【就活の軸の例文一覧】面接での回答例と正しい定め方やコツを解説

 2024年2月9日

就活は順調に進んでますか?

キャリアアドバイザー 平崎

就活生 Aさん

実は、どの企業を選べばいいかわからなくて、全然進まないんです…。

もしかすると、就活の軸が定まってないのかもしれませんね。就活を行う際は、軸をきちんと決めておくことが大切です。

キャリアアドバイザー 平崎

就活生 Aさん

そうなんですね…。でも、就活の軸って、どうすれば定まるんですか?

このコラムでは、面接における就活の軸の回答例文を一覧で紹介します。就活の軸を定める方法も解説するので、就活の参考にしてください!

キャリアアドバイザー 平崎

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目次

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就活の軸は例文一覧を参考にすると効果的

就活の軸は例文一覧を参考にすると効果的

自分の就活の軸がわからない人は、一覧を参考にすると、効率的に軸を定められるようになります。就活の軸をゼロから考えるのは難しくても、参考になる例の中から自分にフィットするものを選び、自分なりのアレンジを加えればよいわけです。

就活の軸を定めるには、このような仕事に就きたいと思う自分の意志と、その仕事で活躍できる確証が必要です。業種や職種ごとに分けられた就活の軸一覧を参考にすると、自分の得意な分野と活かせるスキルが見えてくることがあります。

人生で初めて就活をする人は、軸の決定に戸惑うことが多いですが、就活の軸を決めるのに考えすぎることはありません。自分は何が得意なのか、逆に何が苦手なのかを考えて、就活の軸を定めてみましょう。

就活の軸一覧の参考方法を具体的に知りたい人には、キャリチャンの就活支援サービス「就活相談会」がオススメです。プロのキャリアアドバイザーが、就活の軸一覧をどのように活用すべきか教えてくれます。

就活の軸を決めるのを一緒に手伝ってもらうこともできるため、自信のない人はぜひ活用してください。

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就活の軸を定める3つのコツ

就活の軸を定める3つのコツ

就活の軸には、要領よく定めるためのコツが存在します。就活を有利に進めるためには、軸定めのコツを正確に理解し、仕事探しに活かすことが大切です。

以下に、就活の軸を定めるためのコツを3つ紹介します。

満足いく結果を得られるよう、就活の軸一覧を見ながら参考にしてみてください。

明確な理由を考える

就活の軸を決める際は、その軸を定める明確な理由を考えることが大切です。軸を定めた理由は、できるだけ具体的に考えるとより効果が期待できます。

就活の軸は、面接でも聞かれることがあります。具体性やきちんとした理由がない場合、志望の動機が面接官に伝わりません。「その軸だとして、なぜ自社なのか」「別の業種でも当てはまるのでは?」など、軸をあてにされなくなってしまうのです。

就活の軸を定める明確な理由を考えることで、企業へのアピール効果につながるほか、軸のぶれを防ぐことにもつながります。企業選びの際に迷わず、効率的に就活を進められるので、明確な理由決めは重要です。

就活の軸一覧を見たときに、一覧に書かれてある軸はそれぞれどのような理由が込められているのかを意識すると、より参考にできます。

企業にどう貢献するかを考える

就活の軸を定めるコツとして、入社後に自分がどう貢献できるかを考えるのも有効です。

企業選びの際、自分がそこでどう役立つかがわからないまま応募しても、就職できる可能性は低いでしょう。なぜなら、選考で十分なアピールができず、企業側も採用すべきかどうか判断ができないからです。

「企業のホームページがキラキラしていたから」「商品が好きで昔から興味があったから」など、漠然とした考えをもとに就活の軸を定めても、あまり意味はありません。

就活の軸を定める際は、自分がどう役立てるのかまで考えることが大切です。就活の軸一覧を参考に、自分に当てはまりそうなものを探してみるとよいでしょう。

就活の軸をいくつか考える

就活の軸を定める際、軸をいくつか考えるのも効果的です。就活の軸を定める前提として、軸は1つでなければならないことはありません。しかし、多すぎてもよくないため、2つか3つほど決めることをオススメします。

就活の軸で、意識すべき項目は以下の通りです。

  • 自分がよいと思える業種
  • 自分に合っていると思える企業の印象
  • 自分が貢献したい仕事

上記以外にも、就活の軸で自分が大事だと思う項目がある人は、就活の軸を決める際に考慮してみてください。また、職種や業種に関連する軸の一覧を参考にするのも、軸を定めるための材料集めとして有効です。

利用者の声

就活の軸を定める際に考慮すべき基準例一覧

就活の軸を定める際に考慮すべき基準例一覧

一覧を参考にすれば、自分の就活の軸を決めるためのヒントを得られます。

しかし、一覧の中からなんとなく選んだだけでは、自分にとって適切な就活の軸とはなりません。自分に必要な就活の軸を決めるには、明確な基準をもって、自分にとっての優先順位を定めることが大切です。

以下、就活で正しい軸を定めるときの基準を一覧で紹介します。

就活の軸一覧との照らし合わせにも役立つので、ぜひ参考にしてください。

職場環境に何を求めるか

企業に対して、どのような職場環境を求めたいのかは、就活の軸を定める基準の1つです。自分が希望している業種で、自分が貢献できる企業であったとしても、職場環境がよくなければまともな活躍は期待できないでしょう。

就活の軸をブレのないよう定めるために、職場環境は重要な要素です。職場環境に求めるものとして、以下のような例が挙げられます。

【職場環境に求める3つの条件例】

  • 人間関係
  • 社内の雰囲気
  • 勤務地の立地条件

また、応募先の企業がタスク管理をきちんと行っているかも重要です。仕事が効率よく回っていない場合、自分にだけ膨大な量の仕事が舞い込んできたり、逆に暇な毎日が続いたりするなどもありえます。自分が職場環境に対し、とくに何を求めたいのかを考えておきましょう。

働き方に何を求めるか

働き方に何を求めているかも、就活の軸を決めるときに考えなくてはいけない項目です。働き方が自分に合っていない場合、十分な活躍はできません。働き方を決める基準の例は、以下の通りです。

【働き方に求める3つの条件例】

  • チームで協力しながら活動したいのか、1人で黙々と作業したいのか
  • 出社とリモートワークの比率はどの程度がよいのか
  • 残業を自由に行いたいのか、できるだけ避けたいか

働き方を決めるときにも、就活の軸一覧が役立ちます。自分が求める働き方にふさわしい業種を知る参考としても効果的です。

休日数・休暇制度に何を求めるか

就活の軸を定める際の基準として、休暇日数や休暇制度に何を求めるかを考えるのも大切です。仕事や企業の軸が定まっていたとしても、休める日数や時間が自分に合っていなければ、満足いく働き方ができるとはいえません。

休日数や休暇日数に求める基準の例は、以下の通りです。

【休日・休暇制度に求める3つの条件例】

  • 土日祝日休みはきちんと確保できるのか
  • 有給休暇はどの程度取れるか
  • 大型連休はどの程度の期間休めるのか

就活生の生活環境にもよりますが、できるだけ自分が休みたいときに休めて、休みを取りづらい雰囲気が出ていない企業を選ぶとよいでしょう。

待遇や福利厚生に何を求めるか

自分がよいと思える待遇や、企業が定めている福利厚生も、就活の軸を定めるためには大切です。自分が希望している待遇や福利厚生などが十分に備わっている企業ほど、働く環境がよくなる傾向にあります。

待遇や福利厚生に求める基準としては、以下のような例が考えられます。

【待遇に求める3つの条件例】

  • 社宅や寮が付いているか
  • 給料体制は十分に整っているか(年俸制・歩合制)
  • 産休や育児休暇は取れるのか(結婚・出産予定のある就活生)

働く環境が整っている企業を優先したい人は、待遇や福利厚生に目を向けて考えてもよいでしょう。

スキルやキャリアに何を求めるか

就活の軸を定める基準の1つとして、スキルやキャリアアップに何を求めるかも挙げられます。求めるスキルやキャリアは、将来自分がどのような道を歩んでいきたいかを考える指標にするにも有効です。

おもな例として、将来的に独立や新規事業の立ち上げなどを考えている人が該当します。企業による、自分のスキルアップやキャリアアップのための支援は、将来のキャリアプランを設計するために効果的です。

就活の軸を決めるための基準がわからない人は、キャリチャンの就活支援サービス「就活相談会」に参加してみてください。キャリアアドバイザーのサポートとともに就活を進められるので、軸を定めるためには何が大切かなどを知るきっかけにもなります。

【職種別】面接における就活の軸の回答例文一覧

【職種別】面接における就活の軸の回答例文一覧

就活の軸は、ジャンルごとにたくさんの種類があります。自分に合った働き方や、自分が希望している業種を意識しながら、どの就活の軸を見るべきかを認識することが大切です。

この項目では、職種に関する就活の軸と面接における回答例文を一覧で紹介します。

就活のための軸を正しく定めたい人は、下記で紹介する一覧を参考にしてみましょう。

営業系の職種に関する就活の軸

営業系の職種に関する就活の軸を紹介します。以下は、おもに面接での場面を想定した就活の軸の回答例文です。営業系の職種を検討している人は、参考にしてみてください。

私の就活の軸は、お客様の生活を便利なものにすることです。

私には、モノのよさを周囲に伝える能力があります。学生時代に重宝していた勉強用のアプリを友人に勧めようと考えた際、私は言葉選びを工夫して伝えるよう意識しました。

すると、私が勧めた多くの友人がそのアプリを使い始めたのです。全員が私に、アプリが使いやすくて勉強が捗ると話してくれました。

私は、自分が本気でよいと思った商品やサービスを、お客様に全力で勧めていきたいと考えています。持ち前のプレゼンテーション能力を活かして、商品の売り上げにも貢献していきたいです。

就活の軸を伝える際は、応募先の企業に直結させた内容を盛り込むようにしましょう。営業系の職種の場合は、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力をアピールするのが効果的です。

専門系の職種に関する就活の軸

専門系の職種に関する就活の軸として、学校の教師を例に、面接での回答例文を紹介していきます。

私の就活の軸は、まだ人生経験の浅い子どもに、正しい選択とは何かを伝えることです。

大学に入学したころ、私はモデルの仕事に憧れており、一度本気で目指してみようと考えていました。成功できる可能性が低いのは目に見えており、周囲からは猛反対されましたが、自分に嘘はつけず本格的に活動をはじめました。

その経験で知ったのが、周囲の意見を取り入れつつ、自分が本気で正しいと思えるものは信じた方がよいということです。結果的にモデルの活動は成功しませんでしたが、本気で自分がやってみたいと考えて挑戦したので、後悔はまったくありませんでした。

現在、自分の進路などに悩んでいる子どもはたくさんいると思います。自身の経験から、自分が心の底から正しいと思うのであれば、どんな結果になったとしても決して後悔はしないと伝えたいと考えています。

就活の軸を伝える際は、自身の経験談を基準に考えてもよいでしょう。専門職の場合は、専門性に合わせた自身の能力や、自分の経験が専門スキルにどう活かせるかをアピールすると効果的です。

クリエイティブ系の職種に関する就活の軸

クリエイティブ系の職種に関する就活の軸の例文を紹介します。以下は自身で制作した道具をもとにした内容なので、面接で話す際は実際に制作物を見せてもよいでしょう。

私の就活の軸は、新しいアイデアを生み出すことです。私は子どもの頃から物作りが趣味で、利便性を重視した便利グッズを次々と生み出してきた実績があります。

私が小学生だった頃、私の飼い犬には餌を早食いする癖がありました。私が獣医に相談した際、早食いが続くと食道炎を起こすリスクがあると指摘されたのです。

早食いの癖を直す方法を考えた結果、私は飼い犬用に渦巻状の食べづらい器を作りました。私の対策が功を奏し、飼い犬は餌を食べる時間をかけるようになり、早食い癖を克服したのです。

当時の経験から学んだ問題解決能力と斬新な発想力で、奇抜なアイデアを生み出していきたいです。

上記のような例では、人々が持つ問題を解決するための商品や、サービスを開発している企業がオススメです。クリエイティブ系の仕事を希望する場合、普通には思いつかないようなアイデアを生み出す発想力があるとよいでしょう。

企画系の職種に関する就活の軸

企画系の職種に関する就活の軸の回答例文を紹介します。企画系の仕事は、人々が楽しい、面白いと思えるようなアイデアを生み出す発想力が重要です。

私の就活の軸は、人々の暮らしをサポートするための仕事に就くことです。

私は学生の頃、自分のクラスがバラバラになっていた時期がありました。他人に関心がなく、全体的にどこか上の空状態で、寂しさまで残るほどです。そこで私は、とあるテレビドラマからヒントを得て、クラス全員が1つになれるような企画を立てました。

企画内容は、毎朝ヒップホップ調の曲に合わせ、全員でダンスを踊るという大胆なものです。最初の頃は恥ずかしそうにしている人もいたのですが、踊る楽しさに少しずつ気づいていき、1ヶ月後には全員が息を合わせて踊ることに成功しました。

練習やクラスをまとめるのは大変なことではありましたが、周囲と協力し、最後までやり切れる力が私にはあります。

社会人になっても、当時の経験を活かして人々に楽しさを与える企画や、状況を改善させる企画などを立てていきたいです。

企画系の職種もまた、クリエイティブ系と同様に斬新な発想力がある人に向いているといえます。上記の就活の軸では、テレビ関係の企業に応募すると効果的です。

技術・研究系の職種に関する就活の軸

技術・研究系の職種に関する就活の軸を紹介します。以下は、設計や施行管理系に関連した企業の面接における就活の軸の回答例文です。

私の就職の軸は、自分の手際のよさと、よりよいデザインを生み出す発想力を活かせることです。

私は、趣味でパソコンを使いながら自分で部屋の間取りや建物の外装を設計しています。SNSに投稿したところ、とても大きな反響があり、「自分の家を建てて欲しい」というコメントをいただいたほどです。

また、私が制作した設計図を見た企業様から、自社で働かないかとオファーをいただいたこともあります。社会人になってもこうした経験を活かし、クライアントが満足する外見や見取り図を設計していきたいです。

技術・研究系の職種の場合は、設計に関するアイデア力や、実用的なものを生み出す発想力が好まれます。

医療・福祉系の職種に関する就活の軸

医療・福祉系の職種に関する就活の軸を紹介します。以下は、介護職の面接を想定した就活の軸の回答例文です。

私の就活の軸は、体の不自由な人々の生活を支える仕事に就くことです。

私には、介護が必要な祖母がいます。普段は両親が介護をしてくれているのですが、学校から帰った際は、私も一緒に手伝う機会がたくさんあります。

祖母は会話自体できるものの、手足が不自由で介助なしでは立てない状態です。私は常に、どのような介護を行えば祖母が安心できるか、事故が起きる心配がないかを考えることを心がけています。

その甲斐あってか、祖母からは毎日お礼をいわれます。祖母の介護を通じて、体の不自由な人々の暮らしを守る仕事に就きたいと思うようになりました。自分の介護経験を活かし、介護士として働いていきたいです。

介護職の場合は、介護をするための体力や、高齢者と会話をするためのコミュニケーション能力が必要です。体力は過去の実績を、コミュニケーション能力は、面接でのやり取りでアピールしましょう。

事務・管理系の職種に関する就活の軸

事務・管理系の職種の面接において、就活の軸を聞かれた場合の回答例文を紹介します。

私の就活の軸は、自身の慎重さと正確性を活かし、ともに企業で働く人々をサポートすることです。

私は中高、生徒会に入っており、書記を担当していました。生徒会会議で出された文化祭や体育祭などの企画案の管理や、費用の予算管理などをミスなく行っていた経験があります。

また、自分の担当する仕事をこなすだけでなく、生徒会メンバーとの協調を図る中で、周囲とのコミュニケーション能力も磨かれたと思います。

私は社会人になっても、こうした自分のスキルや経験を活かし、企業を内側からサポートしていきたいです。

事務系と管理系の職種は、周囲の人たちをサポートする能力が必要な仕事です。また、事務や管理系の職種では、ミスのないよう業務のデータなどを管理しなければいけません。仕事において、慎重さと正確性がとくに重要です。

キャリチャンでは、事務職や管理職などの非営業系の職種に絞った求人紹介を行う就活支援サービス「事務系・非営業職求人紹介サポート」を行っています。事務系・管理系の職種に興味のある就活生は、ぜひ問い合わせてみてください。

【業種別】面接における就活の軸の回答例文一覧

【業種別】面接における就活の軸の回答例文一覧

この項目では、業界別の就活の軸と面接における回答例文を一覧で紹介していきます。

希望している業界のある人は、該当する就活の軸を参考にしてみてください。

サービス業界に関する就活の軸

サービス業界に関する就活の軸を紹介します。以下は、サービス業界の面接で就活の軸を聞かれた場面を想定した回答例文です。

私の就活の軸は、人々が有意義な時間を過ごせるよう、サービスを提供することです。

私は学生時代、ある娯楽施設で接客のアルバイトをしていました。当時は、いかに丁寧な接客ができるかを重視していましたが、サービスを提供するにあたっては丁寧な接客だけでは足りないことに気づかされたのです。

お客様が心からよいと思える時間を過ごすことは、サービスの魅力を伝えることのほかに、気持ちのよい接客があってこそ実現するのだと考えを改めることができました。

アルバイトの経験から、私はお客様が有意義に過ごせる接客スキルを活かして、よいサービスを提供していきたいです。

サービス業界の場合は、自身が携わりたい商品やサービスに関する知識を身につけることが大切です。また、多くの人と会話するためのコミュニケーション能力や、客と接するときに役立つ気配りができることをアピールするとよいでしょう。

人材業界に関する就活の軸

人材業界の面接における就活の軸の回答例文を紹介します。人材業界は、人と人のつながりや、人とモノのつながりを大切にしたい人にオススメです。

私の就活の軸は、人と人のつながりをサポートする仕事に就くことです。

大学時代の友人が、とあるサークルの立ち上げを計画していたときのことです。

はじめは1人で募集をかけていたそうだったのですが、なかなかメンバーが揃わない毎日が続いていました。

そこで、私がサークルを大学で宣伝することを提案し、手はじめにSNSや学内の掲示板を利用しサークルの情報を提示しました。

同時に、新入生のなかで入るサークルに迷っている人を探し、個人的に声をかけるなどを行いメンバー集めに貢献しました。

結果的にサークルは盛り上がり、私はその経験を通して、人と人をつなげるコツや心構えを学びました。大学時代の経験を活かして、企業と人をつなげる人材業界で活躍していきたいです。

人材業界に関する就活の軸を定める際は、過去に人と人の繋がりを築き上げてきた経験に注目しましょう。自分のぶれない就活の軸と、企業に貢献できる要素をつなげればより効果的です。

コンサルティング業界に関する就活の軸

コンサルティング業界の面接における、就活の軸の回答例文を紹介します。コンサルティング業界は、目標に向かって頑張っている人たちのサポートをする仕事です。

私の強みは、人が持つ課題や問題解決に向けたサポートをする仕事です。

大学時代、私には動画配信をはじめようと考えていた友人がいました。当時、友人から相談を受け、どうすればまともな活動ができるかを考えることになったのです。

私は友人の長所と短所、動画配信にあてられる時間などを考慮し、ジャンルや1週間の本数にくわえて動画の投稿頻度などの意見を提供しました。

私の提案通りに実行した友人の動画は、瞬く間に注目され、収益化するところまでいったのです。

大学時代の経験をもとに、新規事業の立ち上げを検討している人の相談や企業経営の相談に対し、効果的なサポートを行っていきたいと考えております。

上記のように、人のために貢献したときの経験談を話すと、企業へのアピールにつながります。コンサルティング業界の場合は、新規事業の立ち上げに対し、戦略や施策だけでなく実行に移すまでのサポートも必要です。

IT業界に関する就活の軸

IT業界の面接における、就活の軸の回答例文を紹介します。IT業界は、おもにパソコンやスマートフォンなどを使って情報技術を活用する仕事です。

私の就活の軸は、新しい刺激を周囲に提供する仕事に就くことです。

学生時代、とくに部活やサークルに入っていなかった私は、趣味で大学の仲間とともにアプリの開発を行っていました。

アプリの開発には、ITのスキルやパソコンのスキルも必要だったので、独学で知識を身につけ、行動に移しました。

私が開発したアプリのジャンルは、シューティングゲームです。大学のゼミが同じだった友人に宣伝したところ、大変気に入ってもらえ、さらにアプリの評判は広まりました。

学生時代のアプリ開発経験をもとに、世間にインパクトを与えられる新しい技術を開発していきたいと考えております。

IT業界とひと言でいっても、仕事の内容や知識はさまざまです。 アプリ開発の経験がある人は開発したアプリを見せる、Webサイトを開発した経験がある人はそのサイトを見せるなど、実際の制作物を面接官に見せると実績・実力が伝わりやすくなり、さらなるアピールにつながります。

インフラ業界に関する就活の軸

インフラ業界の面接で就活の軸を聞かれた際の回答例文を紹介します。インフラ業界は、電気や水道の供給、また道路の建設などがおもな仕事です。

私の就活の軸は、人々の生活を助ける仕事で活躍することです。

私は大学時代、学生ボランティアに参加していた経験があります。ボランティアの内容は、地震が発生した被災地で暮らす住民への生活支援です。

水や電気が使えない方々のために、食料と飲料水の供給や避難所の整備など、あらゆる支援を行いました。支援を行ううちに、水や電気の大切さ、生活のためのサポートなどがどれだけ私たちの支えになっているのかを学んでいきました。

私は、被災地ボランティアを経験しています。人からの助けがどれだけ支えになっているのかを知っているのです。誰よりも、思いを込めて業務をこなせる自信があります。

インフラ業界の仕事は、日常生活で水や電気、ガスなどが使えることに感謝の気持ちをもっている人ほどやりがいを感じられるでしょう。

メーカー業界に関する就活の軸

メーカー業界の面接で就活の軸を聞かれた際の回答例文を紹介します。メーカー業界への選考は、自身の興味や知識、実績などを熱弁できる製品が1つでもあると有利です。

私の就活の軸は、人々に高品質な製品を提供する仕事で活躍することです。

私は裁縫を得意としており、家族の中で、穴が空いた服を修復する担当として任されていました。制服や背広、ズボンなどのほかにぬいぐるみの修復まで、裁縫であればどんなものも直していました。

やがて、裁縫における私の評価は家族以外にも広まり、近所の方から学校の友人、両親の知人にまで知れ渡るようになったのです。裁縫の経験で、私は商品の見た目の重要さと品質のよさは、人々の気持ちにも影響するものであるということに気づかされました。

修理してでも使い続けたいと思える商品は、世の中にそれほど多くないと思います。私は商品の質を追求することによって、長く愛されるベストセラーを生み出していきたいです。

メーカー業界を希望する人は、普段からモノの質を重視している人にオススメです。メーカー業界にもさまざまな職種がありますが、1つでもよいので、製品の質を追求した経験を選考時の回答に盛り込むとよいでしょう。

食品業界に関する就活の軸

食品業界の面接における就活の軸の回答例文を紹介します。食品業界は、食卓に並ぶおかずからデザートまでさまざまな食料を取り扱っているので、興味のある食品に注目しましょう。

私の就活の軸は、人々の健康を支える仕事で活躍することです。

私は料理が趣味で、こだわりとして健康を第一に考えた料理を作っています。料理をはじめたきっかけは、自分のダイエット目的だったからです。

味の質だけでなく、十分な栄養素を考慮し、大学時代は子ども食堂などを手伝って、自作の料理を子どもたちに提供していました。

私の料理は、栄養のバランスもしっかり整っている上に味も美味しいと評判です。
社会人になっても、料理の趣味で得た知識と経験をもとに、国民の栄養バランスを考えた食品を提供していきたいと考えております。

食品業界で働きたい人の中には、味や品質にこだわりをもつ人が多くいるかもしれません。選考時に企業から注目してもらうには、上記の例文のように栄養についてをくわえるなど、もう1つ別の要素を盛り込むとよいでしょう。

商社業界に関する就活の軸

商社業界の面接における就活の軸の回答例文を紹介します。自分が希望する職種に合わせて、就活の軸を定めましょう。

私の就活の軸は、国内外問わずいろいろな人々と交流する仕事で活躍することです。

私はSNSを通して、さまざまな国の人々と交流を深めてきました。交流を深めることで、海外でどのようなものやサービスを必要としているのか、また利用しているのかを知る機会を得ました。

また、海外の友人ができたことで、英語を話す機会も増えました。就職後はこうした経験と英語力を活用して海外授業に携わり、グローバルに活躍できる人間になりたいです。

商社業界にもさまざまな職種がありますが、上記では海外事業に関する就活の軸を例に紹介しています。外資系企業を希望している人は、英語力や海外の人たちとの幅広い交流経験をもとに、就活の軸を定めるとよいでしょう。

小売業界に関する就活の軸

小売業界の面接における就活の軸の回答例文を紹介します。小売業界は、おもに生活の質を向上させる商品やサービスを顧客に売るための業界です。

私の就活の軸は、自分にとって生活の支えとなった道具や製品などを提供する仕事で活躍することです。

私は現在、SNSを通じて、生活をよくするための情報を発信しています。日常の手助けになってくれるオススメの製品や道具の情報、効率的な使い方などがおもな発信内容です。

私が提供した製品を購入した方や、生活に便利な使用方法を試してくれた方からは、今でもたくさんの高評価をいただいています。SNSだけでなく、直接友人に勧めることも積極的に行っています。

就職後もこの経験を活かして製品の有益な情報を提供し、お客様の購買意欲を高められるよう努めていきたいと考えております。

小売業界はさまざまな商品を扱いますが、自分が愛用している商品の使い心地を共有したい人にオススメです。興味深い商品がある人や、自らで商品を広めたいと思う人は、小売業界を視野に入れてもよいでしょう。

広告・出版・マスコミ業界に関する就活の軸

広告・出版・マスコミ業界の面接における就活の軸の回答例文を紹介します。 広告・出版・マスコミ業界は、おもに紙媒体やスマートフォンなどのツールを通して情報を発信する仕事です。

私の就活の軸は、人々に有益な情報を提供する仕事に就くことです。

私は、おもに動画配信サービスやSNSを通して、日本文化に関する情報発信を海外へ向けて行っています。私の動画やSNSを視聴してくださる海外の方はとても多く、日本に興味を持ったと話してくれるコメントやメッセージなどもたくさんいただきました。

なかには、私が発信している情報をもとに、日本へ旅行に来てくれた方もいます。

私は就職後もSNSで学んだ情報発信能力を、テレビや広告、雑誌などにも活かしていきたいと考えています。

広告・出版・マスコミ業界は、仕事によって扱う情報は変わりますが、人々にとって役立つ情報を発信したいと思う人にオススメです。自分が興味のある情報に合わせて選ぶとよいでしょう。

不動産業界に関する就活の軸

不動産業界の面接における就活の軸の回答例文を紹介します。不動産業界は、おもに人々へ住みやすい物件を提供する仕事です。

私の就活の軸は、人々がよりよい暮らしを築くためのサポートをする仕事に就くことです。

そのように考えるきっかけとなったのは、進学を機に1人暮らしをはじめる後輩がいたことでした。その際、どのような場所に住んだらよいのかがわからず、私に相談をしてきたのです。

私は、後輩の求めている立地条件や街並みなどを聞いたのち、物件探しの手伝いを行いました。よい物件を見つけ、後輩に紹介したところとても喜んでもらえて、実際に契約にまで至りました。

私が勧めた物件は大学までの距離も問題なく、近くにスーパーなどのお店も揃っていたため、何不自由なく過ごせるところにあります。相手から述べられた条件だけでなく、実際の生活を想像し、ニーズを正確にくみ取れたことが決め手だったようです。

私は就職後もこの経験を活かして、人々によりよい暮らしができるような物件を紹介していきたいです。

不動産業界の場合は、物件の知識にくわえてコミュニケーション能力が重要です。物件を探しに来た人のニーズを深掘りし、どのような伝え方をすれば気に入ってもらえるか考える必要があります。

官公庁・公社・団体業界に関する就活の軸

官公庁・公社・団体業界の面接における就活の軸の回答例文を紹介します。職種は多岐にわたりますが、以下は警察官を例にした回答例です。

私の就活の軸は、人々の日々の暮らしを守る仕事に就くことです。

私は学生時代、外出先で財布を落とした経験があります。交番に行った際、警察官の方が親身になって相談にのってくれ、財布を落としたショックから立ち直ることができたのを覚えています。

数日後、無事に財布は戻り、当時の経験をきっかけに自分も警察官になろうと考えました。私は体力づくりのために陸上や武道に励み、現在は警察官として活躍できる準備も整っています。

警察官に支えてもらった経験と、十分な体力がついている今では、人々の暮らしを守れる自信があります。

官公庁・公社・団体業界は、ほかにも裁判所や役所、学校や病院などさまざまな仕事があります。就活の軸は、自分がどの職種に興味があるのかを考えた上で定めましょう。

金融業界に関する就活の軸

金融業界の面接における就活の軸の回答例文を紹介します。金融業界の代表的な職場は、銀行や保険会社、証券会社、クレジットカード会社などが挙げられます。

私の就活の軸は、人々の不安をなくす仕事で活躍することです。

私は高校生の頃、自転車で帰宅しているときにタイヤが突然パンクし、事故を起こしてしまった経験があります。原因は、私が通った道路に落ちていた釘でした。

私は、通行人に軽いケガを負わせてしまい、私自身も自転車が故障してしまうという事態になりました。自転車の修理費と相手のケガの治療費で、いくらかの出費が発生したのです。

しかし、母が自転車保険に入っていたため、費用を支払わずに済みました。当時の経験から、リスクへの備えは重要だと知り、今では経済面での支えができる仕事に就くことを考えています。

就活の軸を定める際は、ぶれない軸ができたきっかけとなる経験を、全面的にアピールするのも1つの方法です。上記は保険業界に向けたものですが、自分が希望する職種に関連付けて就活の軸を立ててみましょう。

就活の軸の例文一覧を参考に目標を実現しよう

就活の軸が決まらない人は、まず就活の軸の例文一覧を参考にしてみましょう。就活の軸を定めるためのコツとしては、企業を選ぶ際、何に注目するかを明確にすることが大切です。自分が持つ強みは何なのか、どんな企業や業種で役立てられるか、考えるべき項目はたくさんあります。

また、就活の軸は必ずしも1つでなくても構いません。多すぎると就活の軸がぶれてしまいやすくなりますが、なかなか定まらない場合は、2つや3つ立てても問題はないのです。ぶれない就活の軸を定めたい人は、就活の軸一覧を参考にして、就活にかかげる目標を実現させましょう。

就活の軸がなかなか定まらない人は、キャリチャンの就活支援サービス「就活相談会」に参加してみてください。プロのキャリアアドバイザーが、個人面談を通してあなたの強みを引き出します。

軸を定める判断材料や、就活の軸を決める際に大切な要素などを知ることにも効果的です。

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この記事の監修者

監修者:平崎泰典

平崎 泰典

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2016年に入社後、企業向けの採用コンサルティング業務を経て、就職・転職希望者に対する個別就職支援を担当。「キャリチャン」「合説どっとこむ」において年間100回以上の就職・転職セミナーの講師も務める。

主な担当講座に「営業職や種類が適性がよくわかる解説講座」「手に職をつけられる仕事解説講座」などがあり、これまで3,000名以上に対して講座を実施。

就職支援では「自己分析」と「業界研究」を得意として、就活初期の学生や求職者を相手に基礎からサポートを行う。年間1,000名以上の内定獲得を支援。

~就活生へのメッセージ~

まず何から始めれば良いかわからない。そんな就職活動の一歩目をサポートします。

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