総合職の志望動機を書く秘訣を紹介!例文と書き方・注意点も解説

 2024年4月30日

総合職を希望してましたよね。志望動機はまとまりましたか?

キャリアアドバイザー 廣瀬

就活生 Aさん

それが、いまいち書き方がよく分からなくて、手が止まってる状態なんです。

なかなかすぐには思いつきませんよね。志望動機を書くときは、総合職に必要なスキルと企業に関する内容を加えるといいですよ。

キャリアアドバイザー 廣瀬

就活生 Aさん

今の自分が書いても、まとまりが悪くなりそうです。具体的にはどんな風に書けばいいんでしょうか。

このコラムでは、総合職の志望動機を書くコツを解説します。内容ごとの例文も用意しているので、ぜひ参考にしてください。

キャリアアドバイザー 廣瀬

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目次

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  1. 総合職を選んだ理由について記載する
  2. 業界を選んだ理由について記載する
  3. 応募先の企業を選んだ理由について記載する
  4. 入社後の活躍について記載する
  5. 過去の経験と関連づけて記載する

総合職の志望動機を書くときのポイント

総合職の志望動機を書くときのポイント

総合職は、おもに企業のコアとなる業務を行う職業です。高度なスキルや知識が求められるため、将来的に管理職を期待されている人が担当します。総合職の志望動機は、管理職になる前提の立場であると認識した上で記載するようにしましょう。

総合職の志望動機を書くときの具体的なポイントは、以下の5つです。

それぞれの項目について解説していきます。

総合職を選んだ理由について記載する

総合職の志望動機を書くときは、なぜ総合職になりたいと思ったのかについての記載が必要です。理由の記載がなければ、「総合職でなくてもいいのでは?」と思われてしまいます。

また、総合職を選んだ理由を書く際は、必要なスキルが備わっていることも同時に記載するのがオススメです。総合職は管理職候補なので、いずれは大きな責任を背負う覚悟をしなくてはいけません。

そのため、総合職の志望に当たっては、チームをまとめるリーダーシップと責任感を求められます。リーダーを担う自覚を持ち、責任を全うできることをアピールできなければ、総合職として採用されるのは難しいでしょう。総合職を選んだ理由の補足として、自分にはその自覚とスキルがあると述べるわけです。

その中では、リーダーとしての活躍や、職場をどんなふうに運営していきたいかを熱意を持って伝えることが大切です。より説得力を高めるためにも、過去にリーダーとしてチームを引っ張っていた経験をもとに記載してもよいでしょう。

業界を選んだ理由について記載する

総合職の志望動機を書くときは、応募先の業界を選んだ理由も重要です。総合職は管理職候補なので、組織をまとめるマネジメント能力がなくてはいけません。とはいえ、総合職はさまざまな業界に存在する職種です。組織をまとめるには、業界ごとにそれぞれのスキルが求められます。

総合職の志望動機を記載するときは、ほかの業界と差別化できるアピールを加えましょう。たとえば、広告業界であれば宣伝に使用する看板のデザイン決めや、LPの作成スキルなどが挙げられます。

また、不動産業界であれば不動産関連の知識や、顧客とやり取りするためのコミュニケーションスキルなどが必要です。以上のような、それぞれの業界で求められるスキルと関連づけた動機を加えると、より説得力を高められます。

就職したい業界が決まっている人は、求められるスキルを持ち合わせていることのアピールも忘れないでください。

応募先の企業を選んだ理由について記載する

応募先の企業を選んだ理由について触れるのも、総合職の志望動機を書くときのポイントです。応募先の企業以外にも、志望する業界には似たような商材を取り扱っている企業が多く存在します。

志望動機は、特定の業界を志望すると決めたあと、なぜその企業に応募したのかまで記載が必要です。業界を選んだ理由のみでは、「自社でなくてもよいのでは?」と思われてしまいます。志望動機を書く際は、総合職かどうかに関わらず、企業の特色について触れることが大切です。

企業を選んだ理由を書く際は、他社と差別化を図るよう意識してください。その企業のどこに魅力を感じたのか記載すれば、他社との差別化が図れます。ほかの企業では取り扱っていない仕事内容や、企画などについて触れるのがオススメです。

入社後の活躍について記載する

総合職の志望動機を書くときは、入社後の活躍についても記載しましょう。企業が採用を決める基準の1つに「自社での活躍が期待できるか」が挙げられます。

企業や業界を選んだ理由が納得できても、入社後に活躍できるかをアピールできなければ、採用される可能性は上がりません。就職後に、どのように企業へ貢献できるか、総合職としてどう活躍できるかを記載することが重要です。

さらに、応募先の企業に対し「活躍していきたいという熱意」をアピールすれば、採用担当者から注目されやすくなります。

たとえば化粧品メーカーを志望するのであれば、これまでの知識や経験を活かして、コスメ系の商品開発をしたいなどとアピールするとよいでしょう。また、スポーツ用品メーカーを志望するなら、「テニス部での経験を活かして使いやすさを重視したラケットを開発したい」などとアピールできます。

志望動機の記入欄が小さくて入社後の活躍を書く余裕がなければ、自己PRで記載するのも1つの手段です。ただし、入社後の活躍を書く際は、総合職と関連づけることを意識してください。

総合職の志望動機なので、責任が持てることや組織を統括したい意欲を記載すると、より効果的です。将来管理職になれそうだと期待されれば、採用される確率は高くなります。

過去の経験と関連づけて記載する

総合職の志望動機を書く際、過去の経験と関連づけて記載するのもオススメです。前述でも軽く触れましたが、過去の実体験を踏まえて記載すると、より説得力を高められます。

過去の経験と関連づければ、「本当にリーダーシップ能力がある」「確かに自社が扱う業界に必要なスキルを持っている」と思わせられます。

総合職に関連させるのであれば、以下の経験をもとに記載するのが有効です。

  • 学生時代の部活で務めていたキャプテンの経験
  • 高校時代に務めた生徒会長の経験
  • 大学で開催される学園祭の実行委員を務めた経験

上記以外にも、業界に関連させるとすれば、アルバイトやボランティア活動などもよいでしょう。総合職の志望動機を記載する際は、過去のリーダー的な経験について触れてみてください。

志望動機の書き方がいまいち分からない人は、キャリチャンの就活支援サービス「就活相談会」に参加しましょう。あなたの希望する業界の中から、あなたの経験をアピールしやすい総合職の求人を紹介します。

また、プロのキャリアアドバイザーが効果的な志望動機の書き方をマンツーマンでサポートします。不安な点や疑問点はすべて答えてくれるので、気になる人は何でも相談してみてください。

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良質な総合職の志望動機を書く方法は?採用担当者に注目される秘訣

良質な総合職の志望動機を書く方法は?採用担当者に注目される秘訣

総合職の志望動機を書く際は、採用担当者に注目されるための工夫が必要です。担当者の目に留まる工夫を施すためにも、以下の項目を試してみてください。

上記の方法を実行すれば、どう書けばよいか分からなくなる事態を防げます。とくに志望動機をきちんと書ける自信がない人は、少なくとも上記の対策は行いましょう。

事前にインターンシップへ参加する

総合職の志望動機をよいものに仕上げるために、インターンシップへ参加してみましょう。実際に応募したい企業へ足を運び、社員やほかの就活生と交流することで企業の魅力をさらに知ることができます。

企業の魅力を知れば、志望動機で「なぜこの企業を選んだのか」の理由づけが、より具体的に表現できます。一度も企業へ行かず、ホームページやパンフレットのみの情報に頼っているようでは、具体性を持った理由は書けません。選んだ理由に説得力を持たせるためにも、実際に応募したいと考える企業へ足を運ぶことは大切です。

インターンシップのほかに、企業説明会に参加するのも1つの方法です。企業説明会では、企業について気になることがあれば、質問できる時間が得られます。企業を知るには、実際の現場を確かめて、自分の目で魅力的な部分を探すのが得策です。

応募したい企業が確定していない場合は、合同説明会などを利用して企業の人と直に話し、情報収集するのが効率的です。キャリチャンでも、さまざまなタイプの合同説明会を開催しているので、ぜひ活用してください。

企業の求める人材を把握する

良質な総合職の志望動機を記載するには、企業の求める人物像を把握してみましょう。

どれほどスキルが備わっていて、書き方が上手だとしても、企業が求める人物像に合致しなければ採用されづらくなります。なぜなら、企業の求める人物像に合致しない人が入社しても、活躍できる場が少ないからです。

たとえば、大学で経済に関する勉強をしていたとします。経済の勉強をしているうちに、大学で得た知識を活用したいと考え、金融系の総合職に応募しました。しかし、企業が求めている人材が事務系の総合職であった場合、経済知識はあまり必要ではありません。

さらに、応募した際に事務職のスキルがなければ、採用される確率は限りなく低いでしょう。企業の求める人材を把握していなければ、以上のような事態が起こってもおかしくないのです。

志望動機の中では、その企業が総合職に求める資質を把握し、それを自分が持っていることをアピールする必要があります。応募する際は必ず企業がどんな人材を求めているのかにも注目してください。

志望動機をほかの人に確認してもらう

ほかの人に志望動機を確認してもらう方法も、採用担当者に注目されるのに効果的です。上記の項目すべてを意識して、志望動機を書き上げた際は、ほかの人にチェックしてもらいましょう。

第三者にチェックしてもらえれば、自身では気づけないミスや欠点を指摘してくれるかもしれません。意見は人それぞれのため、あらゆる視点から問題点を見つけたいときにも効果的です。

また、大学時代のOBやOG、社会人として活躍している家族などに見てもらうのもよいでしょう。

もし、知人に見せるのに抵抗がある人は、就活のプロに添削してもらうのも方法の1つです。多くの就職実績があるプロに相談すれば、的確な指摘をもらえるため、総合職の志望動機をより良質なものに変えられます。

就活のプロから志望動機の添削を受けたい人は、キャリチャンの無料サービス「就活相談会」に参加してみましょう。このサービスで企業紹介を受けると、実績のあるキャリアアドバイザーが、利用者が伝えたい志望動機をうまく言語化するのを手伝ってくれます。

書き上げた志望動機の添削をしてくれるので、良質な志望動機を仕上げるためにもオススメです。

利用者の声

【内容別】総合職を受ける志望動機の例文

【内容別】総合職を受ける志望動機の例文

総合職の選考を受ける際の志望動機を例文として紹介します。今回紹介する例文は、以下の内容です。

自身が記載したい内容がある人は、以下の例文を参考にしてみましょう。

サービスについて書くときの例文

本項では、サービス業界に関する志望動機の例文を紹介します。内容は、応募先の企業が取り扱っている商品や、生活を支えるサービスなどについて触れたものです。

私が貴社の総合職を志望した動機は、身体障がいを持つ方に向けた商品開発に携わりたいと考えたためです。

私には耳が不自由な友人がいますが、耳が聞こえないぶん、コミュニケーションにおいて大変なところや、うまくいかない部分もあります。そうした苦労を目にする中で、いつしか私はろう者と聴者の障壁を払拭したいと思うようになりました。

貴社は身体的な障がいを持った方の生活を支えるため、また健常者と分け隔てなく暮らせるための商品を、ほかの企業よりも多く開発しています。

総合職として貴社に入社した際は、身体障がい者の支えとなるような商品開発に貢献したいです。ゆくゆくは企画・開発部のリーダーとして、障がいを持った人が負担なく暮らせるための製品を、数多く生み出したいと考えています。

上記の例文は、障がいを持った人の生活を支える、商品開発を行う企業に向けたことを想定した志望動機です。志望動機では、上記のように業界へ関わりたいと考えたきっかけに触れるとよいでしょう。

また、他社との差別化ができる文面を1ヶ所でも入れておくのもオススメです。志望動機の内容は面接で深堀りされるので、差別化できる内容に限らず、本番までに自身で詳しくまとめておいてください。

企業理念や特色を書くときの例文

企業理念について触れた志望動機の例文です。以下の例文では、チーム一丸となって活躍するという内容に沿って紹介します。

私が貴社を志望した動機は、貴社の「全員が一丸となる」という企業理念に魅力を感じたからです。

私はバレーボール部での経験から、成果をあげるには、チーム全員がこまめなコミュニケーションを取り、一丸となることが重要だと知っています。

私が所属するチームは、全国大会での優勝を目標としながらも、成績がふるいませんでした。そのため私は、アタッカーにトスを上げるときの声かけや、相手からのスパイクを誰が拾うかなど、試合中のコミュニケーションを大事にしようと部員に呼びかけました。その後徐々にチーム力が高まり、最終学年で歴代最高成績の準優勝をおさめられたのは、ボールの動きに合わせて瞬時に全員の意思疎通を図り、連携できるようになったからだと自負しています。

そうしたチーム力は、仕事においても大事な要素だと考えます。貴社に入社した際は、部活動で貢献した経験を活かし、チームを率いる総合職として会社に貢献していきたいです。

上記の例文は、大切なのは実力や技術だけでなく、チーム力も重要であると伝えています。例文のように、実体験をもとにすれば、就活生の実力をアピールするのに説得力を持たせられるでしょう。

将来の目標について書くときの例文

営業職を例にした志望動機の内容です。就職したのち総合職としてどう活躍していきたいか、またどのような将来設計を立てているかの例文を紹介します。

私が貴社の総合職を志望した理由は、営業活動を活発化させて、貴社の商品を世間に浸透させたいと考えたからです。

私の家庭では、料理を作る際に昔から貴社の商品をたくさん愛用してきました。野菜カッターや圧力鍋、焦げが付着しないフライパンなど他にもたくさんありますが、すべての商品に感銘を受けています。

料理を手伝うようになった頃から私自身も使うようになり、商品1つ1つの利便性に感動を覚えました。商品の使いやすさをさらに広めるべく、総合職として積極的に営業活動を増やし、貴社の商品を世間に宣伝していきたいです。

また、行く行くは開発チームと連携を取り、営業の中で吸い上げたニーズを、貴社の商品に反映させていくような企画を主導できるようになりたいと思っています。

上記は、応募先の企業が開発した商品を、実際に利用したことがある場合の例文です。間接的ではありますが、企業に関わっていたことに触れ、魅力的に感じた内容を記載しています。魅力を感じた理由を具体的に伝えれば、企業に説得力を持たせられるでしょう。

【業界別】総合職を受ける志望動機の例文

【業界別】総合職を受ける志望動機の例文

本項では、総合職の志望動機を業界別に紹介しています。紹介する例文は、志望した業界ごとに合わせて記載したものです。おもに、以下の業界についての志望動機を紹介します。

その他の業界の企業に向けた志望動機の例文を探している人は、就活対策対策資料集のページからダウンロードしてください。

航空業界について書くときの例文

航空業界についての志望動機を紹介します。仕事における意気込みについての記載や、旅行で利用する乗客に向けた内容を記載すれば、企業に注目されやすくなります。

私が貴社の総合職を志望した動機は、飛行機を利用する人々に対し、最後まで旅行のひと時を楽しんでもらいたいと考えたからです。

お客様には、旅行のために飛行機を利用する方もたくさんいると思います。そんな乗客の方々には、出発はもちろんのこと、旅行の帰りについても最後まで笑顔を絶やさず過ごして欲しいと考えています。そのためにも、航空関係に携わる者として、できる限り最高のおもてなしをしたいと考えたのです。

貴社には、「お客様の笑顔を全力でサポートする」という企業理念があります。飛行機を利用する旅客に、空港を出るまでの時間を「よき思い出」として残してもらえるよう貢献出来たらと考えました。

総合職として貴社で活躍できる機会を得られた際は、現在の企業理念を念頭に置き、お客様の笑顔を大切にするよう働きかけたく思います。

旅行で飛行機を利用する際は、航空業界の対応が悪ければ、せっかくのよい思い出も台無しです。旅行の思い出を「よきもの」として残してもらうには、空港や飛行機で過ごす時間まで全力でサポートしなくてはいけません。

航空業界を志望する場合は、上記の例文のように利用者へ寄り添う姿勢をアピールするのもオススメです。さらに、過去の実体験を交えつつ記載するのもよいでしょう。

製造業界について書くときの例文

製造業界に向けた志望動機についての例文を紹介します。以下の志望動機は、製造業界の中でも、細かい作業が必要なものを作る企業という設定です。

私が貴社の総合職を志望した動機は、日本の美しい文化を世界に広めたいと考えたからです。

私は、学生時代に滞在していた留学先で、日本の文化に興味を持つ現地の人たちと出会い、「ぜひ日本文化を紹介してほしい」といわれました。帰国後、世界に日本のよさを伝えられないかと考えていたところ、偶然貴社の商品を扱う店舗を見つけ、一瞬にして魅了されたのです。

貴社の製品は「和」の伝統的なデザインを取り入れながら、機能的なものばかりです。「私もその製造に携わり、世界中の人たちに手に取ってもらいたい」と考えるようになりました。

貴社では、製品を海外に輸出する事業も展開されています。私もその一翼を担い、留学時代に出会った友人含め、世界中たくさんの人々に日本の文化を伝えていきたいです。将来的には輸出事業の責任あるポジションを担い、さらに日本の文化を海外に発信していきたいと考えています。

製造業は、職種や企業によって必要なスキルが異なります。上記では、おもに小物や置物などを製造する企業を想定しているので、器用な手先が必要です。志望動機の記載には、上記のように自分の特技を活かせるアピールを含めてもよいでしょう。

鉄道業界について書くときの例文

鉄道業界への志望動機を記載します。以下の内容は、電車の旅に重点を置いた設定です。

私が貴社の総合職を志望した動機は、電車の窓から見える景色に魅了されたことです。

幼い頃から電車での移動が好きで、よく両親に乗せてもらっていました。そんなある日、電車の運行中に運転席から流れる景色が目に入ったのです。

私は、その頃から電車の窓から見える景色に興味を持つようになりました。その瞬間、自分が運転士になったら毎日この景色が見れると思い、電車を運転する仕事に就きたいと考えたのです。

また、貴社は緑が多い東日本をおもに運行しています。季節によって、四季折々の風景を乗客とともに楽しめると思うと、電車から見える景色が好きな私にとっては最高の時間が得られると感じました。

貴社に入社した際は、運転士に選ばれるよう、ドライバーの技術を身につけたいと思っています。また総合職としては、窓から見える景色と、乗客の安全を大切にする職場にしたいと考えています。

上記の例文は、鉄道業界で何に興味を持ったのかについて触れています。志望動機では、興味を持ちはじめたきっかけと、どのような心意気で働きたいかを記載してもよいでしょう。

総合職の志望動機を書くときの注意点

総合職の志望動機を書くときの注意点

総合職の志望動機を書く際、あらかじめ以下の注意点は把握しておきましょう。

気になる項目があった場合は、志望動機を書く前に必ずチェックしておいてください。

基本的な記載方法を把握しておく

総合職の志望動機を書くときは、前提として基本的な記載方法を把握しておきましょう。志望動機に限った話ではありませんが、選考において書類へ記載するときは、書き方を考慮することが大切です。

書き方を考えないと、まとまりの悪い文章や読みづらい文章になってしまいます。結果的に、採用担当者から最後まで読んでもらえず、落とされるかもしれません。

志望動機の記載例としては、以下の方法を試してみてください。

  1. 志望動機において、企業の魅力的な部分などを短くはっきり記載する
  2. 記載した動機に関して、エピソードを交えて具体的に説明する
  3. 企業や業界にどう貢献できるかを記載する

上記のように記載すれば、まとまりがよく読みやすいものに仕上がります。志望動機で大事なのは内容だけではありません。採用担当者から最後まで読んでもらうためにも、基本的な記載方法を把握しておくことをオススメします。

ほかの企業と差別化を図る

総合職の志望動機は、ほかの企業と差別化を図ることも忘れないようにしてください。自分が持っている強みや興味のある業界、「こんなふうに働きたい」などの動機だけでは、志望度の高さを示せず、企業の目に留まりません。

企業について、魅力に思った部分を記載すると、他社との差別化が図れます。差別化を図るコツとして、ほかの企業では取り扱っていない仕事内容や、企画などについて触れるのがオススメです。

企業を差別化するためには、以下の方法が効果的です。

  • 企業が展開しているサービスで魅力に感じたことを記載する
  • 日常生活で自分が求めていた事柄に貴社が取り組んでいたため、自分も携わりたいと思ったなどと記載する

ほかの企業と差別化を図らなければ「自社以外でもよいのでは?」と思われてしまうため注意が必要です。差別化には、社風や企業理念、職場環境などを含めた理由を記載してもよいでしょう。企業を選んだ理由については、できるだけ具体的に記載することで、説得力が高まります。

応募先の企業にしかない魅力を伝えてこそ、「自社を志望した理由」を納得してもらえます。採用担当者から注目されるには、応募先の企業にしかない特別な要素について触れることが大切です。

条件面の志望理由は書かない

総合職の志望動機を書く際、あまり条件面については触れないよう注意しましょう。ほとんどの企業にとって、「希望したい条件が揃っているから」といった表面上の理由で選ばれても、あまりよいイメージは持てません。

具体例として、以下の内容には触れないよう気をつけてください。

  • 総合職の給与が高いから
  • 勤務地が自宅に近くて楽だから
  • 総合職なのに残業時間が少ないから

上記と似たようなことを記載すると、「条件さえよければどの企業でもいい」と思われ、志望の本気度を疑われる恐れがあります。志望動機には、仕事へのモチベーションにつながり、「この人は活躍してくれそうだ」と思わせるような内容を記載しましょう。

矛盾が起こらないように気をつける

志望動機を書くときは、それ以外の記載内容と矛盾が生じないよう気をつけてください。書類には、志望動機のほかにも自己PRなどを記載する場合がほとんどです。自己PRと志望動機の内容に矛盾が見られれば、提出書類そのものの信ぴょう性が下がってしまいます。

また、就活は書類選考に通過して終わりではありません。面接では、提出書類に記載した内容をもとに質疑応答が行われるのです。

面接で志望動機を聞かれたときに、書類の内容と矛盾した回答をすると、同様に信ぴょう性を疑われてしまいます。志望動機の記載では、ほかの自己PRや面接での回答など、ほかの部分で矛盾が生じないように気をつけましょう。

「人の役に立ちたい」とは書かない

志望動機では、できるだけ「人の役に立ちたいから」と記載するのは控えましょう。仕事が人の役に立つのは当たり前であり、当たり前のことを答えても企業にはささらないからです。

また、企業は募集をかける際、「自社に貢献してくれる人」を探しています。「人の役に立ちたい」という動機は、企業において直接的な貢献にはつながらないのです。

ただし、絶対に書いてはいけないわけではありません。どうしても書きたい場合は、ある程度の工夫が必要です。「人の役に立ちたい」という志望動機を書く際にどう工夫すればよいかについては、下記の記事で具体的に解説しています。気になる人は、ぜひ参考にしてください。

総合職の志望動機が書けない場合はどうするべき?

総合職の志望動機が書けない場合はどうするべき?

総合職の志望動機を書こうとしても、何を書けばよいかが分からず進まない場合もあるでしょう。また、志望動機は指定された枠の中に納まる適切な文字数で書かなくてはいけません。志望動機を書く内容について思いつかない場合は、以下の対処法を試すのが効果的です。

1つずつ解説します。志望動機に行き詰まりそうな人は、以下の内容にも目を通してみてください。

自己分析をやり直す

総合職の志望動機が書けないときは、自己分析をもう一度やり直してみてください。志望動機が思いつかない場合、自己分析ができていない可能性があります。

総合職を志望するのであれば、中核的な業務に携わるための強みを見つける必要があります。再度自己分析を行ってみて、総合職に関係するアピールポイントを探すとよいでしょう。

総合職でアピールしやすい強みとしては、過去にリーダー的な活動を行った経験や、チームをまとめられるスキルなどが該当します。志望動機に迷ったときは、自己分析からやり直してみると、ヒントが見つかるかもしれません。

就活軸を再認識する

総合職の志望動機が書けない場合、就活軸の再認識を行うのも1つの対処法です。志望動機が思いつかない原因として、志望している業界と就活軸とのズレが生じている可能性があります。

再度就活軸を確認し、自分に合った業界や企業を選べているかを、念のためもう一度確認してもよいでしょう。軸が定まっていなかった人は、きちんと就活軸を定めるところからはじめた方が効果的です。

はじめに立てた就活軸と、志望している企業・業界に相違があった場合は注意してください。自己分析のデータをもとに再び軸を定めるか、応募する企業や働きたい業界を考え直す必要があります。

プロのキャリアアドバイザーに相談する

上記の方法を試しても、総合職の志望動機が書けない場合、プロのキャリアアドバイザーに相談してみましょう。キャリアアドバイザーへの相談は、まったく志望動機が書けない人や、きちんと書けているのかが不安な人にオススメです。

キャリアアドバイザーに相談すれば、志望動機の添削からフィードバックまで、すべてのサポートを行ってくれます。また、少しでも不安事がある人は、相談すれば答えてくれるため心強い存在にもなるのです。

書くことが分からない、きちんと書けているか分からないなど問題点がある人は、就活エージェントなどのキャリアアドバイザーに相談してみてください。

総合職の志望動機が書けない人は、キャリチャンの無料就活サポート「就活相談会」に参加してみましょう。このサービスでは、あなたに合った求人を紹介するだけでなく、志望動機が書けない原因を追求し、解決策を提示してくれます。

ほかにも、就活に関することならどんな小さな相談にも乗ってくれるため、不安なく就活を進めたい人にオススメです。

総合職で活躍するために魅力的な志望動機を完成させよう

総合職は、将来的に管理職や責任のある役職を任される存在です。志望動機では、チームをまとめる意欲や能力をアピールしておくと、高評価につながります。

応募した企業に注目されるには、志望動機の内容に工夫を加えなければいけません。過去の経験に触れて説得力を持たせたり、応募先にしかない長所に触れたりすることで、企業の目に留まるでしょう。

どうしても書き方が分からない、思いつかないという人は、キャリアアドバイザーに相談するのも1つの手段です。プロに相談すれば、魅力的な志望動機を書くためのアドバイスをしてくれます。本気で総合職を目指している人は、あらゆる方法を試して、限りなく完璧に近い志望動機を完成させましょう。

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この記事の監修者

監修者:廣瀬舞

廣瀬 舞

株式会社ジールコミュニケーションズ 
HR事業部マネージャー

大学卒業後、教育機関を経て入社。7年間、キャリアカウンセラーとして新卒・中途・既卒求職者の就職を支援し、これまでに4000名以上の求職者を担当し内定まで導いている。女性ならではの親切丁寧な対応が定評を呼んでおり信頼度が厚い。

就活支援の得意分野は「面接対策」。特に現代ならではの動画面接、オンライン面接の対策実績は1000社以上、2000名以上を支援してきた実績がある。

また、これらの知見を活かして学校におけるキャリアガイダンス セミナー内容の監修、講師を務めるなど、幅広くキャリア育成に尽力している

~就活生へのメッセージ~

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