【時間が長ければ合格は本当?】面接の平均時間と内定との関係性を解説!

 2023年3月7日

こんにちは。この間の面接はどうでしたか?……なんだか表情がすぐれないですね。

キャリアプランナー 岡田

就活生 Aさん

はい……。第一志望の企業、きっとダメでした。面接が10分もかからずに終わってしまったんです。これは絶対に不採用ですよね……。

ずいぶん落ち込んでいますね。でもまだあきらめるのは早いですよ。面接時間が短かったからといって、不採用とは限らないんですから。

キャリアプランナー 岡田

就活生 Aさん

でも、面接時間が長いってことは、興味を持ってくださってるってことですよね?あっという間に終了されてしまったら、期待なんて持てないです……。

いいえ、面接の長さが変わるのには、いろいろな理由があるんですよ。採用担当者30人に聞いた「面接が長くなる理由と短くなる理由」をまとめましたので、参考にしてください。

キャリアプランナー 岡田

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面接の平均時間は30~40分

面接の平均時間は30~40分

面接の平均時間は30~40分がほとんどです。また、一次面接が最も時間が長く、次に二次面接、最終面接(三次面接)と、選考が進めば進むほど面接時間は約5分程度短く傾向にあります。

この平均時間には、「人気企業のため1人1人に時間をかけられない」「面接官が話すのが好きでつい時間が長引いた」などといった様々な事情が含まれているため、必ずしも30~40分というわけではなく、企業や面接官によって時間は大きく異なります。

しかし、この平均時間は自分をアピールするための目安として覚えておくとよいです。30~40分でいかに自分をアピールできるのかを事前に対策しておきましょう。

ちなみに集団面接での平均時間は20~30分と個人面接より短く、理由として「大量募集のため、初期段階では1人1人に多くの時間をかけられない(人件費や時間がかかるため)」「明らかな問題児を振り落とす」などが挙げられます。

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面接時間と合否との関係性は?

面接時間と合否との関係性は?

面接の平均時間には様々な理由や事情がありますが、これらは合否に影響があるのでしょうか?

「面接時間が長ければ合格」の真相、面接時間から合否を自己判断することができるのかについて解説いたします。

「長ければ合格」の場合もあるが、関係があるとは断言できない

面接時間が長いことで合格というケースはあります。なぜなら、”学生に興味を持った”場合、自然と質問の数が増えたり、一つ一つの話を掘り下げてしまうため、必然的に時間が長くなってしまうからです。

面接官は企業に合った人物か、企業にとってメリットとなる人材かを面接を通して見極める必要があり、多くの面接官は学生をじっくり見極めるのに、時間をかける傾向があります。

しかし、必ずしも時間が長ければ合格とも断然できません。なぜなら、時間が長くなる理由は「学生に興味を持った」とは限らないからです。

たとえば「一瞬で不合格を決めたけど、あまり早く切り上げるのは申し訳ないから」などといった理由から、面接時間が長引くことも考えられるのです。

面接官には様々なタイプが存在し、企業側が設けている面接時間も様々です。そのため、「面接時間が長ければ合格」は間違いではないものの、完全に合否と関係しているとまでは断言できないのです。

そして「学生に興味を持った」ケースから時間が長引いたとしても、結果として「企業に合わない」となれば、当然内定はもらえません。

面接時間での自己判断は難しい

企業や面接官側の事情で時間と合否が関係していることはありますが、学生側が「長かったから合格」「短かったから不合格」などと、自己判断することは難しいです。

なぜなら何度もいうように、時間の変動は企業や面接官によって事情や理由が異なるからです。

「入室した瞬間合否を判断する人」「じっくり話を聞いてから判断する人」「ひと言目で判断する人」「いくつも質問をして判断する人」など、面接官によって学生を判断する時間やルールは異なります。

そのため、「この人は一瞬で合否を判断する人だ」と、面接官を見極めることができない限り、時間による合否を自分で判断することは難しいでしょう。

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面接時間が長くなる・短くなる理由

面接時間が長くなる・短くなる理由

様々な事情や理由から面接時間は変動しますが、具体的にどのような理由から長くなる、または短くなるのでしょう。

先ほども述べたように面接官が長いことで合否と関係するケースもありますが、必ずしも長ければ合格だとも限りません。

そして、「面接時間が短いからといって不合格」ということもありません。何度も言っているように、「一瞬で合否を判断する人」「長時間かけて合否を判断する人」など、面接官には様々なタイプが存在します。

今回はキャリチャンが採用担当者30人に、「面接時間が長くなる・短くなる理由」を聞き、合否との関係性があるのかなどを分析しました。ぜひ参考にご覧ください。

面接時間が長くなる主な理由は“会話が弾んだ”から

面接時間が長くなる主な理由は、会話が弾んだからです。この「会話が弾む」には、ただ学生に興味を持ったからだけでなく、いろいろな理由があります。

30人の採用担当者の意見とともに、合否との関係性はどれぐらいあるのかを解説します。

※★の数が多ければ多いほど、合否と関係している可能性(合格の確率)が高いです。

  • 「学生に興味を持った」★★★
    →学生に興味を持つ=自社に合うかを見極めている可能性があり、前向きに採用を検討しているケースが多いです。

  • 「趣味などから単純に話が弾んだ」★★☆
    →趣味や特技から面接官と気が合い、話しが弾んだケース。この場合、面接官の権力(地位など)が高ければ合格の可能性もありえます。

  • 「面接官が話し好き」★★☆
    →単純に話すのが好きな人というケース。言葉のキャッチボールがうまくできればよいが、面接官が一方的に話している場合は不合格の可能性も…。

  • 「申し訳ないから」★★☆
    →早い段階で合否を判断し、あまりにも早くに切り上げるのは申し訳ないからとりあえず面接をするケース。この判断は合格、不合格どちらのケースも考えられます。

  • 「面接官が不慣れ」★☆☆
    →若手の社員や、面接に慣れていない人が面接官の場合、段取りの悪さから面接時間が長引いてしまうことも。この場合、合否との関係性は見極めにくい。

  • 「学生に問題あり」☆☆☆
    →学生がおどおどしている、話過ぎているなどが原因で長引くことも。このケースの場合は不合格の確率が高いでしょう。

上記のように、面接時間が長引くには様々な理由があり、それぞれ合否との関係性も異なります。

基本的に「面接時間が長い=学生に興味がある=内定に近づける」の法則で間違いありませんが、それを判断するのは企業側です。

そのため、面接時間が長かったからといって合格だとうぬぼれないようにしましょう。面接時間が長い要因に“不合格”の要素が含まれていることは、十分にありえることを覚えておいてください。

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“応募人数が多い”と面接時間が短くなる

「面接時間が長いと合格」というケースは確かにありますが、だからといって時間が短いから必ず不合格というわけでもありません。面接時間が短くても合格しているケースはあります。

具体的にどのようなケースだと合格なのか、また面接時間が短くなる要因と共に解説いたします。

  • 「応募人数が多い」★★☆
    →時間が短くなる最も多いケースです。人気企業では応募者が多く、1人1人に時間をかけることが難しいため、このケースでは合否を判断することはできません。

  • 「第一印象が好印象だった」★★★
    →面接前、もしくは第一印象が良かった場合、早い段階で合否を判断しているため、面接時間が短くなる可能性があります。特にビジュアル重視の職業(CAや受付、営業など)では第一印象を重視している場合が多いです。

  • 「質疑応答がスムーズにできた」★★☆
    →質疑応答がスムーズにできたことで、面接時間が短くなることも。この場合、企業が用意した質問だけで学生を見極めたか、追加質問しなくてもいいと判断したかに分かれます。そのため、合否の結果もケースバイケース。

  • 「大幅に採用基準を下回っている」☆☆☆
    →明らかに採用基準を下回っていると判断した場合、面接時間が短くなります。なぜなら質疑応答をする前に“不合格”と判断しているため、わざわざ深く掘り下げる必要もないからです。

  • 「話が弾まなかった」☆☆☆
    →ここでいう「話が弾まない」は、質問にただ答えているだけということです。用意した回答を答えるだけでは学生の事を見極められませんし、「型にはまったつまらない子」という印象を抱きます。

上記のように、面接時間が短くなる理由はたくさんあり、それぞれの合否との関係性は異なります。

「第一志望がよかった」「すぐに合否を判断した」などの理由から、合格に繋がるケースもあるため、時間が短かったといって落ち込む必要はありません。

しかし、面接時間が短いことで不合格になるケースも多くあります。何度もいっていますが、学生が時間から合否を判断することは難しいですが、どの時間であれ、良い印象を与える努力をすることが大切です。

利用者の声

時間より“面接の質”を意識しよう!

時間より“面接の質”を意識しよう!

面接時間と合否が関係するとは断言できず、長くても短くても合格の可能性は十分にあります。

面接の時間は面接官や企業側の事情によって異なりますが、長くても短くても自分をアピールすることがとても大切なのです。

「一瞬で合否を判断する人」「時間をかけて判断する人」など、様々なタイプの面接官がいることを意識し、どんな面接官に対しても好印象を与える努力をしましょう。

ここからは、面接時間よりも意識すべき“面接の質”の上げ方を解説いたします。

企業研究・自己分析ができていることは大前提

どの面接を受けるにしろ、企業研究や自己分析がしっかりできていることが大前提です。

企業は用意した回答をただ述べるだけの学生に魅力を全く感じません。そんな型にはまった学生は毎年いますし、正直見飽きているのです。

そして、そんな“型にはまった学生”から、企業との相性を図ることは難しく、結果として不採用に繋がるケースがほとんどです。

しかし、企業研究、自己分析をしっかり行っているだけで型にはまった学生を卒業できます。

なぜなら企業や自分についてしっかりと理解していれば、質問に対しての回答にも厚みが出て、自分を売り込みやすくなるからです。

そして企業側も学生のことを見極めやすくなり、“印象に残る学生”として面接を行うことができます。

緊張感のある面接練習が合格のカギ

面接で自分をよりアピールするために、緊張感のある面接練習を行ってください。緊張感のある面接とは、本番と同じような空気感のもと、練習を行うことです。

面接は何回しても緊張するものです。志望度が高くなればなるほど緊張しますし、思うように自分を発揮できないでしょう。

しかし、普段から“緊張感”に慣れておけば、面接の場でも自分を存分に発揮しやすくなります。

緊張感のある面接練習を行うのに効果的なのが、志望している業界の志望度の低い企業の面接を受けることです。

志望業界ということで気持ちが引き締まりますし、質問の傾向なども掴むことができるので、効果的です。

就活エージェントに頼むと就活が楽になる!

面接突破から内定獲得を目指すのに最も効果的なのが、就活エージェントの活用です。

就活エージェントは企業選びからES添削、面接練習など、就活のあらゆる面で手助けをしてくれます。また、企業に面接時間が長かった、短かった理由なども聞き出してくれることも。

そして何より、就活に関する知識が豊富な人がそばにいるということはとても心強いです。就活という厳しい道で、頼りになる人がそばにいればきっと気が楽になるはずです。

誰かに頼ることは甘えではありません。頼れる他人にはとことん頼り、就活を円滑に進めていきましょう。

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おわりに

面接の平均時間30~40分ですが、この時間には面接官や企業側の様々な事情や理由が含まれています。

そして、今回キャリチャンが採用担当者30人に聞いた結果から、「面接時間が長ければ合格」というケースがあることもわかりました。

しかし、だからといって面接時間と合否が関係しているとは一概には言い切れません。なぜなら必ずしても面接時間が長いからといって学生に興味を持ったとは限らないからです。また、面接時間が短くても合格しているケースもあります。

そのため、意識すべきは時間ではなく、その時間内でどう自分をアピールするかです。時間はその場にならないとどう動くかわかりません。

時間に左右されるのではなく、企業研究や自己分析、緊張感のある面接練習など、事前の対策をしっかりと行いましょう。

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この記事の監修者

監修者:岡田章吾

岡田 章吾

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。

就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。

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