【英語面接】中学レベルの実力で乗り切る秘訣と質問例5選

 2023年3月8日

英語面接があるとドキッとする就活生も多いと思います。実際のところ、どの程度の英語力が必要なのか気になりませんか?

キャリアプランナー 岡田

就活生 Bさん

はい。英語面接を導入している企業も増えてきたと聞いて、とても不安です。

英語面接は、ハイレベルな英語力がなくても大丈夫ですよ。

キャリアプランナー 岡田

就活生 Bさん

そうなんですか?でも中学生レベルの英語力しかないし、うまく答えられるか心配……。どうしたら乗りきれますか?

英語面接が不安なあなたに向けて、今回は英語面接での注意点やポイント・よくある質問例・回答方法を見てみましょう。英語力に自信がない人は、ぜひ参考にしてくださいね。

キャリアプランナー 岡田

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英語面接で必要な英語スキル

英語面接で必要な英語スキル

面接で必要になる英語スキルはどのぐらいなのでしょうか?確認してみましょう。

中学・高校レベルの英語スキルでOK

英語面接で必要な英語スキルは、中学・高校レベルでOKだと言われています。あくまで目安ですが、中学・高校レベルで十分英語で会話することが可能とされているため、英語面接においても中学・高校レベルで通用します。

もちろん、高度は英語スキルを使えば評価されることもあります。英語面接において重要なのは、どのレベルの英語スキルでも相手に話を伝えることです。高度な英語スキルでも何を言っているのかわからないようなものは評価に繋がりません。

企業によっては英語力が重視されることも

基本的に中学・高校レベルの英語スキルでOKとされていますが、外資系などの企業によってはより高度な英語スキルを求められる可能性があります。

英語で会話ができるだけでなく、読み書きやTOEICの点数を重視する企業もあります。企業によって求められる英語スキルは異なるため、事前に調べておく必要があります。

志望企業がどの程度の英語力を求めているかのリサーチ方法がわからない就活生もいるはずですよね。キャリチャンの「就活相談サポート」では、志望企業に応じてどんなリサーチや対策をすればよいかを就活のプロに相談できます。業界研究や自己分析といった総合的なサポートもしてもらえるので、まずは参加してみましょう。

英語面接で面接官が注目している2つの点

英語面接で面接官が注目している2つの点

面接官が英語面接で注目している点について説明します。

1,コミュニケーション能力

英語面接を通して学生の「コミュニケーション能力」を見ています。「英語でどの程度コミュニケーションが取れるのか」「仕事をしていくうえで支障をきたさないか」などの点も合わせて確認しています。

企業によって求められる英語力は異なってきますが、中にはビジネスマナーなどしっかりとこなせているかチェックしている面接官もいます。

2,志望度を見ている

英語面接を通して学生の企業への志望度を見ています。英語面接が求められる企業での面接で英語が全く話せなければ悪印象を与えてしまいます。英語を話せるか話せないかよりも、企業に受かるための対策をしっかり練っているかを見ることで学生の志望度を知ろうとしているのです。

ただ英語を話すだけでは面接官には響きません。企業に受かるためにどのような努力をしたのか、また今後どのように努力して企業のために働くかをアピールするのがポイントです。

英語で面接を受けながら面接官が求めている内容を瞬時に理解するのは、文面だけを見てもなかなかイメージしづらいかもしれません。英語のトレーニングに入る前に、まずは日本語での面接にも慣れて面接官の心情を把握しておけるとベストです。

キャリチャンでは、英語だけでなく面接自体の経験を積んでおきたい就活生にオススメの「面接サポート」を提供しています。実際に面接の練習をしながら、自信につなげていきましょう。

英語面接当日までにやるべき2つのこと

英語面接当日までにやるべき2つのこと

英語面接で緊張しないように当日までに出来ることをご紹介します。

1,英語での面接練習

面接練習を必ずしておく必要があります。実際に面接の雰囲気を味わう、実際に英語を話すことは非常に重要です。オンラインの英会話やネイティブの知り合いなどに頼んで、本番を意識した練習をすると本番での緊張を和らげることが出来ます。

英語での面接を練習する際は、英語を話すことだけに気を取られるのではなく、姿勢や挨拶、身だしなみなどにも気を付けましょう。 英語を話せればよいだけではありません。身だしなみや挨拶なども非常に重要なポイントになります。

2,英語で書いたエントリーシートの見直し

英語で書いて提出したエントリーシートを見直しておきましょう。面接官はこのエントリーシートの情報から質問をする可能性が高いです。 書いてあることと話すことに矛盾が生まれないようにしておきましょう。また、どのような質問をされるか予想して準備を行っておくというのも一つの手です。

どのような質問をされても理解、回答できるように準備をしておくことがポイントです。

英語面接で気を付けるべき3つのポイント

英語面接で気を付けるべき3つのポイント

英語面接で気を付けるべきポイントについて詳しくご説明します。

ポイント1:時制に気を付ける

英語面接では「時制」に気を付けて話すようにしてください。時制がしっかりとしないと話を理解するのが難しくなってしまいます。「過去に起きたこと」「これからやりたいこと」「現在行っていること」など時制をしっかりと使い分けないと伝えることができません。

もし不安に感じている人がいるならば、事前にこの点に気をつけて練習をしておくことが大切になります。

ポイント2:丁寧語を使う

英語を話す際は、丁寧語を使うようにしてください。「英語に丁寧語は存在するの?」と驚く方もいると思いますが、英語にも丁寧語は存在します。カジュアルな表現を極力避けて、丁寧な英語表現を心がけましょう。

例えば、「I wanna do that~」というのを「I would like to do that~」と置き換えるなどが挙げられます。

ポイント3:しっかりと挨拶をする

英語日本語関係なく、大切なのは面接官に与える「印象」です。面接官に印象付けるためにしっかりと挨拶を行うようにしましょう。面接という機会を作ってくれたことに対して、しっかりと感謝するのはマナーです。

また、挨拶以外にも身だしなみを整えるなどの、最低限のマナーを守ることを心がけてください。身だしなみや挨拶がしっかりできていなければ、採用される可能性は低くなるでしょう。

英語面接で頻出する質問例5選

英語面接で頻出する質問例5選

英語面接でよく聞かれる質問例をご紹介します。

質問1

よくある質問1つ目をご紹介します。

「Introduce about yourself.」
「あなたのことを教えてください」

「あなたのことを教えてください」という質問です。面接官から自己紹介、自己アピールを求められる定番の質問になります。 しっかりと自分の強みをアピールして、「自分がどのような人間か」伝えることができるように事前にしておきましょう。

質問2

よくある質問2つ目をご紹介します。

「Why do you want to get this job?」
「どうしてこの仕事につきたいのですか?」

「どうしてこの仕事につきたいのですか?」という志望動機を問われる質問です。自分がどうしてその企業に応募したのか分かりやすく答えましょう。 分かりやすく言うためには「I have two reasons why I would like to get this job.」などのようにこれから話すことについて説明するのも一つの方法です。

質問3

よくある質問3つ目をご紹介します。

「What are the advantages if we hire you?」
「私たちがあなたを雇ったら、企業にとってどのような利益が生まれるのでしょうか?」

「私たちがあなたを雇ったら、企業にとってどのような利益が生まれるのでしょうか?」という就活生の強みを問う質問です。 自分の強みをしっかりと理解して、「どのように企業に貢献できるか」あなたのもっているイメージを伝えるようにしましょう。

質問4

よくある質問4つ目をご紹介します。

「What do you consider to be your weaknesses/strengths?」
「あなたの弱みと強みは何ですか?」

「あなたの弱みと強みは何ですか?」と短所と長所を問う質問になります。自己分析をして自分の強みと弱みを説明できるようにしましょう。 自分を客観的にみることができているかということも大切な判断基準になります。

質問5

よくある質問5つ目をご紹介します。

「Do you have any plans in five years?」
「5年以内に何か計画はありますか?」

「5年以内に何か計画はありますか?」というあなたのキャリアプランについて問う質問です。自分が将来どのようになっていたいか具体的に伝えるようにしましょう。 将来像をイメージするということは向上心を保つうえでとても大切なことになります。

おわりに

英語面接では中学生レベルでの英語力でも乗り切ることが可能です。しかし、企業によってはより高度な英語スキルを求められる可能性があるため、事前に調べておく必要があります。 また、ただ英語を話せるだけでなく、身だしなみや挨拶など通常の日本語面接と変わらない注意すべき点もあります。

また、面接練習を行い、実際の雰囲気を味わいながら質問に答えられるようにしておくと、どのような質問にも冷静に答えることができるでしょう。キャリチャンでは面接練習ができる「模擬面接イベント」のご紹介もしています。ぜひご参加ください。

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この記事の監修者

監修者:岡田章吾

岡田 章吾

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。

就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。

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