就活で高評価に繋がる「リーダーシップを発揮したエピソード」とは

 2024年3月6日

おや?うかない顔をしていますが、どうしましたか?

キャリアアドバイザー 岡田

就活生 Aさん

面接練習の質問内容で、「リーダーシップ」に関するものがあって…。みんなを引っ張っていくような経験がないから、自信もないし、もう就活がダメな気がしてきました。

リーダーシップは、集団の先頭に立つことだけではありませんよ。聞き手であったり努力する人であったりと答え方によって、企業側の印象や評価も大きく変わってきます

キャリアアドバイザー岡田

就活生 Aさん

そんなこともリーダーシップの内に入るんですね!でも、企業が求めていない部分を答えてしまったらどうしよう…。

企業が求めるリーダーシップを発揮する人物がわかれば、回答もしやすくなりますよ。
それでは、就活でアピールすべきリーダーシップの回答例を紹介していきますので、自分の強みを理解しましょう!

キャリアアドバイザー岡田

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リーダーシップとは

リーダーシップと聞くと、真っ先に「部下などをまとめる一番上の立場」という地位的な役職をイメージすると思いますが、実は、役職関係なしに、「どのような行動をとれて、チームのためにどう貢献したか」という行動力の面も含まれています。

学生時代、生徒会長や部活動の部長・学級委員長などの役職に就いていなくても、リーダーシップをとって、少しでも貢献していけたことを思い出してみましょう。

企業の選考では、リーダーシップをとれる人材を求めていることが多く、面接の際によく聞かれることがあります。

就活で企業が求める5つのリーダーシップとは

企業が求めるリーダーシップとは

面接官は、リーダーに就いた役職に対する事ではなく、「この学生はリーダーシップがある素質があるか」という点を重視して聞いています。そこで、企業が求めている「リーダーシップ」というのは具体的に何かを、これから説明していきます。

1:目的・目標を提示して実行できる人

周囲の状況を把握しながら、目的・目標を持って自ら実行できる人物を求めています。そこで、これまで学生生活を送ってきた際に、そのような経験があるかを見ているのです。

企業に入社した際、日々の仕事や新しいプロジェクトを始める時は、目指すべきゴールが必要です。そこに行きつくまでには数多くの整理しなければならない物事や対処しなければならない出来事が起こることがあります。

そこで、その全体像を見渡して、この仕事の目的やゴールを、他のメンバーに冷静に示すことができる人を採用の段階で見極めているといえます。

2:聞き手役にもなれる人

リーダーと聞くと全てリーダーの指示で動くイメージがありますが、時には、チームの意見を聞ける聞き手役にもなれる人も、リーダーシップの素質だといえます。

チームの意見を聴くことで、理解と共感を深めることが出来るので、チーム全体の団結力もついてくるようになります。

リーダーは、価値観や考え方を尊重し、否定することなくよく聴き、受け入れる姿勢が備わっているのです。

3:決断する力がある人

決断する力がある人は、リーダーシップを取るためには必要不可欠です。決断をすることは責任を伴うため、避けたがる人が多いですが、決断してみないと失敗するのか成功するのかも分かりません。

決断をして、失敗してもそこから学び次への教訓として学ぶことが、次の成果を出す上で必要不可欠であると考えます。

企業が求めるリーダーシップを発揮する人材がわかっても、うまく面接で答えられないと不安を感じる就活生はぜひ、キャリチャンで行われている「求人紹介&面接サポート」へ参加してみましょう!面接に対して、不安に思っていることをしっかりとサポートしています!

4:問題解決が出来る人

何か問題が起きたとき、冷静に問題と向き合って解決の糸口を探していける人を求めています。

成果達成までには、さまざまな問題が起こります。また、チームをまとめていく際にも、問題やトラブルは起こることがあります。課題や原因を見つけて、真摯に向き合いながら解決していく力がある人は、企業が求めている人材だといえます。

こうした点も含めて、問題解決能力がある学生を採用したいと思っているのです。

5:嫌なことがあっても乗り越えられる人

成果を達成するまでに困難な事が待っていたとしても、乗り越えられる人を求めています。また、リーダーシップをとれる人は、周囲が嫌な仕事でも率先して出来る人物です。

責任を持って、最後まで任務を引き受けることが出来る人は、企業で働く際にもその力を発揮することができます。

以上の5つの能力は、リーダーシップをとれる素質があるといえます。企業では、このような素質を持つ学生を求めているので、面接で「学生時代にリーダーシップをとった経験の有無」を聞いているのです。

対策資料の画像

就活の面接でリーダーシップについて答えるポイント3

「リーダーシップをとった経験はありますか?」「具体的にどのようなリーダーシップをとってきたのですか?」などと、面接官から質問された場合、どのようなポイントを踏まえて答えれば良いのかをご紹介いたします。

ポイント1:自分が考えるリーダーシップを述べよう

はじめに、自分が考えるリーダーシップを述べましょう。自分が思うリーダーシップの定義を決めて、「どのような状況からどんなことをしていったのか」を述べていけると良いと思います。

企業が求めているリーダーとしての項目が、あまりにも違ったり、かけ離れていたりしていなければ、自分の意見を明確に伝えていって構いません。

ポイント2:話の内容に「周囲・チーム」を含めさせながら話そう

リーダーとは、周囲・チームがいてこそ成り立つ役職・役割です。「リーダーシップについて」答える場合、周囲・チームの話を巻き込んだ内容を果たしていきましょう。

また、「はじめはどのような状況だったのか」「そこから、自分がリーダーシップをとったことで、どのような結果・成果が出たのか」までを、話していきましょう。

ポイント3:論理的に答えよう

具体的なエピソード・ストーリーを加えながら話していきましょう。また、伝え方の構成を意識して回答すると、聞いている相手にも分かりやすいです。

  1. 自分が考えるリーダーシップの定義・当時の状況
  2. 問題や改善点を見つけたこと
  3. 問題・目標に対して取った具体的な行動
  4. 行動の結果・学んだことや、今後、仕事に活かせるスキル等

この時に、以上の4点を意識して話してみましょう。この順番で説明すると、話す側の思考のプロセスと、自分が発揮した強みを分かりやすく伝えることができます。

利用者の声

就活の面接でリーダーシップをアピールする回答例

それではリーダーシップについての回答を、具体例を用いて紹介します。

「私が考えるリーダーシップは、一人一人が責任を持つことをチームのメンバーに意識させることです。(自分が考えるリーダーシップの定義)

私は高校生の時に剣道部に所属し、そこで自分のリーダーシップを発揮できるよう意識をしていました。当時、なかなか結果が出せない事で、練習への意欲を失い、それに伴って練習への意欲が失われつつありました。(当時の状況)

このような状態に危機感を持った私は、部活のミーティングや話し合いの機会を増やす必要があるということを顧問や部長に伝えました。話し合いを増やすことで、部員それぞれの意識の低さや練習の仕方などが密に見えてきました。(問題点の把握)

そこで、結果を出すためにはどのような練習方法が効率的なのかを、各部員が見つけ出すことができました。(改善点の提示)

部員の意識改革や部活のシステムが改善されたので、その結果、試合の結果が出るようになり、大会ではこれまで県大会止まりだったのが、関東大会出場の切符を獲得しました。(行動の結果)

リーダーシップをアピールする回答例を見た後は、面接に対する苦手意識を克服しましょう。

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就活で答える「リーダーシップ経験」は中身が大事

「リーダーシップの経験」は、リーダーの地位・役職の内容を答えることではありません。学生時代、自分がチームの中でどのような事を貢献したのかを伝えることができれば、面接官の評価につながっていきますので、しっかりと伝えていきましょう。

また、どんな質問においても上手に回答していくためには練習が欠かせません。そして、”本番を意識した、緊張感のある練習”こそが自分を存分にアピールしていくための近道です。

キャリチャンでは、そんな”本番を意識した、緊張感のある練習”ができる就活支援サービス「面接サポート」を開催しています。面接が厳しくない企業の紹介と、就活のプロによる面接対策を受けられるのが特徴です。利用は無料なので、気楽に参加してください。

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この記事の監修者

監修者:岡田章吾

岡田 章吾

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。

就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。

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