内定がもらえない人18の特徴│理由や対処法を徹底解説

 2023年10月19日

就職の内定が決まるのは人それぞれタイミングがあります。もう決まりましたか?

キャリアアドバイザ- 岡田

就活生 Aさん

いいえ、まだです。まわりの人たちはどんどん内定をもらってるのに、自分はこれからも内定がもらえないんじゃないかと不安です。どうして内定が取れないんでしょうか。

そうですね。内定は社会人になる第一歩。なかなか内定がもらえないとしたら、上手に自分をアピールできていない可能性があります。

キャリアアドバイザ- 岡田

就活生 Aさん

アピールするのが苦手なんですが、人一倍やる気はあります。どうしたらそれがうまく伝わるんでしょう。

ちょっとしたコツをつかめば大丈夫!今回は、内定がもらえない原因と対処法について解説します。 原因を究明して、改善を図りましょう!

キャリアアドバイザ- 岡田

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目次

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内定が出始めるのはいつ?就活の現状

内定が出始めるのはいつ?就活の現状

経団連の就活ルールが廃止されたことで、年々就活の早期化が進んでいます。その影響で学生が内々定を受ける時期にも影響が出ている状況です。

内閣府の『令和4年度学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査』によると、内々定が出る時期は4月がピークで、6月までに約9割の学生が最初の内々定を受けています。

内々定が出る時期
出典:内閣府『令和4年度学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査

まわりの友人が内定を獲得しているのを見て焦りを感じている就活生や、なかなか内定をもらえずに悩んでいる就活生は、少しでも早く内定を獲得できるように対策する必要があります。

内定がなかなかもらえない、何を対策すればいいのかわからないといった悩みがある学生は、キャリチャンの「求人フェア」に参加してみてください。プロのキャリアアドバイザーがあなたの希望条件に沿った企業をを厳選し、内定獲得までサポートするサービスです。

一人で進めるのが難しい就活も、プロのキャリアアドバイザーと一緒に進めることでスムーズに内定まで決められるようになります。

対策資料の画像

内定がもらえない人の特徴4つ(企業選択編)

内定がもらえない人の特徴4つ(企業選択編)

自分の中では対策ばっちりのつもりでも、実際に内定がもらえていない以上、必ず内定がもらえない原因があるはずです。では、具体的にどのような原因から内定が遠のいてしまっているのでしょうか。

このコラムでは、内定がもらえない人の特徴を「企業選択編」「書類編」「面接編」「身だしなみ・マナー編」「就活の心構え編」に分け、原因を解説していきます。

まず、内定がもらえない原因として、企業選択のときに間違いやすいポイントは以下の4つです。

就活の基礎的な部分ですので、自分に当てはまるものがないか確認していきましょう。企業選択のミスが原因で内定をもらえない場合の対処法は、後ほど説明します。

1.軸が明確でない

内定がもらえない原因として、就活軸が明確ではないことが挙げられます。就活軸は自分の理想の働き方や将来像を考えるために必要で、企業選びの方向性を決めるためにも定めておくべきものです。

就活軸が明確でないと、「自分の理想の働き方がわからない」「自分のやりたいことがわからない」ということになるため、目標がない状態で就活をすることになります。そのように就活を通して何をしたいのかがわからないと、目標がないため達成意欲も生まれず、内定が遠のくばかりです。

面接で「就活軸は?」と聞かれてハッキリ答えられない人や、自分の理想の働き方が曖昧という人はまず、自分の就活軸を見つめ直すべきでしょう。

2.自己分析、企業・業界研究が不十分

自己分析や企業・業界研究が不足していることも、内定がもらえない人の特徴です。自己分析が不十分だと、「自分」のことをよく理解していないため、自分の強みなどを満足にアピールできません。せっかくの強みも、上手にアピールできなければ意味がないのです。

さらに、企業側も学生のことを十分に見極めることができないため、学生に対して興味が湧かないでしょう。「もっと話を聞きたい」と思わせるためには、自分を理解した上でしっかりと売り込まなくてはならないのです。

また、企業・業界研究不足ということが面接官に伝わると「熱意がない」「入社意欲が低い」と判断されて、内定をもらいにくくなります。なぜなら、企業に対して興味がない人には、成長意欲も生まれないからです。

新卒の場合は実務経験がないため、その企業で活躍できるようになるには「成長意欲」が不可欠です。そして成長意欲の有無は、その企業への興味・関心があるかどうかと切り離せないため、企業・業界研究を十分に行っているかどうかで判断されます。

ですので、面接で満足に自分をアピールできない、「なぜ同業他社ではなく当社なの?」といった質問に対してすぐに回答できないという人は、再度、自己分析、企業・業界研究を徹底して行う必要があるでしょう。

3.受ける企業・業界が自分に合っていない

自分のレベルと受けている企業・業界が合っていないことが原因となる場合もあります。これは根本的には、自己分析、企業・業界研究不足が原因であるケースが多いです。

先ほども述べたように、自己分析不足では「自分」についての理解が浅いため、自分にはどんなことが向いているのか、自分の強みをどう活かしていけるのかが分かりません。

また、企業や業界研究が不十分の場合も、自分に合った企業や業界が分かりません。その結果としてイメージだけで企業や業界を選んでしまい、「自分に合わない企業・業界」で就活をしていることで、内定をもらえない状況を作り出している可能性があります。

好きな業界や、興味のある企業が必ずしも自分に合っているとは限りません。就活では“自分がしたいこと“よりも、”自分にできること“という考え方が大切です。ですので、再度、「自分には何ができるのか」という視点から、自己分析と企業・業界研究を行いましょう。

また、単純に自分のスキル不足により、レベルの合っていない企業を選んでいる場合もあります。たとえば、TOEICの点数が低い人が、英語が日常的に必要となる外資系企業に挑んでも難しいということです。自分の性格やスキルなど、すべてにおいて相性を考える必要があります。

4.受けている企業数が少ない

そもそも受けている企業数の少なさが原因で、内定をもらえない状況におちいっている場合もあります。

たしかに持ち駒が多すぎるのは大変ですし、1社あたりにかける時間が少なくなって、選考の質が落ちてしまうのも確かです。しかし、あまりにもエントリー数を絞ってしまうと、確率の問題で、自分に合った企業に出会える可能性が低くなってしまいます。

それだけでなく、受けている企業数があまりに少ないと、内定をもらえるまでの就活力が養えません。就活も含めて何事も、上手くこなすためには経験値が必要になります。あまりにエントリー数を絞ってしまうと実践経験が不足し、場慣れしていないために、選考での言動から高評価を得られないわけです。

持ち駒の平均数は11社と言われており、キャリチャンとしても5社以上を推奨しています。5〜11社程度の持ち駒を用意し、常に3社程度平行して受け続けるとよいでしょう。

利用者の声

内定がもらえない人の特徴2つ(書類編)

内定がもらえない人の特徴2つ(書類編)

ESや履歴書は一次選考に進むための判断材料になります。書類だけで企業に合うか合わないかを判断されるわけですから非常に重要です。

提出書類が原因で内定をもらえない人の特徴は、以下の2つです。

内定を獲得するためにどんな書類を用意すると良いのかも合わせて解説します。書類が原因で内定をもらえない場合の対処法は後ほど説明するので、そちらを参考にしてください。

1.ESや履歴書が雑

ESや履歴書が雑な場合も内定は遠のきます。たとえば、字が汚い、誤字脱字、テンプレ化された文章などは悪印象です。

特に字のきれいさに対しては、志望度を表す指標だと考える企業もあります。なぜなら、「本気で志望しているなら採用担当者が読みやすいよう、丁寧に字を書こうとするはず」と思っているからです。そのため手書きのESや履歴書では、字がきれいであることが大前提となります。

もちろん、誤字脱字やテンプレ化された文章も熱意を感じられません。まして字も汚ければ、書類選考を突破できなくて当然です。今一度、自分が書いたESや履歴書を見直してみましょう。

2.同じ内容の書類を使いまわしている

内定がもらえない人の特徴として、同じ内容の書類を使いまわしていることがあげられます。「同じ業界であれば書類の内容を使いまわしても大丈夫だろう」と考えてはいけません。

業界が同じでも、企業ごとにさまざまな特色があります。たとえば、大手企業とベンチャー企業では目指すところも違えば、求めている人材も大きく異なるはずです。それなのに、どの企業にも使いまわせるような書類を書こうとすれば、具体的な話を盛り込めず、抽象的で漠然とした内容になってしまいます。

そんな内容では「企業理解が浅い=熱意がない」と判断されて、書類選考を通過できないでしょう。たとえ書類選考に通ったとしても、その後の面接で書類に書いた内容について質問をされた時に適切な回答ができず、内定にはたどり着けないのです。

1社1社の特色や求める人物像と、自身の経験や考え方を紐づけることで初めて、志望理由に根拠を持たせられます。内定を得るには、エントリーする企業1社1社にしっかり向き合い、その企業のためだけの書類を書くことが大切です。

内定がもらえない人の特徴5つ(面接編)

内定がもらえない人の特徴5つ(面接編)

書類選考に受かったとしても、面接でうまくいかなければ内定獲得はできません。面接が通過できないために内定がもらえない人の特徴は、以下の5つです。

面接を通過できない人の共通点について解説します。面接での失敗が原因で内定をもらえない場合の対処法は後ほど紹介するので、そちらも参照してください。

1.面接に慣れていない

面接に慣れていないことも、内定がもらえない原因の1つです。面接に慣れていないと、スムーズに発言できなかったり、オドオドしてしまったりと、思うように自分をアピールできません。

そしてこのような態度は自信がなさそうに見え、企業にとっては「魅力のない学生」に映ります。なぜなら、自信がなさそうな人物は社内外の信用を得られず、仕事に対する成果も期待できませんし、社会人としても不安要素となるからです。

面接は今後の人生を左右する場ですので、誰だって緊張します。しかし、過度な緊張は自分で自分のチャンスをつぶしてしまう場合もあるのです。ですので、「緊張しない」のではなく「面接に慣れる」ということを意識してみましょう。

2.面接時の回答が的外れ

面接官からの質問に対して的外れな回答をしてしまうのも、内定がもらえない原因となります。面接は面接官からの質問に答える形式で進んでいくので、的外れな回答をしてしまうと、入社してから意思疎通に支障が出るのではないかと思われるのです。

面接は緊張するものです。緊張から何を話しているのか分からなくなってしまうこともあるかもしれません。そうならないためにも、志望動機や自己PRなど、予想できる質問の答えをあらかじめ用意しておきましょう。

もし、面接官の質問が理解できないときは、なんとなく答えるのではなく質問が理解できていないことを伝えて、説明してもらいましょう。理解力が低いと思われないか心配する人もいると思いますが、分からないことを伝え、適切な意思疎通が図れるよう努力することも、大切なコミュニケーションです。

3.自己PRの内容にオリジナリティがない

自己PRの内容にオリジナリティがなく、ありがちなエピソードになっているのも、内定がもらえない原因となります。自己PRは自分らしさを表現する機会です。話す内容は印象に残るものである必要があります。

大学時代に特別なことをしていなくて、独自性のある内容を話すことが難しいと感じる就活生もいるでしょう。しかし「アルバイトで活躍した」「授業で発表を高く評価された」などの結果だけ述べても、話に具体性がないため聞き流されてしまい、印象に残りません。

面接官の興味を引くには、アルバイトで活躍するためにどのような努力をしたのか、授業で高く評価されるためにどのような努力をしたのかなどを説明する必要があります。結果を出すまでの過程を説明することで、自分しか経験していないオリジナリティのある内容になるのです。

4.話す内容が長すぎる/短すぎる

話す内容が長すぎたり短すぎたりするのも、内定獲得が遠のく原因の1つです。

たとえば、聞かれた質問に対して何分も一方的に話すと、面接官が退屈し、就活生への興味を失ってしまいます。また反対に、質問に対してあまりに短い言葉で返しても、面接官が就活生の人物像を見極められないため、内定につながりません。

「言いたいことを全て伝えたい」「長く話すと話がズレてしまう」といった気持ちはわかりますが、長すぎても短すぎてもよくないのです。回答の目安は、1つの質問につき大体1分程度と言われています。面接の練習をするときは、どの回答も1分以内に答えられるようにしましょう。

面接では面接官との会話のキャッチボールが非常に重要です。キャッチボールの回数が多いほどコミュニケーションが円滑に取れているわけですから、面接官からの評価も高くなっていきます。

5.この企業に就職したいという熱意が感じられない

「この企業に就職したい」という熱意を感じられないのも、内定がもらえない原因となります。

面接で緊張するのはわかりますが、ロボットのように無表情で抑揚のない話し方だと話を聞いてもらいたいようには見えず、面接官も興味を持って聞いてくれません。面接での話し方は、内容に興味を持ってもらうための大切な要素です。

たとえば、面接で聞かれる質問の答えを完璧に用意していたとしても、話し方が棒読みだったら面接官からよい評価はもらえないでしょう。逆に、内容が不完全だったとしても、抑揚をつけたり表情が豊かだったり身振り手振りを交えたりして、一生懸命に話す人の方が評価は高くなります。

自分の話し方がどんな印象を持たれるか不安な人は、友人や家族に確認してもらうとよいでしょう。

これまで紹介した項目を全てクリアしているにもかかわらず面接を通過できない人は、下記コラムも参考にしてください。次の面接につながるヒントが書かれています。

内定がもらえない人の特徴4つ(身だしなみ・マナー編)

内定がもらえない人の特徴4つ(身だしなみ・マナー編)

面接を突破できない原因は、話の内容だけではありません。第一印象が決まる身だしなみや社会人として重要視されるマナーがきちんとできていないと、面接でどんなによいことを言っても耳を傾けてもらえない可能性があります。

身だしなみやマナーの上で内定がもらえない原因となるポイントは、以下の4つです。

自分に当てはまる箇所がないか確認していきましょう。身だしなみやマナーができていないせいで内定がもらえない場合の対処法は、後ほど紹介します。

1.笑顔がなく、暗い印象

笑顔がない、声が小さい、ゴモゴモ話しているなどといった「暗い印象」も、内定をもらえない原因の1つです。

たとえば、接客業など笑顔が重要になるような職種では、暗い印象の人を受け入れられることはありません。また、営業職などでも暗い印象の人をお客さんに会わせると会社のイメージ自体が「暗い印象」になってしまうため、そのような人を採用することはないのです。

それ以外の職種でも、暗い印象の人は会社の雰囲気も暗くしてしまう可能性があるため、好まない企業が多いです。実際に面接をしている面接官も、好感を持ってはくれないでしょう。

それに加えて、暗い印象は「仕事ができなそう」「熱意がない」「社会人になる自覚がない」といった悪いイメージにつながる恐れもあります。つまり暗い印象は、自分で自分にネガティブなバイアスをかけるようなものです。緊張するのもわかりますが、意識的に笑顔でいるように心がけましょう。

2.清潔感がない

髪がボサボサ、スーツがボロボロ、メイク崩れ、汗の臭いがきついといった、清潔感が感じられないような身だしなみも、内定をもらえない原因となります。

清潔感のある身だしなみをすることは、社会人になる上でできて当然のマナーです。そのため、「清潔感がない」と判断された時点で著しく評価が下がり、質疑応答の内容に関係なく選考対象から外される恐れがあります。

どの企業も「自社のイメージ」を守るべく、社会人として最低限の身だしなみをしている人しか受け入れるわけにいかないのです。つまり、多くの企業では「会社に迎え入れるにあたって最低限の身だしなみができているかどうか」が、一次面接の合否基準の1つとなっています。

ですので、一次面接をなかなか通過できない人は、身だしなみを見直す必要があるでしょう。

3.入退室のマナーが身についていない

面接会場での入退室のマナーを守れていないことも、内定をもらえない原因の1つです。面接官は、就活生がマナーを守れているかどうかチェックしています。マナーが身についていないと評価されると、よい結果は期待できません。

なぜなら、入社後にお客様と関わるとき社会人としてのマナーを守れていないと、本人だけでなく会社の評判を下げてしまうかもしれないからです。就活において企業は一緒に会社を成長させていく人物を採用するわけですから、面接からマナーを守れるかどうかは重要な判断基準になります。

面接には細かいルールがたくさんあります。入室時のノックの回数、着席までの流れ、オンライン面接の背景など、日常生活では気にしないところまで対策が必要です。

4.言葉遣いのマナーがなっていない

言葉遣いのマナーができていないことも、内定がもらえない原因となります。なかなか面接を通過できず内定がもらえない人は、もしかしたら、正しいと思って使っている敬語が間違っているかもしれません。

たとえば、日常生活でよく聞く「了解しました。」という言葉は目上の人が目下の人に使う言葉なので、面接では使わないほうがいいとされています。面接ではあまり使う機会がないですが、「ご苦労様です」なども同様です。

そのように、日常生活で使っている言葉遣いと社会人になってから必要とされる言葉遣いには、かなり違いがあります。間違えやすい二重敬語や、尊敬語と謙譲語を混ぜて使ってしまっていないかなども、面接前に確認してみてください。

言葉遣いのマナーがきちんとしている人は、社会に出てからも必然的に評価が高くなります。自分の言葉遣いに自信のない人は、下記の資料を参考に見直してみましょう。

内定がもらえない人の特徴3つ(就活の心構え編)

内定がもらえない人の特徴3つ(就活の心構え編)

新卒の場合は基本的にポテンシャル採用なので、ESや面接が上手くこなせるかといった実務的な要素以外に、心構えのような精神的な部分が合否を分けることもあります。

心構えの面で、内定をもらえない人の特徴は以下の3つです。

就活に対してしっかり心構えをして、企業が一緒に働きたいと思うような人物像を目指すことが重要です。心構えができていないせいで内定がもらえない場合の対処法は、後ほど詳しく説明します。

1.自分の将来像が明確化できていない

就活に際して自分の将来像が明確化できていないと、内定をもらえない可能性が高いです。面接官は将来像を明確に持っている学生を高く評価します。

面接では、入社後のビジョンについて聞かれることがよくあります。この質問をする面接官の意図は、学生の仕事に対する価値観と会社への志望度を知ることです。入社後の目標を明確に持っている人は、活躍できそうだと判断されるので、面接を通りやすくなります。

内定もらうことが目的になってしまって、将来のビジョンまで考えられていない人が多いのではないでしょうか。自分の将来像を明確化し、効果的に自分をアピールしてください。

2.社会人になる心構えができていない

社会人になる心構えができていないことも、内定をもらえない原因になります。企業からの電話をかけ直さなかったり面接に遅刻をしたりと、学生気分のままで社会人になる心構えができていないようでは、内定はもらえないのです。

学校やアルバイトで遅刻しても、軽く注意されるだけだったかもしれません。しかし、就活ではそのような甘えが見られるような行動をしてしまうと、「同じ会社の一員として社会で働くことはできるのか」と不安にさせてしまいます。

企業側に不安を与えないよう、ビジネスルールに照らして行動することが大切です。何かあったら必ず「報連相(報告・連絡・相談)」をするようにしましょう。

3.振り返りや反省を怠っている

選考後の振り返りや反省を怠っていることも、なかなか内定をもらえない原因になります。選考に対して、振り返りや反省をせずに次の面接を受けることを繰り返していると、何社受けても結果は変わりません。

なぜなら、選考に落ちた理由を考え改善しなければ、どの企業でも同じ理由で選考に落ちてしまうからです。選考後の振り返りから得た改善点を次の選考に活かすことで、初めて内定獲得につながります。

そのため、面接後は答えにくかった質問と回答を考え直したり、他の就活生と自分を比較して気づいたことなどをまとめたりするとよいでしょう。

自分一人で振り返るのが難しい場合は、就活エージェントに頼って、プロのアドバイスをもらうことをオススメします。

内定がもらえないままだとどうなる?3つのパターン

内定がもらえないままだとどうなる?3つのパターン

現段階で新卒での就職をあきらめる必要はありませんが、最悪の場合、内定がもらえないまま卒業してしまったらどうなるのか心配で、就活が手につかない人もいますよね。もしも内定をもらえないまま卒業した場合、取りうる選択肢は以下の3つです。

今の就活に集中するためにも、それぞれのパターンについて把握しておきましょう。

1.既卒として就活する

内定をもらえないまま卒業した後は、既卒として就活を続けるパターンが一般的です。就活を経験している分、すでに持っている知識やスキルを、既卒での就活に活かせます。また、大学生活との両立がないため、時間に余裕をもって就活を進められるでしょう。

しかし、企業によっては採用条件が「新卒」である場合もあります。卒業前に就活をしなかった期間が1年間あったことから一般的に「働く意欲がないのかもしれない」と思われてしまうかもしれません。さらに正社員としての勤務経験がないことからスキル面での心配をされることがあります。

まわりがどんどん内定をもらっていると自分だけが決まっていないのか焦ってしまいますよね。でも焦らなくてもあなたに合った企業は必ずあります。キャリチャンの就活支援サービス「求人フェア」で視野が広がるかもしれません。ぜひ活用してください!

2.フリーターやニートになる

内定をもらえないまま卒業した後、ニートやフリーターになる人もいます。しかしニートやフリーターのまま年齢を重ねると、就職するのがさらに難しくなるので注意が必要です。

また、フリーターの場合、正社員に比べて収入が安定しません。正社員は昇給などで徐々に収入がアップしていきますが、アルバイトは昇給することが少なく何年働いても手取りは大きく変化しない上に、ボーナスや手当は期待できないことが多いです。

月収で見るとフリーターの方が稼いでいるように思われるかもしれませんが、年収で見ると約1.6倍もの違いがあるといわれています。

さらに、収入が不安定なフリーターや収入のないニートは、社会的信用が低いです。それゆえ、クレジットカードを作ることやローンを組むこと、賃貸の契約などが難しくなってしまいます。

3.大学院に進学する

大学院に進学することも、内定がないまま卒業した後の選択肢の1つではあります。しかし、就活が失敗したことの妥協案にはなりにくいので注意が必要です。

まず、大学院に行くための試験に通過するには準備の時間がそれなりにかかります。しかも大学院を卒業するためには研究成果が必要なので、入った後も研究に忙しく、就活に時間を割くことが難しいかもしれません。

また、学部卒に比べると就職後の給与水準は高くなりますが、それだけ就活では高度な専門性を求められます。しっかりと専門知識を身に着ける覚悟で進学しないと、かえって内定がもらえないばかりか、卒業できない可能性すらあるのです。

内定がもらえないときの対処法4つ(企業選択編)

内定がもらえないときの対処法4つ(企業選択編)

内定がもらえない人は、その原因に合った対処をしていく必要があります。内定がもらえない原因となっている部分を改善しないと、同じ失敗の繰り返しになるからです。

そこでこのコラムでは、内定がもらえないときの対処法を、状況別に「企業選択編」「書類編」「面接編」「身だしなみ・マナー編」「就活の心構え編」に分けて解説します。

ここではまず、企業選択のミスが原因で内定をもらえない人の対処法について説明していきます。内定をもらうために今日から実践してほしい対処法は、以下の4つです。

それぞれ詳しく説明していきます。

1.自己分析、業界・企業研究を徹底して行う

内定がなかなかもらえない人は、自己分析と企業・業界研究を徹底して行ってください。まずは「自分」について理解を深めないと、企業選びも何もありません。何度も何度も繰り返し自己分析を行い、自分にはどんな強みがあるのか、自分にはどんなものが合うのかなどを明確にしていきましょう。

「自分」のことがよく理解できたら、次は業界研究を行います。「自分がしたいこと」ではなく、「自分にできること」という視点で業界を見極めていくことが大切です。自分に合いそうな業界を3つくらいまで絞って、そこから深く掘り下げていきます。

志望企業の目星を付けたら、徹底的に企業研究を行いましょう。面接の段階が進むごとに、何回も行うことをオススメします。なぜなら、数を重ねた分だけ企業への理解も深まりますし、理解度の高さから熱意や入社意欲を面接官に伝えられるからです。

業界研究や企業研究を行う際は、企業説明会などに参加するとよいです。合同説明会に参加すれば一度に多くの業界・企業に触れられますし、実際に自分の目で確認できるため、納得した情報を得られます。

また、説明会に参加した際は気になる企業へ積極的にエントリーもしてみましょう。場数を踏むことで、内定がもらえるチャンスを増やすことができます。

2.業界の動向を研究する

企業選択のミスが原因で内定をもらえない場合は、志望業界の動向も研究してみることをオススメします。なぜなら、企業選びの参考になるだけでなく、入社してからのミスマッチを防ぐことにつながるからです。

業界全体の売り上げはいくらなのか、平均年収はいくらなのかなどを把握することで、業界の市場規模や将来性がわかります。そこから、興味のある業界が今後も伸びていく見込みがあるか見極め、業界の安定性を確かめておきましょう。

また、業界内の有力な企業を調べて業界の全体像をつかんだり、企業ごとのビジネスモデルを比較したりすることも大切です。そうすることで、自分のやりたいことがどの企業なら実現できるのかを確かめられます。

業界動向の調べ方がわからない就活生は、下記の資料を参考にしてみてください。

3.企業選びの軸を言葉で明確化する

企業選択のミスが原因で内定をもらえない場合は、企業選びの軸を言葉で明確化するようにしてください。

勤務地や福利厚生、仕事内容、社風など、就活生なら誰しも企業選びの軸として重視したいポイントがあると思いますが、それだけでは不十分です。内定をもらうためには、なぜそのポイントを重視しているのか理由を説明できるくらい、就活の軸を明確にしておく必要があります。

他人に理由を説明できないような就活軸では、「なんとなく」企業選びをしているのと同じことです。明確な理由をもって企業選びをすることで志望度が上がり、しっかりと準備して選考に挑むことができるため、内定獲得につながりやすくなります。

もしも、まだ明確な就活の軸が見つかっていない人は、自分が興味を持った企業に共通する点を探してみてください。無意識に選んでいるポイントが見えてくるはずです。軸を定めることで就活が迷走せず、的を絞った企業選びができるようになるでしょう。

4.大学の就活課に来ている企業をチェックしてみる

企業選択のミスが原因で内定をもらえない場合は、大学のキャリアセンターを利用してみるのも1つの手です。実は大学にも企業からの求人情報が集まっています。

キャリアセンターを利用する最大の利点は、求人を出している企業側が「この大学の学生が欲しい」と思っているので、採用につながりやすいということです。企業によっては、その大学からの採用枠を一般応募とは別で設けているところもあります。

さらに、その企業には大学のOB・OGがたくさんいるので、就職の疑問や不安点を気軽に相談できるはずです。企業側もすでに採用している大学の後輩となると信頼しやすくなるので、関係性を作る上でも有利に働く可能性があります。

大学が開催しているセミナーや説明会には、大学と関わりのある企業が参加しているので、積極的に参加することをオススメします。

内定がもらえないときの対処法2つ(書類編)

内定がもらえないときの対処法2つ(書類編)

選考に通りやすい書類を作成するには2つのポイントがあります。

紹介する内容をもとに書類を作成し内定獲得に近づけましょう。

1.エントリーシートや履歴書の内容を見直してみる

なかなか内定がもらえないときは、これまでに提出したエントリーシートや履歴書を見直してみましょう。誤字脱字があったり字が汚かったりすると、それだけで不合格にされてしまう場合があります。エントリーシートや履歴書は、できるだけ読みやすいよう丁寧な字で記載し、提出前に必ず見直しを行うことが大切です。

見直しを行う際は、文体の統一ができているか、文章にわかりにくいところがないかも確認してください。自己PRや志望動機といった文章部分はPREP法などを用いて、結論から記述するのがポイントです。

自分では分かりにくい部分に気づけないこともあるので、心配な場合は友人や家族にも見てもらうとよいでしょう。

2.企業ごとに書類を用意する

エントリーシートや履歴書などの提出書類は使いまわさず、企業ごとに用意するようにしましょう。どの企業にも使いまわせるような書類にしてしまうと、漠然とした内容にならざるを得ないからです。その結果、どの企業にも響かず、内定をもらえない状況を引き起こしています。

とくに、志望動機や自己PRを使いまわすのは大変危険です。企業ごとに特色は異なるのに、その特色に触れていない志望動機では志望度を疑われてしまいます。

また、たとえ業界が同じだとしても企業によって求める人物像は大きく異なります。企業が求める人物像と就活生が作成した自己PRの内容にズレがあれば、自社に合わない人だと判断されて内定が遠のくわけです。

ですから、志望動機と自己PRは使いまわしせず、それぞれの企業に合うものをその都度作成してください。企業ごとに用意することで、自己PRや志望動機をその企業が求める人物像とマッチさせることができ、高い評価につながるのです。

内定をもらえないときの対処法3つ(面接編)

内定をもらえないときの対処法3つ(面接編)

面接がうまくいかないことで内定をもらえないときの対処法は、以下の3つです。

面接段階で落とされることが多い人は、これから紹介する内容を面接対策の参考にしてください。

1.面接練習で「面接力」をアップする

なかなか内定がもらえないときは、繰り返しの面接練習で「面接力」をアップしましょう。面接練習を繰り返すことで、面接という場に慣れることができますし、自信もつくようになります。そのためにも意識してほしいことが下記の2点です。

  • 笑顔で堂々を受けるように意識する
  • 本番のような緊張感をもって練習する

まず、練習中は意識的に笑顔で堂々と面接を受けるように意識してください。練習段階から笑顔を作ることに慣れておけば、本番でも自然な笑顔ができるようになります。また、堂々と受け答えをすると自信があるように見え、好印象です。

実際に自信がなかったとしても「自信があるように見える」だけで企業側の印象はよくなります。なぜなら実際に自信があろうがなかろうが、自信があるように見える人は“仕事ができそう”に見えるからです。それに何度も面接練習を繰り返せば実際に自信もついてきますので、意識して堂々と話すようにしてください。

そして練習は「本番のような緊張感を持つこと」がとても重要です。砕けた雰囲気で練習をしても本番では通用しないため、練習のうちから本番を想定して練習しましょう。

そこでオススメなのが「就活エージェント」の利用です。就活エージェントと練習を行えばほどよい緊張感を保つことができますし、適切なアドバイスをしてくれます。それに、就活に関する悩みも解決してくれるので、いいことづくしです。

キャリチャンでも、模擬面接が受けられるWEBセミナーを開催しています。また、面接が特に苦手な人には、面接が難しくない企業を紹介し、マンツーマンで面接対策をお手伝いする就活支援サービス「面接サポート」も行っているので、ぜひ活用してください。

そのほか、実際に内定が取りやすい業界などの面接を受けることもオススメです。「内定をもらうイメージ」をつけることで、良い点、悪い点を見つけ出せるため、次へとつなげることができます。

2.入室から退室までのマナーを見直す

なかなか内定がもらえないときは、面接練習で面接マナーを見直しましょう。面接には入室から退出まで細かなマナーがあり、守れていないと、話す内容が良くても面接官に悪い印象を与えてしまいます。

まずは、以下のマナーができているか確認してみてください。

▼入室

  • ドアを3回ノックして、「どうぞ」と言われたら開ける
  • 後ろ手や面接官に完全に背を向けないように気を付けながらドアを閉める
  • 「本日はよろしくお願いします」とその場であいさつする
  • 椅子の左側に立つ
  • 面接官に「お座りください」と言われたら着席する

▼退出

  • 椅子左側に立ち「失礼いたします」と一礼する
  • ドアの前で面接官の方へ向き直り、「失礼いたします」と言って深くお辞儀する
  • 面接官に完全に背を向けないように気を付けながらドアを開けて退出する

全て面接の時にできていますか?これ以外にもカバンを置く位置や持ち物など面接には気にかけなければいけないポイントがたくさんあります。面接前に面接マナーについて確認するようにしましょう。

3.質疑応答の練習をする

なかなか内定がもらえないときは、面接練習で質疑応答の練習をしましょう。面接できかれることは大体決まっています。それぞれの質問についての答え方を覚えて面接で困らないように対策することが大切です。

例えば、自己PRでは初めに「私の長所は〇〇です。」と一番初めに強みを伝えましょう。そのあとに取り組んだ出来事、問題に対してどのような行動をとったか、その結果を伝えることが良いとされています。

他にも挫折経験や業界の志望理由などはよく聞かれます。それぞれに答え方があるので、面接前によく聞かれる質問の答えを用意するようにしてください。

面接中にその場で答えを考えることは難しいです。しっかり準備して面接に挑みましょう。

内定がもらえないときの対処法(身だしなみ・マナー編)

内定がもらえないときの対処法(身だしなみ・マナー編)

身だしなみがだらしないと選考を突破することはほぼ不可能です。たとえ優秀で、特殊なスキルを持っていても、不潔な人は社会人として受け入れられないのです。

【意識すべきこと】

  • シワや汚れのないスーツ・シャツの着用
  • 汚れのない靴・バッグ
  • 清潔感のある整った髪形
  • 健康的なメイク
  • 剃り残しのないヒゲ
  • 派手すぎないネイル
  • 臭いケア(香水・タバコ・汗など)
  • 口臭ケア
  • 挨拶
  • 大きな声でハキハキと話す
  • 丁寧な言葉遣い
  • 整った姿勢 etc…

身だしなみは服装や髪形などの見た目だけでなく、臭いケアや挨拶をしっかりすることなども含まれます。これらをしっかり整えないと「だらしない」「不潔」「暗い印象」などといったマイナスイメージを与えてしまうので、注意しましょう。

繰り返しになりますが、身だしなみを整えることはできて当たり前のマナーです。就活中に限らず、普段から整えるように意識しましょう。

身だしなみやマナーがちゃんとできているか心配な就活生は、キャリチャンの就活支援サービス「面接サポート」に参加してください!就活エージェントが確認してくれます。就活のプロに相談して、不安を解消していきましょう。

内定がもらえないときの対処法3つ(就活の心構え編)

内定がもらえないときの対処法3つ(就活の心構え編)

なかなか内定がもらえない就活生には、自分の将来像がイメージできない、社会人になる自信がない、就活に関する知識が少ないなど、心構えに関する問題を抱えている人も多いです。そんなときは、3つの対処法があります。

以下で詳しく解説します。

1.第三者にチェックしてもらう

就活のマナーや書類の書き方、自己PRの内容などが正しいか不安に思う時は、家族や友人の手を借りて第三者の目線からチェックしてもらうのがオススメです。自分が合っていると思っていたことが意外に間違っていることもあります。

特に話し方は、自分が気づいていないクセがあることも少なくありません。面接に適した話し方ができているかどうか第三者の目線で見てもらうことで、足りない部分や改善する部分が見えてきます。

自分の足りない部分を発見し、改善していけば、どんどん成長していきます。この成長を繰り返すことで、就活は大きく前進するのです。

2.OB・OG訪問をおこなう

働くイメージが具体的にできなくて不安に感じているのであれば、OB・OG訪問をしてみると良いかもしれません。実際に働いている人から仕事のやりがいや1日のスケジュールを聞くことで、社会人として働く自分をイメージしやすくなります。

また、訪問先で会社の雰囲気や社員の人となりを知ることができます。その企業が自分に合っているか合っていないかを見極める要素を増やせるので、志望企業にはなるべくOB・OG訪問をしましょう。

面接時にもOG・OB訪問は強いエピソードになります。出会った社員の方に感化されたことや、尊敬できる点を見つけた場合は、積極的に面接でアピールしていきましょう。企業側に入社意欲を伝えることができます。

3.「就活エージェント」を利用すれば超心強い

内定がもらえない人にとって、とても心強い存在なのが「就活エージェント」です。就活エージェントは就活に関するプロのため、豊富な知識からあなたに合ったやり方で就活をサポートしてくれます。

自己分析や企業・業界研究のお手伝いはもちろん、面接練習や身だしなみのチェック、企業選びなどの全サポートをしてくれる就活エージェントは、内定獲得のための最も早い近道だと言えます。

キャリチャンでも、「内定がもらえなくて焦る」「もう就活が辛い」といった学生のための就活支援サービス「楽スル就活」を開催しています。豊富な就活知識と実績のあるキャリアアドバイザーが、楽して内定を獲得するための手助けをするので安心です。完全無料ですので、ぜひ活用してください!

内定がもらえない自分を肯定する4つの方法

内定がもらえない自分を肯定する4つの方法

内定をもらえない状態が続くと、自分を責めることで苦しんでしまう人が多いです。しかし、そうしたマイナスな気持ちのまま面接に臨むと、自分の魅力が発揮できず、ますます内定がもらえないという悪循環が生まれてしまいます。

そうした負のスパイラルにおちいらないためには、内定がもらえない状況でも自己肯定感を高める努力が必要です。

内定がもらえない自分を肯定するには、以下の4つの方法があります。

自分を肯定するための方法について一緒に見ていきましょう。

1.冷静に自己分析をする

内定がもらえない自分を肯定するには、まず、冷静に自己分析を行う必要があります。なかなか内定がもらえないと、自己分析もネガティブな気持ちで行いがちです。

ネガティブ思考におちいった状態だと、せっかく自己分析をしても、自分のいやな部分にばかり目が行くかもしれません。自分をアピールするために行う自己分析ですから、自分の得意なことや良いところに目を向けるようにしていきましょう。

自分一人では冷静な自己分析が難しいと感じる場合は、友人や就活エージェントに他己分析をお願いするなどして、自分の良い面をたくさん教えてもらうとよいでしょう。

2.ネガティブ思考に陥らないよう気を付ける

内定がもらえない自分を肯定するには、ネガティブ思考におちいらないよう気を付けることも大切です。ネガティブになりすぎると、悪い想像ばかりしてしまうことで前向きになれず、内定がもらえないショックからなかなか立ち直れないことがあります。

それでなくても、就活で忙しくしているとメンタルを健康に保つことは難しいです。その上、就活の中で何かを否定されたり、うまくいかなかったり、周りと自分を比べてしまったりすると、「自分はダメだ」と否定的になることもあると思います。

しかし、それが続くようだと就活がつらくなり、「就活鬱」におちいってしまう恐れがあります。

ネガティブ思考に傾いているときは、忙しい学生生活中でもきちんと就職活動に取り組めている自分をほめてあげましょう。できないことを気にするのではなく、できることに目を向けて頑張っている自分を認めてあげることが大切です。

できなかったことをできるように変えていくことは難しいことですが、それに取り組んでいることはとても素晴らしいことです。自分に自信をもって就活を進めてください。

3.完璧を求めすぎない

内定がもらえない自分を肯定するには、完璧を求めすぎないように意識しましょう。完璧を求めすぎることも、就活がうまくいかない原因になります。完璧主義な人は、できなかったことにばかり目が行きがちだからです。

そのため、うまくいかなかったことをいつまでも悔やみ、「次は頑張ろう!」と気持ちを次に切り替えることができない場合があります。就活で人生の全てが決まるわけではないので、少しくらいは「何とかなる」という気持ちを持ってみるといいかもしれません。

また、完璧にやろうとする気持ちが強いと、本番で緊張しすぎる傾向があります。完璧主義の考え方をやめて適度に力を抜くことで、本領を発揮できるかもしれません。

4.エージェントに客観的なアドバイスを求める

どうしても自分を肯定する気持ちを引き出せないのであれば、就活のプロである就活エージェントに相談してみることをオススメします。たくさんの就活生を見てきた就活エージェントと話すことで、今まで気づかなかった自分の強みや良い面を教えてもらえる可能性があるのです。

さらに、就活エージェントはあなたに合う業界や企業を紹介してくれるので、自分が知らなかった業界や企業を知るきっかけになります。もしかしたら、今まで就活がうまくいかなかったのは自分にマッチしていない業界や企業しか見ていなかっただけかもしれません。

内定がもらえなくて悩んでいる人は、就活エージェントに相談することで新たな可能性が広がり、内定をもらいやすくなるでしょう。

キャリチャンでも、プロのキャリアアドバイザーにマンツーマンで相談できるサービス「就活相談会」を開催しています。相談内容は、就活に関することなら何でもOKです。参加費は無料ですので、気軽に相談してみてください。

内定をもらえないときにやりがちな3つのNG行動

内定をもらえないときにやりがちな3つのNG行動

内定をもらえない状態が続くと、焦りや不安から、以下のようなNG行動をとってしまうことがあります。

これらの行動をすることによって、いっそう内定獲得が遠のいてしまいます。自分に当てはまる行動がないか確認しましょう。

1.悩みを1人で抱え込んでしまう

なかなか内定がもらえないときに、一人で悩むのは避けましょう。就活は一人だけで進めることが大変難しいです。就活中はうまくいかないことや難しいことが多く、一人で抱え込むには負担が大きすぎます。

基本的にははじめて経験することばかりなので、一人だけでは正解は分かりません。無理に一人で進めようとすると、視野が狭くなってしまって、就活が行き詰まってしまう恐れもあります。

悩みを一人で抱え込むのではなく、友人や家族、就活に詳しいエージェントに相談するなどして悩みをその都度解決していきましょう。

2.内定をもらえたからと深く考えず承諾してしまう

なかなか内定がもらえない状態が続くと、初めてもらった内定を喜ぶあまり、よく考えもせずに承諾してしまうことがあります。しかし、本当にそこで働きたいのか、自分に合った企業なのか検証しないまま承諾してしまうのは、後悔のもとです。

承諾書を書いた後の内定辞退も不可能ではありませんが、雇用契約後の解除に当たるので手間がかかります。承諾書を書く前であれば、内定を辞退しても引き止められることは少ないです。

内定がもらえたからといって、焦って承諾する必要はありません。すぐに決められない場合は、企業にきちんと理由を話すことで返事を待ってもらえる可能性があります。本当に自分に合った企業なのか、やりたいことができるのかを考え直してから、承諾書を提出するようにしましょう。

もしも、誤って内定を承諾してしまったけれど辞退して就活をやり直したい場合は、キャリチャンの就活支援サービス「内定辞退&再就活サポート」を頼ってください。プロのキャリアアドバイザーが、円満な内定辞退と再就活をサポートするので安心です。

3.やみくもに面接を受ける

なかなか内定がもらえないからと言って、とにかく内定がほしいと、やみくもに不特定多数の企業を受けるのはやめましょう。なんとなくでエントリーしてしまうと、意志が弱いことも、ただ内定がほしいだけという気持ちも、企業側には伝わってしまうものです。

やみくもに企業を受けることで、企業への心の切り替えがうまくできず、心が疲弊してしまいます。結果的に十分な対策ができず、不合格の通知をたくさん受けることで、ますます就活がつらくなってしまうばかりです。

就活は企業と就活生のマッチングです。業界・企業研究をしっかり行い、本当に自分が望んでエントリーした企業の選考に全力で挑めるように準備しましょう。

内定がなくても焦らないことが大切

内定がなくても焦らないことが大切

内定がもらえないことで焦りを感じてしまうのは当然です。「内定がなくても心配するな」と言われて心配しない人なんていませんし、心配していないのならこのコラムにもたどり着いていなかったでしょう。

ただ、内定がもらえないことに対して過度に焦ってしまうのはよくありません。過度に焦ってしまうと自分を思うようにアピールできませんし、ケアレスミスなどにもつながり、結果として内定は遠のきます。

また、就活への焦りは視野を狭めてしまう原因にもなります。志望していなかった企業から内定がもらえたときに、自分に合っていない企業にもかかわらず入社してしまい、のちにミスマッチから早期退社へとつながりかねません。

就活は内定をもらうことがゴールではなく、自分に合った企業への入社を目指すことがとても大切です。そのゴールを目指すためには焦る気持ちが邪魔になるので、たまには息抜きをしてリラックスしましょう。

就活を一切しない日を設けたり、短期旅行や友人と遊んだりなど、息抜きは就活成功のカギです。「焦る気持ち」を解消しながら就活と向き合いましょう。

もちろん、内定獲得を目指す以上、上記で紹介したような原因を解決しなければなりません。自分が該当する原因に沿ってしっかりと対策を打てば、自然と焦る気持ちも落ち着いてくるはずです。

内定をもらえない原因を理解し自分を信じて就活しよう

内定がもらえない原因はたくさんあり、このコラムを読んでいる中で「自分はこれだ」と当てはまるものもたくさんあったでしょう。

内定獲得を目指す以上、まずはしっかりと原因と向き合うことが大切です。原因は何かを理解していないと、適切な対処を取ることができませんし、もちろん内定にも近づけません。

また、一人で抱え込まず、ときに人に頼ることも大切です。友人や家族などに今感じている不安や焦りを話すだけでも気は楽になります。

また、就活エージェントに頼れば、あなたに合ったやり方で就活を支援してくれますし、就活に関する豊富な知識から、あなたの不安や焦りなどを解消してくれます。就活エージェントは頼れる他人ですので、ぜひ頼ってみてください。

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この記事の監修者

監修者:岡田章吾

岡田 章吾

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

2014年に入社後、人材業界に10年間携わる。企業向けの採用コンサルティングを経て現在に至る。これまでに大手企業含めた150社の採用支援と、3,000人以上の就職支援を担当。

就活支援の得意分野は「書類・動画選考の添削」。特に大手企業のエントリーシートや動画選考に強みを持つ。これまで大手企業を中心に、「1,000名、150社以上」の書類・動画選考突破を支援した実績を持つ。
またこれらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している。

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