自分の「サポートしたい」という気持ちが先行して、相手の成長を妨げてはいけないと反省し、最近は「相手から求められたら手伝う」「見守ることもサポート」と自分に言い聞かせ、一歩引くことを意識しています。

御社の業務においても、この「相手に寄り添う姿勢」を活かしつつ、独りよがりにならない適切なサポートでお客様に貢献していきたいです。

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面接で周りからの評価を答える際の注意点

周りからの評価を答える際の注意点

「周りからどう思われているか」という質問に、過剰な良い評価を述べるのはかえって印象が悪くなることもあるので注意してください。

その理由は、「あまりに完璧すぎて現実味がない」と捉えられてしまうからです。全く欠点のない人がいるはずもないのと同様に、周りから手放しで大絶賛されている人なんて、そうそういるものではありません。

できるだけ自分を良く見せたいという気持ちはわかりますが、無理に話を盛ってしまうと、細かな矛盾から違和感を持たれてしまうリスクがあります。

面接官は完璧なロボットではなく、一緒に働く「人間」を探しています。 無理に話を盛って矛盾が生じるよりも、等身大の自分を正直に伝え、その上で「成長しようと努力している姿」を見せる方が、ずっと魅力的に映るでしょう。

また、面接には類似の質問がたくさんあります。合わせて対策しておきましょう。

面接で周りからの評価を聞かれたら人柄をアピールするチャンス

「周りからどう思われているのか」は、企業側が学生の人柄を見極め、企業との相性を図るために聞く質問です。

「評価される」と身構えすぎず、客観的な意見という「証拠」を使って、あなたの魅力を伝えるチャンスだと捉えましょう。

もし、「自分の強みが企業にどう刺さるか分からない」「面接でうまく話せるか不安」という場合は、ぜひ就活エージェントを頼ってください。 あなたに合った企業の紹介から、その企業に響くアピール方法まで、私たちが一緒に考えます。

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この記事の監修者

監修者:岡田章吾

岡田 章吾

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。

就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。

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