11月の就活まで内定なしの大学4年生が今から逆転する秘訣
2025年10月9日

就活を続けてるのに、11月になっても納得のいく内定がなくて、正直かなり焦ってます。今から納得のいく内定を取るなんて、無理なんでしょうか…。
その気持ち、よくわかります。内定式を終えた学生も多い中、孤独を感じてしまう時期ですよね。でも、まだ諦めるには早いですよ。


そうは言っても、この時期に内定がないのは、自分に何か根本的な問題があるんじゃないかって気もして…。
大切なのは、これまでの就活を見直し、この後の行動をどう変えていくかです。今回は、11月まで内定なしの原因と逆転の秘訣について紹介します。これを参考に、最後のチャンスを掴むための戦略を立てていきましょう。

11月まで内定なしの人が直面する就活の厳しさ

11月までの就活で納得のいく内定を獲得できていない大学4年生は、今後の就活に対し、絶望的な気持ちを抱いているかもしれません。しかし、この状況は実際どれほどまずい状況なのでしょうか?
今後の就活を成功させるためにはまず、現状を正確に把握することが大切です。そこでコラムの初めに、11月の就活の厳しさを確認しておきましょう。
11月の就活の厳しさについて、把握しておくべきポイントは以下の2点です。
それぞれのポイントについて解説します。
内定獲得は可能だが、厳しい状況にはある
11月以降も採用活動を続けている企業はあるので、今からでも内定を狙うことは十分可能です。
しかし、11月以前に比べれば、厳しい状況になっていることも否定できません。春よりも企業数が減ってしまうことは間違いないですし、卒業まで時間が限られていますから、時間的な制約もあります。
採用予定人数が埋まり次第、募集が打ち切られていくため、スピーディな行動が必要です。11月からでも内定の獲得は可能であるものの、楽に内定を獲得できるわけではないでしょう。
そうした状況に飲まれてしまわないよう、スピード感をもってこれまでの課題を分析し、改善を図らなければ、11月からの内定獲得は厳しくなることを覚えておいてください。
選択肢も狭まる可能性がある
11月以降も採用活動を行う企業はありますが、春よりも企業数が少なくなることには間違いないため、選択肢が狭まる可能性があることも事実です。
ですから、必ずしも自分が望む条件を全て満たした企業に出会えるとは限らないことを覚悟しておく必要があるでしょう。
11月からの就活にあたっては、自分にとって重要な価値観の再整理を行い、選択肢を再検討することをオススメします。これまで内定を得られなかったのであれば、「絶対に大手企業」「絶対にこの業界」といったこだわりを一度見直してみましょう。
また、すでに企業探しを始めたものの、自分に合う企業がなかなか見つからず、このままでは不本意な形で就活を終えてしまうのではないか…と不安を感じる人もいるかもしれません。
そんな就活生のために、ジール就活では無料の就活支援サービス「出遅れ就活サポート」を提供しています。この時期でも積極採用している優良企業との出会いをサポートし、あなたの就活を最後まで諦めません。
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11月まで就活してたのに内定なしの原因とは

11月の就活事情について把握したら、次はこれまで納得のいく内定を得られなかった原因について考えてみましょう。4年の11月でも十分に内定を狙うことは可能ですが、そのためには、これまでの就活で出てきた課題を解決しておく必要があります。
真面目に就活にしていたにもかかわらず11月まで納得の内定が得られない場合、以下の3つが原因となっていることが多いです。
ここではそんな、これまで内定がもらえなかった原因について解説します。原因究明を行い、改善することで今後どう行動すればいいのかを理解すべく、しっかりとチェックしていきましょう。
自分に合っていない企業を選んでいる
11月まで納得のいく内定が得られない原因として一番初めに考えられるのが、「自分に合っていない企業を選んでいる」ことにあります。就活ではいくら企業数を受けたとしても、最終的に自分に合った企業を選べていないと内定を獲得することはできないのです。
また、学生が企業を選ぶように企業側も学生を選んでいるため、互いに相性が良いと思える企業に出会うためにも、初めから自分に合った企業、つまり企業が求める人物像に自分が当てはまる企業を探すことが大切です。
そして、そんな自分に合う企業を選べていない原因が自己分析や企業研究不足にあります。自己分析によって自分への理解が浅く、自分の強みを活かせる企業を見極めきれていないのです。また、企業不足によって企業が求める人物像も理解できておらず、互いに求める人材となりえませんでした。
これは「自分がしたいこと」を基準に就活している人にありがちな状況です。就活における選択は自分がしたいことではなく、「自分にできること」を基準にした方がより相性の良い企業を見つけられるといわれていますので、自分の可能性をつぶしてしまわないように今後は気を付けましょう。
自分に合った企業を選ぶには、多角的な視点から相性を分析する必要があります。以下の資料も活用しながら、どんな企業が合うのか再検討してみてください。
【就活対策資料】
自己分析ワークシート
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簡単!業界研究ガイド
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職種マップ
面接において自分を存分にアピールできていない
面接、つまり自分を売り込む場において存分にアピールできない場合にも内定がもらえません。就活はいかに自分を売り込み、企業側に「欲しい」と思わせるかがポイントとなりますので、自分をアピールできない場合には今後も内定はもらえないでしょう。
そんな面接において存分にアピールできない具体的な理由は、自分・企業への理解不足と面接の不慣れです。自分のアピールすべきものが何なのかを理解していないことで空ぶったアピールをしていたり、企業への理解不足によって企業が求めている答えを答えられないでいるのです。
自己分析や企業研究不足は企業選びにおいても大事だと前述でもお話ししているほど重要なものですので、内定がもらえない場合には準備不足であることを自覚した方がよいでしょう。
また、面接の場に慣れていないことも自分を存分にアピールできない原因です。面接は大の大人でも緊張するものですし、緊張した状態で自分をアピールするのは難しいものです。そしてそんな緊張に屈してしまったことで、面接がうまくいかなかったのです。
いくら自己分析や企業研究が完璧でも、それを上手に伝えられなければ意味がありません。これまでの面接準備を見直し、具体的に何がいけなかったのかをしっかりと見極めておきましょう。
面接対策の見直しには、以下の資料も参考にしてください。
【就活対策資料】
自己PR作成マニュアル
【就活対策資料】
最終面接マニュアル
【就活対策資料】
敬語マニュアル
そもそも受けている企業数が少ない
11月まで納得のいく内定が得られない原因としては、受けている企業数が少なすぎることも考えられます。何事も、うまくこなすためにはある程度の経験が必要です。
受けている企業数が少なければ「ほぼ初めて」に近い状態で選考に挑む形となるため、緊張や不安を生み出しやすくなります。その緊張や不安が就活生の表情をこわばらせ、冷静な判断力を妨げてしまうのです。
面接では何を聞かれるか事前にわからないため、その場で質問の意図を判断しながら、自分の良さをアピールすべく的確に回答していく必要があります。また、仕事の上で良好な人間関係を築ける人物だと思ってもらうためには、柔和な笑顔も必要です。
不安や緊張は、そうした面接に不可欠の要素を発揮できない状態にさせ、結果として内定の獲得を遠ざけてしまうわけです。
このように、経験値不足によって内定がもらえない状況を作り出すこともあるため、これまで受けた企業数が少ない人は、11月以降の行動量を増やすよう意識することをオススメします。
ただし、闇雲に多くの企業を受ければよいというものではありません。面接の傾向は、企業の特徴や業界によっても異なります。自己分析や就活軸に沿った企業を複数受けることで面接経験を積み、自信をつけていくとよいでしょう。
応募数を増やすためには、効率的な書類作成が必要になります。以下の資料を参考に、企業に響く応募書類を効率よく作成しましょう。
【就活対策資料】
志望動機作成マニュアル
11月の就活時に採用活動をしている企業の特徴と探し方

前述のように、11月の就活事情はこれまでに比べて厳しい状況になります。その中でも、とくに就活生を戸惑わせる変化が、企業数の減少と業界の偏りです。
11月以降に納得のいく内定の獲得を目指すには、以下の2点を把握しておくことをオススメします。
企業数が減少している中で、より自分に合った企業を見つけ出すために、しっかりと確認しましょう。
11月に採用活動をしている企業の特徴
多くの企業が内定式を行い、採用活動を終えているにも関わらず、11月のこの時期に採用活動を行っている企業はいったいどのような理由から活動しているのでしょうか。
下記より具体的な企業の特徴と活動理由を確認していきましょう。それぞれの項目をクリックすると、詳細を表示します。
■ベンチャー企業
ベンチャー企業は創立年数が浅く、新しいビジネスを展開しているということで、即戦力となる人材を常に求めています。そのため、「いい人がいればいつでもほしい」という考えから、採用活動に期間を設けず、11月でも採用活動をしている企業が多くあるのです。
近年はIT事業の成長性が凄まじいため、IT事業に特化したベンチャー企業は将来性があることから、実は安定している企業が多くあります。
■BtoB企業を中心とした中小企業
多くの中小企業も11月に採用活動を行っています。その中でもBtoB企業が多いのが特徴です。なぜBtoB企業が多くあるのかというと、BtoB企業は消費者ではなく法人を相手にビジネスを展開しているからです。そのため私たちに馴染みがないということで知名度の低さから人手を集めきれずに、11月まで採用活動を続けているのです。
しかし、知名度が低いものの「業界内では有名」な企業が多く、成長性や安定性があることから優良企業が多く、実は狙い目企業とされています。
■大手企業のグループ会社
BtoB企業と同じように知名度の低さから11月でも採用活動を行っている企業が多くあります。また、大手企業のグループ会社ということで取引先が大きな会社も多いため、業績が安定している企業が多くあります。
そのことから優良企業が多いとされており、成長性があることから人手を求めている企業もあることから受かりやすい傾向にあります。
■通年採用している企業
ソフトバンクやユニクロといった通年採用している企業も受けることができます。しかしこのように通年採用している企業は大手企業が多いため、内定獲得は難しいのでこれだけに頼るのではなく、他の手段と併用してチェックしましょう。
上記からもわかるように、様々な理由から人手を求めている企業が11月に採用活動を行っています。基本的には会社のために人材を求めていますが、中には人の入れ替わりが激しいため、多くの人材を確保しておきたいというブラック企業も中にはありますので、見極める必要があるでしょう。
11月に採用活動をしている企業の探し方
11月に採用活動を行っている企業は春に比べて少なくなりますし、中にはブラック企業も紛れているため探し出すのが難しいとされています。では、具体的にどのような手段から企業を探し、その中から優良企業を見つけ出せばいいのか、その手段を下記より確認していきましょう。
それぞれの項目をクリックすると、詳細を表示します。
■就活ナビサイト
リクナビやマイナビといった大手就活ナビサイトから今採用を受け付けている企業を見つけ出すことができます。手軽に簡単に企業を探し出せるため便利ですが、表面上のデータしか見れないため、ブラック企業かどうかを見極めるのが難しいため、他の手段と併用して利用するようにしましょう。
■冬採用に特化したイベントへの参加
冬採用に特化したイベントに参加することで、今採用活動を行っている企業を知ることができます。イベントに参加すれば直接企業を見ることができますし、企業側も“採用を目的“にイベントを開催しているため、採用に積極的です。自分の目で見て企業を判断できるうえに、採用にも積極的ですのでぜひとも参加してみましょう。
■就活エージェント
最も効率的でオススメな手段が就活エージェントです。就活エージェントは自分が企業に求める条件を伝えることで、自分との相性を図ったうえでぴったりな企業を紹介してくれるため、探す手間が省けるだけでなく、受かりやすい企業ということで内定獲得までスムーズに就活が行えます。
春のように採用活動を行っている企業が多くあるわけではないため、情報が集まってくることは少なくなります。そのため、イベントへの参加や就活エージェントなどの利用を積極的に行うことが大切です。
就活も終盤に入り、内定枠を勝ち取るためには、今以上に研究と準備が必要です。しかし、限られた時間の中で、数少ない企業の中から優良企業を見つけ出すのは簡単ではないでしょう。
ジール就活の無料支援サービス「出遅れ就活サポート」なら、あなたの個性や希望に合う企業を厳選して紹介するので、11月以降の内定獲得の鍵となる効率的な企業探しが可能です。
あなたの「出遅れ」を強みに変え、短期間で内定を掴むための最適な戦略をプロが一緒に考えます。今後の就活に不安を感じている人は、ぜひ相談してみてください。
11月から内定獲得を狙うための就活準備と秘訣

11月から就活ということで卒業までの時間が限られていることや、企業数や業界に偏りがあるため、やり方次第ではこれまでの就活よりは厳しいものになる可能性が高いです。そのため、11月からは改めて就活を成功させるための対策をやり直す必要があるでしょう。
具体的には、以下の4つの対策を実施することをオススメします。
ここではそんな、11月から内定獲得を狙うために必要な準備と具体的な対策法について紹介します。どう行動すべきかをチェックしていきましょう。
まずは今までに内定が取れなかった原因を究明し、改善する
まずはこれまでの就活を振り返り、なぜ内定がもらえなかったのか、その原因究明を行います。今までの就活において内定がもらえなかったのには様々な原因がありますから、冒頭でお話しした「11月なのに内定がない原因」を参考に、自分の原因について明確にしていきましょう。
そして明確にした原因の改善に努めます。これまでの通りの就活をしても内定はもらえませんから、“変わる覚悟”をすることが非常に重要なのです。そして実際に変わるための努力をすることが大切です。
自分に合っていない企業を選べていないのなら改めて就活軸を見直し、自分に合った企業とは何かを考え直す必要がありますし、面接で自分をアピールできない場合には面接練習に力を入れる必要があるでしょう。
また、これまでエントリー数が少なかった場合には今まで以上の行動量が必要となりますので、自分に必要な行動は何かをまずはしっかりと見極め、欠点の改善に努めましょう。
改めて自己分析を行い、就活軸を見直す
自分のこれまでの就活を見直したうえで次にすべきことは、自己分析を改めて行い、就活軸を見直すことです。これはどのような原因においても必要な作業となりますので、しっかりと行ってください。
なぜ、どの原因においてもこの作業が必要となるのかというと、自己分析や就活軸は就活全ての“基盤”となるからです。自己分析が不足していると面接で思うようにアピールができませんし、就活軸がブレていれば自分に合った企業にも出会えないのです。
ですから、改めて「自分」についての理解を深め、自分の強みは何かを把握したうえで「自分の強みを活かせる企業はどこか」「具体的に強みをどう活かせるのか」などを考えたうえで、企業に求める条件と合わせて就活軸を見直しましょう。
自分に合う企業を探すための就活軸を定めることができれば、企業探しも楽になりますし、初めから相性の良い企業を選べれば面接においても自分をアピールしやすくなります。
【就活対策資料】
自己分析ワークシート
自分を変える覚悟で行動し、実践を通して力をつける
内定がもらえない原因を改善する段階でもお話ししましたが、これからの就活では自分を変える覚悟で行動することが重要になりますので、覚悟を決めてください。
そのためにもしっかりと内定がもらえなかった原因究明を行い、改善のために行動しましょう。そして基盤となる自己分析と就活軸の見直しを行い、“実践を通して力”を付けてください。
これまでの失敗からつい慎重になってしまう気持ちもわかりますが、時間もありませんし、企業数も限られていますからダラダラしているとあっという間に新卒としての就活を終えることになってしまいます。
ですから、あまり慎重にならず気になる企業があれば積極的に選考を受けることが大切です。そして実践を通して力をつけていくことで内定に近づきましょう。たとえ本命出なかったとしても内定をもらうことができればそれが自信となり、次にもつながりますし、内定があるという安心感からリラックスした状態で就活を行えます。
ただし、場数を踏むために適当に企業を選んでも受かるはずもありませんので、数打ちゃ当たるではなく、就活軸に当てはまる企業を選ぶようにしてください。数打ちゃ当たるはかえって非効率です。
就活のプロの手を借りる
11月から厳しい就活で納得のいく内定を目指すには、就活エージェントやキャリアセンターなどの、就活の「プロ」に頼ることをオススメします。
11月からの就活は、これまで以上に時間との勝負になります。自己分析から企業探し、そして面接対策まで、一人で全てを完璧に行うのは簡単なことではありません。
そんな厳しい状況だからこそ、就活のプロに頼ることで就活が格段にやりやすくなりますし、非常に心強い味方となるはずです。
とくに、数少ない企業の中からあなたが望む企業の紹介、面接に受かるための選考対策をしてくれる就活エージェントは、厳しい11月からの就活において大変重宝されます。
あなたが「もう無理だ」と思ったときこそ、ジール就活の無料支援サービス「出遅れ就活サポート」に頼ってください。プロのキャリアアドバイザーがマンツーマンで、これまでの失敗の原因を一緒に見つけ出し、あなたの魅力を最大限に引き出すための戦略を立てます。
卒業までの最後のチャンスを、私たち就活のプロと一緒に成功させましょう。
11月の就活は内定獲得のためのラストチャンス
多くの学生は11月までに内定をもらっていて、残りの枠も限られてくることを考えると、春よりも厳しい就活になるといえるでしょう。
また、そもそもこれまで内定がもらえなかったのにはあなた自身に問題があるわけですから、まずはその原因について究明し、そして改善しなくてはなりません。
ですからまずは11月からの内定獲得のための就活事情を把握したうえで自分のこれまでの欠点を改善し、そして内定獲得のために必要な行動を取れるようにしていきましょう。
また、厳しい就活だから就活エージェントを頼り、各自に内定獲得を狙うためのサポートを受けましょう。就活エージェントは必ずあなたの力になってくれます。
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この記事の監修者

岡田 章吾
株式会社ジールコミュニケーションズ
HR事業部マネージャー
2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。
就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。
































