ESが書けない!イライラで諦める前に作成のコツや例文を紹介

 2023年7月13日

志望企業へのES(エントリーシート)は提出し終わりましたか?

キャリアアドバイザー 岡田

就活生 Bさん

いえ、まだ出せてないんです。書くことがなくて、全然欄を埋められていません。

なるほど。具体的にはどの項目が書けなくて困ってるんですか?

キャリアアドバイザー 岡田

就活生 Bさん

志望動機がとくに思いつきません。でも自己PRやガクチカも適当に書いてるので、これだと落ちるんじゃないかと不安です。

納得のいくESを作成するのは難しいですよね。このコラムではES作成のコツや項目ごとの例文も紹介してるので、ぜひ参考にしてください。

キャリアアドバイザー 岡田

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目次

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  1. ESに時間をかけすぎても大丈夫
  2. ESを書き終えるまでの平均時間は1~2時間程度

ES(エントリーシート)が書けない人も諦める必要はない

ES(エントリーシート)が書けない人も諦める必要はない

ESに書く内容が思い浮かばない、文字数が合わせられないといった理由で、「ES(エントリーシート)が書けない」と悩む就活生はたくさんいます。しかし、ESが書けないというだけでエントリーを諦めるのはもったいないです。

ESはコツさえ掴めば誰でも書けるようになります。初めからESがスラスラと書ける人はごく少数のため、落ち込む必要はありません。ESが書けなくて悩んでいる人も、まずは取り組んでみることが大切です。

ESに時間をかけすぎても大丈夫

就活に慣れないうちは、ESに時間をかけすぎても大丈夫です。ESを書く時間が長いと、「書いている時間が無駄」「書くことが思いつかなくてイライラする」としんどい思いをするかもしれません。

しかし、ESに書いた内容は他の企業のESや面接でも使えます。最初のうちは自己PRやガクチカなどを書くのに時間がかかるかもしれませんが、書く内容が決まってくれば基本的な内容は既存の文章を応用でき、あとは企業によってアレンジして書けるようになるでしょう。まずは一社のESに真剣に取り組んでみてください。

ただし、1社のESを書くのに何日も時間をかけるのはオススメしません。時間をかけすぎて他の企業に応募できなくなるともったいないですし、一生懸命書いてもESの内容以外(学歴や説明会出席の有無など)で落とされてしまう場合もあります。

時間をかけて書いたESであっさりと落とされてしまうと、就活へのモチベーションが下がる原因にもなりかねません。志望度の高い企業はある程度時間をかけてよいですが、慣れてきたら自己PRやガクチカなどのよく聞かれる質問はテンプレート化し、効率よく書けるように準備してみてください。

ESを書き終えるまでの平均時間は1~2時間程度

1つの企業のESを書き終えるまでの平均時間は、1~2時間程度の人が多いようです。ただしこれは目安の時間で、ESが手書きかパソコンで作成するのかや、質問の個数によっても変わります。あくまで目安として考えておきましょう。

志望度の高い企業はESにも熱が入るため、書くのに時間がかかりすぎてしまうこともあると思います。しかし、全てのESに時間をかけすぎるのは避けたいです。徐々に書く時間を短くできるように意識して取り組んでみてください。

就活中盤戦を過ぎても内定が取れないことに焦りを感じている人や、まずは一社内定をもらって精神的に落ち着きたいという人は、「最短就活」でスピード内定を獲得するのもオススメです。

対策資料の画像

ESが書けない3つのイライラ理由

ESが書けない3つのイライラ理由

ESが書けなくてイライラする人はたくさんいます。多くの就活生がESが書けなくてイライラしてしまう理由は下記の3つです。

就活生がつまづくESが書けない理由について、詳しく説明します。

自己PRが思い浮かばない

ESが書けない人の中には、自己PRが思い浮かばず、筆が止まってしまう人が多いです。自己PRや自分の強み・長所などはESでよく聞かれます。しかし「自分に強みなんてない」「アピールできる部分はない」と思ってしまい、ESが書けないのです。

自己PRは人と違う特別なエピソードでないといけない、聞いたことのないような話でないといけない、と思ってしまうと書けなくなる可能性があります。自己PRは特別な話でなくても大丈夫なので、自分の価値観や個性が伝わる話を書いてみてください。

自己PRが書けない時によくある原因は、自己分析が足りていないことです。のちほど自己分析の方法も紹介するので、参考にしてみてください。

志望動機がない

特別行きたいわけではない企業や、企業の魅力を言語化できない場合、志望動機がうまく書けないケースがあります。志望動機が思いつかないときは、本当にその企業を受けるべきなのか考えてみましょう。なんとなくでエントリーした場合や、名前を聞いたことがあるからなどの理由でエントリーしている場合、面接に進んでも熱意をアピールできない可能性が高いです。

企業の魅力を言語化できない場合はたいてい、業界や企業に関してのリサーチが足りていません。業界・企業研究をおこなって他社との違いや業界での立ち位置を把握すると、志望動機が書けるようになります。

志望動機が思いつかずに困っている人は、下記のコラムも参考にしてみてください。

書き方がわからない

ESが書けない人には、そもそも文章を書きなれておらず、ESの書き方がわからない人もいます。普段から文章を書かない人がESを何枚も書くのは大変な作業でしょう。

ESの文章は、小説のように面白い文章や、難しい単語を使った魅力的な文章である必要はありません。相手が読んでいてストレスのないように、論理的で簡潔に書くことが重要なため、書き方のコツを掴めばすぐに書けるようになります。初めて読む人でも内容を理解できるかどうかを意識して書くようにしてください。

利用者の声

ESを書けない人が書けるようになるには

ESを書けない人が書けるようになるには

ESが書けない人はいきなり書き始めずに、まずは以下の3つをおこなうのがオススメです。

自己分析や企業研究は、ESが書けるようになるだけでなく、面接対策にもつながります。早くESを書き始めたい人もいるかもしれませんが、上記のポイントを押さえることで早く書き終わるようになるので、ぜひ取り組んでみてください。

自己分析をしっかりおこなう

ESを早くわかりやすく書くためには、自己分析をしっかりおこなうことが大切です。自己分析をすることで、自分の強み・弱み・価値観などが把握でき、自己PRだけでなく、志望動機やガクチカもスムーズに書けるようになります。

自己分析をする際は、自分の人生のターニングポイントになった出来事を振り返り、その時にどう考えどう行動したのかなどを思い出して、自分の価値観を確認してみてください。強みにつながりそうなエピソードをメモしておくと、ESがさらに書きやすくなります。

自己PRに使えるエピソードは、例えば下記のようなものがあるでしょう。

  • 積極的にチャレンジしたこと
  • 挫折経験
  • 結果を出せたこと

自己分析がうまくできない時は、下記の資料も活用してみてください。

業界・企業研究に取り組む

ESで志望動機を書くためには、業界・企業研究をおこない、企業への理解を深める必要があります。企業研究が足りていないと浅い志望動機になってしまうので、面接対策も兼ねて丁寧におこないましょう。

志望企業の業界での立ち位置、扱っているサービス、競合他社と比較した強み・弱みなど、自分がどんなポイントに惹かれて志望したのかを言語化してください。

業界・企業研究をおこなう際は、下記のようにあらゆる角度から企業を調べておくと、他の就活生と差が付く志望動機が書けます。

  • 就活生向け説明会に参加する
  • OB・OGを訪問する
  • トップのインタビュー記事を読む
  • 四季報・業界地図を読む

どの企業にも当てはまるような内容ではなく、その企業ならではの理由を伝えることが大切です。

文章の書き方を学ぶ

そもそもESの書き方がわからない人は、文章の書き方を学びましょう。ESには特別な文章力は必要ありません。論理的で読みやすい文章が書ければ十分です。

わかりやすい文章を書くためには、「PREP法」を意識してみてください。PREP法とは、Pont(結論)→Reason(理由)→Example(具体例)→Point(結論)の順番からなる文章構成法です。この流れに沿って文章を書くことで、相手に伝わりやすい文章が書けるようになります。自己PRや志望動機などには、とくにオススメです。

文章に自信がなく第三者の目線でアドバイスが欲しい人は、「就活相談会」にも参加してみてください。

ESが書けない人の項目別書き方対策:自己PR

ESが書けない人の項目別書き方対策:自己PR

ESの自己PR部分がうまくかけない人は、下記の3つのポイントを意識して書いてみてください。

自己PRを書く際は、自分らしさが伝わるエピソードを伝えることが大切です。また自分の強みが企業とマッチしていることも求められます。企業が求める人材を分かった上で書くようにしましょう。

企業に合った自分の強みを選ぶ

自己PRを書く際は、志望企業に合った強みを選ぶようにしてください。自分の自信のあるポイントをアピールしても、企業が求める人物像とかけ離れている場合、よい評価が得られません。

たとえばよく考えてから行動することが強みだと伝えたとしても、企業がスピード感を持って即行動する人材を求めているのであれば、企業にマッチしないと判断されてしまいます。

営業職を志望する場合はコミュニケーション力や目標達成力、事務職を志望する場合はPCスキルやスケジュール管理能力をアピールするなど、職種に合った強みも意識して書くようにしましょう。

強みを発揮したエピソードを見つける

自己PRを書く際は、強みだけでなく、それを発揮したエピソードを具体的に伝えることが大切です。たとえば目標達成力があります、と伝えても、具体的なエピソードがなければ相手に伝わらなかったり、口だけではないのかと疑われてしまったりする可能性があります。

目標達成力であれば、どんな目標を掲げ、達成のためにどのようなことをしたのかを数値を用いてわかりやすく書くとよいです。数値を入れることで、話に説得力が増します。

エピソードが思い浮かばない人は、再度自己分析をおこなってみてください。学校生活やアルバイトなどで、自分の強みが活きたエピソードがあるはずです。

キャッチコピーを付ける

ESで自己アピールをする際は、キャッチコピーを付けるのも有効です。企業には多くのESが送られてきます。特に大手企業や有名企業には数えきれないほどのESが送られてくるので、その中で埋もれないためには、印象に残るESにすることも大切です。オリジナルのキャッチコピーを付けることで、面接官の目に止まりやすくなります。

たとえば、「私は知識をたくさん吸収する人です」と書くよりも、「私はスポンジ人間です」と書いた方が、読み飛ばされる可能性は少なくなるでしょう。わかりにくい表現や奇抜な書き方はオススメできませんが、面白いキャッチコピーを作れれば採用担当者に強い印象を残せます。

上記3つのポイントを見ても自己PRに悩んでしまう人は、下記の資料も活用してESを書いてみてください。

ESが書けない人の項目別書き方対策:志望動機

ESが書けない人の項目別書き方対策:志望動機

ほとんどのESでは、志望動機を書く欄があります。志望動機は、自分が企業のことをどれだけ知っているか、どれだけ入社したい気持ちがあるかをアピールできる項目です。どの企業にでも当てはまるような浅い志望理由を書いてしまうと、入社する意欲がないと判断されてしまう可能性があります。

志望動機を書くのは難しいですが、下記の3つのポイントを意識して書いてみてください。

上記について詳しく説明します。

志望理由を最初に書く

どうしてその企業に入社したいのかを最初に伝えるため、一番伝えたい志望理由を最初に書いてください。結論を最初に書かないと、相手に伝わりづらく、途中で読むのをやめてしまう可能性もあります。

志望理由を伝えた後は、どうしてそう思ったのか、志望するに至った経緯や、自分の経験と重なるエピソードを盛り込むと効果的です。志望理由に説得力が増します。

他社との違いを探す

志望理由を書く際は、他社との違いを探し、なぜその企業を選んだのかを具体的に書きましょう。ありきたりな志望動機や競合他社にも当てはまる内容では、入社意欲が低いと捉えられてしまいます。志望企業でしかできない仕事や達成したい目標を伝えると、印象に残りやすいです。

たとえば、「貴社でナンバーワンの営業になりたいです」と記載した場合、どの企業でも営業はできるし、一番にはなれる、と思われてしまいます。「貴社の〇〇を全国に広め、〇〇の市場でトップシェアになることに貢献したいです」と具体的に書けば、自社のサービスや業界での立ち位置を理解していると思ってもらえるでしょう。

志望動機は複数のESで使いまわしをせずに、その企業でなければいけない理由を書くようにしてください。

入社後のビジョンを考える

志望動機では、入社後のビジョンについても触れておくことが大切です。入社後にどのような仕事に携わってどんな働き方をしたいかを伝えることで、採用担当者もあなたが入社した後の配属や、活躍しているイメージを膨らませやすくなります。

入社後のビジョンが思いつかない人は、OB・OG訪問をして、実際の仕事内容について聞いてみるのがオススメです。自分が描いている社会人像とかけ離れていないかも確認できるため、早い段階で先輩に話を聞いておきましょう。

入社後のビジョンも、その企業でしか実現できない内容を書く必要があります。企業の方向性や提供しているサービスを把握し、入社意欲が高いことをアピールしましょう。

ESが書けない人の項目別書き方対策:ガクチカ

ESが書けない人の項目別書き方対策:ガクチカ

ESでは、ガクチカ(学生時代に頑張ったこと)を書く欄が用意されていることも多いです。ガクチカでは、強みや価値観をアピールできます。ガクチカを書く際のポイントは、以下の3つです。

上記について詳しく説明します。

自分らしさが伝わるエピソードを書く

ESでガクチカを書く際には、特別な経験を書く必要はありません。自分のよさや価値観が伝わるエピソードを書くことが大切です。企業が求める人物像に合ったエピソードである必要もあります。企業が求める人物像を把握した上で、自分らしさが伝わるエピソードを探しましょう。

エピソードは、成功体験である必要はありません。結果よりも過程を重視している質問のため、頑張ったけれども結果がともなわなかった大会や試験の結果について書いても大丈夫です。ただし、ダメだったことを受け入れるのではなく、反省点も踏まえて書くとよりよいアピールになります。

結果に至るまでの過程も伝える

ガクチカでは、結果に至るまでの過程を伝えるように書いてください。採用担当者は、あなたの考え方や、ピンチに陥った時の対処法を知りたいと考えています。学生時代にどんなことに力を入れ、壁にぶつかったときはどのような行動を取ったのか、考えた過程も含めて書く必要があります。

他の人と重なるエピソード(部活やアルバイトなど)を書いたとしても、結果に至るまでの過程は人それぞれ異なります。どのように考えて行動し、どのような結論に至ったか、筋道を立ててわかりやすく書くことが大切です。結果と過程を両方書き、あなたのよさが伝わるようなガクチカにしましょう。

学んだことを記載する

ESには、ガクチカから何を学んだのかも記載が必要です。評価を得られないガクチカの書き方の1つに、頑張ったことしか書かないケースがあります。「〇〇に力を入れました」と書いても、それを社会人になったときにどう活かすのかが書かれていなければ、よい評価は得られません。

学びの全くない経験はないはずなので、ガクチカから自分がなにを学んだのか、将来その経験を活かしてどのように行動していきたいのかを伝えると、アピールポイントになります。入社後に活躍する姿をイメージしてもらうためにも、学びや成長は具体的に書くようにしてください。

ESが書けない人がとくに注意すべきこと

ESが書けない人がとくに注意すべきこと

ESを書く際には、内容はもちろん、丁寧さや読みやすさも大切です。採用担当者がESを見た時に、読みたくなるように書く必要があります。ESを書く時の注意点は下記の3つです。

採用担当者は何百枚ものESに目を通ることもあります。最後まで読んでもらえるよう、上記のポイントに気をつけましょう。

8割以上は記入欄を埋める

ESの記入欄は、8割以上埋めるようにしてください。記入欄がスカスカだと、入社意欲がないと判断されてしまいます。

ただし、不自然に大きい文字で書くことや、同じことを繰り返して書いたり、冗長表現をたくさん入れたりして文字数を稼ぐのはNGです。文字の大きさや間隔にも気を配り、見やすいESに仕上げてください。

読みやすく丁寧に記入する

ESを手書きで書く場合もパソコンで作成する場合も、読みやすく丁寧に書くことが大切です。パッと見て印象が悪いES(文字が汚い、印刷に不備があるなど)は、読む前から採用担当者に悪いイメージを与えてしまいます。

字の美しさに自信がない場合でも、丁寧に書けば悪い印象は持たれません。読む人の気持ちを考えて、読みやすいESになるように仕上げましょう。

パソコンでESを書く場合、印刷されない箇所がないか、読みにくい点がないかなどを必ずチェックしてください。企業によっては、ESの提出がWeb上でも、印刷して読んでいる可能性があります。

面接の際に印刷して手元に置いておく面接官もいるため、印刷した時に読みにくいESはそれだけでマイナスポイントになる恐れがあります。印刷した時にもきれいなESになるように調整してみてください。

誤字脱字をなくす

ESの誤字脱字をなくすのは、最低限のマナーです。誤字脱字があると、やる気がない人と判断されたり、仕事でもミスをする人なのではないかと思われたりする可能性があります。誤字脱字はチェックすれば防げるミスのため、必ず何度も見直すようにしましょう。

手書きで作成する場合、書き間違えてしまった際は最初から書き直す必要があります。どうにかごまかしたり、修正テープを使ったりしたい気持ちは理解できますが、就活のマナーとしてはあまりよくありません。

手書きで作成する場合は、一度鉛筆で下書きし、その上からボールペンで書けばミスする可能性を低くできます。手書きで作成する人は、下書きを試してみてください。

ESが書けないときの例文集

ESが書けないときの例文集

ESが書けない時は、ほかの就活生の例文を見てみるのも勉強になります。真似をするのはよくないですが、文章の流れや、どんなエピソードが適しているのかを参考にしましょう。

ここではESで聞かれることが多い、自己PR、志望動機、ガクチカについての例文を記載します。

自己PR

私の強みは目標達成力です。私は中学生と高校生の時に吹奏楽部に所属していました。サックスを担当していましたが、なかなか上達せず、中学1年生と2年生の時にはコンクールのメンバーに入れませんでした。それでも最後の3年生では絶対に出場したいと思い、部活がある曜日以外にも自主的に放課後練習したり、小学生の頃からサックスを吹いている友人に頼んでアドバイスをもらったりと、懸命に努力しました。
その結果3年生の最後のコンクールで選抜メンバーに選ばれ、夢を達成できたのです。なかなか結果が出なくても粘り強く取り組み結果を出せた経験は、今も私の誇りとなっています。社会人になっても目の前の仕事にひたむきに取り組み、貴社の利益に貢献できる人材になりたいです。

具体的なエピソードを書いて、説得力を持たせています。面接では、実際にどのような努力をおこなったのかを深掘りされる可能性があるため、より具体的に話せるように準備しておくとよいです。

志望動機

私は貴社の、「世界に名を残す商品を創る」という理念に共感しました。私は大学時代にアメリカに留学していましたが、日本の車や食品は海外でも一目置かれており、外国人も好んで購入している様子を目にしました。
日本には国内だけでなく、世界で活躍できる商品やサービスがたくさんあると考えています。とくに貴社の〇〇は、海外で使われている様子も目にし、世界で愛されている商品だと感じています。私が貴社に入社した際には、海外の人の意見も取り入れ、新しい商品を生み出すために貢献したいと思っています。

自分の経験と企業のビジョンを結び付けて、独自性のある志望動機を作っています。企業を志望した理由も納得感があるため、自社に合う人材だと判断してもらいやすいでしょう。

ガクチカ

私は大学時代、カフェでのアルバイトに力を入れていました。私がアルバイトを始めた当初は、朝の時間帯は混みあっていましたが、夜はお客さんが少なく、売り上げが低迷していました。そこで私は朝利用してくれたお客様に夜に使えるサービス券を配り、コーヒーを割引で購入できるシステムを導入することを提案したのです。店長からも承諾をもらい、サービス券を配り始めたのですが、朝来てくれたお客さんが仕事帰りに寄ってくれることが増え、夜の時間帯の売り上げが15%も上がりました。
この経験から、行動力の大切さを学びました。店長に提案するのは勇気がいりましたが、お店の売り上げのために考え、行動したことでアルバイト先に貢献できたと思っています。

具体的にどの程度売り上げがアップしたのかが書かれているため、説得力のある文章になっています。学生時代の経験から得た学びが語られているため、入社後も同じように活躍してくれるのではないかと判断してもらえるでしょう。

ESが書けない・辛いときの相談先

ESが書けない・辛いときの相談先

ESが書けないと、イライラしたり、しんどいと思ってしまうこともあります。ESが書けなくて辛いときは下記で相談してみてもよいでしょう。

ESに行き詰まったときは一人で悩まず、第三者の意見を聞いたり、添削してもらったりしてみてください。

就活エージェント

ESが書けないと悩んだときは、就活生のESを多数見てきた就活エージェントに相談するのがオススメです。採用担当者がチェックする項目や印象に残りやすい書き方を、プロの視点から教えてもらえます。

ESの書き方だけでなく、面接対策やあなたに合った企業を紹介してくれるケースもあるため、就活に悩んだら早めに就活エージェントに登録すると、就活がうまくいきやすくなるでしょう。

キャリチャンでは、「就活相談会」を開催しています。ESの添削以外でも、就活に関するあらゆる悩みの相談が可能です。ぜひ気軽に活用してください。

大学のキャリアセンター

大学のキャリアセンターでも、ESの添削を受け付けているケースがあります。通学した際に相談できるので便利です。

ただし、混雑している時期は並んだり予約制になったりしている場合もあり、「今日ESを見てほしい」というときに利用できない場合があります。ESの添削を頼みたいときは、時間に余裕を持って利用するようにしましょう。

OB・OG

実際に志望企業で働いているOB・OGに相談してみるのもオススメです。就活経験者から、どのようなESを書いたのか、どんな内容であれば通りやすいのかなど、勉強になる意見が聞けます。書いたESを持参し、読んでもらって印象を聞いてみるのもよいでしょう。

OB・OGは、以下の方法で探せます。

  • 大学のキャリアセンターで紹介してもらう
  • 企業に紹介をお願いする
  • OB・OG訪問アプリを使用する

自分に合った方法でOB・OGを探してみてください。

就活仲間

就活生同士で添削をしてみるのも1つの手です。就活を一緒に頑張っている仲間からのアドバイスをもらうと、勇気づけられるかもしれません。

ただし、就活生は就活のプロではないため、アドバイスが的外れだったり、添削してもらっても選考に落ちてしまったりする場合もあります。あくまで参考程度に意見を聞くようにしましょう。

ESの添削をお願いする場合は、下記の記事もチェックしてみてください。

ESが書けないときは、できることから取り組もう

ESが書けないと悩む人は多いです。ESはいきなり書き始めてもうまく書けません。自己分析や企業研究など、自分や企業と向き合ってから取り組むと、書きやすくなります。文章に自信がない人も、結論から書き始める、丁寧に書くということを意識して書くとよいです。

ESを書き終わったら、就活エージェントやキャリアエージェントに添削してもらい、どんどんブラッシュアップしていきましょう。「ESが書けない」とエントリーを諦めず、できることから取り組んでみてください。

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ESが書けない人に関するQ&A

ESが書けないと悩む人から聞かれる質問3つについて、下記に回答します。

1社分のESを書くのに何時間かかる?

1社分のESを書くのにかかる時間は、1~2時間程度の人が多いようです。就活を始めたばかりでESを書き慣れない人は、もっと時間がかかることもあるでしょう。

ESを手書きかパソコンで書くかによってもかかる時間は変わります。時間は意識しすぎず、参考程度に考えてください。

ESの合格率は?

ESの合格率は、50%前後といわれています。ただし、大手企業や有名企業は倍率が高いため、落ちる人も多いはずです。そのため大手企業や有名企業ばかり受けている人は、ESの通過率がもっと低くなることが考えられます。

ESの通過率が低いと感じる人は、内容を再考し、通過できるように書き直してみてください。

ESや履歴書に何も書くことがなかったら?

ESや履歴書に何も書くことがないと思っている人は、自己分析や企業研究から始めて見てください。ESに書くことがない人は、自分や企業への理解が浅い可能性が高いです。

自分自身を見直し、強みとなるエピソードや過去の経験を思い出せば、書くことは見つかります。いきなり書き始めるのではなく、まずは自分と企業をよく知ることが大切です。

この記事の監修者

監修者:岡田章吾

岡田 章吾

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。

就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。

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