24卒の内定率は4月現在で5割!内定をもらいやすい業界を紹介
2023年7月13日
就活は順調に進んでいますか?
キャリアアドバイザー 岡田
就活生 Aさん
実は、全然進んでいません。
そうなんですね。今年の就活は去年、一昨年に比べて内定を出すペースが早いのは知っているかな?
キャリアアドバイザー 岡田
就活生 Aさん
わかりません。でも、今年の内定率は気になります。
気になりますよね。本コラムでは、24卒の内定率や就職活動に遅れないための行動を解説します。これから対策を練って、就活を成功させましょう!
キャリアアドバイザー 岡田
24卒の内定率は現在(4月時点)5割
24卒の内定率の現在(4月時点)は、約半数の就活生が獲得しています。近年と比較すると下記のとおりです。
年度 | 内定率 |
---|---|
22卒 | 28.1% |
23卒 | 38.1% |
24卒 | 48.4% |
上記のように、4月1日の内定率は24卒が最も高く、22卒→23卒→現在と、近年は上昇傾向にあります。また、厚生労働省が就職(内定)率の推移を調査したところ、22卒の大学生における10月時点での内定率は69.8%、2023年では71.2%です(参照元:厚生労働省 就職(内定)率の推移)。
上記の結果を分析すると、コロナ過によって採用活動のスピードは一時期落ちましたが、近年はコロナ前の状況に戻っていると言えるでしょう。
24卒の内定率は現在(4月時点)約半数と高い数字です。そのため、24卒で内定を獲得していない就活生は、危機感を持って活動しなければ、納得する企業に就職できない可能性があります。
本コラムでは、24卒が就職活動に遅れないために必要な行動や内定をもらいやすい業界も解説するので、就活生はぜひ参考にしてください。
【24卒必見】就職活動に遅れないために必要な7つの行動
24卒が就職活動に遅れないために必要な行動は下記のとおりです。
24卒の内定率は現在(4月時点)で約半数です。まだ内定を獲得していない就活生は、いままでよりもスピード感を持って取り組まなければ、他の学生に先を越されてしまいます。
希望する企業から内定を獲得し、納得できる就職活動にするためにも、本コラムで紹介する行動を参考にしてください。
プロの専門家を活用する
24卒で就職活動に遅れないためには、プロの専門家を活用するのがオススメです。プロの専門家であるキャリアアドバイザーは、履歴書やESの添削、面接対策など、就活に関する情報を網羅しています。
また、就活エージェントによっては、選考を受ける企業の特徴を知っている可能性があります。こうした情報は、就活エージェントしか持っていないため貴重です。そのため、24卒で就職活動に遅れないためには、キャリアアドバイザーの存在が必要になります。
しかし、どの就活エージェントを活用すればいいのか悩む方も多いのではないでしょうか。
そこでオススメなのが、キャリチャンの「出遅れ就活サポート」です。プロの専門家が一人ひとりに対して、マンツーマンで就活をサポートします。また、無料で誰でも利用できるため、周囲を気にせず相談可能です。
24卒の内定率を見て出遅れてしまったという就活生は少なくありません。そんな学生は、ぜひ参加してください。
就活スケジュールを作成する
24卒で就職活動に遅れないためには、就活スケジュールを作成するのが重要です。就活スケジュールを作成すれば、次にどんな行動をすべきか明確になります。
たとえば、大学4年生の5月から就職活動を始めた場合、9月を内定獲得のゴールに設定します。そこから、面接や書類選考、企業説明会などを含め、就職活動で必要な行動を書き出せば、次に取るべき行動が明確になるでしょう。
しかし、就活スケジュールを明確に設定できないと、次に書類作成をするのか面接対策をするのか判断できません。就職活動は時間との勝負でもあるため、こうした迷いや不安は内定を遠ざける行動になります。
そのため、次に行動すべき内容を明確にするためにも、就活スケジュールは必要です。キャリチャンでは、就活スケジュールの作成方法について詳しく解説している資料を無料で提供しています。就職活動のスケジュール管理に悩んでいる学生は、下記からダウンロードしてください。
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自己分析を徹底的にする
24卒で就職活動に遅れないためには、自己分析を徹底的に行う必要があります。自己分析の質によって、あなたの内定率は大きく変わるでしょう。
就職活動は自分をアピールして採用してもらう場です。アピールをする際、自己分析を怠っていると、アピールが足りず不合格になる可能性があります。一方、自己分析を徹底的に行い、自分を最大限アピールできる就活生は、他の学生に比べて内定を獲得しやすい存在です。
そのため、自己分析を徹底的に進め、履歴書やES、面接でアピールする必要があります。しかし、自己分析のやり方がわからない就活生も少なくありません。自己分析は主に「過去」「現在」「未来」に分けた分析を行います。
詳しい自己分析の方法は、キャリチャンが無料で提供している「自己分析ワークシート」を利用ください。自己分析の詳しいやり方を解説しています。
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企業説明会・インターンに参加する
24卒で就職活動に遅れないためには、企業説明会やインターンに積極的に参加するのがオススメです。企業説明会やインターンは、会社が提供しているサービスや商品、制度などを詳しく聞けます。
企業説明会やインターンへの参加は、情報量に大きな違いがでます。こうして得た情報は、面接などの選考で活用可能です。ただし、企業説明会やインターンは、さまざまな方法で行われているため、参加するイベントは見極める必要があります。
たとえば、企業説明会の場合、1社だけで行われる場合と複数社まとめて行われる場合があります。インターンでは「1day」「2・3day」「1週間」「1ヶ月」「1ヶ月以上」の中から選択しなくていけません。
大学4年生の5月から就職活動をする場合は、あまり時間が取れないことから、1dayまたは2・3dayがオススメです。このように、企業説明会やインターンは企業によって日数が異なります。
インターンについて詳しく知りたい就活生は、下記のコラムを利用ください。
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【初めてのインターン】成功の秘訣と上手な探し方をプロが解説!
ES・履歴書を作る
24卒で就職活動に遅れないためには、ES・履歴書を作り込む必要があります。就職活動においてどの企業も実施しているのが書類選考です。学生から送られてきたES・履歴書によって、次回選考に呼ぶのか判断します。
ES・履歴書の選考に合格しない限りは、次の選考を受けられないため、魅力的な書類を作らなくていけません。しかし、どんな書類が魅力に感じるかわからない就活生も多いのではないでしょうか。
魅力的な書類には「簡潔でわかりやすい」という共通点があります。こうした書類を作成するには「PREP法」がオススメです。
PREP法とは、わかりやすく簡潔にまとめる文章構成の方法です。下記の頭文字を取ってPREP法と呼ばれています。
- Point:結論
- Reason:理由
- Example:具体例
- Point:結論
上記のPREP法を利用してES・履歴書を作成できると、魅力的な書類に近づきます。詳しくは、キャリチャンが無料で提供している「履歴書・ES作成マニュアル」がオススメです。誰でもわかるように簡単に解説しているので、ES・履歴書で悩んでいる学生は、ぜひ利用ください。
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履歴書・ES作成マニュアル
面接練習を受ける
24卒で就職活動に遅れないためには、面接練習を受ける必要があります。面接は就職活動において実施される選考です。企業は就活生との面接で、内定を出すか判断しています。そのため、対策ができていないと合格を獲得するのは難しいでしょう。
面接はいきなり本番を迎えてしまうと緊張して、自分のアピールができない可能性があります。自身を最大限アピールするには、面接練習を重ねて慣れることです。近年、企業はオフラインとオンラインをどちらも利用して面接を行います。
仮にWe面接対策だけ行ってしまうと、いざ対面になったときに緊張して話せなくなりがちです。こうした状況を回避するためにも、Webだけでなくオフライン面接対策の実施も必要になります。
キャリチャンでは「面接が苦手」「練習をしたことない」といった就活生に向けた「面接サポート」という就活イベントを開催しています。このイベントでは、内定を獲得するまで1から面接のコツをアドバイスするので、面接を苦手に感じる学生でも対策が可能です。
また、無料で利用できるだけでなく、内定を獲得するまでマンツーマンでサポートします。そのため、周囲を気にせず活用できるでしょう。
SPI・Webテスト対策をする
24卒で就職活動に遅れないためには、SPI・Webテスト対策を行う必要があります。SPIやWebテストは、企業によって実施していません。しかし、近年の就職活動では、一般的な知識があるか判断するために実施している場合もあります。
しかし、高学歴が圧倒的に有利だと感じる学生も多いのではないでしょうか。たしかに、いままで努力を積み重ねた高学歴は、他の学生よりも内定を獲得できる可能性があります。ただし、SPIやWebテストは独特な問題形式になるので、対策を行えば高学歴にも負けずに内定を獲得可能です。
キャリチャンでは、SPIやWebテスト問題を網羅した「SPI解説付き問題集」を無料で提供しています。テスト対策をしていない就活生は、ぜひ利用ください。
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SPI解説付き問題集
内定をもらいやすい業界5選
24卒就活生の中には、内定を獲得しやすい業界が気になる学生も多いのではないでしょうか。内定をもらいやすい業界は主に以下が挙げられます。
24卒の就活生で5月から就職活動を始める場合でも、内定を獲得できる可能性が高いので、ぜひ参考にしてください。
IT業界
IT業界とは、下記の業界をまとめた言い方です。
- ソフトウェア業界
- 情報処理サービス業界
- インターネット業界・Web業界
- 通信インフラ業界
- ハードウェア業界
主に機械のプログラミングやサイト構築を行う仕事です。
IT業界は、経済産業省のIT人材育成の状況等についての調査で、2030年までに約40〜80万人のIT人材が不足すると発表しました(参照元:経済産業省 IT人材育成の状況等について)。
そのため、理系・文系問わず未経験でも積極的に採用している企業が多くなっています。志望する業界が決まっていない場合は、IT業界を視野に入れると内定を獲得できる可能性が高いのでオススメです。
金融業界
金融業界とは、信用金庫・銀行・保険会社・証券会社など、貨幣の信用取引を実施する仕事です。金融業界で働くと、正しいお金の知識が得られるので、近年の経済状況に詳しくなります。
金融業界は、経済状況の変化が激しいため、正しい金融の知識を持った人材を常に採用しています。金融業界も人手不足なため、就活生を積極的に採用しているようです。お金に関する知識を身につけた就活生には、金融業界をオススメします。
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金融業界に向いてる人とは?特徴を参考に自分の適性を見極めよう
人材業界
人材業界とは「人材紹介」「人材派遣」「アウトソーシング」「求人広告」「コンサルティング」など、人材に関わる仕事です。人材業界の課題として、自社に合った人材を確保できていない現状があります。
そのため、自社に合う人材であれば、就職活動の終盤でも採用される可能性が高くなります。ただし、人材業界は人と密接に関わるため、コミュニケーション能力に欠ける学生はオススメしません。
人材に関わる仕事がしたい就活生は、人材業界に挑戦してみましょう。
不動産業界
不動産業界とは、家や建物、土地に関わる「設計、建設・施行」「販売」「管理」「賃貸」を行う仕事です。不動産業界は、家を借りる買うなどの購入者が常にいるため、人材不足になっています。
しかし、不動産業界は土日休みではなく、平日に休みがあることから、人気が少ない企業でもあります。しかし、不動産業界は扱う物件の金額も高いため、他の業界に比べて給与が高くなるのが特徴です。
「年収1,000万円を目指す」など、稼ぎたいという24卒の就活生にオススメの業界です。不動産業界に向いているかわからない人は、下記のコラムも参照してください。
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飲食業界
飲食業界とは、カフェや居酒屋、ファミリーレストランなど、飲食物を提供、製造する仕事です。飲食業界は普段から接点があるため、イメージがつきやすいでしょう。
飲食業界は、従業員の移り変わりが激しいため、常に人材不足です。飲食店は、積極的にアルバイトを募集するように、正社員として働いてくれる人材を求めています。
大学4年生の後半でも積極的に募集している企業が多いため、やりたい仕事がない人やとりあえず就職したい人は、飲食業界がオススメです。
内定率を参考にして就活を進めよう!
24卒の内定率の現在(4月時点)は、就活生の約半数です。すでに半数の内定が出ているということは、採用募集している企業数は減っている可能性があります。
そのため、24卒の就活生は次々に行動しなくてはいけません。そこでオススメなのが、キャリチャンの就活イベントです。「出遅れ就活サポート」や「面接サポート」など、就活生が内定を獲得するために必要なイベントをいくつも提供しています。
24卒の現在(4月時点)で内定を獲得していないと、焦りや不安を抱える学生は少なくありません。そんな就活生は、無料で利用できるキャリチャンのイベントに、ぜひ参加ください。対策を共に行い、希望する企業から内定獲得を目指しましょう。
「出遅れ就活サポート」に参加しよう!
24卒の内定率に関するQ&A
内定って、早い人だといつごろからもらえるの?
大学3年生の夏から秋ごろです。早期インターンなどに申し込んで進めれば、早い段階で内定を獲得できます。
今年卒業した23卒の就職内定率は、最終的にどのくらいだった?
令和4年度の就職内定率は90.9%です(参照元:文部科学省 令和4年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査)。
24卒の就活はいつ終わる?
内定を獲得した段階で終了可能です。就活生の中には、内定を獲得しても続ける場合もあるので、自分のタイミングで決められます。
この記事の監修者
岡田 章吾
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。
就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。