Fラン大学生は就職できない?Fランでも勝ち組になる方法とは
2024年6月21日
就活を始めたばかりですが、すごく不安そうですね。
キャリアアドバイザー 岡田
就活生 Aさん
私はFラン大学なんですが、就職できないって聞いて怖くなってきたんです。
確かに色々な噂を耳にしてしまうと不安になりますよね。
キャリアアドバイザー 岡田
就活生 Aさん
夢は大手企業に入ることなんですが、気が遠くなってきました。
大丈夫ですよ。Fランでも就職できないなんてことはありません。
このコラムでは、Fランからでも大手企業に受かる方法や成功事例を紹介するので、これを参考に学歴フィルターに負けない就活を目指してください!
キャリアアドバイザー 岡田
Fランは就職できない?そもそもFラン大学の定義とは
Fランとは「Fランク大学」の略で、一般的には偏差値が高くない大学を指します。
Fランと聞くと「学力が低い」「就職できない」などマイナスなイメージが横行しているため、自分がそれに該当するのか気になる就活生も多いでしょう。
そこでコラムの初めにまずは「Fラン」と呼ばれる大学の偏差値の基準と大学一覧を紹介します。
目安は偏差値50未満の大学
厳密にいうと、Fランの定義は明確に設けられていません。しかし、一般的には日東駒専より偏差値が低い大学で、偏差値50未満の大学を「Fラン」と呼ぶことが多いです。
偏差値50未満の大学には、偏差値50程度の高校から指定校推薦などで入学でき、一般入試で入学する学生が少ないという特徴があります。このように入試が楽であるがゆえに「誰でも入れる大学」というイメージが先行してしまい、就活においても「Fラン=大学名が評価されない=就職できない」と言われてしまうのです。
しかし、マイナスイメージが強いからといって学生の質が悪いわけではありませんし、就活において劣等感を感じる必要もありません。実際にFラン大学と呼ばれる大学に通っている学生には、国公立に落ちて入学した学生もいるため、一人ひとりの能力をみると優秀であることも少なくないのです。
Fランと呼ばれる可能性のある大学一覧
ここからは、全国の「Fラン大学」と呼ばれる可能性がある大学の一部を紹介します。
なお、下記の大学は偏差値50未満の大学をまとめており、あくまでFランと呼ばれる”可能性がある”というだけです。自分の大学が該当しているからと言って落ち込む必要はないので、参考程度にみてください。
北海道 | 旭川大学、札幌国際大学、札幌学院大学、札幌大谷大学、苫小牧駒澤大学、函館大学など |
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東北地方 | 盛岡大学、弘前学院大学、八戸学院大学、八戸工業大学など |
北陸地方 | 金城大学、金沢学院大学、北陸大学など |
関東地方 | 関東学園大学、国士舘大学、松蔭大学、城西国際大学、筑波学院大学、つくば国際大学、浦和大学足利大学、鶴見大学、明海大学、和光大学など |
甲信越地方 | 身延山大学など |
中部地方 | 愛知みずほ大学、金城学院大学、皇學館大学、静岡福祉大学、中京学院大学、中部学院大学、朝日大学、東海学院大学など |
関西地方 | 関西国際大学、京都先端科学大学、京都文教大学、芦屋大学、高野山大学、四天王寺大学、大阪国際大学、大阪産業大学、神戸学院大学、神戸国際大学、大谷大学、阪南大など |
中国地方 | 岡山学院大学、吉備国際大学、広島国際学院大学、山陽学園大学、中国学園大学、東亜大学、周南公立大学など |
四国地方 | 高松大学、聖カタリナ大学、徳島文理大学など |
九州地方・沖縄 | 沖縄国際大学、沖縄大学、宮崎国際大学、宮崎産業経営大学、九州国際大学、九州産業大学、志學館大学、鹿児島国際大学、長崎純心大学、南九州大学、日本経済大学など |
Fランの就活は悲惨?Fランが就職できないと言われる理由とは
Fラン大学の学生が就職できないわけではありませんが、偏差値の高い大学の学生に比べると就活で足切りされやすいことは事実です。
中学・高校と必死に勉強して一般入試で合格を勝ち取った高学歴の大学生と比較してしまえば、企業から見ても高学歴の大学生の方が優秀に映るのは必然です。
その他、就活においてFラン大学生が不利になるシーンもあるので、ここからは「Fラン=就職できない」と言われる3つの理由を解説します。
学歴フィルターの存在
学歴フィルターとは、採用選考の際に大学の偏差値や大学名で候補者をふるいにかける行為を指します。特に大手企業では学力の高い人材を求め、早慶上智やMARCH以上の学生に限定して採用をしていることも少なくありません。
能力の高い人材というのは、学生時代から努力を積み重ねてきた経験を持っています。レベルの高い企業は努力も才能のうちととらえ、優秀な人材であるとフィルターをかけるのです。
また、中小企業でも学歴フィルターを設けている企業も存在します。中小企業だと日東駒専以上の学生を基準とすることが多く、Fラン大学と呼ばれる大学は足切りの対象となります。
ただし、学歴フィルターは企業によって異なります。人柄重視で採用をする企業は学歴フィルターではなくその人のタイプや指向性を重視して採用をしているので、Fラン大学だからと言って挑戦しないのはナンセンスです。
SPI通過率が悪い
SPI試験は大学の偏差値とは直接的な関係はないものの、学力の差が大きく出る傾向にあります。
出題される問題は、前の問題の正答率によって徐々に難しくなっていく仕組みです。そのため、正答率が高い学生は能力が高いと判断されるのです。逆を言えば正答できていない学生は能力が低いと判断され、足切りにあいます。
ただしこれはあくまで傾向であって、Fラン大学生全員が低い正答率というわけではありません。Fラン大学生でもSPI対策をしっかりしている学生なら、偏差値が高い大学生の結果と肩を並べることも不可能ではないです。
SPI対策をするには、苦手分野・得意分野の洗い出しをした上で頻出問題に慣れておくことと苦手分野を徹底的に復習することが重要です。具体的なSPI対策方法は、以下のコラムを参考にしてください。
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就活に関する情報が乏しい
Fラン大学で持っている就活情報は、偏差値の高い大学に比べて情報が乏しい傾向にあります。というのも、Fラン大学は大手企業・人気企業への就職実績が少ないがゆえにキャリアセンターなどでも情報が不足しており、面接対策などがしにくい状況なのです。
逆に、偏差値の高い大学は大手企業・人気企業の就職実績が多く、OB・OG訪問の機会も豊富です。就職成功者の生の声を聞く機会が多いため、リアルな情報をもとに就活の対策ができるのです。
だからこそFラン大学生は情報を自ら取りに行く必要があります。行きたい企業のインターンに参加したり、就活セミナーや就活イベントに参加して業界情報を集めておきましょう。
キャリチャンでは、「履歴書・ES書き方WEBセミナー」「模擬面接WEBセミナー」を開催し、プロの就活ノウハウを無料で提供しています。ぜひ参加してライバルたちに負けずに多くの情報を収集しましょう。
「就職できない」はただの噂!Fラン大学でも勝ち組になれる
Fラン大学が学歴フィルターなどのせいで就職が難しいという事実はありつつも、決して就職できないというわけではありません。
Fラン大学出身者でも大手企業や人気企業に就職している人はたくさんいます。勝ち組と言われるFラン大学出身者がいる理由を2つ紹介するので、企業選びの参考にしてください。
学歴フィルターが存在しない企業もある
学歴フィルターをかけている企業がある一方で、最近ではあえて学歴フィルターを設けていない企業も存在します。人柄重視で採用をしたい業界はとくに学歴を気にしておらず、面接では学生との相性を見て判断しています。
また、近年は少子化により著しく人材不足が懸念されているため、学歴フィルターで足切りすること自体を問題視している企業も増えています。Fランであろうが高学歴であろうが、良い人材を見つけて長く働いてもらいたいというのが企業の本音なのです。
「良い人材」と判断してもらうためには、ES(エントリーシート)で志望動機や自己PRを充実させてアピールすることから対策しましょう。
コミュニケーション能力で差がつけられる
学歴フィルターを設けていない企業は、コミュニケーション能力を重視している可能性が高いです。とくに営業職や販売職など対人スキルを要する職種の採用においては、学歴よりもコミュニケーションが円滑にできる人材であることが前提です。
例えば、面接でボソボソと喋る高学歴と、ハキハキと喋るFラン大学生を比較したら後者の方が有能だと判断されて内定がもらいやすいのです。
会社員という存在は一人ではできません。同じ会社の仲間と一緒に仕事をして初めて利益を生むため、コミュニケーションが円滑にできる人でないと務まらないのです。
それを判断するために、学歴フィルターを設けない企業は面接での印象を判断材料に採用をしているのです。
就職できないのはFランだから?なかなか就職できない人の特徴
Fラン大学生に限ったことではありませんが、就職できない人の特徴は主に3つ挙げられます。 これら3つのうち一つでも当てはまるようであれば、Fラン大学であろうが偏差値の高い大学であろうが内定がもらえない可能性が高いです。その背景を次から説明します。
コミュニケーションが苦手
コミュニケーション能力が低いと自分の価値を他者へ伝える力も乏しく、面接で十分に自己PRができません。
また、コミュニケーション能力が低い人は傾聴力も低い傾向にあります。面接官の質問に対して的を得た回答ができないと実のある話ができないので、抽象的な会話で終わってしまいます。
どの業界でも仕事を遂行するにあたって対話する力は基本です。コミュニケーション能力が乏しい人は「当社に相応しくない」と判断されて落とされてしまうのです。
元々コミュニケーションが苦手な人も、「自分はコミュ障だから仕方ない」などと諦める必要はありません。面接対策をしっかりしていれば、面接の合格率は上げられます。
例えば、ロールプレイング形式で質疑応答の練習をしたり、自分をうまくアピールできるように自己分析をしたりといった対策があります。いろいろな方法で対策を繰り返すと、面接でのコミュニケーションにハードルを感じなくなってくるので、重点的に対策しましょう。
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就活を甘く考えている
就職できない人の中には、就活の重要性を感じず惰性で就活をしている人もいます。「きっとどこかには就職できる」という甘い考えで何も対策をしていないと、卒業ギリギリになって焦る羽目にもなるので気をつけたいところです。
就活は本来、業界研究をしたりSPI対策をしたり面接対策をしたりと、しっかりと事前準備をした上で臨まなければなりません。しかし、残念ながらFラン大学生の中にはそれを怠る人が多いです。
就活を人生における重要なターニングポイントだと捉えなければ、長く継続できる仕事にはつけません。どういう業界のどの企業に就職するかしっかり考えておかないと、社会人になってから違和感を感じて転職を繰り返す可能性があります。
将来を見据えた就職をするために、企業選びと就活対策を徹底しておこないましょう。なお、自分の判断だけでは何も進まないという人は、就活のプロにアドバイスをもらうのもオススメです。
キャリチャンの就活支援サービス「就活相談サポート」は、オンラインで気軽に就活のプロへ相談ができます。企業紹介だけでなく、その後の選考対策も全面的にサポートするので、ぜひ活用してください。
常識から逸脱している
就活を甘く見ているがゆえに、ビジネスマナーなどを学ぶ機会がなく常識を知らずに就活をしてしまう人もいます。
とくに面接では、服装や言葉遣いに一般常識を感じられないと問答無用で落とされます。人は会って3秒で第一印象が決まると言われているので、見た目や言葉遣いは常識の範囲内で綺麗な状態にしておきましょう。
下記は、一般的に「印象が良い」と思われやすい就活生の特徴です。面接ではとくに下記のことを意識してみてください。
【印象が良いとされる就活生の例】
- 敬語が綺麗(ら抜き言葉、さ入れ言葉、略語などがない)
- フォーマルな場に適した身だしなみ(スーツのシワや髪型がすっきりしているかもチェック)
- 背筋を伸ばして笑顔でいる
- 面接官が話しているときに適度に相槌を打つ
- 面接官の目を見て話す
不安な人は周りの人に協力してもらい、面接練習を客観的に評価してもらうのもよいでしょう。言葉遣いの見直しについては、対策資料を読んで勉強するのもオススメです。下記のリンクから敬語のマニュアルがダウンロードできるので、スキマ時間を利用して活用してみてください。
【就活対策資料】
敬語マニュアル
Fラン大学からでも大手・優良企業に就職できた人の特徴とは
Fラン大学の出身で大手企業・人気企業に就職できた人には共通した特徴があります。それは、自信を持つ姿勢と経験の濃さです。
自信を持っている人は自分の軸がぶれることなく自己アピールできますし、学生時代に濃い経験があればその経験も武器にできます。
具体的にどういうFラン学生が就職に成功したのか、主な3つのタイプを解説します。
自分の大学に魅力を感じている
Fラン大学から優良企業の内定がもらえた人は、内定をもらう前から自己肯定感が高い傾向にあります。Fラン大学であろうが卑下することなく、むしろ自分の大学に魅力を感じている姿は好感が持てるため、面接の成功率が高いです。
Fラン大学といっても単純に偏差値で区切られているだけであり、大学ごとに特化した魅力があるはずです。大学で学んだことや身についたことも含め、「この大学だからこそ得られた経験」と自信を持って言えるものがないか思い返してみましょう。
「なぜこの大学に入ろうと思ったか」という入学当初の気持ちから思い起こし、大学の授業で何を学んで、何が身についたかも掘り出してみてください。自分の大学の魅力に気づくはずです。
なお、大学に入った理由は面接でも聞かれることが多い質問です。しっかり言語化しておくと、自分に自信をつけるだけでなく面接対策にもなるので、自分の大学の魅力を紙にまとめてみてください。
内容の濃い就業体験をしている
長期インターンに参加したりアルバイトを掛け持ちしていたりと、働く経験を持っている人はFランでも十分なアピールができます。
働く経験を持っている人は社会性が身についており、入社後も難なく仕事をこなせる傾向にあります。ある程度のビジネスマナーを備えた上で社会の厳しさに対する耐性があるので、ライバルたちの一歩先を行った人材だとアピールできるのです。そのような人は面接官にも魅力的に感じてもらえるでしょう。
まだ就活経験がほとんどない人は、次のような就業体験ができる機会があれば挑戦してみてください。
【大学生のうちにやっておいた方が良い就業体験】
- 接客業のアルバイト(コミュニケーション能力が身に付くため)
- 長期インターン(実際の就業と近い状態で働いた経験が得られるため)
企業との直接の接点を設けている
長期インターンや、行きたい企業でアルバイトの経験をすると、Fランでも面接時に有利です。
なぜなら、実際の仕事に携われば、企業研究で一般的に収集できる以上の企業情報を得られるからです。企業のことをどれだけ知っているかで、面接で話せる内容の充実度が違うので、ライバルに差をつけられます。
また、長期インターンで認められれば、SPI試験やESなしで面接からスタートできる「特別採用枠」に応募できる可能性があるので、行きたい企業への近道にもなります。
もしインターンなどの機会を逃してしまった場合は、OB・OG訪問の機会を利用しましょう。Fラン大学出身だと対象の企業にOB・OGがいないこともありますが、自分の大学以外でもOB・OG訪問ができないわけではありません。
最近ではビズリーチ・キャンパスやマッチャーといった、全く接点のない状態でも訪問先のOB・OGを探せるサービスがあります。OB・OG訪問のチャンスがないか探してみましょう。
Fランは就職できないと言われる大手・優良企業に受かる方法とは
大手企業や優良企業から内定がもらえたFラン大学出身者の先輩たちは、計画性を持って早めに就活の対策をとってきました。
ここからは、大手企業や優良企業に就職をさせたFラン大学出身者が、具体的にいつ・どんな行動をとってきたのかを解説します。
合同説明会やインターンに参加
Fラン大学生で大手企業から内定をもらえた人は、3年生の早い段階から就活に対するアンテナを張って色々なイベントに積極的に参加しています。合同説明会やインターンなど、面接前に企業に触れられる機会は積極的に利用しましょう。
インターンは大学3年生の6月以降に開始し、合同説明会は大学3年生の3月に情報解禁されるのが一般的です。約1年かけて様々な企業に触れることで、企業研究や業界研究を同時進行しながら就活できます。
また、合同説明会や長期インターンから特別採用枠で面接を受けられれば、ESやSPI試験での足切りを避けられます。面接のチャンスさえ掴んでしまえば、あとは面接対策を徹底するのみなので、内定まで最短距離で進められるのです。
キャリチャンでも、さまざまな種類の合同企業説明会を開催しています。また、具体的なインターン先を紹介できる就活支援サービス「就活相談サポート」も行っているので、ぜひ活用してください。
自己分析を深める
Fランかどうかに関わらず、自分の強みと弱みを知っておくことは就活の基本です。自己分析をしなければ行きたい業界や企業が分からず、就活が迷走してしまうので、早い段階でやっておきましょう。
自分の強みと弱みを一度に知ることができれば、就活の進み具合が圧倒的に早くなります。自分の強みを知ればESで具体的な自己PRをまとめることができますし、弱みを知れば改善策を考えることも可能です。
そして自分という人間をより理解できれば、面接でも有利です。面接では「どういう人間と言われるか」や「短所はどういう点か」などの質問がよくされますが、ここで抽象的な回答をしてしまうと評価が低くなります。
自分のことを具体的に伝えられれば、コミュニケーション能力の高さをアピールできて、好印象となります。
【就活対策資料】
自己分析ワークシート
学歴フィルターのない企業を探す
Fランから大手・優良企業を目指すには、学歴フィルターのない企業だけに絞ってエントリーするのもオススメです。学歴フィルターを設けている企業だと、Fランの学生は企業と直接接する機会がない限りチャンスをつかみにくい状況にあります。
そこで、初めから学歴フィルターのない企業をターゲットにして、無駄なく効率的な就活をするのです。
なお、学歴フィルターの有無はあまり公にされていませんが、大手企業の子会社やIT系の企業は学歴フィルターを設けていないことが多いです。Fラン大学生の狙い目企業の1つとして覚えておくとよいでしょう。
また、事業を急拡大させている企業は、ポテンシャル採用で大量雇用していることが多いので入りやすいです。とくに近年急激に需要が高まっている業界は、人材不足により大量採用している傾向にあります。
最近では建設業界や物流業界、IT業界での人材ニーズが高まっていますが、今後ニーズが高いと思われる業界は目まぐるしく変わってくることでしょう。どういう業界で需要がありそうかは、経済新聞などを読んでアンテナを張りながら探してみることをオススメします。
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競争率の低い職種・勤務地を選ぶ
Fランから大手・優良企業を狙うなら、あえて競争率の低い職種や勤務地を選ぶのも1つの手です。
とくに、営業職や販売職は競争率が低いと言われています。これらの職種は離職率が高く、「きつい」というイメージが先行して不人気だからです。
しかし営業職や販売職はコミュニケーション能力が養われて数字にも強くなるので、短期間で多くの学びを得られる職種です。将来的にキャリアアップ転職をするときに、アピールできる経験にもなります。
【就活対策資料】
職種マップ
また、希望勤務地を地方にするのも効果的です。首都圏の企業は圧倒的に高い競争率が目立ちますが、地方に行けば行くほど倍率が低くなります。U・Iターン就職も視野に入れると良いでしょう。
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就活エージェントを活用する
就活のプロなら、学生のランクに合わせてどういう方法で就活を進めれば良いかノウハウを教えてくれます。学歴が問題にならない優良企業の紹介はもちろん、大手を狙うFラン大学生のために効率的な面接対策をアドバイスしてくれるでしょう。
キャリチャンの就活支援サービス「就活相談サポート」では、Fラン大学生の就活サポート実績を持つ就活エージェントがマンツーマンで相談に乗っています。学歴フィルターのない企業やSPIを実施しない企業など、希望に合わせた企業をプロが紹介するので、一度相談してみてください。
「Fランは就職できない」は嘘!行動次第で就活は成功できる
Fランだから就職できないというのは単なる噂ととらえましょう。学歴フィルターなるものは存在しますが、それでも行動次第で第一志望の企業に就職できた人も大勢います。
そのためには、インターンや説明会に参加したり企業研究をしたりと、前々から積み上げてきた行動が功を奏します。
行動は早いに越したことはありません。今できる精一杯の時間を使って就活を進めましょう。
「就活相談サポート」に参加しよう!
就職できないFランの大学生に関するQ&A
Fラン大学の就職率は?
公式なデータはありませんが約60%と言われています。大学生全体で見ると約90%ですが、Fラン大学生は就活を諦めてフリーターになる人の割合が多いので、想定すると60%程度です。
Fラン大学とはどこのこと?
具体的な定義はありませんが、偏差値50未満の大学を指すのが一般的です。
Fランって何の略?
Fランク大学の略です。元々は予備校大手の『河合塾』が、定員割れなどで合否判定不能な低偏差値の大学分類を「Border Free」と呼称したことにより「F」と付けられました。
この記事の監修者
岡田 章吾
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。
就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。