就活で差をつけるために大学3年の年末年始ですべきこと6選

 2025年11月6日

就活生 Aさん

年末年始の長期休暇が近づいて、正直ホッとしてます。でも、この間に何をすべきか分からなくて、不安でいっぱいです…。

みんなが休むこの時期は、周りの動きが見えないからこそ不安になるものですよね。でも、休みが明けたら一気に就活が動き出します。年末年始は準備で差をつけるチャンスですよ。

キャリアアドバイザー 廣瀬

就活生 Aさん

やっぱり何かしないとですよね。休みたい気持ちもありますけど、がんばります!年明けにロケットスタートを切るための具体的な「やることリスト」が欲しいです!

わかりました。では今回は、最新の就活状況を踏まえて、年末年始にすべきことを明確に解説していきますね。これを参考に不安を解消し、年明け後スムーズに活動できるようにしましょう!

キャリアアドバイザー 廣瀬

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就活で差をつけるために年末年始ですべきこと

就活で差をつけるために年末年始ですべきこと

学校が休みになる年末年始は、じっくり対策して、他の学生と差をつけるチャンスです。反対に、ここで何もしなければ就活力の差が開いて、就活が本格化したときに出遅れてしまいます。そんな事態にならないために、年末年始にすべきことをしっかりと行ってきましょう。

年明けの就活で差をつけるために年末年始ですべきことは、以下の6つです。

近年、本選考とは別に早期選考を実施するなど、企業側の採用活動は多様化・早期化の傾向が続いています。 だからこそ、限られた年末年始の時間を有効に使うべく、しっかりとチェックしていきましょう。

筆記試験・Webテストの勉強をする

大学3年の年末年始でまずすべきことは、適性検査と呼ばれる筆記試験やWebテストの勉強です。

適性検査は学生の地頭力の確認や面接ではわからない学生の本質を知ることが目的ですが、多すぎる応募者の足切りにも使われます。選考の初期段階で適性検査を設けている企業が多いので、これを突破しないと内定に近づけません。

適性検査の学力テストは中学~高校生レベルの学習内容ではあるものの、試験時間に対して問題数が多く、出題方法が特殊なため、それらに慣れるための対策が必要になります。学校が休みの間にしっかりとテスト対策をしておけば、年明けの選考をスムーズに進められるでしょう。

導入している適性検査の種類は企業ごとに個なりますが、最も多いのは「SPI」です。まだ適性検査の対策に手をつけていない場合は、最初のステップとしてSPI対策から始めることをオススメします。

しかし、近年は玉手箱、TG-WEB、GABなど、SPI以外のテストを導入する企業も増えています。SPIの対策がある程度できたら、志望度の高い企業の採用ホームページやインターンシップ情報から、導入されているテストの種類を推測し、対策範囲を広げましょう。

具体的には、それぞれの適性検査の問題集を一冊購入し、繰り返し問題を解くようにするとよいでしょう。ただし「問題に慣れる」ためには、短期間ではなく、長期的に取り組むことが大切です。

年末年始の時間を利用して、毎日少しずつでも問題集を解いていきましょう。そうすれば自然と問題の傾向に慣れていくはずです。

自己理解を深める

年末年始の時間を利用して自己分析を行い、就活の前に自己理解を深めておくことも大切です。

自己分析は、就活を行う上で最も重要な基盤となります。志望企業を決めるにしても、選考での回答やアピール方法にしても、自己理解が不可欠です。

自分がどのような目標から就活を行っていきたいのか、将来像を叶えるためにはどの選択をすればよいのかを考えるために、「自分」についての理解を深める必要があります。そのため、比較的時間に余裕のある年末年始の間に、じっくり取り組むのがオススメです。

まずは自分の強みやスキル、将来像や自分が活躍できるであろう場面など、様々な角度から自分について理解を深めていきましょう。

また、自己理解を深めるには「他己分析」もオススメです。年末年始の休みに帰省したら、家族や親戚、地元の友人に、自分の長所や短所、人から見た印象をストレートに聞いてみましょう。自分では気づかない「強み」の言語化が進み、ESや面接の回答の質が格段に向上します。

もしも年末年始の段階で志望業界や志望職種が決まっていない場合は、自己分析と合わせて、その目星もつけておきましょう。採用情報が公開されていない状態で志望業界や職種を完全に絞ることは難しいかもしれませんが、世の中にはたくさんの業界・職種があるため、ある程度は絞っておかないと業界研究や企業選びも進みません。

年末年始の間にどのような選択肢があるのか調べて、自分に合いそうな業界・職種の目星をつけておくようにしてください。多少なりとも気になる業界・職種についての理解をある程度深めておけば、就活が本格化したときスムーズに行動できるようになるでしょう。

とはいえ、自己分析や業界研究を進めてはみたものの、「本当にこの方向性で合っているのか」と不安になる学生は多いものです。

そんなときは、無料の就活支援サービス「就活相談サポート」を活用してください。プロのキャリアアドバイザーにあなたの就活の軸をチェックしてもらい、年明けの本格的な選考に自信を持って進めるようにしましょう。

ESや面接の下調べをする

年末年始で他の学生と差をつけるために、ESや面接の下調べを今のうちにしておきましょう。エントリーシートの書き方や面接の流れ、受かるための対策法などを事前に把握しておくことで、実際に対策する際、スムーズに作業できます。

エントリーシートに記載する内容は企業によって異なるため、年末年始の間に対策することは難しいかもしれません。しかし、よくある質問を想定し、どのように書けばよいのかを知ることは今からでもできます。以下の資料を参考にしてください。

また、面接対策においても、面接の流れや所作などは事前に対策できます。質疑応答の内容まで考えることはまだ難しいかもしれませんが、年末年始を利用して面接の下調べをしておくとよいです。事前に基礎的な対策法を理解していれば、就活が本格化した時にスムーズに対応できるようになります。

面接は就活のメインともいえますので、十分な対策が必要です。早い段階から面接の仕組みや意味についての理解をしっかりと深めておきましょう。

面接の所作や下調べの一環として、就活で必須となる敬語も確認しておきましょう。敬語の誤用はマナー不足と見なされる場合があるので要注意です。

1月からの行動プランを練る

年末年始の間に、年明け(1月)からの行動プランについて考えておきましょう。

早期化もあり、年が明けると就活は一気に動き出します。無計画のまま年明けを迎えると、その波に乗り遅れ、応募したかった企業の募集を逃したり、選考準備が間に合わなかったりといった事態が発生するかもしれません。そうならないためにも、事前に行動プランを考えておく必要があります。

どのタイミングで説明会に参加するのか、どの時期に面接練習を強化していくのか、エントリーは一度にどれぐらいするのかなど具体的な動きを考えつつ、どの時期に何をすべきか、自分の中でのスケジュールを組んでください。

政府の就活ルールはあるものの、実際には企業によって採用活動を行う時期が異なっています。年末年始の時点では細かな採用スケジュールはわからない企業もあると思いますが、ざっくりとでも計画を立てておくと、就活が本格化した際にスムーズに動き出せるでしょう。

就活の中で想定しておくべき動きについては、以下の資料を参考にしてください。

イベントや説明会を予約する

年末年始の間に、年明けの就活イベントや説明会を探し、予約しておくことをオススメします。

なぜなら、就活イベントや説明会は、志望企業や業界を深く理解し、エントリーや選考の機会を得るための重要な役割を果たすからです。人気企業の説明会はすぐに満席になるため、休みのうちに予約を完了させ、年明けの動き出しをスムーズにする必要があります。

【就活イベントや説明会に参加するメリット】

  • 情報収集と理解の深化:企業の事業内容、社風、求める人物像など、ウェブサイトだけでは得られない一次情報を入手できる
  • エントリー機会の獲得:企業によっては、説明会参加者限定でエントリーシート(ES)の提出や早期選考の案内が来る場合がある
  • 就活の雰囲気と免疫:多くの学生が集まる場に参加することで、本格化する就活の雰囲気や流れに慣れることができる

どんな就活イベントがあるのか休みの間に調べて、予約を入れましょう。年末年始の間に調べて予約しておけば、本格化した際にスムーズに動き出せ、他の学生よりも一歩早く有益な情報とエントリーの機会を獲得できます。

また、年末年始は企業の多くが休業しますが、この期間だからこそオンライン開催の合同説明会やウェビナーに参加できる場合もあります。この時期はまだ自分の志望する業界などが決まっていないかもしれませんが、もし見つけたら「経験」として参加してみましょう。

キャリチャンでも、さまざまなタイプの「合同企業説明会」を開催しているので、ぜひ参加してみてください。

アルバイトで就労経験とアピール材料を得る

年末年始のまとまった時間を活用し、アルバイトを経験しておくことも、ある意味で就活対策になるでしょう。

新卒の採用面接では、アルバイト経験について聞かれることがあります。なぜなら、アルバイトはインターンシップに次いで就労経験に近い体験であり、企業側にとって入社後の働きぶりをイメージしやすい質問だからです。

アルバイト経験がなくても評価が下がることはありませんが、アルバイト経験があれば、「他者との協働経験」「困難を乗り越えた経験」「顧客対応で工夫した点」など、仕事に対する向き合い方を推測しやすい具体的なエピソードを交えてアピールできます。

年末年始は多くの企業が休みに入るので、インターンシップに参加することは難しいかもしれません。しかしアルバイトなら、年末年始でも可能なものがあるでしょう。

また、アルバイトをすると就活資金の準備や、早くから始めた就活や卒業研究などでたまったストレスのリフレッシュという実利的な目的も同時に達成できます。

もしこれまでのインターンシップやアルバイト経験で効果的なアピール材料が見つけられていない場合は、年末年始のアルバイトを利用して、それらを探してみるのも一つの手でしょう。

アルバイトで得た経験や目標意識は、説得力のある志望動機と自己PRを作成する上でも役立ちます。面接官が高評価を出す志望動機と自己PRの作り方を学んでおきましょう。

就活生が年末年始にしない方がいいこと

就活生が年末年始にしない方がいいこと

前章では、就活が本化したときにスムーズに動くために、「年末年始にやるべきこと」について解説しました。しかし、就活が本格化したときにスムーズに行動していくためには、「年末年始にしない方がいいこと」もあります。

具体的には、以下の3つの行動を避けた方がよいでしょう。

年末年始は、就活生にとって就活が本格化する前の最後の時間です。これを参考に、ぜひ有意義に過ごしてください。

ダラダラ過ごす

例年であればダラダラ過ごすことこそが年末年始の醍醐味だったかもしれませんが、就活を控えた今年に限っては、あまり好ましくない過ごし方だと言えます。

なせなら年末年始に心身を緩めすぎると、生活リズムが崩れて体がなまってしまい、年明けに就活が本格化したときにフットワークよく動けなくなる可能性があるからです。就活は長期戦であり、面接や説明会が立て込む年明けに万全のコンディションで臨む必要があります。

具体的には、年末年始をこれまで通りにダラダラと過ごしていると、年が明けてもすぐにエンジンがかからず、自己分析や企業研究、説明会への参加といった初期の重要なアクションで出遅れてしまうかもしれません。

また、年明けには就活だけでなく、課題やテストが控えている人も多いでしょう。年末年始になまった状態でそれらを迎えてしまうと、課題やテストをこなすだけで手一杯となり、就活どころではなくなってしまう可能性があるのです。

今後の人生に大きな影響を及ぼす「新卒の就活を控えた年末年始」は、一度しかありません。良い結果を導くためにも、メリハリをつけて過ごし、心身のコンディションを整えて年明けに備えましょう。

必要以上に就活対策をする

年末年始の時期に、自分のキャパシティを超えるような「必要以上」の就活対策をすることも、避けた方がよいでしょう。

なぜなら、この時期に過度な対策をしても、かえって負担にしかならない可能性があるからです。実際に就活が本格化していないこの時期に、できることは限られています。

ES対策や面接対策に必要な企業研究が十分に進められない時期に、見様見真似で先々の選考対策まで行っても非効率的です。せっかく取り組んだのに正しく対策できず、結局はやり直す羽目になるかもしれません。

就活ができる時間は限られています。焦る気持ちはわかりますが、時間が限られているからこそ、“今”できることを考え、適切な量の対策を心がけましょう。

SNSでのネガティブな発信や不用意な情報公開

年末年始は気が緩みやすい時期ですが、SNSでの行動には細心の注意を払うべきです。

企業の人事担当者が応募者のSNSをチェックしているケースがあり、不用意な発言が内定取り消しや選考での不利につながるリスクがあります。

たとえば、「就活が面倒だ」「〇〇社の面接官は態度が悪い」といったネガティブな投稿や、インターンシップなどで得た企業に関する機密情報を不用意に公開することは避けましょう。企業名は伏せていても、写真や投稿内容から個人が特定される可能性は十分にあります。

年末年始は休日ですが、内定獲得という目標に向けて常に社会人としてのモラルを意識し、SNSでの不適切な発信を控えることがリスク回避につながります。

年末年始までには就活エージェントと繋がろう!

年末年始までには就活エージェントと繋がろう!

就活生が年末年始を使って確実に就活力を高めていくためには、その前に就活エージェントと繋がっておくのがオススメです。

その理由と具体的な行動について、以下の2点から解説します。

年明けのロケットスタートを実現するために、ぜひ参考にしてください。

就活エージェントと繋がるメリット

就活エージェントは学生の就活力向上や、内定獲得のためのサポートを行う存在であり、早くから繋がっておけば、他の学生と差をつけられるのがメリットです。

具体的には、まだ業界や仕事に対する知識の少ないこの時期でも、就活エージェントを頼れば豊富な情報を入手できます。必要があれば自己分析や業界・企業研究を手伝い、プロの目線からあなたに合う業界や就活軸を一緒に定めてくれるでしょう。

それに合致する具体的な求人も探してくれるので、企業探しの手間を省くことができます。一般には公開されていない非公開求人も持っているので、選べる企業の幅が広がるのも大きなメリットです。

また、一緒に効果的な就活戦略を考え、ESや面接などの基本的な対策方法と進め方を教えてくれるため、効率的に就活を行えます。

それに加えて、就活エージェントからの紹介で実際に受けることにした企業があれば、普通には知ることができない企業の実情や選考傾向を教えてもらえて、内定を得るためのアドバイスまでもらえることがあります。

年末年始の準備を無駄にしないために、あなたに合うエージェントを早期に見つけましょう。

なお、当サイトを運営するジール就活では、専門のキャリアアドバイザーと相談しながら二人三脚で就活を進められる無料の支援サービス「就活相談サポート」を提供しています。就活のプロと一緒に最適な就活戦略を立て、年明けの企業探しを有利に進めませんか?

自分に合った就活エージェントの見つけ方

自分と相性の良い就活エージェントと繋がることが、成長と内定獲得への近道です。

就活エージェントも就活生も人間なので、相性の良し悪しがあります。せっかく就活エージェントとつながっても、相手との相性が悪いと求める情報が十分に得られなかったり、考えがすれ違い、信頼関係が築けなかったり、意思疎通がうまくいかなかったりして、二人三脚での成長が見込めません。

就活エージェントを利用する際は、まず自分がどんなことを中心に就活をしていきたいのか、どんな情報を優先的に欲しいのかを意識してください。そして、複数のエージェントと話してみて、あなたの価値観を理解し、現在の就活トレンドに基づいた適切なアドバイスをくれるかどうかを判断しましょう。

経験豊富なベテランから、学生と年齢が近く話しやすい若手まで、就活エージェントには様々なタイプのキャリアアドバイザーがいます。エージェント全体だけでなく、キャリアアドバイザーとの相性も非常に大切です。 就活エージェントと繋がる場合には、自分との相性を考え、自分に合ったエージェントを見つけていきましょう。

就活は年末年始の行動で差がつく

就活の早期化の影響もあり、早いうちから就活を意識する人が多くいます。そして実際に早期化されていることを考えると年末年始には動き始めた方が良いでしょう。

年末年始は選考に直結する基礎力(自己分析やWebテスト対策)を徹底的に固める絶好の機会です。ここで質の高い準備ができれば、年明けの本格的な活動にスムーズに移行できます。

しかし、就活は本格化していないので無理はせず、「自己分析」「Webテスト対策」など、今できることをしっかりと行うことが大切です。年末年始の行動が年明けの就活の成否を分けるため、計画的に時間を有効活用してください。

また、自分に合う就活エージェントと早いうちから繋がりましょう。自分の望む就活を実現し、必要な情報を提供してくれる“あなたと相性の良い就活エージェント”と繋がることで他の学生と差をつけられます。

年末年始の準備を無駄にせず、早期内定という結果に繋げるには、あなたと相性の良いプロのサポートが不可欠です。あなた専用の就活戦略をマンツーマンで相談できる「就活相談サポート」に今すぐ申し込んで、不安を解消しましょう。

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この記事の監修者

監修者:廣瀬舞

廣瀬 舞

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

大学卒業後、教育機関を経て入社。7年間、キャリアカウンセラーとして新卒・中途・既卒求職者の就職を支援し、これまでに4000名以上の求職者を担当し内定まで導いている。女性ならではの親切丁寧な対応が定評を呼んでおり信頼度が厚い。

就活支援の得意分野は「面接対策」。特に現代ならではの動画面接、オンライン面接の対策実績は1000社以上、2000名以上を支援してきた実績がある。

また、これらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している

~就活生へのメッセージ~

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