社長面接の攻略法!質問の傾向や内定を勝ち取る対策を徹底解説

 2024年4月26日

就活は順調に進んでますか?

キャリアアドバイザー 廣瀬

就活生 Aさん

はい。次回が社長面接です。

いよいよですね。準備は万端でしょうか?

キャリアアドバイザー 廣瀬

就活生 Aさん

社長面接は初めてなので、不安でいっぱいです。どんな対策をすればいいか教えてください!

任せてください。このコラムでは、社長面接の特性や採用されやすい就活生の特徴などを詳しく解説します。これを参考にしっかり準備して、内定を獲得しましょう!

キャリアアドバイザー 廣瀬

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社長面接の目的

社長面接の目的

社長面接は、採用プロセスの最終段階であり、企業の経営者が就活生と直接対面する機会です。この段階で、社長による面接をおこなう目的は主に以下の2つがあります。

社長面接が設けられている理由を理解できれば、回答する際の手がかりとなるかもしれません。社長面接を通過して内定を獲得するためにも、目的を把握しておきましょう。

入社意欲を確かめるため

社長面接をおこなう目的の1つは、就活生の入社意欲やモチベーションを確認することです。

社長は企業の最高責任者であり、その企業の方針を決定する人物です。つまり、その組織の目指す方向性を、誰よりも深く理解しています。その人物が面接を行うことによって、就活生が組織のビジョンや価値観に共感し、積極的に貢献してくれるかどうかを最終確認するわけです。

社長面接では、就活生の過去の経験や能力だけでなく、将来のビジョンや志向性も重視されます。企業の経営者は、就活生が会社の成長や発展に寄与できるかどうかを判断するために、キャリア目標や価値観を念入りにチェックするのです。

社長面接では、さまざまな要素を通じて、入社意欲を確かめています。

入社後のミスマッチを避けるため

社長面接は、入社後のミスマッチを避けるための重要な手段です。企業と就活生が互いに理解し合うことで、採用後の期待と現実とのギャップを最小限に抑えられます。

社長は、就活生の志向性や意欲、企業文化への適合性を評価することで、組織との調和を図り、成果を上げられるかを判断します。その結果、双方が期待と実態を明確にし、入社後スムーズに適応できるようすり合わせるわけです。

社長面接に不安を抱える就活生には、キャリチャンの就活支援サービス「面接サポート」がオススメです。このサービスでは、あなたの期待する条件に合った求人の中から、とくに面接が厳しくない企業を厳選して紹介します。

また、模擬面接や他己分析を通じて、社長面接で採用されるためのアドバイスを、プロのキャリアアドバイザーがマンツーマンでサポートします。社長面接で悩んでいる就活生でも、内定を獲得できるチャンスが増えるでしょう。

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社長面接で聞かれることが多い質問の傾向

社長面接で聞かれることが多い質問の傾向

社長面接で聞かれることが多い質問の傾向は、以下のとおりです。

それぞれの傾向を把握し、社長面接の対策をおこないましょう。

就活生や企業についての深掘りが多い

社長面接では、それまでの選考の中で回答してきた内容を、さらに深掘りするような質問が多い傾向にあります。なぜなら、社長面接は一般的な面接と比べて、就活生に対するより深い洞察が必要だからです。

社長面接は、就活生の人物像や志向性を把握し、企業の文化・ビジョンに適合するかを見極めることを目的としています。そのため、就活生の過去の経験や学び、今後のキャリアプランについて詳細に聞かれるはずです。

また、就活生がなぜ自社を志望するのか、自身の強みや成長意欲をどのように発揮していくのかについても深掘りされます。これらの質問を通じて、社長は就活生の真の意図や価値観を把握し、採用の可否を判断するわけです。

志望度合いの質問がある

社長面接では、就活生の志望度合いや熱意を確認するための質問が頻繁におこなわれます。

なぜなら、志望度の低い就活生に内定を出しても、結局は辞退されたり、入社後のモチベーションが上がらなかったり、早期退職に至ったりする可能性が高いからです。結果として、自社の成長につながる人材を確保できないうえ、採用活動にかけたコストも無駄になってしまいます。

そのため、社長面接では就活生に対して「なぜ当社を志望したのか」「なぜこのポジションに興味を持ったのか」といった具体的な理由を質問するケースが多くなります。

また、就活生が企業や業界についてどれだけ情熱を持っているのか、自らの価値観・目標と企業の理念・ビジョンがどれほど一致しているのかを確認するはずです。

志望度合いの高さは、就活生の真の意欲や貢献意欲を示す重要な要素であり、社長面接においては特に重視されます。就活生はしっかりと自身の志望理由や企業への熱意を示し、社長に納得感を与えることが求められるでしょう。

利用者の声

社長面接で採用されやすい就活生の特徴

社長面接で採用されやすい就活生の特徴

社長面接で採用されやすい就活生の特徴は、以下の3つです。

それぞれの特徴を理解し、真似できる部分は挑戦していきましょう。

志望企業じゃないといけない理由がある

社長面接で採用されやすい就活生は、「他社ではなくこの企業で働きたい」という熱意があり、その理由も明確になっているのが特徴です。

社長面接で受かりやすい人は、単に「有名企業だから」「高給与がもらえるから」といった、多くの企業に当てはまるあいまいな理由で志望しているのではありません。志望企業や業界に対する深い興味と理解があり、明確な理由にもとづいて、意図的に他社よりもその企業を選んでいる人です

志望企業に対する熱意や理解度は、社長面接で特に重視されます。なぜなら、社長は会社の方向性や理念を担っており、自らの考え・ビジョンに共感する人材を求めているからです。

そのため、志望企業に対する深い理解と熱意を持っている就活生は、社長との面接で好印象を与えやすく、採用されやすい傾向があります。

企業が求める人物像とマッチしている

社長面接で採用されやすい就活生は、企業が求める人材像と自身の能力や志向がマッチしている点が特徴です。採用活動において企業はあらかじめ、どのような人材を採用したいのかモデルを設定し、それに合致する人物を探しています。

社長面接では、いままでの選考結果をもとに自社との相性がマッチしているかを最終確認します。社長は会社のことを一番理解しており、今後の方向性も決めていく人物です。それまでの選考では見極めきれなかった深いところや先々までを見据えて、自社との相性を判断します。

そのため、企業が求める人物像を把握せず社長面接に臨んでしまうと、内定には近づけません。

企業が求める人物像は、企業の公式ホームページや求人情報の中に記載されていることが多いです。その内容や実際の事業内容のほか、社長の掲げている理念、ビジョン、事業の展望などを把握し、どのようなアピールが社長の胸にささるか考えた上で面接に挑む必要があります。

選考対策を入念にしている

社長面接で採用されやすい就活生の特徴の1つに、面接対策を入念にしている点があげられます。就活生の中には「社長面接まで進んだら、ほぼ内定」という噂を真に受け、選考対策を怠ってしまう人も少なくないです。

しかし、社長面接の合格率は、決して「ほぼ内定」などといえるような高い数値ではありません。社長でなく役員が行うこともありますが、最終面接の合格率は平均的におよそ50%だといわれています。

つまり、社長面接(最終面接)に受かるかどうかは五分五分であり、挑んだ就活生のおよそ半数が内定を獲得できないわけです。

また、社長面接では過去の選考でも聞かれた一般的な質問に加えて、独自の質問を受けるケースが多いです。選考対策を怠ってしまうと、社長面接で特有の質問に答えられず、評価が低くなってしまいます。

それらも含め、入念な選考対策を行った就活生が、合格する方の50%に選ばれるといってよいでしょう。具体的な質問内容については、次の項目で紹介します。

社長面接の対策をどのように進めたらよいのかわからない就活生には、キャリチャンの就活支援サービス「面接サポート」がオススメです。このサービスでは、面接経験が浅い人でも社長面接に受かりやすい企業を紹介します。

それだけでなく、プロのキャリアアドバイザーがその企業の社長面接の傾向からどのような対策が必要かを分析し、それに合わせたきめ細やかな面接対策をおこないます。社長面接から内定に至る合格率を、確実に高められるはずです。

社長面接に受かるための対策

社長面接に受かるための対策

社長面接に受かるために必要な対策は、以下の7つです。

各対策を理解し、社長面接に活かして内定を獲得しましょう。

社長面接の特性を理解する

社長面接に受かるための対策の1つは、社長面接の特性を理解し、それに適した準備をする点です。社長面接は、一般の面接とは異なる独自の特性を持っています。

社長面接では、社長やトップマネジメントとの直接的な対話が行われるため、会社のビジョンや経営方針、将来の展望などに関する深い理解が求められます。具体的には、一次・二次面接にはあまりなかった以下に関する質問を受けることがあるでしょう。

  • 志望度の高さ
  • 入社後のキャリアビジョン
  • 他社との違い
  • 最近のニュース
  • 自分に似た動物
  • 貢献できるスキルや経験

また、社長自身の性格や人柄が採用の決定に大きく影響することもあります。そのため、社長面接に臨む際には、企業の背景や社長の人柄について事前に調査し、適切な対応ができるようにすることが重要です。

企業研究を徹底する

社長面接に臨む際には、企業研究を徹底することが重要です。企業研究は、志望企業のビジョン、ミッション、業績、事業展開、競合他社との比較など、企業全体の情報を理解することを指します。

企業研究をおこなうことで、志望企業の特徴や価値観を把握し、自身の志望動機・キャリアビジョンとの整合性を示せます。また、社長面接では企業のビジョンや経営方針に関する質問が多く出されるため、質問に適切に答えるためにも、事前の企業研究が欠かせません。

具体的な企業研究の方法としては、企業の公式Webサイトや年次報告書、ニュース記事などを活用して情報収集をおこなうことがあげられます。また、社内の従業員との交流や、元従業員の口コミなどを通じて、企業の雰囲気や文化、働き方についての情報を収集することも有効です。

このような対策を講じることにより、社長面接において企業や業界についての独自の意見を語ることができ、好印象を与えられるでしょう。

入社後のキャリアビジョンを明確にする

社長面接では、将来のキャリアビジョンや目標について深掘りされることがよくあります。

入社後のキャリアビジョンを明確にすることで、志望企業においてどのような役割や貢献を果たしたいのか、また自身の成長・スキルアップのためにどのようなキャリアパスを想定しているのかを伝えられるはずです。これにより社長は、あなたの目標や意欲を正確に把握し、将来の成長や貢献度を見極められます。

入社後のキャリアビジョンを明確にするには、自己分析が重要です。自身の強みや興味、価値観を理解し、それらを活かせる職場・業界・役割を考えることで、将来のビジョンを描きやすくなります。また、業界や企業の動向を調査し、自身のキャリアパスを具体化することも有効です。

社長面接に臨む際には、入社後のキャリアビジョンをしっかりと整理し、明確に伝えることがポイントです。

いままでの選考を振り返る

社長面接に臨む前に、これまでの選考過程を振り返ることが重要です。選考の中でおこなわれた面接や試験、グループディスカッションなどのプロセスを振り返り、自身の強みや成長点、改善すべき点を把握します。

選考過程を振り返ることで、自身のアピールポイントや良い面、不足している点、改善すべき課題を明確にできるはずです。その結果、社長面接において自身の強みをより効果的にアピールする方法や、不足している点を補うための準備をおこなえます。

自身の強みや課題を明確にし、それにもとづいて適切な対策を講じることで、社長面接での自己アピールを強化し、採用の可能性を高められるでしょう。

第一印象にも気を配る

社長面接では、第一印象が非常に重要です。面接官である社長は、短い時間の中で就活生の印象を判断しなければなりません。就活生は第一印象を良くすることに重点を置く必要があります。

第一印象を良くするには、まず身だしなみや服装に注意を払いましょう。清潔感があり、適切な服装を心がけることで、真剣に面接に臨んでいる姿勢を示せます。

また、笑顔や堂々とした態度で挨拶することも重要です。明るく、礼儀正しい挨拶は、相手に好印象を与えるだけでなく、働くことに対する自信やポジティブなエネルギーをアピールする手段となります。

第一印象は、面接の最初の数分で決まります。そのため、社長の前での振る舞いに特に注意を払い、自己の良さを的確にアピールすることが重要です。

よくある質問の回答を用意する

社長面接では、よくある質問に対する的確な回答を用意しておくことが重要です。たとえば、「自己紹介をしてください」や「志望動機は何ですか」といった一般的な質問があげられます。

自己紹介では、自分のスキルや経験を端的に伝えることがポイントです。志望動機については、企業の特徴や自身のキャリア目標との関連性を強調し、なぜその企業に入りたいのかを具体的に説明する必要があります。

また、社長面接では企業や業界に関する理解度を試し、あなた独自の見解を問われるような質問も予想されます。企業のWebサイトやニュース記事、SNSなどを通じて情報収集をおこない、自分の考えを整理して臨みましょう。

逆質問を考える

社長面接では、面接官からの質問に答えるだけでなく、社長に質問をすることも重要です。逆質問をすることで、自分の興味や意欲を示し、企業への真剣な関心をアピールできます。

まず、企業や業界に関する質問を用意しましょう。たとえば、企業の成長戦略や競合他社との差別化ポイントなどについて質問することで、自分が将来的にどのような環境で働くことになるのかを理解し、自身のキャリアプランとの整合性を確認できます。

また、社長や経営陣の考え方、価値観について質問することも有効です。これによって、企業文化や風土を把握できます。

ただし、調べればわかるような、どこかに掲載されている情報の質問をしてしまうと「企業研究不足」と思われるため、逆質問の内容には気をつけましょう。

社長面接に不安がある就活生は、キャリチャンの就活支援サービス「面接サポート」がオススメです。このサービスでは、面接に苦手意識のある就活生でも受かりやすい企業を紹介します。

また、その企業の特徴からどのような質問が起こり得るのかを分析し、専任のキャリアアドバイザーと二人三脚で対策をおこないます。逆質問の内容についても一緒に考えてくれるため、安心して社長面接に臨めるでしょう。

社長面接での注意点

社長面接での注意点

社長面接では、相手に呼びかける際の名前と敬称に注意しましょう。面接官である社長は社会的地位の高い人物なので、名前や敬称を間違えてしまうと大変失礼に当たります。

具体的には下記のOK例のように、苗字に役職をつけるか、様をつけるのが一般的です。

  • OK◯◯社長」「◯◯様」
  • NG◯◯さん」「◯◯社長様」または名前を間違える

しかし、社長面接は最終面接となることが多いので、絶対に内定を獲得したいという思いが強いです。その結果、プレッシャーから過度に緊張してしまい、下段のNG例のように呼び方を間違えてしまうケースがよくあります。

社長面接で呼び方を間違えてしまうと、基本的なマナーが身についていないと思われ、評価が下がってしまう恐れがあります。社長面接までたどり着く就活生は誰もが高い評価を得ている優秀な人物なので、些細なミスが致命的となるかもしれません。

そのため、社長面接では事前に相手の名前をリサーチし、敬称も含めた呼び方を決めておくことが大切です。複数の読み方が存在する難しい名前の人もいるので、しっかり確認しておいてください。

社長面接の対策を徹底して内定を勝ち取ろう

社長面接まで進めれば内定は目の前です。しかし、社長面接の合格率は、それほど高くありません。一次面接や二次面接よりは高いとはいえ、二人に一人が落ちる選考です。

しかも、競合となるライバルたちは、全員がここまで勝ち残ってきた優秀な人物ばかりです。「ほぼ内定」と思って油断してしまうと、準備不足で内定を獲得できない可能性が高まります。

社長面接では、これまでの選考より深く人物像を掘り下げられるほか、企業理解や独自の見解を求める特殊な質問が行われることも多いです。そのため、社長面接だからこそ入念な対策をおこない、確実に内定を勝ち取れるように努力しましょう。

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この記事の監修者

監修者:廣瀬舞

廣瀬 舞

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

大学卒業後、教育機関を経て入社。7年間、キャリアカウンセラーとして新卒・中途・既卒求職者の就職を支援し、これまでに4000名以上の求職者を担当し内定まで導いている。女性ならではの親切丁寧な対応が定評を呼んでおり信頼度が厚い。

就活支援の得意分野は「面接対策」。特に現代ならではの動画面接、オンライン面接の対策実績は1000社以上、2000名以上を支援してきた実績がある。

また、これらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している

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